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歳時部一|歳時総載上|時|昼
[p.0084] 醒睡笑 四 日のあるあひだお昼といひ、日のいりて後お夜といふは、いかさま子細あらんやとおもひ、我が折角思案して、いとしあてたはとかたる、なにと工夫したぞ、〈◯中略〉日ひんがしにかがやけば、そめやはそめてかけ、ぬる者はぬりてほし、きたなき物おもあらひてほすに、いづれものこらずひるほど ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夜
[p.0090] 醒睡笑 四 日のいりて後お夜といふは、いかさま子細あらんやとおもひ、我が折角思案して、いとしあてたはとかたる、なにと工夫したぞ、たとへば、朝になれば、とくからおきて山にゆく者もあり、海にうかぶもあり、市にたつもあり、奉公に出仕するあり、日のくるれば、いづれもみな我宿々に、かへりよる ...
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方技部十七|疾病三|皰瘡
[p.1375] [p.1376] 疱瘡心得草 見点三日間の吉凶の心得之事 見点のみへそめには、表裏の虚実お考へ、うかするてだて、かんじんなり、痘人の性として、風寒にて表おとづるもの有、裏の気のよわきもの有、此外に毒気おすかして発するも有、是等詳に、弁べく、よき医師お頼み、家内の介抱如在なく心得る事肝要なり ...
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器用部十一|澡浴具二|盥種類
[p.0604] 醒睡笑 五 人はそだち 山中に殿あり、国中にてさもとらしき武家より嫁およぶに、おつぼねの中いのおはした、とのなどあり〳〵と供し、祝言事すめり、二日三日たてども、終に行水とも風呂とも沙汰せず、ものまかなへる形部左衛門といふおよび出し、つぼねちとお洗足(○○○)おお出しあれと申されしかば、形 ...
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遊戯部十|茶湯具上|葉茶壺
[p.0702] 醒睡笑 八 茶之湯 慈照院殿〈○足利義政〉愛に思召るゝ壺あり、名おなにとかなづけんと御工夫ある、ころは完正弐年八月廿日、たれかある、今日は廿日かとお尋あれば、女房達聞もあへず、中々けふ初雁おきゝまいらせたと申上られたり、あらおもしろの返事やとて、能阿弥にむかはせたまひ、 誰もきけ名づ ...
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飲食部三|料理中|とろヽ汁
[p.0185] 醒睡笑 五 一とろゝの汁の出たるお、座敷に古人ありて、けふのことつて汁(○○○○○)は、いつにまさり、一入出来たるなどいひほむる、是はめづらしきことばやと、其子細おとふ、さればよ此汁にてはいかほども飯がすゝむゆへ、よくいひやるとのえんに、ことづてしるといふならん、きこえたる作意やと感じや ...
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人部一|人総載|童
[p.0078] 醒睡笑 一/謂被謂物之由来 わらんべ(○○○○)は風の子と、しるしらず世にいふは何事ぞ、ふうふのあひだのなればなり、 ...
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飲食部一|飲食総載|昼食
[p.0019] 醒睡笑 六 一延暦寺にて、下法師山へ行く時、児にいふ、昼の飯(○○○)おば棚に置きたり、九つなりてあらばまいれと教へぬ、彼下僧案の外、常より早く昼以前にしまひてかへり見れば、児の飯なし、是は不審やと問ふ、とく早くふたと、返事せらるゝ、いまだ九つはならず、いかでかと申せば、いやけさ五つ、 ...
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器用部一|飲食具一|以用法為名
[p.0029] 醒睡笑 五 婲 一朝食のうへに、初献にはかさにてとおし、二返には中の椀、三返には汁のわんにてもらせけり、四返めには、はなやかに飯のわんにてつがせんと、たくみすまひて、銚子お先に出し、跡よりていしゆ出て、時宜おいはんとおもふ間に、とくはや飯のわんにて、こぼるゝばかりうけたれば、亭主い ...
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器用部六|容飾具一|磨鏡
[p.0370] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 一いづれもおなじ事なるお、つねにたくおば風呂といひ、たてあけの戸なきお、柘榴風呂とはなんぞいふや、かゞみいる、いるとのこゝろ也、 ...
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器用部十|澡浴具一|澡豆/名称
[p.0539] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 一なべて上臈がたには、さくぢ(○○○)といふお、禁中にはまちかねとかやもてあつかひ給ふ事、こぬかといふ言葉のえんにや、 ...
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飲食部十|酒上|諸白 片白
[p.0688] 醒睡笑 五上戸 山中山城方へ紹巴のおとづれられし時、振舞有りて、ひたもの諸白(○○)おしいて、前に見えつる天目にてと有りける時、なら酒や此天目に二つ三つのめと仰せあらばとにもかくにも、 ...
