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飲食部十六|漬物|奈良漬
[p.1032] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 瓜の糟づけお、奈良づけといふ事は、かすがのあればよいといふえんなり、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|糝粉
[p.0583] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 餅のちとあかきやうなるお、しんかうといふ事、あかき小豆おうへにきする、あかつきといふえんにていふとなり、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|名称
[p.0544] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 餅おかちんとは、かちんのてぬぐひにてかみおつゝみゆふたる女房の、いつも禁裏へ、もちおうりに参りつけたり、もちうりとあれば、ことばのさまいやし、いつものかちんがまいりたるなど沙汰あればよろし、 ...
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飲食部十一|酒下|禁飲酒
[p.0785] [p.0786] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 痩法師の酢ごのみとは、やせの寺は昔より禁酒にて酒おいれず、僧の中に酒おこのみ、えこらえぬあり、常に土工李おもちて行かよふ、若人とふ事あれば、すにて候といふ、日お経ずかよひしげし、又とふ時も同返事なるまゝ、諺にいひならはし、やせの法師はすごのみや、 ...
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飲食部十五|豆腐|田楽
[p.0993] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 豆腐お串にさして焙るお、など田楽とはいふ、されば田楽のすがた、下には白袴おき、其上に色ある物おうちかけ、鷺足にのりおどるすがた、豆腐の白に味噌おぬりたてたるは、おのまふていに似たるゆえ、田楽といふにや、夢庵の歌に、 たかあしおふみそこなへるめんぼくおはひに ...
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器用部六|容飾具一|磨鏡
[p.0370] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 一いづれもおなじ事なるお、つねにたくおば風呂といひ、たてあけの戸なきお、柘榴風呂とはなんぞいふや、かゞみいる、いるとのこゝろ也、 ...
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人部一|人総載|童
[p.0078] 醒睡笑 一/謂被謂物之由来 わらんべ(○○○○)は風の子と、しるしらず世にいふは何事ぞ、ふうふのあひだのなればなり、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|人事
[p.0907] 醒睡笑 二/謂被謂物之由来 いそがばまはれ(○○○○○○○)といふ事は、物毎にあるべき遠慮なり、宗長のよめる、武士のやばせの舟は早くともいそがばまはれ瀬多の長橋、〈○下略〉 ...
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器用部十|澡浴具一|澡豆/名称
[p.0539] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 一なべて上臈がたには、さくぢ(○○○)といふお、禁中にはまちかねとかやもてあつかひ給ふ事、こぬかといふ言葉のえんにや、 ...
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動物部十七|魚中|鰯/名称
[p.1421] 醒睡笑 一 謂被謂物之由来 鰯おば上臘がたのことばに、むらさき(○○○○)ともてはやさるゝ、むらさきの色はあゆにはましたといふえんとや、されば下主らしきいわしも、其人のすきなれば、鮎の魚にもまさるよのふ、 ...
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器用部十|澡浴具一|小糠
[p.0543] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 一なべて上臈がたには、さくぢ(○○○)といふお、禁中にはまちかね(○○○○)とかやもてあつかひ給ふ事、こぬか(○○○)といふ言葉のえんにや、 ○按ずるに、本書は、元和年間に成りしものなり、当時小糠おさくぢとも雲ひしお見るべし、 ...
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器用部三十|駕籠|六尺
[p.1036] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 京にて乗物おかき、あるひは庭にてはたらくおとこお、六尺とはなどいふならん、さる事候、屋敷につき、家につき、たゝみに付、一切竪横間おさだむるに、田舎のは一間お六尺にとる法なり、都のは間尺お六尺三寸にとつて、一間とする法なり、されば亭主おば、都六尺三寸の間に ...
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植物部二十|草九|黄大豆
[p.0235] 芸苑日渉 七 民間歳節立春前一日謂之節分、至夕家家燃灯如除夜、炒黄豆供神仏祖先、向歳徳方位、撒豆以迎福、又背歳徳方位、撒豆以逐鬼、謂之儺豆、老幼男女啖豆如歳数、加以一謂之年豆(としのまめ)、 ...
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飲食部十六|漬物|名称
[p.1011] 守貞漫稿 後集一食類 香物かうのものは、味噌漬お本とし、古は味噌お香に雲よし或書に雲り、今製は総ての菜蔬お、塩或は味噌、或は酒粕等に漬たるお雲也、酒の粕には、白瓜、茄子、大根等お専とす、何国に漬たるおも、粕漬とも、奈良漬とも雲也、古は奈良お製酒の第一とする故也、 ...
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飲食部十六|漬物|豆腐香物
[p.1055] 料理山海郷 一 豆腐香の物とうふざつとゆでしぼり、塩と葛お合せて奈良漬の糟へ四角成ものにても、丸き物にてもつき込み穴お明、右の穴へつき、込たるものに、布切お巻て又つき込み、布切お穴へ残して、右のとうふおつきこみ、口おねぢて粕おおゝひおき出し候節、布切ともに出し、きりてもちゆるなり、 ...
