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器用部八|容飾具三|鑷子産地
[p.0455] 本朝世事談綺 二/器用 南方鑷(○○○) 尾州名護屋の産也、南方の名は近衛殿のつけさせられしと雲、孔明が出師の表に、深く不毛に入り、今南方已定、甲兵足れりの心也と雲、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0082] 万葉集抄 六 よのほどろとは、よのひかると雲也、夜のあくるお雲也、しのヽめのほがら〳〵とあけゆけばなど雲も、ひかりあくる心也、 ...
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天部二|星〈天河併入〉|九曜星
[p.0099] [p.0100] 塵袋 一 一九星(○○)とは九曜歟常にはその心也、但し周公旦曰、日月星辰春夏秋冬歳也と雲々、又これお九光と雲へり、 ...
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動物部十|鳥三|鳩/名称
[p.0737] [p.0738] 八雲御抄 三下/鳥 鳩 はとふくは鳩おまねびて人のふく也、〈あきのはじめよりなくゆへに、はとふくといふ、範兼説、〉はとふくと雲、れうしの所為也、 恋のこゝうにいふは、まぶしさすしづのおのみにもたへかねてといふ歌心也、 ...
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方技部二|陰陽道中|庚申日
[p.0147] 武徳編年集成 十一 元亀元年十二月十六日、信長佐和山の城辺磯野郷に至り、丹羽長秀、水野信元に対顔す、今度の和睦は、庚申の夜の俗歌と思ふべしと宣ふ、是は和睦して、せぬが如きと雲ふ心也、 ...
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飲食部二|料理上|名称
[p.0073] 貞丈雑記 六飲食 一料理の二字は、はかりおさむるとよみて、食物お調ふる事ばかりに限らず、何事にても取りはからひ調ふることお雲也、食物お調ふるお料理すと雲も右の心也、本は食物お調る事おば、庖丁(○○)とも、調味(○○)とも雲也、 ...
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飲食部三|料理中|別足
[p.0250] 四条流庖丁書 一鳥の焼物の事、女にはひつたれお上に盛べし、男には別足お上に盛べし、引垂は陽、別足は陰也、然に陰には陽のみお参也、陽には陰のみお参する也、口伝有之、和合の心也、 ...
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飲食部四|料理下|土器物
[p.0274] 貞丈雑記 七酒盃 一かはらけ物と雲ふは、大なるかはらけに酒の肴おもりて出すお雲ふ、今時鉢に肴おもりて出すに同じ心也、〈土器にもりたる肴お二つも三つも一つの台に居て出す也、陪膳記に見えたり、〉 ...
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飲食部四|料理下|薬味
[p.0283] 今川大双紙 下 食物之式法の事一しきの御肴にはじかみ(○○○○)、梅干、塩などおすへ、きに入まいらする事は、〈○中略〉はじかみは物のあぢはいおよくする物也、きこしめす時あぢはいわろき時は、入てきこしめせばよきとの心也、 ...
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飲食部十三|味噌〈豉 納豆併入|種類
[p.0862] 貞丈雑記 六飲食 一すめみそと雲事、大草流の庖丁方の書にあり、すめみそは味噌おすりて、こしたるおいふ也、すめらかにしたるみそと雲事なり、すめらかとは、なめらかお雲、すべ〳〵する心也、 ...
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人部十三|動作|坐
[p.0979] 塵袋 十 一坐と雲ふは一向いる心歟 つねにはいるおざするとは雲ふ、但坐字ひざまづくとよめる事もあり、礼義記、武坐致(ひざまづくに)右憲左何也と雲へり、坐おばつみともよむ、縁坐と雲、その心也、 ...
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器用部四|飲食具四|結桶師/桶屋
[p.0269] 人倫訓蒙図彙 六 桶結(○○) 輪 輪がへにふれめぐる言葉、所々にてかわりあり、京にてかづらといふは、むかしは藤かづらにて結しゆへなり、江戸のたがといふは、輪お多くくわゆるの心也、国々にてかわりある也、 ...
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地部四十六|泉|播磨国/野中清水
[p.1031] 歌林良材集 下 野中の清水事〈◯歌略〉 右野中の清水は、播磨国いなみ野に有、昔はめでたき水にてありける、末の世にぬるくなりぬれど、昔おきヽつたへたる物は、これお尋てのみける心也、能因歌枕には、野中のしみづは、もとの妻おいふといへり、 ...
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動物部八|鳥一|鶴/名称
[p.0540] 八雲御抄 三下/鳥 鶴 たづ まなづる 〈一説白鶴也〉 ひなづる しら鶴 しらたづとも あしたづ 霜のつる くろづる 万十一、たづのとゞろといふ、是なくこえおよそにきく心也、 たづがねとも雲 霜さむくてなくと雲、古歌にもおほし、又本文なり、古歌、あしのはにおくしら露やさむからんさはべのたづのこ ...
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飲食部一|飲食総載|肉食
[p.0034] 白石紳書 五 六畜お食ふ事おいむ、天武より牛馬おば禁ぜらる、猪鹿おいむは家豬に准じていむといふ事、法曹至要に見ゆ、江次第に鴨お以てかふなど見べし、此頃よりの事にや、いにしへ四足おいむ事見えず、諏訪などは古風の残れるならんか、穢の訓は気枯也、惻隠の心也、清は気好也、 ...
