Results of 1 - 100 of about 1930 for [SIMILAR] 16 1024 4096 WITH 7438 立汁 WITH 7380 ... (8.354 sec.)
飲食部三|料理中|茎立汁
[p.0180] 醒睡笑 八 一江州志賀の浦に姥あり、天然作意生つきて、かすりしうくおいふに上手なり、かすりお好む盲者あり、若狭の小浜より、はる〴〵とかれがもとへあひに行、なにとなふ宿おかりしが、飯の汁お一口すひ、此汁のみは何ぞととふ、うばそれはくゝたちのしる候よ、人のくちきらふとて、いや去年八月か ...
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飲食部三|料理中|とろヽ汁
[p.0185] 醒睡笑 五 一とろゝの汁の出たるお、座敷に古人ありて、けふのことつて汁(○○○○○)は、いつにまさり、一入出来たるなどいひほむる、是はめづらしきことばやと、其子細おとふ、さればよ此汁にてはいかほども飯がすゝむゆへ、よくいひやるとのえんに、ことづてしるといふならん、きこえたる作意やと感じや ...
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飲食部三|料理中|汁物
[p.0163] 料理談合集 汁の部加減の事常の本汁(○○) 上々の白味噌お四分、常の遣ひみそ六分にしてよくすりまぜ、こきかげんにして煮かへし、すいのふにて漉す、赤み曾汁(○○○○) 上あかみそ八分に、上白みそ二分にしてすりまぜ煮かへして、すいのふにて漉す、但赤ばかりにては味わろし、田舎みそ(○○○○) 麦糀のみそ六 ...
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人部十九|廉潔|廉潔例
[p.0037] 近世奇人伝 三 太田見良 猩々庵 太田見良、宇資斎、伊予大洲加藤侯の士也、〈○中略〉侯の翁主(ひめ)、官家に嫁し給ふに召れて、侍医となる、養生の法おもて、しば〳〵諫れども用られず、故に脚疾に托し、禄お辞して退く、此後永く家居し、幗お蹈ざるは、此言お実にすとなり、自往ずといへども、病客門 ...
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人部四|身体一|清盲
[p.0364] 揃注倭名類聚抄 二/病 現在書目録、有新撰食経七巻、不著撰人名氏、此所引蓋是、今無伝本、医心方任婦禁食法、引養生要集雲、麋並梅李実食之、使人清盲、与此所引文略同、按病源候論、青盲者、謂眼本無異、瞳子黒自分明直不見物耳、昌平本清盲作精盲、按霊異記亦作精盲、宋本病源候論及医心方引眼論耆 ...
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人部四|身体一|清盲
[p.0365] 医心方 五 治目清盲方第十四 病源論雲、清盲者謂眼本無異、瞳子黒白分明直不見物耳、若蔵虚有風耶啖飲乗之、有熱則痛、無熱但内生障、是府蔵血気不栄於精、故外状不異、隻不見物而已、即謂之清盲、眼論雲、夫人苦眼無所因起、忽然幕々、不痛不痒漸々不明、経歴年歳、遂致失明、令観容状、眼形不異、唯 ...
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飲食部六|粥〈餗[併入]〉|薯蕷粥
[p.0462] [p.0463] 門室有職抄 事お始次第先居了、一献又即一献次立箸〈匕有時は先匕、次箸也、〉次汁、此時食也、〈あつき時はひやけしる、さむき時はあつしる也、近代此お不弁して、以熱汁為先也、〉次三献、次又汁、已事了此上可有五献者、此汁了、次四献、次署預粥、〈夏冬は飾糖也〉次五献、次湯漬必略也、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|大根飯
[p.0405] 諸国名産大根料理秘伝抄 下 濃州名物干大根飯之仕方〈みの厚見郡のめいぶつにて、此ところより、干大こん多くいづるなり、〉一これは冬至より大こんお干なり、春になりて、右大こんお小口切にして、煮湯へ入、すぐに蓋おして、扠また飯のふきあがりたる時、右ほし大こんおしぼり、飯のうへにおき、火お ...
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器用部五|飲食具五|擂木
[p.0341] [p.0342] 本朝文鑑 八 摺小木銘〈並序〉 藤如行 数ならぬみのゝお山の松の木は、君がやちよのためしにもひかれず、谷の坊にこぢとられて、すげなき法師にせられ、名おさへ摺小木±よばれぬる、すくせの果報も無念ならずや、そも七種のゆふべより、御忌御影供の寺々おかけめぐり、唐辛のために目おおどろ ...
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器用部四|飲食具四|以人名為名
[p.0231] 醒睡笑 三 不文字 古田織部の数寄に出さるゝほどの物おば、其道おまなぶもまなばぬも、天然と賞玩し、もてあつかひしゆえ、中酒に座敷へ用ひられつる盃までも、なべて人織部盃といひふるゝ、さるまゝ京に三八といふ者あり、扠は盃おばいづれもおりべといふ物ぞと、合点しいたり、あるとき三八が顔あか ...
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地部三|山城国|名称
[p.0203] 日本紀略 桓武 延暦十三年十一月丁丑、詔、〈◯中略〉此国山河襟帯、自然作城、因斯形勝可制新号、宜改山背(○○)国為山城(○○)国、 ...
