つきはありあけ(月は有明)
つきはありあけ(月は有明)→ほととぎす(時鳥)
- くもりしままの−つきはありあけ−ほとときす−いまひとこゑは−つれなくて
- 【壁草/大阪天満宮文庫本】/夏/永正2(1505)年8月23日以後同3年3月以前
- またとへかしの−つきはありあけ−ほとときす−ゆめちをすきて−さむるよに
- 【合点之句/神宮文庫本】/夏/天文9(1541)年12月25日
なくほととぎす(鳴く時鳥)→つきはありあけ(月は有明)
- ほとときす−はなのなかはに−きてもなけ−つきはありあけの−おほろなるころ
- 【弘治三年春雪千句】/何衣[なくきしの]/弘治3(1557)年正月7日〜9日
- たかかたの−あめになくらむ−ほとときす−つきはありあけの−なつのよのそら
- 【那智篭/北野天満宮本】/永正十四年/