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飲食部四|料理下|天麩羅
[p.0257] 嬉遊笑覧 十上飲食 文化のはじめ頃、深川六軒ぼりに松がすし出きて、世上すしの風一変し、それより少し前に、日本橋きはのやたいみせにて、吉兵衛と雲もの、よきてんぷらし出してより、他所にもよきあげものあまたになり、是また一変なり、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|名称
[p.0351] 嬉遊笑覧 十上飲食 飯お台といふ、女房詞なるべし、〈○中略〉和名抄糄〓、和名比女、或説雲、非米非粥之義也とあれば、ひめは今世の常の飯とみえたり、御台と御膳といふとおなじ、食は必ず台に載るものなればなり、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|〓
[p.0387] 嬉遊笑覧 十上飲食 説文曰、〓以羹澆飯也、これ汁かけ飯なり、こゝにてむかし汁おば飯にかけてくひしなり、〈○中略〉悔草に貴人よりはやく汁などかけず、湯おのむとも見合て、はしお下におくべしなどいへり、 ...
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飲食部九|菓子|雑菓子
[p.0665] 嬉遊笑覧 十上飲食 今のよき菓子どもは、大かた昔〈正徳五年〉なかりしものなり、〈○中略〉唯駄菓子(○○○)はかはらず、それも今は品数許多にて枚挙に徨あらず、よからぬものお駄といふは、乗馬ならね駄馬より雲にや、 ...
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器用部一|飲食具一|以製作為名
[p.0013] 嬉遊笑覧 二下/器用 黒漆の椀(○○○○)は賤きものにて、田舎にのみ用ひたりしお、宗易〈○千家〉好事に、茶席に用ひたりしより、会席椀と称するものお、ことさらに作ることゝはなれり、 ...
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器用部一|飲食具一|以形状為名
[p.0019] 嬉遊笑覧 二下/器用 糸底なきお坊主椀(○○○)といふ、続五元集に糸じりのなきもおかしき坊主椀、これ糸尻なきにはあらず、其処内に窪みたるおいふ、よしの椀などにあるもの也、 ...
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器用部一|飲食具一|以用法為名
[p.0035] 嬉遊笑覧 二下/器用 近ごろじつきん(○○○○)とて、茶盌の数、十あるお、一づヽ色お異にし、絵も各同じからず、老少年(はけいとう)お、十様錦といふが如く、十錦とは呼なるべし、 ...
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器用部一|飲食具一|以産地為名
[p.0042] 嬉遊笑覧 二下/器用 根来は、そのかみよき朱ぬりおしたる処なり、〈○中略〉根来山破られて後、薩摩の田代根古へ行たる者あり、彼処よりは朱出る故、縁ありて行たりけん、そこにて椀お作りて、塗たるもの多しとなむ、 ...
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器用部一|飲食具一|以産地為名
[p.0042] 嬉遊笑覧 二下/器用 根来は、そのかみよき朱ぬりおしたる処なり、〈○中略〉薩摩椀(○○○)はわろかりしお、鷹筑波に、さつま椀花ぬりはたゞのり地かな、〈薩摩守忠度お隠したり〉 ...
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器用部一|飲食具一|七つ椀
[p.0045] 嬉遊笑覧 二下/器用 七つ椀(○○○)といふものは、おや椀、汁椀の外に中椀あり、其外蓋四つあり、椀毎にふたに用て一つ残る、女は本椀より中椀に取分てくふ、残りたる蓋は高鉢の台の端に置て臨時の用とす、 ...
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器用部二|飲食具二|合子種類
[p.0073] 嬉遊笑覧 二下/器用 里ばなれたる処などには、漆もぬらぬ合子お用ひたる故に、質朴に堅固なるものお、白木合子(○○○○)といふ是なり、夢窻国師本来意およめる、山賤の白木の合子そのまゝに漆つけねばはげ色もなし、 ...
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器用部四|飲食具四|雑盃
[p.0243] 嬉遊笑覧 十上/飲食 誰袖海に、むさし野はおくゆき浅し、笠さかづきはかさびくなりとかく熊がへ、これおみれば、武さし野は大なれども浅きおいへり、くまがへといへる編笠にあり、其形の杯とみゆ、 ...
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器用部五|飲食具五|食籠
[p.0285] 嬉遊笑覧 二下/器用 食籠は東山殿御飾記、君台観座右帳、仙伝抄に、棚にかざれる図あり、重に作りたるもの多し、又私の贈り物はこれお用、宗碩の佐野渡に、此ふたりの方より食籠などいふもの、とりどりにてこま〴〵と書おくり侍る、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0395] 嬉遊笑覧 一下/容儀 或諸侯の蔵物に、紫檀にて作れる古き櫛二つ有、一つは形円く、傍に短き柄ありて自在に動く、今の毛筋通しなどの用おなすもの歟、一つはみねお鳥の形に彫たり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0399] 嬉遊笑覧 一下/容儀 透しの櫛は、其後元文頃より近く天明迄も行はれたり、〈○中略〉其後はやれるは、歯の処玳瑁水牛にて、たけ短く面お広くして、銀の覆輪(○○○○)、種々の摸様おすかしに造りたり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛押
[p.0416] 嬉遊笑覧 一下/容儀 櫛押への出来しもその頃、〈○宝暦〉なり、帽子針の頭お曲たるやうに作る、頭の丸き処に紋などほるなり、銀にて作る、明和二年前句附、広いことかな〳〵、当世は軒端にあまる櫛が出来、 ...
