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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉|勝間田池
[p.1221] 万葉集 十六有由縁并雑歌 献新田部親王歌一首 勝間田之(かつまたの)、池者我知(いけはわれしる)、蓮無(はちすなし)、然言君之(しかいふきみが)、鬚無如之(ひげなきがごと)、 右或有人、聞之曰、新田部親王出遊于堵裏、御見勝間田之池、感緒御心之中、還自彼池、不忍憐愛、於時語婦人曰、今日遊行、見勝 ...
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植物部十八|草七|蓮
[p.0150] [p.0151] 万葉集 十六/有由縁并雑歌 詠荷葉歌蓮葉者(はちすばは)、如是許曾有物(かくこそあるも)、意吾麻呂之(おきまろが)、家在物者(いへなるものは)、宇毛乃葉爾有之(うものはにあらし)、献新田部親王歌一首勝間田之(かつまだの)、池者我知(いけはわれしる)、蓮無(はちすなし)、然言君之(しかいふき ...
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地部四十六|温泉〈塩湯併入〉|美作国/勝間田温泉
[p.1086] 類聚名物考 地理三十五 かつまたのみゆ 美作〈壬生忠見集〉 藻塩草に美作と有、類字名所に出さず、勝間田池のみ有、その下に雲、八雲之御抄、弁範兼卿五代集歌枕下総国雲々、仍当国載之、清輔抄美作雲々、彼国有勝間田郡、其所歟、可決之、 今案に、八雲御抄に此湯なし ...
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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉|勝間田池
[p.1221] 大和志 三添下郡 山川 勝間田池〈在六条村、広一千余畝、〉 ...
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姓名部三|姓氏下|除籍賜姓
[p.0236] 続日本紀 三十二/光仁 宝亀三年二月癸酉、先是従五位上掃守王男、小月王、賜姓勝間田、流信濃国、至是復属籍、 ...
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帝王部二十五|皇親下|除王名
[p.1506] 続日本紀 三十二光仁 宝亀三年二月癸酉、先是従五位上掃守王男、小月王賜姓勝間田流信濃国、至是復属籍、 ...
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地部四十六|温泉〈塩湯併入〉|美作国/勝間田温泉
[p.1086] 夫木和歌抄 二十六温泉 家集〈かつまたのみゆ、勝田、美濃、◯美濃恐美作誤〉 忠見 とのやまや道のかぎりとおもへどもかつまたのみゆとほきなりけり ...
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地部二十五|美作国|名所
[p.0567] 日本鹿子 十二 同国〈◯美作〉中名所之部 久米更(くめのさら)山〈◯中略〉 宇那提森(うなてのもり) 真島〈◯中略〉 滲森 塩垂山 勝間田池 増田池 此外旧記にのする名所ありといへども、在所不分明、 ...
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地部三十九|橋下|武蔵国/六郷橋
[p.0288] 江戸名所図会 四 六郷渡、〈◯中略〉昔は橋お架せしが、享保年間田中丘隅といへる人の工夫により、洪水の災お除ん為に橋お止めて、船渡にせしとなり、 ...
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歳時部十八|八朔|名称
[p.1286] 嬉遊笑覧 八慶賀 八朔の賀は、〈◯中略〉世諺問答に、はじめはたのみとて、よねおおしきに入て、人のもとへつかはしけるとかや、ほつかひとてわらはべのもちはべるはこの故にやと有、たのむは、もとたのみにて、田実なり、源氏あかしの巻に、このよのまうけ、秋のたのみおかりおさめなどいへり、たのむ ...
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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉|名池
[p.1220] 藻塩草 五水辺 池 磐余池〈大和◯中略〉岩根池〈近江◯中略〉生田池〈つの国◯中略〉一志池〈伊勢◯中略〉原池〈つの国◯中略〉はこの池〈武州、八雲御説、〉にえのヽ池〈大和、八雲御説、〉にひたの池〈安芸、八雲御説、〉十市池〈同右◯中略〉鳥籠池〈あふみ◯中略〉小崎池〈武蔵◯中略〉おまへの池〈奥州◯中 ...
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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉|河内国/茨田池/深野池
[p.1224] 日本書紀 二十四皇極 二年七月、是月、茨田池(○○○)水大臭、小虫䨱水、其虫口黒而身白、 八月壬戌、茨田池、水変如藍汁、死虫䨱水、溝涜之流亦復凝結、厚三四寸、大小魚臭如夏煉死、由是不中喫焉、 九月、是月、茨田池水漸変成白色、亦無臭気、 ...
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動物部十五|虫下|虫雑載
[p.1234] 日本書紀 二十四/皇極 二年七月、是月茨田池水大臭、小虫覆水(○○○○)、其虫口黒、而身白、 八月壬戌、茨田池水変如藍汁、死虫覆水、溝涜之流亦復凝結、厚三四寸、大小魚臭如夏煉死、由是不中喫焉、 九月、是月茨田池水漸変為白色、亦無臭気、 ...
