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- 植物部十七|草六|蕪菁/名称
- [p.0056] 倭訓栞 前編十二/須 すヾな(○○○) 七種の若菜に入り、拾芥抄に菁およめり、蕪菁おいふ、されば菘也といへり、又すヾは小おいへば、今いふよめななるべし、薩摩にていふは、常に其国に食ふ豆の芽(もやし)なり、
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- 歳時部十三|年始雑載|七日|七日式
- [p.0911] 幕朝年中行事歌合 上 六番 右 七種参賀 むさし野の雪まにつめる七草は君が八千代の数にぞ有ける〈◯中略〉 七種の参賀は七日の日、両御所黒木書院に成らせ給ひ、三家の方々、溜詰の人々、御前に出てことぶきおのべらる、此日朝餉の時、若菜の粥お進め奉るとぞ、
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- 歳時部十四|内宴|式日/臨時
- [p.1040] 公事根源 正月 内宴 二十一日 内宴と申は、うち〳〵の節会なり、仁寿殿にておこなはる、文人ども題お給り、詩お作て、やがて御前にて講ぜらる、二十一日、二十二日、二十三日の程、子の日にあたらば、其日おこなはれて、一二献の後、親王公卿に、若菜のあつものお給ふ、保元に信西申行侍し後は、絶て侍
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- 遊戯部七|茶湯一|喫茶沿革
- [p.0383] 花鳥余情 十九/若菜 宇多御門御出家の後、正月二日朝覲行幸のため、延喜御門〈○醍醐〉仁和寺へ行幸ありし時は、御笏靴おば撤せられて、叉手三拝し給へり、又主上にも法皇にも、同御茶お供せし事もあり、御法体の時の儀かくの如く、在位の時の礼にかはる事のみあり、
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- 歳時部十四|子日
- [p.0949] 子日は、古へ正月子の日に、高に登りて遠く四方お望み、以て陰陽の静気お得るに原づくと雲ふ、我国にては、其第一の子お初子(はつね)と雲ひ、第二の子お弟子(おとね)と雲ふ、若し子日三ある時は中子(なかのね)お用い、或は二月に之お行ひしことあれども、初子お以て主とするなり、此日朝廷にて宴お賜ひ
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- 帝王部二十一|御息所|称女御為御息所
- [p.1290] 大和物語 上 故式部卿〈◯宇多皇子敦慶〉二条のみやすどころにたえ給ふて、又のとしのむ月のなぬかの日に若菜奉り給ひけるに、 ふるさとヽあれにし宿の草の葉も君がためとぞまづはつみけるとありけり、 ◯按ずるに、二条のみやすどころは、三条のみやすどころの誤なるべし、三条御息所は醍醐天皇の女御藤
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- 歳時部十四|卯杖〈卯槌併入〉|雑載
- [p.0969] 散木棄歌集 一春 七日卯杖にあたりける日、常陸守経兼がもとより、わかなにそへておくりける歌、おいらくの腰ふたへなる身なれども卯杖おつきて若菜おぞ摘〈◯中略〉 伊勢に侍けるとし、むつきの一日、卯日にあたりければ、みうちに卯杖などたてまつるおみてよめる、 けふぞしるこえくる山のけはしさに
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- 歳時部十九|節分|儺豆
- [p.1388] [p.1389] 古今要覧稿 時令 節分、正誤、 按に、節分の夜大豆打事、宇多天皇より始れりといふ事は信用しがたし、しかはあれど故消遊軒は、壒囊抄の説おも捨べからずと申されしと也、正月七日若菜お献る事、此御宇よりはじまれば、これらによりて豆打事も、此時よりといひ出しならんか、且たしかなる本説
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- 人部九|性情上|心
- [p.0700] 源氏物語 九/言辞 心鬼(こヽろのおに/○○)〈見源氏、今按正法念経、閻羅獄卒、非実有情、以衆生妄業力故見之雲々、〉
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- 人部九|性情上|心
- [p.0696] 源氏物語 五/若紫 人々、かいりうわうのきさきになるべき、いつきむすめななり、心だかさ(○○○○)くるしやとてわらふ、
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- 人部九|性情上|心
- [p.0699] 源氏物語 五/若紫 とはのなどいふきはゝ、ことにこそ侍なれ、心うく(○○○)もの給なすかな、〈○下略〉V 伊勢物語
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- 人部九|性情上|心
- [p.0695] 源氏物語 三十九/夕霧 ことさらにこゝろうき御心がまへ(○○○○)なりと、またいひかへしうらみ給つゝ、はるかにのみもてなし給へり、
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- 人部九|性情上|笑
- [p.0731] 源氏物語 三十三/藤裏葉 この花の〈○中略〉いうもはたなつかしきゆかりにもしつべしとて、うちほゝえみたまへる、けしき有て、匂ひきよげなり、
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- 人部九|性情上|心
- [p.0693] 源氏物語 七/紅葉賀 おさなき人は、みつい給ふまゝに、いとよき心ざま(○○○)かたちにて、なに心もなくむつれまとはしきこえ給、
