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人部三十二|盗賊|強盗
[p.0796] 字治拾遺物 十 これも今はむかし、天暦のころほひ、浄蔵が八坂の坊に、強盗その数入みだれたり、えかるに火おともし、太刀おぬきめおみはりて、おの〳〵たちすくみてさらにすることなし、かくて数刻おふ、夜やう〳〵あけんとする時、援に浄蔵本尊に啓白して、はやくゆるしつかはすべしと申けり、そのと ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|男色
[p.0922] 倭訓栞 中編四/加 かはつるみ 太秦牛祭文、宇治拾遺等に見えたり、男色の事也といへり、かはやつるみの義成べし、了意が犬はりこに、乱世に盛なりし事おいひて、股おさき肘お引て血お出し、志の実なる事おあらはす、古き歌に、 おもふ心色には見えず身おさしてあけのちしおゝ君それとしれ、忠孝おわす ...
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器用部八|容飾具三|簪種類/以原質為名
[p.0438] 宇治拾遺物語 十三 今はむかし、唐になにとかやいふ司になりて下らんとする物侍き、名おばけいそくといふ、それがむすめ一人ありけり、ならびなくおかしげなりし、十余歳にしてうせにけり、父母なきかなしむことかぎりなし、〈○中略〉その母が夢に見るやう、うせにしむすめ青き衣おきて、白きさいでし ...
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器用部十七|坐臥具二|円座用法
[p.0105] [p.0106] 宇治拾遺物語 一 これもいまはむかし、伴大納言善男は佐渡国郡司が従者なり、〈○中略〉しうの郡司が家へ行むかふ所に、郡司きはめたる相人也けいが、日来はさもせぬに、ことのほかに饗応して、わらふだとりいで、むかひてめしのぼせければ、善男あやしみおなして、我おすかしのぼせて、妻のい ...
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器用部十九|坐臥具四|宿直物用法
[p.0187] 宇治拾遺物語 三 四月のつごもり比に、両おどろ〳〵しくふりて、物おそろしげなるに、かゝるおりにゆきたらばこそ、あはれとも思はめと思ひていでぬ、〈○中略〉つぼねにゆきたれば、人いできて、うへになればあんない申さんとて、はしのかたにいれていぬ、みれば物のうしろに火ほのかにともして、との ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|荷車
[p.0856] 宇治拾遺物語 十一 これもいまはむかし、かつら川に身なげんずる聖とて、まづ祇陀林寺にして、百日懺法おこなひければ、ちかき遠きものども、道もさりあへず、おがみにゆきちがふ、〈○中略〉その日のつとめては堂へ入て、さきにさし入たる僧ども、おほくあゆみつゝきたり、しりに雑役車に、この僧は紙 ...
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姓名都九|名中|字
[p.0726] 倭訓栞 前編二/阿 あざな 字およめり、交名の義なり、人に交るより呼べる名なればなり、字お阿三那(あざな)と訳せしは、中山伝信録に見え、梵語に悪刹那といふ事、倶舎論に見ゆ、是は文字の字なり、学生入学の時、文章院の堂 〓が書くだす名籍にあざなお書り、よて儒者たるもの、必ずあざなつくといふ ...
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地部四十四|山下|大和国/吉野山
[p.0759] 宇治拾遺物語 二 今はむかし、七条に薄うちあり、みたけまうでしけり、まいりてかなくづれおゆいてみれば、まことの金の様にてありけり、うれしく思て、件の金お取て、そでにつヽみて、家にかへりぬ、おろしてみければ、きら〳〵として、まことの金なりければ、ふしぎの事也、此金とれば、神なりぢしん ...
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人部九|性情上|心
[p.0694] 宇治拾遺物語 十五 そのかへさ、〈○賀茂祭〉法性寺殿〈○藤原忠通〉紫野にて御覧じけるに、〈○中略〉今一度北へわたれと仰ありければ、また北へわたりぬ、〈○中略〉このたびは兼行さきに南へわたりぬ、次に武正わたらんずらんと、人々まつほどに、武正やゝ久しくみえず、こはいかにとおもふほどに、むか ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|雑載
[p.0909] 宇治拾遺物語 十三 今はむかし、歌よみの元輔、くらのすけに成て、かも祭の使しけるに、一条大路わたりけるほどに、殿上人の車おほくならべたてゝ物見ける前わたるほどに、おいらかにてはわたらで、人み給にとおもひて、馬おいたくめおりければ、馬くるひておちぬ、年老たるものゝ、頭おさかさまにてお ...
