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器用部十八|坐臥具三|脇息/名称
[p.0156] 倭訓栞 中編七/計 けふそく 後撰集によめり、倭名抄に脇息と書て、几属所出未詳といへり、戦国策の注に、墨子お引ていふ、楚霊王好士細腰、故其臣皆三飯為節脇息而後帯、淵〓而後起と、脇息の字此義によれるもの成べし、東鑑、新猿楽記には、脇足と書り、憑几是也、 ...
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帝王部二|神器上〈昼御座御剣 大刀契附〉|神器所在
[p.0061] 撰集抄 九 内侍所御事 内侍所おば、御誓の御詞に任せて、あるじと同殿におはしましけり、崇神天皇御位の時、恐れおなし奉らせ給ひて、別の殿にうつしたてまつりにけり、宇多の帝の御時より(○○○○○○○○○)、温明殿にいらせ給へりけり(○○○○○○○○○○○○)、 ...
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地部六|伊勢国|名称
[p.0419] 倭訓栞 前編三伊 いせ 神武天皇の兄に五瀬命ましませり、後撰集にいせわたる川などよめるは此義なり、又五十瀬の義なりともいへり、伊勢の国の名義も同義にて、江次第に渡安濃川三瀬、夫木集に、 鈴鹿山いせ路にかよふ三瀬川のみせばや人に深きこヽろお、とも見えたれば、川瀬の多きよりの名なるべし、 ...
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地部十五|近江国|高島郡
[p.1184] 近江国輿地志略 九十二高島郡 夫高島の名は、万葉集より以来、世々の撰集に出て、正史六国史みな高島の文字につくれり、この郡、南は志賀郡に隣り、郡は若狭国界大杉山波が畑山に至りて、東は湖水おかぎり、艮は越前の国界に交り、巽は湖に連り、坤は山城丹波若狭三国の界に接し、乾は若狭の国界に至る ...
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方技部七|式占〈九星併入軒廊御卜附〉|式神
[p.0540] 倭訓栞 前編十一志 しきがみ 歌書に見ゆ、しきの神ともいふ、新猿楽記陰陽道の条に、仕式神と書り、式伏といふ事もあり、実は人形の識神にて、巫蠱の妖術なりといへり、撰集抄に物の識になんかゝりてと見え、宇治拾遺にしきにうてけると見え、古記に式に厭著(ましなひ)などいふも身代の人形より起ると ...
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方技部十五|疾病一|逆気
[p.1197] 倭訓栞 前編十佐 さくり 倭名抄に噦咽およめり、小繰の義成べし、嘔吐おたくりといふにむかへ看べし、俗にしやくりといふ、しや反さ也、新撰字鏡に嘘欷およめり、泣余の声也と注せり、源氏、狭衣、蜻蛉日記などに、さくりもよヽとなくといへり、撰集抄にしやくりもあへずなくといひ、今もしやくりあげ ...
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人部十一|言語|後言/陰口
[p.0853] 北辺随筆 一 あとうがたり(○○○○○○) しりうごと 後撰集に、あとうがたりといふ事あり、〈○中略〉枕草紙にも、しりうごとゝあり、此ふたつの詞、ともに俗に陰口(かげくち/○○)といふ心なり、あとも、しりも同じ心なればなり、いたくへだゝりたる世にはあらねど、あとうがたりはふるく、しりうごとは後にや ...
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人部十九|正直|正直例
[p.0019] 撰集抄 三 正直房往生事 美濃国と聞えしやらん、中比其国にあやしの僧、里お廻て、人にみやづかふ侍けり、いみじく心ばへわりなくて、何事にも心得たりげれば、人々我も〳〵とあらそひやとひ侍りけり、二三日づゝなんつかへけり、わざとひとつ所には、久しくはいずと侍ける、心だての雲べきかたなく、 ...
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器用部六|容飾具一|鏡雑載
[p.0385] 類聚名物考 調度十 友鏡 ともかゞみ 合鏡(○○)の事なり、異説は僻事なり、後撰集〈八冬〉貫之、黒髪と雪との中のうき見れば友鏡おもつらしとぞ思ふ、〈○中略〉抄、雪との中とは、髪と我との中なり、友かゞみとは、我と鏡の事なり、互に見えあふにより、とも鏡といふなり、又ともかゞみは友鏡なり、いひ ...
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器用部二十四|行旅具下|雨衣/名称
[p.0489] 北辺随筆 二 雨衣 敏達紀雲、是日無雲風雨、大連被雨衣雲々、この雨衣といふは、油衣にやあらん、〈○中略〉後撰集に、ふる雪のみのしろ衣うちきつゝ春きにけりとおどろかれぬる、とよめるは、蓑代衣の心なるべし、これも又其制つたはれるにやしらず、文永加茂祭、また年中行事の絵巻物に、手に持ちたる ...