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地部三|山城国|地勢
[p.0207] 山城志 二 形勝 山河襟帯、自然作城、〈延暦十三年勅雲〉博大爽塏天府之国、形勢雄偉易於拠守、 ...
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人部九|性情上|怒
[p.0738] 日本書紀 一/神代 一書曰、〈○中略〉是時月夜見尊忿然作色(いかりおもほてり)曰、穢矣鄙矣、寧可以口吐之物敢養我乎、 ...
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器用部二十一|灯火具下|膏油/名称
[p.0301] 段注説文解字 十一上/水 〓、油水出武陵孱陵西、東南入江、〈○註略〉従水由声、〈以周切、三部、按経史曰、油然作雲、曰雲之油油、曰禾黍油油、曰油油以退、玉藻注曰、油油悦敬猊、俗用為油膏字、〉 ...
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帝王部一|帝王通載|桓武天皇
[p.0016] 日本紀略 桓武 延暦十三年十月辛酉、〈◯二十二日〉車駕遷于新京、 十一月丁丑、〈◯八日〉詔曰、〈◯中略〉此国山河襟帯、自然作城、因斯形勝、可制新号、宜改山背国為山城国、又子来之民、欧歌之輩、異口同辞、号曰平安京、 ...
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地部二|皇都鄙併入|命名
[p.0137] 日本紀略 桓武 延暦十三年十月丁卯、遷都詔曰雲々、葛野乃大宮地者、山川毛麗久、四方国乃百姓乃、参出来事毛便之氐雲々、 十一月丁丑、詔曰雲々、山勢実合前聞雲々、此国山河襟帯、自然作城、因斯形勝、可制新号、宜改山背国為山城国、又子来之民、欧歌之輩、異口同辞、号曰平安京、 ...
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植物部七|木六|袖山椒
[p.0442] 和漢三才図会 八十九味果 柚山椒(ゆうさんしやう)本綱、蘇容曰、東海諸島上有椒、枝葉皆相似、子長而不円、甚香、其味似橘皮、島上麞鹿食其葉、其肉自然作椒橘香、 按俗称柚山椒者是也、処処希有之、枝葉子皆相似、而其香気似柚橘之類、不上品、但其子長而不円者少異而已、 ...
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地部三|山城国|名称
[p.0204] 松の落葉 一 山城国はやまきのくにといひたりし事 日本後紀一の巻、延暦十三年十一月のところに、此国山河襟帯、自然作城、因斯形勝可制新号、宜改山背国為山城国とあれば、山背国(やましろのくに)の名お山城国(やまきのくに)とかへたまへるなり、源順朝臣など新号とあるおいかヾ心えられけん、もじの ...
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地部四十一|津|駿河国/益津
[p.0531] 古事記伝 二十七 焼遣(やきづ)、遣字、真福寺本、又一本には遺と作り、今は旧印本、又一本などに依れり、〈五百年ばかり前に出来たる、或書に引るにも遣と作り、〉此字ども甚心得がたし、書紀万葉神名式などに依に、津字お誤れるか、〈遣字、下の横画お去れば、津とよく似たり、延佳本には津と作れど、 ...
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器用部三|飲食具三|四方/三方/二方/一方
[p.0164] [p.0165] 筆の霊 前篇六 善一按に、四方は台の中にて、其横長き品、あるは円き品にわけて、四方同じ形なるおぞ雲べき、眼象四方にあるのみの事と思はんは合ふべからず、又三方と雲あり、是は四方と同じ様なる物なれど、四方は横目の木おまげたる、其縫合せお角にて為けんか、又は古制は木お竪にして、 ...
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遊戯部九|茶湯三|雑載
[p.0642] [p.0643] 長闇堂記 一数寄おたしなまんは、、ふだん茶独たてまじきものなり、本客の時、かの自由思はず出てみぐるしきなり、総別茶の湯に手上手浦山しからぬ物なり、手くら品玉取おみる心地せり、又功者もうとましきものなり、あぶらじみしたるもむさげあり、隻浦山しきは目利の人、作意ある人、是数寄 ...
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飲食部四|料理下|和物
[p.0260] 醒睡笑 三 一あるひとり坊主、烏賊おくろあへ(○○○○)にしてたまはる処へ、ふと人来れり、口おぬぐはん料簡もなかりつるに、そなたの口は、何とてくろひぞや、かねおつけられたかととふ、いやあまりさむさに、たゞいまもえさしお、一口くふたと、 ...
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飲食部三|料理中|とろヽ汁
[p.0185] 醒睡笑 六 一ある座敷にて、児のとろゝ汁(○○○○)の、再進おひたもの、うけらるゝ時、三位目おしてにらみければ、ちごのあごにさのみ科はないぞや、たゞとろゝおにらめ、 ...
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飲食部三|料理中|指身
[p.0211] 醒睡笑 六 一振舞の菜に、茗荷のさしみありしお、人ありて小児にむかひ、是おばいにしへより今にいたり、物よみおぼへん事おたしなむ程の人は、みなどんごん草と名付、ものわすれするとてくはぬよし申されば、児きいて、あこはそれならくはふ、くうてひだるさおわすれうと、 ...
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飲食部三|料理中|糟糠汁
[p.0185] 醒睡笑 八 一山寺に人いたりて、さても〳〵おもしろき境地や候、大略八景も候はんと申ければ、住持の返答に、当寺は十景の古所也と、さ候へば、秦の始皇の地にもまさりたり、八景の外には、いづれお用られ候ぞ、されば旦那あり麓にくだり斎おたべて、こざけにも酔てかへれば、くはつけいあり、さもなく ...
