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器用部一|飲食具一|以形状為名
[p.0019] 嬉遊笑覧 二下/器用 糸底なきお坊主椀(○○○)といふ、続五元集に糸じりのなきもおかしき坊主椀、これ糸尻なきにはあらず、其処内に窪みたるおいふ、よしの椀などにあるもの也、 ...
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器用部一|飲食具一|以用法為名
[p.0035] 嬉遊笑覧 二下/器用 近ごろじつきん(○○○○)とて、茶盌の数、十あるお、一づヽ色お異にし、絵も各同じからず、老少年(はけいとう)お、十様錦といふが如く、十錦とは呼なるべし、 ...
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器用部一|飲食具一|以産地為名
[p.0042] 嬉遊笑覧 二下/器用 根来は、そのかみよき朱ぬりおしたる処なり、〈○中略〉根来山破られて後、薩摩の田代根古へ行たる者あり、彼処よりは朱出る故、縁ありて行たりけん、そこにて椀お作りて、塗たるもの多しとなむ、 ...
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器用部一|飲食具一|以産地為名
[p.0042] 嬉遊笑覧 二下/器用 根来は、そのかみよき朱ぬりおしたる処なり、〈○中略〉薩摩椀(○○○)はわろかりしお、鷹筑波に、さつま椀花ぬりはたゞのり地かな、〈薩摩守忠度お隠したり〉 ...
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器用部一|飲食具一|七つ椀
[p.0045] 嬉遊笑覧 二下/器用 七つ椀(○○○)といふものは、おや椀、汁椀の外に中椀あり、其外蓋四つあり、椀毎にふたに用て一つ残る、女は本椀より中椀に取分てくふ、残りたる蓋は高鉢の台の端に置て臨時の用とす、 ...
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器用部二|飲食具二|合子種類
[p.0073] 嬉遊笑覧 二下/器用 里ばなれたる処などには、漆もぬらぬ合子お用ひたる故に、質朴に堅固なるものお、白木合子(○○○○)といふ是なり、夢窻国師本来意およめる、山賤の白木の合子そのまゝに漆つけねばはげ色もなし、 ...
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器用部四|飲食具四|雑盃
[p.0243] 嬉遊笑覧 十上/飲食 誰袖海に、むさし野はおくゆき浅し、笠さかづきはかさびくなりとかく熊がへ、これおみれば、武さし野は大なれども浅きおいへり、くまがへといへる編笠にあり、其形の杯とみゆ、 ...
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器用部五|飲食具五|食籠
[p.0285] 嬉遊笑覧 二下/器用 食籠は東山殿御飾記、君台観座右帳、仙伝抄に、棚にかざれる図あり、重に作りたるもの多し、又私の贈り物はこれお用、宗碩の佐野渡に、此ふたりの方より食籠などいふもの、とりどりにてこま〴〵と書おくり侍る、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0395] 嬉遊笑覧 一下/容儀 或諸侯の蔵物に、紫檀にて作れる古き櫛二つ有、一つは形円く、傍に短き柄ありて自在に動く、今の毛筋通しなどの用おなすもの歟、一つはみねお鳥の形に彫たり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0399] 嬉遊笑覧 一下/容儀 透しの櫛は、其後元文頃より近く天明迄も行はれたり、〈○中略〉其後はやれるは、歯の処玳瑁水牛にて、たけ短く面お広くして、銀の覆輪(○○○○)、種々の摸様おすかしに造りたり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛押
[p.0416] 嬉遊笑覧 一下/容儀 櫛押への出来しもその頃、〈○宝暦〉なり、帽子針の頭お曲たるやうに作る、頭の丸き処に紋などほるなり、銀にて作る、明和二年前句附、広いことかな〳〵、当世は軒端にあまる櫛が出来、 ...
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器用部九|容飾具四|鬘商
[p.0465] 嬉遊笑覧 一下/容儀 籠耳草子に、男女所業のかはれることおいひて、御池長者町には男のせんだく綿つみあり、やがて女のかご舁、男のおちやないも出づべきにやと、あるまじきおいひしかど、おなじ業なるかつらやは、男の職となれり、 ...
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器用部九|容飾具四|紅粉種類
[p.0506] 嬉遊笑覧 一下/容儀 寒のべにお賞する事は、貞徳独吟百韻、障碍おやしはすの月の天狗ども、紅粉に木の葉のちりてまじれる、自注に師走紅粉、木の葉天狗といふ寄合せなり、懐子俳諧集〈二〉色見えてうつろうものや寒のべに、〈山田女〉 ...
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器用部九|容飾具四|伽羅油
[p.0523] 嬉遊笑覧 一下/容儀 賢女心化鞍といふ草子に、姑六十年以前の事お定規にして、嫁のかみゆふおみるに、伽羅の油お付らるゝがあれば、武家がたの中間奴などが、髭にてぞ付る物なるに、女のあたまに付るとは、あんまりけうとい事なり、 ...
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器用部九|容飾具四|香囊
[p.0528] 嬉遊笑覧 二上/挙飾 香囊は丸く銀にて作り、紐お付、句(かぎ)にてつる物也、〈○中略〉身に香囊お懸ることは、古へ薫衣香お専ら用ひたれば、かけ香には及ばざるか、後世匂ひの玉などいふ物ありてかけ香とす、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝種類
[p.0581] 嬉遊笑覧 二中/服飾 今牙杖に削り造る木、黒もじ、かんぼく、白楊等あり、黒もじは、木の高さ一丈許に至り、葉椎に似て鋸歯なし、春若葉の出る時黄花咲、秋丸き実なる榎に似たり、皮は色青く、黒き斑あり ...
