おと
- あきないことのね(飽きない琴の音)
- →まつかぜのつき(松風の月)
- かえるとりのね(帰る鳥の音)
- →くれわたる(暮れ渡る)
- きぬたのおと(砧の音)
- →たまぼこのゆくえ(玉鉾の行方)
- さわみずのおと(沢水の音)
- →ふねくだすふしみ(舟下す伏見)
- しぎのはねおと(鴫の羽音)
- →あきのしも(秋の霜)
- ちかいかわおと(近い川音)
- →すずしさ(涼しさ)
- つゆのおときくにわ(露の音聞く庭)
- →たまだれのきり(玉垂の霧)
- とまりぶねおとしていずち(泊まり舟音していずち)
- →たびのくにぐにのひと(旅の国々の人)
- はるのもののね(春の物の音)
- →あらればしりのよるのつき(霰走りの夜の月)
- みずのおと(水の音)
- →いずこにある(何処にある)
- むしのね(虫の音)
- →ころもでのつゆ(衣手の露)
- →ふるさとのあき(古里の秋)
- つきがこおる(月が氷る)→
- よわのむしのね(夜半の虫の音)
- →つきにかりまくら(月に仮枕)