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称量部三|権衡|雑載
[p.0137] 宇治拾遺物語 二 今はむかし、七条に薄うちあり、みたけまうでしけり、まいりてかなくづれおゆいてみれば、まことに金の様にてありけり、うれしく思て、件の金お取て、そでにつヽみて家にかへりぬ、おろしてみければ、きら〳〵としてまことの金なりければ、ふしぎの事なり、此金とれば、神なりぢしん雨 ...
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地部一|地総載|攺地名
[p.0051] 宇治拾遺物語 二 今はむかし、せいとくひじりといふ聖ありけるが、〈◯中略〉けちえんのために物まいらせてみんとてよばせ給ひければ、いみじげなる聖あゆみまいる、〈◯中略〉さて出て行ほどに、四条の北なる小路にえどおまる、此しりにぐしたるものしちらしたれば、隻墨のやうにくろきえどお、ひまもな ...
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地部二|皇都鄙併入|道路
[p.0159] 宇治拾遺物語 二 今はむかし、せいとくひじりといふ聖のありけるが、〈◯中略〉けちえんのために、物まいらせてみんとて、よばせ給ひければ、いみじげなる聖あゆみまいる、〈◯中略〉さて出て行ほどに、四条の北なる少路にえどおまる、此しりにぐしたるものしちらしたれば、隻墨のやうにくろきえどお、ひ ...
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地部三十九|橋下|長柄橋
[p.0242] 宇治拾遺物語 三 いまはむかし、伯〈◯康資王〉のはヽ仏くやうしけり、永縁僧正おしやうじて、さま〴〵の物どとおたてまつる中に、むらさきのうすやうにつヽみたる物あり、あけてみれば、 くちにけるながらのはしのはしばしら法のためにもわたしつるかな、ながらのはしのきれなりけり、又の日またつとめ ...
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動物部四|獣四|鼯鼠
[p.0259] [p.0260] 宇治拾遺物語 十二 後鳥羽院御時、水無瀬殿による〳〵山よりからかさほどの物のひかりて、御堂へおび入事侍りけり、西おもて北おもてのものども、めん〳〵にこれおみあらはして高名せんと、心にかけて用心し侍りけれ共、むなしくてのみ過けるに、ある夜、景かたたゞひとり中島にねて待けるに ...
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動物部十六|魚上|氷魚
[p.1314] 宇治拾遺物語 五 是もいまはむかし、ある僧人のもとへいきけり、酒などすゝめけるに、氷魚はじめていできたりければ、あるじめづらしく思てもてなしけり、あるじようのことありてうちへ入て、またいでたりけるに、この氷魚のことの外にすくなくなりたりければ、あるじいかにとお、もへども、いふべきや ...
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方技部十六|疾病二|疵痣
[p.1261] [p.1262] 宇治拾遺物語 七 これもむかし、天ぢくに身の色は五色にて、角のいろは志ろきしか一ありけり、深山にのみすみて人にしられず、〈○中略〉国の大王おほくの狩人おぐして、此の山おとりまきてすでにころさんとし給、〈○中略〉御こしの前にひざまづきて申さく、我毛の色おおそるヽによりて、この ...
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人部五|身体二|鼻
[p.0374] 宇治拾遺物語 五 是もいまはむかし、ある僧、人のもとへいきけり、酒などすヽめけるに、氷魚はじめていできたりければ、あるじめづらしく思てもてなしけり、あるじようのことありてうちへ入て、またいでたりけるに、この氷魚のことの外にすくなくなりたりければ、あるじいかにとおもへどもいふべきやう ...
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人部六|身体三|屎
[p.0436] [p.0437] 宇治拾遺物語 五 これも今はむかし、ある人のもとになま女房のありけるが、人に紙こひて、そこなりけるわかき僧に、かな暦かきてたべといひければ、僧やすき事といひてかきたりけり、はじめつかたはうるはしく、かみほとけによし、かん日くえ日などかきたりけるが、〈○中略〉またある日、はこ ...
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人部二十|勤労|勤労例
[p.0044] 宇治拾遺物語 八 是も今はむかし、下野武正といふ舎人は、法性寺殿〈○藤原忠通〉に候けり、あるおり大風大雨ふりて、京中の家みなこぼれやぶれけるに、殿下近衛殿におはしましけるに、南面の方にのゝしるものゝ声しけり、誰ならんとおぼしめして見せ給に、武正あかかうのかみしもに、蓑笠おきて、みの ...