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飲食部十六|漬物|糟漬
[p.1030] [p.1031] 紀伊続風土記 物産十下 奈良漬〈即糟漬なり〉府下酒造家にて、種々の蓏菓の類お漬て、諸国へ出す中にて、西瓜の嫩になる者お漬て、小西瓜奈良漬といひて賞玩す、 ...
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飲食部十六|漬物|産地
[p.1055] 本朝食鑑 二穀 香物〈俗称〉集解、〈○中略〉糟漬者、〈○中略〉惟以和之奈良漬(○○○○○)、摂之豊田森口(○○○○○○)為上、故他造者亦称奈良漬、 ...
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飲食部十六|漬物|鼈甲漬
[p.1034] 四季漬物塩嘉言 鼈甲塩糠味噌漬の故き茄子お、丸にて塩出してよくしぼりて庖丁し、味淋酒(○○○)お沢山にかけて、浸しおくこと三十日ばかり、茄子すきとおるほどひやけて、奈良漬の茄子にまさることとおし、 ...
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方技部六|暦道下〈漏刻附〉|奏暦
[p.0409] 令義解 十雑 凡陰陽寮、毎年預造来年暦、十一月一日、申送中務、中務奏聞(○○○○)、〈謂不経太政官中務直奏聞也〉内外諸司各給一本、〈謂被管寮司、及郡司者、省国別写給、〉並令年前至所在、 ...
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飲食部十六|漬物|やたら漬
[p.1054] 四季漬物塩嘉言 家多良漬ひしほの塩おからめにつくりおき、瓜、茄子、とうがらしなどお刻み込漬るなり、沢庵大根の味少しかわりたるにても苦しからず、段々切てつけ込也、紫蘇の実、生姜もよし、瓜、茄子、甘塩に押て水おきりて漬るはことさらよし、 ...
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飲食部十六|漬物|菜漬
[p.1014] [p.1015] 四季漬物塩嘉言 菜漬つけ菜およく洗ひ、かぶお切すて、庖丁目おいれて漬るなり、桶の大小、菜の多少によりて、塩加減見計ふべし、菜は余り圧がつよすぎれば、葉の色赤くなる物なり、京糸菜漬(○○○○)関東には少けれど、近来京の水菜の種お植て所々にあり、一株にて百茎余りあり、かぶの根お切、 ...
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飲食部十六|漬物|奈良漬
[p.1032] 料理綱目調味抄 三雑 奈良漬白瓜お吟味して如常割、中お随分深くとり、瓜に塩厚くして干事一時計、塩水おとり、瓜お冷し、かすに食かげんの塩お合、糟壱合に瓜二つの積り、桶の底にぬかに塩交ぜ、大分に敷は水気ぬかにしたゞり、瓜いつ迄もかたし、桶に合せ中蓋お仕て、度々に押付置べし、其外漬様品々 ...
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飲食部十六|漬物|漬物商
[p.1057] 江戸町中喰物重法記 〈御膳〉甘露漬生姜、砂糖漬の梅、〈○中略〉甘露漬ふきのとふ、〈○中略〉かんろ梅、〈○中略〉梅びしほ、〈瀬戸物町南側〉 富士田屋佐七〈御膳〉奈良漬 〈麹町六丁目〉 紀伊国屋長兵衛つけ物品々 〈さめがはし千日谷〉 日のや久兵衛漬物品々 〈かうじ町四丁目〉 小田原屋吉兵衛同 〈 ...
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飲食部十六|漬物|奈良漬
[p.1033] 諸国名産大根料理秘伝抄 下 早奈良漬(○○○○)の仕方一是も右〈○大根早豉漬〉に同じ、沢庵漬か、甘塩の、香物がよろしく候、長き大こん半分ほどに切、竪に三つ切にして、酒おあたゝめて、酒の粕に見合にして入、塩少し入てとくと合せ、右の香物お漬申候、此中へ桑の葉おこま〴〵にして漬込也、桑のなき時 ...
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飲食部十六|漬物|奈良漬
[p.1032] [p.1033] 四季漬物塩嘉言 奈良漬瓜夏土用の中の極上物の白瓜お吟味して、二つに割て中実お深くとり、瓜の肉にきずのつかぬやう取扱ひ、中へ塩お詰て、天日にほすこと二時計り、塩水おこぼし、とくとさまして上粕に喰加減の塩おあはせ置、粕壱〆匁に大瓜二つおあおのけにして、桶の底には糠に塩少々まぜ ...
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飲食部十六|漬物|糟漬
[p.1028] [p.1029] 本朝食鑑 二穀 香物〈俗称〉集解、〈○中略〉糟漬者、家々競造之、惟以和之奈良漬、摂之豊田森口為上、故他造者亦称奈良漬(○○○)、其糟黄白倶和白塩、少者易敗、塩多者雖経年不敗、而味不佳、其中有不敗而佳、塩少而好者、故此法有巧拙好悪、而漬瓜、茄、細蘿蔔、蕪根、牛房、大角豆、刀豆、竹 ...