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飲食部二|料理上|晴御膳 腋御膳
[p.0082] [p.0083] 倭訓栞 前編三十美 みけ 節会に、睛御膳(○○○)といふは、酢、塩、酒、醤、餛飩、索餅、餲粘、桂心也、残御膳(○○○)といふは、鎚子、黏臍、饆饠、団喜也、また晴御膳といふは、内膳司より献り、腋御膳(○○○)といふは、高橋より献るといへり、 ...
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飲食部三|料理中|せんば 骨抜
[p.0219] [p.0220] 天文日記 天文六年正月十三日、興正寺先日より被申候点心、未刻過に被振舞候、相伴兼誉兼智、兼盛、勝万寺、〈○中略〉二献の点心也、すい物うけいり也、三献肴は、雁せんばいり(○○○○○)也、くみつけ〈右に鯛のさしみ、左に白きけづり物、〉なり、 ...
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飲食部十|酒上|名称
[p.0679] 八雲御抄 三下衣食 酒 みき とよみき ながるゝかすみ たけのは かえなし しろき くろき〈万にはしろみきくろみきと雲り同事也〉 あそびのむと雲り はるのかぜすゝむと雲り みわすえまつるとは、神に酒おまいらする也、〈わとは酒字也〉 ひあひのさけ 〈ただ其日あるといふ心也〉 ...
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人部三|親戚下乳母 併入|曹子
[p.0203] 貞丈雑記 二/人品 一御曹司と雲ふは、いまだ家督にならぬ部屋住の人お雲、曹司とは、本は役人の用部屋の事也、一かまへづヽ、しきりてあるお雲也、部屋住の人も、座敷お一かまへしきりて、住居する心にて、御曹司と雲也、部屋住と雲ふに同じ心也、 ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|悪
[p.0766] 藻塩草 十六/人事 厭 いとふ世〈世お厭共〉 うきお厭〈うき身おばわれだにいとふ〉 我お厭 いとはしき いとはじ〈不厭也〉 かぜお厭 あやしくも厭にはゆる心 月お厭 雲お厭 人々といとひしもおる なぎたるあさのわれなれやいとはれて〈晴にそへたるなり〉 駒の野がひがてらにはなちすてぬる〈是いとは ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|飲食
[p.0916] [p.0917] 塵袋 九 一酒は本心おあらはす(○○○○○○○○)と雲ふは所見ある歟〈○中略〉 これは本心おあらはす心也、学生のえいたるは、面白き事おもいひ、才覚おもはき、武士のえいたるは、たけき事おもあらはすと雲へる也、えはぬほどは、ひかへていろにいださぬが、えいて本心おあらはすとき、其の事かくれ ...
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器用部二十五|舟上|加鋪
[p.0579] 和漢船用集 十/船処名 加鋪(かしき) 航に付の舟側也、航お鋪と雲、鋪に加ゆるの心也、又荷鋪と書、根椎とも雲、梶木と書は、甚非也、川舟にて洞と雲、〓洞 表之洞〈是お表小直と雲〉 舳之洞〈是お舳小直と雲〉洞と雲こと、船側の中のくぼくほりて、はらにするの名也、 ...
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天部四|雷〈電併入〉|電
[p.0308] 藻塩草 一天象 稲妻 よひの稲妻 かよふ稲妻〈いなづまかよふ〉 稲妻のかげ 照す稲妻 稲妻の光〈稲妻の光のまにもかはるこヽろなどよめり、はやくかはる心也、〉 稲妻のわたる この間もひかる稲妻 雲のはつれに残る稲妻 稲妻ほのかにめぐる 秋の稲妻 もヽかヾり〈稲妻の事也と〉 ほのうへ照す稲妻 やど ...
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遊戯部九|茶湯三|樹木
[p.0581] [p.0582] 南方錄 二 露地之部 木之栽やう 市中の宅辺とても、深山幽谷おうつし来たる心也、木植様等さま〴〵心配有べし、深山は松ある谷には其実落て松多し、杉有所は又杉多し、其心お以て栽るとなり、作り木、又は珍敷木抔植て惡し、何となく木深く、樹竹共に天然の体にすべし、 ...
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動物部十六|魚上|さい魚
[p.1321] 物類称呼 二/動物 伊多いだ 畿内及西国にていだ(○○)、讃岐にてがうら(○○○)、東国にてさい(○○)又まるた(○○○)と雲、此魚上州利根川に多し、一説にさいとは犀の泳ぎて走るが如きにたとふ、丸太とは山中より材お山川にうかべ、流に任せて下るにたとへたり、今按に、さいとは材なるべし、丸太といへるもおな ...
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器用部二十四|雑具|衣架/名称
[p.0534] [p.0535] 物類称呼 四/器用 衣架、かけさほ(○○○○)、〈俗称〉 上野にてみせざほ(○○○○)、下総猨島郡にてみぞゞ(○○○)と雲、筑紫にてならし(○○○)と雲、 今按に、みぞゞは御衣(みぞ)なり、そはさほ(お)の反そなれば、みぞゞと称するは、古き詞なるべし、疑らくは、平将門の時代の遺風にてやあらんか、又世に ...