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飲食部四|料理下|和物
[p.0260] 醒睡笑 八 一会下僧に斎おすゆる、菜に蕨あり、終に服せず、施主如何なれば、蕨おば食せられぬぞ、人のくちやかふとて、大事候まひ、けしあへ(○○○○)にしてさうほどに、 ...
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遊戯部九|茶湯三|作意
[p.0616] [p.0617] 備前老人物語 筑紫にて蘭白秀次、小倉の色紙おもとめ得給ひ、御座敷おあらため、色紙おひらきの御会あり、利休お上、客として、相伴に三人あり、比は四月廿一日余、暁がたのころなりしに、風呂の御茶湯也、人々座敷にありけれども、短檠の火もなく、釜のにへおとのみにて、いかにもしづしづと ...
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遊戯部九|茶湯三|作意
[p.0617] [p.0618] 老の波 作意なしに茶たてよ、法に随へとはいへど、又琴柱ににかはする事は、いと風流お失ふ事なり、作意新意も其出る所おもしろがらせんと、例の軽薄の情より出ては、いと拙くして、はてはいかに流れゆかむも知るべからず、隻我物になすべきなり、我ものになせば、臨機応変其程お得るなり、〈 ...
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遊戯部九|茶湯三|作意
[p.0618] 茶窻間話 上一 京師真如堂の僧に東陽坊といふあり、茶道お好みて利休の弟子となり、猶詫数奇の名誉ありけり、掛物には尊円親王の六字名号お、利休の好みにて紙表具にしたる一幅、伊勢天目一つにて、一世の間炉お絶さざりし、或時秀次公の近臣お請じ茶湯せしが、薄茶おたてゝ、さて各には暇なき方々に候 ...
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遊戯部八|茶湯二|台子飾
[p.0514] [p.0515] 茶道織有伝 上 真の台子の事〈附り風炉〉 それ真の台子の七つ飾二つ組といふは、此図〈○図略〉のとおり也、皆唐かねの道具お用べし、炭とりはさいろうにても、ふくべにてもくるしからず、これお略して六つ飾三組、五つ飾四つ組、四つ飾三つ組、三つ飾二つ組、二つ飾一つ置、添置とも添組とも ...
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遊戯部十一|茶湯具下|水覆
[p.0753] 貞要集 三 水覆之事 一水覆は瀬戸信楽さはり銅等の類、合子覆数々有之候、〈○中略〉面桶の覆は、是も紹鴎作意にて、茶屋に置れ候お、利休数奇屋へ出し候、今の世の口切には、木地の面桶専用来り候、 ...
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遊戯部六|聞香|名香合
[p.0339] [p.0340] 雪月花名香合之記 雲月花名香合之式 抑此式は、雪月花の時節に玩ぶ香式也、席の室礼は、其亭の催によるべし、大略奥に記す、見合べし、或は亭主の方より、香お左右に分けし銘おかくし、左右の勝負おわかつも有之、時宜によるべし、初お左とし、後お右として、一番の左右、二番の左右と分つべ ...
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遊戯部八|茶湯二|茶七事
[p.0527] 茶窻間話 中 僧行誉が曰、十服茶記錄の中に、回茶貢茶といへる事は、回者聞一而知十、賜者聞一而知二との語に本づきて名づけしなり、是本非といふ茶の勝負お、風流になしたる後人の作意にして、茶道の本式にあらずとて、宗旦はこれらお茶歌舞妓と異名して用ひられざりし、 ...
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地部二十四|出雲国|建置沿革
[p.0466] 日本国郡沿革考 三山陰道 出雲 上国管十郡、五百四村、 島根〈五十一村 出雲小縁起雲、島根山国、後分島根、楯縫、秋鹿、三郡、〉 秋鹿〈二十村〉 楯縫〈二十三村〉 出雲〈十九村〉 神門〈八十五村〉 飯石〈六十一村〉 仁多〈七十二村〉 大原〈五十八村〉 能義〈七十七村〉 意宇〈三十八村 斎明紀作於 ...
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遊戯部九|茶湯三|作意
[p.0616] 茶話指月集 上 一宗易庭に牽牛花みごとに咲たるよし、太閤に申上る人有、されば御覧ぜんとて、朝の茶湯に渡御ありしに、朝がほ庭に一枝もなし、猶無興におぼしめす、扠小座敷へ御入あれば、色あざやかなる一輪床に生たり、太閤お初〈め〉、召れられし人々、目さむる心ちし給ひ、甚〈た〉御褒美にあづか ...
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天部三|雪|沫雪
[p.0202] 北越雪譜 初編上 沫雪 春の雪は消やすきおもつて沫雪といふ、和漢の春雪消やすきお、詩歌の作意とす、是暖国の事也、寒国の雪は冬お沫雪ともいふべし、いかんとなれば、冬の雪はいかほどつもりても、凝凍ことなく、脆弱なる事淤泥のごとし、故に冬の雪中は橇、縋お穿て途お行、里言には雪お漕といふ、 ...
