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ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→あきのくれ(秋の暮れ)

ひとのこころの−かはるよのなか−やまさとを−うかれいてめや−あきのくれ
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−いまをなほ−とへやよしのの−あきのくれ
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→あきがくる(秋が来る)

ひとのこころの−かはるよのなか−うつせみの−はやまおろしに−あきはきて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−しるしらぬ−ひとつなみたに−あきはきて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→あわれ(哀れ)

ひとのこころの−かはるよのなか−よもきふを−かれぬあるしは−あはれにて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−なきあとは−にくかりしたに−あはれにて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→いろみえる(色見える)

ひとのこころの−かはるよのなか−まちをしむ−はなにほとなき−いろみえて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−たけはその−こをおもふとも−いろみえて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→ういみのとき(憂い身の時)

ひとのこころの−かはるよのなか−うきみさへ−ときにやあふと−はるたちて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−うきみさへ−いまはのときや−をしからむ
【萱草/伊地知本】/雑/文明6(1474)年2月以前

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→おとろえる(衰える)

ひとのこころの−かはるよのなか−そのいへは−のこれとみちの−おとろへて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−あかむれは−かみのしるしは−おとろへて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→そでぬれる(袖濡れる)

ひとのこころの−かはるよのなか−ききわひぬ−しくれこのはに−そてぬれて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−おいかみは−わかなつむにも−そてぬれて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→たび(旅)

ひとのこころの−かはるよのなか−うきにあひ−なさけをみるも−たひなれや
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−うみやまの−なあるところも−たひなれや
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→ちぎり(契り)

ひとのこころの−かはるよのなか−なへてうき−あきなとほしの−ちきるらむ
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−むかしたれ−はなよりまつを−ちきるらむ
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→つきをみる(月を見る)

ひとのこころの−かはるよのなか−よつのとき−いつれまさると−つきをみて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−すさましと−いひししはすの−つきをみて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→とりどり(とりどり)

ひとのこころの−かはるよのなか−さむきひは−みつにいるてふ−とりとりに
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−すてかたき−わかふたみちの−とりとりに
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→はかないはねをならべるとりべやま(儚い羽根を並べる鳥部山)

ひとのこころの−かはるよのなか−はかなしや−はねをならへし−とりへやま
【萱草/伊地知本】/恋/文明6(1474)年2月以前
ひとのこころの−かはるよのなか−はかなしや−はをもならへし−とりへやま
【老葉/書陵部宗訊筆本】/旅/

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→はなさく(花咲く)

ひとのこころの−かはるよのなか−のへをわけ−やまちをたとる−はなさきて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−みやまきを−かたはらになす−はなさきて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→はなもない(花もない)

ひとのこころの−かはるよのなか−うれへある−みはなかめつる−はなもなし
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−うたのみち−まことをうるは−はなもなし
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→はねをならべるとりべやま(羽根を並べる鳥部山)

ひとのこころの−かはるよのなか−とりへやま−はねをならへし−すゑたえて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−はかなしや−はねをならへし−とりへやま
【萱草/伊地知本】/恋/文明6(1474)年2月以前

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→ひとつ(一つ)

ひとのこころの−かはるよのなか−つきはたた−みやもわらやも−ひとつにて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−こをおもふ−みちのみたれも−ひとつにて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→ほととぎす(時鳥)

ひとのこころの−かはるよのなか−ほとときす−はななきころを−なくさめて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−またしよも−なきかやまちの−ほとときす
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−ほとときす−かへるやまちは−ともならて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→みをしらない(身を知らない)

ひとのこころの−かはるよのなか−うれしさも−うきもゆめなる−みをしらて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−ときをえは−なほおそるへき−みをしらて
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→みをしる(身を知る)

ひとのこころの−かはるよのなか−みをしれは−われとさためむ−やともなし
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−みをしれは−いはむうらみも−なきものを
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬

ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→わがうえ(我が上)

ひとのこころの−かはるよのなか−わかうへに−おもはてたれを−そしるらむ
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬
ひとのこころの−かはるよのなか−わかうへに−ほしのひとよの−あきもかな
【専順宗祇百句付】/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