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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉|益田池
[p.1223] 書言字考節用集 一乾坤 【益田池】(ますだのいけ)〈和州高市郡、弘仁十三年属旱魃、帝勅藤縄主、僧真円、新令穿之、釈空海制碑銘、見性霊集、〉 ...
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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉|益田池
[p.1223] [p.1224] 性霊集 二 大和州益田池碑銘并序 若夫、感星銀漢下灑之功深、湖水天池上潤之徳普、故能草卉因之而鬱茂、虫卵頼之而長生、至若八気播殖、五才陶冶、北方之行、偏居其最、坎之為徳遠矣、皇矣哉、粤有益田池、両尊鼻子之州、八烏初導之国、地是漢諳之旧宅、号則村井之故名、去弘仁十三年仲冬之月 ...
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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉|河内国/茨田池/深野池
[p.1224] 諸州めぐり 三 ふかうの池(○○○○○)は、深野池とかくと雲、本名は茨田池(○○○)と雲、池の広さ、南北二里、東西一里、所により東西半里許有、湖に似たり、其中に島あり、三けと雲村有、故に此池お三けのおき共雲、三ヶの島に漁家七八十戸あり、田畠も有、此島南北廿町、東西五六町有と雲、此池に、鯉、鮒、 ...
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地部二十九|讃岐国|荘保
[p.0844] 南海通紀 六 香西氏囲山田郡三谷城記 永正五年八月、香西豊前守元定、香東、香西、南条、北条四郡の兵二千五百人お率して、山田郡に発向す、〈◯中略〉野原の庄(○○○○)に勢揃し、木太郷に打出、亀田池辺に陣お居へ、牟礼高松志度の浦まで手遣し、由良山の城に押寄る、 ...
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動物部十六|魚上|鯰
[p.1352] 宜禁本草 坤/虫魚 鮧魚(なまつ) 甘平無毒、主百病、鮎魚作臛食之、補、〓魚相似口腹倶大、鮠魚相似黄而美益人、忌鹿肉赤目赤鬚無鰓、並殺人、陳士良雲、鮧温大首方口無鱗多涎、主水浮腫利小便、三魚為臛美且補、忌牛肝猪肉、三魚大抵寒而有毒、非食品之佳味、 ...
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帝王部二十五|皇親下|雑載
[p.1506] [p.1507] 玉勝間 五 中ごろまでは諸王おほかりし事 園太暦康永三年の除目に、従五位下為実王、〈天暦御後〉貞和二年の除目に、従五位下宗友王、〈天暦御後〉同三年の除目に、従五位下資方王、〈寛和御後〉延文四年の除目に、従五位下資能王〈寛和御後〉などあり、このほどまでは諸王もなほおほかりしと ...
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器用部二十五|舟上|以製作為名
[p.0620] 古事記伝 十七 無間勝間は、麻那志加都麻(まなしかつま)と訓べし、無間は、書紀に無目と作る意なり、〈間は借字〉加都麻は、堅津間の約まりたるにて、書紀には、即堅間とあり、〈○註略〉こは籠の編る竹と竹との間の堅く密りて、目の無きお雲り、〈○註略〉万葉十二〈九丁、卅四丁、卅九丁、〉に、玉勝間 ...
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地部三十八|橋上|唐橋
[p.0120] 玉勝間 十三 鴨河の韓橋 此橋は、鴨川のいづこばかりにか在けん、 ...
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地部二十七|周防国|宿駅
[p.0683] 延喜式 二十八兵部 諸国駅伝馬〈◯中略〉 周防国駅馬〈石国、野口、周防、生屋、平野、勝間、八千、賀宝各廿匹、〉 ...
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動物部二|獣二|馬子
[p.0131] 玉勝間 八 馬子(まご) 西宮記に、馬子六人馬子四人など見えたり、馬につきたる者なり、今、の世にまごといふはこれなり、 ...
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人部十三|動作|寝
[p.0964] 玉勝間 八 おひなるおよる(○○○)〈○中略〉 あづまにて寝(ぬ)ることおおよるといふ、御昼なる御夜なるといふこと也、〈○下略〉 ...
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植物部十二|草一|米/称呼
[p.0811] 玉勝間 六 八木米お八木といふはふるきこと也、小右記の寛仁万寿のころのところに、八木十石、八木卅石など見えたり、 ...
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帝王部十四|太上天皇〈追尊天皇附〉|追尊天皇〖附〗|私称天皇
[p.0855] 万葉集抄 七 阿波国風土記雲、勝間井雲由者、倭健天皇命(○○○○○)、乃大御櫛笥忘、〈◯下略〉 ...
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天部一|日〈日蝕併入〉|日蝕
[p.0035] 玉勝間 十四 日食 月食 もろこしの聖人、日食月食のゆえおだにえはかりしらで、わざはひとしたるもおかし、 ...
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方技部十七|疾病三|感冒
[p.1352] 玉勝間 八 はなたり病( ○○○○○) 台記に日来患鼻垂疾、俄身温、また依鼻垂不念珠、但今日無温気也、また鼻垂後始念珠、〈夜前浴〉など見えたり、風お引きたるおいふと聞ゆ、 ...