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器用部二十四|行旅具下|蓑用法
[p.0481] 宇治拾遺物語 八 是も今はむかし、下野武正といふ舎人は、法性寺殿〈○藤原忠通〉に候けり、あるおり大風大雨ふりて、京中の家みなこぼれやぶれけるに、殿下近衛殿におはしましけるに、南面の方にのゝしるものゝ声しけり、誰ならんとおぼしめして見せ給に、武正あかかうのかみしもに、蓑笠おきて、みの ...
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器用部二十四|雑具|かはご
[p.0572] 字治拾遺物語 三 今はむかし兵衛佐平貞文おばへいちうといふ、〈○中略〉本院侍従といふは、村上の御母后の女房なり、世の色このみにてありけるに、文やるににくからず返ごとはしながらあふ事はなかりけり、〈○中略〉いまはさは、この人のわろくうとましからんことお見て、おもひうとまばや、かくのみ心 ...
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歳時部十六|納涼|納涼例
[p.1200] [p.1201] 宇治拾遺物語 序 世に宇治大納言物語といふ物あり、此大納言は隆国といふ人なり、西宮殿〈高明也〉の孫、俊賢大納言の第二の男なり、年たかうなりては、あつさおわびていとまお申て、五月より八月までは、平等院一切経蔵の南の山ぎはに、南泉房といふ所にこもりいられけり、さて宇治大納言と ...
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植物部十三|草二|麦雑載
[p.0862] 宇治拾遺物語 一 これも今はむかし、い中のちごのひえの山へのぼりたりけるが、桜のめでたくさきたりけるに、風のはげしくふきけるおみて、このちごさめ〴〵となきけるおみて、僧のやはらよりて、などかうはなかせ給ふぞ、この花のちるおおしうおぼえさせ給か、桜ははかなき物にて、かくほどなくうつろ ...
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地部三|山城国|郷
[p.0239] 宇治拾遺物語 十五 今はむかし天智天皇の御子に大友王子といふ人ありけり、太政大臣になりて世のまつりごとおおこなひてなんありける、〈◯中略〉春宮〈◯天武〉これお御らんじてさらでだにおそれおぼしけることなれば、さればこそとて、いそぎ下種の狩衣袴お著給て、藁沓おはきて、宮の人にもしられず、 ...
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動物部五|獣五|狐妖
[p.0367] 宇治拾遺物語 三 今はむかし、甲斐国に、たちの侍なりけるものゝ、夕ぐれに館おいでゝ、家ざまに行ける道に、狐のあひたりけるお、追かけて引目していければ、きつねの腰に射あてゝけり、きつねいまろばかされて、鳴わびてこしお引つゝ草に入にけり、此おとこひきめおとりてゆくほどに、このきつねこし ...
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方技部十六|疾病二|黒子
[p.1264] 宇治拾遺物語 六 いまはむかし、天竺に留志長者とて、世にたのもしき長者ありける、〈○中略〉心のくちおしくて、妻子にもまして従者にも物くはせきすることなし〈○中略〉人はなれたる山の中の木のかげに、鳥獣もなき所にてひとり食いたり、〈○中略〉帝尺きと御覧じてけり、にくしとおぼしけるにや、留 ...
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飲食部三|料理中|炰
[p.0235] 宇治拾遺物語 十五 今はむかし、天智天皇の御子に、大友皇子といふ人ありけり、太政大臣になりて、世のまつりごとおおこなひてなんありける、心の中に御門うせ給なば、次の御門には我ならんとおもひ給けり、清見はらの天皇そのときは、春宮にておはしけるが、このけしきおしらせ給ければ、〈○中略〉御 ...
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人部二十四|誓約|鳴鐘
[p.0325] [p.0326] 字治拾遺物語 一 これも今はむかし、京極の源大納言雅俊といふ人おはしけり、仏事おせられけるに、仏前にて僧に鐘おうたせて、一生不犯なるおえらびて、講お行なはれけるに、ある僧の礼盤にのぼりて、すこしかほけしきたがひたるやうに成て、鐘木おとりてふりまはして、うちもやらで、しばし ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|男色
[p.0922] [p.0923] 宇治拾遺物語 一 これも今はむかし、京極の源大納言雅俊といふ人おはしけり、仏事おせられけるに、仏前にて、僧に鐘おうたせて、一生不犯なるおえらびて、講お行なはれけるに、ある僧の礼盤にのぼりて、すこしかほ気しきたがひたるやうに成て、鐘木おとりてふりまはして、うちもやらで、しば ...