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- 人部九|性情上|心
- [p.0695] 源氏物語 四/夕顔 なんでんのおにの、なにがしのおとゞお、おびやかしけるためしお、おぼしいでゝ心づよく(○○○○)、〈○下略〉
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- 人部九|性情上|心
- [p.0696] 源氏物語 四十九/寄生 いとしげう侍しみちの草も、すこし打はらはせ侍らんかしと、こゝろとり(○○○○○)にきこえ給へば、〈○下略〉
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- 人部九|性情上|心
- [p.0698] 源氏物語 二/帚木 つねのうちとけいたるかたには侍らで、心やましき物ごしにてなん、あひて侍りし、
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- 人部九|性情上|心
- [p.0699] 源氏物語 五十二/蜻蛉 大将の君は、いとさしもいりたちなどし給はぬほどにて、はづかしう心ゆるび(○○○○)なき物にみな思たり、
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- 人部九|性情上|心
- [p.0699] 源氏物語 上 昔男有けり、女おとかくいふ事、月日へにけり、岩木にしあらねば、心ぐるし(○○○○)とや思ひけん、やう〳〵哀と思ひけり、
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- 人部九|性情上|笑
- [p.0728] 源氏物語 二十二/玉蔓 たゞこれおすぐれたりとはきこゆべきなめりかしと、うちえみてみ奉れば、おい人もうれしと思ふ、
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- 人部九|性情上|笑
- [p.0728] 源氏物語 四十七/角総 女ばら日比うちつぶやきつる名残なく、えみさかへつゝ、おましひきつくろひなどす、
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- 人部九|性情上|笑
- [p.0732] 源氏物語 六/末摘花 たゞむゝとうちわらひ(○○○○○○○○)て、いとくちおもげなるも、いとおしければ、出給ひぬ、
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- 人部九|性情上|心
- [p.0688] 源氏物語 一/桐壼 心のうちには、たゞふぢつぼの御ありさまお、たぐひなしとおもひ聞えて、〈○中略〉おさなきほどの御ひとへごゝろにかゝりて、いとくるしきまでぞおはしける、
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- 人部九|性情上|心
- [p.0695] 源氏物語 五十/東屋 御文などおみせさせ給へかし、ふりはへさかしらめきて、心しらひのやうにおもはれ侍らんも、いまさらにいがたうめにや、
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- 人部九|性情上|心
- [p.0696] 源氏物語 十四/澪標 こもちの君も、〈○中略〉この御心おきての、すこし物思ひなぐさめらるゝにぞ、かしらもたげて、御つかひにも、になきさまのこゝろざしおつくす、
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- 人部九|性情上|心
- [p.0701] 源氏物語 十三/明石 女はた中々やんごとなききはの人よりも、いたう思ひあがりて、ねたげにもてなし聞えたれば、心くらべにてぞすぎける、〈○下略〉
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- 人部九|性情上|笑
- [p.0731] 源氏物語 二/帚木 きみすこしかたえみ(○○○○)で、さることとはおぼすべかめり、いづかたにつけても、人わろくはしたなかりける御ものがたりかなとて、うちわらひおはさうず、
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- 人部九|性情上|心
- [p.0697] 源氏物語 四十四/竹河 人はかうこそのどやかに、さまよくねたげなめれ、わがいと人わらはれなるこころいられお、かたへはめなれて、あなづりそめられにたるとおもふも、むねいたければ、〈○下略〉
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- 人部九|性情上|心
- [p.0700] 源氏物語 四十九/寄生 うちにもきこしめして、ほどなくうちとけ、うつろひ給はん○女二宮お、いかゞとおぼしたり、みかどと聞ゆれど、〈○女二宮父〉心のやみ(○○○○)はおなじことになんおはしましける、V 書言字考節用集
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- 人部九|性情上|心
- [p.0695] 倭訓栞 前編九/古 こゝろおきて(○○○○○○) 日本紀に厝懐およめり、源氏に多き詞也、されど日本紀の意は、遠慮する義也、後撰集に、 今ははや打とけぬべき白露の心おくまで夜おやへにける、とよめる是也、源氏にいふは、心の処置おいへり、
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- 人部九|性情上|恋
- [p.0716] 八雲御抄 三下/人事 恋 かたこひ〈かた思の恋なり〉 もろ〈源氏語〉
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- 人部九|性情上|心
- [p.0685] 日本釈名 三下/人事 心 人 うつし はな ほか ふた した あたし もろ〈在源氏宿木巻〉 かくなはと雲〈俊頼抄〉
