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人部四|身体一|顔
[p.0326] 徒然草 上 此僧都、ある法師お見て、しろうるりといふ名おつけたりけりとは、何物ぞと人のとひければ、さる物お我もしらず、もしあらましかば、此僧のかほに似てんとそいひける、 ...
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人部四|身体一|矊
[p.0355] 徒然草 下 おなじ心にむかはまほしく思はん人の、つれ〴〵にて、今しばし、けふは心静になどいはんは、このかぎりにはあらざるべし、阮籍が青き眼(○○○)誰もあるべき事也、 ...
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人部八|生命|落死
[p.0654] 徒然草 下 御随身秦重躬、北面の下野入道信願お、落馬の相ある人なり、能々つゝしみ給へといひけるお、いとまことしからず思ひけるに、信願馬よりおちて死にゝけり、 ...
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人部九|性情上|心
[p.0687] 徒然草 上 下部に酒のまする事は、心すべき事也、〈○中略〉具覚房手おすりて、うつし心なく酔たる者に候、まげてゆるし給はらんといひければ、〈○下略〉 ...
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人部九|性情上|怒
[p.0739] 倭訓栞 中編二/伊 いきまき 徒然草に見ゆ、腹立怒る意にいへり、息お巻也、くり反き也、源氏に見ゆ、或は慍およめり、十訓抄にいきまへといふも、同じきにや、 ...
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人部十一|言語|応答
[p.0842] 徒然草 上 何事も入たゝぬさましたるそよき、〈○中略〉かた田含よりさし出たる人こそ、よろづの道に、心得たるよしのさしいらへはすれ、 ...
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人部十一|言語|口おもし
[p.0847] 徒然草 上 何事も入たゝぬさましたるそよき、〈○中略〉よくわきまへたる道には、必口おもく、とはぬかぎりは、いはぬこそいみじけれ、 ...
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人部十一|言語|雑載
[p.0881] 徒然草 上 浄土寺前関白殿〈○藤原師教〉は、おさなくて安嘉門院〈○邦子内親王〉の、よくおしへ参らせさせ給ひける故に、御詞などのよきぞと、人の仰られけるとかや、 ...
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器用部四|飲食具四|盃種類/以原質為名
[p.0229] 徒然草 上 ようづにいみじくとも、色このまざらん男は、いとさう〴〵しく、玉のさかづきのそこなき心ちぞすべき、〈○下略〉 ...
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器用部九|容飾具四|化粧水
[p.0513] 吉原徒然草 下 百十段 二月十五日月あかき夜 したるき女の顔、花の露にてひからせたる跡先になりて、そばへよりそへば、〈○下略〉 ...
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器用部十三|屏障具一|帟/名称
[p.0771] 倭訓栞 中編二十一/比 ひらばり 倭名抄に帟およめり、江次第に平張と書り、周礼注に平張曰帟と見えたり、帟にうつといふ事は徒然草にみゆ、 ...
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器用部十五|屏障具三|屏風種類
[p.0907] 徒然草 上 屏風障子などの、絵も文字も、かたくななる筆やうしてかきたるが、みにくきよりも、宿のあるじのつたなくおぼゆるなり、 ...
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器用部十八|坐臥具三|縄床
[p.0151] 徒然草 下 心さらにおごらずとも、仏前にありてすゞおとり経おとらば、怠るうちにも善業おのづから修せられ、散乱の心ながらも、縄床に座せば、覚えずして禅定なるべし、 ...
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歳時部十三|年始雑載|爆竹|名称
[p.0930] 書言字考節用集 二時候 爆竹(さぎちよう)〈初春有此義、蓋起於庭燎、見博物志、歳時記、事文、〉左義長(同)〈詳徒然草野槌〉三毬杖(同) ...
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歳時部十三|年始雑載|爆竹|名称
[p.0932] 徒然草 下 さぎちやうは、正月に打たるぎちやうお、真言院より神泉苑へ出して焼あぐる也、法成就の池にこそとはやすは、神泉苑の池おいふなり、 ...
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姓名部八|名上|命名
[p.0631] 徒然草 上 人の名も、めなれぬ文字おつかんとする、益なき事也、何事もめづらしきことおもとめ、異説おこのむは、浅才の人のかならずある事なりとぞ、 ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0795] 徒然草 下 此太秦殿に侍りける女房の名共、一人はひざさち(○○○○)、一人はことづち(○○○○)、ひとりははうはら(○○○○)、一人はおとうし(○○○○)と付られけり、 ...
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動物部三|獣三|犬利用
[p.0186] 徒然草 上 養ひかふ物には、馬牛つなぎ苦しむるこそ痛ましけれど、なくてかなはぬ物なれば、いかゞはせむ、犬は守り防ぐつとめ、人にもまさりたれば、必有べし、されど家毎にある物なれば、殊更にもとめかはずともありなん、 ...