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歳時部二|歳時総載下|節会
[p.0146] [p.0147] 公事根源 正月 踏歌節会 十六日 元日、踏歌おば小節(○○)と申、白馬豊明おば大節(○○)と雲にや、小節にはまちきんだちめせと仰す、大節には刀禰召せと内弁の仰する替め有、其故はまちきんだちとは、大夫達とかけり、五位のものお申也、五位已上のものおめせとおほする心なり、大節に、刀禰とは ...
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歳時部十二|年始祝四|蓬萊
[p.0836] 改正月令博物筌 正月 蓬萊いはふ〈蓬萊島は仙人の住処にて、此処の菓物お喰へば、不老不死に至ると也、依て年始に命遠久と祝ひて、三方に種々の物おつみ重ね、蓬萊と名づけ祝ふ也、俳、蓬萊や畳の上に海とやま、可友◯中略、〉飡積、〈蓬萊の飾は、口にいへる如く目出度もの故、蓬萊の積かさねたる菓も ...
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動物部九|鳥二|鴛鴦
[p.0607] 藻塩草 十/鳥 鴛鴦〈夫妻契寄之祝物〉 おしの毛衣 鴛鴦のひとりね〈これはことさらひとりねぬもの也、ちぎりふかき物也、然おかくいへるおしはかりてこひしからん心也、〉 つがはぬ鴛鴦〈池水につがはぬおしの思心なとよめり、是等みなかなしき心なるべし、〉 池にすむ鴛鴦 鴛鴦のうきね うきねのとこ ...
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飲食部三|料理中|式肴
[p.0141] 今川大双紙 下 食物之式法の事一しきの御肴にはじかみ梅干塩などおすへ、 きに入てまいらする事は、自然物おきこしめす時、むせ給ふ事有、酒にも飯にもむするは大事也、梅干おみれば口の内につの出来て、物にむせぬ也、塩も箸の前に付て少なむれば、物にむせぬ也、又はじかみは、物のあらぢはいおよく ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名称
[p.0837] 貞丈雑記 二/人品 一傾城といふも遊女也、今の世のごとく、三所にあつまり居らず、所々にあり、大名の家などへもめし寄て、酒宴の興お催し、歌ひ舞ひ、酌などにも立し也、傾城、白拍子に銚子の渡し様、折紙など遣様、馬など引き遣す様などの事、旧記に見えたり、唐にて傾城といふは、遊女の事のみにか ...
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歳時部一|歳時総載上|月|閏月
[p.0040] 藻塩草 二時節 潤月 月の数そふ 月のかさなる 春くはヽれる〈夏、秋、冬も同かるべし、但歌には未見、春過て衣ははやくかへてしお又その日にもなるぞあやしき、閏四月一日によめる、〉秋より後の秋とも〈これ閏九月尽およめる、春夏冬も是おもつて心得おなじことなるべし、〉おなじふ月のかずそふ〈後 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0075] [p.0076] 八雲御抄 三上時節 暁 しのヽめ〈凌晨とかけり〉 山かつら〈暁天雲也〉 ありあけ あけくれ 暁おば、万にあかときともいへり、たまくしげ〈暁名也〉 万、あかつきこめて、〈夜中心也〉 しぎのはねがきなどよめるは、たヾあか月ある事なり、ねざめといふおなじ事也、 いなのめともいへり〈稲目 ...
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歳時部十九|節分|厄払
[p.1396] 改正月令博物筌 十二月 節分〈◯中略〉厄払〈厄落、(中略)国によりて、今夕毎家に社人来りて祓おする所もあり、是は禁中に卅日に行はるヽ大祓の余風なるべし、厄払の事、歌にちくらの沖へさらりといふは、素盞烏尊の、千くらの置所に物おつみて払なし給ふ、其千くら置所お、ちくらの沖といへるなるべ ...
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植物部二十八|藻|莫鳴菜
[p.0891] [p.0892] 塵袋 三 一神馬草と雲ふものおなのりそと雲ふ心如何万葉集等には名のりするに、よそへて歌にもよめり、但本朝式には莫鳴菜と書て、なヽりそとよめり、食する時はら〳〵となるが六借ければ、なヽりそと制する心也、なとのとは通音なれば、ななりそお今はなのりそと雲ひなしたる也、順が和名に ...
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天部二|露〈甘露併入〉|露霜
[p.0171] 万葉集抄 十 露霜と雲事、先達の料簡まち〳〵也、或は露おつゆしもと雲、霜は露のなる物なれば、露おつゆしもといふといへり、これは因中説果の義にあたれり、或は霜おつゆしもと雲、露凝成霜故也、これは従本立名の心也、或は九月ばかりの寒露おいふ、露の霜に成ほどなれば、露霜と雲、霜にもなりはて ...
