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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧例
[p.0574] 今物語 昔の周防内侍が家の、あさましながら建久の比まで、冷泉堀川の西と北とのすみに朽残りて有けるお行て見ければ、 我さへ軒のしのぶ草と、柱にむかしの手にて書付たりしが有ける、いとあはれなりけり、是おみてあるうたよみ、かきつけゝる、 是やその昔のあとゝおもふにも忍ぶ哀のたえぬ宿哉 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧例
[p.0573] 類聚国史 七十八/賞宴 弘仁十三年七月丙申、以新銭一百実、班給諸王貧者、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧例
[p.0573] 続日本紀 十一/聖武 天平五年閏三月戊子、諸王飢乏者二百十三人、召入於殿前、各賜米塩、詔責其懶惰、令治生業、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧例
[p.0574] 古事談 二/臣節 清少納言零落之後、若殿上人あまた同車、渡彼宅前之間、宅体破壊したるおみて、少納言無下にこそ成にけれと、車中に聞て、本自桟敷に立たりけるが、簾お掻上げ、如鬼形之女法師、顔お指出雲々、駿馬之骨お不買やありしと雲々、〈燕王好馬買骨事〉 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧例
[p.0575] [p.0576] 近世名家書画談 下 雪山の失事 雪山先生は肥後熊本の人なり、代々北島三立おもて称す、〈○中略〉雪山江戸にありし時は、潔癖甚しかりしに、長崎に帰りて後、十六年ゆあみせず、つめとらず、赤貧にして、担石の儲けなけれども、崎人尊敬して、名おもて呼ぶものなく、先生とのみ雲たりとなん、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧例
[p.0574] [p.0575] 撰集抄 九 観理大徳事 むかし平の京に、男女すみけり、いたく思下べき品の人にはあらざりけるなんめり、蕨山に有て蓬麓の雲おふみ、竹園に望て令書のうけ給お事とせし人にていまそかりけるが、身くるしくまどしく侍りて、忠勤かれ〳〵になりて、里かげに侍けるなり、しかあるに、年なかばたけ ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|疑
[p.0762] 古事記 上 於是天津日高日子番能邇邇芸能命、〈○中略〉唯留其弟木花之佐久夜毘売以、一宿為婚、〈○中略〉故後木花之佐久夜毘売参出白、妾妊身、今臨産時、是天神之御子、私不可産故請、爾詔、佐久夜毘売、一宿哉妊、是非我子、必国神之子、 ...
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人部二十四|誓約|宇気比
[p.0333] 古事記 上 木花之佐久夜毘売、参出白、妾妊身、今臨産時、是天神、之御子、私不可産、故請、爾詔、佐久夜毘売一宿哉妊、是非我子、必国神之子、爾答白、吾妊之子、若国神之子者、産不幸、若天神之御子者幸、即作無戸八尋殿、入其殿内、以土塗塞而、方産時、以火著其殿而産也、 ...
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地部三十九|橋下|五条橋
[p.0208] 山城名勝志 十五郡愛宕 五条橋 元架五条末鴨河、天正十八年(○○○○○)、件の橋お六条坊門に引渡さる(○○○○○○○○○○○○○)、然猶呼(○○○)五条橋(○○○)也、今五条河原に昔の橋柱朽残て二三柱見ゆ、 ...
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地部三十九|橋下|長柄橋
[p.0236] 摂陽群談 七橋 長柯橋 同〈◯西成〉郡に属す、今の北長柄村より豊島郡垂水庄に至の間お指て、長柄の橋跡と雲へり、又長柄川今の船渡の辺に於て、橋の古株朽残りて水底にありと雲ひ伝へたり、 ...
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地部三十九|橋下|長柄橋
[p.0242] 明月記 元久元年七月十六日、著下袴、巳時参殿、午時御共、参御所、未時許出御、各応召参入、置歌了、依仰講師如例ながらの橋々柱〈所朽残雲々〉木、被作文台、〈是院(後鳥羽)御物也〉 ...
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植物部十|木九|異木
[p.0669] 愛媛面影 四伊予郡 扶桑木(○○○) 本郡村離山より堀出す、一種の埋木(○○)なり、俗相伝上古扶桑と雲大樹有けるお、その根年久しく土中に在て朽残りたるなりと、仍て扶桑木と名く、〓て印鈕に造るべく、刻みて印籠の帯付と為べし、木質堅致色深黒にして光沢あり、最愛玩すべし、 ...