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器用部十九|坐臥具四|蒲団
[p.0196] 玉勝間 五 ふとん 今世に寝る所に敷物お布団(ふとん)といふは、いにしへ布単(○○)といひし物あり、布毯(ふたん)とも書たり、此物より転れるなるべし、 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|雑載
[p.0363] 玉勝間 六 後京極のとなへ 後京極摂政は、つねには後字、音にてごとよむお、同じ愚管抄に、後の京極殿と、のヽ字おそへてかきたり、 ...
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姓名部八|名上|名読方
[p.0601] 玉勝間 八 後鳥羽天皇の御諱のよみ 後鳥羽天皇の御諱尊成、歴代編年集成に、たかひらと仮字附〈け〉あり、成〈は〉平也といふ意なるべし、 ...
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姓名部八|名上|名読方
[p.0601] 玉勝間 十二 愛発といふ名のよみ 藤原愛発といふ人あり、此名いかによむにかといぶかしかりしに、越前国の地名おとれる名にて、愛発関、あらち山などいふところなりけり、 ...
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姓名都九|名中|幼名
[p.0695] 玉勝間 十二 童名に某丸といふ事 同記〈○小右記〉に、寛仁三年二月十六日、千寿丸、於家侍所令加元服、〈名号為時〉とあり、童名に某(なに)丸といふ事、そのかみも有し也、 ...
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植物部二十四|草十三|瓜産地
[p.0622] 玉勝間 八 真桑瓜御湯殿のうへの日記に、天正三年六月廿九日のぶながより、みのヽまくはと申す名所のうりとて、二こしん上とあり、真桑村は本巣郡也、 ...
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植物部二十八|藻|青苔
[p.0902] 摂陽群談 十六/名物土産 同〈◯網島〉青苔 同所〈◯西成郡大坂町の東網島町〉より川口木津勝間住吉の浦辺まで、船お通ひ苅之、於于是製して以て青苔となし、市店に出す、 ...
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地部一|地総載|皇国
[p.0027] 玉勝間 七 もろこしの老子の説まことの道に似たる所ある事〈◯中略〉 殊に皇国(みくに)は、万の国の本、よろづの国の宗(おや)とある御国なれば、万国々にわたりて、正しきまことの道は、たヾ皇国にこそ伝はりたれ〈◯下略〉 ...
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地部四十六|温泉〈塩湯併入〉|但馬国/城崎温泉
[p.1081] 玉勝間 八 但馬国の城の崎のいでゆ 増鏡に、安嘉門院、丹後のあまのはし立御覧じにとておはします、それより但馬のきのさきのいで湯めしにくだらせ給ふとあり、此温泉そのほどより名高かりけむ、 ...
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動物部五|獣五|鹿/名称
[p.0313] 玉勝間 十四 鹿おかせぎといふ事 鹿おかせぎといふお、古の名と思ふめれど、此名すべて古書に見えたることなし、たしかならぬ名なり、おもふに和名抄の僧坊具の中に、鹿杖といふ物おあげて、加勢都恵(かせづえ)としるせるはいかならむ、 ...
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動物部十一|鳥四|杜鵑/名称
[p.0861] 玉勝間 四 ほとゝぎすお時鳥と書事 文選の悲哉行といふ詩に、時鳥多好音とあるは春の事にて、春鳴もろ〳〵の鳥お時鳥といへる也、さればほとゝぎすお時鳥とかくも、その鳴ころ然いへるが、つひに名のごとなれるにや、 ...
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方技部十五|疾病一|名称
[p.1136] 玉勝間 一 年始に病お歓楽といふ事 東鑑雲、承元二年正月十一日雲々、依将軍家 御歓楽( ○○○) 、延及今日、今の世にも、年のはじめには、病といふことおいみて、御歓楽といふならはしのこれり、 ...
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方技部十五|疾病一|名称
[p.1136] 玉勝間 十二 としの始に病お歓楽といふ事 園大暦に、貞和二年正月八日の所に、予風気相侵、仍 歓楽( ○○) 之間、不及出座、と見えたり、病お歓楽といへること、これよりさきの物にも見えしやうにおぼゆ、 ...
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飲食部二|料理上|名称
[p.0073] 玉勝間 十四 饌(け)饌おつくりとヽのふるお、俗に料理といひ、それよりうつりて、そのつくりとゝのへたる饌おさしても料理といひ、御料理お下さる、結構なる料理などといふみな饌おいへり、 ...
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飲食部三|料理中|菜
[p.0151] 玉勝間 十四 饌〈○中略〉いはゆる菜おば昔はあはせといへり、清少納言枕冊子などに見ゆ、又伊勢神宮の書にまはりとあるは、伊勢の言歟、此国の今も山里人など、まはりといふ所あり、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|強飯
[p.0361] 玉勝間 五 おこはまはり今の世、女の言に強飯おおこはといへり、大神宮年中行事に御強(おこは)と見ゆ、又菜おまはりといふこと、同じ書に御廻(まはり)八種とあり、枕さうしにはあはせと見えたり、 ...