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- 人部九|性情上|心
- [p.0695] 倭訓栞 前編九/古 こゝろしらひ(○○○○○○) 源氏に見ゆ、日本紀に、通字有意字などおよめり、しらひは知也、らひ反り也、
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- 人部九|性情上|怒
- [p.0739] 倭訓栞 中編二/伊 いきまき 徒然草に見ゆ、腹立怒る意にいへり、息お巻也、くり反き也、源氏に見ゆ、或は慍およめり、十訓抄にいきまへといふも、同じきにや、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0739_4369.html
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- 人部九|性情上|性
- [p.0703] 倭訓栞 前編十/佐 さが 日本紀祥字、善字、性字ともに訓ぜり、直おすぐとよみ、清おすがとよむも皆通ぜり、祥、善、清、直は、本性の徳なる事知べし、源氏に世のさが、伊勢物語にさが見ん、俗に身のさが、又さがお隠すさがお顕す、などいふも、本性お指ていふなり、されば孝徳紀に、瑕字おさがとよめる
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0703_4116.html
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- 人部九|性情上|心
- [p.0700] 倭訓栞 前編九/古 こゝろのおに 源氏にみゆ、列子注に、疑心生闇鬼と見えたり、正法念経にも、閻羅獄卒非実有情、以衆生妄業力故見之と有り、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0700_4091.html
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- 人部十|性情下〈夢 〉〓|雑載V 北辺随筆
- [p.0828] 源氏物語 三十七/横笛 さていましづかに、かの夢は思ひあはせてなん聞ゆべき、夜るかたらず(○○○○○○)とか、女房のつたへに、いふことなりとのたまひて、おさ〳〵御いらへもなければ、〈○下略〉
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0828_4898.html
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- 器用部十八|坐臥具三|脇息用法
- [p.0160] 源氏物語 五/若紫 これみつばかり御ともにて、のぞきたまへば、〈○源氏〉たゞこのにしおもてにしも、ぢぶつすへたてまつりて、おこなふあま成けり、すだれすこしあげて、はなたてまつるめり、中のはしらによりいて、けうそくのうへに経おおきて、いとなやましげによみいたるあま君、たゞ人とみえず、四
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0160_1008.html
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- 人部十|性情下〈夢 〉〓|驚
- [p.0760] 源氏物語湖月抄 五十一/浮舟 心ばしり 〈細○細流抄〉むなさはぎのする也
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0760_4542.html
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- 人部十|性情下〈夢 〉〓|泣
- [p.0746] 源氏物語 十/榊 みかど御うごきて、別の御くしたてまつり給ふ、いとあはれにて、しほたれさせ給ひぬ、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0746_4422.html
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- 人部十|性情下〈夢 〉〓|驚
- [p.0760] 源氏物語 五十一/浮舟 めのと、あやしく心ばしりのするかな、ゆめもさはがしくとの給はせたりつ、殿い人よくさぶらへといはするお、くるしと聞ふし給へり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0760_4541.html
- [similar]
- 人部十|性情下〈夢 〉〓|名称
- [p.0788] 源氏物語 四十/御法 御おくりの女房は、まして夢路にまどふ心ちして、くるまよりもまろびおちぬべきおぞ、もてあつかひける、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0788_4730.html
- [similar]
- 人部十|性情下〈夢 〉〓|泣
- [p.0749] 源氏物語 十四/澪標 心のあくがるゝまでなん、なほかくてはえすぐすまじきお、思ひたち給ね、さりともうしろめたきことはよもとかいたまへり、入道例のよろこびなきしていたり、いけるかひもつくりいでたることはりなりとみゆ、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0749_4446.html
- [similar]
- 人部十|性情下〈夢 〉〓|恥
- [p.0765] [p.0766] 源氏物語 六/末摘花 ふり捨させ給へるつらさに、御おくりつかふまつりつるは、 もろともに大うち山はいでつれどいるかたみせぬいざよひの月、とうらむるもねたけれど、〈○下略〉