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器用部八|容飾具三|簪/名称
[p.0430] 嬉遊笑覧 一下/容儀 かんざしに二義あり、挿頭花は髪刺の義、風流に花お折てさしたるがもとにて、是お細工に作り、意巧お加へて様々にするなり、年賀などに用るは、老おかくす意なり、 ...
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器用部九|容飾具四|鬘商
[p.0465] 嬉遊笑覧 一下/容儀 籠耳草子に、男女所業のかはれることおいひて、御池長者町には男のせんだく綿つみあり、やがて女のかご舁、男のおちやないも出づべきにやと、あるまじきおいひしかど、おなじ業なるかつらやは、男の職となれり、 ...
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器用部九|容飾具四|紅粉種類
[p.0506] 嬉遊笑覧 一下/容儀 寒のべにお賞する事は、貞徳独吟百韻、障碍おやしはすの月の天狗ども、紅粉に木の葉のちりてまじれる、自注に師走紅粉、木の葉天狗といふ寄合せなり、懐子俳諧集〈二〉色見えてうつろうものや寒のべに、〈山田女〉 ...
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器用部九|容飾具四|伽羅油
[p.0523] 嬉遊笑覧 一下/容儀 賢女心化鞍といふ草子に、姑六十年以前の事お定規にして、嫁のかみゆふおみるに、伽羅の油お付らるゝがあれば、武家がたの中間奴などが、髭にてぞ付る物なるに、女のあたまに付るとは、あんまりけうとい事なり、 ...
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器用部九|容飾具四|油筒
[p.0526] 嬉遊笑覧 一下/容儀 古へは、綿に香油お漬し置て用ゆるのみなり、後には是お竹筒に貯へけるにや、〈宗鑑、山崎にて竹の油筒お作りて售しとかや、〉望一千句、竹の筒ふりふられのる中はうし髪の油に涙たりそふ、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝種類
[p.0581] 嬉遊笑覧 二中/服飾 今牙杖に削り造る木、黒もじ、かんぼく、白楊等あり、黒もじは、木の高さ一丈許に至り、葉椎に似て鋸歯なし、春若葉の出る時黄花咲、秋丸き実なる榎に似たり、皮は色青く、黒き斑あり ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝種類
[p.0582] 嬉遊笑覧 二中/服飾 打やうじと雲ひしは、今のふさやうじなり、平やうじ(○○○○)、今〈○文政年間〉もあり、平めにして、少しそりたるなり、茶菓子などに二本添て箸に用、むかしのは、大かた今の弁当箸よりも長しと見ゆ、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝種類
[p.0583] 嬉遊笑覧 二中/雎飾 爪楊枝は、八文舎が色三線に、〈浮世男おいふ処〉こぎくの五つ折、爪楊枝お指こみ雲々とあれば、此頃は小き楊枝も出来て、壼打などは懐中にもたざりしにや、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝店
[p.0591] 嬉遊笑覧 二中/服飾 江戸にて、楊枝商人の多きは、浅草寺境内に勝る処なし、此商人古くより有しとなむ、昔は茶筅と楊枝お櫃のうへに並べ置て売たりとぞ、是完永頃よりありしものといへるはおぼつかなし、 ...
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器用部十一|澡浴具二|盥種類
[p.0597] 嬉遊笑覧 七/祭祀 完政の末、品川海晏寺開帳ありて、山上なる銀杏の大木お心(しん)として、桐油合羽にて、大仏の像お造りて、〈白毫は大なる銅手洗(○○○)、螺髪は蜜柑籠、指の爪は、管笠なり、〉観せ物とす、 ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭種類/以色為名
[p.0636] 嬉遊笑覧 二上/服飾 昔々物語に、〈○中略〉柿の三尺手拭にて鉢巻して往還するもあり、今は此体にてありく人なし、落穂集にも酉年回禄に、澀手拭(○○○)の鉢巻したる侍の事おいへり、〈柿手拭は澀ぞめ也(○○○○○○○○)〉 ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭用法
[p.0646] 嬉遊笑覧 二上/服飾 五元集、名月や居酒のまんと頬かぶり、明暦二年丙申二月廿四日町触、跡々より如申触候ほゝかぶり、頬覆面弥法度候間、あみ笠の下、又は編笠なしにも、堅仕間敷候、むかしよりこの法度は有しなり、 ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭用法
[p.0649] 嬉遊笑覧 二上/服飾 今は三尺手拭といふもの旅客の腰帯とし、また賎者のひとへ帯となるのみなり、昔も武家の小者など布のしごきたるお帯とするさま、古画に見えたり、是も手巾なるべし、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以製作為名
[p.0390] 嬉遊笑覧 二中/器用 編笠の下に紙のふくめんしたる古画あり、是等は手軽きお風流とせしなるべし、〈○中略〉誰身の上三深きあみ笠引かぶり、はな紙折て顔にあて、日々にあげやとやらむへかよふ雲々、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以製作為名
[p.0404] 嬉遊笑覧 二中/器用 安斎雲、白打出の笠は、銀お打のべたる笠なるべし、〈○中略〉白とは銀のことなりといへど、非なるべし、うちでは打出の太刀などの如く、新たに作りたるおいふ、古きは白からず、故に白打出といふ也、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以使用者為名
[p.0416] 嬉遊笑覧 一下/容儀 慶長の頃の風お、古画ども見て考ふるに、〈○中略〉又女の笠は市女笠にて、下にかつら布お、二布合せて縫たるお、後の方に尻の下までさげたるも有り、 ...