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地部三十九|橋下|一条戻橋
[p.0200] 撰集抄 三上 浄蔵は善宰相のまさしき八男ぞかし、〈◯中略〉父の宰相公〈◯三善清行〉の此土の縁つきてさり給ひしに、一条の橋のもとに行あひて、しばらく観法して蘇生し奉られけるこそ、伝へ聞も有がたく侍れ、扠其一条のはしおもどり橋といへるは(○○○○○○○○○○○○○○○)、宰相のよみがへり給へるゆえに名付 ...
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植物部十二|草一|晩稲
[p.0789] 傍廂 後篇 おしねとおしねとは異なりおしねは晩稲にておくてなり、早稲おわせといふ対言なり、おしねは小稲にて、美称なれば、早稲晩稲共にいへり、新勅撰集、散木集などに、わさ田のおしねとよみしは早稲なり、新撰六帖に、浜田のおしね打ちなびき早刈しほに成りぞしにける、とあるもわせなり、続古今 ...
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植物部二十七|苔蕨|蕨
[p.0859] [p.0860] 倭訓栞 後編十八/和 わらび 新撰字鏡に蕨およめり、歌に藁火にもよせてよめり、藁火の字通鑑に見えたり、蕨も萌出る事の速なれば、藁火もて呼しにや、歌にさわらび、したわらび、かぎわらびなどよめり、根もて餅とし、又其からお縄とす、新撰字鏡に、狗脊お大わらびとも、山わらびとも訓ぜり ...
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地部三十九|橋下|三河国/八橋
[p.0261] 倭訓栞 前編八久 くもで 蜘手と書り、伊勢物語に三河の国八橋の事に、水ゆく河のくもでなればといへるは、水の蜘手のやうに流れ行なり、されば真名本には水堰河とあれば、みづせくかはとよむべし、いせぎ川なるおもて蜘手にわかれたるなるべし後撰集に、 打渡し長き心は八橋の蜘手におもふことは絶せじ ...
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地部四十九|海〈海路〉併入|伊勢国/伊勢海
[p.1279] 催馬楽入文 律 伊勢〈海〉〈一段、拍子十無空拍〈子〉〉いせのうみの、いせのうみのきよきなぎさの、しほがひに、なのりそやつまん、かひやひろはん、玉やひろはん、 いせのうみのきよき渚に、今按に伊勢の海は清しといひならへり、後撰集に、忍びてかよひ侍りける人、今かへりてなどたのめおきて、お ...
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人部三十五|隠者|隠者例
[p.1013] [p.1014] 撰集抄 九 大江貞基入唐求法事 むかし大江の貞基(〇〇〇〇〇)といふ博士ありけり、身は朝に仕へ、心は穏に有て、常に人間の栄耀は因縁あさし、林下の幽閑は気味ふかしと思ひとりながら、さるべき縁にあはざる程に、もとゝりおさゝげて世の中に交て侍りけるが、年比さりがたく覚えける女の身ま ...
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地部四十|渡|籠渡
[p.0367] 撰集抄 七 敵有男山伏笈中入助事 おなじころ〈◯治承〉こしの方へ修行し侍りしに、〈◯中略〉かごの渡りに、今すこしゆきつかで、山のきはに僧一人、おとこ一人侍り、〈◯中略〉此山伏の笈の中に、此人〈◯男一人〉おかくし入て、ふたりうちともなひて道お過侍るに、太刀はき弓持たるおのこども、十余人あ ...
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動物部十九|介上|亀事蹟
[p.1595] 撰集抄 三 西道法師事 過にし比、紀伊国ゆらのみさきおすぎ侍しに、なぎさ近く釣船漕寄て、四十にかたぶき、五十許にみへ侍る男の、舟の内になき居たる侍、何なる態お愁らんと、哀に覚て、深く水におり立、船ばたに取ついて、いかに何おか歎らんと雲に、此男泣々聞ゆる様、是はつりする者に侍、隻今此 ...
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人部一|人総載|老男
[p.0094] 撰集抄 八 為頼歎老苦事 むかし為頼中納言の、内へ参り給ひて、年比むつましかりける人々の、おはする方へいでおはしけるほどに、いかなる事の侍りけるにや、若き殿上人たち中納言おうちみて、皆隠れ忍びたるさまに侍りければ、中納言うち涙ぐみて、 いづくにか身おばよせまし世の中に老おいとはぬ人し ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0786] 松の落葉 四 男女の名昔やうにつくはひがことなる事 女の名、歌よむ人は、なに子といふお、みやびたりとこヽろえて、たれも〳〵、なに子くれ子とぞいふなる、いにしへにこそ、さやうの名はみゆれ、今の世はなべてのふりにあらねば、わろきこと、なに彦くれ麻呂のごとし、しかのみならず大同弘仁のころ ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0793] 宇治拾遺物語 一 いまはむかし治部卿通俊卿、後拾遺おえらばれけるとき、秦兼久、行向ひて、おのづから歌などやいるとし思て、うかヾひけるに、治部卿いでいて物がたりして、いかなるうたかよみたるといはれければ、はか〴〵しき候はず、後三条院、かくれさせ給てのち、円宗寺にまいりて候しに、花のに ...
