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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名称
[p.0839] 倭訓栞 中編三十/於 おやま(○○○) 売女おいふは、面に粉おもて山お作る意成べし、西土にも粉頭といへり、 ...
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方技部十五|疾病一|痛
[p.1138] 倭訓栞 前編三伊 いたづき 物にいたづき聞えさせたまふなどいへり、煩労の義也、痛竭の訓意成べし、よて日本紀に労竭の文字お用い、又不煩おいたづかずとよめり、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時
[p.0068] 倭訓栞 前編三伊 いま 今おいふ、是時也と注す、日本紀にうまとも見えたり、されば濃州のあたりに、馬と今とお互に謬りたる所あり、或は如今、而今、乃今、今者、在今、今也などおよめり、いは発語、まは目の義、目前の意成べしといへり、中庸に今夫天雲々、今夫地雲々の如きは、まのあたりおもていふ ...
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姓名部一|姓氏上|忌寸
[p.0044] 倭訓栞 中編二/伊 いみき 天武紀に忌寸と見えたり、祠官のかばね成べし、八姓の第四也、妥靖紀に奉典神祇とあるお、古事記に僕者扶女命、為忌人而仕奉也と書せる意成にや、坂上苅田麻呂に大忌寸お賜はりし事見えたり、 ...
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人部二十九|諂諛|名称
[p.0669] 倭訓栞 前編四十五/於 おもねる 神代紀に、佞又順およみ、又阿およめり、面練の義、令色の意成べし、諂諛も同じ、 ...
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歳時部十六|納涼|名称
[p.1194] 倭訓栞 前編十二須 すヾみ 納凉おいふ、すヾみとるなどもよみ、日本紀に避暑お訓ぜり、今京師六月七日より晦日までの風俗は、祓の遺意成べし、凉床は遵生八揃、凉棚は天宝遺事に見ゆ、 ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|驚
[p.0759] 倭訓栞 前編四十五/於 おどろく 驚およめり、大蕩ける意にや、ける反く也、〈○中略〉俗におど〳〵といふも、驚く意成べし、 ...
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植物部十七|草六|薺
[p.0075] [p.0076] 倭訓栞 前編十九/奈 なづな 薺およめり、撫菜の義、愛する意成べし、新撰字鏡に、甘なづなとよめり、又葥おなづなとよめるは心得がたし、 ...
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地部十|相模国|名称
[p.0742] 類聚名物考 地理 相模 さがみ 思ふに、相模国は足柄の二郡みな山にして、その外も多くは山のみにして、海にそへる所わづかに平地なれば、嶮上の意にていふ成べし、土佐の国も、とき坂の略語と見ゆれば、此も同じ意成べし、 ...
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器用部二十五|舟上|雑船
[p.0691] 類聚名物考 船車一 かたかけ舟 片帆に懸たる船といへるはいかゞ、舟はうちまかせては沖お漕ものなるに、波風の有時は、沖の行がたければ、岸によりて、小島などの片蔭お漕行ものなれば、いふにやあらん、又片帆懸とも見ゆる也、いまだ定かならず、又案、片乗の意成べし、 ...
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地部四十四|山下|金峯山
[p.0795] 甲斐名勝志 四巨麻郡 金峯山、〈属山梨郡〉絶頂に祠有、蔵王権現お祭る、御岳の社の本宮也と雲、国民八九月の頃登る、水精磁石等お産す、荒川の源は此山より出る、又北へ流るヽ水は、信濃の佐久郡へ出、千曲川となる、一説に、此山おいくかのみねと雲は、風雅集に、順徳院の御製、ちくま河春行水はすみ ...
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姓名部一|姓氏上|国造
[p.0054] 倭訓栞 前編八/久 くにのみやつこ 日本紀に国〈の〉造およめり、後世の国司の如し、其国の宮社お祭れば、みやつこの名ありといひ、またもと其地お開き造りたる意成べければ、くにづこどよみて事足ぬともいへるは、ともに非るべし、日本紀に諸の仕奉る人等お総挙るには、必す臣連件造国造と並べいへり、 ...