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人部十三|動作|起
[p.0955] 玉勝間 八 おひなる(○○○○)およる 女の詞に、人のねたるがおくることお、おひなるといふ、伊勢などにては、おひるなる(○○○○○)といふ、あづまにて寝(ぬ)ることおおよるといふ、御昼なる御夜なるといふこと也、 ...
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姓名部七|家紋|起原
[p.0504] 玉勝間 五 事の紋の事 園太暦に、車の文の事さたあり、かのころまでは、今の世のごとく、家々の家紋といふものはなかりしやうに聞えたり、然れども事の文のこと、人々大略定めてつけヽるやうに聞ゆ、 ...
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植物部十|木九|柿雑載
[p.0621] [p.0622] 玉勝間 九 柿の本(○○○) 栗の本 二条良基公のさよのねざめといふ物にいはく、後鳥羽院の御代にはよき連歌の上手おば柿の本の衆となづけられ、わろき連歌おば栗の本の衆となづけられ侍りき、 ...
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帝王部二十四|皇親上|称号
[p.1413] 玉勝間 四 宮と申す称 天皇の御胤お宮と申すこと、いにしへは皇子皇女にかぎれり、皇子の御子よりしては、宮と申すことなかりき、然るお中ごろよりして、皇子の御子おも申し、近くは親王の御すぢおば、世々すべて宮と申す事となれり、 ...
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地部二|皇都鄙併入|二京
[p.0145] [p.0146] 玉勝間 六 東京西京 平安城は東西の京おおかれしかども、はじめより今のごとく東京のみ栄えて、西の京は栄えざりしにや、慶保胤の池亭記に、予二十年以来、歴見東西二京、西京人家漸希、殆幾幽墟矣、人者有去無来、屋者有壌無造とあり、 ...
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方技部六|暦道下〈漏刻附〉|仮名暦
[p.0385] 玉勝間 八 かなごよみ同〈○宇治拾遺〉物語に、かな暦といふことあり、むかしは真名と仮字との暦有しにや、さて又暦に、神仏によしといふ日あり、今の暦本に、神よしとしるせるは是なるべし、又かん日、くえ日など、日のよきあしきおしるせることも見えたり、 ...
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方技部十二|医術三|灸科
[p.0890] 玉勝間 七 やいとう 文覚法師が、正治二年に鎌倉の将軍頼家朝臣に返り事におくりたりし書にいはく、あつきやいとうおねんじてやけば、やまひいえ候也といへる言あり、君とある人の、臣のいさめおうけいるべきたとへにいへる語也、やいとうといへること、めづらしくおぼえて、かきいでヽおきつる也、 ...
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方技部十七|疾病三|咳病
[p.1359] 玉勝間 十二 風引たるお咳気といふ事 此わたりの人、ふるくは、風引たることお、 がいき( ○○○) といへりき、宣長がわかヽりしほどまでは、なべていへりし言なるお、今はさいふこと、おさ〳〵きかず、これもふるきこと也、中昔五六百年さきの記録などに、風病おおほく咳気と志るせり、 ...
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飲食部一|飲食総載|汁講
[p.0053] [p.0054] 玉勝間 十二 汁といふ饗甘露寺元長卿記に、於姉小路三位亭有汁、また内蔵頭有招事、汁張行、など見えたり、今の世にも田舎にて汁といふことあり、客おの〳〵飯おばおのが家より持来て、其家には菜と汁おまうけて饗する也、国によりて汁講ともいふとぞ、 ...
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器用部十四|屏障具二|帷
[p.0784] 玉勝間 十一 ゆかたびら かたびら 浴して著る衣お、俗にゆかたといふは、同じ物語〈○栄花物語〉玉のかざりの巻に、御ゆかたびらとあるこれなり、ついでにいはむ、かたびらとは、今の世には布の衣おのみいへど、もとさにはあらず、裏なく一重なる物お、何にまれかたびらとはいふなり、 ...
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姓名部六|氏上|源氏長者
[p.0454] 玉勝間 十一 源氏長者 西宮記に、定源氏爵事、王卿中、以触弘仁御後人為長者、重明親王参議等是也、彼時有上臘源氏公卿と見えたり、等卿はもとより弘仁の御後なるお、重明親王は延喜〈○醍醐〉の御子におはすれども、御母ぞ融大臣の御孫、昇大納言の御女におはしければ、これ弘仁の御後に触たるなり、 ...
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姓名部八|名上|名読方
[p.0601] 玉勝間 十四 人の名の和字の事 人の名に和字お加受(かず)とよむは誤也、これは加都(かつ)にて、都は清音なり、此言は、かてかつかつると活用て、物お和合こと也、万葉歌に、醤酢爾(ひしほずに)、蒜都伎合而(ひるつきかてヽ)とある、此合而なり、 ...