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動物部十三|虫上|蝦蟇事蹟
[p.1076] 徒然草 上 綾小路宮のおはします、小坂殿のむねに、いつぞや縄おひかれたりしかば、かのためしおもひ出られ侍りしに、誠や烏のむれいて、池の蛙おとりければ、御覧じかなしませ給てなんと、人のかたりしこそ、さてはいみじくこそと覚しか、 ...
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方技部十三|医術四|雑載
[p.1030] 徒然草 上 人の才能は、文あきらかにして、聖の教おしれるお第一とす、〈○中略〉次に 医術( ○○) お習ふべし、身おやしなひ、人おたすけ、忠孝のつとめも、医にあらずは有べからず、 ...
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人部六|身体三|掌
[p.0460] 徒然草 下 愚者の中のたはふれだに、しりたる人の前にては、此さま〴〵のえたる所、詞にてもかほにても、かくれなくしられぬべし、ましてあきらかならん人のまどへるわれらお見んこと、たなごヽろの上の物お見んがごとし、 ...
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人部六|身体三|脂
[p.0470] 徒然草 上 世の人の心まどはす事、色欲にはしかず、〈○中略〉久米の仙人の物あらふ女のはぎのしろきお見て、通おうしなひけんは、誠に手あしはだへなどの、きよらに肥、あぶらつきたらんは、外の色ならねばさもあらんかし、 ...
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人部七|身体四|髪/名称
[p.0500] 倭訓栞 中編四/加 かみすぢ 髪条也、文選に髾およめり、徒然草に、女の髪すぢおよれる綱には、大象もよくつながるといへり、新古今集に、 かきやりしその黒髪のすぢごとにうちふす程は面かげぞたつ ...
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人部十一|言語|放言
[p.0860] 徒然草 上 高野証空上人、京へのぼりけるに、〈○中略〉上人猶いきまきて、何といふぞ非修非学の男と、あらゝかにいひて、きはまりなき放言しつとおもひける気色にて、馬ひきかへしてにげられにけり、 ...
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人部十三|動作|眠
[p.0972] 徒然草 上 或人法然上人に、念仏の時睡におかされて、行おおこたり侍る事、いかゞしてこのさはりおやめ侍らんと申ければ、めのさめたらむほど念仏し給へと、こたへられたりける、いとたうとかりけり、 ...
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人部十三|動作|走
[p.0990] 徒然草 上 つごもり〈○十二月〉の夜、いたうくらきに、松どもともして、夜半すぐるまで、人の門たゝきはしりありきて、何事にかあらんこと〴〵しくのゝしりて、足お空にまどふが、暁がたよりさすがに音なくなりぬるこそ、年の名残も心ぼそけれ、 ...
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器用部五|飲食具五|甑
[p.0321] 徒然草 上 御産の時こしきおとす事は、さだまれる事にはあらず、御胞衣とゞこほる時のまじなひなり、とゞこほらせ給はねば此事なし、下ざまよりことおこりて、させる本説なし、大原の里のこしきめすなり、 ...
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器用部十五|屏障具三|簾具
[p.0857] 徒然草 上 諒闇の年ばかり哀なる事はあらじ、いろの御所のさまなど、板敷おさげ、あしの御簾おかけて、布のもかう(○○○○○)あら〳〵しく、御調度どもおろそかに、〈○中略〉異様なるぞゆゝしき、 ...
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器用部十八|坐臥具三|縄床
[p.0151] 徒然草諸抄大成 十三 縄床は床になはお張て其上に居る也、又木綿おもはるなり座禅工夫の床也、〈諸〉床字、台家には清てよみ、律宗には濁りてよむなり、今援にては清てよむべし、兼好台家の学者なればなり、〈参〉 ...
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器用部十九|坐臥具四|衾種類
[p.0184] 徒然草 上 さすがに一度道に入て世おいとはん人、たとひ望ありとも、いきほひある人の貪欲おほきににるべからず、紙の衾、麻の衣、一鉢のまうけ、あかざのあつ物、いくばくか人のつひへおなさん、 ...
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歳時部五|朝賀|雑載
[p.0428] 徒然草 上 鳥羽の作り道は、鳥羽殿たてられて後の号にはあらず、昔よりの名なり、元良親王、元日の奏賀の声、甚殊勝にして、大極殿より鳥羽の作道まで聞えけるよし、李部王の記に侍るとかや、 ...
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歳時部十三|年始雑載|門松|立門松
[p.0871] 徒然草 上 明行そらのけしき、昨日にかはりたりとは見えねど、ひきかへてめづらしきこヽちぞする、大路のさま、松たてわたして、はなやかにうれしげなるこそ、又あはれなれ、 ...
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植物部四|木三|栗利用
[p.0180] 徒然草 上 因幡国に何の入道とかやいふものヽむすめ、かたちよしと聞て、人あまたいひわたりけれども、此むすめたヾ栗おのみくひて、更によねのたぐひおくはざりければ、かヽることやうのもの、人に見ゆべきにあらずとて、おやゆるさヾりけり、 ...
