【下草/龍谷大学本】
- あきかぜのこえ(秋風の声)
- あきくさ(秋草)
- あめすぎたあとのしずけさ(雨過ぎた後の静けさ)
- ありあけのつき(有明の月)
- いにしえのつき(古の月)
- いりひかげ(入り日影)
- いろかわるころ(色変わる頃)
- いわがね(岩が根)
- かぜがみにしみる(風が身にしみる)
- かねなる(鐘鳴る)
- くさはのこらないゆきのしたおれ(草は残らない雪の下折)
- けさのはつゆき(今朝の初雪)
- さくらのうえ(桜の上)
- しずか(静か)
- しばのとのうち(柴の戸の内)
- だれをまつ(誰を待つ)
- ちどりなくこえ(千鳥鳴く声)
- ちるはな(散る花)
- つれない(連れない)
- ながあめのそら(長雨の空)
- はつかぜときのうはきいてあきふける(初風と昨日は聞いて秋更ける)
- はなちる(花散る)
- はるのあけぼの(春の曙)
- ひとかげもしない(人影もしない)
- ひとがうらめしい(人が恨めしい)
- ひともある(人もある)
- ほととぎす(時鳥)
- まつかぜがふく(松風が吹く)
- みずににおうやまぶき(水に匂う山吹)
- みやごともない(宮事もない)
- むしのこえ(虫の声)
- ものごと(物毎)
- やまのかげ(山の陰)
- やまのはのつき(山の端の月)
- やまほととぎす(山時鳥)
- ゆきのうち(雪の内)