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器用部十一|澡浴具二|盥種類
[p.0597] 嬉遊笑覧 七/祭祀 完政の末、品川海晏寺開帳ありて、山上なる銀杏の大木お心(しん)として、桐油合羽にて、大仏の像お造りて、〈白毫は大なる銅手洗(○○○)、螺髪は蜜柑籠、指の爪は、管笠なり、〉観せ物とす、 ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭種類/以色為名
[p.0636] 嬉遊笑覧 二上/服飾 昔々物語に、〈○中略〉柿の三尺手拭にて鉢巻して往還するもあり、今は此体にてありく人なし、落穂集にも酉年回禄に、澀手拭(○○○)の鉢巻したる侍の事おいへり、〈柿手拭は澀ぞめ也(○○○○○○○○)〉 ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭用法
[p.0646] 嬉遊笑覧 二上/服飾 五元集、名月や居酒のまんと頬かぶり、明暦二年丙申二月廿四日町触、跡々より如申触候ほゝかぶり、頬覆面弥法度候間、あみ笠の下、又は編笠なしにも、堅仕間敷候、むかしよりこの法度は有しなり、 ...
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器用部十九|坐臥具四|以製作為名
[p.0171] 嬉遊笑覧 二中/服飾 後世入子枕(○○○)といふ物あり、箱枕の細長きお、五つも七つも数多て入子にしたるなり、夢想枕(○○○)といふも是なり、もと琉球製にや、中山伝信錄に是お套枕(○○)といへり、 ...
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器用部二十四|雑具|烟草入
[p.0553] 嬉遊笑覧 二中/器用 羊羹といふ紙烟草いれ(○○○○○○○○○○)、四五十年以前、江戸橋四日市の竹屋清蔵にて、かます形(○○○○)なるお百文づゝに売たり、其後松本屋といふ、紙たばこ入の棚お、田所町に出して、くすべ紙のよきお製す、 ...
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器用部二十五|舟上|以製作為名
[p.0632] 嬉遊笑覧 七/行遊 難波にては、屋形舟お御座といふ、明暦二年、懐子〈五〉河消遥、河御座の凉しくもあり今日の秋、〈藤昌〉やかた船といふ名もなきにあらず、椀久物語、鷲尾に詣るところ、淀のえだ川に屋形舟おかざらせ、〈○下略〉 ...
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歳時部十七|七月七日|乞巧奠|臣庶乞巧奠
[p.1239] 嬉遊笑覧 六下児戯 江戸にて近ごろ文政二三年の頃より七夕の短冊つくる篠に、種々の物お色紙にて張りてつるす、其頃はなべてせしにはあらざりし、隻浜町辺の町屋などにて見しが、今は大かた江戸の内、せぬ所もなきやうなり、 ...
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称量部一|度|かね
[p.0017] 嬉遊笑覧 二上服飾 大幣と雲三絃の書、とり組の歌に、京では一条やなぎやがむすめ、よつわり帯おたすきにかけて、〈此歌は文禄慶長ごろの歌なり〉帯地のはヾ、凡金(かね)幅二尺五寸お四つ割として見れば、巾三寸許の帯也、 ...
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遊戯部一|双六〈紙双六併入攤 意銭附〉|紙双六
[p.0025] 嬉遊笑覧 四/雑伎 仏法双六(○○○○)といふものあり、天台の名目お集め、初学の僧に覚えさせんが為に作りたるものとぞ、故に是お名目双六ともいふ、絵はなきもの也、 ...
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遊戯部一|双六〈紙双六併入攤 意銭附〉|紙双六
[p.0028] 嬉遊笑覧 六上/音曲 おでゞこは、でこと雲ことに、おもじお添ていひたる也、でこはでくのぼうなり、〈○中略〉其内一種おでゞこといふ人形あり、古き絵双六にみゆ、 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|手法
[p.0056] [p.0057] 嬉遊笑覧 四/雑伎 今石九つおくお、せいもく(○○○○)といへど、此九つ置べき処の黒星は、一つにても聖目なり、今人の碁うつお見るに聖目おさけて打、古法と異なり、殊に先手に中の聖目に打こと見及ばず、 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|囲碁例
[p.0068] 嬉遊笑覧 四/雑伎 勝負お傍に居て見るものおけんぞといへり、源氏、〈竹川〉玉かづらの姫君兄弟碁おうつに、姫君の弟侍従の君、けんぞし給とて近う侍ひ給ふといふことあり、注に見証なり、鞠などにもありといへり、 ...
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遊戯部二|弾碁〈指石併入〉|弾碁盤
[p.0128] 嬉遊笑覧 四/雑伎 南都東大寺正倉院宝物図の中に、双六盤のやうにて中高に作り異なる物あり、おもふに是弾碁の盤にて唐物なるべし、弾碁経に、下呼上擊之などいへるも、盤の中高き故にや、 ○ ...
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遊戯部四|楊弓〈吹矢併入〉|名人
[p.0196] 嬉遊笑覧 六上/音曲 都一中、〈○中略〉一中は上るりの外に楊弓の名手にて、一表二百のこらず的中したりとかや、されば一中といふ名は、もと楊弓のかたに付たる名なるべし、 ...
