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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0767] 世事百談 富士山の高(○○○○○) 駿河の富士山は、三国にまたがりて、吾邦に無比の高山にして、その高さいくばくといふことはかるべからず、塵塚物語に、直に立つれば九十六町ありとひ、月刈藻集に直立して二十五町ともいへり、何れが正しきというおしらず、近きころ享保十二年の夏、福田某といふ人測量せ ...
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方技部四|天文道〈宿曜道併入〉|測定〓度
[p.0279] 暦法新書 八 里差(〇〇)〈○中略〉武江与南部南北行程相距一百三十里、北極出地差四度置相距里数以差度除之、約三十許里、而北極出地之差一度也、武江与津軽南北行程相距一百八十里、北極出地差六度、此亦約三十里、為北極出地差度用乗三百六十五奇、則知地一周凡一万一千里、地厚凡三千五百里、用商尺 ...
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方技部六|暦道下〈漏刻附〉|中星暦
[p.0384] 宋史 四十八天文 中星中星、四時中時、見於尭典、蓋聖人南面而治天下、即日行而定四時、虚鳥火昴之度在天夷奥析、因之候在人、故書首載之、以見授時為政之大也、而後世考験、冬至之日、尭時躔虚、至於三代、則躔于女、春秋時在牛、至後漢永元已在斗矣、大略六十余年、輒差一度、開禧占測已在箕宿、校之 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|雑載
[p.0112] 河洛余数 序 夫後人事業、皆不及古、惟推歩与奕棋、則皆勝前古、故宋元国手、至明已差一路、清則差一路半、何則但古人、手談所及、更復専心致志、人々相継、探奥鉤玄、故得積分黍之功、以出古人之右、然則今之所以勝古者、其唯奕棋乎、後之君子、凱可以不貴重之乎哉、而世之曲士、不察其故、猥加木野狐 ...
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方技部六|暦道下〈漏刻附〉|中星暦
[p.0385] 天朝無窮暦 六 さて皇朝にて、中星暦といふお造らしめて、八十二年に一度奏進せしめ給へる事は、何なる暦と雲こと詳に記せる物は見ざれど、赤県州の歴代の暦志お見るに、晋の虞喜といふ者、始めて天お以て天と為し、歳おもて歳と為し、差お立て、其変お追ひ、五十年に一度お差ふと考へしお、宋の何承天 ...
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人部十四|忠〈不忠併入〉|忠例
[p.1032] [p.1033] 老談記 一 中国老人語に曰、或時、吉川和泉守といふ者の嫡子、吉川式部当番にて、鳥取にゆくとて、其支度するお、親和泉守聞て、式部に申ける様は、今更前に異見する事もなし、たゞ士の道にそむかぬやうに心得べし、餞別おせんとて、新敷拵へし首桶壱つ、其中に綿おつみ入、小脇差一腰添て差 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0767] [p.0768] 古史伝 三十一神代 本朝文粋に、都良香朝臣の富士山記に、富士山者在駿河国、峯如削成直聳属天、其高(○)不(○)可(○)測(○)、歴覧史籍所記、未有高於此山者也、〈(中略)此文に其高不可測と有ど、諸書に或は直に立つれば、九十六町と雲、或は二十五六町ありなども雲れど、実は地平より二十二町 ...
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動物部八|鳥一|鶴事蹟
[p.0547] 大友興廃記 十 藍沢兵部丞鶴お買取事 豊後府内の住人藍沢兵部丞と雲者は、佐伯惟真の高家の侍也、平生白地たる事おつくす、故にさまざまの咄し多き者なり、〈○中略〉或時府内の町見世棚に、鶴と雅お出しおく、兵部たち寄り鶴かわんと雲て、雅おとりあげて、頭より尾までなでゝ、此黒鶴はいかほどにうる ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0769] 皇代記 孝霊五年、近江湖水始湛、富士山始出、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0770] 三代実録 四清和 貞観二年五月五日甲寅、駿河国言、富士山上五色雲見、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0864] 扶桑略記 三十白河 永保三年三月二十八日、有富士山焼燃恠焉、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0861] 続日本紀 三十六光仁 天応元年七月癸亥、駿河国言、富士山下雨灰、灰之所及、木葉彫萎、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0864] 日本紀略 二朱雀 承平七年十一月某日、甲斐国言、駿河国富士山神火埋水海、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0864] 日本紀略 十四後一条 長元六年二月十日丙午、駿河国言上、去年十二月十六日、富士山火、起自峯至山脚、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0861] 日本紀略 桓武 延暦十九年六月戊辰朔、日有蝕、 癸酉、駿河国言、自去三月十四日迄四月十八日、富士山巓自焼、昼則烟気暗冥、夜則火光照天、其声若雷、灰下如雨、山下川水皆紅色也、 ...
