きぬぎぬ(後朝)
きぬぎぬ(後朝)→ありあけのつき(有明の月)
- きぬきぬの−もすそはつゆに−うちぬれて−みれはみにしむ−ありあけのつき
- 【文明十四年万句52巻】/二字反音[はなはみな]/文明14(1482)年7月4日〜9月14日
- きぬきぬの−なみたをたにも−かたみとや−なみたをのこす−ありあけのつき
- 【菟玖波集/広島大学本】/恋中/文和5(1356)年冬〜翌年の春
きぬぎぬ(後朝)→そでのうつりが(袖の移り香)
- きぬきぬの−つらきかきはの−したのおひ−のこりもふかき−そてのうつりか
- 【元亀二年千句】/何木[たきなみの]/元亀2(1571)年3月5日
- きぬきぬの−おもかけのこる−けさのつき−ともにやとまる−そてのうつりか
- 【看聞日記紙背50巻】/何人[まつちかし]/応永32(1425)年6月25日
- きぬきぬの−おもかけかすむ−あさほらけ−きゆるもをしや−そてのうつりか
- 【天文年間百韻38巻】/xx[しかそなく]/天文24(1555)年9月19日