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天部四|風|風以方位為名
[p.0252] 塵袋 一 一大風と雲ふは、家ふきやぶりなどする風歟、又別の心ある歟、毛詩に揃曰、西風謂之大風と雲々、にしかぜおも大風と雲べきにこそ、たに風と雲へども、必ず谷にふく風にもかぎらず、東風おば谷風と雲ふ、毛詩に習々谷風、注雲、習々和舒之貌、東風謂之谷風、陰陽和則谷風至、源順が鶯の詠に、こ ...
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動物部一|獣一|獣死
[p.0012] [p.0013] 塵袋 四 一弊と雲ふは獣のしぬるに限る字歟 常には其心也、但旅顔高、たヽかひのにはに、人弓お奪ふに籍丘の子助と雲ふもの、是おうちたおす、其たうるヽには、弊の字お用ふ、是は死には非ず、たヾたうるヽ也、注に弊は僕也と雲へり、顔高ふしながら子助おいころしつ、それおいふには殪(たう ...
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植物部十四|草三|薄
[p.0924] [p.0925] 無名秘抄 上 一雨の降ける日、或人のもとに、おもふどちさしあつまりて、ふるき事などかたり出たりけるついでに、ますほのすヽき(○○○○○○○)といふは、いかなるすヽきぞなどいひしろふ程に、ある老人のいはく、わたのべといふ所にこそ、このことしりたるひじりひとりあるときヽ侍しかども、いま ...
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器用部三十|駕籠|沿革
[p.0984] 貞丈雑記 七/輿 一古は、今の乗物駕籠などに貴人乗る事なし古は大名其外、御免お受たる人は輿に乗る、こし御免なき人々は騎馬なり、出家なども輿にのられぬは馬に乗たる也、ある人の雲、今の駕籠などは、中古旅人などおのせ、又合戦の時、手負おのする為に作り出したる物也と、古老の物語也又雲、今の ...
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器用部五|飲食具五|弁当
[p.0296] 老人雑話 上 信長の時分は、弁当と雲物なし、安土に出来し弁当と雲物あり、小芋程の内に諸道具おさまると雲、偽ならんとて、信ぜぬ者ありしとぞ、 ...
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動物部八|鳥一|鵠
[p.0580] 古事記伝 二十五 鵠之音は、多豆賀泥(たづがね)と訓べし、遠飛鳥宮〈○允恭〉段、軽太子の御歌に、多豆賀泥能(たづがねの)とあり、なほ万葉などにも多かり、上代には、鶴(つる)おも鵠(くヾひ)おも鸛(おほとり)おも共に総て多豆(たづ)と雲るなり、久具比意富登理(くヾひおほとり)など分れたる名あるは、 ...
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動物部七|獣七|海驢
[p.0470] [p.0471] 古事記伝 十七 美智(みち)の皮(かは)、書紀に海驢と作て、此雲美知とあり、釈に海馬也と注し、〈海馬は漢名なり、本草に、陳蔵器曰、海驢海馬等皮毛在陸地、皆候風潮、則毛起、〉口決には、海驢之皮在陸、而潮満則自起毛とのみ雲て、其物のさまは雲ず、建長八年百首に、衣笠内大臣、我恋は海 ...
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器用部八|容飾具三|簪沿革
[p.0430] 古事記伝 二十八 宇受爾佐勢(うずにさせ)は、髻華(うず)に挿(さ)せなり、〈○中略〉木草の枝お頭に挿すお雲、〈宇受にさすと雲は、別に宇受と雲物ありて、其に挿には非す、挿物ぞ即宇受なる、〉後世に挿頭(かざし)と雲物、即古の髻華(うず)なり、 ...
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植物部七|木六|柚
[p.0431] 大和本草 十果木 柚 山中寒村にも宜し、橘柑に異れり一種国俗に花柚(○○)と雲物あり、其実小にして多くみのる、花お酒にうかべ羹に加ふ、故名づく、味大柚におとれども亦可賞、海辺砂土最繁茂しやすし、大福(○○)と雲物あり、柚の類なり、皮あつし、蜜橘より大也、皮の肌柚より細に味酸し、京都の辺鄙に ...
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遊戯部七|茶湯一|名水会
[p.0419] [p.0420] 茶之湯六宗匠伝記 四 名水茶之湯之習之事 一名水と雲は、京にては宇治の三の間の水、柳之水、たゞす水、尼寺之水、さめがい之水、惡王子清水、小柳水、菊水、大坂にては天王寺水、亀之水、江府にては井伊の清水、御茶水などゝ雲水は上水とする、是お釜しかけおけよ、〈○中略〉田舎にても能水 ...
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植物部二十八|藻|石蓴
[p.0925] 古事記伝 十四 海蓴は古毛(こも)と訓べし、〈◯中略〉大嘗祭式に、紀伊国所献雲々、都志毛古毛(つしもこも)各六籠雲々、並令賀多潜女十人、量程採備とある古毛も是なるべし、さて此海蓴と雲物、いかなる物にか未考得ず、〈谷川氏雲、海草に古毛と雲物あり、小藻の意なるべし、保陀波良に似て、丸き物多 ...