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植物部十一|竹|笹
[p.0712] [p.0713] 倭訓栞 中編九/佐 さヽ 神代紀に狭々と見えたり、古事記に訓小竹雲佐々、万葉集に小竹細竹およめり、さヽやかなる竹也、篠は倭名抄にみゆ、笹は倭の俗字也、神功紀の歌にさヽといふお釈に謂楽也と見えたり、神楽さヽのうたに、瑞籬の神の御代より篠の葉お手草にとりて遊びすらしも、此意成べ ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|提重
[p.0910] [p.0911] 守貞漫稿 二十二/娼家 提重 此さげぢうと雲売女は、何の比にや未詳、けころと同時〈○天明〉比歟、江戸の古老の話に、往々其名お聞のみ、提重筥に食類お納れ売歩行るお矯けて売色せし也、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|比丘尼
[p.0909] 我衣 牛王売の比丘尼は、〈○中略〉天和の頃より遊女発行するにより、かやうの族も売女とはなりたり、然れども元来僧形なれば、衣服は木綿お著したり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|遊女屋
[p.0888] [p.0889] 我衣 売女は渡世のために美目よき女お買取て、白粉紅粉おぬり、其色お増し、綾羅おきせて人おあざむき、香具お帯て臭気お去り、諸人お落し穴へ人れ、一生おあやまらせ、或は命おも損する不仁なる家職ゆへ、世の人、別として交らず、是お亡八(くつは)と雲、孝弟忠信礼義廉恥の八つお忘れたるゆ ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|隠売女
[p.0905] 書言字考節用集 四/人倫 売女(ばいた) ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|引張
[p.0914] 守貞漫稿 二十二/娼家 引張り ひつぱり、天保以前より有之、蓋以前のは往人繁からざる所に出て、人お択みて袖おひき、或は言ばおかけて勧むる也、売女自ら出て勧之、或は売女は宿に在て、老婆など出て勧之、客お宿に伴ひ帰りて売色せし也、近年の引ぱりは堺町など、往来繁き所にも出て勧之、或は堀江町 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|雑載
[p.0916] 我衣 傾城売女に近付ものヽ七損 主人の機嫌おそこなふ、身上おそこなふ、命おそこなふ、邪智お増し正智おそこなふ、正じきおそこなふ、孝おそこなふ、人おそこなふ、 右の内、命おそこなふ事品々あり、 夜深にかへり夜に入行とき、酔狂人のために、又は物取追落しなどに逢て死するものあり、 心中して ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|隠売女
[p.0906] 正宝事錄 一 覚 一吉原町之外、けいせい、遊女之類、抱置申間敷候、勿論一時之宿も仕間敷事、 一町中に、ばいた女壱人も置申間敷事、〈○中略〉 子〈○正保二年〉二月 右者二月廿八日御触、町中連判、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|比丘尼
[p.0909] 塵塚談 上 勧進比丘尼、売女比丘尼の事、〈○中略〉売女比丘尼は、芝八官町、神田横大工町にて、美服お著し売けるよし、是につゞぎて下直の比丘尼は、浅草田原町、同三島門前、新大橋河端などにて、家毎に二三人づゝ出居たり、右両様の比丘尼共、今〈○文化〉は絶てこれなし、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|芸者
[p.0936] [p.0937] 賤のおた巻 女芸者流行て、江戸端々遊所は申に不及、並の所にても芸者の二人三人なき町はなし、余りつのりて吉原品川の売女の妨になるにより、売女屋より訴へて、高縄辺の女芸者十二三人被召捕たること有けり、皆芸者に極て、遊所に行者なかりしなり、 ...