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天部二|星〈天河併入〉|北辰星
[p.0092] 北窻瑣談 三 一駿河国府中七間町挽物屋長左衛門は、天文の心得も有る人にて、北極星お測り見るに、府中の人、町にて測ると、富士山の八合目にて測るとは、凡三度半お差となり、富士山にては三十九度に及べりと語りけると、如意道人物語りき、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0772] 清正記 二 此後藤と雲者は、日本松前之者なり、猟船に乗、風に放され、せいしうへ著、廿年彼所に居住するに依て、おらんかい口おも、日本口おも自由に遣ひよき通詞故、清正重宝せられ、則二郎と名も付、あなたかなたの案内お申付られし、せいしうより、天気能時は日本の富士山殊之外近くみえ申候、彼所 ...
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地部四十八|湖〈沼附〉|近江国/琵琶湖
[p.1234] 皇代記 孝霊五年、近江湖水始湛、富士山始出、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0765] 倭訓栞 前編六加 かひがね 古今集にみゆ、甲斐が嶺也、又かひのしら嶺ともいへり、後拾遺集にみゆ、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0765] 類聚名物考 地理十五 甲斐白嶺 かひのしらね 甲斐国 かひがねに同じ所なり、国府より北西の方に在り、 ...
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天部二|雲|名称|慶雲/五色雲/紫雲/赤雲
[p.0155] 三代実録 四清和 貞観二年五月五日甲寅、駿河国言、富士山上五色雲見、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0764] [p.0765] 和漢三才図会 六十九甲斐 【甲斐】【白嶺】(しら子) 〈又雲〉【甲斐之嶺】(かひか子)〈後拾遺〉何国ともかひの白ねはしらね共雪降毎に思ひ社やれ ...
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方技部十七|疾病三|咳病
[p.1362] 塩尻 五 一此間、天下庶人、三日疾の咳流布す、今時も一両日人の病事有、 三日疾( ○○○) といふべきかも、宝永四年の冬、富士山焼し比、三四日の 咳病( ○○) お煩しもの天下に多かりし、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0765] 甲斐名勝志 四巨麻郡 白嶺 かひがねとも、かひのしらねとも雲、名所なり、此山四時雪あり、駿河の国大井川の源は、此山中より出る、一説にかひがねは、一山の名にあらず、すべて甲斐の高山おいふといへり、〈◯下略〉 ...
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地部四十八|湖〈沼附〉|信濃国/諏訪湖
[p.1238] 西遊行囊抄 四上 諏方湖 下の諏方の駅お出て、左の方に漫々と見ゆる、富士山湖水に移りて、其景言語道断也、〈◯中略〉此湖名所也、諏訪の海とも、又諏訪の湊共よめり、 ...
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地部四十八|湖〈沼附〉
[p.1228] 湖は、みづうみと雲ふ、水海の義にして、水とは鹹水に対して淡水お謂へり、但し湖には希に鹹水の通ずるものあり、遠江の浜名湖、若狭のひるが湖の如き是なり、湖の最も大なるものお近江の琵琶湖と為す、其風景の明美なるは、駿河の富士山の壮麗なると対照して、夙に邦人の誇とする所なり、 ...
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植物部二|木一|落葉松
[p.0089] 古今要覧稿 草木 ふじ松 ふじ松は富士山中に多く生ずるお以てしか名付たり、また日光山中にも多し、故に或は日光松(○○○)ともいふ、〈本草綱目啓蒙〉唐画に見えたるまつに似たるお以て、俗にからまつ(○○○○)と〈薬名備考和訓抄〉いへり、西土にていふ落葉松なり、〈大和本草〉また金銭松(○○○)とも〈物品 ...
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植物部二十二|草十一|石香葇
[p.0507] 重修本草綱目啓蒙 九/芳草 石香葇 やまかうじゆ(○○○○○○) いはかうじゆ(○○○○○○) ひめかうじゆ(○○○○○○) 一名山茵蔯〈通志略〉時珍の説に従ひ、小香薷の山中崖石の上に生じ、瘠て小き香薷の香気烈しきお石香薷とすべし、石とは小きものお指て雲、駿州富士山の麓に甚だ多し、 ...
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植物部二十七|苔蕨|石葦
[p.0854] 採薬使記 中/駿州 重康曰、駿州富士山の中宮に石韋お出す、光生按ずるに、石韋和名ひとつ葉と雲ふ、〓波伊予などよりも出る、葉白芨の葉に似て厚く、一枚づヽ岩石の間に生ず、葉の面に微黄の紛ありて毛の如し、背は浅白色にして、白毛あるが如し、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0785] 伊勢物語 上 むかしおとこありけり、〈◯中略〉あづまのかたにすむべきくにもとめにとてゆきけり、〈◯中略〉ふじのやまお見れば、さ月のつごもりに雪いとしろうふれり、 時しらぬ山はふじのねいつとてかかのこまだらに雪のふるらん、その山はこヽにたとへば、ひえの山おはたちばかりかさねあげたらんほ ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0786] 廻国雑記 なか田といへる所にて、はじめてふじおながめて、 言のはの道も及はぬふじのねおいかで都の人に語らん、夕あけぼのに、ながめのかはれることお、 俤のかはるふじのね時しらぬ山とは誰かいふべあけぼの、かの岳は、遠く行に随ひて、空にも及ぶ計に侍ければ、 遠ざかりゆけばま近く見えて鳧外山 ...