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姓名都九|名中|反名
[p.0723] 玉勝間 八 又吉備大臣の名 政事要略に、貞観格お出していはく、右検太政官去天平神護二年九月十五日格称、大納言正三位吉備朝臣真吉備宣、奉勅者と見え、一代要記などにも真吉備とあり、ちかきころ、此大臣の母君お葬り給へる墓誌お掘りいでたるには、真備とあり、真備とあるおも、よむには、まきびと ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0778] 玉勝間 四 小大君 三条院女蔵人左近お、小大君ともいへり、そは小大進といふ名お、はぶきていへるなれば、こだいの君とよむべし、こおほきみとよむはひがこと也、此人小大進なる証は、栄花物語見はてぬ夢の巻に、あるはなくなきは数そふといへる歌のよみ人、東官女蔵人小大進とあり、東宮は三条院也、 ...
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植物部六|木五|桜/名称
[p.0285] 玉勝間 四 桜お花といふ事 たヾ花といひて桜のことにするは、古今集のころまでは聞えぬ事なり、契冲ほうしが余材抄に、くはしくいへるがごとし、源氏物語若葉上の巻に、梅の事おいふとて、花のさかりになるべく見ばやといへる事あり、これらはまさしく桜お分けて花といへり、 ...
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植物部十|木九|秦皮
[p.0628] 玉勝間 十三 とねりこの木 とねりこの木といふ木、木の色いと白く、葉は榎の葉にして、大木になる物なり、実はかくの如き形にて、上の方は葉のやうにひらなり、件の木美濃国飯木(はんのき)村に多く有て、他村(あだしむら)には無しと同人〈◯田中道麻呂〉いへり、飯木村は此人の故郷なり、多芸郡なり、 ...
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地部二十七|周防国|名所
[p.0698] 日本鹿子 十二 同国〈◯周防〉中名所之部 室積 竈戸 むろせき海辺也、普賢〓の堂あり、無双の景地也、俗に竈戸おはらみの関と雲、〈◯中略〉 岩国山 安芸国いつくしまより、海上五里ばかり西に、小方といふ宿より、小山ひとつ越て、おせ川と雲西より、当国のうち也、おせ川より南へ大山あり、これお岩国 ...
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地部三十七|道路|道法
[p.0039] 玉勝間 十一 三十六町お一里とする事 道のほどお卅六町お一里とするは、いつの世よりのさだめならむ、ある説に、織田大臣の世よりの事なりといふはたがへり、尭孝僧都の富士の道記に、近江のむさの宿お、都より十三里といひ、美濃のたる井お、むさより十四里などいへる、すべて今の世のさだめと同じ、 ...
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飲食部十一|酒下|禁飲酒
[p.0785] 玉勝間 十二 ほうしの酒おのむ事僧の酒おのむことは、釈迦の重きいましめにて、魚肉お食ふよりは、罪重きわざとしたるに、今ははゞかることなく、のむならひとなれるは、ちかき世の事かと思へば、万葉十八の巻に、家持卿の越中の国師の従僧清見に、酒おおくられたること、又東大寺の使僧平栄に、酒おお ...
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人部七|身体四|つと/たぼ
[p.0519] 玉勝間 八 髪のつと、たお、 いまのよ、女の髪ゆひて、後(うしろ)と左右へはり出したるところお、つとといふお、あづまにては、たおといへり、〈○中略〉うつぼの物語蔵開巻に、たヾおほとのごもりなぱ、御ぐしにたわつきなんず、〈○中略〉たわたお同じ言也、たヾしいにしへのは、枕にあたりたる所に、 ...
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人部八|生命|病死
[p.0649] 玉勝間 八 しぬるお病死(○○)といふ事 今の世、おほやけざたの文書などには、人の死ぬるお病死といふこと也、そも〳〵人は、病ならで死ぬるは、百千の中に、まれに一人二人などこそ有べけれ、おしなべては、みな病てしぬることなれば、それおとり分てはいはでも有ぬべくおぼゆるお、これむかしみだれ世 ...
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歳時部一|歳時総載上|日
[p.0055] [p.0056] 玉勝間 十二 十八日おとおかやうかといへる事 栄花物語こまくらべの巻、善滋為政が文に、九月十八日おながつきのとおかやうかといへり、とおかあまりやうかといふべきお、はぶきていへるはいかヾなれども、上のかおはぶかざるは、さすがにいにしへなり、今の人、上のかおいはずして、とおあま ...
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姓名部八|名上|名読方
[p.0601] 玉勝間 十三 平城天皇の御名 平城(なら)天皇の御諱、はじめには小殿(おどの)と申せしお安殿(あで)と改め給へり、〈○中略〉さてこは阿伝(あで)と字音に読み奉る也、紀の国の在田郡は、もと安諦(あで)郡にて、書紀続紀に、阿堤(あで)郡とも書れたるお、この天皇の御名に渉るおもて、大同元年に、在田郡と ...
