ゆうぐれのくも(夕暮れの雲)
ゆうぐれのくも(夕暮れの雲)→しぐれる(時雨れる)
- をのへにのこる−ゆふくれのくも−やまさとや−はるるともなく−しくるらむ
- 【延徳年間百韻16巻】/何人[はなやあらぬ]/延徳2(1490)年2月25日
- へたつるかたの−ゆふくれのくも−やまとりの−をのへのまつや−しくるらむ
- 【大永三年月並千三百韻】/□□[はなにつき]/月並千三百韻/大永3(1523)年3月23日
ゆうぐれのくも(夕暮れの雲)→ほととぎす(時鳥)
- なかめこそやれ−ゆふくれのくも−きのふかも−なきつとききし−ほとときす
- 【天文十八年梅千句】/何墻[しつくさへ]/天文18(1549)年正月11日
- わかやまのはの−ゆふくれのくも−こころとや−なくねをしまぬ−ほとときす
- 【大永四年月並千二百韻】/□□[へたつなよ]/月並千二百韻/大永4(1524)年3月23日
ゆうぐれのくも(夕暮れの雲)→みねこえる(峰越える)
- それもともなる−ゆふくれのそら−くもにけふ−はなちりはつる−みねこえて
- 【長享年間百韻6巻】/何人[ゆきなから]/長享2(1488)年1月22日
- すすしきやまの−ゆふくれのそら−かせさそふ−ひとむらさめの−みねこえて
- 【成立不詳・宗祇以前15巻】/何船[きたにみる]/成立時不詳