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器用部十一|澡浴具二|浴斛雑載
[p.0620] 宇治拾遺物語 十五 今はむかし、天智天皇の御子に大友皇子といふ人ありけり、〈○中略〉清見はらの天皇〈○天武〉そのときは春宮にておはしましけるが、〈○中略〉春宮これお御らんじて、さらでだにおそれおぼしけることなれば、さればこそとていそぎ下種の狩衣袴お著給て、藁沓おはきて宮の人にもしられ ...
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植物部十五|草四|水葱
[p.0996] [p.0997] 宇治拾遺物語 二 今はむかしせいとくひじりといふ聖のありけるが、〈◯中略〉京へ出る道に、西京になぎいとおほくおひたる所あり、此聖こうじて物いとほしかりければ、道すがら折て食ほどに、ぬしの男出きてみれば、いとたうとげなる聖の、かくすヾろに折くへば、あさましと思て、いかにかくは ...
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地部四十六|温泉〈塩湯併入〉|信濃国/筑摩温泉
[p.1062] [p.1063] 宇治拾遺物語 六 今はむかし、信濃国につくまの湯といふところに、よろづのひとのあみけるくすりゆあり、そのわたりなる人の夢にみるやう、あすのむまのときに、観音湯あみ給ふべしといふ、いかやうにてかおはしまさんずるととふに、いらふるやう、とし卅ばかりのおとこのひげくろきが、あや ...
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動物部五|獣五|狐妖
[p.0367] [p.0368] 宇治拾遺物語 四 むかし物のけわづらひし所に、物のけわたしゝほどに、ものゝけ物につきていふやう、おのれはたゝりのものゝけにても侍らず、うかれてまかりとおりつるきつねなり、塚屋に子どもなど侍るが、ものおほしがりつればがやうの所にはくひものちろぼう物ぞかしとて、まうできつるな ...
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動物部十四|虫中|蝱
[p.1144] 宇治拾遺物語 七 虻(あぶ/○)一ふめきて、かほのめぐりにあるお、うるさければ、本のえだおおりて、はらひすつれども、猶たゞおなじやうに、うるさくふめきければ、とらへてこしお、このわらすぢにてひきくゝりて、枝のさきにつけてもたりければ、腰おくゝられて、ほかへえいかで、ふめき飛まはりけるお ...
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動物部十八|魚下|魚雑載
[p.1573] 宇治拾遺物語 十四 いまはむかし遣唐使のもろこしにあるあひだに、妻おまうけて子お生せつ、その子いまだいとけなきほどに、日本にかへる、つまにちぎりていはく、こと遣唐使いかんにつけて消息やるべし、またこの子乳母はなれんほどにはむかへとるべしとちぎりて帰朝しぬ、母、遣唐使のくる毎に消息や ...
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人部一|人総載|老男
[p.0092] [p.0093] 宇治拾遺物語 九 いまはむかし、大隅守なる人、国の政おしたヽめおこなひ給あひだ、郡司のしどけなかりければ、召にやりていましめんといひて、先々の様にしどけなきことありけるには、罪にまかせておもく軽くいましむる事有ければ、一度にあらす度々しどけなきことあれば、おもくいましめん ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|奪夢
[p.0818] [p.0819] 宇治拾遺物語 十三 むかし備中国に郡司ありけり、それが子にひきのまき人といふ有けり、わかき男にてありけるとき、夢おみたりければ、あはせさせんとて、夢ときの女のもとに行て、夢あはせてのち、物語していたるほどに、人々あまたこえしてくなり、国守の御子の太郎君のおはするなりけり、 ...
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器用部十四|屏障具二|帳帷
[p.0801] 宇治拾遺物語 十一 清水寺御帳給る女の事 いまはむかし、たよりなかりける女の、清水にあながちにまいるありけり、〈○中略〉なく〳〵観音おうらみ申て、いかなる先世のむくひなりとも、たゞすこしのたより給候はんといりもみ申て、御前にうつぶし〳〵たりけるよの夢に、御前よりとて、かくあながちに申 ...
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姓名部八|名上|以神仏号及仏語為名
[p.0655] [p.0656] 宇治拾遺物語 一 今はむかし、丹後国に老尼ありけり、地蔵菩薩は、あかつきごとにありき給ふことお、ほのかにきヽて、暁ごとに地蔵見たてまつらんとて、ひとよかいまどひありくに、博打のうちほうけていたるが見て、尼公は、さむきに何わざし給ぞといへば、地蔵菩薩のあかつきにありき給ふな ...