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器用部二十三|行旅具中|以用法為名
[p.0460] 嬉遊笑覧 二中/器用 我衣に、大黒屋の聾がさと雲は名代なり雲々とあるは、今大黒傘といふ、これそのかみの壺屋がざ(○○○○)なるべし、つんぼがさは、つぼやお訛りしものか、 ...
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器用部二十三|行旅具中|以使用者為名
[p.0460] 嬉遊笑覧 二中/器用 完永頃の画に、小児の傘、さま〴〵の紋おかきたるに、筒護りと絹などさげたる図あり、是は近世までもかくあり、それ故神祭に出るねり子供のさしかけ傘其体なり、 ...
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器用部二十三|行旅具中|雑傘
[p.0462] 嬉遊笑覧 二中/器用 風流傘(○○○)は、文永賀茂祭の古画にみゆ、是はたゞ見物の為にて、傘鉾などの如し、太平記大森彦七の条に、装束の唐かさ程なるといへるも、縁に帛など付たる唐かさおいふなるべし、 ...
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器用部二十四|雑具|烟草入
[p.0553] 嬉遊笑覧 二中/器用 羊羹といふ紙烟草いれ(○○○○○○○○○○)、四五十年以前、江戸橋四日市の竹屋清蔵にて、かます形(○○○○)なるお百文づゝに売たり、其後松本屋といふ、紙たばこ入の棚お、田所町に出して、くすべ紙のよきお製す、 ...
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器用部二十五|舟上|以製作為名
[p.0623] 嬉遊笑覧 二下/器用 へか舟(○○○) 羽根田〈○武蔵国〉の海辺の漁舟に、へか舟と呼ものあり、薄板の小舟なり、按るに難波にへかと呼小車あり、へかはへこといふと同く、軽細の義と聞ゆ、 ...
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器用部二十五|舟上|以製作為名
[p.0628] 嬉遊笑覧 二下/器用 すべて、昔の大やかた(○○○○)は、幅に比ぶれば、竪に長過たるものにて、何丸などゝ船の名おしるすは、金物にて文字お刻み、入口の戸の上の横木に打付たり、今の如く扁額お造りて懸たるはなし、 ...
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器用部二十五|舟上|以製作為名
[p.0632] 嬉遊笑覧 七/行遊 難波にては、屋形舟お御座といふ、明暦二年、懐子〈五〉河消遥、河御座の凉しくもあり今日の秋、〈藤昌〉やかた船といふ名もなきにあらず、椀久物語、鷲尾に詣るところ、淀のえだ川に屋形舟おかざらせ、〈○下略〉 ...
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歳時部十三|年始雑載|初夢|節分夜初夢
[p.0891] 嬉遊笑覧 八忌諱 初夢、〈◯中略〉日次紀事、〈◯中略〉この説にては除夜の夢おいへり、〈◯中略〉日次紀事の説は誤れり、いつにても節分の夜のお初夢とするなり、 ...
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歳時部十七|七月七日|乞巧奠|臣庶乞巧奠
[p.1239] 嬉遊笑覧 六下児戯 江戸にて近ごろ文政二三年の頃より七夕の短冊つくる篠に、種々の物お色紙にて張りてつるす、其頃はなべてせしにはあらざりし、隻浜町辺の町屋などにて見しが、今は大かた江戸の内、せぬ所もなきやうなり、 ...
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植物部十|木九|柿利用
[p.0619] 嬉遊笑覧 十上飲食 ころ柿(○○○)、乾たる柿おなべていふに非ず、雍州府志に、宇治にて秋の初めに小き澀柿お採、皮おむき蒂おとり、縄につるし、陰乾にしたるが、円き故に転柿といふといへり、 ...
