とりのひとこえ(鳥の一声)
とりのひとこえ(鳥の一声)→あける(明ける)
- はるかにすくる−とりのひとこゑ−しつかなる−よはのけしきや−あけぬらむ
- 【天文年間百韻38巻】/何人[なやここに]/天文4(1535)年5月1日
- はつかになりぬ−とりのひとこゑ−またれつる−ねさめのそらや−あけぬらむ
- 【天文年間百韻38巻】/何路[あさかほの]/天文10(1541)年7月29日
とりのひとこえ(鳥の一声)→ほととぎす(時鳥)
- しはしなくさむ−とりのひとこゑ−ねさめては−それかあらぬか−ほとときす
- 【天正四年万句70巻】/何船[なかきよの]/天正4(1576)年5月6日〜7月19日
- こすゑはるけき−とりのひとこゑ−むかしおもふ−たちはなてらの−ほとときす
- 【園塵第四/早稲田大学本】/夏/永正6、7年
はなのかげ(花の陰)→とりのひとこえ(鳥の一声)
- ひとかへる−あとしつかなる−はなのかけ−かすむゆふへの−とりのひとこゑ
- 【石山四吟千句】/青何[つきやふね]/天文24(1555)年8月15日〜19日
- ちるまてと−おもふやまれの−はなのかけ−かへりつくして−とりのひとこゑ
- 【享禄年間百韻8巻】/何船[はるのいろ]/享禄5(1532)年1月18日