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飲食部十六|漬物|名称
[p.1008] 倭訓栞 後編六加 かうのもの 唐山にいふ菜脯の類也、菜脯は専ら冬月の蘿蔔お用ふ、香物はもはら茶湯に用ふといへば、慈照院殿〈○足利義政〉のころより起るにやといへり、香のつけぼしにならひてしいでたるおもて名お得たりとも、みそお香ともいふ故に、もとみそに漬たる物より名お得たりともいふ、古に ...
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歳時部十二|年始祝四|供歯固
[p.0822] 公家年事 上 正月元日 御歯固 一番御鏡餅 二番芋 三番焼物 四番ひしほ 五番〈奈良漬香物〉 御銚子 御陪膳典侍五衣にて勤む ...
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遊戯部十|茶湯具上|葉茶壺
[p.0702] 醒睡笑 八 茶之湯 慈照院殿〈○足利義政〉愛に思召るゝ壺あり、名おなにとかなづけんと御工夫ある、ころは完正弐年八月廿日、たれかある、今日は廿日かとお尋あれば、女房達聞もあへず、中々けふ初雁おきゝまいらせたと申上られたり、あらおもしろの返事やとて、能阿弥にむかはせたまひ、 誰もきけ名づ ...
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飲食部十六|漬物|雑載
[p.1060] 醒睡笑 六児の噂 一児の膳にかうのもの(○○○○○)のあるお、脇に居たる僧とりて食ふ、児我が秘蔵に思うて置いたるおと雲はるゝ時、彼坊主一つは御膳に候と存ずれば、何とやなつかしさに、又はつねのよりもよくなるが、面白きにと申したり、児腹お立て、なるが面白くば鉄炮おくはれよと、 ...
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植物部一|総載|梢
[p.0007] 揃注倭名類聚抄 十木具 広韻同、王念孫曰、梢之為言稍々然小也、広雅、稍、稍小也、按、説文、梢梢木也、蓋木名、其木未詳、説文手部有捎字、雲、自関已西、凡取物之上者為矯捎、方言同、転謂物之上為捎、又木捎字従木作梢、釈木、梢、梢擢、是也、与木名之梢、自別、 ...
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方技部十八|疾病四|狂乱
[p.1478] 吾妻鏡 十三 建久四年七月三目丁卯、小栗十郎重成郎従馳参、以梶原景時申雲、重成今年為鹿島造営行事之処、自去比所労太危急、見其体非直也事、頗可謂 物狂( ○○) 歟、 ...
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器用部五|飲食具五|物相
[p.0295] 雍州府志 六/土産 飯鮓〈○中略〉 倭俗量飯之器謂物相、或一合、或二合、或三合、随用而有之、相木形之謂也、毎年西本願寺門主待藤花開、而与飯鮓被献禁裏院中、 ...
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地部十五|近江国|荘保
[p.1208] 近江国輿地志略 七十七坂田郡 小野荘(○○○) 此荘は当郡の西南、犬上郡の界にして、湖水の辺なり、所謂物生(むし)山村、馬場村、西山村、上櫓村、鳥居本村、西方寺村、百々村、小野村、以上八村お雲なり、此荘は古昔後鳥羽院和歌所お置せたまひし時、其領知に附させたまふ和歌所の領、藤三位俊成及定家為 ...
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飲食部六|粥〈餗[併入]〉|餗増水
[p.0476] 醒睡笑 二吝太郎 一われは増水のきらひなりとつねにいふ者あり、晩かた増水なかばへきたる、ちと申さんずれど、おきらひなるまゝ是非なしとあれば、何とこのぞうすいに胡椒はいらぬか、いやいらぬ、それならばちとたべふと、 ...
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飲食部三|料理中|とろヽ汁
[p.0185] 醒睡笑 六 一ある座敷にて、児のとろゝ汁(○○○○)の、再進おひたもの、うけらるゝ時、三位目おしてにらみければ、ちごのあごにさのみ科はないぞや、たゞとろゝおにらめ、 ...
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飲食部四|料理下|和物
[p.0260] 醒睡笑 八 一会下僧に斎おすゆる、菜に蕨あり、終に服せず、施主如何なれば、蕨おば食せられぬぞ、人のくちやかふとて、大事候まひ、けしあへ(○○○○)にしてさうほどに、 ...
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飲食部四|料理下|和物
[p.0260] 醒睡笑 三 一あるひとり坊主、烏賊おくろあへ(○○○○)にしてたまはる処へ、ふと人来れり、口おぬぐはん料簡もなかりつるに、そなたの口は、何とてくろひぞや、かねおつけられたかととふ、いやあまりさむさに、たゞいまもえさしお、一口くふたと、 ...
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飲食部十|酒上|諸白 片白
[p.0688] 醒睡笑 五上戸 山中山城方へ紹巴のおとづれられし時、振舞有りて、ひたもの諸白(○○)おしいて、前に見えつる天目にてと有りける時、なら酒や此天目に二つ三つのめと仰せあらばとにもかくにも、 ...