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器用部二十四|行旅具下|脛巾/脚半
[p.0513] 倭訓栞 前編二十四/波 はゞき〈○中略〉 山城国大原の薪お売女の脛巾は、前の方にて合せ結ふ、昔建礼門院此山に入せたまひ、薪お戴き下山あるお、人買べきといへば、頓てうしろむかせたまふ、其余風也といへり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名称
[p.0838] 我衣 傾城傾国〈古事あり〉唐にては美人のことお雲、日本にて売女のことお雲は誤れり、売女お唐にては妓女と雲、上郎とは諸侯の召仕女なり、売女は女郎(○○)と書べし、 ○按ずるに、女郎とは、素と売女の事にあらず、古木蘭詩には、同行十二年不知木蘭是女郎とあり庾信詩には北堂細腰杵、南市女郎砧とあ ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|隠売女
[p.0906] 嬉遊笑覧 九/娼妓 正徳、享保中、隠し売女共捕へられて、吉原町へ下されぬる事度々あり、又延享三年寅二月六日、四年以前亥年中、吉原町へ被下置候遊女共、御定年季明女数覚書、深川佃町同大和町氷川門前〆百七十八人、根津宮永町五十人、本所入江町一人、市谷谷町七人、神田小泉町踊子売女十人、〆六 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|地獄
[p.0914] 守貞漫稿 二十二/娼家 地獄 坊間の隠売女にて、陽は売女に非ず、密に売色する者お雲、昔より禁止なれども、天保以来特に厳禁也、然ども往々有之容子也、 地獄、京坂にて白湯文字と雲、尾名古屋にて百花と雲、もかと訓ず、彦根にて麁物と雲、皆密売女也、江戸地獄上品は金一分、下品は金二朱ばかりの由 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|隠売女
[p.0906] 享保集成糸綸錄 四十六 承応二巳年五月〈○中略〉 一前々より如申付候、ばいた女抱置、ありかせ申間敷候、若隠置候者於有之は、其者急度曲事に可申付候、家主儀も穿鑿之上、急度可申付候事、 五月 ○按ずるに、隠売女お禁ずる事は、法律部下編犯姦篇密売淫条に載せたり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|隠売女
[p.0907] 完天見聞記 天保十三年三月十四日、浅草の堂前といふ所に、切見世といふ賤しき娼婦お召捕へられし折より、官令下り、江戸中の料理茶屋に、隠し売女と雲事お渡世とせし者ども、同年八月迄に商売お改むべし、住家おも外へ移すべし、まだ吉原町へ移りて、遊女屋とならん事は心のまゝたるべし、是迄抱置し ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|蹴ころ
[p.0910] 蜘蛛の糸巻 かくし売女 此けころといふ名義は、此比浅草、両国、橋町、石町辺にてころび芸者と唱へ、百匹づゝにてころびねの枕席したるものありしゆえ此名あり、けころの名は蹴転ばしの義なり、此けころ切二百、泊りは客より酒食おまかなひ、夜四つより二朱なり、一軒に二三人づゝ昼夜見世お張り、衣服 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|綿摘
[p.0911] 教令類纂 初集七十九 宝永二乙酉年九月 一従前々相触候処、頃日猥に町中端々に奉公人となぞらへ、又綿摘抔と名付、遊女差置候者、数多有之由相聞不届候、依之与力同心相廻し可遂穿鑿候間、名主五人組急度致吟味、左様之族於有之は、早速可訴出之、若隠置外より顕におひては、女差置候者は不及申、家主 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|夜鷹
[p.0913] 当世武野俗談 夜発一と勢 夜発お夜鷹とて、江戸にて称する有衒売女色と法花経の普門品に説れたるは、総嫁の類なるべし、凡鮫け橋本所浅草堂前、此三け所より出て色お売、此徒凡人別四千に及ぶと雲、其道の物語りなり、其中に本所より出る夜発の中に、一際勝れて器量よろしくおしゆんと雲女有、毎夜柳原 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|隠売女
[p.0906] [p.0907] 蜘蛛の糸巻 かくし売女 天明中盛んなりしは、娼妓の売色、根津、〈二朱〉谷中いろは茶屋、〈二朱〉音羽、〈二朱〉赤坂、〈二朱〉氷川、〈二朱〉市け谷、〈八幡社内二朱〉麹町天神、〈かげま〉大久保しく〳〵谷、〈切みせ二朱〉下谷柳の稲荷、〈四六と切みせ〉三島門前、〈ひとよ泊り、二朱切 ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭雑載
[p.0655] 世事見聞錄 六 遊里売女之事 偖昔の如き優に艶しき志ある遊女は一人もなく、〈○中略〉己が身心悩乱したる儘に、我人お語らひ、或は出奔せんと欲して意お破り、屋根お傅ひ、或は土台お潜り、塀お越、堀お渉り抔する迚、見顕はされて折檻に逢ひ、又は逃課せて隠れ居るお捜し出され、是等公辺へ訴出れば、 ...