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動物部五|獣五|狐害
[p.0341] 徒然草 下 狐は人にくひつくもの也、堀川殿にて、舎人がねたる足お狐にくはる、仁和寺にて、夜本寺の前おとおる下法師に、狐三飛かゝりてくひつきければ、刀おぬきてこれおふせぐ間、狐二匹おつく、ひとつはつきころしぬ、二はにげぬ、法師はあまた取くはれながらことゆへなかりけり、 ...
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動物部五|獣五|狐妖
[p.0369] 徒然草 下 五条内裏にはばけ物ありけり、藤大納言殿、かたられ侍しは、殿上人ども黒戸にて碁おうちけるに、みすおかゝげて見る物あり、たそと見向たれば、狐人のやうについいてさしのぞきたるお、あれ狐よとどよまれて、惑ひにげにけり、未練の狐、ばけ損じたるにこそ、 ...
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方技部十四|薬方|雑載
[p.1129] 徒然草 上 唐の物は、薬の外はなくとも事かくまじ、書どもは此国におほくひろまりぬれば、かきもうつしてん、もろこし船のたやすからぬ道に、無用のものどものみとりつみて、所せくわたしもてくる、いとおろかなり、遠き物おたからとせずとも、又得がたき宝おたふとまずとも、文にも侍るとかや、 ...
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飲食部四|料理下|庖丁人
[p.0315] 倭訓栞 中編二十三保 ほうちやう 荘子に見えし庖厨のことおよくせし丁子が故事によりて、宰享する人庖丁人といひ、其用る処の臠刀おもかく名けたる也、類聚雑要に庖丁刀と見ゆ、和名抄には料理魚鳥者謂之庖丁とかけり、庖丁者の初は、山蔭中納言なりと、徒然草に見えたり、鶴の庖丁は庖人の秘するとこ ...
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人部一|人総載|美女
[p.0033] 徒然草 下 小野小町が事、きはめてさだかならず、おとろへたるさまは、玉造といふ文に見えたり、此文清行がかけりといふ説あれど、高野大師の御作の目録にいれり、大師は承和の始にかくれい給へり、小町がさかりなる事其後の事にや、猶おぼつかなし、 ...
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人部九|性情上|恋
[p.0720] [p.0721] 徒然草 上 延政門院〈○後嵯峨皇女悦子内親王〉いときなくおはしましける時、院〈○後嵯峨〉へまいる人に、御ことづてとて、申させ給ひける御歌、 ふたつもじ牛のつのもじすぐなもじゆがみもじとぞ君はおぼゆる、こいしくおもひまいらせ給と也、 ...
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人部十一|言語|利口/秀句
[p.0875] 徒然草 上 惟継中納言は、風月の才にとめる人也、一生精進にて、読経うちして寺法師の円伊僧正と同宿して侍けるに、文保に三井寺やかれし時、坊主にあひて、御坊おば寺法師とこそ申つれど、寺はなければ、今よりはほうしとこそ申さめといはれけり、いみじき秀句(○○)なりけり、 ...
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人部十三|動作|寝
[p.0967] 徒然草 上 真乗院に盛親僧都とてやんごとなき智者ありけり、〈○中略〉とき非時も、人にひとしく定てくはず、わがくひたき時、夜なかにも暁にも喰て、ねぶたければ、昼もかけこもりて、いかなる大事あれども、人のいふ事きゝいれず、目さめぬれば、いく夜もいねず(○○○○○○○)、心おすましてうそぶきありき ...
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人部二十四|誓約|起請文起原
[p.0346] 徒然草 下 比叡山に、大師勧請の起請といふ事は慈恵僧正書始給ひけるなり、起請文といふ事、法曹にはそのさたなし、いにしへの聖代、すべて起請文につきて行はるゝ政はなきお、近代此事流布したる也、又法令には、水火に穢おたてず、入物にはけがれあるべし、 ...
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器用部四|飲食具四|瓶子種類
[p.0211] 徒然草 上 大覚寺殿にて、近習の人ども、なぞ〳〵おつくりてとかれける処へ、くすし忠守参りたりけるに、侍従大納言公明卿、我朝のものども見えぬ忠守かなと、なぞ〳〵にせられけるお、唐瓶子(からへいし)とときてわらひあはれければ、腹だちて退出にけり、 ...
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器用部十九|坐臥具四|枕用法
[p.0173] 徒然草 上 夜のおとゞは東御枕なり、おほかた東お枕として陽気おうくべき故に、孔子も東首し給へり、寝殿のしつらひ、或は南枕常の事也、白河院は北首に御寝なりけり、北はいむ事也、又伊勢は南なり、太神宮の御方お御跡にせさせ給ふ事、いかゞと人申けり、但太神宮の遥拝はたつみに向はせ給ふ、南には ...
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植物部二十七|菌|名称
[p.0796] 倭訓栞 前編十四/多 たけ 日本紀倭名抄に菌およむは、気味の猛き義なるべし、新撰字鏡に〓おみみたけとよめり、みヽは耳の義也、今佐渡に菌おみヽといへり、〈◯中略〉西土には、いはたけお石耳、まつたけお松耳と書たるお、此方にては〓字お用来れり、徒然草にも見ゆ、鹿〓などの義によれば〓とも書べ ...
