よもすがら(夜もすがら)
よもすがら(夜もすがら)→ともしびのかげ(灯の影)
- よもすから−このはのたたく−とをとちて−はやきえかての−ともしひのかけ
- 【熊野千句】/何人[よろつとせ]/文正元(1466)年3月以前
- よもすから−まつはかせふく−ふるてらに−つきこそまとの−ともしひのかけ
- 【延徳年間百韻16巻】/何船[はるすきぬ]/延徳4(1492)年4月8日
すだれをまけばゆき(簾を巻けば雪)→よもすがら(夜もすがら)
- すたれをまけは−ゆきしろきやま−よもすから−しくれしつきの−けさすみて
- 【弘治年間百韻8巻】/何船[たくそてに]/弘治2(1557)年12月2日
- すたれをまけは−けさのうすゆき−よもすから−あらしをそてに−かたしきて
- 【成立不詳・宗養以前8巻】/朝何[なひくよや]/成立時不詳