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地部四十六|温泉〈塩湯併入〉|温海温泉
[p.1079] 東遊雑記 七 湯温海といふ所は、海浜より十七八町も山分に入、此町は中々よき所にして、温泉ありて家ごとに湯つぼおして、旅人お入る事也、唱家数十軒、一家に三十人も四十人も売女の居る事なり、いづれの所より此所へ遊びに来る人のある事にて、売女の多き事にやと尋るに、功ある温泉にて、入湯せるも ...
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地部二十|出羽国|雑載
[p.0200] 諸州奇跡談 下 出羽国 羽州奥州にては、銭百文の通用に丁百お用ゆ、他国にては、九十六文にしてこれお百といふ、予羽州に下る折から、米穀高直なる由にて、米壱升の価ひ十一銭也、田畑甚だ広大にして、苗代場処又は水付の田地は出来かたよろしからず、これによつて地お伏ると雲て、空田所々に見へたり ...
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器用部二十一|灯火具下|薪商
[p.0339] 人倫訓蒙図彙 三 柴売女 薪とる賤なり、爪木とは手にて折ほどの薪なり、真柴かるとも、爪木とるとも歌によめり、都の辺山里より薪おいだす、わきて大原木とて名にたかし、此里より出る柴うる女の白き帯に白脚半して、かいてのあれば、かづきたる柴お後ざまよりみするなり、むかし平家の運かたぶきて後 ...
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地部四十一|港|蝦夷/箱館港
[p.0589] 東遊雑記 十六 亀田は大概の町にして、此所より箱館(○○)へは図〈◯図略〉のごとく三十丁計の所にて、近しといへども、御巡見所にあらざれば至らず、有川の海浜より見るに、売船数多入津して、白壁なども見へて、よき所とおもひしゆへ、案内のもの其外の人々にも委しく尋聞しに、市中は家千軒余、松前よ ...
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動物部六|獣六|熊事蹟
[p.0408] 閑田耕筆 三 山獣の中には熊は人に馴安きもの也、華山のさき牛尾道と三条への別路に、菓売女のかり初に出居るが、熊の子おつなぎたるおおのれ立よりて見て、其菓物お買て熊に与へたれば、女うまいと申せといふ声に随ひてうなりたる、いかにもうまい〳〵と聞ゆ、幾度も同じ、伊吹山よりいまだ乳おのむも ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|男色
[p.0922] 倭訓栞 中編四/加 かはつるみ 太秦牛祭文、宇治拾遺等に見えたり、男色の事也といへり、かはやつるみの義成べし、了意が犬はりこに、乱世に盛なりし事おいひて、股おさき肘お引て血お出し、志の実なる事おあらはす、古き歌に、 おもふ心色には見えず身おさしてあけのちしおゝ君それとしれ、忠孝おわす ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|種類/白拍子
[p.0841] 増鏡 十/老の波 御花はつれば、両院〈○後深草、亀山、〉ひとつ御車にて、伏見殿へ御幸なる、〈○中略〉又の日は、ふしみのつにいでさせ給ひて、鵜舟御らむじ、白拍子御船にめし入て、歌うたはせなどせさせ給ふ、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|傀儡子
[p.0845] 新続古今和歌集 十/羈旅 あづまのかたよりのぼりけるに、あおはかといふ所にとまりて侍けるに、 あるじの心あるさまにみえければ、あかつきたつとて、 堪覚法師 しるらめや都お旅になしはてゝ猶あづまぢにとまる心お 返し 傀儡侍従 東路に君が心はとまれども我も都のかたおながめん ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名称
[p.0836] 毛詩 一/周南 南有喬木、不可休息、漢有游女(○○)、不可求思、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名称
[p.0838] 運歩色葉集 加 河竹(かはたけ)〈傾城(○○)之異言〉 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名称
[p.0836] 類聚名義抄 二/女 遊行女児〈うかれめ、一にあそひ、 一にやほち、〉 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名称
[p.0836] 空穂物語 藤原君 君達の御前にうかれめ(○○○○)廿人ばかり、ことひきうたうたひて、御ぞ給はれり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名称
[p.0838] 宇治拾遺物語 十二 いまはむかし、一条桟敷屋にある男とまりて、けいせいとふしたりけるに、夜中ばかりに、風吹雨ふりて、すさまじかりけるに、大路に諸行無常と詠じて過るものあり、〈○下略〉 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名称