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帝王部三|神器下〈昼御座御剣 大刀契附〉|昼御座御剣〖附〗|随行幸
[p.0156] 徒然草 下 或ところの侍ども、内侍所の御神楽お見て、人にかたるとて、寳劔おば其人ぞもち給へるなどいふおきヽて、うちなる女房のなかに、別殿の行幸は(○○○○○○)、昼の御座の御劔(○○○○○○○)にてこそあれと、しのびやかにいひたりし、心にくかりき、その人ふるき典侍なりけるとかや、 ...
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動物部三|獣三|犬種類
[p.0159] 徒然草 下 西大寺静然上人、腰かゞまり、眉白く、誠にとくたけたる有さまにて、内裏へ参られたりけるお、西園寺内大臣殿、あなたうとのけしきやとて、信仰のきそくありければ、資朝卿これお見て、年のよりたるに候と申されけり、後日にむく犬の、あさましく、老さらぼひて、毛はげたるおひかせて、此気 ...
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動物部十七|魚中|鰹雑載
[p.1446] 徒然草 上 鎌倉の海に、かつおと雲魚は、彼さかひにはさうなき物にて、此比もてなすものなり、それもかまくらの年よりの申侍しは、此魚おのれらわかゝりし世までは、はか〴〵しき人の前へ出る事侍らざりき、頭は下部もくはず、きりてすて侍りしものなりと申き、かやうの物も、世の末にな、れば、上ざま ...
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方技部八|観相〈地相 墓相 家相 剣相 夢占 字占 墨色 判占 併入〉|観相例
[p.0578] 徒然草 下 明雲座主、相者にあひ給ひて、おのれもし兵仗の難や有と尋給ひければ、相人まことに其相おはしますと申、いかなる相ぞと尋給ひければ、傷害のおそれおはしますまじき御身にて、かりにもかくおぼしよりてたづね給ふ、是すでに其あやふみのきざしなりと申けり、はたして矢にあたりてうせ給ひに ...
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方技部十一|医術二|外科治療
[p.0842] [p.0843] 本朝医談 昔腫物の治法は、水おそヽぎかくるなり、其法は鷹取の書に詳なり、徒然草に癰疽おやむ者水に洗て楽とせんより、やまざらんにしかじ、是医療の事にはあらねど、療法にかよはして見るべし、栄花物語、此時の事お載て雲、いかにもむつかしうおぼしめし、御居立のありさまなど同じ事なり ...
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人部六|身体三|手
[p.0454] 徒然草 上 もろこしに、許由といひつる人は、更に身にしたがへるたくはへもなくて、水おも手してさヽげて、のみけるお見て、なりひさごといふものお、人のえさせたりければ、ある時木の枝にかけたりけるが、風にふかれてなりけるお、かしがましとてすてつ、又手にむすび(○○○○○)てぞ水ものみける、いか ...
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人部八|生命|臨終
[p.0663] 徒然草 下 人の終焉のありさまの、いみじかりし事など、人のかたいお聞に、たゞしづかにしてみだれずといはゞ、心にくかるべきお、おろかなる人は、あやしくことなる相おかたりつけ、いひし、ことばもふるまひも、おのれがこのむかたにほめなすこそ、其人の日ごろの本意にもあらずやとおぼゆれ、此大事 ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|欲
[p.0777] 徒然草 上 世の人の心まどはす事、色欲(○○)にはしかず、人の心はおろかなる物かな、匂ひなどはかりの物なるに、しばらく衣裳にたきものすとしりながら、えならぬ匂ひには、必心ときめきする物なり、久米の仙人の、物あらふ女のはぎのしろきお見て、通おうしなひけんは、誠に手、あし、はだへなどのきよ ...
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人部十三|動作|臥
[p.0958] [p.0959] 徒然草 上 夜のおとゞは東御枕なり、おほかた東お枕として、陽気おうくべき故に、孔子も東首し給へり、寝殿のしつらひ、或は南枕(○○)常の事也、白河院は北首に御寝なりけり、北はいむ事也、又伊勢は南なり、大神宮の御方お御跡にせさせ給ふ事、いかゞと人申けり、但大神宮の遥拝はたつみに向 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|種類/白拍子
[p.0841] 徒然草 下 多久助が申けるは、通憲入道舞の手の中に、興ある事どもおえらびて、磯の禅師といひける女に、教てまはせけり、しろき水干にさうまきおさゝせ、烏帽子おひき入たりければ、男舞とぞいひける、禅師がむすめしづかといひける、此芸おつげり、是白拍子の根元なり、仏神の本縁おうたふ、其後源光 ...
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器用部十二|家什具|櫃種類
[p.0670] 徒然草 上 堀河相国〈○源基具〉は、美男のたのしき人にて、そのことゝなく過差おこのみ給けり、一子基俊卿お大理になして、庁務おおこなはれけるに、庁屋の唐櫃みぐるしとて、めでたく作りあらためらるべきよし仰られけるに、此唐櫃は上古より伝りて其始おしらず、数百年おへたり、累代の公物、古弊お ...
