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人部十二|諺〈謎〓〉|人事
[p.0902] [p.0903] 閑窻瑣談 一 俚俗の異説俗諺に、ないもの喰はうが人の癖(○○○○○○○○○○○○)といふことあり、実に人情は得がたきお尊み、常に有つて大益有るものお軽んじ賤めて信せず、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|人事
[p.0901] [p.0902] 閑窻瑣談 一 俚俗の異説 古くより俚俗の諺に木乃伊取が木乃になる(○○○○○○○○○○)といふたとへお、つね〴〵にいひ伝ふ、其の起源お奈何にと尋ぬれば、木乃伊の出つる国は、赤道の下にあたる国にて、極熱の地方なり、其の所にいと広々たる砂地あり、其辺お往来する人は、土にてこしらへたる車に乗 ...
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植物部七|木六|橙
[p.0424] 閑窻瑣談 四 春盤(くひつみ)〈◯中略〉 橙は気味酸く寒毒なし、腸胃の悪き気お去り、食お消し、胸の煩悶おなおし、宿酒に用ひて忽ちに醒す、 ...
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植物部七|木六|ゆづり葉
[p.0456] 閑窻瑣談 四 春盤〈◯中略〉 杠葉(ゆづりは)は腹中のこなれあしく支(つかふ)るによし、酒の熱お醒して胸中の苦しきお治す、〈この外薬にあはして、いろ〳〵に用ゆ、〉 ...
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器用部二十五|舟上|以製作為名
[p.0619] 閑窻瑣談 四 丸木船 房州安房郡山刀村に、船越大明神と雲社あり、〈○中略〉神前にさゝげたる古代の丸木船二艘あり、長さ一丈六尺、〓の間五尺余にて、木色は薄紫なるが、何といふ木なりや知者なし、唐木にて造りし船なりとのみ雲伝ふ、 ...
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植物部三|木二|榧
[p.0134] [p.0135] 閑窻瑣談 四 春盤(くひつみ)〈◯中略〉 榧は気味甘くして毒なし、常に食すれば五痔お治し虫お去り、寸白お治し筋骨お強くして、栄衛の行よく眼お明にして身お軽くし、陽根お強くす、又榧の油は本草に記さねば、唐山人は知らざるか、かすはるといふ、紅毛人日本へ渡りし時、日本の榧の油お看て ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|性癖
[p.0784] 類聚名物考 人事一 潔癖 きれいずき 潔病 浄病 好潔 世に奇麗好といふくせ有り、又不潔癖(○○○)も是に同じ、これ多くは天資によるといへども、〓積もちの癲狂にちかき人に有るやまひなり、故に潔病とも雲ふ、または愚痴にして、物に疑ひ深きよりもおこることなり、または浄病とも雲ふ、但故人先達名ある ...
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地部四十三|山上|岡
[p.0701] 伊呂波字類抄 遠地儀 岳〈おか正作岳〉 壟 丘〈古文作丘、或説俗呼小山曰丘、丘訓未詳、〉 岳 岡〈俗作岡、亦作〓、〉 阜〈陵阜曰阜、又無古曰阜、〉 墟〈大丘也〉 陵〈已上同〉 巒〈小山而鋭也、おか〉 ...
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姓名都九|名中|幼名
[p.0693] 広益俗説弁 後編四 幼児に賤名おつくる説 俗間に、幼児のよくそだつまじなひとて、犬牛猪などの字およぶことなり、 今按るに、日本にかぎらず、異邦にもこれあり、司馬相如、小名犬子、揚雄子、小名童鳥、其余袁虎、桓豹、白象、狗児〈見于小名録〉仙鵝、〈児于侍児小名録〉などのたぐひなり、 ...
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称量部一|度|竹量
[p.0012] [p.0012] 俗説贅弁 下 たかばかりの説俗間の書に、たかばかりとは、竹に作れる曲尺也とあり、今按ずるに非也、たかばかりとは、人の長にて定る寸尺なり、是上古の法なり、神代巻に八尋殿とあり、これたかばかり也、内外宮内裏の間架お定むる、皆俗間の曲尺にて極めたるものにあらず、みなたかばかりよ ...
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植物部二十三|草十二|莨蓎
[p.0542] 北窻瑣談 前篇四 肥後の国の山中に、方言どうたう(○○○○)といふ草あり、烟草の葉に似たり、甚毒草にて、是お喰へば発狂して、三日計はさめずといふ、どうたうとは、莨菪(らうとう/○○)の事なるにや、 ...
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方技部十一|医術二|名人
[p.0771] 閑窻瑣談 三 名医徳本の奇事 世に名高き甲斐の徳本は、和漢古今に珍しき恬澹の人なり〈○中略〉、大永享禄年間は、甲斐の州に遊び、医道お以て、武田信虎の家に為客、仰徳本翁の医術は即功お専とし、其療治いさヽか烈しきに似たり、然ば病に依て、峻剤、毒薬、機宜不誤、功擊眠眩、不避世義〈○註略〉、 ...