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帝王部八|即位下|践祚後久不即位
[p.0444] 重編応仁記 一 主上御即位公方家御代替事 此時の今上皇帝は、〈◯中略〉去る明応九年の秋御践祚有と雲へ共、御世度乏く絶々にて、未だ御即位の礼義お執行はれん御支度無し、禁裏仙洞、其外諸公家の宅地は皆乱中に焼果て、公家の面面多分は諸国え離散して、皆大名に身お寄せ命お繫がれ日お送らる、留り残 ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0780] 続世継 二/たまづさ 堀川のみかどは、〈○中略〉さ月の比、つれ〴〵におぼしめしけるにや、歌よむおとこ女、よみかはさせて御らんじける、〈○中略〉女は周防内侍(○○○○)、四条宮の筑前(○○)、高倉の一宮の紀伊(○○)、前斎宮のゆり花(○○○)、皇后宮の肥後(○○○)、つのきみ(○○○○)など、ところ〴〵の女房、われ ...
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天部三|雪|以雪作雑物形|雪山
[p.0230] 新後拾遺和歌集 八雑秋 堀川院位におはしましける時、南殿の北面に、雪の山造らせ給ふよしお聞きて、内なる人に申し遣しける、 周防内侍 行きて見ぬ心のほどお思ひやれ都のうちのこしのしら山 返し 中宮上総 きても見よ関守すえぬ道なれば大うち山に積るしらゆき ...
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天部三|雪|以雪作雑物形|雪山
[p.0230] 続拾遺和歌集 六冬 だいばん所の壺に、雪の山つくられて侍ける朝よみ侍ける、 周防内侍 あだにのみつもりし雪のいかにして雲井にかヽる山となりけん ...
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遊戯部五|物合|前栽合
[p.0273] 詞花和歌集 三/秋 白河、院鳥羽殿にて、前栽あはせせさせ給けるによめる、 周防内侍 あさな〳〵露おもげなる萩がえに心おさへもかけてみる哉 敦輔王 おぎのはに事とふ人もなきものおくる秋ごとにそよとこたふる ...
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遊戯部五|物合|菖蒲根合
[p.0279] 続世継 七/根合 媞子の内親王と申は、〈○中略〉ほりかはのみかどのあねにて、御はゝぎさきになぞらへて、皇后宮にたゝせたまふ、院号ありて、郁芳門院と申き、完治七年五月五日、あやめのねあはせせさせたまひて、歌合の題菖蒲、郭公、五月雨、祝、恋なん侍りける、こまかには、歌合日記などに侍るらん ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧例
[p.0575] 伏見宮御記錄 利四十七上/仙洞御移徙部類記十三 三中記、建久九年四月廿一日戊子、参院、次参二条殿、歷覧華構之壮属、非筆端之所及、〈○中略〉舗設翠簾雑具等、近日天下純素莫不営之、〈○中略〉夕郎五人之中、不勤此役之者、予一人也、清貧与疎遠計会故也、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧例
[p.0574] 台記 久安三年九月十三日甲戌、午一刻参上、依召参御前、召尼於御前賜米、先庁官於聖霊院召計可賜之、尼則賜短冊後、列居御前、賜了取返短冊次又召尼、給小袖如先、〈賜米者不賜小袖〉仰曰、無短冊、同人数度給物、又不可給之人参入、因之給短冊、是朕之謀也、此中無短冊之尼参入、被取返物了、法皇〈 ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0778] [p.0779] 傍廂 前篇 寵 すべて女のよび名は、さらぬもあれど、大かたは父か夫かの官名およばるヽが多し、小児もしりたる百人一首の中なる女のよび名は、伊勢は、伊勢守継蔭の女なり、右近は、右近の少将季縄の女なり、和泉は、和泉守道貞の妻なり、大弐三位は、太宰大弐成章の妻なり、赤染右衛門は、赤 ...
