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器用部二十三|行旅具中|雑傘
[p.0461] 嬉遊笑覧 二中/器用 紅葉がさ、〈○中略〉雨傘お紅葉といへるも、すげ笠のもみぢより名付しなるべければ、是又始めは日がさに用ひしにや、然らば青傘のもとなるべし、 ...
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器用部二十四|雑具|烟管具
[p.0549] 嬉遊笑覧 十上/飲食 きせるとほしといふもの、昔もあり、〈○中略〉今ははりがねにて造れ共、古製の如く、鯨腮にて造らばよからん、 ...
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器用部二十五|舟上|以用法為名
[p.0677] 嬉遊笑覧 二下/器用 過書船、淀河筋運送の舟、三百石おつむべし、今は川筋浅くなりて用がたし、今小舟お用て、てんとうぶねと雲、三十石ぶね也、 ...
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器用部二十九|輿|白輿
[p.0947] 嬉遊笑覧 二下/器用 輿の品、さま〴〵あり、其中白輿は、大臣以上親王家用ひ給ふとあり、棺うる家お、しらこしやなど呼は、憚るべきこと也、 ...
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器用部二十九|輿|輿舁
[p.0975] 嬉遊笑覧 二下/器用 三十二番職人歌合、船人と輿舁とつがひたり、〈○中略〉三人輿は、今かごかきの三枚肩、さし合せは、今さしになひ、又省きてはさしともいふ、 ...
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動物部四|獣四|猿雑載
[p.0304] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 猿まなこ、蚤とり眼は同じ事なり、守武千句に、こずえより来てこそほゆれ犬桜、さるまなこにて花おみる頃、丹前能に、好物おいへば、猿がのみ取眼雲々、今のみとり眼とのみいふは省きたることゝみゆ、 ...
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動物部十三|虫上|虫吹
[p.1005] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 按るに虫吹とは、今も虫お取に、竹筒のかた方に、紗のきれお冒(はり)これおもて虫お覆へば、虫は上のかたに飛のぼるお、籠また袋などに、筒さきおむけて、冒たる紗のうへより、息して虫お吹こむなり、 ...
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動物部十三|虫上|飼虫
[p.1006] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 松虫の卵お取ることは、完政七年の比、江戸にて何人か考て始むと雲、按るに備前老人物語に、〈○中略〉松虫の三年生たりとは、うけられぬことなり、これ極て、其卵おかへして養ひ、年々其法の如くせしなるべし、 ...
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動物部十四|虫中|蚊
[p.1145] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 蚊、物類相感志、九月蚊子嘴生花、また代酔編に、古諺有雲、霧滃而蟹螯枯、露下而蚊喙折、こゝにて八月あばれ蚊と雲は、喙の折る前なり、花の如きもの出ては、人お刺ず、 ...
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動物部十五|虫下|蝸牛
[p.1223] 嬉遊笑覧 一下/容儀 類柑子に、其角〈○宝井〉が茅場町の栖の隣なる閑地にて、車おしかけ、元結おこく事おいひて、文七と雲者、元結こく処に成ぬるなり、〈○中略〉文七にふまるな庭のかたつぶり、〈○下略〉 ...
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動物部十五|虫下|蚯蚓
[p.1228] [p.1229] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 こゝにて小児の陰はるゝ時は、みゝずお取て洗てはなつ呪あり、鎮江府志、今小児陰腫、多以為此物所吹、以塩湯浸洗則愈、こゝの呪は、何のみゝずにても、取て洗ふに功験あるも奇ならずや、 ...
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飲食部三|料理中|博奕汁
[p.0182] 嬉遊笑覧 十上飲食 ばくち汁は、望一后の千句、あつまるは同じばくちの類にして、瓜やなすびや夕顔の汁、思ふに何にまれ小く四角に切たるお采のめと雲、これお汁のみとするなり、 ...
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飲食部四|料理下|天麩羅
[p.0257] 嬉遊笑覧 十上飲食 文化のはじめ頃、深川六軒ぼりに松がすし出きて、世上すしの風一変し、それより少し前に、日本橋きはのやたいみせにて、吉兵衛と雲もの、よきてんぷらし出してより、他所にもよきあげものあまたになり、是また一変なり、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|名称
[p.0351] 嬉遊笑覧 十上飲食 飯お台といふ、女房詞なるべし、〈○中略〉和名抄糄〓、和名比女、或説雲、非米非粥之義也とあれば、ひめは今世の常の飯とみえたり、御台と御膳といふとおなじ、食は必ず台に載るものなればなり、 ...
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飲食部九|菓子|雑菓子
[p.0665] 嬉遊笑覧 十上飲食 今のよき菓子どもは、大かた昔〈正徳五年〉なかりしものなり、〈○中略〉唯駄菓子(○○○)はかはらず、それも今は品数許多にて枚挙に徨あらず、よからぬものお駄といふは、乗馬ならね駄馬より雲にや、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|文学
[p.0914] 嬉遊笑覧 三/詩歌 世の諺に、俳諧師お、座しき乞食(○○○○○)といやしむこと、もと連歌師おいへり、歌林雑話に、紹巴がことおいふ処、古今は近衛殿より御伝あり、称名院殿は、かれは乞食の客なればとて、御ゆるしなきなり、 ...