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方技部八|観相〈地相 墓相 家相 剣相 夢占 字占 墨色 判占 併入〉|雑載
[p.0588] 閑窻瑣談 一 第一 金神家相の論近世、家宅の相お撰事行れて、万家多くは此所為に泥、其道に通達せる徒に付て、一向に居家の安全お秤、然ば貴賤と雅俗お不論、宅相の吉凶に依て、身上に祥と不祥お現然に得ると雲徒不少、於是方位家相お卜するの徒、禍福当祟お囂く雲募、八方金神の祟、本命的殺の論嘈々 ...
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器用部一|飲食具一|以用法為名
[p.0035] 北窻瑣談 二 一我友源子和が家に、常に用ゆる茶碗あり、管お吹て双調にいたれば、茶碗(○○)おのづから鳴る、子和が父長昌、此茶碗お双調(○○)々々と呼し、 ...
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地部十七|飛騨国|風俗
[p.1339] [p.1340] 閑窻瑣談 下編乾 飛騨国大牧村の籠渡し 彼阿部友の進の採薬記に記されしお見れば、其地の人物さへ眼前に見るごとく、最も便なき所ぞかし、飛騨国田畑村といふ所の外は少き深山なり、雪深く六七月迄も村々に雪あり、極暑の節も朝夕は綿入お著す、甚しき寒国なり、稲お植て実の悪しき故、田に稗 ...
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方技部十七|疾病三|流行例
[p.1330] [p.1331] 閑窻瑣談 下 天行病 何物語とやらいふ書〈正徳享保年間の実録にて、其時にしるせし写本なり、〉に、正徳六年の夏熱お煩ふ病人多く、一け月の中に、江武の町々にて死する者八万余人に及び、棺おこしらゆる家にても間に合ず、酒の空樽お求めて亡骸お寺院へ葬るに、墓地に埋むる所なければ、宗体 ...
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天部二|星〈天河併入〉|北辰星
[p.0092] 北窻瑣談 三 一駿河国府中七間町挽物屋長左衛門は、天文の心得も有る人にて、北極星お測り見るに、府中の人、町にて測ると、富士山の八合目にて測るとは、凡三度半お差となり、富士山にては三十九度に及べりと語りけると、如意道人物語りき、 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|名手
[p.0093] 北窻瑣談 後編四 一道策本因坊は、近世囲碁の名人と雲、察元、亦其頃の妙手にして、道策と碁お囲むに、勝負たがいにして、其優劣お見る事なし、但碁盤お四面寄並べて一面として囲む時は、察元遥に劣りて一番も勝事能はず、是盤面広くなれは、察元が眼力行届きて見る事能はざる故なり、是人才の庶人たる ...
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植物部二十三|草十二|烟草伝来
[p.0547] 北窻瑣談 前篇二 一後世などはだん〳〵諸国の通路ひらけ、産物器物等迄も多くなれり、或人の話に、煙草は慶長十年、南蛮国より種お渡せり、漢土へ渡れるも大抵同じ頃とぞ、始の程は火災のおそれありとて、官よりも禁ぜられしかど、其禁終に破れて、今にては飲食につぐものとなれり、漢土も始は禁ぜしに ...
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人部七|身体四|額上生角
[p.0613] [p.0614] 三養雑記 三 人角 文化庚午の棄品会に人角いでたり、そは薩摩なる伊作地士、黒川某の額に(○○)、一角お生(○○○○)じたり、年八十七歳、元禄三年庚午夏五月十四日終としるしありしお、人みなめづらしきことにいひあへり、案ずるに人角は和漢ともに往々所見あり、そ、のためしなきにあらず、日本紀 ...
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植物部二|木一|松栽培
[p.0093] 松屋筆記 五十一 松お植る伝 松お植る時節は、寒国暖国の不同ありと雖ども、正月彼岸より二月中植れば、百に一失なし、大木の一尺より五尺に及ぶは、掘て鋸にて根お挽切り、たヾ命根(たちね)二三本お残して、切たる廻りによき土お入ておく、俗に是お鉢といふ、又根おまはしておくともいふ、かくして明 ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|性癖
[p.0784] 万葉集 三/雑歌 太宰帥大伴卿讃酒歌十三首〈○中略〉 賢跡(かしこしと)、物言従者(ものいふよりは)、酒飲而(さけのみて)、酔哭為師(えひなきするし)、益有良之(まさりたるらし)、 ...
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植物部六|木五|桜名木
[p.0308] 閑窓瑣談 三 母桜(○○) 紀州野中村に秀衡の母桜といふ名木あり、奥州の旅客は何れも此桜お尋来るといふ、其由来は委しく知れず、高さ八九間の木なり、 ...
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帝王部十七|山陵上|兆域
[p.1019] 北窓瑣談 中 泉州堺の東、六七町ばかりに、仁徳天王の陵あり、俗に大仙陵といふ、はなはだ大にして南北に長し、その長三四五町ばかりもあり、囘迫に池あり、みさヽきは北の方高く、南の方ひくし、樹木おびたヾしく生茂げり、その大なること天造の岡山の如く、人作のやうにはみえず、今も樹木おきり下く ...
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歳時部二|歳時総載下|雑節|土用
[p.0141] 閑窓瑣談 一 第一 金神家相の論〈◯中略〉 或ひは土用に土お不動といふ、夫土用は、四季に土公の在方ありて、其土お動せば殃ひ有、拠なくば土公遊行の日お用ゆべしといふ、若水辺か河の堤の下に門お構し家ありて、洪水堤お崩さんとする時、土公お怖れ土お動かさず、門の破おも防がずに置るべきか、亦秋 ...