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0765_4595.html
- [similar]
- 人部十|性情下〈夢 〉〓|羨
- [p.0774] 源氏物語 七/紅葉賀 くれぬれば、みすの内に入給お、うらやましく、むかしはうへの御もてなしに、いとけぢかく、人づてならで、物おもきこえ給ひしお、こよなううとみ給へるも、つらくおぼゆるぞわりなきや、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0774_4659.html
- [similar]
- 器用部九|容飾具四|紅粉雑載
- [p.0512] 源氏物語 六/末摘花 絵などかきて色どり給、〈○中略〉我〈○源氏〉もかきそへたまふ、かみいとながき女おかきたまひて、はなにべに(○○)おつけてみ給ふに、かたにかきてもみまじきさましたる、わが御かげのきやうだいにうつれるが、いときよらなるおみ給て、手づから此あかばなおかきつけ、にほはしてみ
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0512_2950.html
- [similar]
- 器用部九|容飾具四|鬘/名称
- [p.0460] 源氏物語湖月抄 十五/蓬生 九尺よばかり〈細○細流抄〉 九尺あまりばかりと読也、昔はきぬのたけ九尺也、さればかづらも九尺にする也、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0460_2643.html
- [similar]
- 器用部九|容飾具四|鬘/名称
- [p.0459] [p.0460] 源氏物語 十五/蓬生 かたみにそへ給べきみなれ、ころもゝしほなれたれば、としへのるしるしみせ給べきものなくて、我御ぐしのおちたりけるおとりあつめて、かづら(○○○)にし給へるが、九尺よばかりにて、いときよらなるお、おかしげなるはこにいれて、むかしのくのえかうのいとかうばしき、ひ
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0459_2642.html
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- 姓名都九|名中|幼名
- [p.0694] 源氏物語 二/帚木 かくれたらん所にだに、なおいていけとの給へど、〈○源氏〉いとむつかしげにさしこめられて、人あまた侍めれば、かしこげにと聞ゆ、いとおしと思へり、〈○小君〉よしあこだになすてそとの給て、御かたはらにふせ給へり、わかくなめかしき御ありさまお、うれしくめでたしとおもひたれ
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0694_3459.html
- [similar]
- 器用部十九|坐臥具四|衾用法
- [p.0185] 源氏物語 三十五/柏木 えぼうしばかりおしいれて、すこしおきあがらんとし給へど、いとくるしげなり、そろききぬどもの、なつかしうなよゝかなるおあまたかさねて、ふすまひきかけて、ふし給へり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0185_1158.html
- [similar]
- 人部三十二|盗賊|名称
- [p.0778] 源氏物語 十五/蓬生 ぬす人(○○○)などいふひたぶる心あるものも、おもひやりのさびしければにや、此宮おば、ふようのものにふみすぎて、よりこざりければ、かくいみじき野らやぶなれども、さすがにしんでんの内ばかりは、ありし御しつらひかはらず、〈○下略〉
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0778_2096.html
- [similar]
- 人部七|身体四|片輪
- [p.0610] 源氏物語 六/末摘花 まろ〈○源氏〉がかくかたわ(○○○)に成なんとき、いかならんとの給へば、うたてこそあらめとて、さもやしみつかむとあやうく思ひ給へり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0610_3445.html
- [similar]
- 人部一|人総載|他称
- [p.0019] 源氏物語湖月抄 二/帚木 源氏詞、足下也、此中将おさしての給ふ詞也、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0019_162.html
- [similar]
- 歳時部十五|附雛遊|古代雛遊
- [p.1101] [p.1102] 源氏物語 五若紫 ひいな遊びにも、えかい給ふにも、源氏の君おつくり出て、きよらなるきぬきせかしづき給ふ、〈◯中略〉ひいななど、わざとやどもつくりつヾけて、もろ共にあそびつヽ、こよなきものおもひのまぎらはしなり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_1101_4706.html
- [similar]
- 人部十一|言語|方言
- [p.0835] 貞丈雑記 十五/言語 一何とすべい、行くべいなどゝ雲べいの詞は源氏物語、枕草紙、其外古書にあり、今も田舎にはべいと雲詞あり、べいはべき也、可の字也、きとい五音通ずる故、べきと雲事おべいと雲也、江戸の人々、田舎者のべいと雲詞お笑ふは非也、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0835_4945.html
- [similar]
- 飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|屯食