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遊戯部六|聞香|雑載
[p.0372] [p.0373] 宇治拾遺物語 三 今はむかし、兵衛佐平貞文おばへいちうといふ、〈○中略〉本院侍従といふは、村上の御母后の女房なり、世の色ごのみにてありけるに、文やるににくから争、返ことはしながらあふ事はなかりけり、〈○中略〉この人のわろくうとましからんことお見て、おもひうとまばや、かくのみ ...
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人部一|人総載|児/若子
[p.0073] [p.0074] 宇治拾遺物語 一 これも今はむかし、比叡の山にちごありけり、僧たちよひのつれ〴〵に、いざかいもちいせむといひけるお、このちご心よせにきヽけり、さりとてしいださむおまちて、ねざらむもわろかりなむと思て、かた〳〵によりて、ねたるよしにて出くるお待けるに、すでにしいだしたるさま ...
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植物部二十七|菌|平〓
[p.0810] [p.0811] 宇治拾遺物語 一 これも今はむかし、〓波国篠村といふところに、年比平〓やるかたもなくおほかりけり、里村のものこれおとりて、人にもこヽろざし、またわれもくひなどして、としごろすぐるほどに、その里にとりてむねとあるものヽゆめに、かしらおつかみなる法師どもの、二三十人ばかりいで ...
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人部二十四|誓約|破起請
[p.0378] [p.0379] 宇治拾遺物語 十一 今はむかし村上の御時、古き宮の御子にて、左京大夫なる人おはしけり、〈○中略〉色ははなおぬりたるやうにあおじろにて、まかぶらくぼく、はなのあざやかにたかくあかし、くちびるうすくていろもなく、えめば歯がちなるものゝ、歯肉あかくて、ひげもあかくてながゝりけり、 ...
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動物部十|鳥三|雀事蹟
[p.0760] [p.0761] 宇治拾遺物語 三 今はむかし、春つかた日うらゝかなりけるに、六十計の女のありけるが、虫うちとりていたりけるに、庭に雀のしありきけるお、童部石おとりてうちたれば、あたりてこしおうちおられにけり、羽おふためかしてまどふほどに、烏のかけりありきければ、あな心う、からす取てんとて ...
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方技部一|陰陽道上|鬼神
[p.0077] [p.0078] [p.0079] 宇治拾遺物語 一 いまはむかし、修行者のありけるが、津の国までいきたりけるに、日くれてりうせん寺とて、大なる寺のふりたるが、人もなきありけり、これは人やどらぬ所といへども、そのあたりに、またやどるべき所なかりければ、いかゞせんと思て、負うちおろして内に入てけり、不 ...
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人部九|性情上|笑
[p.0734] [p.0735] 宇治拾遺物語 十四 これもいまはむかし、〈○中略〉あるときわかき女房どものあつまりて、庚申しける夜、この入、道の君、かたすみにほうけたるていにていたりけるお、夜ふけけるまゝに、ねぶたがりて、中にわかくほこりたる女ばうのいひけるやう、入道の君こそかゝる人はおかしきものがたりな ...
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植物部二十四|草十三|瓢雑載
[p.0596] [p.0597] 宇治拾遺物語 三 今はむかし、春つかた日うらヽかなりけるに、六十計の女のありけるが、虫うちとりていたりけるに、庭に雀のしありきけるお、童部石おとりてうちたれば、あたりてこしおうちおられにけり、羽おふためかしてまどふほどに、烏のかけりありきければ、あな心うからす取てんとて、 ...
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人部三十二|盗賊|強盗
[p.0794] [p.0795] [p.0796] 宇治拾遺物語 三 むかし、大太部とて、いみじきぬす人の大将軍ありけり、それが京へのぼりて、物とりぬべき所あらば、入てものとらんと思て、うかゞひありきけるほどにめぐりもあばれ、門などもかた〳〵はたうれたるお、よこ様によせかけたる所のあだけなるに、おとこといふものは一 ...
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動物部十三|虫上|虫総載/名称
[p.0998] 東雅 二十/虫豸 虫むし 古事記に、太古の事おしるせし語に、うじたかるといふ事見えたり、万葉集抄に、むしとはむらがり繁しといふ詞なり、むとうとは同韻相通なれば、むしおうじといふは本韻なれば、本韻につきて、うじわくなどいへりと釈せり、後代に及びて、むしおば虫の字お用ひ、うじおば蛆〈の〉 ...