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植物部一|総載|楉
[p.0008] 玉勝間 十 はじめお濁る詞 言のはじめお濁るもまれ〳〵にはあるは、蒲(がま)、石榴(ざくろ)、楚(ずわえ)、斑(ぶち)、紅粉(べに)などのごとし、これらふるき物にも見たる詞也、後世にこそ濁りていへ、古はみな清(すみ)ていへりし也、〈◯中略〉楚(ずわえ)は末枝(すわえ)也、末(すえ)おすわといふは、声お ...
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植物部十二|草一|米/称呼
[p.0812] 玉勝間 十四 米粒お仏法ぼさつなどいひならへる事穀物おおろそかにすまじきよしおいふ時に、米粒などお仏法といひ、東国にては菩薩といふ、これ大切にして、おろそかにすまじきよしなれば、然いふ心はいとありがたけれども、仏菩薩より尊き物はなしと心得たる心よりしかいふなれば、言はいとひがごとな ...
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植物部二十|草九|萩
[p.0306] 玉勝間 十三 萩の大木の事みちのくの宮城野わたりの萩は、高さ二丈あまりばかりなる多し、又同国の津軽の弘前の二里ばかりこなたに、大鰐といふところに、大日堂のある、前なる林の中に、一木の大木の、十余丈ばかりの高さの、かこみ四囲ばかりなるあるお見れば、葉も花も全萩也、又さつまの国にも、萩 ...
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帝王部十八|山陵下|雑載
[p.1099] 玉勝間 三 神武天皇の御陵 大和国人に、竹口英斎、〈◯中略〉此英斎といふ人は、すべて御世々々の天皇の御陵お始め奉りて、皇后皇子皇女たちなどの御墓まで、広く考へて、陵墓志といふ物お著さんとすとて、かつ〴〵書出たるおも見せたりしは、おのれはた常に深く思ひわたる筋の事なれば、いと〳〵うれし ...
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帝王部二十四|皇親上|称号
[p.1413] 玉勝間 四 女一宮女二宮など申唱へ 女一の宮女二の宮など申す女字、音によみならへれども、栄花物語などに、男一の宮男二の宮などある男は音によむべくもあらず、必おとこ一の宮などヽよむべければ、女もいにしへは、おんな一の宮、おんな二の宮などぞよみつらむ、ことわりおもて思ふにも、字音にはよ ...
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動物部九|鳥二|鴨種類
[p.0587] 玉勝間 十三 鴨の類くさ〴〵の名 同人〈○田中道麻呂〉の語りけるは、鴨に大かた四種有、第一大きなるお、まがも(○○○)といひ、次に大きなるお、ひどり(○○○)といひ、次おあぢ(○○)といひ、もとも小きお、たかべ(○○○)といふ、みな同じ鴨にて、たゞ形の大き小きに、よりて名の異る也、あぢ、たかべなど、万 ...
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方技部七|易占|名称
[p.0470] 玉勝間 十四 卜筮もろこしの国とても、いと上代には、後世のごこく万の事、己がおしはかりの理お以て定むる事は、さしもあらざりしこと、卜筮といふ物あるおもてしるべし、卜筮は己が心にさだめがたき事お、神にこひてその教おうけて定むるわざなり、卜筮にいづるは神のおしへなり、然るお後世のごとく ...
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方技部十七|疾病三|流行諸病
[p.1428] 松屋筆記 三十七 福来病 日本紀略天徳三年の条に、今年人民頸腫、世号福来病雲々、同長元二年十月の条に、自去月至今月、京中人病頸腫、世謂之福来病雲々、倭漢合運長元二年の段に、京人腫、世謂福来病雲々、按に、玉勝間三の巻に、頸のふくらかなるよりかくいひなせし成べしといへり、こは世にいふ腹 ...
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飲食部三|料理中|吸物
[p.0186] 玉勝間 十四 饌つねの饌は、羹一つ菜(あはせ)一つにて止べし、しな〴〵数多ければ、これかれにまぎれて、美きものももはらならねばさしもめでたくおぼえず、但し他の餐饌は数すくなくては、さう〴〵しきこゝちす、あまり多きも中々めでたからずおぼゆ、数おほくつもりて後々は、うるさくあきたくなるな ...
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歳時部十五|附雛遊|名称
[p.1094] [p.1095] 玉勝間 十 ひいな 人の形おちひさく作りて、わらはのもてあそぶ物お、物語ぶみどもに、ひいなといへり、これはちひさくつくれるお、鳥のひなになずらへていへる名にて、字も雛とかき、今の世の人も、ひなといふお、ふるくひいなとしもいへるは、詩歌おしいか、四時おしいじ、女房おにようばう ...
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姓名部一|姓氏上|朝臣
[p.0040] [p.0041] 玉勝間 三 朝臣といふ字の事 かばねの朝臣は阿曾美(あそみ)にて、吾兄臣(あせおみ)といふことなり、然るお天武天皇の御世に八色のかばねお定め給へる時よら朝臣とは書始められたり、そは此字のあさおみの訓お借て約めたる物ながら、字義おも思ひでの事なるべし、漢籍にも蔡邕が独断に、公卿侍 ...