[p.0836] 栄花物語 三十八/松のしづえ かくて二月〈○延久五年〉はつか、天王寺に詣させ給、〈○後三条、中略、〉廿二日のたつのときばかりに、御船いだしてくだらせ給ふ程に、江口のあそび(○○○)ふたふねばかりまいりあひたり、〈○あひたり原脱、拠一本補、〉禄などおそたまはせける、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|辻君
[p.0845] 七十一番歌合 中 三十番 右 つじ君 奥山も思ひやるかな妻こふるかせきがつじの窻の月みて ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|立君
[p.0907] 七十一番歌合 中 三十番 左 たち君 肖のまはえりあまさるゝ立君の五条わたりの月ひとりみる〈○中略〉 あぢきなや名は立ぎみのいたづらに独ねあかすよはも有けり ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|禿
[p.0894] 異本洞房語園 上 禿 未だ簪せぬ小女 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|立君
[p.0907] 見た京物語 立君声お立て呼ぶなし、みな鼠なきなり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|辻君
[p.0846] 七十一番歌合 中 さしえ や上らふ いらせ給へ い中人にて みしりまいら せて侯そ いらせ給へ ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|立君
[p.0908] 七十一番歌合 中 たち君 すは御らんせよ けしからずや よく見申さんきよ水にていらせ給へ ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名岐
[p.0854] 袋草子 三 肥後国遊君檜垣、老後に落魄者也、〈○中略〉 しらかばヽ、件の所に有る河也、如後撰は大弐興範にあひて詠之、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|遊里
[p.0876] 東海道名所記 一 いづくぞと人にとへば、三谷といふ所なり、そのかみ吉原といへる傾城町お、明暦三年の五月にこゝにうつし給へりといふ、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|遣手
[p.0893] [p.0894] 東海道名所記 一 いづくぞと人にとへば、三谷〈○江戸〉といふ所なり、〈○中略〉局の口にたち隔子おのぞき、遣手にあふてことづておし、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|猿
[p.0909] 好色一代女 五 小歌伝授女 一夜お銀六匁にて呼子鳥、是伝受女なり、覚束なくて尋ねけるに、風呂屋者お猿といふなるべし、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|地獄
[p.0914] 完天見聞記 水茶屋の女、料理茶屋の娘分抔、其外にも裏借屋などの幽室に籠り、地獄といふ女もあるよし、詳に予しらず、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|男色
[p.0922] 嬉遊笑覧 附錄 かはつるみの事お、漢土には放手銃といふ、笑林広記にその詩お載たり、もと姓倪なる人お嘲りたる詩となむ、おかしく作りたり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|種類/白拍子
[p.0842] 七十一番歌合 下 四十八番 左 白拍子鼓うちみはやしけるもいちじるく月にかなづる白拍子哉〈○中略〉 忘れ行人もむかしのおとこ舞くるしかりける恋のせめかな ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|傀儡子
[p.0845] 詞花和歌集 六/別 あづまへまかりける人のやどりとて侍けるが、あかつきにたちけるによめる、 くゞつなびき〈傀儡靡〉 はかなくも今朝の別のおしきかないつかは人おながらへて見し ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名岐
[p.0853] 古今和歌集 八/離別 源のさねがつくしへゆあみんとてまかりける時に、山ざきにて、わかれおしみける所にてよめる、 しろめ 命だに心にかなふ物ならば何か別のかなしからまし ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名岐
[p.0859] 平家物語 十二 とさばうきられの事 判官は、いそのぜんじといふしらびうしがむすめ、しづかといふ女お、てうあひせられけり、しづかかたはらおへんじも立さる事なし、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名岐