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天部三|雪|雪棹
[p.0219] 北越雪譜 初編上 雪竿 高田御城大手先の広場に、木お方に削り尺お記して建給ふ、是お雪竿といふ、長一丈也、雪の深浅公税に係るお以てなるべし、高田の俳友楓石子よりの書翰に、〈天保五年の仲冬〉雪竿お見れば、当地の雪、此節一丈に余れりといひ来れり、雪竿といへば越後の事として、俳句にも見えた ...
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遊戯部七|茶湯一|中立
[p.0455] [p.0456] 茶道織有伝 干 炭茶の手前の大体中だちのうち、床のかけ物おとり花おいけべし、花は一色か二色、時のさかんなる花お、なるほどかろくいけべし、不時の花はいけぬもの也、茶の湯の花に法はなし、惡にほいある花は無用也、 中だちのうち、水さしおまがり柱と、風炉先きの壁とのなか、まがり柱の ...
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遊戯部九|茶湯三|作意
[p.0617] 槐記 享保十三年三月廿二日、参候、昔の茶湯には墨跡ばかりにて、歌のものお掛くることは、利休が時分に、或茶人が利休お請招して行かれしが、中くヾりお開たれば、草慌々として飛石もみへがたきほど也、如何なるわざにやと推して、漸々に草かき分て入られしが、鉢前はいときれいに掃除してありける故 ...
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動物部四|獣四|鼠雑載
[p.0243] [p.0244] 世事百談 鼠のよめ入り ふるき絵冊子に、鼠のよめ入りといふことおつくりしものあり、今も猶錦絵などにのこりて、たまたま見ることあり、こは鼠の異名お嫁とも嫁の君ともいへるより、作意したるものとおもはれたり、古歌に、 秋なすびわさゝのかすに漬けまぜて棚におくともよめにくはすな、と ...
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遊戯部九|茶湯三|作意
[p.0619] 茶窻間話 上二 小堀遠州侯伏見におはせし比、筑前守黒田某、帰国の次手立寄候はん間、御茶給り候へと、道中より申越れければ、其用意ありけるに、何がし俄にいたはりありて、大津駅にて養生せらるゝおもて、当日の茶会ことわりの使者お立られければ、遠州にもほいなく思はれしおりふし上林竹庵京の数奇 ...
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動物部十七|魚中|鰯/名称
[p.1421] 醒睡笑 一 謂被謂物之由来 鰯おば上臘がたのことばに、むらさき(○○○○)ともてはやさるゝ、むらさきの色はあゆにはましたといふえんとや、されば下主らしきいわしも、其人のすきなれば、鮎の魚にもまさるよのふ、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|湯漬
[p.0384] [p.0385] 醒睡笑 二 一大名のもとへ客あり、振舞に湯漬出たり、其席へ又客あり、それにて膳おすえたり、又客来あり、膳お出せとあれども、つひに出かぬる時、物まかなふ者および出し、何とて手間おいらぬ事のおそきや、湯お得わかさぬかと、ばおぬかるゝ時、手おつかねて、湯は御ざるが、つけが御座な ...
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飲食部十六|漬物|奈良漬
[p.1032] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 瓜の糟づけお、奈良づけといふ事は、かすがのあればよいといふえんなり、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|糝粉
[p.0583] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 餅のちとあかきやうなるお、しんかうといふ事、あかき小豆おうへにきする、あかつきといふえんにていふとなり、 ...
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飲食部六|粥〈餗[併入]〉|餗増水
[p.0476] 醒睡笑 二吝太郎 一われは増水のきらひなりとつねにいふ者あり、晩かた増水なかばへきたる、ちと申さんずれど、おきらひなるまゝ是非なしとあれば、何とこのぞうすいに胡椒はいらぬか、いやいらぬ、それならばちとたべふと、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|名称
[p.0544] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 餅おかちんとは、かちんのてぬぐひにてかみおつゝみゆふたる女房の、いつも禁裏へ、もちおうりに参りつけたり、もちうりとあれば、ことばのさまいやし、いつものかちんがまいりたるなど沙汰あればよろし、 ...
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飲食部十|酒上|諸白 片白
[p.0688] 醒睡笑 五上戸 山中山城方へ紹巴のおとづれられし時、振舞有りて、ひたもの諸白(○○)おしいて、前に見えつる天目にてと有りける時、なら酒や此天目に二つ三つのめと仰せあらばとにもかくにも、 ...
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飲食部十一|酒下|禁飲酒
[p.0785] [p.0786] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 痩法師の酢ごのみとは、やせの寺は昔より禁酒にて酒おいれず、僧の中に酒おこのみ、えこらえぬあり、常に土工李おもちて行かよふ、若人とふ事あれば、すにて候といふ、日お経ずかよひしげし、又とふ時も同返事なるまゝ、諺にいひならはし、やせの法師はすごのみや、 ...
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飲食部十四|乾肉〈塩肉併入〉|鰹節
[p.0930] 醒睡笑 七廃忘 或僧新しき小刀の大なるおもちて、鰹おけづり居ける所へ、知音の人おもひよらず来れり、あまりにとりみだし、小刀お鰹と思ひ、いそぎかくし、鰹お小刀と思ひ、さし出し、此比関の小刀おもとめた、御覧ぜよとぞ申ける、 ...