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遊戯部六|聞香|香具
[p.0367] [p.0368] 袋草紙 三 堀川院の中宮御方に令渡給ひて、以蔵人永実御所にある薫物の火桶申て参れと有仰に、参て申出に、周防内侍絵書たる小〈き〉火桶おさしいづとて、 かすみこめたるきりひおけかな 永実無程取之 はなやさきもみぢやすらむおぼつかな、範永之孫清家子にて、新蔵人なるお心にくヽ思て、ふ ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|雑載
[p.0589] 異本枕草紙 下 まづしげなる物(○○○○○○○) あめうしのやせたる、ひたゝれのわたうすき、あおにびのかりぎぬ、くろかいのほねに、きなるかみはりたるあふぎ、ねずみはみたるえぶくろ、かうぞめのきばみたるかみに、あしきておうすゞみにかきたる、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|名称
[p.0573] 倭訓栞 中編二十四/末 まどし 貧およめり、まづしに同じ、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|名称
[p.0573] 倭訓栞 中編二十一/比 びんばう 貧乏の音なり、乏お俗にほくとよむは誤也、びんぼがみは虚耗鬼なり、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|名称
[p.0573] 倭栞訓 前編十八/登 ともし 乏字およめり、とぼしともいへり、字の如く希少の義也、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|雑載
[p.0590] 古今和歌集 十八/雑 家おうりてよめる 伊勢 飛鳥川ふちにもあらぬわが宿もせにかはり行く物にぞ有ける ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|安貧
[p.0580] 発心集 七 三井寺僧夢に貧報お見る事 中比みいでらに、わりなくまづしき僧ありけり、ねんじわびておもふやう、かく所縁のなきなめう、かくしも思事のたがふべきかは我ほかへゆきて、すぐせおも心みんと思ひて、ひるなどは旅すがたもあやしければ、あかつき出たつほどに、夜ぶかくおき、みちのほども、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|安貧
[p.0578] [p.0579] 今昔物語 二十 女人依心風流得感応成仙語第四十二 今昔、大和国宇陀の郡に住む女人有けりり、本よ心、風流にして、永く凶害お離れたり、七人の子生ぜり、家貧くして、食無し、而れば子共養ふに便無し、而るに此の女日々に沐浴し、身お浄め、綴お著て、常に野に行て菜お採て業とす、又家に居た ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|名称
[p.0573] 日本書紀 二十九/天武 八年二月壬子朔、是月降大恩恤貧乏(○○)、以給其飢寒、三月壬寅、貧乏僧尼施綿布、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧而事親
[p.0576] 文徳実錄 四 仁寿二年十二月癸未、参議左大弁従三位小野朝臣篁薨、〈○中略〉家素清貧、事母至孝、公俸所当皆施親友、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧而仕夫
[p.0577] 古事談 二/臣節 昔惟成の許に、文書の雲客等来集之日、隻有四壁、而市に餉お交易して、相具甘葛煎指出雲々、又無侍、件妻お半物(はしくもの)体に成て出たり、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|憂貧
[p.0584] 明月記 建保元年十一月十一日、参左大臣殿、〈○中略〉少将〈○藤原為家〉今夜密々参入、不可交衆雲々、〈清貧之余為恥雲々、〉 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|名称
[p.0573] 倭訓栞 後編十六/末 まづし 貧およめり、俗にまづ〳〵にするといふ詞によれば、苟且の意より転ぜしにや、貧すれば鈍するといふ諺は、朝野僉載に、人貧智短、馬疲毛長と見えたり、貧は病より苦しといふは、古詩に、富貴他人合、貧賤親戚離と見えたり、貧諸道の妨げといへる諺も同じ、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧而立志
[p.0577] [p.0578] 近世奇人伝 五 雪山 雪山は、北村三立といひしかども、世に号おもてしらる、肥後の人にして諸国に遊ぶ、文学ありしかども、独り書名高し、書法は漢僧雪機に学たり、初赤貧にして、屋破れ雨漏に、沐浴盤(たらひ)お高く釣、其下に座して書お学べり、〈○下略〉 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧而立志
[p.0578] 五月雨草紙 艮斎〈○安積信〉師常に語られたるには、余は極の貧書生にてありしかば、書お抄する為にする半紙お買ふべき手当さへなければ、常に反故お買取りで、其裏に抄錄お為せり、去れども勉めて諸書に渉り、諸説お抄して覚へ居たれば、林門に在りて輪講会読等為したる節は、大抵いつも議論に打勝ち、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|貧而事親
[p.0576] [p.0577] 今昔物語 二十四 七月十五日立盆女読和歌語第四十九 今昔、七月十五日の盆の日、極く貧かりける女の、祖の為に食お備ふるに不堪して、一つ著たりける薄色の綾の衣の表お解て、磁の盆に入れて、蓮の葉お上に覆て、愛寺に持参りて伏礼て泣て去にけり、其後人恠むで、寄て此れお見れば、蓮の葉に ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|雑載
[p.0590] [p.0591] 近世奇人伝 四 久隅守景 守景は久隅氏、通名半兵衛、探幽法印の弟子にて画お能す、家貧なれども其志高く、容易人の需に応ずることなし、加賀侯守景お召て、金沢に留給ふこと三年に及びしかども、扶持給るけしきもなかりしかば、かくては故郷にあるも同じ、帰りなんとて、侯の近侍せる士に別お ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|憂貧