[p.0860] 承久軍物語 一 つのくに長江倉橋といふ両庄は、一院〈○後鳥羽〉の御ちやうあい、かめぎく(○○○○)といふ白拍子が、ちぎやうなるお、地とうこれおこつしよしけるによつて、かめぎくこれおいきどほり、院へそうしなげきけり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|遊里
[p.0872] 曾我物語 四 おほいそのとら思ひそむる事 しうれんのせいつきずして、おほいそ(○○○○)のちやうじやのむすめとらといひて、十七さいになりけるけいせいお、すけなりの、としごろおもひそめて、ひそかに三とせぞかよひける、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|遣手
[p.0893] 洞房語園 上 鑓手 古来名お花車といふ、花に廻るといふ意か、然れども、くわしやと呼ては聞へあしきとて、香車と書かへたり、香車は将碁の駒の一つなれば、香車と呼ずして、やりてといひふれたり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|禿
[p.0895] 東海道名所記 六 これ傾城町なり、世に島原〈○京〉と名つく、〈○中略〉かふろは文おもちて、あげ屋町おさしてゆく、たれ様の御かたへつかはさるゝやらんと見るも浦山し、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|比丘尼
[p.0909] 人倫訓蒙図彙 七 歌比丘尼 もとは清浄の立派にて、熊野お信じて諸方に勧進しけるが、いつしか衣おりやくし、歯おみがき、頭おしさいにつゝみて、小歌お便に色おうるなり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|傀儡子
[p.0845] 新続古今和歌集 九/離別 尾張国に、京よりくだれりける男のかたらひつき侍けるが、あすのぼりなんとしける時、しぬばかりおぼゆれば、いくべき心ちせぬよしいひけるに、 傀儡あこ しぬばかり誠になげく道ならば命とともにのびよとぞ思ふ ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名岐
[p.0854] 後撰和歌集 十七/雑 つくしのしら川といふ所にすみ侍けるに、大弐藤原興範朝臣のまかりわたるついでに、水たべんとて打よりてこひ侍ければ、水おもていでゝよみ侍ける、 ひがき(○○○)の嫗 年ふればわが黒髪も白川のみづはくむまで老にけるかな ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|幇間
[p.0937] 嬉遊笑覧 九/娼妓 太鼓もち、古くは太鼓衆といへり、〈了意が記などにみゆ〉其義は、誰袖海に、能の太鼓打になぞらへ、大夫お心よくのせて廻し、大尽の気に入やうに拍子たつれば太こといふ、末社ともいふは、大じんのそばに有故なり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|種類/白拍子
[p.0841] 平家物語 一 妓王事 そも〳〵わが朝に、しらびやうしのはじまりける事は、むかし鳥羽の院の御宇に、しまの千ざい、和歌のまへ、かれら二人がまひいだしたりけるなり、はじめはすいかんにたてえぼし、しろざやまきおさいてまひければ、おとこまひとそ申ける、しかるお中ごろより、えぼし刀おのけられて ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名岐
[p.0854] 檜垣嫗集 くにのかみしばし出らるゝみちにさしあひて、〈○中略〉名高きひがき(○○○)なりと、人のいへば、はたかくるゝによびいづ、なづかしけれど、かくれ所もなくて、おけおきしにおきていたれば、いかでいとかくは有しぞ、あはれなど、あればおもひわびて、 おいはてゝかしらのかみはしらかはのみづは ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|遊里
[p.0876] [p.0877] 北里十二時 かりにもおにのとは、在五の物語にしるしつけたり、あだちの原のくろ塚にとは、兼盛の朝臣ぞよみたなる、大江戸の北にあたりて、然るものゝすだくところあり、よしはらのさととはよぶめり、げにつながぬ舟のよるべさためず、あくがれまどふたはれおの、枕ひきゆふわたりなりとか、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|夜鷹
[p.0912] [p.0913] 遊京漫錄 下 難波の夜発難波にはじめてくだりしは、やよひのついたち頃なりしに、あはれなる打聞こそ有りしか、難波新地といふ所に、よな〳〵辻かげにたちて、往来の人になさけおあきなふものどもつどふ中に、むつき、きさらぎのほどにや有りけん、ひとりの女の、みめかたちきよげなるが、い ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|夜鷹