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地部五|摂津国|名称
[p.0352] [p.0353] 玉勝間 二 摂津 津国お摂津といふは、もと国の名にはあらず、難波津おつかさどれる官の名なり、難波は古京師に准へて、京職と同じく摂津職おおかれたる、これむねと難波によれる官にして、津国の事おも兼掌れり、職員令に、摂津職帯津国とあるおもて心得べし、そのかみ国のことおも摂津国と書 ...
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歳時部十八|九月九日〈残菊宴併入〉|菊綿
[p.1335] [p.1336] 松の落葉 三 菊のきせわた 菊にわたおきするは、花の香お綿にうつしとりて、そのうつしの香おもてはやすためにぞありける、そは清少納言の枕冊子に、九月九日は、暁がたより雨すこしふりて、きくの露もこちたくそぼち、おほひたる綿などもいたくぬれ、うつしの香ももてはやされたるとあるにて ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧例
[p.0574] [p.0575] 撰集抄 九 観理大徳事 むかし平の京に、男女すみけり、いたく思下べき品の人にはあらざりけるなんめり、蕨山に有て蓬麓の雲おふみ、竹園に望て令書のうけ給お事とせし人にていまそかりけるが、身くるしくまどしく侍りて、忠勤かれ〳〵になりて、里かげに侍けるなり、しかあるに、年なかばたけ ...
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地部一|地総載|九州
[p.0062] 簾中抄 下諸国 西海道〈九国二島〉筑紫(○○)と雲、又鎮西、 ...
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地部一|地総載|畿内
[p.0065] 簾中抄 下諸国 五畿内〈五け国〉きない(○○○)といふ ...
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地部三十七|道路|東海道
[p.0052] 簾中抄 下諸国 東海道〈十五け国〉あづまぢといふ、 ...
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地部三十七|道路|東山道
[p.0055] 簾中抄 下諸国 東山道〈八け国〉これもあつまち(○○○○) ...
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地部三十七|道路|北陸道
[p.0057] 簾中抄 下諸国 北陸道〈七け国〉こしち(○○○)といふ ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0764] 袖中抄 七 ふじのなるさは〈◯中略〉 富士とは、郡の名おとれる也、 ...
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帝王部十六|諡号|陵地為一号
[p.0943] 簾中抄 上 かしは原のみかどヽ申す、〈◯桓武〉これみさヾきの名なり、 ...
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地部三十六|琉球|名称
[p.1357] 倭訓栞 中編三宇 うるまのしま 琉球おいふといへり、蛮国にさうるまあり、袖中抄などにも、いづくともなし、 ...
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器用部六|容飾具一|鏡雑載
[p.0385] 袖中抄 十五 ともかゞみ〈ともまつ雪○歌略〉 顕照雲、ともかゞみとは、わがかみ、人のかみのしろきお、雪にみあはする也、 ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0777] [p.0778] 袖中抄 十九 えびすのみよりいだすち江記雲、赤染は赤染時用女也、依歴右衛門志尉等号赤染衛門、実兼盛女也雲々、 ...
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帝王部四|帝号|総載
[p.0169] [p.0170] 簾中抄 唐名 帝王 天子 皇帝 主上 天皇 陛下 至尊 聖朝 聖上 聖主 聖皇 国家 朝廷 一人 明朝 聖代 ...
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帝王部十六|諡号|陵地為一号
[p.0943] 愚管抄 一仁明 此みかどは、深草のみかどヽ常に人申すなり、みさヾきの名なり(○○○○○○○○)、〈◯又見簾中抄〉 ...
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帝王部二十一|女御|名称
[p.1232] 簾中抄 下 女御(によご) これ別のつかさにはあらねども、内侍のかみなどになさるヽおりあり、 ...
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帝王部二十一|更衣|雑載
[p.1285] 簾中抄 下 更衣 これべちのつかさにはあらねども、内侍のかみなどになさるヽおりあり、 ...
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動物部十三|虫上|竜盤魚
[p.1061] 袖中抄 六 井もりのしるし〈○中略〉 無名抄雲、井もりといふ虫は、ふるき井などに、とかげににて尾ながき虫の、手足つきたる也、 ...
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方技部二|陰陽道中|庚申日
[p.0147] 簾中抄 下略容附歌 庚申夜の誦 彭侯子 彭常子 命児子 離我身夜もすがら、いねずして、これおとなふれば、三尸さり、万福きたる、 ...