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植物部七|木六|橘
[p.0396] [p.0397] [p.0398] 古事記伝 二十五 橘は和名抄に、橘和名太知波奈(たちばな)とあり、此名は将来つる人の名に因て多遅麻花(たぢまばな)と雲なるべし、〈但し此物は、花よりも実お主とすれば、花お以て名けむことはいかヾとも雲べけれど、名のさまお思ふに、なほ婆那(はな)は、花とこそ聞ゆれ、花橘とも ...
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植物部十六|草五|白及
[p.1175] 大和本草 六/薬 白及(しらん) 園中にうふるしらんと雲物あり、葉はえびねに似たり、四月に紫花おひらく、其根お白及とす、からよりも来る、薬四にあり、花紫白二色あり、花賞すべし、紫白一処に種れば白者枯、此類の別種にけい(○○)と雲物あり、葉ひろく短し花猶よし、是亦白紫二色あり、葉何れもえびね ...
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器用部二十四|行旅具下|蓑雑載
[p.0485] [p.0486] 宝物集 一 物の心有人計り目お覚しつヽ、世中の事どもこしかた又行末まで申いで侍程に、余りに物お雲はやりて、抑人の身に何が第一の宝にて有ける、宝に何が第一にて有らんと聞居たる程に、傍より指出で、人の身には隠蓑(○○)卜雲物こそ能宝にて有べけれ、食物表物ほしきと思はヾ、心に任せて ...
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器用部二十九|輿|板輿
[p.0945] 海人藻芥 輿之事 駕柄輿(○○○)、是者田舎等用之、当時板輿と雲物なるべし、 ...
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器用部二十九|輿|籠輿
[p.0958] 貞丈雑記 七/輿 一籠の輿と雲物あり、〈○中略〉今の駕籠乗物の類なるべき歟、 ...
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天部四|風|大風
[p.0269] 類聚名義抄 十風 大風〈おほかせ〉 䫻〈雲物反、おほかせ、〉 䬑〈音謂、おほかせ、〉 ...
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器用部十五|屏障具三|障子種類
[p.0871] 貞丈雑記 十四/家作 一今世、ついたてと雲物、古はついたち障子といひし也、 ...
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遊戯部四|小弓〈雀小弓併入〉|名称
[p.0173] 貞丈雑記 十/弓矢 一小弓と雲物は武器にはあらず、楊弓などの如くたはぶれのもてあそび物也、 ...
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器用部四|飲食具四|徳利/名称
[p.0220] 貞丈雑記 七/酒盃 一今徳利と雲物お、古は錫(○)といひける也、むかしはやき物の徳利なし、皆錫にて作りたる故すゞと雲し也、 ...
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器用部九|容飾具四|白粉/名称
[p.0491] 栄花物語 十九/御裳著 あやしきさましたる女ども、くろかいねりきせて、はうに(○○○)と雲物ぬりつけて、かづらせさせて、かささゝせてあしだはかせたり、 ...
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器用部九|容飾具四|伽羅油
[p.0519] 貞丈雑記 八/調度 一きやらの油、すき油、びん付などと雲物古はなし、古は水油お付て髪おすきて、ふのりお付て髪おゆひしと也、 ...
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植物部五|木四|桑
[p.0222] 万葉集 七譬喩歌 寄木足乳根乃(たらちねの)、母之其業(はヽがそのなる)、桑尚(くはすらも)、願者衣爾(ねがへばきぬに)、著常雲物乎(きるといふものお)、 ...
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植物部十八|草七|地楡
[p.0107] 大和本草 六/薬 地楡 われもかう(○○○○○)也、京大坂の植木屋にあり、のこぎり草お地楡とするはあやまり也、別にわれもかうと雲物あり、芒類なり、花如穂似荻花、 ...
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植物部二十五|草十四|八重葎
[p.0680] 伊勢物語 上 昔男ありけり、けさうしける女の許に、ひじきもと雲物おやるとて、思ひあらばむぐらの宿(○○○○○)にねもしなんひしき物には袖おしつヽも ...
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地部二|皇都鄙併入|興廃
[p.0192] 万葉集 三雑歌 高市連黒人近江旧都歌一首 如是故爾(がくゆえに)、不見跡雲物乎(みじといふものお)、楽波乃(さヽなみの)、旧都乎(ふるきみやこお)、令見作本名(みせつヽもとな)、 ...
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方技部十四|薬方|調剤
[p.1094] 続古事談 五 唐人の雲ける、はかりにて薬は合て服すべき也、反魂香と雲物あり、死人のたましいおかへす香也、一銖もたがひぬればきたることなし、かヽれば、こと薬も、よくはかりおさむべきなり、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|水飯
[p.0373] 源氏物語湖月抄 二十六常夏 すいばん 〈河〉水飯、〈細〉今の世にもありて、ひめと雲物也、〈哢〉干飯などの類、水つけ、〈○註略〉 〈孟〉ひめは飯おあつくして、冷水にてあらひて、冷汁にて食也、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|生飯
[p.0432] 宝物集 三 西坂本に観音院と申す所あり、其程に住ける老女、五寸ばかりなる地蔵菩薩お設けて苧笥(おごけ)と雲物に入奉りて、食ける物の生飯(さば)お必ず参らせけるほどに、漸く年積る程に、〈○下略〉 ...