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植物部五|木四|莽草
[p.0252] 閑窓瑣談 四 櫁(しさみ)の功能 世の人櫁の枝葉は仏事にのみ用ゆるものにて、忌々しき様に、嫌ふて不吉の物とす、大ひなる心得たがへなるべし、櫁は昔歌にもよまれたり、万葉集に、曾根の好忠 愛宕山櫁が原は雪つもり花つむ人の跡だにもなし、櫁は愛宕の名木なり、亦櫁は、其香清浄にて、神仏に備へ、不 ...
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地部四十五|附原|信濃国/園原
[p.0954] 信濃地名考 中 曾乃原異説 世に名所集といふもの、俚俗の言お記し伝へたる多し、まことの園原は、伊奈郡小野川の奥なる曾の原村正説也、宗祇のいはゆる美濃信濃のくに堺にありとは是也、一説曾の原は小県郡そめやの上にありといふ、是おおい人に問へば、真田のおくにありて、昔は十(そ)の原なるお、今 ...
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人部十七|智〈賢 愚 併入〉|愚
[p.1286] 書言字考節用集 九/言辞 唖方(あはう/○○)〈俚俗罵愚鈍者雲爾〉 阿房(同)〈或用此字〉 ...
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歳時部十四|卯杖〈卯槌併入〉|卯槌
[p.0969] 書言字考節用集 七器財 卯槌(うづち)〈江次第糸所進卯槌、俚俗所謂大子御是矣、〉 ...
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地部三十|筑後国|風俗
[p.0982] 筑後志 一風俗 性寛舒質貞実、才慧敏智巧明成器有て、文武諸技に堪へ、工思有て能く物お摸す、華麗お好尚し、滋味に厚し、些の英気有て義理お好み邪妄お憎む、困勤お厭ひ、安逸お甘んず、凡そ州内の東塞〈俚俗上筑後と称す〉の郷民、淳素勁勇、古風お存す、西郷〈俚俗下筑後と称す〉の民心、痴嚚懶惰、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夕
[p.0089] 書言字考節用集 二時候 王莽時(おまがとき/○○○)〈俚俗、斥黄昏雲爾、〉 昏鐘鳴(こじみ/○○○)〈俚俗、謂黄昏時為昏鐘鳴、〉 ...
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地部四十七|河〈滝附〉|下総国/利根川
[p.1174] 書言字考節用集 一乾坤 利根川(と子がは)〈万葉作刀禰、上野利根郡、関左俚俗謂之坂東太郎(○○○○)〉 ...
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器用部五|飲食具五|煨舁
[p.0325] 書言字考節用集 七/器財 煨舁(おきかき) 十王(じふのう/○○)〈俚俗謂煨舁為十王、蓋其形似冥官像手故名、〉 ...
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植物部十四|草三|香蒲
[p.0943] 書言字考節用集 六/生植 蒲(がま)〈正曰香蒲〉蒲黄(かつみ/がまのはな)〈蒲花也、本草形如武士棒杵、故俚俗謂之蒲槌、又雲蒲萼花雲々、〉蒲花(同)〈同上〉 ...
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植物部二十五|草十四|釣藤
[p.0681] 採薬使記 下/紀州 重康曰、紀州熊野山中に釣藤あり、其葉形ち桜の葉の如くにして長く広し、蔓生す、刺ありて鉤の形の如し、光生按ずるに、此物所々にあり、豊州中津に出るお上品とす、芸州広島の産は次なり、俚俗藤つりばりと雲ふ、 ...
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飲食部十五|蒲鉾|名称
[p.0977] 倭訓栞 前編六加 かまぼこ 蒲の花おいふは、蒲鉾の義也、本草にも花抱梗端、如武士捧杵、故俚俗謂之蒲槌と見へたり、魚糕おいふは、形色の蒲鉾に似たる也、近世の製にして、西土の書にも見へず、大双紙になまず本なりといへり、今多くはもお用う、本式は魚肉お鎗とし、竹串に貫き炙る物也といへり、 ...
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地部三十二|肥後国|阿蘇郡
[p.1120] 肥後国志 十五 阿蘇郡 高六万六千二石四斗三升五合五勺三才、但軍役高五万四千六百廿八石三斗二升、村数五百三十七け所、此内今郷村八十四枝郷四十一け所、其外は不載郷帳村名と雲り、此郡に古来郷庄の名有る歟、未考之、俚俗今南郷小国郷と二郷お称す、上古阿蘇国と称して、火の国とは別国也、旧事本 ...
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植物部二十二|草十一|鹹草
[p.0433] 重修本草綱目啓蒙 二十二/味 鹹草 はちじやうさう(○○○○○○○)〈大和本草〉 あしたば(○○○○) とうだいにんじん(○○○○○○○○) いぬさいき(○○○○○) かいほうにんじん(○○○○○○○○)本八丈島より来る、今市中に多く伝へ栽ゆ、俚俗彼の島には痘瘡なしと雲、故に栽て厭勝とするなり、葉は独活の葉に似て大に厚して、光あ ...