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飲食部十六|漬物|雑載
[p.1060] 醒睡笑 六児の噂 一児の膳にかうのもの(○○○○○)のあるお、脇に居たる僧とりて食ふ、児我が秘蔵に思うて置いたるおと雲はるゝ時、彼坊主一つは御膳に候と存ずれば、何とやなつかしさに、又はつねのよりもよくなるが、面白きにと申したり、児腹お立て、なるが面白くば鉄炮おくはれよと、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|飯麦
[p.0396] [p.0397] 醒睡笑 一吝太郎 一客来〈る〉に亭主出て、飯はあれども麦飯ぢやほどに、いやであらふずといふ、我は生得麦飯がすきぢや、麦飯ならば三里も行てくはふといふ、さらばとてふるまひけり、又有時件の人来り、そちは麦飯がすきぢや程に、米のめしはあれども出さぬといふに、いや米の食(めし)なら ...
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飲食部十五|豆腐|田楽
[p.0993] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 豆腐お串にさして焙るお、など田楽とはいふ、されば田楽のすがた、下には白袴おき、其上に色ある物おうちかけ、鷺足にのりおどるすがた、豆腐の白に味噌おぬりたてたるは、おのまふていに似たるゆえ、田楽といふにや、夢庵の歌に、 たかあしおふみそこなへるめんぼくおはひに ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|飯湯
[p.0423] 醒睡笑 五人はそだち 一飯後の湯出たるに、風味ことにかうばしく大にすぐるゝなどほめけるお、女房聞つけ、うれしげに、のうれんのひまよりかほさし出し、お湯のかうばしきもことはり也、たき物おくべた程にと、座にいたるみな〳〵も、耳にしみてぞかんじける、中に一人うらやみ帰り妻にかたれば、それ ...
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飲食部十四|  塩筋子|魚醤 鱁鮧
[p.0942] 醒睡笑 七廃忘 京辺士にてある東堂の細工に、蟹びしほ(○○○○)おするとて、塩一二升お用意し、ふりかけ居らるヽ処へ、ふと檀那来れり、さてもよくぞおはしましたる、内に人のはぐらみのいろお見せ参らせたやとこそおもひ候つれ、其故は愚僧がしんせつのだんな、尼け崎に有り、某つかふ程はしほおつヾけて ...
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飲食部一|飲食総載|昼食
[p.0019] 醒睡笑 六 一延暦寺にて、下法師山へ行く時、児にいふ、昼の飯(○○○)おば棚に置きたり、九つなりてあらばまいれと教へぬ、彼下僧案の外、常より早く昼以前にしまひてかへり見れば、児の飯なし、是は不審やと問ふ、とく早くふたと、返事せらるゝ、いまだ九つはならず、いかでかと申せば、いやけさ五つ、 ...
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飲食部九|菓子|饅頭
[p.0631] 醒睡笑 七舞 饅頭お菓子に出してあれば、これは小豆ばかり入れて位高し、我等ごとき者のたまはるは、ありがたきとていたゞく、又砂糖饅頭は近来の出来物(○○○○○○○○○○○)、なにの系図もなし、よのつねの者はうまさのまゝ、奔走に思ふといひてくすみたり、其方はなにとしてそのわかちおば立てられたるぞ、 ...
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人部三|親戚下乳母 併入|長子/長女
[p.0200] 醒睡笑 七/思の色お外にいふ 総領(○○)の二十にもあまれど、終によめおむかふる噂もなきあり、 ...
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器用部二|飲食具二|楪子/豆子
[p.0079] 醒睡笑 八 平家 一橋のゆきげたお、さら〳〵〳〵と走りわたるお、やゝもすればわするゝ、そちは鈍なり、膳にすはる皿にておぼえよといはれ、ある時又橋のゆきげたお、ちやつ(○○○)〳〵〳〵とはしりわたるとかたりことば、 ...
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器用部一|飲食具一|以用法為名
[p.0029] 醒睡笑 五 婲 一朝食のうへに、初献にはかさにてとおし、二返には中の椀、三返には汁のわんにてもらせけり、四返めには、はなやかに飯のわんにてつがせんと、たくみすまひて、銚子お先に出し、跡よりていしゆ出て、時宜おいはんとおもふ間に、とくはや飯のわんにて、こぼるゝばかりうけたれば、亭主い ...
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地部三十九|橋下|四条橋
[p.0205] 醒睡笑 一貴人之行跡 信長公にたいし、公方〈◯足利義昭〉御謀叛 の時節、〈◯中略〉上京に火かヽると見て、二条に候ひし者の妻、まづ我子おさへつれてのけばすむと思ひ、三つ四つなる子おせなかにおひ、はしりふためき、四条の橋のもとまでにげきたり、あまりくるしヽ、ちと子おおろしてやすまんとおも ...
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人部六|身体三|五臓六腑
[p.0486] [p.0487] 醒睡笑 二/躻 腑のぬけたる仁に、えびおふるまひけるが、赤お見てこれはむまれつきか、又朱にてぬりたつものかととふ、生得は色があおけれど、かまにていりて、あかふなるといふおがてんしいけり、ある侍の馬にのりたる先一二間半柄の朱鑓、二十本ばかりもちたる中間どものはしるおみ、てうつ ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夜
[p.0090] 醒睡笑 四 日のいりて後お夜といふは、いかさま子細あらんやとおもひ、我が折角思案して、いとしあてたはとかたる、なにと工夫したぞ、たとへば、朝になれば、とくからおきて山にゆく者もあり、海にうかぶもあり、市にたつもあり、奉公に出仕するあり、日のくるれば、いづれもみな我宿々に、かへりよる ...