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天部一|日〈日蝕併入〉|名称
[p.0024] 倭訓栞 前編二十五比 ひ 日おいふは、明らかにましますお、自然にかくいひ初めし語なり、日出の大さ富士山の如く、寅時より深紅なるは、土佐南海の眺望、志州鳥羽の漂船の視し所も、同じ大きく見ゆるは、地水の陰気お含める故なり、出る時は遠し、地より十七万里、日中は近し、地より十五万六千五百里 ...
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方技部六|長短あり、是に於て一日お分ちて百刻とする法あり、是は一昼夜の刻数お平均...
[p.0461] 愛日楼文 三 記洋製測時器余嘗蔵洋製測時器一儀、漢土名之、曰時辰表、凡泰西諸国所出器玩、率無不精巧、而独以此儀為最、今略状之、形円、用白金為殻、盤面銅質金鍍、径一寸二分強、厚七分弱、辺鑿池周之、函銀牌十二、以識時辰、子午二牌、釘牢不動、其余皆活、可案候前却、以定昼夜長短、周囲外鐫百 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0775] [p.0776] [p.0777] [p.0778] [p.0779] [p.0780] 隔掻録 富士山上略説 富士山は甲州都留郡の西南壙野の中に兀立孤絶す、山の西南は駿州駿東郡、東北は都留郡なり、都留郡より登る道お北口と雲ひ、駿州より登る路お南口と雲ふ、山足の壙野十三里許、駿州お合せば周回三十八九里許なるべし、武田勝頼の願 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0865] [p.0866] [p.0867] 翁草 三 富士山焼之事 宝永四丁亥年十一月廿日頃より、江府(ごうふ)中天気曇、寒気甚敷、朦朧たるに、同廿三日午刻時分、いづく共なく震動し、雷鳴頻にて、西より南へ墨お塗たる如き黒雲たなびき、雲間より夕陽移りて、物すさまじき気色成るが、程なく黒雲一面に成り闇夜の如く、昼 ...
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地部二十八|紀伊国|島嶼
[p.0725] [p.0726] 日本実測録 九島嶼 紀伊国牟婁郡 実測 あかの島、周廻一里二町、〈従北岬至南岬一十八町一間〉 鈴島〈従北岬至南岬〉一十九町四十四間、 中島、周廻九町三十間、 向島、周廻一十一町五十六間、 大島、〈従鰹岬越山至大島浦〉一里二十八町四十八間、〈従樫野浦至街道八丁二十四間、従須江浦至 ...
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地部二十八|淡路国|島嶼
[p.0767] 日本実測録 十島嶼 淡路国三原郡 実測 沼島、周廻二里六町三十八間、沼島浦三十四度一十分半、遠測 道立岩 洲崎島 煙島〈又呼弁天島〉 沖刈藻島〈又呼大園〉 伊毘沖島 丸山沖島 津名郡 実測 成山島、周廻二十五町二十六間、〈従西岬至牛浜一十六町一十五間〉 遠測 絵島 大和島 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0763] 書言字考節用集 一乾坤 富士山(ふじさん)〈不尽、不死、不二並通用、駿州富士郡、本朝文粋、古老伝雲、山名富士取郡名也、又宋景濂日東曲、蟠根直圧三州間雲々、今按三州謂駿豆甲也、〉 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0763] 類聚名物考 地理十一 富士山 桐葉集〈名玉露藁〉富士の異字同名種々有〈万葉集歌集の証跡出すものなり〉 不二の高ね 不尽のたかね 時しらぬ山 消せぬ雪根 二つなきみね 不二の芝山 富士の小山 ふじの高山 不二の糸山 おそ見山 老せぬ山 よもぎふ山 不二の雪山 初雪やま 大やま ちはやぶるおほね山 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0767] 古史伝 三十一神代 此山の今の委き有状は、富士山内記と雲書に、富士山は、甲斐国都留郡の西南、壙野の中に兀立孤絶す、山の東北は都留郡、西南は駿河国駿東郡富士郡なり、山足の壙野、甲斐駿河お合て周回三十八九里許なるべし、〈武田勝頼の願書に、三州に跨と書たれど、甲斐駿河の外に跨る国なし、衆 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0764] 袖中抄 七 ふじのなるさは〈◯中略〉 富士とは、郡の名おとれる也、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0785] 金槐和歌集 冬 冬歌 見渡せば雲いはるかに雪白し富士の高根の曙の空 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0770] 帝王編年記 十四清和 貞観十七年十一月五日、駿河国吏民似旧致祭、日加午、天甚美清、仰観富士峯、有白衣美女二人、双舞山巓上、去山巓一尺余雲々、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0785] 万葉集抄 三 富士の山には、雪のふりつもりてあるが、六月十五日にその雪のきえて、子の時よりしもには、又ふりかはると、駿河風土記に見えたりといへり、 ...