[p.0584] 源平盛衰記 十七 待宵侍従附優蔵人事、 抑待宵小侍従と雲は、元は阿波の局とて、高倉院の御位の時、御宮仕ひして候けり、世にも貧き女房にて、夏冬の衣更も便お失貧人なり、さすが内の御宮仕なれば、諸幽なる事の悲しさに、広隆寺の薬師に参て、七箇日参籠して祈申けれども、指たる験なし、先の世の報 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|安貧
[p.0579] [p.0580] 発心集 五 貧男差図おこのむ事 ちかき世の事にや、としはたかくて、まづしくわりなきおとこありけり、つかさなどありける者なりけれど、出つかふるたづきもなし、さすがにふるめかしき心にて、あやしきふるまひなどは思ひよらず、世執なきにもあらねば、又かしらおろさんと思ふ心もなかうけう ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|恤貧
[p.0587] [p.0588] 源平盛衰記 十二 行隆被召出事 前左少弁行隆と申人御座けり、故中納言顕時卿の長男にて御座しが、二条院の御代に近召仕れ奉て、弁に成給へりし時も、右少弁長方お越て左に加り給へり、五位正上し給へりし中にも、顕要の人八人お越などして、優々しかりしが、二条院に奉後て時お失へり、仁安元 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|負債
[p.0591] 日本霊異記 上/序 債〈母乃々力比〉 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|負債
[p.0591] 三代実錄 十/清和 貞観七年三月廿五日丙午、少僧都法眼和上位慧運申牒請、〈○中略〉其年不満二十、若七十已上、並国家不敬之人、債負之人、黄門奴婢之類、非是戒器、故仏不聴受戒、〈○下略〉 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉
[p.0572] 貧は、まづしと雲ひ、又はともしとも雲ふ、即ち財貨の乏少なるお謂ふなり、我国の俗、古来清貧に安ずるお以て尚しと為し、名利の為に志お屈せざるお以て屑しと為す、而して貧にして能く其父母又は夫に事へ、或は其志お立てヽ業お成すものに至りては、殆ど枚挙に徨あらず、今其著きものお取て、此篇に収 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|負債
[p.0592] 老人雑話 上 高麗陣の時、太閤、日根備中お高麗へ使に遣す、備中甚貧く支度成がたし、三好新右衛門お介媒にして、銀お黒田如水に借る、如水銀百枚おかす、備中帰朝して、新右衛門と同道し、如水へ往て礼お雲、銀百枚外に拾枚持参す、〈利息の心なり〉如水対顔し、暫くありて、人お呼て、さきに人の呉た ...
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人部二|親戚上|姉妹
[p.0179] 今物語 待賢門院の堀川、上西門院の兵衛、おとヽい(○○○○)なりけり ...
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器用部九|容飾具四|沢
[p.0515] [p.0516] 今物語 待賢門院の堀川、上西門院め兵衛、おとゝいなりけり、夜ふかくなるまでさうしおみけるに、ともし火のつきたりけるに、あぶらわた(○○○○○)おさしたりければ、よにかうばしくにほひけるお、堀川、 ともし火はたきものにこそ似たりけれ、といひたりければ、兵衛とりもあへず、 ちやうじが ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|負債
[p.0591] 日本書紀 三十/持統 元年七月甲子、詔曰、凡負債者(ものヽかひおへるもの)、自乙酉年以前物莫収利(このしろ)、若既役身者、不得役利、 ...
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人部九|性情上|笑
[p.0728] 今物語 或者所の前お春の頃、修行者のふしぎなるがとおりけるが、ひがさに梅のはなお一枝さしたりけるお、児ども法師など、あまた有けるが、世におかしげにおもひて、いるちこの梅の花笠きたる御房よといひて、笑ひたりければ、此修行者立かへりて、袖おかきあはせて、えみ〳〵とわ(○○○○○)らひ(○○)て、 ...
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人部三十四|盲人〈盲僧併入〉|盲人例
[p.0980] 今物語 八幡の袈裟御子が、さいはいのゝち、打つゞき人に思はれて、大菩薩の御事おしりまいらせざりければ、若宮の御たゝりにて、ひとり持たりけるむすめ、大事にやみて、目のつぶれたりけるお、こと祈りおせず、むすめお若宮の御前にぐして参りて、ひざのうへに横ざまにかきふせて、おぐ山にしおるし ...
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姓名部八|名上|以植物為名
[p.0684] 今物語 安貞のころ、河内国に百姓有けるが、子に蓮花(○○)王といひけるわらはありけり、 ...
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人部六|身体三|陰
[p.0441] 今物語 念仏者の中に、つちゆいふけつと雲僧有けり、〈○中略〉人々女房など見おこせたるに、はだかなる法師の、かくし所も打出して、あなぬるのふろや、たけ〳〵といひていたりける、 ...
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人部十三|動作|跎
[p.0985] 今物語 承久の頃、住吉へ然るべき人の参らせ玉ひけるに、折ふし神主経国京へ出たりけるが、人おはしらせて、住の江殿など掃除させよといひやりたりけるに、あまりのきらめきに、年比しるべき人々の、書おかれたるうたども、柱なげし妻戸にありけるお、皆けづり捨てけり、神主くだりて是お見て、こはい ...