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地部一|地総載|地誌
[p.0104] [p.0105] 常陸国風土記 常陸国司解申古老相伝旧聞事 問国郡旧事、古老答曰、古者自相模国足柄岳坂以東諸県、総称我姫(あづま)国、是当時不言常陸、唯称新治、筑波、茨城、那賀、久慈、多珂国、各遣造別令撿校、其後至難波長柄豊前大宮臨軒天皇〈◯孝徳〉之世、遣高向臣中臣幡織田連等、総領自坂巳東之国 ...
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器用部九|容飾具四|紅粉/名称
[p.0504] 伊呂波字類抄 部/雑物 赬粉〈へに、赬即赬字、釈名赬赤也、〉 赤点〈同、見世俗諺文、〉 ...
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天部二|雲|異雲
[p.0157] 権記 長保二年十二月十五日、或雲、月巳時許白雲宣東西山、二筋夾月、俗諺雲、歩障雲、又雲、不祥雲雲雲、大陰者、后之象也雲々、 ...
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地部八|遠江国|宿駅
[p.0571] 本朝俗諺志 一 一郡(くん)一村(むら) 遠州磐田郡見付宿(しゆく)は、高三千石余の場所也、これ一郡一村の所也、諸国に又ありといふお不聞、 ...
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方技部十八|疾病四|麻痺
[p.1445] 倭訓栞 前編十一志 しびり 〓也といへり、澀る義にや、 麻痺( ○○) おもいへり、しびり京へ上れといふ俗諺あり、笑府に、俗雲脚麻、脚麻上鼻頭、謂以柴芒占鼻端即止と見えたり、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|神仏
[p.0888] 百練抄 五/堀河 完治四年七月廿三日、賀茂上下社被奉不輸田六百余町、為御供田、近日称有夢想、供御膳、依神税不足也、又分置御厨於諸国、俗諺曰、将亡聴政於神(○○○○○○)、此謂也、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|動物
[p.0923] 松屋筆記 八十二 掩耳偸鈴 明高僧伝法忠伝に、仮使浄名杜口毘耶、釈迦掩室摩竭、大似掩耳偸鈴、未免天機漏洩雲々、俗諺に猿が耳お掩て笋お盗(○○○○○○○○○)といふにおなじ、 ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|悪
[p.0766] 倭訓栞 前編二十/爾 にくむ 惡字憎字などおよめり、俗諺に坊主が憎ければ、袈裟まで憎しといふは、六韜に、愛其人及其屋上烏、憎其人憎其除匹と見えたり、惡字去声、洪武正韻に仇怨也と注す、 ...
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地部十四|常陸国|名称
[p.1088] 倭訓栞 前編二十五比 ひたち 常陸およめり、ひたみちの略なり、風土記にも、道路不隔江海と見えたり、新古今集にも、東路のみちのはてなるひたち帯とよめり、衣手のひたちとつヾくる事は、万葉集に出たり、風土記に、国の俗諺に、筑波岳に黒雲掛る衣袖漬国と見えたり、されとひだどつヾけたるならんと ...
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器用部二十|灯火具上|提灯雑載
[p.0259] [p.0260] 瓦礫雑考 二 俗諺ちやうちんにつりがねといふ諺、〈○中略〉此諺はちやうちん出来てより後のことなれば、宗鑑法師が新撰犬筑波集に、片荷かるくて持やかねけん、釣がねおちやうちん売(○○○○○○)にことづけてとあるなどや、はじめて物に見えたるならむ、 ...
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植物部五|木四|樟/楠
[p.0257] [p.0258] 本朝俗諺志 三 大楠木 豆州熱海の鎮守、来宮大明神の神木は楠也、周り十一抱半あり、至極の老木にて、梢は朽て種々の寄生あり、幹は椌になりて、大きなる洞のごとし、人三十六人居並ぶと雲、めづらしき大樹なり、其外七八抱の楠数あり、 ...
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地部十五|近江国|風俗
[p.1221] 松屋筆記 九十六 近江どろばう伊勢こじき 俗諺に、近江どろばう、伊勢こじきといへり、〈〇中略〉関東にては盗人おどろばうといひ、放蕩者おどうらくものといへり、京辺にては放蕩者おどろばうといひて、盗人の事にはいはず、近江どろばう伊勢こじきは、上方人のいひ出し語歟、坂東人のいひ出たる歟、 ...
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地部十七|飛騨国|風俗
[p.1341] [p.1342] 本朝俗諺志 四 毛坊主(けぼうず) 飛州の山中に、毛坊主といふあり、農業木樵りて常の百姓並也、はるかの奥山にて出家などはなき所也、人死たる時、此毛坊主お頼み弔ふ也、代々譲りの袈裟おかけ、鉦うちならし、経念仏して、とぶらふ事也、俗人にて坊主の役おするゆへ名付たる也、此家は代々あ ...
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植物部四|木三|椋
[p.0218] 本朝俗諺志 一 与州笹山社 伊与土佐の界山上に、笹山権現の社あり、此神は火難お遁れしめんとの誓願なり、ふかく信ずれば火賊の難なし、むかし土佐の国の山下正木村と雲所の土民、蕨岡助之丞と雲もの、年久しき家にて、豊饒の百姓也、先祖助之丞、夢中に熊野権限影向まし〳〵、此山に跡お垂玉ひて、火 ...