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人部五|身体二|涎
[p.0406] 塵袋 三 赤子によだれ(○○○)かけと雲物あり、何字可用哉、唾又涎字およたりとよむ、それは相通なれば同じく通じて雲にや、文選に、汪澄として最深き所に浮び出す、蛟竜の涎と侍べり、C 頷/頷骨 ...
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器用部三|飲食具三|縁高
[p.0156] [p.0157] 貞丈雑記 七/膳部 一ふち高は、ふち高の折敷と雲物也、折敷のふちお高くしたる物也、菓子などおもる為に、ふちお高くする也、大きさ五寸四方計、ふち高さ一寸五分ばかり、角切角也、廻りに桂お入る也、 ...
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器用部十五|屏障具三|屏風製作
[p.0902] 秋斎間語 四 賀の屏風の事、総別屏風の製、昔は丁つがひの所、上下二所に革にてわなお付、其わなへ切れお通し、それおちやうつがひのかわりにせし、屏風の本体是也、賀屏風は其切れお五色にするなり、今の几帳と雲物、屏風の本体なり、 ...
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器用部十七|坐臥具二|円座用法
[p.0106] 土岐累代記 濃州岐阜稲葉山城初築代々城主之事 伊賀次郎、氏お始て稲葉と改し事は、京都在番の折から、円座と雲物おしきものとせり、公家に見なれぬ珍き物かなと、叡聞に達し、稲葉なりやと勅詔ありしとなり、彼一器お勅し給ふ故か、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以使用者為名
[p.0415] 貞丈雑記 八/調度 一婦人の笠に、市女笠(いちめがさ)と雲物あり、古画に見へしは、婦人何れも衣おかづきて、かつぎの上に此笠おかぶりたる体也、笠ふかくて顔おかくすによし、 ...
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器用部二十三|行旅具中|以色為名
[p.0450] 老人雑話 土 玄朔盛んに療治はやりて、方々招待す、その時は肩輿と雲物なくて、大なる朱傘お指掛させ、高木履にて杖おつき、何方へも歩行す、人々羨むことにて有しとぞ、 ...
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器用部二十九|輿|塵取
[p.0960] 貞丈雑記 七/輿 一塵取と雲物も、輿の類也、日置流法要録抄に、輿に行合たる時の式体、弓手へ打のけておるべし、〈中略〉又下すだれみせぎぬ出したる輿におるべき也、ちりとりには、うちよけて通るべしとあり、 ...
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姓名部一|姓氏上|王
[p.0073] [p.0074] 古事記伝 三十 からぶみ北史、又杜右通典などに、百済王号於羅瑕(おらか)、百姓呼為犍吉支(こむきし)夏言並王也と雲り、今書紀お考るにも、こにきし(○○○○)、こきし(○○○)と訓お附たるは百済王のみにして.新羅高麗などの王には訓お附ず、然れば此は百済王に局れる称にぞあらけむ、さて朝鮮国の ...
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植物部十五|草四|藺
[p.0997] 大和本草 八/水草 藺(○) 順和名に藺おいと訓じ、又鷺尻刺(さし)と訓ず、似莞而細堅宜為席といへり、今俗鷺尻指と雲物、水草にて三角あり、よはし、為席やはらかなり、やぶれやすし、又草履とす、本草綱目灯心草竜鬚の異名に藺の字なし、 ...
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植物部十五|草四|百合雑載
[p.1016] 古事記伝 二十 今世に姫由理と雲物も山丹なり、さて山由理てふ名は、他に見えざれども、凡て木草の名に、山某(やまなに)と雲多ければ、此姫由理も、山由理と雲つべき物なり、 ...
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植物部二十八|藻|鹿尾菜
[p.0895] 伊勢物語 上 昔男ありけり、けさうしける女の許に、ひじきも(○○○○)と雲物おやるとて、思ひあらばむぐらの宿にねもしなんひしき物には袖おしつヽも、二条の后の、まだみかどにもつかうまつり給はで、たヾ人にておはしけるときのことなり、 ...
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称量部一|度|曲尺曲金
[p.0015] 稽徳篇 一 一総じて政道に法と雲物あり、法とは大工の曲尺の如し、譬へば此畳お長六尺横三尺と定めたるが如し、然れば京さしお筑紫の果、奥州にて敷ても間に合ぞ、是お曲尺の手お定めたる法と雲ぞ、 ...
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遊戯部八|茶湯二|盆点作法
[p.0489] [p.0490] 茶之湯六宗匠伝記 四 名物之茶入盆だて之事 一名物に雲、公方様御物なげづきんか、あきの守殿之詫助か、小堀遠州之在中庵などゝ雲、世に名之為知茶入は名物と雲物也、何れも茶之湯之時は、必盆点也、取あつかひも大事にかくべし、 ...
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動物部二十|介下|蚶
[p.1645] 古事記伝 十 〓貝比売、〓は蚶お〓と作(かけ)るお誤れるものなり、〈○註略〉されば伎佐賀比(きさがひ)と訓べし、〈○中略〉今阿加々比(あかヾひ)と雲物なり、〈○中略〉倭姫命世記に、阿佐加々多爾伎佐宇阿佐留(あさかヾたにきさうあさる)とあるも、蚶子(きさお)求(あさる)にや、〈○下略〉 ...