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人部四|身体一|䪺
[p.0321] [p.0322] 今物語 伏見中納言といひける人のもとへ、西行法師行て尋けるに、あるじはありきたがひたる程に、さぶらひの出て、なにごといふ法師ぞといふに、えんにしりかけて居たるお、けしかるほうしの、かくしれがましきぞと思ひたるけしきにて、侍共にうみおこせたるに、みすのうちに筝の琴にて、秋風 ...
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器用部二十一|灯火具下|灯火具雑載
[p.0361] 今物語 近き御代に、五節の比、ゆかりにふれて、たれとかやの御局へ、或女のやんごとなき、忍びて参りたりける事ありけるお、ちときこしめして、いかで御覧ぜんと思しけるまゝに、俄におしいらせ玉ひけり、とりあへずともし火お人のけちたりければ、御ふところより、くしおいくらも取いでゝ、火びつの ...
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姓名都九|名中|幼名
[p.0698] 今物語 安貞のころ、河内国に百姓有けるが子に蓮花王といひけるわらはありけり、 ...
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姓名都九|名中|異名
[p.0711] 今物語 小侍従が子に、法橋実賢と雲もの有けり、いかなりける事にか、世の人、是おひきがへるといふ名おつけたりける、法眼おのぞみ申て、 法の橋のしたに年ふるひきがへる今ひとあがりとびあがらばや、と申たりければ、やがてなされにけり ...
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器用部九|容飾具四|沢
[p.0516] 倭訓栞 前編二/阿 あぶらわた 今物語に油綿と見えたるは、寒夜の節会などに、丁子の油お綿にひたし、面及手などに塗らるゝおいへり、 ...
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動物部十三|虫上|蟾蜍
[p.1069] 今物語 小侍従が子に、法橋実賢と雲もの有けり、いかなりける事にか、世の人是おひきがへるといふ名おつけたりける、法眼おのぞみ申て、 法の橋のしたに年ふるひきがへる今ひとあがりとびあがらばや、と申たりければ、やがてなされにけり、 ...
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方技部十二|医術三|灸治療
[p.0900] 今物語 少輔入道〈○寂蓮〉ときこえしうたよみあり、〈○中略〉 風の気( ○○○) 有て灸治しけるに、人のとぶらひて侍りける返事に、 年へたる風のかよひぢたづねずば 蓬が関( ○○○) おいかゞすへまし ...
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方技部十五|疾病一|眼病
[p.1163] 今物語 念仏者の中に、つちゆいふけつと雲僧有けり、或所に板ぶろと雲物おして、人々入けるに、此僧 目おやむ( ○○○○) よしいひければ、目おひさぎて入はくるしかるまじきよしお、人々いひければ、さらばとて目おゆひて、板ぶろのありさまもしらぬものヽ、目は見えざりければ、風呂の前にわき戸のうちの ...
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器用部十二|家什具|火桶
[p.0702] [p.0703] 今物語 宇治の左のおとゞ〈○藤原頼長〉の御前に、銀おきり火桶(○○○○)につませられて、頼政卿のいまだわかかりける時、召ありてきり火おけと、我名おかくし題にて、歌つかふまつりて、是お給はれと仰事有ければ、とりもあへず、 宇治川の瀬々の白浪落たぎりひおけさいかによりまさるらん、とよ ...
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植物部十六|草五|零余子
[p.1103] [p.1104] 今物語 小大進と聞えし歌よみ、〈◯中略〉ほどなく八幡の別当光清に相ぐして、たのしく成にけり、子などいできて後、もろともに居たりける所、近き所にいものつるのはひかヽりて、ぬかごなどのなりたりけるお見て、光清、はふほどにいもがぬかごはなりにけり、といひたりければ、ほどなく小大 ...
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器用部七|容飾具二|燃櫛為燭
[p.0405] 今物語 近き御代に五節の比、ゆかりにふれて、たれとかやの御局へ、或女のやんごとなき、忍びて参りたりける事ありけるお、ちときこしめして、いかで御覧ぜんと思しけるまゝに、俄におしいらせ玉ひけり、とりあへず、ともし火お人のけちたりければ、御ふところよりくしおいくらも取いでゝ、火びつの火 ...
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姓名都九|名中|異名
[p.0710] [p.0711] 今物語 待賢門院の女房加賀といふ歌よみあり かねてよりおもひしことぞふし柴のこるばかりなる歎せんとは、といふ歌お、年比よみてもちたりけるお、おなじくはさりぬべき人にいひむつびて、忘られたらんに読たらば、集などに入たらんも、いうなるべしと思ひて、いかヾありけん、花園の左のお ...
