ほのか(仄か)
ほのか(仄か)→あきのはつかぜ(秋の初風)
- ゆふつくよ−なかむるかけも−ほのかにて−おほえぬはかり−あきのはつかせ
- 【池田千句】/唐何[つゆかけて]/永正7(1510)年春以前<永正5年春>
- なかそらに−くるれはつきの−ほのかにて−ふきたちけりな−あきのはつかせ
- 【毛利千句】/何船[みてもおもふ]/文禄3(1594)年5月12日〜16日
ほのか(仄か)→ところどころ(所々)
- このしたの−はたやくかたは−ほのかにて−ところところに−まきしあはれさ
- 【称名院追善千句】/山何[ことつてむ]/永禄6(1563)年12月14日〜18日
- ふゆたにも−ひつしのすゑの−ほのかにて−ところところに−しろきはつしも
- 【羽柴千句】/初何[ふしたては]/天正6(1578)年5月18・19日