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器用部二|飲食具二|合子種類
[p.0073] 嬉遊笑覧 二下/器用 里ばなれたる処などには、漆もぬらぬ合子お用ひたる故に、質朴に堅固なるものお、白木合子(○○○○)といふ是なり、夢窻国師本来意およめる、山賤の白木の合子そのまゝに漆つけねばはげ色もなし、 ...
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器用部四|飲食具四|雑盃
[p.0243] 嬉遊笑覧 十上/飲食 誰袖海に、むさし野はおくゆき浅し、笠さかづきはかさびくなりとかく熊がへ、これおみれば、武さし野は大なれども浅きおいへり、くまがへといへる編笠にあり、其形の杯とみゆ、 ...
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器用部五|飲食具五|食籠
[p.0285] 嬉遊笑覧 二下/器用 食籠は東山殿御飾記、君台観座右帳、仙伝抄に、棚にかざれる図あり、重に作りたるもの多し、又私の贈り物はこれお用、宗碩の佐野渡に、此ふたりの方より食籠などいふもの、とりどりにてこま〴〵と書おくり侍る、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0395] 嬉遊笑覧 一下/容儀 或諸侯の蔵物に、紫檀にて作れる古き櫛二つ有、一つは形円く、傍に短き柄ありて自在に動く、今の毛筋通しなどの用おなすもの歟、一つはみねお鳥の形に彫たり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0399] 嬉遊笑覧 一下/容儀 透しの櫛は、其後元文頃より近く天明迄も行はれたり、〈○中略〉其後はやれるは、歯の処玳瑁水牛にて、たけ短く面お広くして、銀の覆輪(○○○○)、種々の摸様おすかしに造りたり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛押
[p.0416] 嬉遊笑覧 一下/容儀 櫛押への出来しもその頃、〈○宝暦〉なり、帽子針の頭お曲たるやうに作る、頭の丸き処に紋などほるなり、銀にて作る、明和二年前句附、広いことかな〳〵、当世は軒端にあまる櫛が出来、 ...
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器用部八|容飾具三|簪/名称
[p.0430] 嬉遊笑覧 一下/容儀 かんざしに二義あり、挿頭花は髪刺の義、風流に花お折てさしたるがもとにて、是お細工に作り、意巧お加へて様々にするなり、年賀などに用るは、老おかくす意なり、 ...
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器用部九|容飾具四|鬘商
[p.0465] 嬉遊笑覧 一下/容儀 籠耳草子に、男女所業のかはれることおいひて、御池長者町には男のせんだく綿つみあり、やがて女のかご舁、男のおちやないも出づべきにやと、あるまじきおいひしかど、おなじ業なるかつらやは、男の職となれり、 ...
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器用部九|容飾具四|紅粉種類
[p.0506] 嬉遊笑覧 一下/容儀 寒のべにお賞する事は、貞徳独吟百韻、障碍おやしはすの月の天狗ども、紅粉に木の葉のちりてまじれる、自注に師走紅粉、木の葉天狗といふ寄合せなり、懐子俳諧集〈二〉色見えてうつろうものや寒のべに、〈山田女〉 ...
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器用部九|容飾具四|伽羅油
[p.0523] 嬉遊笑覧 一下/容儀 賢女心化鞍といふ草子に、姑六十年以前の事お定規にして、嫁のかみゆふおみるに、伽羅の油お付らるゝがあれば、武家がたの中間奴などが、髭にてぞ付る物なるに、女のあたまに付るとは、あんまりけうとい事なり、 ...
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器用部九|容飾具四|油筒
[p.0526] 嬉遊笑覧 一下/容儀 古へは、綿に香油お漬し置て用ゆるのみなり、後には是お竹筒に貯へけるにや、〈宗鑑、山崎にて竹の油筒お作りて售しとかや、〉望一千句、竹の筒ふりふられのる中はうし髪の油に涙たりそふ、 ...
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器用部九|容飾具四|香囊
[p.0528] 嬉遊笑覧 二上/挙飾 香囊は丸く銀にて作り、紐お付、句(かぎ)にてつる物也、〈○中略〉身に香囊お懸ることは、古へ薫衣香お専ら用ひたれば、かけ香には及ばざるか、後世匂ひの玉などいふ物ありてかけ香とす、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝種類
[p.0581] 嬉遊笑覧 二中/服飾 今牙杖に削り造る木、黒もじ、かんぼく、白楊等あり、黒もじは、木の高さ一丈許に至り、葉椎に似て鋸歯なし、春若葉の出る時黄花咲、秋丸き実なる榎に似たり、皮は色青く、黒き斑あり ...