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植物部十四|草三|茅
[p.0918] 嬉遊笑覧 十二/草木 茅花おいなかの童部はつみて食ふ、古へは是おくへば肥とて大人もくひたり、万葉〈八〉紀の女郎が家持と贈答に、〈◯中略〉本草にも益小児といへり、〈◯註略〉五元集、やせたうてつばなも食はぬ花盛、と付句あり、 ...
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植物部十四|草三|竜常草
[p.0937] 嬉遊笑覧 十二/草木 今ひな草(○○○)といふは、竜常草なり、たつのひげ、又のすヽきともいふ、路傍に多く生ず、葉の長さ四五寸、一根数百葉叢生す、他の草中に雑り生ずるは、葉長くして尺許に至る、 ...
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植物部十六|草五|薯蕷雑載
[p.1104] 嬉遊笑覧 十二/附録 江州日野近邑山中、例年八月十日野神の祭あり、東西の村より芋お出して長短おくらぶ、是お芋くらべといふ、毎年かくあれば、よく作たてヽ長さ一丈に近き芋ありとぞ、 ...
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植物部二十三|草十二|烟草/名称
[p.0546] 嬉遊笑覧 十上/飲食 一種嗅たばこ(○○○○)と雲もの有り、其器物紅毛の細工にて、犀角瑪瑙などに金銀お飾り、精巧に造れる物あり、〈其形円扁にして、昔の薄き鬢水入の如く、蓋は蝶つがひなり、〉 ...
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称量部一|度|かね
[p.0017] 嬉遊笑覧 二上服飾 大幣と雲三絃の書、とり組の歌に、京では一条やなぎやがむすめ、よつわり帯おたすきにかけて、〈此歌は文禄慶長ごろの歌なり〉帯地のはヾ、凡金(かね)幅二尺五寸お四つ割として見れば、巾三寸許の帯也、 ...
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遊戯部一|双六〈紙双六併入攤 意銭附〉|紙双六
[p.0025] 嬉遊笑覧 四/雑伎 仏法双六(○○○○)といふものあり、天台の名目お集め、初学の僧に覚えさせんが為に作りたるものとぞ、故に是お名目双六ともいふ、絵はなきもの也、 ...
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遊戯部一|双六〈紙双六併入攤 意銭附〉|紙双六
[p.0028] 嬉遊笑覧 六上/音曲 おでゞこは、でこと雲ことに、おもじお添ていひたる也、でこはでくのぼうなり、〈○中略〉其内一種おでゞこといふ人形あり、古き絵双六にみゆ、 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|手法
[p.0056] [p.0057] 嬉遊笑覧 四/雑伎 今石九つおくお、せいもく(○○○○)といへど、此九つ置べき処の黒星は、一つにても聖目なり、今人の碁うつお見るに聖目おさけて打、古法と異なり、殊に先手に中の聖目に打こと見及ばず、 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|囲碁例
[p.0068] 嬉遊笑覧 四/雑伎 勝負お傍に居て見るものおけんぞといへり、源氏、〈竹川〉玉かづらの姫君兄弟碁おうつに、姫君の弟侍従の君、けんぞし給とて近う侍ひ給ふといふことあり、注に見証なり、鞠などにもありといへり、 ...
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遊戯部二|弾碁〈指石併入〉|弾碁盤
[p.0128] 嬉遊笑覧 四/雑伎 南都東大寺正倉院宝物図の中に、双六盤のやうにて中高に作り異なる物あり、おもふに是弾碁の盤にて唐物なるべし、弾碁経に、下呼上擊之などいへるも、盤の中高き故にや、 ○ ...
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遊戯部三|将棊|弾き将棊
[p.0143] 嬉遊笑覧 四/雑伎 弾き将棊、一方は歩、一方は大ごまお用、各盤の端にならべ、中程の駒いづれにても、指にて敵のこまおねらひて弾き、敵の駒お盤より落せばとる、敵と共に落たるは、敵の方へとらる、こは弾碁の遣法にや、 ...
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遊戯部四|楊弓〈吹矢併入〉|名人
[p.0196] 嬉遊笑覧 六上/音曲 都一中、〈○中略〉一中は上るりの外に楊弓の名手にて、一表二百のこらず的中したりとかや、されば一中といふ名は、もと楊弓のかたに付たる名なるべし、 ...
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遊戯部四|擲石|名称
[p.0223] 嬉遊笑覧 六下/児戯 いしなどり、〈○中略〉今いふ手玉なるべし、雉囊抄に、石札(さん)子おいしなごと訓り、札(さん)は字書に摸(さげる)也とありて、義はかなへるやうなれども、其字面何に出たるか、疑ふらくは抓字の誤にや、 ...
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遊戯部九|茶湯三|茶室
[p.0546] 嬉遊笑覧 一上/居処 茶室に台日と雲は、一畳お四つに分ち一分減たるなり、堺にて薬種一斤お四分一減たるおだい目と雲、文字可考といへり、按るに其大なる方お大目と雲ならん、席にて広狭あるなり、 ...