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地部三十九|橋下|周防国/錦帯橋
[p.0347] 本朝俗諺志 一 錦帯橋 防州岩国の城下に錦帯橋といふあり、川幅凡百七十間、山川にして常は深からず、洪水の時は両岸に満る、橋は五橋にかけ、四箇所の橋台、石垣お菱のかたちに築き、その角お水上水下にあてヽ水お避、鉄石お以千切銯とし、何ほどの満水にも破るヽ事なし、岸の両端二橋は橋杭あり、中 ...
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飲食部四|料理下|雑載
[p.0340] 嬉遊笑覧 十上飲食 かひしき、くだものいそぎ、源氏物語あづまや、尼君のかたよりくだものまいれり、筥のふたに紅葉つたなどおりしきて、ゆえなからずとりまぜてしきたる紙に、ふつゝかに書たるもの、くまなき月にふとみゆれば、めとゞめ給ふほどに、くだものいそぎにぞ見えける、此は薫が弁の方よりの ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|夢誦
[p.0824] 閑窻自語 呪厭凶夢丑未札事 いま春日の御やしろ、廻廊みづがきのあたりに、丑ひつじと紙にかきて、多くおせり、これは奈良の人、夢見の心にさはるとき、かきておせば、わざはひおまぬかるゝまじなひと、いひつたへてする事なり、御験記などにもこのまじなひのふだお、絵にうつしてはべれば、ふるき事な ...
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人部十九|信|信例
[p.0013] 閑窻自語 堤前宰相栄長卿妾醜女語 堤故前宰相栄長卿わかゝりしとき、或ものゝむすめお恋ひわたりたるに、おやなりけるもの、かたくいらへてゆるさざりしお、年月おへてやう〳〵にこしらへ、とり入るべくなりしほどに、かの女疱瘡わづらひて、かたち大きにみにくゝなり、ことさら一眼しひ、かた〴〵はじ ...
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植物部十一|竹|〓竹
[p.0684] 閑窻自語 同帝〈◯桜町〉被為造竹台事寛政の内裏には、中殿のまへにかは竹くれたけ、かげおならべてたてられしにわたりぬ、 ...
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植物部十九|草八|牡丹観賞
[p.0174] 閑窻自語 本朝愛牡丹事わが国にぼたんお愛せしこと、保元以前よりはじまれるなり、〈◯中略〉霊元院法皇ことにめでおはしましけるよし、たしかにしるせり、 ...
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動物部十五|虫下|蠅虎
[p.1211] 閑窻自語 土御門故従二位泰邦卿かたられけるは、享保のはじめ、世に蠅とりぐもとかやいふ虫おもてあそぶ事あり、風流なるちいさき筒に入れて、蠅のいる所へとばせてとらしむ、一尺二尺など遠くとぶおもて最上とす、よくとぶ蜘は、あまだのこがねにかへて、あらそひもとめ、蜘合おして博奕に及ぶのあい ...
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動物部十一|鳥四|杜鵑事蹟
[p.0872] 閑窻自語 禁中無蜥易事〈付子規事〉 後桃園院仰せられけるは、〈○中略〉去年の夏、女御方の内へ渡御ありしに、子規の木にいしお間近く御覧ぜらるとそ、この鳥宮中に集まる事このましからず、ともにめづらしき事なり、 ...
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動物部二|獣二|驢馬
[p.0149] [p.0150] 閑窻自語 月鐘摩貢琉球驢馬(○○○○)於関東事〈付先年貢大完馬事〉 完政五年四月十九日、さつまの国より琉球のうさぎ馬お二匹関東に引かしむ、その時伏見おとほりけるお見し人のかたりしは、耳ながくしてかたちちいさく、やせたるものなりとぞ、〈○下略〉 ...
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動物部八|鳥一|雁事蹟
[p.0571] 閑窻自語 雁再活事 同じみかど〈○桃園〉の御時、一条前関白道香公、雁おたてまつらる、すなはち竜池にはなちおかる、この雁外より前関白もらひて、庖丁せんとて、まづ膳棚におくにぞ、せいしてとびあるきけるゆえに、めづらしきことなれば、たてまつるよし奏せられぬ、宝暦九十年のあひだのことなり、 ...
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方技部一|陰陽道上|符呪
[p.0074] 閑窻自語 一 霊元院疫癘和歌事享保八年、病はやりて、人民多くうせぬ、霊元院の御うたあり、 風ふかば本来雲のそらにふけ人にあたりて何の疫癘 此御製お、都鄙聞つたへて、かきしるし、守りとせしに、やめるものははやく治し、やまざるものは大かたのがれけるとぞ、 ...
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方技部十七|疾病三|感冒
[p.1353] 閑窻自語 霊元院 疫癘( ○○) 和歌事 享保八年病はやりて、人民多くうせぬ、霊元院の御うたあり、 風ふかば本来空のそらにふけ人にあたりてなんの疫癘 此御製お都鄙き、つたへて、かき志るし、まもりとせしに、やめるものははやく治し、やまざるものは大かたにのがれけりとぞ ...