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遊戯部四|擲石|名称
[p.0223] 嬉遊笑覧 六下/児戯 いしなどり、〈○中略〉今いふ手玉なるべし、雉囊抄に、石札(さん)子おいしなごと訓り、札(さん)は字書に摸(さげる)也とありて、義はかなへるやうなれども、其字面何に出たるか、疑ふらくは抓字の誤にや、 ...
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遊戯部九|茶湯三|茶室
[p.0546] 嬉遊笑覧 一上/居処 茶室に台日と雲は、一畳お四つに分ち一分減たるなり、堺にて薬種一斤お四分一減たるおだい目と雲、文字可考といへり、按るに其大なる方お大目と雲ならん、席にて広狭あるなり、 ...
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飲食部四|料理下|鴨頭
[p.0284] 嬉遊笑覧 十上飲食 口頭、湯河荘司が宿の前にある落書、太平記南方蜂起条に、宮方の鴨頭になりしゆのかはゝ都に入て何の香もせずとあり、湯河お柚皮にとりなしたり、猿楽の狂言、すゞき庖丁にも、ゆのかうとうと雲ことあり、これ今いふ吸口なり、 ...
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飲食部四|料理下|雑載
[p.0337] 嬉遊笑覧 十上飲食 伊呂三絃に、其頃のひねりたる料理おいふに、何も入れずに鶏頭の葉のはしらかし汁、割ずるめにあらめ置合たる酒びて、是よりは古代青鷺塩鴨増ぞかし、とかく手づまのきいたかるい料理より、へたくろしう、うまきがよしといへる、今から見ればいとおかし、 ...
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器用部三|飲食具三|膳種類
[p.0140] 嬉遊笑覧 二下/器用 蝶足の膳は、明暦万治のころの草子の絵に、菓物などお盛る図あり、その時代の折敷なるべし、今の蝶足に較れば、足低く先尖りたり、按るに、これけそくの類也、足の形、蝶花形に似たれば、花足にむかへて、蝶足といふなるべし、 ...
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器用部三|飲食具三|縁高
[p.0157] 嬉遊笑覧 二下/器用 按るに今縁高といふものは、足付の折敷〈木具とも八寸ともいふなり〉の縁の高きものなり、〈折櫃に足付たるは、縁高といふべからず、〉縁高きは、物お盛るによければ、櫃のごとく用ひ、蓋おも作りたる也、〈膳に用ひざれば、異ものの如くなれり、〉 ...
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器用部五|飲食具五|折
[p.0293] 嬉遊笑覧 二下/器用 今さゝ折(○○○)といふ物あり、是はさゝへ折にはあるべからず、さゝやかの義歟、俳諧三匹猿に、さゝ折しける折の饅頭、といふ句あり、篠葉おしける物ゆえ篠折か、神祭などの人数多き弁当には、此さゝ折お用る事、古への破子用ひたるも同じ趣なり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0397] 嬉遊笑覧 一下/容儀 四角めきたる大形に歯お深くひきたる櫛、米仲が独吟歌仙に、関の地蔵お唄にゆりすて、角櫛(○○)お下駄の歯などとさみせられ、〈是享保中の作なり〉宝暦頃にもはやりけるにや、其頃の画にみゆ、遊女の二枚櫛は其後なり、櫛の形は同じ様なり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0403] 嬉遊笑覧 一下/容儀 安永中、平賀源内、菅原櫛(○○○)といへるお工夫し出しけるころ、或人狂歌お贈りけるに、酔て来て小間物見せの御手際は仕出しの櫛もはやる筈なり、返し、かゝるとき何とせん里のこま物や伯楽もなし小づかひもなし、此櫛も瞬息の間のことゝ見ゆ、今其形状おしらず、 ...
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器用部八|容飾具三|笄種類
[p.0426] 嬉遊笑覧 一下/容儀 さき笄(○○○)、金竜山千本桜といふ絵草子に、〈享保十九年〉吉原の遊女兵庫曲にさしたる笄、本一つにて、末二つに分れたり、是さき笄なるべし、今京難波の婦人の髪にさき笄といへども、さる物も用ひず、もとはこの笄お用ひて結べる髪なるべし、 ...
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器用部九|容飾具四|鬘捻
[p.0465] 嬉遊笑覧 一下/容儀 職人図彙に、おちやない(○○○○○)は、都の西常盤といふ処より出るとかや、女の頭に袋おいたゞき髪の落おかひ、かもじにして売買世渡るわざとす、それおおちやないかといひて、町々おあるくなり、昼の八つ時より出るなり、是古へのかづら捻りと同じ、今はかづらやはあれど、落買と雲も ...
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器用部九|容飾具四|小枕
[p.0479] 嬉遊笑覧 一下/容儀 鬢さしは、安永八年はやり出て、此頃すたれ、小枕(○○)は町方にて、文化の初ころよりすたれて用ひざれども、今は髪少なき者多く、小枕付の入髪おば用るなり、小枕もはじめは、付木などお輪にして用ひたり、宝暦明和のころなり、 ...
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器用部九|容飾具四|著唇
[p.0508] 嬉遊笑覧 一下/容儀 近頃は、紅お濃くして唇お青く光らせなどするは何事ぞ、青き唇はなきものお、本色お失なへり、それゆえ時勢粧お画く者、女の唇お草の汁にて塗り、濃彩には綠青して彩りぬ、周の時に有りしといふ、黄眉墨粧あやしむべからず、 ...