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器用部十一|澡浴具二|盥種類
[p.0597] 嬉遊笑覧 七/祭祀 完政の末、品川海晏寺開帳ありて、山上なる銀杏の大木お心(しん)として、桐油合羽にて、大仏の像お造りて、〈白毫は大なる銅手洗(○○○)、螺髪は蜜柑籠、指の爪は、管笠なり、〉観せ物とす、 ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭種類/以色為名
[p.0636] 嬉遊笑覧 二上/服飾 昔々物語に、〈○中略〉柿の三尺手拭にて鉢巻して往還するもあり、今は此体にてありく人なし、落穂集にも酉年回禄に、澀手拭(○○○)の鉢巻したる侍の事おいへり、〈柿手拭は澀ぞめ也(○○○○○○○○)〉 ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭用法
[p.0646] 嬉遊笑覧 二上/服飾 五元集、名月や居酒のまんと頬かぶり、明暦二年丙申二月廿四日町触、跡々より如申触候ほゝかぶり、頬覆面弥法度候間、あみ笠の下、又は編笠なしにも、堅仕間敷候、むかしよりこの法度は有しなり、 ...
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器用部十九|坐臥具四|以製作為名
[p.0171] 嬉遊笑覧 二中/服飾 後世入子枕(○○○)といふ物あり、箱枕の細長きお、五つも七つも数多て入子にしたるなり、夢想枕(○○○)といふも是なり、もと琉球製にや、中山伝信錄に是お套枕(○○)といへり、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以製作為名
[p.0390] 嬉遊笑覧 二中/器用 編笠の下に紙のふくめんしたる古画あり、是等は手軽きお風流とせしなるべし、〈○中略〉誰身の上三深きあみ笠引かぶり、はな紙折て顔にあて、日々にあげやとやらむへかよふ雲々、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以製作為名
[p.0404] 嬉遊笑覧 二中/器用 安斎雲、白打出の笠は、銀お打のべたる笠なるべし、〈○中略〉白とは銀のことなりといへど、非なるべし、うちでは打出の太刀などの如く、新たに作りたるおいふ、古きは白からず、故に白打出といふ也、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以使用者為名
[p.0416] 嬉遊笑覧 一下/容儀 慶長の頃の風お、古画ども見て考ふるに、〈○中略〉又女の笠は市女笠にて、下にかつら布お、二布合せて縫たるお、後の方に尻の下までさげたるも有り、 ...
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器用部二十三|行旅具中|以用法為名
[p.0460] 嬉遊笑覧 二中/器用 我衣に、大黒屋の聾がさと雲は名代なり雲々とあるは、今大黒傘といふ、これそのかみの壺屋がざ(○○○○)なるべし、つんぼがさは、つぼやお訛りしものか、 ...
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器用部二十三|行旅具中|以使用者為名
[p.0460] 嬉遊笑覧 二中/器用 完永頃の画に、小児の傘、さま〴〵の紋おかきたるに、筒護りと絹などさげたる図あり、是は近世までもかくあり、それ故神祭に出るねり子供のさしかけ傘其体なり、 ...
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器用部二十三|行旅具中|雑傘
[p.0462] 嬉遊笑覧 二中/器用 風流傘(○○○)は、文永賀茂祭の古画にみゆ、是はたゞ見物の為にて、傘鉾などの如し、太平記大森彦七の条に、装束の唐かさ程なるといへるも、縁に帛など付たる唐かさおいふなるべし、 ...
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器用部二十四|雑具|烟草入
[p.0553] 嬉遊笑覧 二中/器用 羊羹といふ紙烟草いれ(○○○○○○○○○○)、四五十年以前、江戸橋四日市の竹屋清蔵にて、かます形(○○○○)なるお百文づゝに売たり、其後松本屋といふ、紙たばこ入の棚お、田所町に出して、くすべ紙のよきお製す、 ...
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器用部二十五|舟上|以製作為名
[p.0623] 嬉遊笑覧 二下/器用 へか舟(○○○) 羽根田〈○武蔵国〉の海辺の漁舟に、へか舟と呼ものあり、薄板の小舟なり、按るに難波にへかと呼小車あり、へかはへこといふと同く、軽細の義と聞ゆ、 ...
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器用部二十五|舟上|以製作為名
[p.0628] 嬉遊笑覧 二下/器用 すべて、昔の大やかた(○○○○)は、幅に比ぶれば、竪に長過たるものにて、何丸などゝ船の名おしるすは、金物にて文字お刻み、入口の戸の上の横木に打付たり、今の如く扁額お造りて懸たるはなし、 ...
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器用部二十五|舟上|以製作為名
[p.0632] 嬉遊笑覧 七/行遊 難波にては、屋形舟お御座といふ、明暦二年、懐子〈五〉河消遥、河御座の凉しくもあり今日の秋、〈藤昌〉やかた船といふ名もなきにあらず、椀久物語、鷲尾に詣るところ、淀のえだ川に屋形舟おかざらせ、〈○下略〉 ...