- [p.0441] 源氏物語 一桐壺 このきみ〈○源氏〉の御わらはすがた、いとかへまうくおぼせど、十二にて御元服し給、〈○中略〉その日の御まへのおりびつもの、こ物など右大弁なんうけたまはりて、つかうまつらせける、どんじき(○○○○)、ろくのからびつどもなど、ところせきまで、春宮の御元服のおりにもかずまされり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/insyokubu/insi_1_0441_1950.html
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- 方技部十八|疾病四|狂乱
- [p.1477] [p.1478] 源氏物語 十賢木 このたびのつかさめしにももれぬれど、いとしもおもひいれず、大将殿〈○源氏〉かうしづかにておはするに、世ははかなきものと見えぬるお、ましてことわりとおぼしなして、つねにまいりかよひ給ひつ、がくもんおしあそびおももろともにし給ふ、いにしへも ものぐるほしき( ○○
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_1477_4936.html
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- 動物部十六|魚上|氷魚
- [p.1314] 源氏物語 四十五/橋姫 殿い人がしつらひたる、にしおもてにおはしてながめ給、あじろは人さわがしげなり、されど氷魚およらぬにやあらん、すさましげなるけしきなりと、御ともの人々みしりていふ、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1314_5572.html
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- 器用部十九|坐臥具四|宿直物用法
- [p.0186] 源氏物語 五/若紫 こなたはすみ給はぬたいなれば、御帳などもなかりけり、これみつめして、みちやう御びやうぶなど、あたり〳〵したてさせ給ふ、御木丁のかたびらひきおろし、おましなどたゞひきつくろふばかりにてあれば、ひんがしのたいに御とのいものめしにつかはして、おほとのごもりぬ、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0186_1170.html
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- 帝王部二十一|御息所|称女御為御息所
- [p.1290] 源氏物語 一桐壺 此みこ〈◯源氏〉むまれ賜ひてのちは、いと心ことにおぼしおきてたれば、坊にもようせずばこのみこの居賜べきなめりと、一のみこの女御(○○○○○○○)はおぼしうたがへり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/teiobu/teio_1_1290_5024.html
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- 姓名部三|姓氏下|皇子賜姓
- [p.0209] 源氏物語 一/桐壺 無品親王の外戚のよせなきにてはたヾよはさじ、わが御世も、いとさだめなきお、たヾ人にて、おほやけの御うしろみおするなん、行さきもたのもしげなることヽおぼしさだめて、いよ〳〵みち〳〵のざえおならはさせ給ふ、きはことにかしこくて、たヾ人にはいとあたらしけれど、みことな
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0209_1300.html
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- 歳時部八|臨時客〈院宮臨時客併入〉|大臣例
- [p.0580] [p.0581] 源氏物語 二十三初音 けふは、りんじきやくのことにまぎらはしてぞ、おもがくし給、上達部みこたちなど、例の残りなくまいり給へり、御あそびありて、引出物ろくなど、になし、そこらつどひ給へるが、我もおとらじともてなし給へる中にも、すこしなずらひなるだに見え給はぬものかな、とりは
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_0580_2983.html
- [similar]
- 人部十三|動作|寝
- [p.0970] 源氏物語 五/若紫 君はなに心もなくね給つるお、いだきおどろかし給におどろきて、宮の御むかへにおはしたると、ねおびれておぼしたり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0970_5739.html
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- 人部七|身体四|小児頭髪風
- [p.0560] 源氏物語 五/若紫 十ばかりにやあらんとみえて、白ききぬやまぶきなどのなれたるきて、はしりきたる女ご、あまたみえつるこどもにヽるべくもあらず、いみじうおひさきみえて、うつくしげなるかたちなり、かみはあふぎおひろげたるやうに、ゆら〳〵として、かほはいとあかくすりなしてけり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0560_3283.html
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- 人部十一|言語|謡
- [p.0869] 源氏物語 五/若紫 かどうちたゝかせ給へど、きゝつくる人なし、かひなくて御ともにこえある人して、うたはせ給、 あさぼらけきりたつそらのまよひにも行すぎがたきいもがかどかな、とふたかへりうたひたるに、〈○下略〉 ○按ずるに、神楽歌、催馬楽、朗詠、謡曲、小唄等お謡ふ事は楽舞部に載せたり、宜
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0869_5218.html
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- 動物部十|鳥三|雀雑載