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器用部八|容飾具三|簪沿革
[p.0430] [p.0431] 閑窻自語 二 世俗簪造始事或人かたられし、今の世、おうなのさすかんざしは、享保のはじめまではなかりけりとぞ、それよりかんがふるに、絵草紙などお見るにも、その頃まではかんざし髪掻のたぐひおすべてさゝず、しかればちか比の物なるべし、 ...
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天部三|雪|不時降雪
[p.0216] 閑窻自語 六月寒事 寛政五年六月二日、〈土用中〉北風ふきてひやヽかなる事、八九月のごとし、近来たえてきヽも及ばぬ事なり、三日ばかりにて風も吹きかはり、気候もなほりぬ、のちにきく、北国には雪ふりて、うすくもつもれり、越後には三寸ばかりありけりとなん、 ...
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地部三十九|橋下|宇治橋
[p.0230] 閑窻自語 下 宇治橋再造事 寛政五年五月、宇治ばし武家の沙汰として、もとの所につくりわたしぬ、供養の沙汰に及ばず、後宇多院の御宇、弘安九年、西大寺の恩円上人〈興正菩薩〉再興のはし、去宝暦六年九月、洪水に落ちける、その時うき島の十三重の塔もたふれ、橋姫のやしろもながれぬ、その後は平等 ...
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動物部二|獣二|馬渡来
[p.0111] 閑窻自語 月鐘摩貢琉球驢馬於関東事〈付先年貢大完馬事〉 安永十年〈○天明元年〉大国の汗血馬(○○○○○○)二匹お、関東へ異国より引かしめ、これもふしみおとほりしお聞きしに、たけ五尺あまりすぐれたる馬にて、まことに目おおどろかす、見物せし人のたてるうへに、馬の脊ありとなん、杜子美が詩に、胡馬 ...
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動物部三|獣三|猫雑載
[p.0212] 閑窻自語 当家猫霊神事〈付不入盲女於当家中〉 いつの比にや、猫の怪異とて、よろしからぬ事のみうちつゞきける、当家〈○柳原〉の青侍ふるきねこおころすといふによりて、曩祖あんずるに、〈後の安勢どの業光の卿か〉験者に仰せ合され、かの霊お当家守護神のやしろ地より、第二のうちに勧請せられ、猫 ...
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動物部七|獣七|怪獣
[p.0495] 閑窻自語 和泉海獣語 和泉にすみし人のかたりけるは、かいづかの辺りの海辺には、とき〴〵海坊主(○○○)とかやいへるものいそちかくよる事ありて、家ごとに子どもおいださず、もしあやまちていづれば、とりいひておそる事とそ、両三日ばかりして沖のかたにかへる、そのかたち人に似て、大きに総身くろく ...
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方技部八|観相〈地相 墓相 家相 剣相 夢占 字占 墨色 判占 併入〉|剣相
[p.0597] 閑窻自語 四 兵部卿邦頼親王相剣事兵部卿邦頼親王〈○伏見宮〉は、ことに剣おこのまれ、よく利鈍および銘の真偽おわかち、無名の剣のうちてお察せらる、又いまの世にはやる剣相(○○)おもならひ得てのべらるとぞ、広橋前大納言伊光卿も、ちか比両方ともこのみて見らるゝよし、吉凶なども、あたるよしきゝ ...
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植物部十七|草六|景天
[p.0087] 閑窻自語 みせばやといふ草名語故民部卿入道為村卿かたられしは、今世にみせばやといへるくさ〈鎮火の種〉おうえもてあそぶ、これはかの卿の父、大納言為久卿の和歌の門弟に、吉野山の法師にてあなるが、奥山にて見侍りしくさとて、和歌おそへて贈りし、そのうたの句に、君にみせばやとの詞あり、これ ...
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遊戯部五|物合|蜘合
[p.0266] 閑窻自語 弄蜘蛛語 土御門故二位泰邦卿かたられけるは、享保のはじめ、世に蠅とりぐもとかやいふ虫おもてあそぶ事あり、風流なるちいさき筒に入れて、蠅のいる所へとばせてとらしむ、一尺二尺など遠くとぶおもて最上とす、よくとぶ蜘は、あまたのこがねにかへてあらそひもとめ、蜘合おし、博奕に及ぶの ...
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方技部八|観相〈地相 墓相 家相 剣相 夢占 字占 墨色 判占 併入〉|剣相
[p.0596] 閑窻自語 四 剣相家相事ちかき比、剣相といふこと、世にはやり、人のもたる刀おみて、貴賤貧富吉凶などの事おいふ、またそのうち家相とて、家のつくりかたおみて、同じく吉凶おのぶ、大かたにいひあつることもあれども、さのみたしかならず、ふるき書に剣お相すとあるは、剣の利鈍おみることなり、いま ...
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人部一|人総載|美人/美男
[p.0029] 閑窻自語 右少将公風〈裏辻〉美丈夫事 裏築地少将公風は、やごとなくうるはしく、男女老幼によらず、めでまよひけり、参内の日などおはかりて、ちまたにいでヽまち見る人もありしとぞ、元文三年に、はたちにて四位にものぼらずうせぬ、これは恋ひしたる人々の執念つけるにやと、人いへりけるとなん、こ ...