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飲食部三|料理中|指身
[p.0211] 醒睡笑 六 一振舞の菜に、茗荷のさしみありしお、人ありて小児にむかひ、是おばいにしへより今にいたり、物よみおぼへん事おたしなむ程の人は、みなどんごん草と名付、ものわすれするとてくはぬよし申されば、児きいて、あこはそれならくはふ、くうてひだるさおわすれうと、 ...
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飲食部十四|乾肉〈塩肉併入〉|鰹節
[p.0930] 醒睡笑 七廃忘 或僧新しき小刀の大なるおもちて、鰹おけづり居ける所へ、知音の人おもひよらず来れり、あまりにとりみだし、小刀お鰹と思ひ、いそぎかくし、鰹お小刀と思ひ、さし出し、此比関の小刀おもとめた、御覧ぜよとぞ申ける、 ...
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飲食部三|料理中|茎立汁
[p.0180] 醒睡笑 八 一江州志賀の浦に姥あり、天然作意生つきて、かすりしうくおいふに上手なり、かすりお好む盲者あり、若狭の小浜より、はる〴〵とかれがもとへあひに行、なにとなふ宿おかりしが、飯の汁お一口すひ、此汁のみは何ぞととふ、うばそれはくゝたちのしる候よ、人のくちきらふとて、いや去年八月か ...
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飲食部三|料理中|とろヽ汁
[p.0185] 醒睡笑 五 一とろゝの汁の出たるお、座敷に古人ありて、けふのことつて汁(○○○○○)は、いつにまさり、一入出来たるなどいひほむる、是はめづらしきことばやと、其子細おとふ、さればよ此汁にてはいかほども飯がすゝむゆへ、よくいひやるとのえんに、ことづてしるといふならん、きこえたる作意やと感じや ...
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飲食部三|料理中|糟糠汁
[p.0185] 醒睡笑 八 一山寺に人いたりて、さても〳〵おもしろき境地や候、大略八景も候はんと申ければ、住持の返答に、当寺は十景の古所也と、さ候へば、秦の始皇の地にもまさりたり、八景の外には、いづれお用られ候ぞ、されば旦那あり麓にくだり斎おたべて、こざけにも酔てかへれば、くはつけいあり、さもなく ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|湯漬
[p.0384] [p.0385] 醒睡笑 二 一大名のもとへ客あり、振舞に湯漬出たり、其席へ又客あり、それにて膳おすえたり、又客来あり、膳お出せとあれども、つひに出かぬる時、物まかなふ者および出し、何とて手間おいらぬ事のおそきや、湯お得わかさぬかと、ばおぬかるゝ時、手おつかねて、湯は御ざるが、つけが御座な ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|飯麦
[p.0396] [p.0397] 醒睡笑 一吝太郎 一客来〈る〉に亭主出て、飯はあれども麦飯ぢやほどに、いやであらふずといふ、我は生得麦飯がすきぢや、麦飯ならば三里も行てくはふといふ、さらばとてふるまひけり、又有時件の人来り、そちは麦飯がすきぢや程に、米のめしはあれども出さぬといふに、いや米の食(めし)なら ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|飯湯
[p.0423] 醒睡笑 五人はそだち 一飯後の湯出たるに、風味ことにかうばしく大にすぐるゝなどほめけるお、女房聞つけ、うれしげに、のうれんのひまよりかほさし出し、お湯のかうばしきもことはり也、たき物おくべた程にと、座にいたるみな〳〵も、耳にしみてぞかんじける、中に一人うらやみ帰り妻にかたれば、それ ...
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飲食部十四|  塩筋子|魚醤 鱁鮧
[p.0942] 醒睡笑 七廃忘 京辺士にてある東堂の細工に、蟹びしほ(○○○○)おするとて、塩一二升お用意し、ふりかけ居らるヽ処へ、ふと檀那来れり、さてもよくぞおはしましたる、内に人のはぐらみのいろお見せ参らせたやとこそおもひ候つれ、其故は愚僧がしんせつのだんな、尼け崎に有り、某つかふ程はしほおつヾけて ...
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飲食部一|飲食総載|昼食
[p.0019] 醒睡笑 六 一延暦寺にて、下法師山へ行く時、児にいふ、昼の飯(○○○)おば棚に置きたり、九つなりてあらばまいれと教へぬ、彼下僧案の外、常より早く昼以前にしまひてかへり見れば、児の飯なし、是は不審やと問ふ、とく早くふたと、返事せらるゝ、いまだ九つはならず、いかでかと申せば、いやけさ五つ、 ...
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飲食部九|菓子|饅頭
[p.0631] 醒睡笑 七舞 饅頭お菓子に出してあれば、これは小豆ばかり入れて位高し、我等ごとき者のたまはるは、ありがたきとていたゞく、又砂糖饅頭は近来の出来物(○○○○○○○○○○○)、なにの系図もなし、よのつねの者はうまさのまゝ、奔走に思ふといひてくすみたり、其方はなにとしてそのわかちおば立てられたるぞ、 ...