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歳時部十三|年始雑載|初夢|節分夜初夢
[p.0891] 嬉遊笑覧 八忌諱 初夢、〈◯中略〉日次紀事、〈◯中略〉この説にては除夜の夢おいへり、〈◯中略〉日次紀事の説は誤れり、いつにても節分の夜のお初夢とするなり、 ...
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歳時部十七|七月七日|乞巧奠|臣庶乞巧奠
[p.1239] 嬉遊笑覧 六下児戯 江戸にて近ごろ文政二三年の頃より七夕の短冊つくる篠に、種々の物お色紙にて張りてつるす、其頃はなべてせしにはあらざりし、隻浜町辺の町屋などにて見しが、今は大かた江戸の内、せぬ所もなきやうなり、 ...
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植物部十|木九|柿利用
[p.0619] 嬉遊笑覧 十上飲食 ころ柿(○○○)、乾たる柿おなべていふに非ず、雍州府志に、宇治にて秋の初めに小き澀柿お採、皮おむき蒂おとり、縄につるし、陰乾にしたるが、円き故に転柿といふといへり、 ...
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植物部十四|草三|茅
[p.0918] 嬉遊笑覧 十二/草木 茅花おいなかの童部はつみて食ふ、古へは是おくへば肥とて大人もくひたり、万葉〈八〉紀の女郎が家持と贈答に、〈◯中略〉本草にも益小児といへり、〈◯註略〉五元集、やせたうてつばなも食はぬ花盛、と付句あり、 ...
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植物部十四|草三|竜常草
[p.0937] 嬉遊笑覧 十二/草木 今ひな草(○○○)といふは、竜常草なり、たつのひげ、又のすヽきともいふ、路傍に多く生ず、葉の長さ四五寸、一根数百葉叢生す、他の草中に雑り生ずるは、葉長くして尺許に至る、 ...
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植物部十六|草五|薯蕷雑載
[p.1104] 嬉遊笑覧 十二/附録 江州日野近邑山中、例年八月十日野神の祭あり、東西の村より芋お出して長短おくらぶ、是お芋くらべといふ、毎年かくあれば、よく作たてヽ長さ一丈に近き芋ありとぞ、 ...
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植物部二十三|草十二|烟草/名称
[p.0546] 嬉遊笑覧 十上/飲食 一種嗅たばこ(○○○○)と雲もの有り、其器物紅毛の細工にて、犀角瑪瑙などに金銀お飾り、精巧に造れる物あり、〈其形円扁にして、昔の薄き鬢水入の如く、蓋は蝶つがひなり、〉 ...
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動物部九|鳥二|鷺種類
[p.0616] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 貞享四年発句合、続の原、桃青が判跋に、判士よたりに乞て我も其一にしたがふ、まことや楽にえらるゝもの笛おぬすむに似たりといはむ、されども青鷺の目おぬひ(○○○○○○○)、あふむの口お戸ざゝむ事あたはず雲々、今水鳥屋にては鷺の目お縫ふなり、 ...
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動物部十三|虫上|虫売
[p.1008] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 むかしは虫お商ふ者などは、なかりしなり、貞享四年日記、六月十三日、きり〴〵す商売いたし候者相尋候町々覚、四谷麹町、本郷湯島、神田すだ町二丁目相尋候処、一人も見え不申とあり、そのころ、さるものゝあらんと、おぼしき処お尋ねしなり、 ...
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動物部十五|虫下|蝉/名称
[p.1185] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 蝉脱は蠐蝟の土中にありて、蛹と成れるお腹蜟といふ、指にてつまめば、腰より上のかたお左右にふり動かすお興じて、小児これおとりて、西はどちといふなり、〈○中略〉これが土中にて蝉と化(な)り、土より出て、樹木に上り、脱たる〓お蝉脱といふ、空蝉是なり、 ...
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動物部十五|虫下|蠅虎
[p.1211] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 一代男、〈四〉東国浪人のことおいふ処に、今江戸にはやるとて、蠅とり蛛お仕入とあり、これは先年にはやりし事ありき、はい取蛛は、本草に蠅虎と雲り、大小数品ありて、其居る処に従て、色もさま〴〵なり、草に住ものは綠色なり、いづれも跳りて蠅お取食ふ、 ...
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飲食部四|料理下|鴨頭
[p.0284] 嬉遊笑覧 十上飲食 口頭、湯河荘司が宿の前にある落書、太平記南方蜂起条に、宮方の鴨頭になりしゆのかはゝ都に入て何の香もせずとあり、湯河お柚皮にとりなしたり、猿楽の狂言、すゞき庖丁にも、ゆのかうとうと雲ことあり、これ今いふ吸口なり、 ...
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飲食部四|料理下|雑載
[p.0337] 嬉遊笑覧 十上飲食 伊呂三絃に、其頃のひねりたる料理おいふに、何も入れずに鶏頭の葉のはしらかし汁、割ずるめにあらめ置合たる酒びて、是よりは古代青鷺塩鴨増ぞかし、とかく手づまのきいたかるい料理より、へたくろしう、うまきがよしといへる、今から見ればいとおかし、 ...