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人部一|人総載|童
[p.0078] 醒睡笑 一/謂被謂物之由来 わらんべ(○○○○)は風の子と、しるしらず世にいふは何事ぞ、ふうふのあひだのなればなり、 ...
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動物部七|獣七|虎
[p.0450] 嬉遊笑覧 八/方術 醒睡笑鈍なるものゝ条に、人くらひ犬も虎といふ字お手の内に書てみすれば、くらはぬと教られ、後に犬お見て、虎といふ字お書すまし、手おひろげてみせけるが、何の詮もなくほかとくふたり、悲しく思ひ、ある僧にかたりければ推したり、其犬は一円文盲にあつたものよといへり、この呪 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|人事
[p.0907] 醒睡笑 二/謂被謂物之由来 いそがばまはれ(○○○○○○○)といふ事は、物毎にあるべき遠慮なり、宗長のよめる、武士のやばせの舟は早くともいそがばまはれ瀬多の長橋、〈○下略〉 ...
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器用部六|容飾具一|磨鏡
[p.0370] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 一いづれもおなじ事なるお、つねにたくおば風呂といひ、たてあけの戸なきお、柘榴風呂とはなんぞいふや、かゞみいる、いるとのこゝろ也、 ...
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器用部十|澡浴具一|澡豆/名称
[p.0539] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 一なべて上臈がたには、さくぢ(○○○)といふお、禁中にはまちかねとかやもてあつかひ給ふ事、こぬかといふ言葉のえんにや、 ...
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器用部十|澡浴具一|小糠
[p.0543] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 一なべて上臈がたには、さくぢ(○○○)といふお、禁中にはまちかね(○○○○)とかやもてあつかひ給ふ事、こぬか(○○○)といふ言葉のえんにや、 ○按ずるに、本書は、元和年間に成りしものなり、当時小糠おさくぢとも雲ひしお見るべし、 ...
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遊戯部八|茶湯二|茶品
[p.0539] 醒睡笑 八 茶の湯 古田織部正に数寄あり、こい茶たちて出けるに、客のいふ、此茶士は誰やらんととふ、上林春松が雲切なるよし返答あれば、かの客、今朝の御茶別して忝かな、春宵一ふく直千金とあり、 ...
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人部二十|倹約〈吝嗇 併入〉|吝嗇
[p.0086] 醒睡笑 二/吝太郎 すぐれてしはき者の、たま〳〵得たる客あり、何おがなとおもひても、在郷の風情なれば、心計やなどゝいふ処へ、豆腐は〳〵と売りに来れり、亭主豆腐お買はん、さりながら小豆の豆腐か、いやいつもの大豆ので候と、それならば買ふまい、めづらしふあるまいほどにと、 ...
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動物部九|鳥二|鴫事蹟
[p.0625] 醒睡笑 八 頓作 大坂にて鳥屋町お逸興なる男、鴫といふ鳥かはう〳〵といふてありく、珍らしき買てやとおもひよびよせ、雲雀お、これこそ鴫なりとて売りぬ、山家に帰り見すれば、なか〳〵鴫にはあらず、うつけたりと叱られ、又はる〴〵大坂にもちゆきもどさんといふ時、鳥売、それは物お知らぬ人の申す ...
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飲食部九|菓子|子木菓
[p.0597] 醒睡笑 二吝太郎 濃州の岐阜に不動院とて真言宗の老僧あり、正月の菓子に、国の名物なる枝柿三つすえて出し、其分にて毎年時宜調ぬるお、おどけ者よく見知て、あまりにしはきはたらきおよく見、例の菓子出ける時、あら珍しや賞玩申さんと、一つならず二つ迄くひけり、院主は苦々敷事におもはれ、あのて ...
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歳時部一|歳時総載上|時|昼
[p.0084] 醒睡笑 四 日のあるあひだお昼といひ、日のいりて後お夜といふは、いかさま子細あらんやとおもひ、我が折角思案して、いとしあてたはとかたる、なにと工夫したぞ、〈◯中略〉日ひんがしにかがやけば、そめやはそめてかけ、ぬる者はぬりてほし、きたなき物おもあらひてほすに、いづれものこらずひるほど ...
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動物部十六|魚上|鮎雑載
[p.1330] 醒睡笑 四 曾而那以合点 山より里に出る者、二人つれだち、ある河の橋おわたるとて、水底おありく魚お見、一人がいふ、あれは口わき白し鮎なりと、つれのいふ、鮎ではない、鮎ならば飯がつきてあらむものお、あれは鯖であらふず、先に鮎といひつる者、いや〳〵鯖ならばおはれておらうが、一つありくほ ...
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動物部十六|魚上|鰻
[p.1364] 醒睡笑 三 自堕落 学跡おものぞきける程の沙門、鰻お板折敷の裏に置き、ながたなにてきる処へ、おもひもよらぬだんな参りたり、少しも色おたがへず、世界みな不思議お以て建立す、さればれい山の芋が鰻になると人のいふてあれど、さだめて虚説ならんと疑ひしが、これ御覧ぜよ、山のいもお汁にしてくは ...