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動物部十六|魚上|鮎雑載
[p.1330] 醒睡笑 四 曾而那以合点 山より里に出る者、二人つれだち、ある河の橋おわたるとて、水底おありく魚お見、一人がいふ、あれは口わき白し鮎なりと、つれのいふ、鮎ではない、鮎ならば飯がつきてあらむものお、あれは鯖であらふず、先に鮎といひつる者、いや〳〵鯖ならばおはれておらうが、一つありくほ ...
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動物部十六|魚上|鰻
[p.1364] 醒睡笑 三 自堕落 学跡おものぞきける程の沙門、鰻お板折敷の裏に置き、ながたなにてきる処へ、おもひもよらぬだんな参りたり、少しも色おたがへず、世界みな不思議お以て建立す、さればれい山の芋が鰻になると人のいふてあれど、さだめて虚説ならんと疑ひしが、これ御覧ぜよ、山のいもお汁にしてくは ...
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器用部二|飲食具二|楪子/豆子
[p.0079] 醒睡笑 八 平家 一橋のゆきげたお、さら〳〵〳〵と走りわたるお、やゝもすればわするゝ、そちは鈍なり、膳にすはる皿にておぼえよといはれ、ある時又橋のゆきげたお、ちやつ(○○○)〳〵〳〵とはしりわたるとかたりことば、 ...
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器用部一|飲食具一|以用法為名
[p.0029] 醒睡笑 五 婲 一朝食のうへに、初献にはかさにてとおし、二返には中の椀、三返には汁のわんにてもらせけり、四返めには、はなやかに飯のわんにてつがせんと、たくみすまひて、銚子お先に出し、跡よりていしゆ出て、時宜おいはんとおもふ間に、とくはや飯のわんにて、こぼるゝばかりうけたれば、亭主い ...
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器用部四|飲食具四|以人名為名
[p.0231] 醒睡笑 三 不文字 古田織部の数寄に出さるゝほどの物おば、其道おまなぶもまなばぬも、天然と賞玩し、もてあつかひしゆえ、中酒に座敷へ用ひられつる盃までも、なべて人織部盃といひふるゝ、さるまゝ京に三八といふ者あり、扠は盃おばいづれもおりべといふ物ぞと、合点しいたり、あるとき三八が顔あか ...
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人部六|身体三|五臓六腑
[p.0486] [p.0487] 醒睡笑 二/躻 腑のぬけたる仁に、えびおふるまひけるが、赤お見てこれはむまれつきか、又朱にてぬりたつものかととふ、生得は色があおけれど、かまにていりて、あかふなるといふおがてんしいけり、ある侍の馬にのりたる先一二間半柄の朱鑓、二十本ばかりもちたる中間どものはしるおみ、てうつ ...
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人部十七|智〈賢 愚 併入〉|愚
[p.1286] 醒睡笑 二 躻(うつけ) 腑のぬけたる仁(○○○○○○○)にえびおふるまいけるが、赤お見てこれはうまれつきか、又朱にてぬりたる物かと問ふ、生得はいうがあおけれど、かまにていりてあかふなるといふお、合点しいけり、ある侍の馬にのりたる先へ、二間まなか柄の朱鑓二十本計もちたる中間どものはしるお見、手 ...
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動物部十二|鳥五|鵄
[p.0955] 醒睡笑 四 いやな批評 鳶は木にとまりいて、蘆辺にすむ鷺にむかひ、そちほど色白くいつくしき姿は無し、如何にもものいひがそさうにて、いやしいわといふ、鷺腹お立てゝ、そちは鳥の中にても、四十八鷹の内に入て、空おたちまふ風情のよさ、そしらんやうもなきが、物こしのくどさ、ながさきかれぬ、我 ...
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人部三|親戚下乳母 併入|長子/長女
[p.0200] 醒睡笑 七/思の色お外にいふ 総領(○○)の二十にもあまれど、終によめおむかふる噂もなきあり、 ...
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遊戯部八|茶湯二|茶品
[p.0539] 醒睡笑 八 茶の湯 古田織部正に数寄あり、こい茶たちて出けるに、客のいふ、此茶士は誰やらんととふ、上林春松が雲切なるよし返答あれば、かの客、今朝の御茶別して忝かな、春宵一ふく直千金とあり、 ...
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人部二十|倹約〈吝嗇 併入〉|吝嗇
[p.0086] 醒睡笑 二/吝太郎 すぐれてしはき者の、たま〳〵得たる客あり、何おがなとおもひても、在郷の風情なれば、心計やなどゝいふ処へ、豆腐は〳〵と売りに来れり、亭主豆腐お買はん、さりながら小豆の豆腐か、いやいつもの大豆ので候と、それならば買ふまい、めづらしふあるまいほどにと、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|剣じ物
[p.0950] [p.0951] 嬉遊笑覧 三/詩歌 又判じ物といふも即謎ながら、其内書画などにて、暁らせたるおいふ、浄瑠璃十二段〈枕もんだう〉野中の清水のたとへとは、ひとり心おすますとや、つゝいの水の心とは、やるせもなきとの仰かや、尺なし帯のたとへとは、結びかねたとの給ふかや、きのふはけふの物語に、御茶お ...
