ゆうべ(夕べ)
ゆうべ(夕べ)→いりあいのかね(入相の鐘)
- たえぬとて−ひとをまつへき−ゆふへかは−はなはちるらむ−いりあひのかね
- 【太神宮法楽千句】/朝何[つゆにたに]/長享2(1488)年7月
- わするなよ−またてすくさむ−ゆふへかは−みをおとろかす−いりあひのかね
- 【成立不詳・宗砌以前6巻】/何人[みつたまり]/成立時不詳
- こころなく−たたにすくへき−ゆふへかは−きけやちきりし−いりあひのかね
- 【永正年間百韻34巻】/玉何[ちりてわか]/永正2(1505)年8月22日
このしたつゆ(木の下露)→ゆうべ(夕べ)
- このしたつゆに−かをるひめゆり−なつのひは−やまのすそのを−ゆふへにて
- 【成立不詳・宗砌以前6巻】/唐何[なてしこの]/成立時不詳
- このしたつゆに−くさそふしたる−みやきのの−あきはしかなく−ゆふへにて
- 【菟玖波集/広島大学本】/秋下/文和5(1356)年3月26日
だれをまつ(誰を待つ)→ゆうべ(夕べ)
- たまゆらのよに−たれをまつらむ−いのちこそ−ものおもはする−ゆふへなれ
- 【宝徳四年千句】/唐何[さすはなや]/宝徳4(1452)年3月12日
- をきふくかせに−たれをまつらむ−うきあきも−きみこそしらむ−ゆふへなれ
- 【老葉/書陵部宗訊筆本】/恋下/