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動物部九|鳥二|鷺種類
[p.0616] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 貞享四年発句合、続の原、桃青が判跋に、判士よたりに乞て我も其一にしたがふ、まことや楽にえらるゝもの笛おぬすむに似たりといはむ、されども青鷺の目おぬひ(○○○○○○○)、あふむの口お戸ざゝむ事あたはず雲々、今水鳥屋にては鷺の目お縫ふなり、 ...
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動物部十三|虫上|虫売
[p.1008] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 むかしは虫お商ふ者などは、なかりしなり、貞享四年日記、六月十三日、きり〴〵す商売いたし候者相尋候町々覚、四谷麹町、本郷湯島、神田すだ町二丁目相尋候処、一人も見え不申とあり、そのころ、さるものゝあらんと、おぼしき処お尋ねしなり、 ...
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動物部十五|虫下|蝉/名称
[p.1185] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 蝉脱は蠐蝟の土中にありて、蛹と成れるお腹蜟といふ、指にてつまめば、腰より上のかたお左右にふり動かすお興じて、小児これおとりて、西はどちといふなり、〈○中略〉これが土中にて蝉と化(な)り、土より出て、樹木に上り、脱たる〓お蝉脱といふ、空蝉是なり、 ...
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動物部十五|虫下|蠅虎
[p.1211] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 一代男、〈四〉東国浪人のことおいふ処に、今江戸にはやるとて、蠅とり蛛お仕入とあり、これは先年にはやりし事ありき、はい取蛛は、本草に蠅虎と雲り、大小数品ありて、其居る処に従て、色もさま〴〵なり、草に住ものは綠色なり、いづれも跳りて蠅お取食ふ、 ...
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飲食部四|料理下|鴨頭
[p.0284] 嬉遊笑覧 十上飲食 口頭、湯河荘司が宿の前にある落書、太平記南方蜂起条に、宮方の鴨頭になりしゆのかはゝ都に入て何の香もせずとあり、湯河お柚皮にとりなしたり、猿楽の狂言、すゞき庖丁にも、ゆのかうとうと雲ことあり、これ今いふ吸口なり、 ...
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飲食部四|料理下|雑載
[p.0337] 嬉遊笑覧 十上飲食 伊呂三絃に、其頃のひねりたる料理おいふに、何も入れずに鶏頭の葉のはしらかし汁、割ずるめにあらめ置合たる酒びて、是よりは古代青鷺塩鴨増ぞかし、とかく手づまのきいたかるい料理より、へたくろしう、うまきがよしといへる、今から見ればいとおかし、 ...
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器用部三|飲食具三|膳種類
[p.0140] 嬉遊笑覧 二下/器用 蝶足の膳は、明暦万治のころの草子の絵に、菓物などお盛る図あり、その時代の折敷なるべし、今の蝶足に較れば、足低く先尖りたり、按るに、これけそくの類也、足の形、蝶花形に似たれば、花足にむかへて、蝶足といふなるべし、 ...
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器用部三|飲食具三|縁高
[p.0157] 嬉遊笑覧 二下/器用 按るに今縁高といふものは、足付の折敷〈木具とも八寸ともいふなり〉の縁の高きものなり、〈折櫃に足付たるは、縁高といふべからず、〉縁高きは、物お盛るによければ、櫃のごとく用ひ、蓋おも作りたる也、〈膳に用ひざれば、異ものの如くなれり、〉 ...
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器用部五|飲食具五|折
[p.0293] 嬉遊笑覧 二下/器用 今さゝ折(○○○)といふ物あり、是はさゝへ折にはあるべからず、さゝやかの義歟、俳諧三匹猿に、さゝ折しける折の饅頭、といふ句あり、篠葉おしける物ゆえ篠折か、神祭などの人数多き弁当には、此さゝ折お用る事、古への破子用ひたるも同じ趣なり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0397] 嬉遊笑覧 一下/容儀 四角めきたる大形に歯お深くひきたる櫛、米仲が独吟歌仙に、関の地蔵お唄にゆりすて、角櫛(○○)お下駄の歯などとさみせられ、〈是享保中の作なり〉宝暦頃にもはやりけるにや、其頃の画にみゆ、遊女の二枚櫛は其後なり、櫛の形は同じ様なり、 ...
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器用部八|容飾具三|笄種類
[p.0426] 嬉遊笑覧 一下/容儀 さき笄(○○○)、金竜山千本桜といふ絵草子に、〈享保十九年〉吉原の遊女兵庫曲にさしたる笄、本一つにて、末二つに分れたり、是さき笄なるべし、今京難波の婦人の髪にさき笄といへども、さる物も用ひず、もとはこの笄お用ひて結べる髪なるべし、 ...
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器用部九|容飾具四|鬘捻
[p.0465] 嬉遊笑覧 一下/容儀 職人図彙に、おちやない(○○○○○)は、都の西常盤といふ処より出るとかや、女の頭に袋おいたゞき髪の落おかひ、かもじにして売買世渡るわざとす、それおおちやないかといひて、町々おあるくなり、昼の八つ時より出るなり、是古へのかづら捻りと同じ、今はかづらやはあれど、落買と雲も ...