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人部一|人総載|醜女
[p.0042] [p.0043] 閑窻自語 堤前宰相栄長卿妾醜女語 堤故前宰相栄長卿わかヽりしとき、或ものヽむすめお恋ひわたりけるに、おやなりけるもの、かたくいらへて、ゆるさヾりしお、年月おへてやう〳〵にこしらへ、とり入るべくなりしほどに、かの女庖瘡わづらひて、かたち大きにみにくヽなり、ことさら一眼しひ、 ...
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器用部十九|坐臥具四|蚊帳製作
[p.0205] 閑窻鎖談 一 九月蚊帳 俗事に九月蚊帳へは雁金お画き付るものなりとて、紙に書て蚊帳の隅に結び置事あり、何の故なるか知れず、物理小識に曰、夏月線染て蝙蝠おこしらへ蚊帳に付るは、清朝人が長崎に来りてなせしより始り、それお誤り伝へて雁金お付る様になりしと語る人ありしが、然もありなんか、蝙 ...
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植物部十九|草八|緒手巻
[p.0199] 閑窻自語 瑠璃おだまき草事松前よりちかき海中に、小島といふ所あり、その所におだまき草〈楼斗菜(○○○)〉といふくさの、るりの色にさけるあり、そのたねお安永中に、たかの入道中将隆朝臣のもとへ、松前守護のものヽふよりおくりしおうえて、近ごろ世に多くなれり、故主殿権助佐伯職朝臣の第に、蘭山と ...
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植物部二十七|菌|〓狩
[p.0838] [p.0839] 閑窻自語 詠〓狩於和歌事寛延二年九月月次和歌御会に、故殿〈◯柳原光綱〉秋山といふ事およみ給ひける、 あかず猶〓狩りくらしかへるさにこのみおひろふ秋の山ぶみ、桜町院〈于時上皇〉仰せられけるは、内々の和歌には、この後よみ入れてもくるしかるまじくとぞ、それよりこのかたたけがりのこ ...
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動物部八|鳥一|解烏語
[p.0530] [p.0531] 閑窻自語 通鳥語女語 前対馬守藤原祐良〈家人図書寮〉かたりけるは、万里小路前大納言尚房卿、としひさしくつかはれける女の、鳥のこえおよくきゝしるよし、かねて聞きおき侍りしに、ある日かの家にまいりて待ちいけるあいだに、からすのいとうなきければ、かの老女おくの方よりいできて、あ ...
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器用部八|容飾具三|簪製作
[p.0433] 閑窻自語 二 世俗簪造始事 ふるき人のものがたりおきくに、享保の比までは、女のこどもなどは、花すゝきなどのかたしたる白銀のかんざしおさしけり、しかるに御厨子所預故若狭守宗直わかゝりしより好事のものにて、みゝかきおその花の上につけてつくらし、め、かんざしみゝかき、通用たよりありと思ひ ...
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器用部八|容飾具三|簪製作
[p.0434] 歷世女装考 二 釵子に耳掻お作り添し肇 笄に耳かきのあるは、前にしるしたる如くいと古し、かんざしの耳掻は近し、〈○中略〉おのれ〈○岩瀬百樹〉文化十三年上京の時、加茂の季鷹大人に玄ば〳〵対話しつるに、ある時、話右の事におよびけるに、大人謂やう、閑窻自語にかゝれたる如く、かんざしへみゝか ...
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器用部八|容飾具三|簪種類/以原質為名
[p.0435] 閑窻自語 二 東福門院御簪事 東福門院の御かんざしとて、当家〈○柳原〉にもちつたふるあり、こがね(○○○)にて作り、うへに三色のたまおつゝみつけたり、安永年中そのかたによせて、しろがね(○○○○)にてつくらしめ、三色のたまおいれて、家内のものにさゝしむ、内院の女房、あるは友なる人々など聞および ...
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植物部三|木二|楊柳
[p.0160] 閑窻自語 当家植柳事 宝永の火までは、当家〈◯柳原〉中筋の敷地、東面五十間ばかりもありしに、東のかたの筑地のほとりに、いと大きなる柳ありて、梨木町におほひ、葉のしげる比は、日おももらさで、おのづからひるもおぐらく、よるは蜘の火のあかりおりするとて、子どもなどおそれけるとぞ、同じ七月 ...
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動物部七|獣七|象
[p.0458] 閑窻自語 広南国貢象事 享保十四年、広南国より象おわたしゝ術おきゝしに、このけものきはめて鼠おいむゆえに、舟のうちにほどおはかり、はこのごときものおこしらへ、ねずみお入れ、うへにあみおはりおくに、象これお見て、ねずみお外へいださじと、四のあしにて、かのはこのうへおふたく、これに心お ...
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動物部十二|鳥五|異禽
[p.0995] 閑窻自語 怪鳥諦宮中事 安永三年卯月なかばゞかり、まだ宵のことなりしに、夜の御殿のうへに、手車おひく音して、いとおどろ〳〵しく、後桃園のみかどきこしめし、あやしみおどろかせ給ふ、女房殿上人なども、あともわきまへず、いかなる故ならんと恐れあひぬ、御めのとのこゝろきゝたるが、御庭にいで ...