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歳時部三|年号上|年号起原
[p.0157] 簾中抄 下 年号〈◯中略〉 大宝よりさきに、時々年号はあり、大化、白雉、白鳳、朱鳥などいふ、大宝よりつヾきてたえざりけり、 ...
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帝王部十四|太上天皇〈追尊天皇附〉|一時有二上皇
[p.0826] 簾中抄 上 淳和天皇、〈◯中略〉承和七年五月崩、後太上皇と申、嵯峨おば前の太上皇と申、院のふたり並びておはしましければ、前後となづけ奉れり、 ...
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天部一|方角|名称
[p.0017] 袖中抄 十九 そとも 顕昭雲、そともとはうしろと雲事也、考日本紀公望注雲、陽南、影面、かげとも、陰北、背面、そとも、案之、南は日の影のおもて、北はそむけるおもてといふ歟、 ...
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地部三十五|蝦夷〈樺太州併入〉|名称
[p.1270] 袖中抄 二十 どくきのや〈ちしまのえぞ〉 あさましやちしまのえぞの(○○○○○○)つくるなるどくきのやこそひまはもるなれ 顕昭雲、〈◯中略〉えびすのしまはおほかれば、ちしまのえぞとぞ雲也、 ...
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方技部三|陰陽道下|天一方
[p.0177] 簾中抄 下方違附土忌 天一〈五日づゝふたがる〉 乙卯の日より、五日は卯のかたにあり、卯といふは東なり、そののちしだいにめぐる、こよみにつきたり、そなたにとゞまらず、大かたいむことも、大将軍の方のごとし、 ...
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方技部三|陰陽道下|土忌
[p.0197] 簾中抄 下方違附土忌 土おいむこと 我家のかきのうちは、四十五歩おいむ、となりは廿歩五歩おいむ、 八卦御忌方は三百歩おいむ、三百歩は四町あまりなり、たゞしつちお三尺すぎてほるおいむなり、 ...
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方技部十三|医術四|湯治
[p.0995] 簾中抄 下 くこの湯( ○○○○) あむる日 正月二日 二月三日 三月六日 四月四日 五月一日 六月二十一日 七月七日 八月八日 九月二十日 十月八日 十一月二十日 十二月三十日 この日ごとに、くこおゆに入てあむれば、色あはひよくなりて、おいにやまひせず、 ...
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人部六|身体三|手
[p.0454] 松屋筆記 十 手ふりおして 顕季家集に、霞たつ、くらまの山の、薄桜手ふりおしつヽなおりぞわづらふ雲々、按手ふりおしては、手お振さま也、手おふるといふこと、袖中抄の都の手ぶりの条、まだ袋草子三の巻廿葉などにも見ゆ、 ...
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器用部十七|坐臥具二|つかなみ
[p.0083] 袖中抄 十四 とふのすがごも 俊頼、山家嵐歌、あらしのみたえぬみやまにすむたみはいくへかしけるとふのつかなみ、つかなみとて、わらおあみてしく也、わらぐみ、あうしき、ねこがき(○○○○)ともいふ、 ...
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植物部十二|草一|早稲
[p.0786] 袖中抄 十九 ゆきあひのわせ顕昭雲、ゆきあひのわせとは、ところの名おわせに読つけたる也、万葉歌に、ゆきあひのさかのふもとにひらけたるさくらのはなお見せんこもがな此歌にて心えあはするに、前のわせの名も、所につけたるときこゆる也、 ...
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植物部十四|草三|薄
[p.0923] 袖中抄 十九 すぐろのすヽき(○○○○○○○)あはづ野のすぐろのすヽきつのくめばふゆたちなづむ駒ぞいはゆる顕昭雲、すぐろのすヽきとは、春のやけのヽすヽきのすえのくろき也、えもじお略してすぐろといへる也、〈◯下略〉 ...
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植物部十四|草三|薄
[p.0923] [p.0924] 袖中抄 十九 ほやのすヽき(○○○○○○)しなのなるほやのすヽきも風ふけばそよ〳〵さこそいはまほしけれ顕昭雲、ほやのといふ所しなのヽ国に有、その所にあるすヽき也、或書にはちいさやかなるすヽきなりとかきたれど、それはいかヾとおぼゆ、 ...
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天部三|雪|沫雪
[p.0201] 袖中抄 十六 あは雪 しはすにはあは雪ふるとしらぬかも梅の花さくつヽみてあらで〈◯万葉集八〉 顕昭雲、あは雪とはきえやすき雪也、世人春雪とおもへり、しかれどもいまの歌もしはすにふるといへり、冬も春もよむべし、 ...
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天部四|虹〈気 陽炎併入〉|気|室八島烟
[p.0323] 袖中抄 十八 むろのやしま 顕昭雲、〈◯中略〉むろのやしまとは、下野国の野中に島あり、俗はむろのやさまとぞいふ、室は所名歟、その野中に清水の出るけのたつが、けぶりに似たる也、是は能因が坤元儀に見えたる也、〈◯下略〉 ...