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器用部九|容飾具四|小枕
[p.0479] 嬉遊笑覧 一下/容儀 鬢さしは、安永八年はやり出て、此頃すたれ、小枕(○○)は町方にて、文化の初ころよりすたれて用ひざれども、今は髪少なき者多く、小枕付の入髪おば用るなり、小枕もはじめは、付木などお輪にして用ひたり、宝暦明和のころなり、 ...
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器用部九|容飾具四|白粉雑載
[p.0503] 嬉遊笑覧 一下/容儀 玉虫お白粉の中に貯ふること、〈○中略〉江戸枝折、椰の葉に今玉むしのうしろ向、また真珠おはらやに雑て置けば、其珠分身して数多くなるとて、児女のすることなり、懐子俳諧集〈十〉白粉箱のふたの明くれ、いつの間にふんじにけらし貝の玉、〈重長〉 ...
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器用部九|容飾具四|著唇
[p.0508] 嬉遊笑覧 一下/容儀 近頃は、紅お濃くして唇お青く光らせなどするは何事ぞ、青き唇はなきものお、本色お失なへり、それゆえ時勢粧お画く者、女の唇お草の汁にて塗り、濃彩には綠青して彩りぬ、周の時に有りしといふ、黄眉墨粧あやしむべからず、 ...
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器用部十|澡浴具一|糠袋
[p.0543] 嬉遊笑覧 二中/服飾 もみぢ袋(○○○○) 空穂随筆、空にけふもみぢ袋や月の顔、〈露牙〉といへるも、糠ぶくろおいふ也、汁おもみ出してつかふものなれば、さは名付たるにや、但し赤くなる意にいふか、もみぢ袋といふこと所見なし、さくぢ袋といひけんお訛りしなるべし、さくぢは糠なり、 ...
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器用部十|澡浴具一|鬢水入
[p.0553] [p.0554] 嬉遊笑覧 一下/容儀 びなんかづらお水に漬て用る器、鬢水入といふ、塗物も金物もあり、形円扁なり、難波などには、びんつけ入れともいへりと見えて、大坂版の前句付に、さても結構な日和さまかな、月代へ鬢付入お頂きて、是は小判金の形に似たるに依て雲り、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝種類
[p.0581] 嬉遊笑覧 二中/服飾 かんぼく(○○○○)、同書〈○大和本草〉雲、肝木、漢名未詳雲々、この木江戸にも処々にあり、葉は対生にして三尖なり、形楓葉に似て大さ一寸許、木はひよどり上戸に似たり、香気あり、これには大和本草にも牙杖にするよしお雲ず、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝種類
[p.0583] 嬉遊笑覧 二中/服飾 西鶴大鑑にえびす橋筋に、根本浮世楊技とし、芝居若衆の定紋おうちつけ置しに雲々とあり、其頃の俳諧集に、野郎の紋やうじ付合の句往々見えたるよし、柳亭子〈○種彦〉いへり、思ふに紋の模お作り、楊の木の軟なれば、その模お打たるものと見ゆ、 ...
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器用部十|澡浴具一|琢砂/歯薬
[p.0593] 嬉遊笑覧 二中/服飾 みがき砂〈○中略〉喜三郎が琢砂といふ事、諸艶大鑑に見えたるは、難波にて其頃の聞えたるものと見ゆ、 ○按ずるに、琢砂は即ち歯磨粉なり、而して正徳の頃には、難波にて喜三郎と雲ふものヽ作れる歯磨粉お珍重したりと見えたり、 ...
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器用部十一|澡浴具二|湯具
[p.0629] 嬉遊笑覧 二上/服飾 ゆぐといふは、男女ともに前陰お顕はして湯に入ることはもとなき事にて、必下帯おかきかへて湯に入るゆえ湯具といふ、女詞にはゆもじとも雲べし、或はいまきなどいふは非がことなり、いまきは湯巻にて、湯殿に用る具にはあれど異もの也、 ...
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器用部十一|澡浴具二|以寸法為名
[p.0638] 嬉遊笑覧 二上/服飾 不角が江戸総鹿子序に、すこぶる汗道具五尺手拭(○○○○)おしぼりぬ雲々、手巾はむかしは短きはなし、〈○中略〉松の落葉小歌〈五尺手拭〉五尺手拭中そめて、おれにくりよより宿におけといへるは、古き三尺手拭(○○○○)の小歌おざれて作り替たる也、 ...
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器用部十七|坐臥具二|畳/名称
[p.0052] 嬉遊笑覧 一上/居処 次でに雲、畳(たヽみ)とは数合するもの故に名付、〈重ぬるにて折ることにあらず、今物おたゝむと雲も重ぬるなり、〉古書に、たゝみめといふは、水草のわかめお集めて作りたるに、今の干海苔の類、今たゝみいわしといふ物と同義なり、 ...