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動物部十五|虫下|鈴虫/松虫
[p.1178] 今物語 大納言なりける人、内へまいりて女房あまたものがたりしける所に、やすらひければ、此人のあふぎお、手ごとにとりてみけるに、弁のすがたしたりける人お、かきたりけるおみて、此女房ども、なくねなぞへそ、のべの松むし(○○○)、とくち〴〵にひとりごちあへるお、此人聞て、おかしとおもひたるに ...
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植物部十|木九|柿雑載
[p.0621] 梅園日記 一 柿木文字(○○○○) 白石先生の記に、かこみ一尺余も有つらん木の、半よりさけし所に、おのづから天下の字有お、人の見せたるに、是は柿にやといひしかば、かの人驚きて、いかに知給ひぬらん、是はある寺なる澀柿お切て、薪にせんとて割しに、此文字のあらはれしかば、めでたき物なりとて、薪 ...
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器用部十一|澡浴具二|風呂敷
[p.0631] 本朝世事談綺 二/器用 風呂敷 元は風呂の揚所に敷て、ゆかたにひとしきもの也、今物お包ふろ敷は、此名おかりたる物也、 ...
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器用部十七|坐臥具二|畳/名称
[p.0052] 嬉遊笑覧 一上/居処 次でに雲、畳(たヽみ)とは数合するもの故に名付、〈重ぬるにて折ることにあらず、今物おたゝむと雲も重ぬるなり、〉古書に、たゝみめといふは、水草のわかめお集めて作りたるに、今の干海苔の類、今たゝみいわしといふ物と同義なり、 ...
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器用部十七|坐臥具二|畳雑載
[p.0096] 今物語 或殿上人さるべき所へ参りたりけるに、おりしも雪降て月おぼろなりけるに、中門のいたにさぶらひて、寝殿なる女房にあひしらひけるが、此おぼろ月はいかゞし候べきといひたりければ、女房返事はなくて、とりあへずうちより、たゝみおおしいだしたりける、心ばやさいみじかりけり、 〈新古〉照も ...
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動物部十五|虫下|衣魚
[p.1199] 今物語 安貞のころ、河内国に百姓有けるが、子に蓮花王といひけるわらはありけり、七なりける年死けるが、念仏申て西に向て、かたはらなる人に、我死たらば、七月〈○月、一本作日〉といはんに、あけて見よと雲て死にけり、其後人の夢に、必あけよといふとみて、あけてければ、舎利に成にけり、是お取て ...
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動物部十四|虫中|蛍
[p.1082] [p.1083] 今物語 ある殿上人、ふるき宮ばらへ、夜ふくる程に参りて、北のたいのめむだうにたゝずみけるに、局におるゝ人の気色あまたしければ、ひきかくれてのぞきけるに、御局のやり水に、蛍のおほくすだきけるお見て、さきにたちたる女房の、蛍火みだれとびてと、うちながめたるに、つぎなる人、夕殿 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|飯麦
[p.0395] [p.0396] 古今著聞集 十六興言利口 妙音院入道殿〈○藤原師長〉仰らるべき事有て、孝道朝臣のわかゝりける時、けふたがはで祗候すべきよし仰ふくめられたりけるに、孝道仰お承ながらうせにけり、ひめもすあそびありきて、夕部に帰り参じたりければ、入道殿大きにいからせ給ひて、御勘発のあまりに、贄殿 ...
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人部七|身体四|洗髪
[p.0575] [p.0576] 歴世女装考 三 髪お洗ふおすますといふ古言 今物お洗ふおすますといふ女詞いと古し、うつぼ物語〈楼の上の巻下の上〉七月七日、いぬ宮御ぐしすまさせ玉ふとて、ろうの南なる山いのしりひきたるに、〈泉お引たる庭内の細き流れ〉はまゆか〈かど丸のしやうぎ〉水のうへにたてヽ、ないしのかみ、 ...
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植物部二十三|草十二|酸醤
[p.0534] 古今要覧稿 草木 くたに(○○○)くたに、〈古今物名、源氏物語、古今六帖、〉くたには苦薝の転音にて、酸醤のことなり、たんのんおにといふことは、しおんおしおに、せんおせにといふに同じ、古今集の打聞に、木丹の略也といひしは信じがたし、かがち(○○○)、〈日本書紀神代巻〉通証雲、重遠雲赤燭血也、譬 ...
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人部十三|動作|寝
[p.0970] [p.0971] 今物語 嘉祥寺僧都海恵といひける人の、いまだ若くて病大事にて、かぎりなりける比、ねいりたる人、俄におきて、そこなるふみなど取入ぬぞと、きびしくいはれけれども、さる文なかりければ、うつゝならずおぼえて、前なる者どもあきれあやしみけるに、みづから立走て、あかりしやうじおあけて ...
