ういあき(憂い秋)
ういあき(憂い秋)→うえないならきかないおぎのうわかぜ(植えないなら聞かない荻の上風)
- うきことは−こころにたえぬ−あきなるに−うゑすはきかし−をきのうはかせ
- 【文和千句】/何人[なはたかく]/文和5年
- うきことも−われとしるへき−あきなるに−うゑすはきかし−をきのうはかせ
- 【菟玖波集/広島大学本】/雑一/文和5(1356)年冬〜翌年の春
いにしえのつき(古の月)→ういあき(憂い秋)
- みしはいつその−いにしへのつき−うきあきに−よのことわりも−おほほえす
- 【享徳二年千句】/唐何[こころひく]/享徳2(1453)年8月11日〜13日
- おもかけはたた−いにしへのつき−とほからぬ−よはのとたえも−うきあきに
- 【下草/龍谷大学本】/恋下/延徳2(1490)年〜3年春頃