[p.0913] [p.0914] 都の手ぶり よたか 沖つ舟よるべさだめぬお、うかれめとよび、家にありてまらうどおまつおば、くゞつとぞよびつけたる、これはさるたぐひにはさまかはりて、家にしもあらず、舟にしもおらず、たゞ大路のくまぐま、あやしき木のもとなどおたづねもとめて、しばしのねやとはさだむるになむ、京 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|雑載
[p.0916] 更科日記 麓〈○足柄山〉にやどりたる所に、月もなくくらき夜のやみにまどふやう成に、あそび三人いづくよりともなく出来たり、五十ばかりなるひとり、二十ばかり成、十四五なると有、いほのまへにからかさおさゝせてすへたり、おのこども火おともして見れば、むかしこはたといひけんがまごといふ、かみ ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|傀儡子
[p.0843] 二中歷 十三/一能 傀儡子 小三 千歳 万歳 増三(まさん) 安無人(あうみと) 四三 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|男色
[p.0928] 続詞花和歌集 十三/恋 かたらひけるわらはお怨みて、しば〳〵とはず侍けるに、彼童文おおこせて侍けるに、薄墨にてかきたりければ、 僧都覚基 うす墨にかくにて知ぬ君はさは見えぬおよしと思ふ成べし ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|妓風
[p.0896] [p.0897] 嬉遊笑覧 九/娼妓 すあしは天和のころよりと見えたり、色道大鑑に、す足お本とすといへれど、其頃は足袋おはきしなるべし、一代男〈六〉女郎も衣しやうつきしやれて、すみ絵に源氏紋所もちいさく並べて、袖口も黒く、すそも山道にとるぞかし、それ迄は目せきあみ笠、うねたびに、もみのくけひ ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|船饅頭
[p.0915] 完天見聞記 天明の末迄は、大川中洲の脇、永久橋の辺りへ舟まんぢうとて小船に棹さして、岸によせて往来の裾お引、客来る時は漕出して、中洲お一〈と〉めぐりするお限として価三十弐文也と、是等も夜鷹とおなじく、瘡毒にて足腰の協はぬもの多しといふ、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|遣手
[p.0893] 嬉遊笑覧 附錄 漢土にて妓館のあるじ皆女なり、是お鴇と雲ふ、妓女も多くは養はず、あるじこれお仮女とす、故に親生は殊に賞せらるゝことゝ見えたり、笑林に、妓者携客輒言、我乃媽所親生雲雲など雲へり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名岐
[p.0854] 古今著聞集 五/和歌 亭子院〈○宇多〉鳥養院にて御遊有けるに、とりかひといふことお、人々によませられけるに、あそびあまた集れり、其中に歌よくうたひて、声よきものゝ有けるおとはるゝに、丹後守玉淵が女白女となん申ける、〈○下略〉 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|幇間
[p.0937] 松屋筆記 百四 太鼓持 幇間お太鼓持といふは、六斎念仏のはやしものより起りて、念仏に節お付て、金と太鼓の二つにてはやす役割に、金お持ものは太鼓お持ず、太鼓お持ものは金お持たぬより、いひ出たる俗話にて金持の遊興に陪して、金お持ぬものが、そのきげんおとり、馳走するお、太鼓持といへりとな ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|遊里
[p.0882] 東海道名所記 六 六条のあたりより西、朱雀の丹波海道より北のかたに、一かまへみへたるは、これ傾城町なり、世に島原と名づく、そのかみ肥前国天草一揆のとりこもりける島原の城は、うしろは海、わきは沼にて、前一方は平地につゞきたれば、此傾城町の一方口なるお、島原といふならん、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|仲居/若者
[p.0894] 賤者考 此遊廓に属したる工商は、皆他よりいやしめらる、まして幇間(たいもこち)、仲居(なかい)、〈江戸にては、吉原には男お用ひて若者といふ、深川にては、女にては軽子といふ、○中略〉花車〈(中略)引船、仲居、花車は、京浪花にのみいへり、○下略〉 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名称
[p.0836] [p.0837] 平家物語 五 ふじ川の事 同じき〈○治承四年十月〉二十四日の卯のこくに、ふじ川にて、源平の矢あはせとぞさだめたりける、廿三日の夜に入て、〈○中略〉その夜の夜半ばかりに、ふじのぬまに、いくらも有ける水鳥ども、なにゝかはおどろきたりけん、一どにばつと立ける羽おと、いかづち大風など ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|妓風