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姓名都九|名中|反名
[p.0723] 玉勝間 六 吉備大臣の名 吉備〈の〉大臣の名は真吉備(まきび)にて、然しるしたる書共もあるお、続紀などに真備とあるは、もろこしの国にて、吉字おはぶきて書給ひしお、帰り参り給ひて後も、なほそのまヽに物には書給へりしなるべし、それもわたくしにはあるべからす、あだし国人にあひ給はむ時などの ...
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姓名都九|名中|字
[p.0726] 玉勝間 二 あざ名といふ物の事 あざ名といふもの、かの文琳、菅三、平仲などのたぐひのみにもあらず、古より正しき名の外によぶ名お字(あざな)といへること多し、中むかしには、今のいはゆる俗名おも字といへることあり、其外にも田地の字、何の字、くれの字などいふも、皆正しく定まれる名としもなく ...
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姓名部十|名下|雑載
[p.0822] 玉勝間 九 人名お文字音にいふ事 人の名お、世に文字の音にて呼ならへる事、ふるくは時平〈の〉大臣、多田〈の〉満仲、源〈の〉頼光、安倍〈の〉晴明などのごときあり、やヽ後には、俊成卿、定家卿、家隆卿、鴨〈の〉長明など、もはらもじごえにのみいひならへり、琵琶ほうしの平家物語おかたるおきく ...
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植物部六|木五|梅名木
[p.0328] [p.0329] 玉勝間 九 梅はとぶといふ歌世俗にいひつたへたる、梅はとぶ桜はかるヽよの中に何とて松はつれなかるらんといふ歌、源平盛衰記には、菅原大臣、東風(こち)ふかばといふ御歌およみ給ひしかば、紅梅つくしへ飛行ければ、同じ御所にならびて有ける桜の、御言の葉にかヽらざることお恨みて、一夜 ...
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帝王部二十一|御息所|称女御為御息所
[p.1290] 玉勝間 五 東宮の御息所 二条后は、清和天皇の中宮也、貞観八年に女御となり賜ひ、同十年に貞明親王お生奉り賜ひ、同十一年に其親王皇太子に立せ賜ふ、これ陽成天皇におはします、これよりして元慶元年に中宮となり賜ふ迄のあひだ、女御にて皇太子の御母にましますお以て、東宮の女御とも、東宮の御息 ...
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地部十九|陸奥国上|名称
[p.0073] [p.0074] 玉勝間 五 みちの国 むつ 陸奥は、歌にもよむごとく、美知乃久にて、和名抄には美知乃於久とありて、道之奥といふ意の名なれば、下に国とそへていふ時は、美知乃久乃久爾なり、然るお中昔の物語書などには、みちの国とのみいへるは、みちのくのくにといひては、乃久といふことの重なりて、わ ...
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地部四十三|山上|竜田山
[p.0741] 玉勝間 五 立田山小ぐらの峯 いにしへ大和より難波へもいづくへも下るに越(こえ)し、立田山は、今のくらがり峠也といふ説のあるは、その名、万葉九の巻に、小鞍嶺(おぐらのみ子)とあるに通ひ、又かの道ぞ、今の世にむねとこゆる道なれば也、そのうへそのあたりに、小倉寺村といふさへあるなれば、さも ...
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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉|武蔵国/不忍池
[p.1225] [p.1226] 玉勝間 五 江戸の地名これかれ 宗祇法師が回国雑記といふ物にいはく、次の日浅草おたちて新羽といへる所におもむき侍るとて、道すがら名所ども尋ねける中に、忍の岡といへるところにて、松原の有ける陰にやすみて、霜のヽちあらはれにけり時雨おばしのびの岡の松もかひなし、こヽお過てこいし ...
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人部七|身体四|つと/たぼ
[p.0519] [p.0520] 歴世女装考 四 たぼの名義 此説〈○玉勝間〉にて、たぼはたわの転語にて、髪にくせのつきて、彭〓(ふくれ)たる古言なるおしるべし、異本枕さうし似気無物の条に、したかみたわつきたる人の、あふひつけたるとあり、按にたわは撓の義なり、契冲法師の河社に、今も山里のものヽ、山のひくヽてた ...
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器用部十九|坐臥具四|枕雑載
[p.0179] [p.0180] 玉勝間 八 枕詞 天又月日などいはむとて、まづひさかたのといひ、山といはむとて、まづあしびきのといふたぐひの詞お、よに枕詞といふ、此名ふるくは聞も及ばず、中昔の末よりいふことなめり、是お枕としもいふは、かしらにおく故と、たれも思ふめれど、さにはあらず、枕はかしらにおく物には ...
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姓名都九|名中|諡
[p.0744] 玉勝間 九 いまだ世にある人のことに諡おいへる誤 太平記に、村上彦四郎義光(よしてる)が、大塔宮にいつはりかはり奉りて、みづから死なむとする時の詞に、我は後醍醐天皇の第二の皇子雲々といへり、其時は後醍醐のみかどは、いまだ世にまし〳〵しほどなるに、いかでか後の御諡おば申さむ、しるせる人 ...