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飲食部十四|鮓|早鮓
[p.0951] 嬉遊笑覧 十上飲食 むかしの鮓は、飯お腐らしたるものにて、みな源五郎鮒の鮓の如し、早鮓といふも一夜ずし(○○○○)なり、料理物語、一夜ずしの仕様、鮎の鮓お苞に入、焼火にあぶりておもしおつよくかくる、又は柱に巻つけてしめたるもよし、一夜にてなるヽといへり、此外塩魚、干魚等お漬ること、雍州府 ...
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器用部三|飲食具三|膳種類
[p.0140] 嬉遊笑覧 二下/器用 蝶足の膳は、明暦万治のころの草子の絵に、菓物などお盛る図あり、その時代の折敷なるべし、今の蝶足に較れば、足低く先尖りたり、按るに、これけそくの類也、足の形、蝶花形に似たれば、花足にむかへて、蝶足といふなるべし、 ...
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器用部三|飲食具三|縁高
[p.0157] 嬉遊笑覧 二下/器用 按るに今縁高といふものは、足付の折敷〈木具とも八寸ともいふなり〉の縁の高きものなり、〈折櫃に足付たるは、縁高といふべからず、〉縁高きは、物お盛るによければ、櫃のごとく用ひ、蓋おも作りたる也、〈膳に用ひざれば、異ものの如くなれり、〉 ...
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器用部五|飲食具五|折
[p.0293] 嬉遊笑覧 二下/器用 今さゝ折(○○○)といふ物あり、是はさゝへ折にはあるべからず、さゝやかの義歟、俳諧三匹猿に、さゝ折しける折の饅頭、といふ句あり、篠葉おしける物ゆえ篠折か、神祭などの人数多き弁当には、此さゝ折お用る事、古への破子用ひたるも同じ趣なり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0397] 嬉遊笑覧 一下/容儀 四角めきたる大形に歯お深くひきたる櫛、米仲が独吟歌仙に、関の地蔵お唄にゆりすて、角櫛(○○)お下駄の歯などとさみせられ、〈是享保中の作なり〉宝暦頃にもはやりけるにや、其頃の画にみゆ、遊女の二枚櫛は其後なり、櫛の形は同じ様なり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0403] 嬉遊笑覧 一下/容儀 安永中、平賀源内、菅原櫛(○○○)といへるお工夫し出しけるころ、或人狂歌お贈りけるに、酔て来て小間物見せの御手際は仕出しの櫛もはやる筈なり、返し、かゝるとき何とせん里のこま物や伯楽もなし小づかひもなし、此櫛も瞬息の間のことゝ見ゆ、今其形状おしらず、 ...
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器用部八|容飾具三|笄種類
[p.0426] 嬉遊笑覧 一下/容儀 さき笄(○○○)、金竜山千本桜といふ絵草子に、〈享保十九年〉吉原の遊女兵庫曲にさしたる笄、本一つにて、末二つに分れたり、是さき笄なるべし、今京難波の婦人の髪にさき笄といへども、さる物も用ひず、もとはこの笄お用ひて結べる髪なるべし、 ...
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器用部八|容飾具三|鑷子産地
[p.0456] 嬉遊笑覧 十二/附錄 一説に尾張国名古屋に南方といへる鍛冶あり、彼お南方といへるは、源敬卿、かれが作りし毛抜にて御髭おぬき給へば、よくぬけて少しも残らず、南方不毛之地といふことのあれば、常にかれお南方と仰られしより名となるなり、二説いづれが是なるお知らず、 ...
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器用部九|容飾具四|鬘捻
[p.0465] 嬉遊笑覧 一下/容儀 職人図彙に、おちやない(○○○○○)は、都の西常盤といふ処より出るとかや、女の頭に袋おいたゞき髪の落おかひ、かもじにして売買世渡るわざとす、それおおちやないかといひて、町々おあるくなり、昼の八つ時より出るなり、是古へのかづら捻りと同じ、今はかづらやはあれど、落買と雲も ...
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器用部九|容飾具四|小枕
[p.0479] 嬉遊笑覧 一下/容儀 鬢さしは、安永八年はやり出て、此頃すたれ、小枕(○○)は町方にて、文化の初ころよりすたれて用ひざれども、今は髪少なき者多く、小枕付の入髪おば用るなり、小枕もはじめは、付木などお輪にして用ひたり、宝暦明和のころなり、 ...
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器用部九|容飾具四|白粉雑載
[p.0503] 嬉遊笑覧 一下/容儀 玉虫お白粉の中に貯ふること、〈○中略〉江戸枝折、椰の葉に今玉むしのうしろ向、また真珠おはらやに雑て置けば、其珠分身して数多くなるとて、児女のすることなり、懐子俳諧集〈十〉白粉箱のふたの明くれ、いつの間にふんじにけらし貝の玉、〈重長〉 ...