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地部四十六|泉|名称
[p.1021] 東雅 二地輿 泉いづみ 出水也、飛泉おたきといふはたきつ也、〈たきといふ、きの音に、つの音お納めて呼びしなり、〉旧事紀、日本紀に見えし湍津姫命、古事記に多岐都比売命としるせしが如き是也、たきつとは即立水也、万葉集抄に、水にたちみづ、ふしみづといふあり、伏水とは出て流るヽ事なき水おい ...
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地部四十|渡|下総国/古河渡
[p.0462] 万葉集抄 十六 こがのわたり 下総国 ...
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地部十三|上総国|海上郡
[p.1030] 万葉集抄 十四 上総国にいまは海北海南(○○○○)といふは、ふるき海上の郡なりと申す、 ...
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地部十六|美濃国|羽栗郡
[p.1265] 万葉集抄 一 尾張国風土記雲、葉栗郡川島社〈河沼郡川島村〇下略〉 ...
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地部四十一|津|伊予国/饒田津
[p.0539] 松葉名所和歌集 二仁 熟田津 伊予〈仙覚(万葉集抄下文同)に見たり〉 ...
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歳時部一|歳時総載上|時
[p.0066] 万葉集抄 七 わくらはにとは たまさかにと雲也 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0073] 万葉集抄 三 あくとも、あしたともいふは、しろくなる詞也、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夕
[p.0086] 万葉集抄 三 日のくるヽお、くるとも、くれともいふは、くろくなる詞也、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夜
[p.0093] 万葉集抄 六 よひとは、心よくいおぬるお雲也、 ...
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植物部十四|草三|薄
[p.0923] 万葉集抄 五 しのすヽきとは、ほにいでぬすヽきおいふ、しのと雲はしのぶと雲詞也、 ...
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帝王部十四|太上天皇〈追尊天皇附〉|名称
[p.0793] 八代集抄 三十七千載 こヽにては、仙洞お申なるべし、 ...
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天部二|雲|名称
[p.0148] 万葉集抄 十八 雲は山川の気なり、くもといふくは、内へまくりいる詞、もはむかふ義、 ...
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地部十一|武蔵国上|郷
[p.0875] 万葉集抄 二十 文永六年、於武蔵国比企郡北方麻師宇郷(○○○○)政所註之畢奥書 権律師仙覚〈在判〉 ...
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地部十三|下総国|海上郡
[p.1062] 万葉集抄 十四 上総国にいまは【海北海南】(うなかたうなかみ)といふは、ふるき海上の郡なりと申す、 ...
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地部三十三|大隅国|村里/名邑
[p.1186] 万葉集抄 十三 大隅国風土記雲、必志里(○○○)、昔者此村之中在海之洲、因曰必至里、海中洲者、集人俗語雲必至、 ...
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地部四十一|港|名称
[p.0564] 万葉集抄 二下 阿波国にみなとあり、中湖といふは牟夜戸与咲湖中にあるが故に中湖お名とす、阿波国の風土記にみえたり、 ...
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動物部十七|魚中|鯛種類/鯛産地
[p.1374] 八代集抄詞花集 九 春くればあちかたの 桜魚なるべし、〈○中略〉桜咲比鯛数不知浮び寄お取お桜鯛と雲也、 ...
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器用部九|容飾具四|蔽髪
[p.0473] 八代集抄 新古今/十八 玉のかざしとは、ひたいとて、女房の装束の時、髪あげとて、おほひかづらのやうにする物也、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夜
[p.0092] 万葉集抄 六 この歌、古点には、こよひのはやくあくれと点ず、古語には、このよらのといへり、男声およぶ故成べし、 ...
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帝王部十四|太上天皇〈追尊天皇附〉|追尊天皇〖附〗|私称天皇
[p.0855] 万葉集抄 七 阿波国風土記雲、勝間井雲由者、倭健天皇命(○○○○○)、乃大御櫛笥忘、〈◯下略〉 ...
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地部十一|武蔵国上|葛飾郡
[p.0867] 万葉集抄 三 かつしかとは下総国葛飾郡也、彼郡の中に大河あり、ふといと雲、其川の東おば葛東郡といひ、西おば葛西の郡といふ、 ...
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地部十三|下総国|葛飾郡
[p.1059] 万葉集抄 五 かつしかとは、下総国葛飾郡也、彼郡の中に大河あり、ふといと雲、其川の東おば葛東の郡(○○○○)といひ、西おば葛西の郡(○○○○)といふ、 ...
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地部十四|常陸国|宿駅
[p.1097] 万葉集抄 三 わがおかのおがみにいひてふらしむる雪のくだけしそこにちりけん〈◯中略〉 常陸国風土記雲、新治郡駅家名曰太神、所以然称者、大蛇多在、因名駅家雲雲、 ...
