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ところどころ(所々)

ところどころ(所々)→わかつ(分かつ)

ところところの−まこもかるあと−なかれにや−むらのさかひを−わかつらむ
【元亀年間百韻6巻】/何人[はなのときも]/元亀4(1573)年6月6日
ところところの−ひとにあひつつ−ぬるかうちの−ゆめにもみをや−わかつらむ
【菟玖波集/広島大学本】/雑二/文和5(1356)年冬〜翌年の春

ところどころ(所々)→なきいでる(鳴き出る)

ところところに−うもれきのえた−やまからす−くものそこより−なきいてて
【称名院追善千句】/初何[したふなよ]/永禄6(1563)年12月14日〜18日
ところところに−なれるうめその−しろたへの−ゆきにうくひす−なきいてて
【大原野十花千句】/二字返音[つゆならて]/元亀2(1571)年2月5日〜7日

ところどころ(所々)→かけはし(掛橋)

ところところの−しもしろきいろ−かけはしの−くちたるかたは−こすなみに
【天正年間百韻57巻】/何路[とふひとの]/天正14(1586)年3月19日
ところところの−こけのいはかね−かけはしの−とたえもかりに−うちわたし
【天正年間百韻57巻】/□□[ききわくや]/天正18(1590)年10月8日

なる(なる)→ところどころ(所々)

いつすみて−とほさとをのと−なりぬらむ−ところところに−けふるいへいへ
【延徳年間百韻16巻】/何人[まつみよと]/延徳4(1492)年2月8日
さはみつの−すゑやすくなく−なりぬらむ−ところところに−つくるをやまた
【天正四年万句70巻】/何路[うすきりに]/天正4(1576)年5月6日〜7月19日

ほのか(仄か)→ところどころ(所々)

このしたの−はたやくかたは−ほのかにて−ところところに−まきしあはれさ
【称名院追善千句】/山何[ことつてむ]/永禄6(1563)年12月14日〜18日
ふゆたにも−ひつしのすゑの−ほのかにて−ところところに−しろきはつしも
【羽柴千句】/初何[ふしたては]/天正6(1578)年5月18・19日