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器用部九|容飾具四|著唇
[p.0508] 嬉遊笑覧 一下/容儀 近頃は、紅お濃くして唇お青く光らせなどするは何事ぞ、青き唇はなきものお、本色お失なへり、それゆえ時勢粧お画く者、女の唇お草の汁にて塗り、濃彩には綠青して彩りぬ、周の時に有りしといふ、黄眉墨粧あやしむべからず、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝種類
[p.0581] 嬉遊笑覧 二中/服飾 かんぼく(○○○○)、同書〈○大和本草〉雲、肝木、漢名未詳雲々、この木江戸にも処々にあり、葉は対生にして三尖なり、形楓葉に似て大さ一寸許、木はひよどり上戸に似たり、香気あり、これには大和本草にも牙杖にするよしお雲ず、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝種類
[p.0583] 嬉遊笑覧 二中/服飾 西鶴大鑑にえびす橋筋に、根本浮世楊技とし、芝居若衆の定紋おうちつけ置しに雲々とあり、其頃の俳諧集に、野郎の紋やうじ付合の句往々見えたるよし、柳亭子〈○種彦〉いへり、思ふに紋の模お作り、楊の木の軟なれば、その模お打たるものと見ゆ、 ...
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器用部十一|澡浴具二|内衣/名称
[p.0622] 嬉遊笑覧 二上/服飾 又今ゆかたといふは、湯帷子なり、〈○中略〉貞順故実集に、身拭と申よりは、御湯かたびら(○○○○○○)と申は上り候とは、詞の上下おいふ、湯かたびらお身拭ともいひし也、〈手拭といひて湯に用ると同義なり〉後世略して湯かたと雲、猿楽狂言記、などに見えたり、 ...
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器用部十一|澡浴具二|以寸法為名
[p.0638] 嬉遊笑覧 二上/服飾 不角が江戸総鹿子序に、すこぶる汗道具五尺手拭(○○○○)おしぼりぬ雲々、手巾はむかしは短きはなし、〈○中略〉松の落葉小歌〈五尺手拭〉五尺手拭中そめて、おれにくりよより宿におけといへるは、古き三尺手拭(○○○○)の小歌おざれて作り替たる也、 ...
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器用部十七|坐臥具二|畳/名称
[p.0052] 嬉遊笑覧 一上/居処 次でに雲、畳(たヽみ)とは数合するもの故に名付、〈重ぬるにて折ることにあらず、今物おたゝむと雲も重ぬるなり、〉古書に、たゝみめといふは、水草のわかめお集めて作りたるに、今の干海苔の類、今たゝみいわしといふ物と同義なり、 ...
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器用部十九|坐臥具四|小寝巻
[p.0195] 嬉遊笑覧 二上/服飾 また沙石集に、〈眠正信房の条〉ぬれたる小袖おふせごにかけて、焦れたる処あさましと思ひて、かひまきて持て参りぬとあり、掻巻にでかいのかなゝるべし、かいもちひなどのかいなり、今江戸にて夜著の小きおかいまき(○○○○)と雲ふも詞同じ、 ...
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器用部二十|灯火具上|松明種類
[p.0276] 嬉遊笑覧 十下/火燭 義経記二油さしたる車だいまつ、是は円光大師伝一夜討の図に見えたり、束ねたる松明お三つ四つほどおひとつにし、中お結て車のごとくにして、めぐりに火おつけたるお、家内に投入て明りとするなり、是に油おそゝぎたるべし、こは常に用べきものならず、 ...
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器用部二十|灯火具上|附木
[p.0297] 嬉遊笑覧 十下/火燭 発燭、職人尽に硫黄箒売めり、燭奴(つけぎ)とはゝきとお売ものなり、古へはいわうとのみいへりと見ゆ、これは木も竹もあるべし、宗因が俳諧に、たばこのむかと火打つけ竹さびしさは同じ借屋のとなりどの、と雲句あり、完文六年の作なり、その頃は竹お用ひしかば、ごれおつけ竹とい ...
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器用部二十二|行旅具上|以原質為名
[p.0382] 嬉遊笑覧 二中/器用 すげ笠、〈○中略〉当流女用鑑〈四、貞享四年、〉真野のすが笠かゝへ帯、追風あたりに芬々たり、是なん都女郎雲々、其頃より行はれたり、此笠今の殿中に似て頂尖りたり、其後江戸にても、武家町家ともに女の笠これお用、菱川が画にみゆ、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以形状為名
[p.0409] 嬉遊笑覧 二中/服飾 桔梗笠〈○中略〉 鷹筑波集〈三〉朝がほに日まけおさすな桔梗笠〈吉数〉毛吹草、さく花のしんおやしめ緒桔梗笠、〈吉政〉佐夜中山集、桔梗ばかりおもてはやすなり、〈付句〉めされたる笠もいとよし踊ぶり、〈笑種〉 ...
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器用部二十二|行旅具上|以使用者為名
[p.0417] 嬉遊笑覧 二中/器用 完延ころの江戸絵に、こも僧お風流に書たるに、美服きたれども、笠いま浪人物もらひの著る、前の処に物見の穴あきたる笠にて、形も裾広なり、今のこも僧笠(○○○○)小ぶりにて、上下広狭なく、深く莟みたる笠は、宝暦明和の末の頃の画よりみえたり、 ...