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地部三十二|肥後国|島嶼
[p.1107] 万葉集抄 三 葦北乃(あしきたの)〈◯中略〉 風土記雲、球磨乾七里、海中有島、稍可七十里、名曰水島(○○)、島出寒水、逐潮高下雲々、 ...
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地部三十三|大隅国|郷
[p.1185] 万葉集抄 三 大隅国風土記、大隅郡串卜郷(○○○)、昔者造国神、勤使者遣此村令見消息、使者報道、有髪梳神雲、可謂髪梳村、因曰久四良郷、 ...
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地部四十三|山上|名称
[p.0688] 東雅 二地輿 山やま 義詳ならず、万葉集抄に、昔は山おいひて子といひし也、やまといふは、やは高き義也、まは円(まとか)なるおいふなり、其形の高く円なるおいふ也といへり、されど古語に八俣(やまた)といひ、八田間(やたま)などいひし例によらば、やまとは、唯その高く隔りぬるおいふに似たり、古語 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0785] 万葉集抄 三 富士の山には、雪のふりつもりてあるが、六月十五日にその雪のきえて、子の時よりしもには、又ふりかはると、駿河風土記に見えたりといへり、 ...
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動物部一|獣一|獣総載/名称
[p.0004] 八代集抄 古今集/十九 これは淮南王劉安が、仙薬お服して仙にのぼりける時、其薬おなめたりし鶏犬皆仙になりて、雲の上にほえたりといふ事なり、 ...
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動物部十三|虫上|蛇雑載
[p.1053] 万葉集抄 二上 常陸風土記雲、新治郡駅家名曰大神(おほかみみ)、所以然称者、大蛇多在(おろちおほくあり)、囚名駅家、雲々、 ...
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方技部九|仙術〈幻術 奇術併入〉|仙薬
[p.0632] 八代集抄 十六 いくくすりは不死薬なり、白氏文集に、山上多生不死薬雲々、生薬お往と雲にそへて、とゞむるかたもなしとよめり、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0074] 東雅 一天文 朝あさ〈◯中略〉 あしたともいふは、万葉集抄に、古語にしたといふは、間(ひま)といふ詞なりといふなり、さらばあけしほどなどいふが如し、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0077] 万葉集抄 二十 かはたれどきとは、かれはたれどきと雲也、ゆふべおたそかれどきと雲がごとくに、暁おかはたれどきといへる也、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0082] 万葉集抄 六 よのほどろとは、よのひかると雲也、夜のあくるお雲也、しのヽめのほがら〳〵とあけゆけばなど雲も、ひかりあくる心也、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夜
[p.0091] 万葉集抄 三 ぬば玉とも、うばたまともいへるは、よるおいふなり、うばたまとは、くろきたまと雲心也、よるはくろきいろなれば、うばたまと雲べし、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夜
[p.0095] 万葉集抄 四 きそのよとは、きのふの夜といふなり、見日本紀、きのふのよとは、あけつる夜お雲也、それおこよひと雲は、うるしくは非説なり、けふのよおこよひとは雲也、 ...
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植物部十一|竹|名称
[p.0674] 東雅 十六/樹竹 竹たけ 万葉集抄に、たとは高き義なりといひけり、けとは古語に木おけといふが如し、たけとは其生じて高きおいふなり、 ...
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植物部十四|草三|薄
[p.0921] [p.0922] 東雅 十五/草卉 薄すヽき 倭名抄に、爾雅には草の聚生お薄と雲ふ、万葉集の歌に、花薄の字よむではなすヽきといふと註せり、其註せし所の如き、薄の字すヽきと読む事、然るべしと思へりとも見えねど、また正しくいづれの字お用ゆべしといふ事も見えず、陳蔵器李東璧等の本草に拠るに、芒は爾 ...
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地部四十三|山上|伊予国/天山
[p.0752] 万葉集抄 五 阿波国の風土記のごとくば、そらよりふりくだりたる山のおほきなるは、阿波国にふりくだりたるお、あまのかとやま(○○○○○○○)と雲、その山のくだけて、大和国にふりつきたるお、あまのかく山(○○○○○○)といふとなん申す、 ...
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地部四十九|海〈海路〉併入|灘
[p.1267] 万葉集抄 三 なだは、なといふはなみなり、阿波国風土記雲、奈汰〈奈汰雲事者、其浦波之音無止時、依而奈汰雲、海辺者波立者奈汰等雲、〉たと雲はたかき義也、海の面渺々として波たかき所也、 ...
