みねこえる(峰越える)
みねこえる(峰越える)→はるのかりがね(春の雁)
- くもにけふ−はなちりはつる−みねこえて−きけはいまはの−はるのかりかね
- 【長享年間百韻6巻】/何人[ゆきなから]/長享2(1488)年1月22日
- ゆきおくれ−ひとりかすみの−みねこえて−よはあけかたの−はるのかりかね
- 【大永三年月並千三百韻】/□□[はるをまつ]/月並千三百韻/大永3(1523)年11月23日
やまほととぎす(山時鳥)→みねこえる(峰越える)
- かけたにとめよ−やまほとときす−みしかよの−つきもいまはた−みねこえて
- 【宮島千句】/何船[ちかしてふ]/天文20(1551)年5月9日〜11日
- なけむらくもの−やまほとときす−さみたれの−なこりすすしく−みねこえて
- 【園塵第三/続群書類従本】/夏/文亀元(1501)年3月18日
ゆうぐれのくも(夕暮れの雲)→みねこえる(峰越える)
- それもともなる−ゆふくれのそら−くもにけふ−はなちりはつる−みねこえて
- 【長享年間百韻6巻】/何人[ゆきなから]/長享2(1488)年1月22日
- すすしきやまの−ゆふくれのそら−かせさそふ−ひとむらさめの−みねこえて
- 【成立不詳・宗祇以前15巻】/何船[きたにみる]/成立時不詳