はるのあけぼの(春の曙)
はるのあけぼの(春の曙)→うぐいす(鶯)
- おくつゆふかき−はるのあけほの−うくひすの−つはさにのこる−ゆきおちて
- 【永禄元年花千句】/□□[みるままに]/永禄元(1558)年3月23日〜25日
- いまいくかかは−はるのあけほの−うくひすの−かへるふるすや−たとるらむ
- 【至徳以前百韻7巻】/xx[はなちりて]/存疑/至徳4(1387)年以前
- こころつくしの−はるのあけほの−うくひすの−こゑにまくらを−そはたてて
- 【天正四年万句70巻】/何物[きくやいかに]/天正4(1576)年5月6日〜7月19日
はるのあけぼの(春の曙)→かすむよ(霞む夜)
- こころにとまる−はるのあけほの−かすむよの−つきをなこりの−かりなきて
- 【新撰菟玖波集/実隆本】/春上/明応4(1495)年9月26日
- はなにほひくる−はるのあけほの−かすむよの−ともしひうすき−まとにねて
- 【宗祇関係2種】/心敬専順点宗祇付句/
はるのあけぼの(春の曙)→かすむ(霞む)
- よをものこさぬ−はるのあけほの−つきそなき−むかふうちにや−かすむらむ
- 【成立不詳・宗長以前15巻】/□□[またもなき]/成立時不詳
- ふるきみやこの−はるのあけほの−ひさかたの−つきのいくよか−かすむらむ
- 【下草/龍谷大学本】/春/延徳2(1490)年〜3年春頃