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地部三十九|橋下|久米岩橋
[p.0231] [p.0232] 袖中抄 六 くめぢのはし〈いはゞし◯中略〉 又かつらぎのはしともよめり、又くめぢのはしともいふ、又かつらぎやくめぢにわたすいはヾしともよめり、又かつらぎやわれやくめぢの橋つくりともよめり、又かつらぎやくめぢのはしの中絶てともよめり、又かつらぎやくめの岩はしともよめり、 ...
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地部四十五|野〈原附〉|蜻蛉野
[p.0936] 袖中抄 三 かたちの小野 みよし野の蜻の小野にかるかやの思みだれてぬるよしもがな 顕昭雲、蜻おばあきつと読也、然而此歌おば、あきつの小野とよむべし、かたちの小野は、傍そのいはれなし、あきつとは蜻也、えむばなり、あきつはの袖なども読り、 ...
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地部四十九|島〈洲併入〉|名島
[p.1351] [p.1352] 袖中抄 十七 うるまのしま(○○○○○○) おぼつかなうるまの島の人なれや 我ことの葉おしらぬがほなる 顕昭雲、これは公任卿の歌也、うるまの島の人の、こヽにはなたれて、こヽの人の物雲お、聞もしらでなんあると雲比、返事せぬ女につかはしける也、 ◯ ...
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動物部九|鳥二|鴫雑載
[p.0626] 袖中抄 十八 しぢのはしがき〈しぎのはれがき○中略〉 又雲、〈○歌論義、中略、〉昔あだなる男おたのむ女有けり、こぬよのかずはおほく、くる夜のかずはすくなかりければ、かのこぬよかずおかく事なん、暁のしぎと雲鳥のはねかくよりもおほかると雲なるべし、 ...
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動物部十|鳥三|鶏/名称
[p.0678] 袖中抄 二十 ゆふつけどり 逢坂の夕付鳥にあらばこそ君が行来おなく〳〵もみめ 顕昭雲、夕つけとりとは、にはとりお雲也、よの中さわがしき時、四境の祭とて、おほやけのせさせ給に、鶏に木綿(ゆふ)おつけて、四方の関にいたりて祭也、逢坂は東の関なればかく読り、 ...
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動物部十二|鳥五|鷹雑載
[p.0943] 袖中抄 九 とかへる鷹(○○○○○) われが身はとかへるたかとなりにけりとしおふれ共こひおわすれず 顕昭雲、たかにかへるといふことおよむは、毛のかはるなり、とやがへり(○○○○○)といふは、鳥屋にて毛のかはるなり、やまがへり(○○○○○)といふは、やまにてけのかはるなり、 ...
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方技部十五|疾病一|欧吐
[p.1198] 倭訓栞 前編二十七倍 へど 反吐の意なり、日本紀には反吐おたまひと訓ぜり、竹取物語に青へどおつきて、袖中抄に貫簀たまはりて、へどつかんといふと見え、和名抄に欧吐おへどつくとよめり、つくは衝の義也、平家物語に、黄水つくといふ語も見えたり、 ...
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人部八|生命|名称
[p.0625] 袖中抄 十 たまきはる(○○○○○)〈○中略〉 顕昭雲、玉きはるとは、たましひきはまると雲お、まの字お略して雲歟、さればにや命によせてよめる歌おほし、 たゞにあひて見てははみこそ霊剋(たまきはる)命に向わが恋やまめ かくしつゝあらくおよみにたまきはるみじかき命(○○○○○)おながくほりする〈○下略〉 ...
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器用部十五|屏障具三|簾種類
[p.0849] 倭訓栞 前編三十/美 みくり〈○中略〉 倭名抄に、三稜草お訓ぜり、新撰字鏡には芿およめり、今伏見にて、うきやがらといへり、歌にみくりなはとよめるは、縄なるべし、袖中抄に、遍照寺の母屋の御簾は、みくりのつると申物にて侍るは、此物なるにや、枕草紙に、みくりのすだれと見えたり、あひば草とも ...
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器用部二十五|舟上|以地名為名
[p.0656] 袖中抄 十五 あしがらおぶね 顕昭雲、あしがらおぶねは、相模のあしがらの小舟也、相模防人の歌也、或人雲、葦刈小船也、らとりと同音也、 或人雲足軽(あしから)お舟也、らとりと同音也、万葉には、あしがらおは、あしかりともよめり、りとらと同音也、 ...
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植物部十九|草八|烏頭
[p.0205] 袖中抄 二十 とくきのや〈ちしまのえぞ〉あさましやちしまのえぞのつくるなるとくきのやこそひまはもるなれ顕昭雲、とくきのやとは、おくのえびすは、鳥の羽のくきに、附子と雲毒おぬりて、よろひのあきまおはかりているといへり、附子矢(○○○)といふはこれ也、 ...