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器用部十三|屏障具一|幕製作
[p.0740] 安斎随筆 後編十四 一幕の乳廿八は、廿八宿にかたどる、其内に牛宿にあたる乳お除く事、一流の義あり、日本には吉備公の相伝也とて、別に前後まじはる事あり、中頃大内火災にかゝりし日は、牛宿にあたる日なりしによりて、牛宿お除きて廿七宿とせり、徒然草大成に見へたり、牛宿お除く事、古製になき事 ...
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歳時部一|歳時総載上|月
[p.0032] 徒然草 下 十月お神無月といひて、神事にはヾかるべきよしは、しるしたる物なし、本文も見えず、但当月諸社のまつりなき故に、此名あるか、此月よろづの神たち太神宮へあつまり給ふなどいふ説あれども、其本説なし、さる事ならば、伊勢にはことに祭月とすべきに其例もなし、十月諸社の行幸其例も多し、 ...
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歳時部十六|五月五日|薬玉
[p.1153] 徒然草 下 御帳にかヽれるくす玉も、九月九日、菊にとりかへらるヽといへば、さうぶは菊のおりまでもあるべきにこそ、枇杷皇太后宮〈◯三条后藤原妍子〉かくれ給ひてのち、ふるき御帳の内に、さうぶ、くす玉などのかれたるが侍りけるお見て、おりならぬねおなおぞかけつると、弁のめのとのいへる返事に ...
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歳時部十九|追儺〈土牛童子〉〈併入〉|雑載
[p.1381] 徒然草 上 尹大納言光忠入道追儺の上卿おつとめられけるに、洞院右大臣殿に次第お申請られければ、又五郎男お師とするより外の才覚候はじとぞ宣ひける、かの又五郎は、老たる衛士のよく公事になれたる者にぞありける、近衛殿著陣し給ひける時、ひざつきお忘れて外記おめされければ、火たきて候ひけるが ...
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姓名都九|名中|異名
[p.0716] 徒然草 上 公世の二位のせうとに、良覚僧正と聞えしは、きはめて腹あしき人なりけり、坊の傍に大なる榎の木の有ければ、人榎木の僧正とぞいひける、此名しかるべからずとて、彼木おきられにけり、其根のありければ、きりくひの僧正といひけり、いよ〳〵腹立て、きりくひお掘すてたりければ、其跡大なる ...
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天部三|雪|降雪
[p.0211] 徒然草 下 ふれ〳〵こゆき、たんばのこゆきといふ事、よねつきふるひたるに似たれば粉雪といふ、たまれこゆきといふべきお、あやまりてたんばのとはいふなり、かきや木のまたにと、うたふべしと、ある物しり申き、昔よりいひける事にや、鳥羽院おさなくおはしまして、雪のふるにかく仰られけるよし、讃 ...
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天部三|雪|降雪
[p.0211] [p.0212] 徒然草 上 雪のおもしろうふりたりし朝、人のがりいふべき事有て文おやるとて、雪の事何ともいはざりし返事に、此雪いかヾ見ると、一筆のたまはせぬほどの、ひが〳〵しからん人の仰らるる事聞いるべきかは、返々くちおしき御心なりといひたりしこそ、おかしかりしか、いまはなき人なれば、か ...
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遊戯部一|附攤|名称
[p.0030] 壒囊抄 一 同草子〈○徒然草〉に橠うたん事お思とあるは如何よむべき、橠と書誤(は)也、攤なるべし、攤打と雲は、双六体博奕の事也、攤とは賭博と尺せり、賭とはのりもの也、のり物はかけもの也、博とは博奕也、塞おとりて賭ある遊博(は)奕なるべし、是お攤打共言也、但攤は他丹反、たんの音なるべし、 ...
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動物部十一|鳥四|杜鵑事蹟
[p.0869] [p.0870] 徒然草 上 女の物いひかけたる返事、とりあへずよきほどにする男は有がたきものぞとて、亀山院の御時、しれたる女房ども、わかき男たちの参らるゝごとに、郭公やきゝ給へると問て、心見られけるに、なにがしの大納言とかやは、数ならぬ身はえきゝ候はずと答られけり、堀河内大臣殿〈○源通成〉 ...
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動物部二十|介下|貝蓋
[p.1620] [p.1621] 重修本草綱目啓蒙 三十一/蚌蛤 海蠃〈○中略〉 甲香は海螺のふたなり、俗名かいかう、法の如く製して甲煎(たきもの)に入るれば、諸香お聚めて散ざらしむ、〈○中略〉徒然草に、甲香は武蔵国金沢の浦のへなだりのふた(○○○○○○○)なることお雲へり、今はへなだり(○○○○)と雲、或はへなだれ(○○○○)と雲 ...