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飲食部四|料理下|引物
[p.0276] 四条流庖丁書 当世引物と雲物お、腋の膳五の膳と心得給こそ不思儀なれ、飯参りて扠土器一に、皮いりにても何にても盛て参らするおば、一物と可申也、土器一に何にても盛て、御回りに計組て参するおば、引物と申也、若腋の膳五の膳などヽて参せば、御汁計にて御回りも数有べし、今は如此のさかいむさ〳 ...
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器用部一|飲食具一|以形状為名
[p.0023] 貞丈雑記 七/膳部 一今時の漆椀(ぬりわん)の内に、こしだか(○○○○)とて、 如此なる物あり、是はかはらけの下に、輪お置たる形お作りたる者也、又つぼざら(○○○○)とて、 如此なる物あり、又ひらざら(○○○○)とて、 如此なる物あり、此つぼざら、平ざらと雲物は、わげ物の形おうつして作りたる也、 ...
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器用部一|飲食具一|盌用法
[p.0045] 貞丈雑記 七/膳部 一菓子盆と雲物古はなし、〈○中略〉寺方などにては、まんぢうかんなどお椀にもる也、雲萍雑志一生駒山お越えける日、秋篠といふ村はづれに、如意輪観音お安置する堂あり、〈○中略〉菓孑お椀に盛りて(○○○○○○○○)いだしつれば、予とりて見るに、たらの木の芽お、味噌おくるみて、炮りた ...
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器用部四|飲食具四|樽種類
[p.0195] 貞丈雑記 七/酒盃 一大鼓樽(○○○)と雲物、むかしよりありし物にて、急度したる物にてはなし、進物にもせざる也、節用集〈永正天女の比之記〉に雲、大鼓樽見たり、 大鼓(頭書)樽の形は、舞楽の大鼓の形にて、上の宝賃の所お口にしたる也、口は常の如し、此図梅津長者といふ絵巻物に見ゆ、 ...
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器用部五|飲食具五|煨舁
[p.0325] 物類称呼 四/器用 煻舁じうのう 京にておきかき、江戸大坂共にじふのう、北陸道、及因幡、伯耆、或は土佐にて、せんば(○○○)と雲、奥州南部にて、ひかきと雲、今按、逓火ひかきと訓ず、江戸にて台じふのう(○○○○○)と雲物也、炭鉤(すみかき/○○)是江戸にて雲じうのう也、 ...
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器用部十二|家什具|広蓋
[p.0687] [p.0688] 貞丈雑記 八/調度 一うちえだともうちおきとも雲物は、金銀にて花がたなど色々に作りたる物也、広ぶたに小袖入たる時の、おさへにする物也、婚入記に見へたり、花の枝お金銀お打て作るゆへ、うち枝と雲、おさへにおく物故打おきとも雲也、橘の折枝などもあり、 ...
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器用部十七|坐臥具二|つかなみ
[p.0083] 源平盛衰記 七 信俊下向事 信俊不斜悦て、太納言〈○藤原成親〉のおはする所へ参て奉見に、浅ましく悲かりける事がら也、奇気なる小屋に、垣には土お壁に塗廻、戸には藁のこもお懸垂たり、内に差入て見廻せば、藁の束(○○○)と雲物お敷て、痩衰たる法師あり、よく〳〵見れば、大納言入道殿にてぞおはしけ ...
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器用部二十四|行旅具下|合羽/名称
[p.0491] 安斎随筆 後編十五 一雨衣に上古は貴賤ともに蓑お著たり、近世に至てかつぱといふ物お著す、〈○中略〉和蘭人の上衣にするもの、此方の坊主がつぱの如く也、和蘭詞にてはまんとると雲、ぼるとがるの詞にてはかつぱと雲也、其かつぱと雲物お似せ作りて、此方にて雨衣に用ゆ、是おかつぱと名付るなり、 ...
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器用部二十四|雑具|烟草籥
[p.0557] [p.0558] 貞丈雑記 七/膳部 一たばこ盆と雲物、京都将軍〈○足利氏〉の時代にはなかりし也、完永年中、南蛮国より渡りしと也、それ故旧記に煙草盆の事なし、今の世のならはしにて、貴人の御前にては、たばこお吸はぬお礼とする事、猶なる事なり、 ...
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植物部二|木一|柀
[p.0111] 古事記伝 三十 真木灰(まきのはひ)、此の真木は書紀神代巻、又神武巻に、柀此雲磨紀(まき)、和名抄に、玉篇雲、柀木名、作柱、埋之能不腐者也、日本紀私記雲、末木(まき)とある〈今世にも麻紀と雲物あり〉木か、又檜か、又たヾ佳木と雲ことか、弁へがたし、灰は和名抄に灰、波比、 ...