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器用部十七|坐臥具二|畳/名称
[p.0052] [p.0053] 柳亭記 上 畳 障子 昔畳といひしは、今の薄縁なり、源氏須磨へたゝせ給はんとし給ふ条に、畳ところ〴〵ひきかへしてと見え、おちくぼ物語に、三条の殿へわたり給ふ条に、げにしんでんはみなしつらひたり、屏風几帳とて、みなたゝみしきたりとあり、今の如くならば、畳しきたりとて、ことわる ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|名称
[p.0572] 類聚名義抄 三/貝 貧〈符巾反 まつし ともし〉 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|名称
[p.0573] 伊呂波字類抄 末/人事 貧〈まつし 少也、賤也、古作穿、〉 飲 窶 侕〈已上同〉 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|安貧
[p.0581] 五月雨草紙 文化の頃は、米穀の価賤き故、お旗本の士は、貧窮の人のみ多かりき、多気安元は、医学館の督事にて、侍医法印なりしが、然も家道甚窮して、屋宇の修理さへ出来ざりしかば、雨の降る折、家の中悉く漏り、傘おさして食事お喫せし事度々ありし由、ある年の暮に、金子払底にて、諸払方出来申さ ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|恤貧
[p.0588] [p.0589] 神田本太平記 三十五 山名発向之事並北野参詣人政道雑談之事 西明寺の時頼禅門は、ひそかに貌おやつして、六十よ州お修行し給ふ、或時摂津国難波のうらに行至りぬ、日巳に暮ければ、あれたる家のかきまばらに軒傾きて、時雨も月もさこそもるらんと覚えたるに、立よりて、やどおかり給ふに、内 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|負債
[p.0591] 日本霊異記 上 凶人不孝養爾房母、以得惡死報縁第廿三 大和国添上郡有一凶人也、其名未詳、字曰瞻保、是難破宮御宇天皇〈○孝徳〉之代、預学生之人也、徒学書伝、不養其母、母貸子稲無物可償、瞻保忽怒、逼而徴之、時母居地、子坐胡床、賞明視之、不得寧居、賞明語之曰、〈○中略〉女家饒財、貸稲多者、 ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|負債
[p.0591] [p.0592] 今昔物語 二十 延興寺僧恵昧依惡業受牛身語第二十 今昔、延興寺と雲ふ寺有り、其寺に恵昧〈○恵昧、日本霊異記作恵勝、〉と雲僧住けり、年来此の寺に住む間に、寺の温室分の薪一束お取て、人に与へたりけるに、其後償ふ事無くて、恵昧死にけり、而る間、其寺の辺に本より〓有けり、一の犢生に ...
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人部二十八|貧〈負債併入〉|負債
[p.0592] [p.0593] [p.0594] 明良洪範 十九 稲葉美濃守老職お勤仕せられし時は、浪人者玄関へ来る、取次の者へ申し入けるは、私こそ浪人にて、久々困窮仕に、今は餓死にも及ぶべく候仕儀に相なり候、御家お見かけ推参仕り候、何とぞ御芳志お以て、金子百両拝借仰せ付られ下され候らへと、誠に余儀無体に申しける ...
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人部四|身体一|名称
[p.0291] 日本書紀 三十/持統 元年七月甲子、詔曰、凡負債者、自乙酉年以前物、莫収利也、若既役身者、不得役利、 ...
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人部二十八|奢侈|名称
[p.0623] 徒然草 上 堀川相国は美男のたのしき人にて、其事となく過差おこのみ給けり、〈○下略〉 ...
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遊戯部八|茶湯二|茶品
[p.0538] 槐記 享保十二年霜月十日、参候、濃茶に初むかし後むかしと雲名に付て、昔の字にさま〴〵の説ありと申す、廿一日に取たる茶故に、昔の字ありなど附会して申すはいかヾと窺ふ、仰に、〈○近衛家熙〉さればとよ、無禅がいつも申せし、唯今の昔にまさりたるものは茶なり、秀吉などの時分は、しぶ茶とて味の ...
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地部三十三|大隅国|姶羅郡
[p.1182] 太宰管内志 大隅国下 姶良郡 日本輿地図お按ずるに、姶羅郡、東は贈於郡、南は海、北は桑原郡、西は薩摩国鹿児島郡に隣りて、東五六里、南北七八里あり、〈常足按ずるに、昔の姶良郡と雲は、大隅肝付二郡の内にいりて、中比絶たりし趣なるお、近比に桑原郡お割て姶良郡お作りし物と聞ゆ、そは昔の郷名 ...