- [p.0763] 源氏物語 五/若紫 すゞめの子おいぬきがにがしつる、ふせごのうちにこめたりつるものおとて、いとくちおしと思へり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0763_2955.html
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- 姓名部十|名下|女子名
- [p.0792] 源氏物語 五/若紫 すヾめの子お、いぬきがにがしつる、ふせごのうちにこめたりつるものおとて、いとくちおしと思へり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0792_3889.html
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- 遊戯部六|聞香|炷香
- [p.0330] 源氏物語 五/若紫 みなみおもていときよげにしつらひ給へり、そらだきもの(○○○○○○)心にくゝかほりいで、みやうがうのかなどにほひみちたるに、君の御おひかぜいとことなれば、うちの人々も心づかひすべかめり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0330_1305.html
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- 歳時部十五|附雛遊|名称
- [p.1097] 日本歳時記 三三月 三日 今日めのわらはのたはぶれ事に、ひいなあそびとて、ちいさき人形おもてあそぶ事あり、ひいなあそびの事は、源氏物語などにも見え侍れば、いにしへより有し事なり、又源氏に、十にあまりぬる人は、ひいなあそびはいみはべるものおとあれば、十よりうちにてする事ならし、又這子
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_1097_4689.html
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- 飲食部九|菓子|粉熟
- [p.0608] 源氏物語 四十九寄生 御うぶやしなひ、〈○中略〉五日の夜〈○中略〉宮のおまへにも、せんかうのおしき、たかつきどもにて、ふずく(○○○)まいらせ給へり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/insyokubu/insi_1_0608_2712.html
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- 器用部九|容飾具四|紅粉用法
- [p.0507] 源氏物語 二十六/常夏 べにといふもの、いとあからかにつけて、かみけづりつくろひたまへる、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0507_2916.html
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- 器用部九|容飾具四|鬘/名称
- [p.0459] 源氏物語 二十三/初音 御ぐしなどもいたくさがり過にけり、やさしきかたにはあらねど、えびかづら(○○○○○)してぞつくろひ給ふべき、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0459_2636.html
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- 動物部九|鳥二|永鶏
- [p.0629] [p.0630] 源氏物語 十三/明石 はる〴〵とものゝとゞこほりなきうみづらなるに、中々春秋の花紅葉のさかりなるよりは、たゞそこはかとなうしげれるかげどもなまめかしきに、くいなのうちたゝきたるは、たが門さしてとあはれにおぼゆ、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0629_2369.html
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- 器用部九|容飾具四|鬠種類
- [p.0483] 源氏物語 十四/澪標 かはらのおとゞの御れいおまねびて、わらはずいじんお給はり給ける、いとおかしげにさうぞき、みづらゆひて、むらさきすそごのもとゆひ(○○○○○○○○○○○○)なまめかしう、たけすがたとゝのひ、うつくしげにて、十人さまことに今めかしうみゆ、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0483_2758.html
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- 方技部九|仙術〈幻術 奇術併入〉|幻術 奇術
- [p.0637] 源氏物語 四十一幻 神無月は、大かたもしぐれがちなる比、いとゞながめ給ひて、夕暮の空の気色なども、えもいはぬこゝろぼそさに、ふりしかどゝひとりごちおはす、雲いおわたる雁のつばさも、うらやましくまもられ給ふ、大空おかよふまぼろし夢にだに見えこぬ玉〈○紫上〉の行衛たづねよ、なにごとにつ
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_0637_1947.html
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- 器用部九|容飾具四|鬠種類
- [p.0482] 源氏物語 一/桐壼 おまへより内侍宣旨うけたまはりつたへて、おとゞまいり給べきめしあればまいり給、御ろくのもの、うへの命婦とりてたまふ、しろきおほうちきに、御ぞひとくだり、れいのことなり、御さかづきのついでに、 いときなきはつもとゆひにながきよおちぎる心はむすびこめつや、御こゝろはへ