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天部四|風|風以方位為名
[p.0253] 袖中抄 二十 ひかた〈あなし しなとの風 こヽろあひの風 しのヽおふヾき〉 あまぎりあひひかた吹らしみづぐきのおかのみなみになみ立わたる 顕昭雲、ひかたは坤風也、 無名抄雲、ひかたは巽風也、ひるはふかで夜ふく風也、 私雲、たつみの風おば、おしやなと雲、又伊勢ごちといふ、又いぬいのかぜおば ...
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天部四|虹〈気 陽炎併入〉|陽炎|武蔵野逃水
[p.0329] 袖中抄 十九 にげみづ 顕昭雲、にげ水とは、あづまぢにあり、人ののまんとすれども、おほかたくまれでにぐる水なりとぞいひつたへたる、是は俊頼朝臣詠也、是もさる事やはあるべきとおもへど、人のいひ置たる事なれば、しるしのする也、 ...
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地部四十一|津|伊予国/饒田津
[p.0540] 袖中抄 十三 なりたづ なりたづにふなのりせんと月までばしほもかなひぬいまはこぎこな 顕昭雲、なりたづとは熟田津とかけり、但考日本紀に、熟田津此雲爾枳陀豆(にぎたづ)、然ば万葉にてもにぎたづと可読歟、なりたづは伊与にある所なり、いまはこぎこなは許芸(こぎ)歟菜とかけり、こげこなともよめり ...
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動物部十五|虫下|われから
[p.1201] 閑田耕筆 三 われからといふもの、小きえびのごとしと、袖中抄にも見ゆ、越前、若狭、丹後わたりの方言には、ありから(○○○○)と雲、尺なぎといふ物に似て、凡一寸計の赤きもの也、わかめの類の藻につけり、わがめ売る女どもに、ありから多く付たりと咎むれば、ありからくはぬ上人もなしと申すとこたふ、 ...
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方技部三|陰陽道下|太白方
[p.0176] 簾中抄 下方違附土忌 太白〈一夜めぐり(○○○○○)といふ〉 一日、十一日、二十一日、この日は卯にあり、その後しだいに八方にめぐる、九日、十日は天地にありといへり、これも大将軍のいみのごとし、そなたに行てとゞまらざるなり、たゞし正方おいむなり、正方とは、東にあれば東六町に、北南ひろさ一町づ ...
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姓名部三|姓氏下|雑載
[p.0293] 袖中抄 十九 えびすのみよりいだすち みちのくのえびすの身よりいだすちのことうぢ(○○○○)なれや逢ぬこひかな 顕昭雲、おくのえびすは、わが子、人の子さだめんとするには、ちヽが血と、子の血とお合に、我子なれば、親子のちひとつにあひぬ、こと人の子なれば、血ひとつにならずといへり、さてことうぢ ...
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地部二十|陸奥国下|名所
[p.0166] 袖中抄 十九 いしぶみ いしぶみやけふのせばぬのはつ〳〵にあひみてもなおあかぬけさかな 顕昭雲、いしぶみとは、陸奥のおくにつものいしぶみあり、日本のはてといへり、但田村将軍征夷之時、弓のはずにて、石の面に、日本の中央のよしかきつけたれば、石文といふといへり、信家侍従の申しは、石の面な ...
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地部四十三|山上|紀伊国/妹妋山
[p.0749] 袖中抄 十四 いもせの山 ながれてはいもせの山の中におつるよし野のかはのよしや世の中 顕昭雲、いもせの山とは、紀伊国にあり、吉野川おへだてヽ、いもの山せの山とて、ふたつの山ある也、昔いもとヽせうとヽ、河おへだてヽ中のさかひお論じけり、遂に妹かちて、せの山の方ちかく堀て、吉野川おばなが ...
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動物部五|獣五|鹿/名称
[p.0312] [p.0313] 袖中抄 十 すがる(○○○)なるの 春なればすがるなる野のほとゝぎすほと〳〵いもにあはずきにけり 顕昭雲、〈○中略〉草のすのかれてかるくなると雲歟、〈○中略〉但古今歌に、すがるなく秋の萩原あさたちて旅行人おいつとかまたん 此すがるおば、無名抄、綺語抄、奥儀抄、童蒙抄等に、みな鹿お雲 ...
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動物部十|鳥三|胡鷰
[p.0784] 袖中抄 十九 あまどり あまたゆひゆたひたゆたふ雲まよりきこえやすらんあまどりの声 顕昭雲、あまどりとは空の雲の中にすみて、おほかた人にもしられぬ鳥也、その鳥六月つごもり七月になるほどに雲の中に、すおつくりて子おうむが、風など吹て雲いたくさはぎて、そのすのやぶれぬべければ、わびてなく ...