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人部七|身体四|髭鬚
[p.0607] 醒睡笑 二/貴人之行跡 大名の世にすぐれて、物見なる鬚おもちたまへるあり、あまりにひげおまんじ、来るほどの者に、我がひげおばなにといふぞと問ひたまふ、たヾ世上に殿様のおひげお見るものごとに、から物と申さぬ者は御座ないと申しあへり、大名うちえませたまひ、げに誰もさいふよと、ひげおなで ...
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人部十七|智〈賢 愚 併入〉|愚
[p.1286] 醒睡笑 二 躻(うつけ) 腑のぬけたる仁(○○○○○○○)にえびおふるまいけるが、赤お見てこれはうまれつきか、又朱にてぬりたる物かと問ふ、生得はいうがあおけれど、かまにていりてあかふなるといふお、合点しいけり、ある侍の馬にのりたる先へ、二間まなか柄の朱鑓二十本計もちたる中間どものはしるお見、手 ...
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器用部三十|駕籠|六尺
[p.1036] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 京にて乗物おかき、あるひは庭にてはたらくおとこお、六尺とはなどいふならん、さる事候、屋敷につき、家につき、たゝみに付、一切竪横間おさだむるに、田舎のは一間お六尺にとる法なり、都のは間尺お六尺三寸にとつて、一間とする法なり、されば亭主おば、都六尺三寸の間に ...
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遊戯部十|茶湯具上|葉茶壺
[p.0702] 醒睡笑 八 茶之湯 慈照院殿〈○足利義政〉愛に思召るゝ壺あり、名おなにとかなづけんと御工夫ある、ころは完正弐年八月廿日、たれかある、今日は廿日かとお尋あれば、女房達聞もあへず、中々けふ初雁おきゝまいらせたと申上られたり、あらおもしろの返事やとて、能阿弥にむかはせたまひ、 誰もきけ名づ ...
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動物部十一|鳥四|杜鵑事蹟
[p.0870] 醒睡笑 二 貴人之行跡 河内の国に交野といふ所あり、かた野の御狩とかけるこれなり、彼領主に大塚彦兵衛とかやいふて、あたりまで崇敬の人ありき、宗祗と入魂他にことなり、卯月のはじめつかた、祗公たちより給ひ休息のほどありし、いろ〳〵風流の物語に時うつりて、なにと祗公はいまだ郭公のはつ音お ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|賀儀用餅
[p.0569] 醒睡笑 三不文字 元日に羹おいはふ処へ、数ならぬ者礼に来る、亭主膳お出せといふに、そのまゝすへたり、亭主うれしげに、積善の余慶じやなど感ずるお聞き、さてはかやうに下には芋大根お盛り、中に餅、上に豆腐くゝたちお盛るおば、積善のよけいといふ事よと覚えて立ち、件の者、又ある方へ行く膳出た ...
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器用部二|飲食具二|合子雑載
[p.0077] 醒睡笑 五 人はそだち 一大和の傍に十市とて大名ありしが、世におちぶれ、吉野のにしつこうにおはせし時、あたりの者共おふるまはんと触らるゝやう、此いく〳〵かに、誰々女中どもに、わたり候へとなり、山がつの寄あひ、女中(○○)とは御器(○○)の事なるべし、牢人にてましませば、椀などもあるまじ、て ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭用法
[p.0646] [p.0647] 醒睡笑 六 児の噂一比叡山北谷持法坊に児あまたあり、冬の夜豆腐一二丁お求め、田楽にする、老僧いひ出されけるは、おの〳〵しうくおいふてくふべしと、大児やがてわれは仏のつふりと申さん、三くしとりてのく、又ひとりは八日の仏とてやくしとりたり、後に小児屏風のあけより出るお見れば、 ...
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動物部十二|鳥五|鵄
[p.0955] 醒睡笑 四 いやな批評 鳶は木にとまりいて、蘆辺にすむ鷺にむかひ、そちほど色白くいつくしき姿は無し、如何にもものいひがそさうにて、いやしいわといふ、鷺腹お立てゝ、そちは鳥の中にても、四十八鷹の内に入て、空おたちまふ風情のよさ、そしらんやうもなきが、物こしのくどさ、ながさきかれぬ、我 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|剣じ物
[p.0950] [p.0951] 嬉遊笑覧 三/詩歌 又判じ物といふも即謎ながら、其内書画などにて、暁らせたるおいふ、浄瑠璃十二段〈枕もんだう〉野中の清水のたとへとは、ひとり心おすますとや、つゝいの水の心とは、やるせもなきとの仰かや、尺なし帯のたとへとは、結びかねたとの給ふかや、きのふはけふの物語に、御茶お ...
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器用部十一|澡浴具二|盥種類
[p.0604] 醒睡笑 五 人はそだち 山中に殿あり、国中にてさもとらしき武家より嫁およぶに、おつぼねの中いのおはした、とのなどあり〳〵と供し、祝言事すめり、二日三日たてども、終に行水とも風呂とも沙汰せず、ものまかなへる形部左衛門といふおよび出し、つぼねちとお洗足(○○○)おお出しあれと申されしかば、形 ...
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飲食部三|料理中|煮染
[p.0214] 四条流庖丁書 一江州の鮒お献立に丸にと書たらば、魚の尾さきおもおすべからず、少も刀寄たらば、丸にとは不可雲、 ...