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方技部一|陰陽道上|雑呪
[p.0062] 安斎随筆 後編一 一嚏のまじなひ 嚏(はなびる)〈くさめの事也、俗にはくしやみと雲、〉は凶事也とて、まじなひおする事あり、徒然草に、くさめくさめと雲てまじなふ事見えたり、くさめと雲は、はなひる事にはあらず、はなひる時のまじなひの詞也、又下賤の人は、はなひる時、まじなひ也とて、くそくら ...
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方技部一|陰陽道上|雑呪
[p.0063] 徒然草 上 或人清水へ参りけるに、老たる尼の行つれたりけるが、道すがら、くさめ〳〵といひもてゆきければ、尼御前何事おかくはの給ぞととひけれどもいらへもせず、猶いひやまざりけるお、度々とはれて、うち腹だちて、やゝ、はなひたる時、かくまじなはねば死ぬるなりと申せば、やしなひ君のひえの山 ...
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方技部一|陰陽道上|雑呪
[p.0063] 徒然草文段抄 二 はなひたる時といふより、尼が答の詞也、是は乳母がたのならはしに、其児のはなひたる時、かたはらの人、はなお合すとて、又くさめと雲也、もしはなおあはせざれば、其はなひたる児に害ありといひならはせり、其故に、今も守刀などに、鼻の糸とて、青き糸おつけて、児のはなひたる時、 ...
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方技部十五|疾病一|鼻病 塞鼻
[p.1168] [p.1169] 徒然草 上 唐橋中将といふ人の子に、行雅僧都とて、教相の人の師する僧ありけり、気の上る病ありて、年のやう〳〵たくる程に、 鼻の中ふたがり( ○○○○○○○) て、息も出がたかりければ、さま〴〵につくろひけれど、煩はしく成て、目眉額なども腫まどひて、打おほひければ、物も見えず、二の舞の ...
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方技部十八|疾病四|腫病
[p.1446] 徒然草 上 唐橋中将といふ人の子に、行雅僧都とて教相の人の師する僧有けり、気のあがる病ありて、年のやう〳〵たくる程に、 鼻の中ふたがり( ○○○○○○○) て、いきも出がたかりければ、様々につくろひけれど、煩らはしく成りて、目眉額なども腫まどひて、打おほひければ物も見えず、二の舞の面のやうに見 ...
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人部四|身体一|息
[p.0315] 徒然草 上 是も仁和寺の法師、童の法師にならんとする名残とて、各あそぶ事有けるに、酔て興に入あまり、かたはらなるあしがなへおとりて、頭にかづきたれば、つまる様にするお、鼻おおしひらめて、かほおさし入て舞出たるに、満座興に入事かぎりなし、しばらくかなでヽ後ぬかんとするに、おほかたぬか ...
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人部五|身体二|嚏
[p.0381] 安斎随筆 後編一 嚏のまじなひ 嚏〈くさめの事也、俗にくしやみと雲、〉凶事也とてまじなひおする事あり、徒然草に、くさめ〳〵と雲てまじなふ事見えたり、くさめと雲ふは、はなひる事にはあらず、はなひる時のまじなひ詞也、又下賤の人は、はなひる時まじなび也とて、くそくらへと雲、拾芥抄に嚏時の ...
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人部八|生命|生
[p.0633] 徒然草 上 又雲、されば人死おにくまば、生お愛すべし、存命のよろこび日々にたのしまざらんや、おろかなる人、此楽おわすれて、いたづかはしく、外のたのしびおもとめ、此財おわすれて、あやうく他の財おむさぼるには、志みつことなし、いける間生おたのしまずして、死に臨て死お恐は、此ことはりある ...
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人部十一|言語|古言/今言/雅言/俗言
[p.0832] 徒然草 上 何事もふるき世のみぞしたはしき、今やうは無下にいやしくこそなりゆくめれ、〈○中略〉たゞいふ言葉も、くちおしうこそなりもてゆくなれ、いにしへは車もたげよ、火かゝげよとこそいひしお、今やうの人は、もてあげよ、かきあげよといふ、主殿寮人数だてといふべきお、たちあかししろくせよ ...
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人部十一|言語|談話
[p.0842] 徒然草 上 久しくへだゝりて逢たる人の、我方にありつる事、数々に残りなくかたりつゞくるこそあひなけれ、へだてなくなれぬる人も、程へて見るは、はつかしからぬかは、つぎざまの人は、あからさまに立出ても、興有つる事とて、いきもつぎあへず、かたり興ずるぞかし、よき人の物語するは、人あまたあ ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|夜鷹
[p.0912] 嬉遊笑覧 九/娼妓 浮世草子に、そうか、総嫁の字かけり、此説非なり、風流徒然草、五条の河原には、さうかといふ物あり、鹿の武左衛門かたりしは、或夜河原おとおりけるに、ござおかゝへて行ものあり、誰と見むきたれば、そうか男と物いひていたるお、あれはそうかといはれて、まどひにけり、未練のさ ...
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器用部十六|坐臥具一|筵雑載
[p.0032] 徒然草 上 御室にいみじき児の有けるお、いかでさそひ出してあそばんと、たくむ法師どもありて、能あるあそび法師どもなどかたらひて、風流の破子やうのもの念比にいとなみ出て、箱風情の物にしたゝめいれて、ならびの岡の便よき所にうづみおきて、紅葉ちらしかけなど、思ひよらぬさまにして、御所へ参 ...