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天部三|雪|雪水
[p.0234] 昆陽漫録 雪水 駿州富士山の下の村にては、糞しなしに水おかけひきして麦お作る、これ富士の雪水ゆえなり、北国の蕨薇も大雪の年は肥えて宜しければ、誠に雪は豊年の瑞なり、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0765] 裏見寒話 三山河 白根が岳〈西方〉 富士につヾきての高山、初夏迄も白雪ありて、名のらずして見ゆる甲州一の大山、名所和歌多し、所跡の下に記す、名月過よりは嶺に雪見へ、四月末迄あり、 ...
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植物部二|木一|落葉松
[p.0089] 大和本草 十一園木 落葉松 和名ふじまつ(○○○○)、河間府志及衡岳志に出づ、冬は葉おつ、花紫赤色なり、青葙子の種に似たり、葉は五葉の松に似たり、みじかし、松は常葉(ときは)なるに、一類にて冬葉落るはめづらし、富士山に多き故に富士松と雲、信濃にも多し、 ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|吉夢
[p.0795] 笈雉随筆 二 富士山 世の人此山お夢見る時は、吉瑞なりとて、一ふじ二鷹、三茄子とて、同く吉兆とす、或人曰、此三事夢の判にはあらず、皆駿州の名産の次第おいふ事也、富士は更に、二鷹は、ふじより出る鷹は、唐種にて良也、こまがへりといふ、三茄子は、我国第一に早く出す処の、名産なればなりとい ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0768] 李花集 下雑 うきしまが原おとおりて、車がへしといひし所より、甲斐国に入て、信濃へと心ざし侍しに、さながら富士の麓お行めぐり侍しかば、山の姿(○○○)いづかたよりもおなじやうに見えて、誠にたぐひなし、すそのヽ秋のけしき、まめやかに心こと葉もおよびがたくおぼえ侍て、 北になし南になしてけふ ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0771] 更科日記 是よりは駿河の国なり、〈◯中略〉富士の山はこの国也、我生出し国にては、にしおもてにみえし山なり、その山のさま、いと世に見えぬさまなり、さまことなる山のすがたの、紺青おぬりたるやうなるに、雪のきゆる世もなくつもりたれば、色こき衣に、白きあこめきたらんやうに見えて、山のいたヾ ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0786] 士峯録 一倭歌 道春駿河の国に侍し時、妙寿院藤斂夫のもとに文つかはすついでに、よみてたてまつれる歌、いく千代といはふ心おするがなるふじのくすりおもとめまくほし 藤斂夫のかへし ありてうき身のさがなさにおもふかなふじのくすりもやきすてし世お ふじの雪におもひもいでよ見そめてし二十あまり ...
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地部四十四|山下|足高山
[p.0792] 甲子夜話 五 楽翁の話られしは、世に一富士、二鷹、三茄子と謂ことあり、此起りは神君駿城に御坐ありしとき、初茄子の価貴くして、数銭お以て買得るゆえ、其価の高きお雲はん迚、まづ一に高きは富士山なり、その次は足高山なり、其次は初茄子なりと雲しことなり、彼土俗は足高山おたかとのみ略語に雲ゆ ...
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植物部二十三|草十二|茄子雑載
[p.0524] 甲子夜話 五 楽翁の話られしは、世に一富士二鷹三茄子と謂ことあり、此起りは神君駿城に御坐ありしとき、初茄子の価貴くして、数銭お以て買得るゆえ、其価の高きお雲はん迚、まづ一に高きは富士山なり、その次は足高山なり、其次は初茄子なりと雲しことなり、彼土俗は足高山おたかとのみ略語に雲ゆえな ...
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植物部二十八|藻|川苔
[p.0913] 大和本草 八/水草 川苔 川苔も海苔に似たり、処々にあり、富士山の麓柴川に柴川苔あり、富士のりとも雲、日光苔は野州日光の川に生ず、菊池苔は肥後の菊池川よりいづ、ほして遠におくる、あまのりに似たり、肥後水前寺苔は水前寺村の川に生ず、乾して厚き紙の如なるお、切て水に浸し用ゆ、此類諸州にあ ...
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地部三十六|琉球|気候
[p.1367] 中山聘使略 雑事 彼国〈◯琉球〉北極出地二十六度二分三釐の地にして、時令大に皇国と同からず、其地氷雪なく、草木冬お経て枯れず、四方の山野蒼々たり、百虫蟄せず、四時蚊帳おたる、甘藷植るに時なし、稲九月種お下し、五月刈収め、六月には田に禾穂なし、一年再登す、梅九月花さく、貧賤の小民は、 ...