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器用部十九|坐臥具四|小寝巻
[p.0195] 嬉遊笑覧 二上/服飾 また沙石集に、〈眠正信房の条〉ぬれたる小袖おふせごにかけて、焦れたる処あさましと思ひて、かひまきて持て参りぬとあり、掻巻にでかいのかなゝるべし、かいもちひなどのかいなり、今江戸にて夜著の小きおかいまき(○○○○)と雲ふも詞同じ、 ...
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器用部二十|灯火具上|松明種類
[p.0276] 嬉遊笑覧 十下/火燭 義経記二油さしたる車だいまつ、是は円光大師伝一夜討の図に見えたり、束ねたる松明お三つ四つほどおひとつにし、中お結て車のごとくにして、めぐりに火おつけたるお、家内に投入て明りとするなり、是に油おそゝぎたるべし、こは常に用べきものならず、 ...
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器用部二十|灯火具上|附木
[p.0297] 嬉遊笑覧 十下/火燭 発燭、職人尽に硫黄箒売めり、燭奴(つけぎ)とはゝきとお売ものなり、古へはいわうとのみいへりと見ゆ、これは木も竹もあるべし、宗因が俳諧に、たばこのむかと火打つけ竹さびしさは同じ借屋のとなりどの、と雲句あり、完文六年の作なり、その頃は竹お用ひしかば、ごれおつけ竹とい ...
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器用部二十二|行旅具上|以原質為名
[p.0382] 嬉遊笑覧 二中/器用 すげ笠、〈○中略〉当流女用鑑〈四、貞享四年、〉真野のすが笠かゝへ帯、追風あたりに芬々たり、是なん都女郎雲々、其頃より行はれたり、此笠今の殿中に似て頂尖りたり、其後江戸にても、武家町家ともに女の笠これお用、菱川が画にみゆ、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以形状為名
[p.0409] 嬉遊笑覧 二中/服飾 桔梗笠〈○中略〉 鷹筑波集〈三〉朝がほに日まけおさすな桔梗笠〈吉数〉毛吹草、さく花のしんおやしめ緒桔梗笠、〈吉政〉佐夜中山集、桔梗ばかりおもてはやすなり、〈付句〉めされたる笠もいとよし踊ぶり、〈笑種〉 ...
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器用部二十二|行旅具上|以使用者為名
[p.0417] 嬉遊笑覧 二中/器用 完延ころの江戸絵に、こも僧お風流に書たるに、美服きたれども、笠いま浪人物もらひの著る、前の処に物見の穴あきたる笠にて、形も裾広なり、今のこも僧笠(○○○○)小ぶりにて、上下広狭なく、深く莟みたる笠は、宝暦明和の末の頃の画よりみえたり、 ...
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器用部二十三|行旅具中|傘種類/以製作為名
[p.0444] [p.0445] 嬉遊笑覧 一下/容儀 慶長の頃の風お、古昼ども見て考ふるに、〈○中略〉女はよき人とみゆるが髪お深そぎして下げ、〈○中略〉供の女は、頭にかぶり物なく、長柄の傘おかつぎ、又は色々の絹お続合たる袋お負たり、 ...
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器用部二十四|雑具|烟管名所
[p.0542] 嬉遊笑覧 十上/飲食 きせるおきせりともいへり、佐夜中山集、金鍔(○○)は月に猶はたかゞやきてたばこきせりも共に新らし、昔の烟管に鍔あり、〈鍔は取置になる、是は吸口の席に付ざる為なるべし、古図に見ゆ、〉 ○按ずるに、烟管に鍔ある事は、めざまし草、及び扁額軌範に載する所の烟管図にも見えたり ...
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器用部二十四|雑具|烟管種類
[p.0545] 嬉遊笑覧 二中/器用 昔のきせるは皆長く、小者が肩に打かつぎ行さま、古画に多くみえたり、きせる筒(○○○○)とは、きせるのことにて、今の如くきせるお入る袋にはあらず、きせるらう長き故、多くは烟袋お結付たり、きせるの短くなうしは、懐中することになりてよう也、 ...
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器用部二十四|雑具|烟管産地
[p.0547] 嬉遊笑覧 二中/器用 きせるは、池の端の住吉屋清兵衛が、田沼ばりとも、出世張とも雲るがはやり、其後水野某が好にて、今戸張など出来たり、又その隣家滝口屋宗八と雲へるは、専ら吉原のきせるお作れり、 ○按ずるに、吉原のきせるとは、江戸吉原遊廓の娼妓が専ら用いる所のきせるの謂なるべし、 ...
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器用部二十四|雑具|烟管産地
[p.0548] 嬉遊笑覧 二中/器用 水口は桐の絞お付、吉久といふ文字あり、風流旅日記、〈三〉水口きせる名物なり雲々、火皿に水口とほり付るはいかゞといへり、此粡の紋お、豊臣公の頃、御免おうけて彫付といへるはいぶかし、上に引る訓蒙図彙に、近ごろといへるにかなはず、 ...