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器用部二十三|行旅具中|傘種類/以製作為名
[p.0444] [p.0445] 嬉遊笑覧 一下/容儀 慶長の頃の風お、古昼ども見て考ふるに、〈○中略〉女はよき人とみゆるが髪お深そぎして下げ、〈○中略〉供の女は、頭にかぶり物なく、長柄の傘おかつぎ、又は色々の絹お続合たる袋お負たり、 ...
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器用部二十四|雑具|烟管名所
[p.0542] 嬉遊笑覧 十上/飲食 きせるおきせりともいへり、佐夜中山集、金鍔(○○)は月に猶はたかゞやきてたばこきせりも共に新らし、昔の烟管に鍔あり、〈鍔は取置になる、是は吸口の席に付ざる為なるべし、古図に見ゆ、〉 ○按ずるに、烟管に鍔ある事は、めざまし草、及び扁額軌範に載する所の烟管図にも見えたり ...
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器用部二十四|雑具|烟管種類
[p.0545] 嬉遊笑覧 二中/器用 昔のきせるは皆長く、小者が肩に打かつぎ行さま、古画に多くみえたり、きせる筒(○○○○)とは、きせるのことにて、今の如くきせるお入る袋にはあらず、きせるらう長き故、多くは烟袋お結付たり、きせるの短くなうしは、懐中することになりてよう也、 ...
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器用部二十四|雑具|烟管産地
[p.0547] 嬉遊笑覧 二中/器用 きせるは、池の端の住吉屋清兵衛が、田沼ばりとも、出世張とも雲るがはやり、其後水野某が好にて、今戸張など出来たり、又その隣家滝口屋宗八と雲へるは、専ら吉原のきせるお作れり、 ○按ずるに、吉原のきせるとは、江戸吉原遊廓の娼妓が専ら用いる所のきせるの謂なるべし、 ...
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器用部二十四|雑具|烟管産地
[p.0548] 嬉遊笑覧 二中/器用 水口は桐の絞お付、吉久といふ文字あり、風流旅日記、〈三〉水口きせる名物なり雲々、火皿に水口とほり付るはいかゞといへり、此粡の紋お、豊臣公の頃、御免おうけて彫付といへるはいぶかし、上に引る訓蒙図彙に、近ごろといへるにかなはず、 ...
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器用部二十四|雑具|眼鏡種類
[p.0565] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 虫めがね(○○○)、洛陽集、虫めがね老の波こす蛍かな、〈嘉辰〉むさし野はむさしのなりけり虫めがね、〈行正〉続山井、よりてこそそれ蚊ともみめ虫目がね、〈種完〉水底の月やもにすむ虫めがね、〈安信〉西洋鏡の顕徴鏡(○○○)は高価なるお、こゝに学び作れるには、小児の玩具もあり、 ...
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歳時部十三|年始雑載|初夢|宝船
[p.0893] 嬉遊笑覧 八忌諱 初夢、〈◯中略〉或人雲、今内裏より堂上がたに賜る舟の貘字は、後陽成院宸翰お刻させ給ふとなり、又或説に、後小松院御夢に宝船お御覧じて、画かせ給ふ貘字即宸翰なりとぞ、いづれとも知らざれども、後説は非なるべし、 ...
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植物部二十三|草十二|烟草伝来
[p.0547] [p.0548] 嬉遊笑覧 十上/飲食 煙草は慶長十二年の頃はやりて、其種お長崎桜の馬場に植しとかや、望一千句に、たばこやも君の御恩や思ふらん治れる世の末も長さき、或書に、其頃の日記に、此ごろ多葉粉といふことはやれり、是は南蛮より渡りたりといふ、広き草の葉おきざみ、火おつけて烟おのむなり、 ...
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植物部二十三|草十二|烟草雑載
[p.0583] 嬉遊笑覧 十上/飲食 六玉川に、せきの小まんもうす色おのむ、といふ句有り、昔はたばこのむ女希なりしとぞ、娘容儀草子に、昔は女のたばこ呑むこと、遊女の外は怪我にもなかりしことなるに、今たばこのまぬ女と、精進する出家は希なりと雲り、 ...
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動物部三|獣三|犬/名称
[p.0153] 嬉遊笑覧 十二/禽虫 狗お犬ころといふ、犬子等(いぬころ)なり、また子等が犬お呼に、ころ〳〵といふ、子等来なり、狂言記続集一むかひどのゝえのころは、まだ目があかぬ、ころく〳〵〈ころくは烏の声にもいへり〉一休咄に、ひるけの焼飯お取出し、犬にみせてころ〳〵と雲ふ、後撰夷曲集宗鑑が手向に、 ...