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器用部十七|坐臥具二|軾用法
[p.0119] 徒然草 上 尹大納言光忠入道、追儺の上卿おつとめられけるに、洞院右大臣殿〈○藤原実泰〉に、次第お申請られければ、又五郎男お師とするより外の才覚候はじとぞの給ひける、彼又五郎は老たる衛士の、よく公事に馴たる者にてぞ有ける、近衛殿著陣し給ひける時、ひざつきお忘れて、外記おめされければ、 ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|牛飼
[p.0906] 徒然草 上 今出川のおほい殿、〈○兼季〉嵯峨へおはしけるに、有栖河のわたりに、水のながれたる所にて、さい王丸、御牛お追たりければ、あがきの水、前板までさゝとかゝりけるお、為則、御車のしりに候けるが、希有の童かな、かゝる所にて御牛おば追ものかといひたりければ、おほい殿、御気色あしくな ...
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植物部七|木六|柑子
[p.0408] 徒然草 上 神無月の比、くるす野といふ所お過て、ある山里にたづね入事侍しに、はるかなる苔のほそ道おふみ分て、心ぼそく住なしたる庵あり、木葉にうづもるヽかけひの雫ならでは露おとなふものなし、あか棚に菊もみぢなど折ちらしたる、さすがにすむ人のあればなるべし、かくてもあられけるよと哀に見 ...
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植物部十七|草六|大根利用
[p.0052] 徒然草 上 筑紫になにがしの押領使などいふやうなるものヽ有けるが、土おほねおよろづにいみじき薬とて、朝ごとにふたつづヽやきて喰ける事、年ひさしくなりぬ、或時館のうちに、人もなかりけるひまおはかりて、敵おそひきたりてかこみせめけるに、館の内に兵二人出きて、命おおしまず戦ひて、みな追返 ...
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動物部一|獣一|牛雑載
[p.0074] 徒然草 上 牛おうる者あり、買人、明日其あたひおやりて牛おとらんといふ、夜のまに牛死ぬ、かはんとする人に利あり、うらんとする人に損ありとかたる人あり、是おきゝてかたへなるものゝ雲、牛の主誠に損ありといへども、又大なる利あり、其故は、生あるもの死の近きことおしらざる事、牛すでにしかな ...
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方技部二|陰陽道中|六曜日 赤舌日
[p.0104] 徒然草 上 赤舌日といふ事、陰陽道にはさたなき事なり、昔の人、是おいまず、此頃何もののいひ出ていみはじめけるにか、此日ある事、末とおらずといひて、其日いひたりし事、したりし事かなはず、えたりし物はうしなひ、企たりし事ならずといふ、おろかなり、吉日おえらびて、なしたるわざの、末とおら ...
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飲食部四|料理下|名人
[p.0322] [p.0323] 徒然草 七 園の別当入道(○○○○○○)〈○藤原基氏〉はさうなき庖丁者也、或人のもとにていみじき鯉おいだしたりければ、皆人別当入道の庖丁おみばやとおもへども、たやすくうち出んもいかゞとためらひけるお、別当入道さる人にて、此程百日の鯉おきり侍るお、今日かき侍るべきにあらず、まげて申請 ...
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人部一|人総載|老
[p.0085] 徒然草 下 年老たる人も、一事にすぐれたる才の有て、この人ののちには誰にかとはんなどいはるヽは、老のかたうどにて、いけるもいたづらならず、さはあれど、それもすたれたる所のなきは、一生此事にてくれにけりとつたなく見ゆ、今にわすれにけりといひて有なん、大方はしりたりとも、すヾろにいひち ...
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飲食部十三|味噌〈豉 納豆併入|雑載
[p.0867] 徒然草 下 平宣時朝臣老の後むかしがたりに、最明寺入道〈○北条時頼〉あるよひの間に、よばるゝ事ありしに、やがてと申ながら、ひたゝれのなくてとかくせしほどに、又使来りて直垂などのさぶらはぬにや、夜なれば、ことやうなりとも、とくとありしかば、なへたる直垂うち〳〵のまゝにて、まかりたりし ...
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人部八|生命|寿命
[p.0666] [p.0667] 徒然草 上 あだし野の露きゆる時なく、鳥部山のけふり立さらでのみ、住はつるならひならば、いかに物のあはれもなからん、世は定なきこそいみじけれ、命ある物お見るに、人ばかりひさしきはなし、かげろふの夕おまち、夏の蝉の春秋おしらぬもあるぞかし、つく〴〵と一年おくらす程だにも、こ ...