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器用部十|澡浴具一|鬢水入
[p.0553] [p.0554] 嬉遊笑覧 一下/容儀 びなんかづらお水に漬て用る器、鬢水入といふ、塗物も金物もあり、形円扁なり、難波などには、びんつけ入れともいへりと見えて、大坂版の前句付に、さても結構な日和さまかな、月代へ鬢付入お頂きて、是は小判金の形に似たるに依て雲り、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝種類
[p.0581] 嬉遊笑覧 二中/服飾 かんぼく(○○○○)、同書〈○大和本草〉雲、肝木、漢名未詳雲々、この木江戸にも処々にあり、葉は対生にして三尖なり、形楓葉に似て大さ一寸許、木はひよどり上戸に似たり、香気あり、これには大和本草にも牙杖にするよしお雲ず、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝種類
[p.0583] 嬉遊笑覧 二中/服飾 西鶴大鑑にえびす橋筋に、根本浮世楊技とし、芝居若衆の定紋おうちつけ置しに雲々とあり、其頃の俳諧集に、野郎の紋やうじ付合の句往々見えたるよし、柳亭子〈○種彦〉いへり、思ふに紋の模お作り、楊の木の軟なれば、その模お打たるものと見ゆ、 ...
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器用部十|澡浴具一|琢砂/歯薬
[p.0593] 嬉遊笑覧 二中/服飾 みがき砂〈○中略〉喜三郎が琢砂といふ事、諸艶大鑑に見えたるは、難波にて其頃の聞えたるものと見ゆ、 ○按ずるに、琢砂は即ち歯磨粉なり、而して正徳の頃には、難波にて喜三郎と雲ふものヽ作れる歯磨粉お珍重したりと見えたり、 ...
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器用部十一|澡浴具二|内衣/名称
[p.0622] 嬉遊笑覧 二上/服飾 又今ゆかたといふは、湯帷子なり、〈○中略〉貞順故実集に、身拭と申よりは、御湯かたびら(○○○○○○)と申は上り候とは、詞の上下おいふ、湯かたびらお身拭ともいひし也、〈手拭といひて湯に用ると同義なり〉後世略して湯かたと雲、猿楽狂言記、などに見えたり、 ...
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器用部十一|澡浴具二|以寸法為名
[p.0638] 嬉遊笑覧 二上/服飾 不角が江戸総鹿子序に、すこぶる汗道具五尺手拭(○○○○)おしぼりぬ雲々、手巾はむかしは短きはなし、〈○中略〉松の落葉小歌〈五尺手拭〉五尺手拭中そめて、おれにくりよより宿におけといへるは、古き三尺手拭(○○○○)の小歌おざれて作り替たる也、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以原質為名
[p.0382] 嬉遊笑覧 二中/器用 すげ笠、〈○中略〉当流女用鑑〈四、貞享四年、〉真野のすが笠かゝへ帯、追風あたりに芬々たり、是なん都女郎雲々、其頃より行はれたり、此笠今の殿中に似て頂尖りたり、其後江戸にても、武家町家ともに女の笠これお用、菱川が画にみゆ、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以形状為名
[p.0409] 嬉遊笑覧 二中/服飾 桔梗笠〈○中略〉 鷹筑波集〈三〉朝がほに日まけおさすな桔梗笠〈吉数〉毛吹草、さく花のしんおやしめ緒桔梗笠、〈吉政〉佐夜中山集、桔梗ばかりおもてはやすなり、〈付句〉めされたる笠もいとよし踊ぶり、〈笑種〉 ...
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器用部二十二|行旅具上|以使用者為名
[p.0417] 嬉遊笑覧 二中/器用 完延ころの江戸絵に、こも僧お風流に書たるに、美服きたれども、笠いま浪人物もらひの著る、前の処に物見の穴あきたる笠にて、形も裾広なり、今のこも僧笠(○○○○)小ぶりにて、上下広狭なく、深く莟みたる笠は、宝暦明和の末の頃の画よりみえたり、 ...
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器用部二十四|雑具|烟管名所
[p.0542] 嬉遊笑覧 十上/飲食 きせるおきせりともいへり、佐夜中山集、金鍔(○○)は月に猶はたかゞやきてたばこきせりも共に新らし、昔の烟管に鍔あり、〈鍔は取置になる、是は吸口の席に付ざる為なるべし、古図に見ゆ、〉 ○按ずるに、烟管に鍔ある事は、めざまし草、及び扁額軌範に載する所の烟管図にも見えたり ...
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器用部二十四|雑具|烟管種類
[p.0545] 嬉遊笑覧 二中/器用 昔のきせるは皆長く、小者が肩に打かつぎ行さま、古画に多くみえたり、きせる筒(○○○○)とは、きせるのことにて、今の如くきせるお入る袋にはあらず、きせるらう長き故、多くは烟袋お結付たり、きせるの短くなうしは、懐中することになりてよう也、 ...
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器用部二十四|雑具|烟管産地
[p.0547] 嬉遊笑覧 二中/器用 きせるは、池の端の住吉屋清兵衛が、田沼ばりとも、出世張とも雲るがはやり、其後水野某が好にて、今戸張など出来たり、又その隣家滝口屋宗八と雲へるは、専ら吉原のきせるお作れり、 ○按ずるに、吉原のきせるとは、江戸吉原遊廓の娼妓が専ら用いる所のきせるの謂なるべし、 ...