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方技部十二|医術三|産前後心得
[p.0877] 簾中抄 下 さんのヽちいむ物 なし、す、又わきのかある人おみず、見つればはれ物のいづるなり、あつくきすべからず、あたらしきわたおきせず、人のきたる物おきするよし、つねにすヾしくすべし、十歳よりさきには、むぎのこおくはせず、十五よりさきには、ひ水おのませず、おさなきものには、きびおく ...
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方技部十三|医術四|養生
[p.1000] 簾中抄 下 養生 かくふるまへば、病なく命ながし、 人は、いたくやすらかなるべからず、つねに物おすべし、またいたくくるしくは思ふべからず、いづれもあし、つねにかゞみおみよ、たゞしかたちおあひすべからず、あつきおりにありきおして水にむかふべからず、おほきにあせにあへたらば、身にはうにお ...
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姓名部三|姓氏下|雑載
[p.0291] 袖中抄 十九 一ものヽふのやそうぢがは ものヽふのやそ宇治河のあじろ木にいざよふ波の行えしらずも 顕昭雲、ものヽふとは、人の総名也、人の姓はおほかれば、八十氏といふ也、百姓といふもおほかる数也、八十といふは、陰の数の満也、是お略して、ものヽふといはねど、やそうぢ人ともいふ也、〈○中略 ...
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天部三|雨|大雨
[p.0183] [p.0184] 袖中抄 一 ひぢかさ雨 いもがかど行すぎがてにひぢかさの雨もふらなんあまかくれせん 顕昭雲、此歌にひぢかさ雨といへるはひが事也、これは万葉集の歌なり、彼集にはひさかた雨といへり、考、万葉集第十一雲、 いもがかどゆき過かねつひさかたの雨もふらぬかそおよしにせん〈◯中略〉 六帖曰、 ...
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方技部三|陰陽道下|方違
[p.0190] [p.0191] 簾中抄 下方違附土忌 大将軍方〈三年ふたがり也、おほふたがりと雲、〉 寅卯辰年は〈北ふたがる〉 亥子丑方おいむべし巳午未年は〈東ふたがる〉 寅卯辰方おいむべし 申酉戌年は〈南ふたがる〉 巳午未方おいむべし 亥子丑年は〈西ふたがる〉 申酉戌方おいむべし このふたがり方には、ちおほり ...
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方技部九|仙術〈幻術 奇術併入〉|仙人
[p.0620] 袖中抄 六 くめぢのはし〈○中略〉行者〈○役小角〉夜鬼神おめしつかひて、水おくみ薪おひろはしむ、したがはぬものなし、あまたの鬼神おめして、葛木の山と金の御峯とに橋おつくりわたせ、我かよふ道にせんといふ、神どもうれへなげゝ共まぬかれず、せめおほすれば、わびて大なる石八お運てつくりとゝの ...
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人部一|人総載|醜人/醜男
[p.0038] [p.0039] 袖中抄 六 くめぢのはし〈○いははし○中略〉 顕昭考雲、〈○中略〉行者〈○役小角〉筏鬼神おめしつかひて、水おくみ、薪おひろはしむ、したがはぬものなし、あまたの鬼神おめして、葛木の山と、金の御峯とに橋おつくりわたせ、我かよふ道にせんといふ、神どもうれへなげヽ共まぬかれず、せめおほ ...
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植物部十六|草五|麻
[p.1194] 袖中抄 十一 さくらあささくらあさのおふの下草はやくおひばいもが下ひもとかざらましお顕昭雲、さくらあさとは、麻の花は、しろき中にすこしうすすはう色あるあさのある也、それお桜麻とは雲也、又下人の申侍しは、くらあさといふ物なりと申き、くらあさとは、もしくら(苦参)らと雲物にや、それもぬの ...
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動物部九|鳥二|鳰
[p.0605] 袖中抄 十三 にほのうきす あふことのなぎさによするにほのすのうきみしづみゝ物おこそおもへ 顕昭雲、にほのうきすとは、にほといふとりの巣は波のうへにつくりおきてあるなれば、頼政卿も、にほのうきすのゆられきてとよめり、此義につくべし、まさしく池などにあるは、あちこちくいもてありくと人々 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0768] [p.0769] 袖中抄 七 ふじのなるさは さぬらくはたまのおばかりこふらくはふじのたかねのなるさはのごと 顕昭雲、ふじのなるさはとは、ふじのやまのみねに、いけのごとくにおほきなるさはあり、その水と火と相劇して、けぶりと水気と相和してたちのぼる、火もえ水のわきかへるおと、つねにたえず、され ...
