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よがながい(夜が長い)

よがながい(夜が長い)→おもいわびる(思い侘びる)

ゆめいくたひの−よこそなかけれ−こひそうき−あきはものかは−おもひわひ
【看聞日記紙背50巻】/山何[ちよもみむ]/応永19(1412)年1月14日
ひとりはなつも−よこそなかけれ−おもひわひ−みしかきこころ−いかかせむ
【文明年間百韻34巻】/何人[ゆきのやま]/文明14(1482)年1月16日

よがながい(夜が長い)→つきをみる(月を見る)

はつしもふれる−よこそなかけれ−まとろます−かりねののへの−つきをみて
【熊野千句】/何田[おそさくら]/文正元(1466)年3月以前
ねさめののちも−よこそなかけれ−ふるさとに−をはすてやまの−つきをみて
【新撰菟玖波集/実隆本】/秋上/明応4(1495)年9月26日

つきいでる(月出る)→よがながい(夜が長い)

ゆふやまの−いろあるくもに−つきいてて−しかなくころは−よこそなかけれ
【看聞日記紙背50巻】/何船[あきかせの]/応永15(1408)年7月23日
ふけてのち−やまち□□□は−つきいてて−かねきくまて□−よこそなかけれ
【看聞日記紙背50巻】/山何[かせやくも]/応永26(1419)年10月25日

ねざめする(寝覚めする)→よがながい(夜が長い)

つきもはや−かたふくそらに−ねさめして−こしかたおもふ−よこそなかけれ
【明応年間百韻22巻】/何人[ふきすてよ]/明応7(1498)年閏10月6日
いろいろに−あきはこころの−ねさめして−あらましつくす−よこそなかけれ
【大永年間百韻14巻】/山何[うめやなき]/大永7(1527)年1月19日