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器用部二十四|雑具|烟管産地
[p.0548] 嬉遊笑覧 二中/器用 水口は桐の絞お付、吉久といふ文字あり、風流旅日記、〈三〉水口きせる名物なり雲々、火皿に水口とほり付るはいかゞといへり、此粡の紋お、豊臣公の頃、御免おうけて彫付といへるはいぶかし、上に引る訓蒙図彙に、近ごろといへるにかなはず、 ...
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歳時部十三|年始雑載|初夢|宝船
[p.0893] 嬉遊笑覧 八忌諱 初夢、〈◯中略〉或人雲、今内裏より堂上がたに賜る舟の貘字は、後陽成院宸翰お刻させ給ふとなり、又或説に、後小松院御夢に宝船お御覧じて、画かせ給ふ貘字即宸翰なりとぞ、いづれとも知らざれども、後説は非なるべし、 ...
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遊戯部二|附乱碁|名称
[p.0122] [p.0123] 嬉遊笑覧 四/雑伎 塩尻に、乱碁は指につけて碁子お取、多く得たるお勝とする也、名物考に、今も童子の戯に、乱碁とて白石のみにて打、四つ目殺しといふことおなす、それおいふかなどありて定かならず、今碁盤の筋のうへに石おならべ、その筋お順に石おとる、筋違にはとらぬ事あり、これらも乱 ...
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遊戯部三|八道行成〈牽道併入〉|六道
[p.0171] 嬉遊笑覧 四/雑伎 宝暦十三年の画双六、〈大坂版○中略〉又陸孥(ろくど)と有て、画は銭おかきたり、是地土に筋引てする戯なり、ろくどは六道なるお、前と同き故、あらぬ文字お書たる歟、物類称呼に、大坂にてろくと雲とある是なり、 ○ ...
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方技部十二|医術三|鍼灸忌日
[p.0905] 嬉遊笑覧 八忌諱 宝暦十三年、灸治お忌日とて、長崎にて試し人有しとて、売歩者有しが、今も人々是お写し、壁に張置て、何の年の人は何月何日お忌とて信用す、これ皆拠なき浮説なり、其中に、巳の年の人は、忌日なく、年中よしとあるは、当時、上様巳の御年にわたらせ給へば、かやうに言出しものなりと ...
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飲食部一|飲食総載|夜食
[p.0021] 嬉遊笑覧 十上飲食 著聞集に、左京大夫顕輔卿のもとへ、或人ことおしておくりたりけるに、桜花かざしなどしたりけるお、僧どもおほらかにくらひける雲々とあり、此のことゝ雲は、僧の夜食なり、無住が雑談集〈三〉に、〈○中略〉法師原坂本へ下りぬれば、夕方寄合て事と名づけて、我々世事して食すと雲 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|赤飯
[p.0403] 嬉遊笑覧 十上飲食 一代女〈四〉泉州堺の処に、湊の藤見に大重箱に南天お敷て、赤飯山の様にして行ます雲々、昔よりおなじ事ながら、赤飯の弁当、今は繁華の地には希なるべし、〈萩原随筆に、京都にては吉事に白強飯お用ひ、凶事に赤飯お用る事、民間の習慣なり、江戸は上にて四月より八月迄白強飯、九 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|名物
[p.0572] 嬉遊笑覧 十上飲食 雍州府志に、炒豆は〈○中略〉霰もち(○○○)おいふなり、是お霰といふも古き名なり、桜井基佐が発句に、老松の葉にはさかむや霰餅、諸艶大鑑、内儀も手拭に、あられに大豆などいりまぜし菓子袋のはなむけといへるも是なり、但今の製大葉芥の青粉は用ひず、青のりお粉にしてかくる、霰お ...
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飲食部九|菓子|南蛮菓子
[p.0656] [p.0657] 嬉遊笑覧 十上飲食 南蛮菓子はぼうる(○○○)の類なるべし、万治年間振売の物の内にあり、〈○註略〉伊呂三絃に、揚屋に行、三つ取合のなんばん菓子お、一人に一斤あてにあらし雲々、凡菓子何にても沙糖のすり蜜お、衣にかくるおてんふらと雲、蛮語なるべし、小麦の粉おねりて、魚物などにつけて ...
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飲食部十三|味噌〈豉 納豆併入|種類
[p.0859] [p.0860] 嬉遊笑覧 十上飲食 塩尻に法論みそ、もと南都の製なり、興福寺維摩会十月法論日おわたる、講師等小水のために、座おしりぞく事おうしとして、黒豆豉お食ふ故に、法論みその名ありとかやといへり、本草にも豆豉は血痢などお治すことは見えたれど、小水お截むることは聞えず、此功ある事おしら ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|楽舞
[p.0915] 嬉遊笑覧 附錄 垣下座(えんしたのざ)とは、舞楽等の時、舞人楽人など、著座する所なり、此外、公事の時もあることなり、地下の座にて、饗などにつく所なり、此処にて舞などある時は、堂上へはみえず、此故に俗に晴たゝぬことお、垣下舞(○○○)といひけるにや、後世の俗談に、椽の下の舞(○○○○○)といふは、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|道中
[p.0897] [p.0898] 嬉遊笑覧 九/娼妓 又内八文字といふあゆみやうも、京師の風なり、諸艶大鑑に、先一番に都の三夕、各別世界の道中なり、内八文字にかいどりまへ雲々、東海道名所記島原の条に、隻今あげられてかふろやり手におくられ、長きもすそおかいどり、八文字に蹈でゆくうしろかげ雲々あいも、内八文字な ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0397] 嬉遊笑覧 一下/容儀 椀久物語、女乞食のことおいふ処、この浅ましき身となりても、黒髪そゝけず、一筋元結かけて、象牙の半おれたるさし櫛、これくせもの、昔のおもはれ、〈○中略〉その後、元文ごろ象牙櫛笄はやる、〈○中略〉今も吉原にて、松葉屋半左衛門方には、正月二日遊女ども象牙の櫛おさし、昔 ...