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植物部十五|草四|七島藺
[p.1003] 農業全書 六/三草 席草(○○)席草是お琉球藺(○○○)と雲て、畳の面にうつものなり、うゆる時分藺と同じ、六月刈取事も又同じ、白泥お付ざるのみ、うへ様、刈かぶお其まヽおき、九十月堀おこし古根お去、分てうゆる事稲おうゆるにかはる事なし、こえお入れ中おかき、培ひおき、三月又糞お入べし、糞は河の泥 ...
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植物部十五|草四|葱種類
[p.1033] [p.1034] 重修本草綱目啓蒙 十八/葷辛 葱集解、冬葱(○○)はわけぎと呼ぶ、おほねぎよりは葉細し、実お結ばず、故に苗お分て栽ゆ、一名科葱〈鎮江府志〉大葱、〈群芳譜註〉大茖葱、〈本草彙言〉漢葱(○○)はかりぎと呼ぶ、一名きなへ、〈佐渡〉これも葉小なり、夏月刈て食用とす、刈れば愈盛に茂す、夏葱な ...
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植物部十七|草六|薺
[p.0078] 世事百談 薺お行灯につりて虫除とす物類相感志に、三月三日収菜花置灯檠上、則飛蛾蚊虫不投といふことあるは、吾邦のならはしに、四月八日薺おとりて、行灯につり置きて虫よけとするに似たり、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0771] 本朝世紀 久安五年四月十六日丁卯、近日於一院有如法大般若経一部書写事、卿士大夫男女素純多営之、此事是則駿河国有一上人、号富士上人、其名称未代、攀登富士山已及数百度、山頂構仏閣、号之大日寺、 ◯按ずるに、富士行者の事は、神祇部神道篇富士講の条にも見えたり、 ...
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器用部五|飲食具五|擂鉢
[p.0337] [p.0338] 風俗文選拾遺 二 摺鉢摺小木の弁 摺鉢は備前の土お最上とす、其形口ひらき底すぼみ、肌は竪ざまに刻みめ有り、ひつくりかへせば富士山に似たり、富士山女に似たるか、女富士に似たるか、女富士に似ん事お欲せず、富士又女に似ん事お欲せざれ共、天然と形お同じうする物か、其用おなす事物お摺 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0790] [p.0791] 士峯録 四浮屠氏詩文 行路富士山 虎関 数日行程長似随、近無必大遠弥巍、山山雖暫作遮隔、過了顧看一翠微、 辛亥之秋余居駿州与富峯密邇偶作二偈 虎関 昔日仰望難及間、今朝廻顧屋頭山、不将遠近改吾眼、頂上雪花旧玉鬟、 蒼青色可異凡岑、砂礫燼余丹雘深、新雪此秋未全覆、夕陽交射紫麻金、 ...
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歳時部十三|年始雑載|門松|撤門松
[p.0876] [p.0877] 守貞漫稿 二十六 正月十五日〈◯中略〉 同日江戸武邸門の両柱に、割薪に図の如く〈◯図略〉墨おひき建る也、名号てみかま木と雲、御竃木也、閏月ある年は墨お十三引く也、江戸も御竃木は武家のみ、右の削りかけ、及び御竃木、京坂も官家武家には行之歟、民家に不設之なり、 ...
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動物部二十|介下|馬鹿蛤
[p.1649] [p.1650] 本朝食鑑 十/介 馬鹿蛤〈訓波加加比(○○○○)〉釈名、馬珂、〈本草馬珂与馬鹿不相類也、凡本邦構頑痴之人、用秦二世趙高之事、号馬鹿、然於此蛤未知何以而言也、一号大野貝(○○○)、此参州大野海浜多有之故名、〉 集解、殻類蚌而淡白、肉類蚶而淡赤、味靭不食惟采両柱而粥之、味佳而賞之、柱形如指 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0783] [p.0784] 嘉永明治年間録 九 万延元申年八月廿二日 英人富士山お測量するに就き、大宮司より届書、此日寺社奉行松平伯耆守へ富士大宮司届書写 英国人不士山登山去る七月十八日出立、廿三日大宮泊の先触に候処、廿二日大雨にて、廿四日昼立、大宮小休、村山泊に相成り、廿五日快晴致し、不士山六合目へ ...