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地部三十九|橋下|四条橋
[p.0205] 醒睡笑 一貴人之行跡 信長公にたいし、公方〈◯足利義昭〉御謀叛 の時節、〈◯中略〉上京に火かヽると見て、二条に候ひし者の妻、まづ我子おさへつれてのけばすむと思ひ、三つ四つなる子おせなかにおひ、はしりふためき、四条の橋のもとまでにげきたり、あまりくるしヽ、ちと子おおろしてやすまんとおも ...
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動物部九|鳥二|鴫事蹟
[p.0625] 醒睡笑 八 頓作 大坂にて鳥屋町お逸興なる男、鴫といふ鳥かはう〳〵といふてありく、珍らしき買てやとおもひよびよせ、雲雀お、これこそ鴫なりとて売りぬ、山家に帰り見すれば、なか〳〵鴫にはあらず、うつけたりと叱られ、又はる〴〵大坂にもちゆきもどさんといふ時、鳥売、それは物お知らぬ人の申す ...
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飲食部九|菓子|子木菓
[p.0597] 醒睡笑 二吝太郎 濃州の岐阜に不動院とて真言宗の老僧あり、正月の菓子に、国の名物なる枝柿三つすえて出し、其分にて毎年時宜調ぬるお、おどけ者よく見知て、あまりにしはきはたらきおよく見、例の菓子出ける時、あら珍しや賞玩申さんと、一つならず二つ迄くひけり、院主は苦々敷事におもはれ、あのて ...
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歳時部一|歳時総載上|時|昼
[p.0084] 醒睡笑 四 日のあるあひだお昼といひ、日のいりて後お夜といふは、いかさま子細あらんやとおもひ、我が折角思案して、いとしあてたはとかたる、なにと工夫したぞ、〈◯中略〉日ひんがしにかがやけば、そめやはそめてかけ、ぬる者はぬりてほし、きたなき物おもあらひてほすに、いづれものこらずひるほど ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夜
[p.0090] 醒睡笑 四 日のいりて後お夜といふは、いかさま子細あらんやとおもひ、我が折角思案して、いとしあてたはとかたる、なにと工夫したぞ、たとへば、朝になれば、とくからおきて山にゆく者もあり、海にうかぶもあり、市にたつもあり、奉公に出仕するあり、日のくるれば、いづれもみな我宿々に、かへりよる ...
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動物部七|獣七|虎
[p.0450] 嬉遊笑覧 八/方術 醒睡笑鈍なるものゝ条に、人くらひ犬も虎といふ字お手の内に書てみすれば、くらはぬと教られ、後に犬お見て、虎といふ字お書すまし、手おひろげてみせけるが、何の詮もなくほかとくふたり、悲しく思ひ、ある僧にかたりければ推したり、其犬は一円文盲にあつたものよといへり、この呪 ...
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人部七|身体四|髭鬚
[p.0607] 醒睡笑 二/貴人之行跡 大名の世にすぐれて、物見なる鬚おもちたまへるあり、あまりにひげおまんじ、来るほどの者に、我がひげおばなにといふぞと問ひたまふ、たヾ世上に殿様のおひげお見るものごとに、から物と申さぬ者は御座ないと申しあへり、大名うちえませたまひ、げに誰もさいふよと、ひげおなで ...
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動物部十一|鳥四|杜鵑事蹟
[p.0870] 醒睡笑 二 貴人之行跡 河内の国に交野といふ所あり、かた野の御狩とかけるこれなり、彼領主に大塚彦兵衛とかやいふて、あたりまで崇敬の人ありき、宗祗と入魂他にことなり、卯月のはじめつかた、祗公たちより給ひ休息のほどありし、いろ〳〵風流の物語に時うつりて、なにと祗公はいまだ郭公のはつ音お ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|賀儀用餅
[p.0569] 醒睡笑 三不文字 元日に羹おいはふ処へ、数ならぬ者礼に来る、亭主膳お出せといふに、そのまゝすへたり、亭主うれしげに、積善の余慶じやなど感ずるお聞き、さてはかやうに下には芋大根お盛り、中に餅、上に豆腐くゝたちお盛るおば、積善のよけいといふ事よと覚えて立ち、件の者、又ある方へ行く膳出た ...
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器用部二|飲食具二|合子雑載
[p.0077] 醒睡笑 五 人はそだち 一大和の傍に十市とて大名ありしが、世におちぶれ、吉野のにしつこうにおはせし時、あたりの者共おふるまはんと触らるゝやう、此いく〳〵かに、誰々女中どもに、わたり候へとなり、山がつの寄あひ、女中(○○)とは御器(○○)の事なるべし、牢人にてましませば、椀などもあるまじ、て ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭用法
[p.0646] [p.0647] 醒睡笑 六 児の噂一比叡山北谷持法坊に児あまたあり、冬の夜豆腐一二丁お求め、田楽にする、老僧いひ出されけるは、おの〳〵しうくおいふてくふべしと、大児やがてわれは仏のつふりと申さん、三くしとりてのく、又ひとりは八日の仏とてやくしとりたり、後に小児屏風のあけより出るお見れば、 ...