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器用部九|容飾具四|鬢付油
[p.0523] [p.0524] 嬉遊笑覧 一下/容儀 びんつけといふは、上にいへる伽羅油なり、故に是も下村などの油の紙袋には、今もきやらの油と記したり、箕山が色道大鑑、〈延宝六年の序あり〉びんつけは、花露、伽羅油お用ゆ、〈かたきもやはらかきも、なべて鬢付といふ、すき油などの名はなし、〉油は松脂煉は鬢枯てあ ...
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器用部九|容飾具四|鬢付油
[p.0524] 嬉遊笑覧 一下/容儀 婦人首飾、昔は首飾なし、〈○中略〉賢女心化粧に、姑六十年以前の事お〈延享よりなれば、貞享頃に当る、〉定規にして、むかしも今も同じやうに思はれ、嫁の髪みるに、〈○中略〉凡そ首筋より上ばかりに入る物廿一二品もあり、かりそめに出るにも身拵に隙なき事思はれける、先髪の油 ...
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器用部九|容飾具四|髪油商
[p.0527] 嬉遊笑覧 一下/容儀 塩尻に、今男女盛に五味子お用ひて髪おかたむ、〈○中略〉かくいへりしも廃れて今は久しく成ぬれど、近頃まで油店の看板に、かづらの束ねたるお置たりしが、それもいつか皆うせて、唯両替町なる下村の店にのみ、もとの儘におしろいの看板の上にのせて有り、そのあるじに尋ねければ、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝種類
[p.0581] [p.0582] 嬉遊笑覧 二中/挙飾 牙杖の原、竹おも用ひたう、然るに菅家神詠とて、みる石の面に物は書ざりき竹のやうじもつかはざりけり、と雲る歌お伝へたるは、何ものゝさかしらなりけん、抑意義なき事ながら、そのかみさる俗習ありしにこそ、 ○按ずるに、本文の竹の楊枝の歌は、類聚叢林和歌集巻四十二 ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭用法
[p.0646] 嬉遊笑覧 二上/服飾 古へ女は外に出るに、衣かつぎ深き笠お著、下ざまなるは、桂包みなどして覆面はせざりき、永正大永已後手巾やうのものお頭にかぶり、上に笠きたり、これ覆面の類なり、〈○中略〉俳諧懐子〈付合〉立かへりみる塗笠の内、ふくめんお誰ともしれぬ姿にて、〈完文のころ迄も、ぬり笠の下 ...
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器用部十七|坐臥具二|畳床
[p.0058] 嬉遊笑覧 一上/居処 床はもと神代巻に同床共殿とありて、ゆかと訓り、又とことも雲ふ、万葉集に、奥床に母は睡有(いねたり)、外床(ととこ)には父は寝有(いねたり)とあり、床は臥床(ふしど)おいふ也、されど漢土の如く別に床作りて、其上に臥にはあらず、古への人家すべて板敷なれば、坐臥する処には畳 ...
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器用部十九|坐臥具四|夜著/名称
[p.0192] 嬉遊笑覧 二上/服飾 昔綿お多く入て、夜の物とて夜著にする、是おおひえ(○○○)とも、北のもの(○○○○)とも名づけたり、また異名お布子(○○)とも綿入(○○)ともいふなり、此詞みな公家より出たり、今やんごとなき御方は、布子おひえの沙汰はしろしめさずといへり、〈○中略〉布子おおひえといふも義違ふにあら ...
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器用部二十二|行旅具上|以使用者為名
[p.0418] 嬉遊笑覧 三中/器用 鉈屋笠(○○○)は、夷曲集、京のなたやといふ者発心して、大なる鉦たゝき、大笠きて、京田舎ありくお見てよめる、〈近吉〉笠かねも捨て菩提おさとれかし生木に灘や気の毒な体、〈○註略〉近頃空也寺の法師江戸に来り、勧化しありきしが、竹皮の異なる大笠おきたり、なたや笠も此等の類 ...
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器用部二十二|行旅具上|笠雑載
[p.0423] 嬉遊笑覧 二中/器用 あみだ笠は笠の名にはあらず、笠お仰いて後の方へ著たるが、仏の後光めく故にいふなるべけれど、さてはあみだに限りたることにはあらず、思ふに守武千句に、南無あみだ笠きぬ人もなし、といへる秀句ありしより、あみだ笠は出しなるべし、且かく著るは、笠の縁の物に障るによりて也 ...
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器用部二十四|雑具|烟管名所
[p.0542] 嬉遊笑覧 十上/飲食 横谷宗玟は、彫刻の名手なること、世に知る処なり、烟草おすきしかど、脂のらう(○○)につくおきらひて、日毎に三四度づゝ、らうおすげかへさせしとかや、打聞ては奢侈のやうなれど、そのらうは葭お用ひしとなむ、されどもこは一癖なり、人にすぐれたる処あるものには、かうやうのこ ...