[p.0896] 蜘蛛の糸巻 妓風 天明の後廿年ばかり、文化の比まで、おいらんと称せらるゝは、大方は横兵庫といふ髪の風なりしに、近年此風たえ、むかしお失ふさしかざるかんざしは、昔にまさりて、大きになりしなり、天明の頃は、いかにも細くかるげなり、されば今の如く、馬蹄は頭にのせざりき、女の髪の結ひぶりの ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|夜鷹
[p.0912] 嬉遊笑覧 九/娼妓 浮世草子に、そうか、総嫁の字かけり、此説非なり、風流徒然草、五条の河原には、さうかといふ物あり、鹿の武左衛門かたりしは、或夜河原おとおりけるに、ござおかゝへて行ものあり、誰と見むきたれば、そうか男と物いひていたるお、あれはそうかといはれて、まどひにけり、未練のさ ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名称
[p.0837] 倭訓栞 中編七/計 けいせい 漢書に、一顧傾人城、再顧傾人国と見ゆ、よて傾国(○○)ともいふ、我邦娼家の称たり、此事海東諸国記にも見えたり、武平一が詩に、常矜絶代色、復恃傾城姿といへり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名称
[p.0836] 揃注倭名類聚抄 一/男女 按、新撰万葉集、浮宕訓宇加流、宇加礼女、浮宕女也、阿曾比、楽也、謂歌舞以助宴、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|傀儡子
[p.0842] 倭名類聚抄 四/術芸 傀儡子 唐韻雲、傀儡、〈賄塁二音、和名久々豆、〉楽人之所弄也、顔氏家訓雲、俗名傀儡子、為郭禿、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|庭銭
[p.0900] 異本洞房語園 上 京都の揚屋に、庭せんといふ事あり、正月三月五月七月九月、此五節句お約束のときは、客人より出之、太夫は十三貫、天神は五貫、囲は三貫文、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|栽桜
[p.0885] 雲錦随筆 一 浪華新町の廓九軒町に桜樹お植初しは、文政二年己卯の春にして、三月二十二日よう太夫の道中ありて、同二十六日、二十八日、四月朔日等、四箇度に及べり、其賑ひ言も尽しがたし、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|男色
[p.0929] [p.0930] 老人雑話 下 羽柴長吉は、太閤の小姓無比類美少年也、太閤或時人なき所にて、近く召す、日比男色お好み給はぬ故に、人皆奇特の思ひおなす、太閤とひ給ふは、女が姉が妹ありやと、長吉顔色好き故也、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|種類/白拍子
[p.0841] 徒然草 下 多久助が申けるは、通憲入道舞の手の中に、興ある事どもおえらびて、磯の禅師といひける女に、教てまはせけり、しろき水干にさうまきおさゝせ、烏帽子おひき入たりければ、男舞とぞいひける、禅師がむすめしづかといひける、此芸おつげり、是白拍子の根元なり、仏神の本縁おうたふ、其後源光 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|道中
[p.0897] 一目千軒 道中の事 道中には真行草の三の品ある也、これは此道のならひ有事にて口伝、揚屋入お道中といふ事、太夫は付人も多く、誠に花やかなる旅よそほひのこゝろ也、出立(いでたつ)といふより、道中と号するよし、〈かいどりに左づまもあり〉毎月廿一日に道中有也、真の道中は新艘出る日ばかり也、是 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|道中
[p.0897] [p.0898] 嬉遊笑覧 九/娼妓 又内八文字といふあゆみやうも、京師の風なり、諸艶大鑑に、先一番に都の三夕、各別世界の道中なり、内八文字にかいどりまへ雲々、東海道名所記島原の条に、隻今あげられてかふろやり手におくられ、長きもすそおかいどり、八文字に蹈でゆくうしろかげ雲々あいも、内八文字な ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|男色
[p.0925] 続古事談 六/漢朝 或人に問て雲く、漢家に男色の事ありや、なかにも国王のこの事おし給へる事やみえたる、其人答て雲く、故入道長方卿しめされしは、漢成帝といふみかどの御時、董賢といふものさやらむとみえたり、書に雲、与帝臥起しけりと、後には余りに寵して、位おゆづらむとするにおよぶとみえた ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|種類/白拍子
[p.0842] 嬉遊笑覧 五/歌舞 白拍子とは、もと拍子の名なるが、やがて歌舞の名になりたるなり、七十一番職人歌合に、白拍子曲舞まひどつがひたり、白拍子の歌、忘れゆく人もむかしのおとこ舞くるしかりける恋のせめかな、鶴が岡職人尽にも白拍子あり、秋のおもひ一こえにてもかぞへばや月みることのつもる夜ごろ ...
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