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地部三十九|橋下|上野国/佐野舟橋
[p.0336] 北国紀行 佐野の舟橋に至りぬ、〈◯中略〉舟橋は昔の東西の岸と覚しき間、田面遥に平々たり、両岸に二所の長者有しとなり、此辺の老人出て昔の跡お教るに、水もなく細き江の形ありて、二三尺許なる石お打渡せり、枯れたる原に見わたされてそこと思へる所なし、 跡もなく昔おつなぐ舟橋はたヾ言の葉の佐 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0397] 嬉遊笑覧 一下/容儀 椀久物語、女乞食のことおいふ処、この浅ましき身となりても、黒髪そゝけず、一筋元結かけて、象牙の半おれたるさし櫛、これくせもの、昔のおもはれ、〈○中略〉その後、元文ごろ象牙櫛笄はやる、〈○中略〉今も吉原にて、松葉屋半左衛門方には、正月二日遊女ども象牙の櫛おさし、昔 ...
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地部十三|下総国|雑載
[p.1084] [p.1085] 更科日記 昔下つさの国に、まのゝ長といふ人住けり、引ぬのも千むら万むらおらせさらさせけるが、家の跡とて、深き川お船にてわたる、昔の門の柱のまだ残りたるとて、おほきなる柱、川の中によつたてり、人々歌よむお聞て、心のうちに、 くちもせぬ此川ばしら残らずば昔の跡おいかでしらまし ...
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人部八|生命|死
[p.0648] 壒囊抄 三 一条堀川橋おもどり橋と雲は何故ぞ〈○中略〉 逝とは死去の事也、論語雲、逝往、往者如川流かと雲々、人の逝去するお、河流不返喩る也、 ...
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地部三十八|橋上|橋具
[p.0126] 大鏡 二太政大臣基経 御家〈◯中略〉堀川院は、地形のいといみじきなり、大饗のおり、殿ばらの御車のたちやうなどよ、尊者の御車は川よりひんがしにたて、うしはみはしのひらきばしら(○○○○○○○○○○)にひきつなぎ、〈◯下略〉 ...
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器用部二十六|舟下〈筏併入〉|帆柱
[p.0706] 倭訓栞 前編二十八/保 ほつゝしめなは(○○○○○○○) 帆筒標縄の義、今の水縄なるべし、舟の帆柱お立るに、筒といふ所ありて、船お新造するに、此できたるが、家作の上棟にひとしく祝するといへり、されば是にて縄おくり上、くり下すお、しめなはといふ、堀川百首に、 もかり舟ほつゝしめなは心せよ川ぞひ柳 ...
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帝王部十六|諡号|大行
[p.0955] 嘉永明治年間録 十六 慶応三年正月、周防守殿〈◯老中松平康直〉渡書付、先帝〈◯孝明〉御諡号迄、奉称大行天皇候事、 ...
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人部三|親戚下乳母 併入|新婦/新造/花嫁
[p.0228] 秋斎間語 一 尾州和多郡辺にてよめ入の事、富る人新く船おこしらへ、へさきに婿とよめの紋おすへ、是にのせておくる、さればよめお御新艘ともいふなり、名ごや堀川へ来る海船に、ふたつ紋つきたる多し、古風なる事にや、 ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|乗車法
[p.0892] 大鏡 二/太政大臣基経 御いへは、堀川院と閑院とにすませ給ひしお、〈○中略〉堀川院は地形のいといみじき也、大饗のおり、殿ばらの御車のたちやうなどよ、尊者の御車は、川よりひんがしにたて、うしはみはしのひらきばしらにひきつなぎ、ことかんだちめのくるまおば、川より西にたてたるがめでたきお、 ...
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器用部二十六|舟下〈筏併入〉|雑載
[p.0740] 堀川院御時百首 恋 思 木工頭俊頼 むやひするかまのほなはのたえばこそあまのはし舟行も別れめ ...
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器用部二十六|舟下〈筏併入〉|帆
[p.0705] 堀川後度狂歌集 六/雑 船 酒積し舟は帆にさへはかるなりあるは八合(○○)あるは六合(○○) 奈賀良 はりま潟いとも静けき風の手に海お縫ゆく木綿帆(○○○)の舟 花 紅 春雨で敷たやうなる海面にちと恥かしき舟のむしろ帆(○○○○) 早 騎 ...
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器用部二十六|舟下〈筏併入〉|雑載
[p.0744] 秋斎間語 一 尾州知多郡辺にて、よめ入の事、富る人新しく船おこしらへ、へさきに壻とよめの紋おすへ、是にのせておくる、さればよめお御新艘(○○)ともいふ也、名ごや堀川へ来る海船に、ふたつ紋付亢る多し、古風なる事にや、 ...
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