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器用部十一|澡浴具二|盥種類
[p.0604] 醒睡笑 五 人はそだち 山中に殿あり、国中にてさもとらしき武家より嫁およぶに、おつぼねの中いのおはした、とのなどあり〳〵と供し、祝言事すめり、二日三日たてども、終に行水とも風呂とも沙汰せず、ものまかなへる形部左衛門といふおよび出し、つぼねちとお洗足(○○○)おお出しあれと申されしかば、形 ...
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飲食部十六|漬物
[p.1007] 漬物は、つけものと雲ふ、つけはひたすと雲ふに同じく、ひたしものと雲ふが如し、漬物お或は香物とも雲ひ、香々とも雲ふ、香々は香物の重言なり、蓋し香物の名は、足利幕府以後起る所にして、味噌漬に限れりと雲ひ、或は塩漬にても味噌漬にても、糟漬又は糠漬にても、唯其芳香あるお以て名づけたりと雲 ...
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人部十三|動作|蒋
[p.0978] 名物六帖 人事四/体勢作用 醒睡(よさとひ/○○)〈李義山雑纂、夜間常醒睡、〉 ...
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飲食部十六|漬物|梅漬
[p.1043] 後奈良院宸記 天文四年四月十三日癸卯、大慈院梅つけ給、 ...
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飲食部十六|漬物|梅干
[p.1039] 今川大双紙 下 食物之式法の事一しきの御肴にはじかみ梅干(○○)塩などおすへ、きに入てまいらする事は、自然物おきこしめす時、むせ給ふ事有、酒にも飯にもむするは大事也、梅干おみれば、口の内につの出来て物にむせぬ也、 ...
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飲食部六|粥〈餗[併入]〉|五味粥
[p.0464] 尺素往来 於五味粥并饌飯者、由来聊不快之間、待高賓之時、先不須薦之雲々、 ...
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器用部四|飲食具四|雑盃
[p.0247] 水鳥記 上 大塚地黄坊由来並酒の威徳の事 いにしへの、大しよくわん、それはかまたり氏、今の大しゆくわん、これはがんなべうぢにて、重代の大盞有、させ、のまふといふ心にや、蜂に竜お絵がいたれば、すなはち蜂竜(○○)の大盞とぞ申ける、 ...
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植物部六|木五|桜名木
[p.0308] 閑窓瑣談 三 母桜(○○) 紀州野中村に秀衡の母桜といふ名木あり、奥州の旅客は何れも此桜お尋来るといふ、其由来は委しく知れず、高さ八九間の木なり、 ...
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歳時部十七|盂蘭盆|盆踊
[p.1274] 山城四季物語 四七月 十五日十六日の夜、松け崎、長谷、岩蔵、花苑踊の事、 松けさきは、本涌寺といふ堂の前にて、法花の題目にふしお付、拍子に合、老若男女おし交り、孫や子供おかたに懸てもおどるなり、此寺は、日蓮の末弟、日像の開基として、法花円純の学室なり、長谷、岩蔵、花苑にては、六字の ...
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地部二十三|丹波国|村里/名邑
[p.0389] 丹州三家物語 細川父子丹後国入来之事 丹波福知山(○○○)の住人細川兵部大夫藤孝子息与一郎忠興、丹後入国の由来おくはしく尋るに、〈◯下略〉 ...
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地部二十七|周防国|村里/名邑
[p.0689] 大内義隆記 誠に由来お申せば、百済国の王子琳聖太子と申せしが、日本周防国多々良の浜へ定居二年に来迎し、大内(○○)に住居し玉ひ、〈◯下略〉 ...
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姓名部三|姓氏下|雑載
[p.0296] 江濃記 雲州佐々木由来有事 昔佐々木四郎高綱、〈○中略〉光明寺と雲寺におこなひすましていたりしが、〈○中略〉佐々木党(○○○○)、此国お知行する事、むかしより今にたえず、 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|以地名為苗字
[p.0322] 総見記 六 同国〈○近江〉京極家同浅井氏由来事 扠又京極家は、佐々木四郎高綱の子孫にて、〈○中略〉其家お京極と号す、京極六角の称号は、皆在京の宅地の名也、 ...
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称量部一|度|古尺
[p.0033] [p.0034] 古今要覧 器財 常用の鉄尺古昔の度に差はざる事或人また問ふ、今の世に用ふる鉄尺、すなはち皇国固有の度にて、斎部氏より世に伝はると雲ふ こと、然もあるべし、然れどもその度、いにしへお差へず伝はれりと雲こと、何お拠として知れる事ぞ、答ふ、大和国法隆寺に、聖徳太子の納め置給ひしと ...