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器用部十五|屏障具三|障子種類
[p.0869] [p.0870] 徒然草 下 相摸守時頼〈○北条〉の母は、松下禅尼とぞ申ける、守おいれ申さるゝ事有けるに、すゝけたるあかりさうじのやぶればかりお、禅尼手づから小刀して、きりまはしつゝはられければ、せうとの城介義景、其日のけいめいして候けるが、給はりてなにがし男にはらせ候はん、さやうの事に心得 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夜
[p.0092] 徒然草 下 夜に入て、物のはへなしといふ人、いと口おし、万の物のきらかざり、色ふしもよるのみこそめでたけれ、ひるはことそぎ、およすげたる姿にてもありなん、よるはきらヽかに、はなやかなるさうぞくいとよし、人のけしきも、よるのほかげぞよきはよく、物いひたるこえも、くらくて聞たる、用意あ ...
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植物部十五|草四|芋利用
[p.0976] 徒然草 上 真乗院に、盛親僧都とてやんごとなき智者ありけり、いもがしら(○○○○○)といふものお、このみておほくくひけり、談義の座にても、おほきなる鉢にうづだかくもりて、ひざもとにおきつヽ、くひながら文おもよみけり、煩ふ事あるには、七日二七日など療治とてこもりいて、思ふやうに、よき芋がし ...
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地部三|山城国|風俗
[p.0262] 徒然草 下 悲田院の尭蓮上人は、俗姓は三浦のなにがしとかや、さうなき武者なり、故郷の人の来りて物語すとて、あづまの人々に、いひつることはたのまるれ、都の人はことうけのみよくて実なしといひしお、聖それはさこそおぼすらめども、おのれは都にひさしくすみて、なれて見侍るに、人の心おとれりと ...
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動物部四|獣四|猱㹶
[p.0277] [p.0278] 徒然草 上 奥山に猫またといふ物有て、人おくらふなると人のいひけるに、山ならね共、此等にも猫のへあがりて、猫またに成て人とる事はあなる物おといふ者有けるお、何阿弥陀仏とかや連歌しける法師の、行願寺の辺に有けるが聞て、一人ありかん身は心すべき事にこそと思ひける比しも、或所に ...
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人部二十|倹約〈吝嗇 併入〉|倹約例
[p.0062] [p.0063] 徒然草 下 相模守時頼〈○北条〉の母は、松下禅尼とぞ申ける、守おいれ申さるゝ事有けるに、すゝけたるあかりさうじのやぶればかりお、禅尼手づから、小刀してきりまはしつゝはられければ、せうどの城介義景、其日のけいめいして候けるが給はかて、なにがし男にはらせ候はん、さやうの事に心得 ...
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器用部五|飲食具五|破籠
[p.0284] [p.0285] 徒然草 上 御室にいみじき児の有けるお、いかでさそひ出してあそばんと、たくむ法師どもありて、能あるあそび法師どもなどかたらひて、風流の破子やうのもの、念比にいとなみ出て、箱風情の物にしたゝめいれて、ならびの岡の便よき所にうづみおきて、紅葉ちらしかけなど思ひよらぬさまにして ...
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飲食部十一|酒下|雑載
[p.0796] [p.0797] 徒然草 上 下部に酒のまする事は心すべき事也、宇治に住侍けるおのこ、京に具覚房とてなまめきたる遁世の僧お、こじうとなりければ、つねに申むつびけり、ある時迎に馬おつかはしたりければ、はるかなる程なり、口つきのおのこに、先一度せさせよとて、酒おいだしたれば、さしうけさしうけよ ...
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器用部五|飲食具五|鼎
[p.0306] [p.0307] 徒然草 上 是も仁和寺の法師、童の法師にならんとする名残とて、各あそぶ事有けるに、酔て興に入あまり、かたはらなるあしがなへおとりて、頭にかづきたれば、つまるやうにするお、鼻おおしひらめて、かほおさし入て舞出たるに、満座興に入事かぎりなし、しばしかなでゝ後ぬかんとするに、お ...
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人部二十四|名誉|求名誉/不求名誉
[p.0314] 徒然草 上 名利につかはれて、しづかなるいとまなく、一生お苦むるこそおろかなれ、財おほければ身おまもるにまどし、害お買ひ煩おまねくなかだち也、身の後には金おして北斗おさゝふとも、人のためにぞわづらはるべき、おろかなる人の目およろこばしむるたのしみ、又あぢきなし、大なる車、こえたる馬 ...
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飲食部十一|酒下|戒多飲
[p.0787] [p.0788] 徒然草 下 世にはこゝろえぬことのおほきなり、ともあることには、まづ酒おすゝめて、しいのませたるお興とする事、いかなるゆへとも心えず、のむ人のかほいとたえがたげに眉おひそめ、人めおはかりてすてんとし、にげんとするおとらへて、ひきとゞめて、すゞろにのませつれば、うるはしき人 ...
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動物部十三|虫上|蛇事蹟
[p.1044] 徒然草 下 亀山殿たてられんとて、地おひかれけるに、大きなるくちなは、数もしらずこりあつまりたる塚有けり、此所の神なりといひて、ことのよしお申ければ、いかゞ有べきと、勅問ありけるに、ふるくよりこの地おしめたる物ならば、さうなく堀すてられがたしと、皆人申されけるに、このおとゞ〈○藤原 ...
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