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人部一|人総載|自称
[p.0006] 藻塩草 十五/人倫 我 わけ(○○)〈異説雲に、おのれと雲心と雲々、又男お雲ともいへり、たゞわれと雲儀也、〉 ...
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方技部二|陰陽道中|凶会日
[p.0116] 仮名暦略註 くえ日 漢字凶会凶会日は倭暦に註する所の悪日也、華本にいまだ其名目お考へず、然ども大抵吉事に用べからず、簠簋に異説お載といへども、信用するに足らざる也、 ...
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動物部九|鳥二|稲負鳥
[p.0670] 八雲御抄 三/下鳥 鶺鴒 いなおほせ鳥と雲、異説すゞめ(○○○)お稲負鳥と雲非説なり、大和物語雲、さよふけていなおほせ鳥のなくと雲、庭たゝきの条如何、 庭たゝきはよるなどいとなかぬか、 古今、いなおほせとりのなくなべにけさふくかぜにかりはきにけりといふ、是もいづれのとりとこゝうえがたし、〈 ...
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植物部十五|草四|島蒜
[p.1049] 同 下/菜 異説 島蒜〈和名類聚同〉 朝月〈同〉胡葱 ...
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地部四十三|山上|大和国/春日山
[p.0730] 国花万葉記 三大和 手向山 又武蔵塚と号す 東大寺八幡宮の後の山おいふと也、又異説有、不決、今社の南と雲、 ...
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姓名部八|名上|命名
[p.0631] 徒然草 上 人の名も、めなれぬ文字おつかんとする、益なき事也、何事もめづらしきことおもとめ、異説おこのむは、浅才の人のかならずある事なりとぞ、 ...
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植物部二|木一|柀
[p.0110] 和漢三才図会 八十八夷果 榧(かや)〈◯中略〉 柀子(○○) 神農本草以為別物、汪穎為粗榧、蘇恭時珍等以為榧異名、倭名抄以柀訓末木、異説紛紜、恐以倭名抄可為是、 ...
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植物部十二|草一|菜蔬
[p.0757] 拾芥抄 下末/飲食 五辛 大蒜 薤葱 茖葱 蘭葱 興蕖〈已上見令僧尼又梵網経、多異説雲雲、〉又ひる くれのおも き にら あさとき〈此可為葷之由、有院宣雲雲、〉 ...
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方技部三|陰陽道下|有卦無卦
[p.0208] 頭書長暦 中 有卦、無卦は十二運お以て吉凶お分つなり、即有卦は胎の運より入て、帝の運迄、此の七け年の間は、万事によし、又無卦は衰の運に入て、絶の運迄也、此の五け年の間は、万事に不吉也、或書に始終の異説お沙汰すといへども吾師(ごし)の不用に任せて、于援不能弁之、 ...
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帝王部二十|皇后下〈皇太后、太皇太后、皇太夫人、女院、准母、准三宮、併入〉|廃后
[p.1155] 日本紀略 桓武 延暦十九年七月己未、詔曰、〈◯中略〉故皇后井上内親王、追復称皇后、其墓并称山陵、 ◯按ずるに、井上内親王廃后の事に就き、水鏡に異説あれど、信ずるに足らざれば今採らず、 ...
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地部四十四|山下|高山
[p.0755] 壒囊抄 十二 七高山とは何れぞ 比叡(ひえ) 近江国志賀の郡にあり 比良(ひら) 同国高島郡にあり 伊吹(いぶき) 美濃国不破郡にあり、本は異吹(いぶき)と書く也、 愛宕護(あたご) 山城国葛野(かつらの)郡にあり 神峯 摂津国清島上の郡にあり、金峯(きんぷ) 大和国吉野の郡にあり 高野(かうや) 紀伊国伊都 ...
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動物部六|獣六|野猪/名称
[p.0420] 八雲御抄 三上/獣 猪 しながどり〈白猪と雲、能因説、俊頼雲、雄略天皇いなのまでかりしたまひけるに、白しゝのみありて、猪のなかりければ、しながどりいなのとは雲り、かりぎぬのしりといふ事有、俊頼も不用、凡沙汰外事歟、〉 ふすい〈かるもなかきてぬるなり〉 景行天皇御宇、日本武尊於信の国所見 ...
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器用部六|容飾具一|鏡雑載
[p.0385] 類聚名物考 調度十 友鏡 ともかゞみ 合鏡(○○)の事なり、異説は僻事なり、後撰集〈八冬〉貫之、黒髪と雪との中のうき見れば友鏡おもつらしとぞ思ふ、〈○中略〉抄、雪との中とは、髪と我との中なり、友かゞみとは、我と鏡の事なり、互に見えあふにより、とも鏡といふなり、又ともかゞみは友鏡なり、いひ ...
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歳時部十二|年始祝四|禁忌
[p.0853] 根無草後編 一 されども人情の浅はかなる、門松は冥途の旅の一里塚とも気はつかで、無上に新春の御慶と寿き、懸棘鬣魚も魚の武骸と悟らねば、めつたに目出度ものとのみ覚え、熨斗鮑お顚倒せば、しのと読まれ、四の字おきらへば、五の字にもごねるといへば、油断ならず、 ...
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