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姓名部三|姓氏下|雑載
[p.0292] 大友記 大友由来之事 大友豊前守左近将 〓能直と申は、右大将頼朝公之御息也、〈○中略〉大友は氏たりといへども(○○○○○○○○○○○)、能直正く頼朝の御子なるによつて、みなもとの氏おくだされ、義直より源氏になたくまひけり、 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|以由縁為苗字
[p.0325] 総見記 四 木下藤吉郎出身由来事 抑此藤吉郎は、いかなる者ぞと尋聞くに、〈○中略〉其母或時、懐中に日輪の入と雲夢お見て、即胎娠したりけるが、大樹の下にて出産す、其故に稚名お日吉と雲ひ、氏お木下と号すと雲へり ...
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姓名部四|苗字称号 〓|以国名為苗字
[p.0319] 北条五代記 一 伊豆早雲平氏茂由来之事 聞しはむかし、いせ(○○)新九郎氏茂といふ侍、遠国より来て、伊豆の国お切て取よし、いひ伝ふといへども、多説有ていづれ知がたし、〈○中略〉此人の先祖お尋るに、むかしいせの国に、伊勢いせのかみ平氏貞といふ侍あり、小松内大臣重盛公より十五代の後胤たり、国 ...
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姓名部七|家紋|幕及旗幟施紋
[p.0564] [p.0565] 北条五代記 一 小田原北条家旗馬じるしの事 見しは昔、北条氏直公時代、関八州の武士の旗、家々に伝ふる紋おあらはし、さし物は、其身一代にかはると見えたり、おもひ〳〵のさし物、品様々の紋あり、去程に、我指物に似たる紋あれば、他の家中たりといふ共、由来お尋ねとがむる、其上ほまれな ...
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植物部六|木五|桜名木
[p.0308] [p.0309] 西遊記 二 十六日桜(○○○○)伊予国松山の城下の北に、山越といふ所あり、此処に十六日桜とて、毎年正月十六日には、此さくら満開して見事なり、松山より花見とて貴賤群集す、寒気面おそぎ、余雪梢お封ずる頃に、此さくらのみ色香めでたく咲出れば、遠近の人ともにもてはやして、殊に其名高し、 ...
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動物部十六|魚上|金魚/銀魚
[p.1280] 金魚養玩草 金魚のものがたり 或老人の雲、金魚は人王百五代後柏原院の文亀二年正月廿日、はじめて泉州左海の津にわたり、珍敷事なりとて、其由来おしるしたるものありけるに、いづれの時にか、其書失侍りける、其金魚のたまごかなたこなたに残り、今はた至らぬくまもなく、世に盛になりぬ、其色の赤は ...
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人部七|身体四|片輪
[p.0610] [p.0611] 信長公記 八 天正三年、去程に、哀成事有、美濃国と近江の境に山中と雲処あり、道のほとりに、頑者(かたはもの)雨露にうたれ、乞食して居たり、京都御上下に御覧じ、余に不便に思食、総別乞食は住所不定、此者は何もかはらず、援に有事如何様可有子細と、或時御不審被立、在所の者に御尋有、 ...
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方技部十六|疾病二|黴毒
[p.1276] 病家須知 五 黴毒( からがさ) の心得お説 黴毒、我邦の昔は、唐瘡といふ、異域より伝来するが故なり、中華にては 広東瘡( かんとうさう) と称、その広東と雲は、南海の港津にて、此際の長崎の如き地なり、この広東より毒お支那の国内に伝播たれば、其病の起る地名お以て病名とせるなり、その病お伝たる ...
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遊戯部十|茶湯具上|釜
[p.0677] 槐記 享保十四年正月七日、御茶湯初め参候、〈二三、拙、○山科道安、中略、〉御釜〈(図略)此釜には由来ある由仰らる(近衛家熙)旧此釜の蓋、ことの外に奮きものヽ上作もの也、これお宗和が所持にて、此蓋にて釜おいさせだし、如何やうの形ちしかるべから氷やとて、名ある弟子衆におヽせて、切形おさせお ...
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飲食部四|料理下|奈良茶
[p.0332] [p.0333] 江戸総鹿子名所大全 六 諸職名匠諸商人奈良茶 堺町 ぎおんや 目黒 かしわや 浅草駒形 ひ物や ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|奈良茶飯
[p.0411] 倭訓栞 前編三十二米 めし 奈良茶食は、東大興福の両寺より起るといへり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/insyokubu/insi_1_0411_1816.html - [similar]
飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|奈良茶飯
[p.0412] 貞享四年江戸鹿子 六 諸職名匠諸商人奈良茶 堺町 ぎおんや 目黒 かしわや 浅草駒形 ひ物や ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/insyokubu/insi_1_0412_1823.html - [similar]
飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|奈良茶飯
[p.0411] 料理綱目調味抄 二飯 奈良茶飯茶飯は茶お以て焚、塩お加、縁豆一口かちぐり、小豆大豆は煎て其まゝ熱き茶に入、葇きたる時、飯に加へ焼、何れも塩お加、 ...
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