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方技部十二|医術三|鍼灸忌日
[p.0905] 嬉遊笑覧 八忌諱 宝暦十三年、灸治お忌日とて、長崎にて試し人有しとて、売歩者有しが、今も人々是お写し、壁に張置て、何の年の人は何月何日お忌とて信用す、これ皆拠なき浮説なり、其中に、巳の年の人は、忌日なく、年中よしとあるは、当時、上様巳の御年にわたらせ給へば、かやうに言出しものなりと ...
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飲食部一|飲食総載|夜食
[p.0021] 嬉遊笑覧 十上飲食 著聞集に、左京大夫顕輔卿のもとへ、或人ことおしておくりたりけるに、桜花かざしなどしたりけるお、僧どもおほらかにくらひける雲々とあり、此のことゝ雲は、僧の夜食なり、無住が雑談集〈三〉に、〈○中略〉法師原坂本へ下りぬれば、夕方寄合て事と名づけて、我々世事して食すと雲 ...
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飲食部三|料理中|筏鱠
[p.0200] 嬉遊笑覧 十上飲食 筏鱠、庖丁家書に、鯉、鮒、すゞき、鮎などおするなり、皮おひくに依て筏鱠と雲なり、筏は川お引の謎なり、庖丁聞書に、鮎の筏鱠といふは、鮎おおろして細づくりにして、柳の葉おいかだの如く皿にならべ、そのうへに作りたる身おもりて出すべし、柳の葉さき人の左又は向へなるやうに ...
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飲食部三|料理中|脹熬
[p.0225] 嬉遊笑覧 十上飲食 脹煮は、料理物語に、なまこお大にきり、だしたまりふかせ、出しさまに入、其儘もることなり、すつぽうともいふ、蚫烏賊もよし、〈調味抄も此法にて、蚫いかの事なし、〉調味抄には、鱆(たこ)の条に、ふくら煮は如常と有は、上のしかたおいふなり、今すつぽん煮といふは、此すつぽう ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|赤飯
[p.0403] 嬉遊笑覧 十上飲食 一代女〈四〉泉州堺の処に、湊の藤見に大重箱に南天お敷て、赤飯山の様にして行ます雲々、昔よりおなじ事ながら、赤飯の弁当、今は繁華の地には希なるべし、〈萩原随筆に、京都にては吉事に白強飯お用ひ、凶事に赤飯お用る事、民間の習慣なり、江戸は上にて四月より八月迄白強飯、九 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|名物
[p.0572] 嬉遊笑覧 十上飲食 雍州府志に、炒豆は〈○中略〉霰もち(○○○)おいふなり、是お霰といふも古き名なり、桜井基佐が発句に、老松の葉にはさかむや霰餅、諸艶大鑑、内儀も手拭に、あられに大豆などいりまぜし菓子袋のはなむけといへるも是なり、但今の製大葉芥の青粉は用ひず、青のりお粉にしてかくる、霰お ...
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飲食部九|菓子|南蛮菓子
[p.0656] [p.0657] 嬉遊笑覧 十上飲食 南蛮菓子はぼうる(○○○)の類なるべし、万治年間振売の物の内にあり、〈○註略〉伊呂三絃に、揚屋に行、三つ取合のなんばん菓子お、一人に一斤あてにあらし雲々、凡菓子何にても沙糖のすり蜜お、衣にかくるおてんふらと雲、蛮語なるべし、小麦の粉おねりて、魚物などにつけて ...
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飲食部十三|味噌〈豉 納豆併入|種類
[p.0859] [p.0860] 嬉遊笑覧 十上飲食 塩尻に法論みそ、もと南都の製なり、興福寺維摩会十月法論日おわたる、講師等小水のために、座おしりぞく事おうしとして、黒豆豉お食ふ故に、法論みその名ありとかやといへり、本草にも豆豉は血痢などお治すことは見えたれど、小水お截むることは聞えず、此功ある事おしら ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|楽舞
[p.0915] 嬉遊笑覧 附錄 垣下座(えんしたのざ)とは、舞楽等の時、舞人楽人など、著座する所なり、此外、公事の時もあることなり、地下の座にて、饗などにつく所なり、此処にて舞などある時は、堂上へはみえず、此故に俗に晴たゝぬことお、垣下舞(○○○)といひけるにや、後世の俗談に、椽の下の舞(○○○○○)といふは、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|道中
[p.0897] [p.0898] 嬉遊笑覧 九/娼妓 又内八文字といふあゆみやうも、京師の風なり、諸艶大鑑に、先一番に都の三夕、各別世界の道中なり、内八文字にかいどりまへ雲々、東海道名所記島原の条に、隻今あげられてかふろやり手におくられ、長きもすそおかいどり、八文字に蹈でゆくうしろかげ雲々あいも、内八文字な ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0397] 嬉遊笑覧 一下/容儀 椀久物語、女乞食のことおいふ処、この浅ましき身となりても、黒髪そゝけず、一筋元結かけて、象牙の半おれたるさし櫛、これくせもの、昔のおもはれ、〈○中略〉その後、元文ごろ象牙櫛笄はやる、〈○中略〉今も吉原にて、松葉屋半左衛門方には、正月二日遊女ども象牙の櫛おさし、昔 ...
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