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器用部二十四|雑具|烟管種類
[p.0546] 嬉遊笑覧 十上/飲食 近頃異ざまなるきせる出きぬ、雁首吸口は常の如く、らうの処、内ははりがねにて巻たるにや、表はちりめんなどのきぬにて包めり、長さ五六尺より一丈に至るもあり、縄の如く巻きも伸もすべし、遊山などに携へて、木の枝に打かけまとひ付ても烟草お吸ふべし、隻一時の興にて、脂おと ...
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器用部二十四|雑具|烟草入
[p.0554] 嬉遊笑覧 二中/器用 栄花咄、五しぼり紙の烟草いれ(○○○○○○○○○)百お、十八文のぬひ賃、心細き糸仕ごと雲々、これはちりめん紙の類にて、油紙にはあらぬなるべし、質素なることなり、江戸にては、紙烟草入とだにいへば、油紙のことゝなれり、其製は江戸にて、伊勢の壺屋紙にならひて、次第に上品出来たる ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|牛飼
[p.0904] 嬉遊笑覧 二下/器用 車お御する者お牛かひ童といふ、木曾義仲が牛こでいと雲へりし事、平家物語にあり、こでいは健丁(こんでい)なり、古画お見るに、大鬚なるもあれど、頭はわらはなり、後世水主などは、立髪半髪(はんかう)なると同じ儀なり、〈○中略〉其かみも下ざまの者は、頭髪お童の如く束ねたるも ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|修羅
[p.0916] 嬉遊笑覧 二下/器用 まき車と雲は、今のしやち也、〈○中略〉思ふに車軸の略なるべし、そのかみ修羅と雲しも、此の工にや、節用集に、修羅は、引大石材木也と注せり、又地車などもしか雲しにや、石屋宗山が明暦火災記、戌年に御天主台おほぐし、金銀の塊おしゆらにのせ、五六百人にて引出すと見えたり、 ...
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器用部二十九|輿|塵取
[p.0960] 嬉遊笑覧 二下/器用 塵取は、〈○中略〉今も塵おとる具に、むしろの端に縄お付て、二人して舁ものゝ如くなるべし、師門物語、〈完永六年の写本、是も室町頃の草子なり、上巻、〉御こしおつまどの口へたてまうす、御供の女房達のちりとりまで、十六ちやうこそかきすえたれ、〈師門夫婦、塩がま明神に参り ...
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植物部十六|草五|薢
[p.1110] 嬉遊笑覧 十二/附録 草木軍談と雲草子に、美濃国横蔵の薬師如来は萩にて作る、同国石越の円興寺に安置せらるヽ観音菩薩も萩なり、越後国久米山の薬師は野老にて作れり、歌に久米山の薬師のみくじところにて苦々しくもたふとかりけり、萩は大木ありとぞ、ところは粉にして、煉りて器物に作るといへり、 ...
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植物部二十四|草十三|南瓜伝来
[p.0631] 嬉遊笑覧 十上/飲食 かぼちやの小なるお唐茄子と名付、はやり出しは明和七八年の頃なり、唐なすさつま芋の類は、初ものとて賞する人もなし、此二種享保のころ迄は、江戸にはなきものなり、元文のころより近国にて作り出す、〈◯中略〉江戸名物鑑、唐茄子、初夢や一ふじ二たか十なすび、薩摩芋、後の月み ...
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遊戯部一|双六〈紙双六併入攤 意銭附〉|紙双六
[p.0026] 嬉遊笑覧 四/雑伎 絵双六は浄土双六といふもの古し、望一千句、願ふこそ唯極楽の花の縁永きひねもす打絵すご六、是は南閻浮洲よりふり出し、いづる目のよきあしきに依て、或は天堂に上り、あるは地獄に堕、その内永沈(えうちん)とて、一度こゝに落ぬれば、出ることあたはず、故に永沈とはいふなり、こ ...
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遊戯部一|附意銭〈穴一 木槵子打 面打 紋打併入〉|禁令
[p.0038] [p.0039] 嬉遊笑覧 四/雑伎 意銭は、〈○中略〉銭おうち中る事とも聞ゆれど、和名抄に毛無とも訓せたるおみれば、うつ事とは異なるべし、もむは揉字などおもよみて、両手にてするわざ也、されど攤うつと雲事もあるは、銭お両掌の内に持てよく念じて擲ち、其なめとかたとのあらはれたるおもて、勝負する ...
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遊戯部三|八道行成〈牽道併入〉|六むさし
[p.0171] 嬉遊笑覧 四/雑伎 守武千句、きれ〴〵になりぬることのあはれにてむさしおさすとみゆるなりけり、鷹筑波集、善悪に二道かけてつよき人させるむさしお手詰にぞする、又二道かくる人のさいかくちはながらさせるむさしは上手にて、西鶴一代女に、子ども相手に六つむさし(○○○○○)気おつくすことにもなりぬと ...
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遊戯部四|楊弓〈吹矢併入〉|名称
[p.0190] [p.0191] 嬉遊笑覧 四/雑伎 安斎雲、楊弓其始おしらず、本は小童の、楊の枝お弓に作て、もてあそびとせしより起りたることなどにやといへり、かくいひては雀弓と異なることなし、按るに、養由基の楊の葉お射たりと雲伝ふる事によりて、さゝやかなる的矢なれば、楊弓とはいふなるべし、〈○中略〉其起原 ...
