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みにしみる(身にしみる)

みにしみる(身にしみる)→そでにかける(袖に掛ける)

みにしめて−おもふきよみか−いそまくら−なみのおとをも−そてにかけつつ
【紹巴亡父追善千句】/何木[おとろけと]/天文24(1555)年3月26日〜晦日
みにしめて−わすれぬこそは−かたみなれ−ひとのなみたを−そてにかけつつ
【永禄元年花千句】/□□[さそふなよ]/永禄元(1558)年3月23日〜25日

みにしみる(身にしみる)→つきさやか(月さやか)

ことのねの−あかぬしらへを−みにしめて−おきゐてみれは−つきさやかなり
【飯盛千句】/何木[かすかのの]/永禄4(1561)年5月27日〜29日
みつのえや−ゆふへのあはれ−みにしめて−よさのみなとの−つきさやかなり
【寛永年間百韻15巻】/□□[ふたよあけて]/裏白/寛永5(1628)年1月3日

あきかぜのこえ(秋風の声)→みにしみる(身にしみる)

なみたすすむる−あきかせのこゑ−ものおもへは−くものはたても−みにしみて
【難波田千句】/□□[あくるよを]/文明14(1482)年10月前後
このくれよりの−あきかせのこゑ−みにしみて−いくたのもりの−かけさひし
【宗長関係8種】/老耳/天理本/

あきのよのつき(秋の夜の月)→みにしみる(身にしみる)

ひとのかたみの−あきのよのつき−しもまよふ−かれののすすき−みにしみて
【表佐千句】/何衣[よるやあめ]/文明8(1476)年3月6日<〜8日>
あくかれてゆく−あきのよのつき−ものおもふ−みちののかせは−みにしみて
【諸尊法紙背3巻】/手何[むすふにも]/建武4(1337)年6月23日