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器用部八|容飾具三|笄用法
[p.0428] 〈浪花雑誌〉街乃噂 二 鶴人、〈○中略〉先第一江戸で見かけぬことは、大阪の女は、女郎でも素人でも、笄おさす穴お張紙でこしらへて、髪のうちへいれておいて、其中へ指こみやす、 ...
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地部十一|武蔵国上|宿駅
[p.0804] [p.0805] 享保集成糸綸録 二十二 延宝九酉年三月 東海道宿々二割増之覚 一江戸より品川(○○)江二里 百四文(本駄賃) 六拾四文(から尻賃) 四拾八文(人足賃) 中山道宿々二割増之覚 一江戸より板橋(○○)江二里半 百七文(本駄賃) 六拾七文(から尻賃) 五拾弐文(人足賃) 日光海道宿々二割増之覚 一江戸より千住 ...
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地部四十二|関|関吏
[p.0666] [p.0667] 柳営秘鑑 四 諸国関所支配并御条目一相州 〈箱根 根府川〉 〈足柄上方道熱海道〉 大久保出羽守(小田原城主) 一上州 〈碓氷 横川〉 〈北国越後信濃等江之道筋〉 内藤山城守(安中城主) 一上州 川脵 〈上野下野館林足利佐野江之道筋〉 阿部豊後守(忍城主) 一上州 〈五料 大渡 関政〉 上州道 酒井 ...
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人部二十四|誓約|湯起請
[p.0337] 建武式目追加 一江州田上杣庄与国牧庄山堺相論湯起請文事、両方載号根本堺牓示之名計、可被書之歟、 永享十一年五月廿日 右衛門尉貞政〈○以下人名略〉 ...
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植物部二十四|草十三|瓜利用
[p.0618] 殿中申次記 従永正十三丙子至同十七庚辰歳記録事、六月二日一初瓜(禁裏様へ参/此三け所(覆盆子梅漬初瓜)式日不定) 一籠 佐々木中務少輔入道十八日一江瓜 一籠〈例年進上之〉 佐々木近江守一阿古陀(あこだ) 五籠〈例年進上之〉 八幡田中一五色 二籠〈例年進上之〉 遍照心院七月朔日一瓜 十籠 佐々木近 ...
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地部三十八|橋上|造橋用度
[p.0171] [p.0172] 本所深川御用留 深川之内町入用に而懸渡(○○○○○○○)候所橋一田中橋(富田町) 〈長六間半 巾〉 一豊島橋(堀川町) 〈長八間 巾〉 一坂田橋(伊沢町) 〈長六間弐尺 巾〉 一江川橋(蛤町) 〈長四間五尺、 巾〉 一黒江橋(黒江町) 〈長六間 巾〉 一橋(蛤町) 〈長七間壱尺 巾〉 一橋(永代寺門前山本町) 〈 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0171_818.html - [similar]
姓名部五|譜牒〈家格 〓〉|系譜偽作
[p.0414] 貞丈雑記 十六/書籍 一江源武鑑、又大系図(○○○)、又和論語、鎌倉実記、義経勲功記等の類皆偽書也、故実の考に用べからず、 ...
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地部三十五|蝦夷〈樺太州併入〉|領/会所/運上屋
[p.1313] 東夷窃々夜話 十七 江友場所(○○○○)大概書上 一江友会所壱け所〈◯註略〉 一諸蘭番屋壱け所〈◯中略〉 一蝦夷家二拾五軒 一蝦夷男女百十六人、内〈男六十三人 女五十三人〉 右之通御座候、以上、 文化三寅年六月 ...
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器用部二十五|舟上|以積載物為名
[p.0686] 享保集成糸綸錄 四十二 完文六午年正月 一江戸中土取舟砂取舟に、自今已後、小屋掛仕間鋪候、来二月朔日より御改被成候間、若左様之舟有之ば、舟は御公儀へ御取上げ被成、舟主は曲事に被仰付候間、左様相心得可申事、 正月 ...
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方技部十|医術一|私人施薬
[p.0674] 享保集成糸綸録 三十九 享保十三申年十二月 〈元誓願寺前小柳町〉木村春徳 一江戸町中末々に至迄、当十二月より、来酉十二月迄、春徳宅に而、 病人投薬( ○○○○) 致候、重病に而難参者方〈江〉は、春徳罷越、様子見可申候間、右之段町中〈江〉可申聞候、 十二月 ...
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地部十二|附江戸|人口
[p.0989] [p.0990] 半日閑話 七 一江戸総町数 并 男女数之覚 一享保二十年乙卯四月改江戸中人別 一町数千六百七拾弐町 一表通り家持拾弐万八千五人 一人数五拾弐万五千七百人内〈男三拾壱万六千七百人女弐拾万九千人〉 外 弐万六千五人出家 三千七拾五人山伏 九百人神主 八千九百六拾人新吉原内〈男五千八〉〈百 ...
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飲食部十一|酒下|産地 名酒
[p.0745] 渡辺幸庵対話 一江川酒(○○○)の事、文字如此にては無之候、豆州之内大川(○○○○○○)と申処有之候、則大之宇お書てえと読申候、鎮守は大川大明神也、此処にあり、水にて造り出申酒にて、昔江川酒と名付申事、小川おえ川と読申候、江川には鱒鮭無之物に候故、ます酒なきと称美の詞にて、え川酒と申候、処の名 ...
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