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遊戯部四|拳|手法
[p.0235] 嬉遊笑覧 十上/飲食 類柑子に、或第宅のことおいふ、内から国のうたお扇にうつし、拳といふ酒のみかはして、松落葉、はやり歌かんふうらん替りやんしう(/りやんすー)うすんいろ(/すむゆ)ま(/六)りやんけんたにこたまさんちえまさんなはらりとさけのかんおなじこと梅の花とうらいきうこ五うりうすう、こ ...
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遊戯部六|聞香|名称
[p.0301] [p.0302] 嬉遊笑覧 十下/香 嗅 今鼻にきくと雲は、家語に、入芝蘭室、久而不聞其香、即与之化矣などいへり、故に真文伊勢物語には、聞おかぐと訓せたり、又旧本今昔物語、平の実文が事おいふ処、鼻にあてゝ閲けば、艶(えなら)ず馥しき黒方の香にてあり雲々などみゆるも、聞はかげばとよむべし、それよ ...
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飲食部三|料理中|菜
[p.0154] 嬉遊笑覧 十上飲食 後三年合戦絵などおみるに、古への膳部は高き台にて、食物はみなかはらけに盛たり、居やう中に飯お高盛にして置、そのまはりに菜お排べたり、海人藻芥に、毎日三度の供御は御めぐり七種御汁二種なり、御飯はわりたる強飯お聞召なりとあるも、その体にならべたるもの故、菜お御めぐり ...
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飲食部九|菓子|名称
[p.0589] 嬉遊笑覧 十上飲食 古へ菓子は木の実の外には、からくだものとて、漢土の寒具の類お学びて造れるもの種々あり、寒食は冬至より百五日お、三月の節とす、即晴明なり、漢土は旧例にて、此日火お焚ざれば、前日より種々の菓子お調へ置て食ふなり、あたゝかなる食ものなければ、これお寒食と雲ふ、寒具はそ ...
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飲食部九|菓子|雑載
[p.0672] 嬉遊笑覧 十上飲食 七色菓子(○○○○)、今は甲子に大黒へ供ふれども、もと庚申に供へしなり、洛陽集、庚申夜自悦が句、一説に七色売や呼子鳥とあり、昔はこれお売者来れり、一銭にて七色お具す、難波鑑などに図あり、野葡萄の実は熟するとき、五色さま〴〵に染む故、京師の小児これお庚申の七色といふも、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|種類/白拍子
[p.0842] 嬉遊笑覧 五/歌舞 白拍子とは、もと拍子の名なるが、やがて歌舞の名になりたるなり、七十一番職人歌合に、白拍子曲舞まひどつがひたり、白拍子の歌、忘れゆく人もむかしのおとこ舞くるしかりける恋のせめかな、鶴が岡職人尽にも白拍子あり、秋のおもひ一こえにてもかぞへばや月みることのつもる夜ごろ ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|妓風
[p.0896] 嬉遊笑覧 九/娼妓 原武が雑記、〈○中略〉女郎の風俗も、昔は紅粉おしろいおむさき事とし、揚屋女郎の薄げさうだに、あげや風とはいひながら、いやしきことにいひなし、髪はひやうごに引むすび、あらぐしにてすき上げ、つまべにつまらくしの草履、地女とちがひ、きれいなるお女郎とせしに、今の風は髪は ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|夜鷹
[p.0912] 嬉遊笑覧 九/娼妓 浮世草子に、そうか、総嫁の字かけり、此説非なり、風流徒然草、五条の河原には、さうかといふ物あり、鹿の武左衛門かたりしは、或夜河原おとおりけるに、ござおかゝへて行ものあり、誰と見むきたれば、そうか男と物いひていたるお、あれはそうかといはれて、まどひにけり、未練のさ ...
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器用部九|容飾具四|髱刺
[p.0476] 嬉遊笑覧 一下/容儀 鬢さしは、安永八年はやり出て、此頃すたれ、〈(中略)完政中より曲の中に入る紙のはりこ、同はりこのたぼざし(○○○○○○○○)は、烏賊の口より出るとびからすといふ物のやうなる形なり、曲のはりこは、島田、丸曲、島田くづし等あり、それも曲の大きなるがはやりて、はりこも大に造りた ...
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器用部九|容飾具四|白粉種類
[p.0495] [p.0496] 嬉遊笑覧 一下/容儀 粉に二種あり、故に和名抄にも粉(しろきもの/○)と白粉(はふに/○○)と並べあげたり、本草和名に粉錫、和名巴布爾とあり、粉錫は今京おしろい(○○○○○)と呼て、婦人の顔に塗るものなり、しからば粉は水銀粉にて、今はらや(○○○)とも、伊勢おしろい(○○○○○○)とも呼ぶもの是なり、 ...
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器用部十|澡浴具一|楊枝用法
[p.0586] 嬉遊笑覧 二中/服飾 女鑑〈完永前後の書慶安三年板〉くわしのこと、御すはりなば、まづやうじおとり給ひて、つかはれ候はゞ、おとこのやうに、やうじお折ちれ候まじく候、又やうじもちやうの事、大りやく、ゆび二つにてもたれ候、又くわしおもまいり給ふべし、 ○按ずるに、慶安の頃に在りては、男子は ...
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