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植物部二|木一|檉
[p.0124] 玉勝間 三 むろの木 田中の道まろがいへりしは、万葉の歌によみたる室の木といふものは、今もいづこにも多くある物也、美濃の不破郡、多芸郡などにて、ひむろ(○○○)とも、ひもろ杉(○○○○)ともいひ、伊勢の員弁郡、桑名郡のあたりにて、たちむろはひむろ(○○○○○○○○)といひ、尾張の羽栗郡にて、ねずむろ(○○ ...
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植物部六|木五|山桜
[p.0290] 玉勝間 六 花のさだめ 花はさくら、桜は山桜の葉あかくてりてほそきが、まばらにまじりて、花しげく咲たるは、又たぐふべき物もなく、うき世のものとも思はれず、葉青くて花のまばらなるは、こよなくおくれたり、大かた山ざくらといふ中にもしな〴〵の有て、こまかに見れば、一木ごとにいさヽかかはれ ...
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植物部六|木五|梅種類
[p.0322] 玉勝間 十四 紅梅の仮字 紅梅の仮字、字音おしるす時には、こうばいと書べけれど、つねにはこおばいと書べし、拾遺集物名の歌に、これお子おばいかでか生むとすらむとよめるお、此時かりに宇(う)お乎(お)に通はしてよめるものと心得るはたがへり、こはもとより、常にもこおばいといひもし書もせし也、 ...
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遊戯部六|聞香|名称
[p.0301] 玉勝間 七 香おきくといふは俗言なる事 香お聞といふは、もとからことにて、古の詞にあら、ず、すべて物の香(か)は薫物(たきもの)などおも、かぐといふぞ雅言にて、古今集の歌などにも、花たちばなの香おかげばと見え、源氏物語の梅枝巻に、たき物共のおとりまさりお、兵部卿宮の論(さだ)め給ふところ ...
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姓名部二|姓氏中|四姓
[p.0183] [p.0184] 玉勝間 二 姓氏の事 よに源平藤橘とならべて四姓といふ、源平藤原は、中昔より殊に広き姓なれば、さもいひつべきお、橘はしも、かの三うぢにくらぶれば、こよなくせばきお、此かぞへのうちに入ぬるは、いかなるよしにかあらん、おもふに嵯峨天皇の御代に、皇后の御ゆかりに、尊みそめたりしな ...
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姓名部四|苗字称号 〓|名称
[p.0304] 玉勝間 二 苗字 藤原源などは、世に同じ氏の人、数しらずおほかれば、その内お苗字して分ざれば、いとまぎらはしきまヽに、つねにその苗字おのみよびならひて、むねとなれる、これおのづから必しかるべきいきほひにして、今は此苗字ぞ姓の如くなれりければ、姓のしられざらん人などは、苗字お正しく守 ...
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姓名部八|名上|命名
[p.0633] [p.0634] 玉勝間 十四 今の世人の名の事 近き世の人の名には、名に似つかはしからぬ字おつくこと多し、又すべて名の訓は、よのつねならぬがおほきうちに、近きころの名には、ことにあやしき字、あやしき訓有て、いかにともよみがたきぞ多く見ゆる、すべて名は、いかにもやすらかなるもじの、訓のよくし ...
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天部二|露〈甘露併入〉|露霜
[p.0172] 玉勝間 十四 万葉集の露霜 万葉集の歌に、露霜とよめる、巻々に多し、こは後の歌には、露と霜とのことによめども、万葉なるは、みなたヾ露のこと也、されば七の巻、十の巻などには、詠露といへる歌によめり、多かる中には、露と霜と二つと見ても、聞ゆるやうなるもあれど、それもみな然にはあらず、た ...
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地部五|和泉国|名称
[p.0333] [p.0334] 玉勝間 五 和泉の和字の事 国名のいづみお和泉とかく和の字は、いかなる故おもて添られたるにか、としごろいぶかしかりつるお、つら〳〵思へば、まづいづみといふは、和泉郡ありて、上泉下泉てふ郷もあれば、そこより出たる国の名なることは論なし、かくてその郷の内、府中村といふに、今も和 ...
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地部五|摂津国|名称
[p.0352] [p.0353] 玉勝間 二 摂津 津国お摂津といふは、もと国の名にはあらず、難波津おつかさどれる官の名なり、難波は古京師に准へて、京職と同じく摂津職おおかれたる、これむねと難波によれる官にして、津国の事おも兼掌れり、職員令に、摂津職帯津国とあるおもて心得べし、そのかみ国のことおも摂津国と書 ...
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地部四十六|泉|名称
[p.1022] 玉勝間 五 和泉の和字の事 国名のいづみお、和泉とかく、和の字は、いかなる故おもて、添られたるにか、としごろいぶかしかりつるお、つら〳〵思へば、まづいづみといふは、和泉(いづみの)郡ありて、上泉下泉(かみいづみしもいづみ)てふ郷もあれば、そこより出たる国の名なることは論なし、かくてその ...
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