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そでぬれる(袖濡れる)

そでぬれる(袖濡れる)→くさのはら(草の原)

おほろつきよに−そてそぬれぬる−つゆをたに−わするなきえむ−くさのはら
【竹林抄/新古典文学大系本】/恋下/文明8(1476)年5月頃
ゆくへもしらす−そてそぬれぬる−みしひとを−とへはかせふく−くさのはら
【心敬関係10種】/心玉集/静嘉堂文庫本/

そでぬれる(袖濡れる)→あかつき(暁)

たのまぬよはも−そてはぬれけり−あかつきの−つきにおちくる−かねのおと
【大永年間百韻14巻】/山何[うめやなき]/大永7(1527)年1月19日
おとろくほとに−そてはぬれけり−あかつきの−かねこそゆめの−わかれなれ
【菟玖波集/広島大学本】/恋中/文和5(1356)年冬〜翌年の春

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→そでぬれる(袖濡れる)

ひとのこころの−かはるよのなか−ききわひぬ−しくれこのはに−そてぬれて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−おいかみは−わかなつむにも−そてぬれて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