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0482_2755.html
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- 方技部九|仙術〈幻術 奇術併入〉|幻術 奇術
- [p.0637] 源氏物語 一桐壺 みやす所〈○桐壺更衣〉はかなきこゝちにわづらひて、〈○中略〉夜なかうちすぐるほどになん、たえはて給ぬる、〈○中略〉かのおくりもの御らんぜさす、〈○桐壺帝〉なき人のすみかたづねいでたりけん、しるしのかんざしならましかばとおもほすもいとかひなし、 尋ね行まぼろしもがなつて
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_0637_1945.html
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- 姓名部三|姓氏下|皇孫賜姓
- [p.0216] 続世継 八/花のあるじ 三宮〈○後三条皇子輔仁親王〉御子は、中宮大夫師忠の大納言の御むすめのはらに、花園の左のおとヾ〈有仁〉とておはせしこそ、光源氏などもかヽる人おこそ申さまほしく覚給しか、〈○中略〉元永二年にや侍りけん、中の秋の比、御年十七とや申けん.始て源氏の御姓給はりて、御名は有
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0216_1333.html
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- 人部九|性情上|心
- [p.0695] 古今和歌集 十五/恋 完平御時、きさいのみやの歌合のうた、 すがのゝたゝおむ つれなきお今は恋じと思へども心よはく(○○○○)もおつる涙か
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0695_4039.html
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- 人部九|性情上|心
- [p.0702] 古今和歌集 十五/恋 題しらず よみ人しらず しぐれつゝもみつるよりも言のはの心の秋(○○○)にあふぞわびしき
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0702_4106.html
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- 人部九|性情上|心
- [p.0702] 古今和歌集 十五/恋 題しらず こまち いろみえでうつろふ物は世中の人の心の花(○○○)にぞありける
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0702_4107.html
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- 人部九|性情上|怒
- [p.0739] 倭訓栞 前編四十五/於 おこる(○○○)〈○中略〉 口語に人の腹だつおおこるといふ、発起の意也、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0739_4367.html
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- 人部九|性情上|性
- [p.0708] 倭訓栞 中編二十五/美 みじかきこゝろ(○○○○○○○) 短慮おいふなり、やもめにていて、伊勢、 ながゝらぬ命のほどに忘るゝはいかに短かきこゝろ、なるらん
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0708_4141.html
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- 人部二|親戚上|嫡妻/本妻
- [p.0156] 源氏物語 三十九/夕霧 ほんさい(○○○○)つよくものし給、さる時にあへるぞうるいにて、いとやんごとなし、わか君だちは七八人になり給ぬ、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0156_887.html
- [similar]
- 人部十一|言語|能弁
- [p.0844] 源氏物語 三十八/鈴虫 かうしのいとたうとく、〈○中略〉たゞ今の世に、ざえもすぐれ、ゆたけきさきら(○○○○○○○)お、いとゞ心して、いひつゞけたる、いとたうとければ、〈○下略〉
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0844_5015.html
- [similar]
- 人部二|親戚上|姉
- [p.0180] 源氏物語 二/帚木 いづれがいづれなどとひ給に、これは故衛門のかみ〈○空蝉父〉のすえの子にて、いとかなしくし侍けるお、おさなき程におくれ侍て、あね(○○)なる人のよすがにかくて侍るなり、〈○下略〉
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0180_1024.html
- [similar]
- 人部二十九|婬|名称
- [p.0645] 源氏物語 四/夕顔 かの夕がほのやどりには、〈○中略〉惟光おかこちけれど、いとかけはなれ気色なくいひなして、なおおなじごとすき(○○)ありきければ、いとゞゆめの心ちして、もしずりやうの子どもの、すき〴〵しきが、頭の君におぢ聞えて、やがていてくだりけるにやとぞ思ひよりける、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0645_1560.html
- [similar]
- 地部三十九|橋下|雑載