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器用部十六|坐臥具一|薦種類
[p.0034] 袖中抄 十四 とふのすがこも みちのくのとふのすがごもなゝふにはきみおしなしてみふにわれねん 顕昭雲、とふのすがこもとは、あみお十してあみたる也、すがごもとは、菅にてあみたるこも也、すががさ、すがみの、すがまくら、すがわらだなど雲がごとし、薦は大様は菰蒋にてあみたれば、本の名にしたが ...
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動物部二十|介下|蟶
[p.1651] [p.1652] [p.1653] 袖中抄 六 あまのまてがたいせの海のあまのまてがたいとまなみながらへにける身おぞうらむる 顕昭雲、あまのまてがたとは、あまのまてと雲かひつものとること也、あまのまくかたとかけ る本もあれど、多本にまてとかきたれば、それにつきて釈すべし、 しほのひたるかたにて、まてお ...
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地部十|甲斐国|郷
[p.0720] 甲陽軍鑑 二十品第五十八 家康は慈悲ふかき大将にて、勝頼公御最期所に寺お建てよと、甲州先方衆に仰付られ、田野に勝頼公御墓寺は、家康大慈大悲の儀おもつて如件、〈◯中略〉此田野寺にも田野郷(○○○)皆付よと有て下さるヽ ...
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地部十七|飛騨国|田数/石高
[p.1334] 飛州志 一土地 田野総穀量 今世一国の総穀量、四万四千弐百六十七石余、 ...
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動物部七|獣七|豹
[p.0451] 日本書紀 二十二/推古 十九年五月五日、薬猟兎田野、〈○中略〉是日諸臣服色、皆随冠色、各著髻華、〈○中略〉大仁小仁用豹尾、 ...
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動物部十五|虫下|螽蟖/蚱蜢/螇蚸
[p.1161] 倭名類聚抄 十九/虫豸 蚱蜢 本草雲、蚱蜢〈作猛二音、和名以奈古万呂(○○○○○)、〉貌似螇蚸、而色少蒼、在田野間者也、 ...
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方技部十四|薬方|採薬
[p.1105] [p.1106] 万葉集略解 十六 推古紀十九年五月五日、兎田野に薬猟し給ふよしあれど、此歌によれば、其日に限らざるべし、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0076] 日本書紀 二十二推古 十九年五月五日、薬猟於兎田野、取鶏(あか)鳴時集于藤原池上、以会明(あけぼの)乃往之、 ...
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動物部十一|鳥四|鵐鳥
[p.0888] [p.0889] 本朝食鑑 六/華和異同 鵐鵐蒿雀也、陳蔵器曰、蒿雀似雀青黒色、在蒿間、必大按、今巫鳥在山中之田野、不蒿間而已、其味亦劣於雀者遠矣、 ...
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動物部十五|虫下|螽蟖/蚱蜢/螇蚸
[p.1161] 倭名類聚抄 十九/虫豸 螇蚸 本草雲、螇蚸、〈奚赤二音、和名、波太波太(○○○○)、〉猊似蚱蜢而長細色黄飛時作声、在荒田野者也、 ...
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植物部二十一|草十|沢漆
[p.0335] 物類品隲 三/草 沢漆 和名とうだいくさ(○○○○○○)、又すヾふりばな(○○○○○○)、備前方言みこのすヾ、処処田野に多し、陶氏大戟苗とし、日華子大戟花とするは誤なり、東璧弁之明なり、 ...
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地部四十七|河〈滝附〉|北上川
[p.1181] 奥の細道 三代の栄耀、一睡の夢にして、大門の跡は一里こなたに在り、秀衡があとは田野になりて金鶏山のみ形お遺す、先づ高館に登れば、北上川南部より流るヽ大河なり、衣川は和泉が城お摎りて高館の下にて大河に落ちいる、 ...
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歳時部十六|五月五日|薬猟
[p.1146] 倭訓栞 前編八久 くすりがり 推古紀に、五月五日、薬猟於兎田野と見えて、万葉集に多くよめり、鹿茸お主にて、百薬おも採なるべし、天台訪隠録に、以端午日入天台山採薬と見えたり、 ...
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植物部十五|草四|綿棗児
[p.1074] 広益地錦抄 五 綿棗児 田野に多く宿根より生ず、根も葉も山慈姑(さんしこ)のごとく、春生夏藤いろなる穂のごとくに花さく、たかさ四五寸のおきなさうの花のごとく、根は多くしげりて、畑のさまたげとなる、俗にうしうろうと雲、 ...
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植物部十七|草六|萹蓄
[p.0030] 広益地錦抄 六 萹蓄(へんちく) 宿根より春生、葉柳のごとく、花は見るにたらず、俗に庭柳(にわやなぎ)といふ、田野道辺に多く有、民俗痢疾お煩ふ時、此葉お湯びき、味噌汁に煮て寒晒の粉おねり、団子として煮て食、甚妙なり、 ...
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