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植物部十|木九|黄芩
[p.0632] 古事記伝 二十七 和名抄に、黄芩、和名比々良木、楊氏漢語抄雲、杠谷樹、一名巴戟天、和名上同と見え、〈黄芩お当たるは心得ず〉字鏡に、巴戟天、比々良木、杠谷樹上同とあり、〈或人雲、比々良木は、漢名枸骨と雲物なり、一名お剛穀と雲、此字音お取て、杠谷とは雲にやと雲り、〉 ...
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植物部二十三|草十二|烟草雑載
[p.0579] 翁草 五 当代奇覧と題せるものに、あらゆる雑談有り、十が一援に拾ふ、一寛文の比迄有し古老の雲く、多波粉の渡りしは近き事也、〈◯中略〉其時分世にこせ瘡と雲物はやりしに、多波粉呑む人は、此煩ひ無きと雲ひはやらせて、世にはやり広まりし也、 ...
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植物部二十四|草十三|瓜産地
[p.0622] 貞丈雑記 六/飲食 一夏食する瓜は、甜瓜(てんくわ/からうり)と雲物也、黄色にてもえぎ色の細きたて筋あり、古代はほぞちと雲し也、今江戸にてまくはうりと雲也、美濃の国真桑と雲所より出る瓜名物也、他国他所にて作り出すお、おしなべて真桑瓜と雲は無理なれども、今江戸にてはすべてまくはうりといふ ...
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植物部二十七|苔蕨|雁足
[p.0857] 大和本草 九/雑草 雁足 深山の内にあり、初度にしだのごとくなる葉いづ、両々相対す、わらびの葉に似たり、後に心よりそでつに似たる葉生ず、初度の葉とは各別のもの也、立花に用ゆる物也、鞍馬山にもあり、又鬼しだ(○○○)と雲物あり、雁足に似たり、共に漢名未詳、 ...
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方技部十五|疾病一|眼病
[p.1163] 今物語 念仏者の中に、つちゆいふけつと雲僧有けり、或所に板ぶろと雲物おして、人々入けるに、此僧 目おやむ( ○○○○) よしいひければ、目おひさぎて入はくるしかるまじきよしお、人々いひければ、さらばとて目おゆひて、板ぶろのありさまもしらぬものヽ、目は見えざりければ、風呂の前にわき戸のうちの ...
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器用部四|飲食具四|薬鑵
[p.0259] 物類称呼 四/器用 湯鑵やくはん 大坂及中国四国にて、ちやびん(○○○○)と雲、遠江にて、とうびん(○○○○)と雲、信濃にて、てどり(○○○)と雲、 土州の客予に語ていはく、我故郷〈○土佐〉にやつくわんと雲有、ちやびんと雲物よりは少大きくして口短お雲、ちやびんと雲は、形丸らかにして、口長きお雲とぞ、江 ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭用法
[p.0646] 甲陽軍鑑 十下/品第三十二 景虎〈○上杉〉三月中旬〈○永禄三年〉に、相摸の小田原へ押込、既に蓮池まで乱入に、心もしらぬ関東侍大将衆に少も機遣なく、甲お脱、白布の手巾おもつて桂包と雲物に頭おつゝみ、朱さいはいおとりて、諸手へ乗わり、下知し人おいきたる虫程共思はざる景虎のふりお見て、関東 ...
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器用部二十九|輿|塗輿
[p.0953] 貞丈雑記 七/輿 一ぬりごしと雲は、漆ぬりのこし也、こしおうるしにてぬるには、赤くも黒くも色おつけず、うるし計にてぬる也、〈古是お赤うるしと雲也、今の世のためぬりと雲物也、〉 一ちよくれん(○○○○○)は、ぬりこしの事也、年中諸大名へ御成記に、御ちよくれんとて、常の御ぬりごしにて御参内も在 ...
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遊戯部十|茶湯具上|透木
[p.0684] 茶道要錄 上/主法 風炉之事 一透木之事、是は刃釜か箟被の釜お風炉に掛る時、透木と雲物お用、厚朴にて長さ二寸ばかり、厚さ四五分、幅六七分にして、二つ両脇に可置、釜の大小に因て見合有べし、常に仕掛るには、木お略して、鉄にて鎹の如くして漆付にす、大さ二分四方程たるべし、三つお以す、脇二つ ...
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飲食部九|菓子|雑菓子
[p.0661] 嬉遊笑覧 十上飲食 芭蕉発句説叢、青ざしや草餅の穂に出つらん、句解雲、青ざしは麦お煎て調したる菓子なり、上臘もきこしめすにや、枕草子青ざしと雲物お、人のもてくるお雲々、二夜問答に雲、此句意は麦の穂のわかきおすりて、すこしくものお作る故に、それがほと成て出つらんと雲意なるべし、時節の ...
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人部三|親戚下乳母 併入|忰
[p.0197] 三河物語 三 七郎右衛門、たまくすりがなきぞと言ければ、たまくすり之なきとは、何としたる事ぞや、はや〳〵出させ給へと雲ければ、其時、せがれめ(○○○○)が何お雲、こと〴〵くこしがぬけはてて出んと雲者一人もなきぞ、こしがぬけたると言へば、諸人之よはみ成に、たまくすりがなきと雲物なるぞと雲け ...
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