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器用部二十四|雑具|眼鏡種類
[p.0565] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 虫めがね(○○○)、洛陽集、虫めがね老の波こす蛍かな、〈嘉辰〉むさし野はむさしのなりけり虫めがね、〈行正〉続山井、よりてこそそれ蚊ともみめ虫目がね、〈種完〉水底の月やもにすむ虫めがね、〈安信〉西洋鏡の顕徴鏡(○○○)は高価なるお、こゝに学び作れるには、小児の玩具もあり、 ...
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植物部二十三|草十二|烟草伝来
[p.0547] [p.0548] 嬉遊笑覧 十上/飲食 煙草は慶長十二年の頃はやりて、其種お長崎桜の馬場に植しとかや、望一千句に、たばこやも君の御恩や思ふらん治れる世の末も長さき、或書に、其頃の日記に、此ごろ多葉粉といふことはやれり、是は南蛮より渡りたりといふ、広き草の葉おきざみ、火おつけて烟おのむなり、 ...
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植物部二十三|草十二|烟草雑載
[p.0583] 嬉遊笑覧 十上/飲食 六玉川に、せきの小まんもうす色おのむ、といふ句有り、昔はたばこのむ女希なりしとぞ、娘容儀草子に、昔は女のたばこ呑むこと、遊女の外は怪我にもなかりしことなるに、今たばこのまぬ女と、精進する出家は希なりと雲り、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_2/syok_2_0583_2540.htm... - [similar]
遊戯部二|附乱碁|名称
[p.0122] [p.0123] 嬉遊笑覧 四/雑伎 塩尻に、乱碁は指につけて碁子お取、多く得たるお勝とする也、名物考に、今も童子の戯に、乱碁とて白石のみにて打、四つ目殺しといふことおなす、それおいふかなどありて定かならず、今碁盤の筋のうへに石おならべ、その筋お順に石おとる、筋違にはとらぬ事あり、これらも乱 ...
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遊戯部三|将棊|廻り将棊
[p.0143] 嬉遊笑覧 四/雑伎 廻り将棊、これは両人各こま一つお盤の端に置、又こま三つお采となし、金か歩かと定めてふるに、そのこまあるは竪に立、横に立ことあめ、仮令ば竪なるお十の数とし、横に立たるお五とし、その目おかぞへ盤の縁おめぐる、追越したるお勝とす、 ...
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遊戯部三|八道行成〈牽道併入〉|むさし/十六むさし
[p.0170] 嬉遊笑覧 四/雑伎 宝暦十三年の画双六、〈大坂版〉六道おじやうろくむさしとありて、画は弁慶が七道具おかけり、是十六むさしなり、〈○中略〉思ふに昔むさしといひしものは、十六むさしの馬の類すくなきものなるべし、 ...
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遊戯部三|八道行成〈牽道併入〉|六道
[p.0171] 嬉遊笑覧 四/雑伎 宝暦十三年の画双六、〈大坂版○中略〉又陸孥(ろくど)と有て、画は銭おかきたり、是地土に筋引てする戯なり、ろくどは六道なるお、前と同き故、あらぬ文字お書たる歟、物類称呼に、大坂にてろくと雲とある是なり、 ○ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0171_708.html - [similar]
動物部三|獣三|犬/名称
[p.0153] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 狗お犬ころといふ、犬子等(いぬころ)なり、また子等が犬お呼に、ころ〳〵といふ、子等来なり、狂言記続集一むかひどのゝえのころは、まだ目があかぬ、ころく〳〵〈ころくは烏の声にもいへり〉一休咄に、ひるけの焼飯お取出し、犬にみせてころ〳〵と雲ふ、後撰夷曲集宗鑑が手向に、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0153_547.html - [similar]
飲食部三|料理中|筏鱠
[p.0200] 嬉遊笑覧 十上飲食 筏鱠、庖丁家書に、鯉、鮒、すゞき、鮎などおするなり、皮おひくに依て筏鱠と雲なり、筏は川お引の謎なり、庖丁聞書に、鮎の筏鱠といふは、鮎おおろして細づくりにして、柳の葉おいかだの如く皿にならべ、そのうへに作りたる身おもりて出すべし、柳の葉さき人の左又は向へなるやうに ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/insyokubu/insi_1_0200_747.html - [similar]
飲食部三|料理中|脹熬
[p.0225] 嬉遊笑覧 十上飲食 脹煮は、料理物語に、なまこお大にきり、だしたまりふかせ、出しさまに入、其儘もることなり、すつぽうともいふ、蚫烏賊もよし、〈調味抄も此法にて、蚫いかの事なし、〉調味抄には、鱆(たこ)の条に、ふくら煮は如常と有は、上のしかたおいふなり、今すつぽん煮といふは、此すつぽう ...
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