- [p.0349] 源氏物語 五十四 夢浮橋(○○○)
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0349_1760.html
- [similar]
- 地部三十九|橋下|宇治橋
- [p.0225] 源氏物語 四十七角総 人々いたくこはづくりもよほし聞ゆれば京におはしまさん程、はしたなからぬ程にもいと心あはたヾしげにて、こヽろよりほかならん夜がれお返々の給ふ、 中たえん物ならなくにはし姫のかたしく袖や夜半にぬらさん、出がてにたちかへりつヽやすらひ給ふ、〈◯匂宮〉 たえせじのわがた
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0225_1130.html
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- 動物部十三|虫上|放虫/聴虫
- [p.1005] 源氏物語 三十八/鈴虫 秋比、にしのわた殿のまへのなかのへいの、東のきはお、おしなべて野につくらせ給へり、〈○中略〉この野に、むしどもはなたせ給ひて、風すこし凉しくなり行夕暮に、わたり給て、虫の声きゝ給ふやうにて、なお思はなれぬさまお聞えなやまし給へば、例の御こゝろはあるまじきことに
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1005_4153.html
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- 人部九|性情上|性
- [p.0703] 倭訓栞 中編五/幾 きしやう〈○中略〉 口語にいふは気性成べし、又気象の義あり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0703_4117.html
- [similar]
- 人部九|性情上|心
- [p.0686] 倭訓栞 中編五/幾 きたなきこゝろ 神代紀に、黒心又惡心濁心およめり、荘子に蓬之心といへり、巍志に蓬心とも見ゆ、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0686_3956.html
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- 人部九|性情上|心
- [p.0700] 古今和歌集 五/秋 白菊の花およめる 凡河内みつね 心あて(○○○)におらばやおらんはつ霜のおきまどはせる白菊の花V 後撰和歌集
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0700_4087.html
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- 人部九|性情上|笑
- [p.0729] 倭訓栞 後編五/加 から〳〵〈○中略〉 から〳〵わらふと雲は、呵々大笑の義也、高くさやかに笑ふ也、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0729_4284.html
- [similar]
- 方技部十五|疾病一|脚気
- [p.1213] 源氏物語 三十九夕霧 わたり給はんとて、〈○落葉君〉御ひたひがみのぬれまろがれたるひきつくろひ、〈○中略〉心ちのいみじうなやましきかな、やがてなおらぬさまにもなりなば、いとめやすかりぬべくこそ、 あしのけののぼりたる( ○○○○○○○○○○) 心ちすとおしくださせ給ふ、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_1213_3873.html
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- 人部十一|言語|呼
- [p.0864] 源氏物語 三十一/真木柱 そうなどめして、かぢ参りさはぐ、よばひのゝしり給声など、思うとみ給はんに、ことはりなり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0864_5176.html
- [similar]
- 人部二十|勤労|名称
- [p.0041] 源氏物語 三十/藤袴 よしながいし侍らんも、すさまじきほどなり、やう〳〵らうつもりてこそは、かくごん(○○○○)おもとてたち給ふ、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0041_131.html
- [similar]
- 人部一|人総載|老男
- [p.0096] 源氏物語 三十/藤袴 このかみは、ことなるかたはにもあらぬお、人がらやいかヾおはしましけん、おうな(○○○)とつけて、こヽろにもいれず、いかでそむきなんと思へり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0096_573.html
- [similar]
- 人部二|親戚上|名称
- [p.0106] 源氏物語 四十四/竹河 これは〈○玉鬘〉げんじの御ぞう(○○○)にもはなれ給へりし、後の大殿わたりにありける、わるごだちのおちとまりのこれるが、とはずがたりし置たるは、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0106_600.html
- [similar]
- 人部四|身体一|頭
- [p.0317] 源氏物語 三十六/柏木 御身よわうてはおこなひおもし給ひてんや、かつはつくろひ給てこそと聞え給へどかしら(○○○)ふりて、いとつらうの給ふとおぼしたり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0317_1733.html
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