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地部四十四|山下|山鳴/山怪
[p.0893] 怪異弁断 五地異 山鳴之事、古今多き事なり、皆地中奮気之所為なり、地中に空穴有て、奮気吹発するに因て声おなすものあり、又其地の総体に陽気厚く、鬱伏の気常に有て、陰気と擊して鳴ことあり、日本諸国の中、山壑又は古塚時有て鳴事多有之、紀州の熊野、吉野の大峯、富士山、出羽の羽黒山の類、其外 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0864] [p.0865] 徴古文書 乙甲斐 富士山噴火実況覚書〈宝永四年〉 宝永四〈丁〉十月富士山表口駿州大宮之民屋浜其後地震日々無止、而月お越十一月十日比より、富士山麓一日之内に、三四度づヽ鳴動する事甚し、同廿二日之夜、地震之する事三十度計、翌日之朝六つに大地震、女人子ども周章顚倒者、其数火敷、然 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0770] 古史伝 三十一神代 福慈岳は即富士山なり、〈◯中略〉さて古く此山の奇霊なる由お称たるは、万葉三巻、山部赤人望不尽山歌に、天地の分し時ゆ、神佐備て高く貴き、駿河なる布士の高嶺お、天原振放見れば、度日の陰も隠ろひ、照月の光も見えず、白雲も伊去はヾかり、時自久ぞ、雪は落ける、語つぎ、言継 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0861] 日本紀略 桓武 延暦二十一年正月朔、是日勅、駿河相模国言、駿河国富士山、昼夜恒燎、砂礫如霰者、求之卜筮、占曰、于疫、宜令両国加鎮謝、及読経以攘災殃、 五月甲戌、廃相模国足柄路開筥荷途、以富士焼砕石塞道也、 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0766] [p.0767] 諸州奇跡談 上 甲斐国 同国富士山是は古歌にも駿河の不二と詠じ、又世俗にもするがのふじとのみ、心得たるなれども、もと此山は甲州の山なるべし、其故いかんとなれば、甲州上吉田村表口に、三国第一山と勅額かヽり有也、鳥居の高さ四丈三尺也、駿河村山口より大刀三振、青指三貫文お、甲州郡 ...
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天部四|風|雑載
[p.0282] 利根川図志 一 天候 黒雲急に起るは、その方より暴風来る徴なり、暁に黒雲奇峯お為すは、その方に風行くなり、東南風は晴にて、西北風は雨なり、然れども時節に因て差あり、 日光山よく晴れたるは北西風なり、〈北西風、又やまでといふ、日光山より出づるの義なり、〉曇りたるは雨徴なり、筑波山よく晴 ...
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植物部二十八|藻|川苔
[p.0913] [p.0914] 甲斐国志 百二十三/産物及製造 一川苔 都留郡桂川より産する者、富士山の余液なり、此水霊あり、里人引て漑麦壟ば糞養に勝れり、他所未見なりと雲、川苔は駿州の芝川に同じけれども、採る者多からず、一〈の〉宮の御手洗川より生ずるは猶〈も〉少し、 ...
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地部四十三|山上
[p.0687] 我国は到る処山巒鬱結し、名山高山各地に隆起し、火山亦東西に碁布したり、而して高山は、古来富士山お以て第一に推せり、蓋し此山は、唯に高峻お以て、海内に雄たるのみならず実に山形の端正なると、位地の優秀なるとは、他に其比お見ざる所なり、台湾島の我版図に入りしより、高山第一の名は、遂に新 ...
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飲食部十六|漬物|菜漬
[p.1015] 甲子夜話 十八 予が家士山崎某が母、姙身の間に、菜漬お食傷し、苦悩甚しく、やうやくに治せり、後出生せし子の手指屈して開かず、人怪みて手指お開て見れば、掌中に菜漬ありしと、 ...
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動物部十八|魚下|はたはた
[p.1533] [p.1534] 一話一言 十一 鰰 鰰(はた〳〵) 魚の形少さく、鱗の中に富士山のもやふお生じ候故、めでたき魚と祝し、文字はいつごろよりか、魚篇に神と書なり、もとは常陸の水戸に生じ候、秋田へ国替お仰付られ候て、秋田の先祖秋田へ被越候節、領主につきて右の魚も秋田へこし候よし、秋田杉直物語にみへ ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0774] 大猶院殿御実紀附録 二 あるとき富岳のいとよく晴渡りたるお見玉ひ、酒井讃岐守忠勝にいかにとのたまふ、忠勝丸く白くいと面白き山なりといふ、松平伊豆守信綱は、三国一の山といひならはせし如く、げにたぐひなき様なりといふ、柳生但馬守宗矩おめしてとはせ玉ふに、宗矩剣法の心もて思ひはかるに、そ ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0782] [p.0783] 春波楼筆記 吾国にて奇妙なるは富士山なり、此は冷際の中、少しく入りて、四時雪峯に絶えずして、夏は雪頂きにのみ消え残りて、眺め薄し、初冬始めて雪の降りたる景、誠に奇観とす、富士は駿河の国内より見たるはあしく、二十里三十里隔たりて、遠くより望む時は、山お高く見る、低き地より望 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0775] 仮名世説 元禄宝永の比、相州にかしく坊といひし者あり、常に駿河に行きて、富士の風景おのみ楽しむ、臨終に一首の歌あり、 ふじの雪とけて硯の墨衣かしくは筆のおはりなりけり、げにも生涯富士お愛したりとしられぬ、 ...