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方技部九|仙術〈幻術 奇術併入〉|幻術 奇術
[p.0638] 八代集抄 二十九 まぼろしとは、方士が幻術おいへり、彼長恨歌に、玄宗の使の方士が、蓬萊に行て、楊貴妃が信お伝へし事なり、此対馬へも、かやうの使お得て、文通はさまほしき心なり、 ...
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歳時部十三|年始雑載|掃始
[p.0901] 万葉集抄 十九 梳毛見自、屋中毛波可自、久佐麻久良、多婢由久伎美乎、伊波布等毛比氐、 くしも見じやなかもはかじと雲は、人のものへありきたるあとには、三日は家の庭はかず、つかふくしおみずといふ事のある也、 ...
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植物部十一|竹|川竹
[p.0686] 万葉集抄 五 なゆ竹とは唐竹お雲にや、なよ竹といへり、ゆとよと同内相通也、なよ竹のよながきなどもよめり、唐竹にあたれり、よながくして、とおくなみよれば、なゆ竹のとおよるよことよそへたり、 ...
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地部四十六|井|名称
[p.1004] 倭訓栞 前編四十三為 い 井およむは集(井る)の義、水のあつまるおいふと、万葉集抄に見えたり、歌に、板井、石井、筒井、田井、山の井などヽよめり、字書に伯益造之、因井為市也と見ゆ、〈◯中略〉堰およむも井の義に同じ、せぎおして水お集る也、 ...
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人部二十六|行旅〈遊覧併入〉|雑載
[p.0451] 万葉集抄 十九 くしも見じ、やなかもはかじと雲は、人のものへありきたるあとには、三日は家の庭はかず、つかふくしおみずといふ事のある也、 ○按ずるに、駅路に菓樹若しくは柳等お植えて、行旅者の便お計りし事は、植物部に載せたれば、宜しく参照すべし、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0075] 万葉集抄 六 和語の習、重点お雲には、後にはかみの字お略する也、たとへばきら〳〵といはんとてはきらヽといひ、はら〳〵といはんとてははらヽといひ、とお〳〵といはむとては、とおおなんど雲たぐひ也、又今の人のあさな〳〵と雲事お、あさなさなといへる也、 ...
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植物部十五|草四|山慈姑
[p.1028] 万葉集抄 十九 此歌の落句、古点にはかたかしのはなと点ぜり、是おかたかこの花と点ずべし、かしと点ずれば、樫の木にまがひぬべし、端作の詞に、堅香子草花とかけり、草と聞えたり、かたかこおば、又はいのしりといふ、春花さく草也、その花の色はむらさきなり、 ...
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植物部二十|草九|大豆/名称
[p.0230] 東雅 十三/穀蔬 豆まめ 旧事紀に、保食神の臍尻に豆お生ぜしと見え、古事記には、大宜津比売神の鼻に小豆お生じて、尻に大豆お生ぜしと見えたり、まめとは万葉集抄に、まとは円也といふ詞也と見えたり、めとは実也、みといひめといふは転語也、其実の円なるお言ひしなり、 ...
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植物部二十一|草十|蔦
[p.0356] 東雅 十五/草卉 絡石つた 倭名抄に本草お引て、絡石一名領石、つたといふと註せり、万葉集抄には、いはづなと雲ひしはつた也と釈せり、いはづなは石綱也、猶絡石といふが如し、つたの義不詳、〈つたとはは猶つたふといふが如し、つたふとは又つたはふと雲ふが如し、並に蔓延の義と見えたり、〉 ...
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天部一|方角|四角
[p.0020] [p.0021] 万葉集抄 一 先達多以耶須弥志流(やすみしる)は、帝は八方おしろしめす義たるの由釈之、其義しからず、〈◯中略〉方角もとより各別也、されば或四方四角(○○)とも、或四方四維(○○)とも、或四方四隅(○○)とも雲、方角すでに各別也何ぞ混乱して、やすみといはんや、是に依て其釈理に不協なり、 ...
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天部二|露〈甘露併入〉|名称
[p.0170] 東雅 一天文 露つゆ 義不詳、万葉集抄には、つといふは水なり、水の白きおつゆといふと見えたり、〈(中略)つゆとは、そのつぶ〳〵として、白おいひしも知るべからず、粒おつぶといふも、つといひしには、円(つぶら)なる義ありしに似てけり、古訓に円、読てつぶらといふなり、〉 ...
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