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地部四十四|山下|岩鷲山
[p.0833] 東遊雑記 二十 岩鷲山は盛岡より西南の間に見へて、行程四里、雲霧峯お隠す時は、駿州富士山に似たり、世に奥の富士と称せるは此山の事にて、土人は南部の富士とて、津軽の岩城山よりくらべ見れば、此山余程低し、両山ともに富士に似たるとて、富士の名おいへども、駿州の富士より見れば、十にして其二 ...
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天部三|雪|雪棹
[p.0218] [p.0219] 世事百談 雪の竿 信州越後北陸など、雪の深さお知るに、棹に一丈までの寸お、竿に刻みて、水の高さお見るが如くにしてはかるお、雪の竿といふ、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|諺例/天地
[p.0887] 世事百談 俚諺 高野六十(○○○○)、那智八十(○○○○)といふことは、男色のことのやうに世にいへど、さにあらず、これは紙の一状の数なり、高野紙は一状六十枚、那智紙は一状八十枚、むかしよりの定めなりとかや、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|牡丹餅
[p.0556] 世事百談 牡丹餅 萩の花ぼた餅は牡丹餅と書けるが正字にて、かのあんおつけたる餅お、盆に盛りならべたる形の、牡丹花のごとくなれば、見たてゝ名おおふせしなり、〈○中略〉下総の辺にては、俗にかい餅といふ、これは餅のうちにてことさらにやはらかなるおもて、粥餅の訛れるなりといへり、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|動物
[p.0927] 世事百談 俚諺 目かどおつけて人お見るお、諺にうの目たかの目(○○○○○○○)にて、油断のならぬなどいふことあり、この二鳥は目の疾きものゆえに、たとへていへることゝのみおもひたるに、六俳園立路随筆に、世の諺に、うの目たかの目といふことあり、〈○中略〉硫黄にうの目たかの目といふありて、いづれも ...
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歳時部二|歳時総載下|雑節|梅雨
[p.0143] 世事百談 一 梅雨 梅雨の節に入るお入梅といひ、あくるお出梅といふ、芒種〈五月中〉の前の壬お入梅とし、小暑〈六月節〉の後の癸お出梅とするよし、本草綱目に見えたり、しかれども時として、陰晴定まらず、時節のわかちがたきことあり、其時には花葵の花咲きそむるお入梅とし、だん〳〵標のかたに花 ...
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植物部六|木五|梅種類
[p.0323] 世事百談 梅に鶯 梅に鶯およめること、和歌には常のことなり、鶯宿梅の故事、拾遺和歌集に見えたるより、猶さらなべて世人も鶯といへば、梅はかならずあるべきものとしもおもへり、いとふるくも、万葉集にも、鶯には多く梅およみ合せたり、詩にも葛野王の春日玩鶯五言に、素梅開素靨、嬌鶯弄嬌声といふ ...
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動物部五|獣五|瑞狐
[p.0341] 世事百談 九尾の狐 玉藻前の謡曲にて、那須野の殺生石の故事お世人のきゝなれ、かつ過ぎし年、妖狐伝といふ冊子なども印行したることありしからに、九尾狐といへば、悪狐とのみおもへり、ふるくも下学集、琉球神道記などにも、この俗説お載せたり、下野なる玉藻稲荷の社は、かの悪狐の霊お祭れりとかや ...
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天部三|雨|雑載
[p.0192] 世事百談 雨手風手 雲海 風はよく物お動かすこと、手あるがごとく、雨は一むらふり過ぐること、足あるが如しとて、風の手、雨の足といふことあり、雨の足は唐山にても、ふるく雨足とも、雨脚ともいへり、晋の長景陽が雑詩に、雲根臨八極、雨足灑四冥、又雲、翳々結繁雲、森々散雨足と文選に見ゆ、蘇東 ...
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人部二十四|誓約|起請文種類
[p.0355] 世事百談 起請 さて起請文に一枚起請(○○○○)、二枚起請(○○○○)、まだ七枚起請(○○○○)、百枚起請(○○○○)などいふことあり、義経記に、土佐坊が七枚起請かけること見え、後のものながら室町殿日記、豊太閤朝鮮文書にも、七枚起請といふこと見えたり、七枚起請の文おば、かつて友人より得てもてり、文明年間の ...
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器用部九|容飾具四|鬠種類
[p.0485] [p.0486] 世事百談 文七元結元ゆひに文七元結とて、上品の称とす、俗説に、これは切元結のことにて、ふるくは輪元結のみ、長きまゝ綰ねたるお、浪華の侠士雁金文七といふもの、常にさかり場にはいかいし、闘諍あれば、生きて再びかへらざるの勇お示さんため、元結おゆひ切り、その死お決するおあらはし ...
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称量部一|度|丈尺寸
[p.0006] 世事百談 馬の丈四尺お定尺とし、それよりあまれば、一寸より三寸までおすんといひ、四寸より七寸までおば、寸といはず、きといひ、又八寸より九寸までお、又すんといへるよし今の馬乗人はいへど、そはいつ頃より定りたる詞にか、むかしは幾寸にても、なべてきとのみとなへたり、〈○中略〉私雲、馬は四 ...
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動物部十八|魚下|えらぶ鰻
[p.1509] [p.1510] 世事百談 えらぶ鰻(○○○○) 琉球よりわたる三味線の皮は、実は海蛇皮にはあらで、かの国に産するえらぶ鰻とて、漢名お慈鰻と雲ふものゝ皮なり、えらぶは島の名にて、その島は薩摩と琉球との間にありて、口のえらぶ、中のえらぶなどゝ唱へて、二つ三つある島と見えたり、中山世譜などにも島の図 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名岐
[p.0864] [p.0865] 世事百談 遊女総角が世代 世の口ずさみに、高雄(○○)七代、薄雲(○○)三代総角(○○)一代といふことあり、高雄は古人の考ありて、世代も事蹟もいと明なり、按ずるに、総角は一代にはあらず、両巴扈言〈享保十五年〉に、三浦屋四郎左衛門内に、 あげまきあり、又享係十九年の細見に、 あげまきあり ...
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人部十一|言語|方言
[p.0833] [p.0834] 世事百談 方言 漢の楊子雲、輶軒絶代語の撰あり、世に楊子方言といへり、わが邦にて近来越谷吾山といふ俳人の物類称呼おあらはしたり、ある人大和の国の方言おすべいへる諺とて、 てい〳〵ござれ、さうはつちや、かたつか、けんずい、えそまつり、おもふに、てい〳〵ござれは、歩行の義、ある ...
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飲食部九|菓子|柏餅
[p.0619] [p.0620] 世事百談 柏餅端午の日に柏の葉に餅お包みて、互に贈るわざは、江戸のみにて他の国にはきこえぬ風俗にして、しかも又ふるき世よりのならはしにもあらざるにや、ものに見えたることなし、徳元が俳諧初学抄に、五月の季に見えず、かゝれば完永の頃より後のことか、完文年間のものとおもはるゝ酒 ...
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歳時部二十|豊凶|救荒食品
[p.1473] [p.1474] 世事百談 食せずして飢えざる法 串柿お糊の如くにして、蕎麦粉お等分にまじへ、大梅ほどの大さに丸じ、朝出づる時二三お用ひなば、一日の食事になれり、もし蕎麦粉なき時は、餅米の粉にてもよろし、又三色あはせても用ふべしと、安斎漫筆にあり、また芝麻一升、糯米一升おともに粉にして、棗 ...
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方技部十五|疾病一|耳鳴
[p.1166] [p.1167] 塵塚物語 五 赤松律師兵書之事 一耳俄に鳴る事あり、子寅辰巳午申の時ならば吉事なり、丑卯未酉戌亥の時はあしヽ、 ...
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人部五|身体二|涎
[p.0407] 塵塚物語 五 赤松律師兵書之事〈○中略〉 一おとがひ(○○○○)と手の脈お一度にうかヾふに、和合して同じやうにうつは吉、ちがいたるはいむべし、是お生死両舌の気といへり、 ...
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人部六|身体三|蟻門渡
[p.0440] 塵塚物語 五 赤松律師兵書之事 一手の中と、ありのとわたり(○○○○○○○)とかゆくなりたれば、大事ありと知べし、但し右の手の中かゆくば吉也、 ...
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人部四|身体一|筋
[p.0301] 塵塚物語 五 赤松律師兵書之事 一鼻のさきに、犯たてに筋あるはいむ事也、青色なるは我お害せんとする人ありとしるべし、む らさき色は毒おかはんとするとしるべし、〈○中略〉 一目のうちに竪ざまに筋あるに(○○○○○○○○)吉凶あり、目がしらにあるはよろこびなり、目尻にある時(○○○○○○)は、三 日の中に大 ...
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人部二十四|名誉|得名誉
[p.0299] [p.0300] 塵塚物語 一 常徳院殿依御秀歌炎天曇事前飛鳥井老翁一日語られていはく、常徳院内大臣美尚公は、天性おゆふにうけさせ給ひて、武芸の御いとまには、和歌に心おふけりまし〳〵て、御才覚もおとなしくまし〳〵ける、〈○中略〉去比又逆敵近隣おかすめけるに、いそぎ御進発ありけり、時しも炎天の ...
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飲食部四|料理下|雑載
[p.0336] [p.0337] 塵塚物語 四 細川勝元淀鯉料理之事管領右京大夫勝元は、一家無双の栄耀人にて、さま〴〵のもてあそびに財宝おついやし、奢侈のきこえもありといへり、平生の珍膳妙衣は申に及ばず、客殿屋形の美々しき事言語同断なりと雲々、此人つねに鯉おこのみて食せられけるに、御家来の大名、彼勝元にお ...
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