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器用部十|澡浴具一|小糠
[p.0543] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 一なべて上臈がたには、さくぢ(○○○)といふお、禁中にはまちかね(○○○○)とかやもてあつかひ給ふ事、こぬか(○○○)といふ言葉のえんにや、 ○按ずるに、本書は、元和年間に成りしものなり、当時小糠おさくぢとも雲ひしお見るべし、 ...
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飲食部十一|酒下|禁飲酒
[p.0785] [p.0786] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 痩法師の酢ごのみとは、やせの寺は昔より禁酒にて酒おいれず、僧の中に酒おこのみ、えこらえぬあり、常に土工李おもちて行かよふ、若人とふ事あれば、すにて候といふ、日お経ずかよひしげし、又とふ時も同返事なるまゝ、諺にいひならはし、やせの法師はすごのみや、 ...
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動物部十六|魚上|鮎雑載
[p.1330] 醒睡笑 四 曾而那以合点 山より里に出る者、二人つれだち、ある河の橋おわたるとて、水底おありく魚お見、一人がいふ、あれは口わき白し鮎なりと、つれのいふ、鮎ではない、鮎ならば飯がつきてあらむものお、あれは鯖であらふず、先に鮎といひつる者、いや〳〵鯖ならばおはれておらうが、一つありくほ ...
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動物部十六|魚上|鰻
[p.1364] 醒睡笑 三 自堕落 学跡おものぞきける程の沙門、鰻お板折敷の裏に置き、ながたなにてきる処へ、おもひもよらぬだんな参りたり、少しも色おたがへず、世界みな不思議お以て建立す、さればれい山の芋が鰻になると人のいふてあれど、さだめて虚説ならんと疑ひしが、これ御覧ぜよ、山のいもお汁にしてくは ...
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地部三十九|橋下|四条橋
[p.0205] 醒睡笑 一貴人之行跡 信長公にたいし、公方〈◯足利義昭〉御謀叛 の時節、〈◯中略〉上京に火かヽると見て、二条に候ひし者の妻、まづ我子おさへつれてのけばすむと思ひ、三つ四つなる子おせなかにおひ、はしりふためき、四条の橋のもとまでにげきたり、あまりくるしヽ、ちと子おおろしてやすまんとおも ...
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飲食部十六|漬物|奈良漬
[p.1032] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 瓜の糟づけお、奈良づけといふ事は、かすがのあればよいといふえんなり、 ...
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人部三|親戚下乳母 併入|長子/長女
[p.0200] 醒睡笑 七/思の色お外にいふ 総領(○○)の二十にもあまれど、終によめおむかふる噂もなきあり、 ...
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飲食部三|料理中|とろヽ汁
[p.0185] 醒睡笑 六 一ある座敷にて、児のとろゝ汁(○○○○)の、再進おひたもの、うけらるゝ時、三位目おしてにらみければ、ちごのあごにさのみ科はないぞや、たゞとろゝおにらめ、 ...
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飲食部四|料理下|和物
[p.0260] 醒睡笑 八 一会下僧に斎おすゆる、菜に蕨あり、終に服せず、施主如何なれば、蕨おば食せられぬぞ、人のくちやかふとて、大事候まひ、けしあへ(○○○○)にしてさうほどに、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|糝粉
[p.0583] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 餅のちとあかきやうなるお、しんかうといふ事、あかき小豆おうへにきする、あかつきといふえんにていふとなり、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|人事
[p.0907] 醒睡笑 二/謂被謂物之由来 いそがばまはれ(○○○○○○○)といふ事は、物毎にあるべき遠慮なり、宗長のよめる、武士のやばせの舟は早くともいそがばまはれ瀬多の長橋、〈○下略〉 ...
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動物部十七|魚中|鰯/名称
[p.1421] 醒睡笑 一 謂被謂物之由来 鰯おば上臘がたのことばに、むらさき(○○○○)ともてはやさるゝ、むらさきの色はあゆにはましたといふえんとや、されば下主らしきいわしも、其人のすきなれば、鮎の魚にもまさるよのふ、 ...
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飲食部四|料理下|和物
[p.0260] 醒睡笑 三 一あるひとり坊主、烏賊おくろあへ(○○○○)にしてたまはる処へ、ふと人来れり、口おぬぐはん料簡もなかりつるに、そなたの口は、何とてくろひぞや、かねおつけられたかととふ、いやあまりさむさに、たゞいまもえさしお、一口くふたと、 ...
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飲食部六|粥〈餗[併入]〉|餗増水
[p.0476] 醒睡笑 二吝太郎 一われは増水のきらひなりとつねにいふ者あり、晩かた増水なかばへきたる、ちと申さんずれど、おきらひなるまゝ是非なしとあれば、何とこのぞうすいに胡椒はいらぬか、いやいらぬ、それならばちとたべふと、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|名称
[p.0544] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 餅おかちんとは、かちんのてぬぐひにてかみおつゝみゆふたる女房の、いつも禁裏へ、もちおうりに参りつけたり、もちうりとあれば、ことばのさまいやし、いつものかちんがまいりたるなど沙汰あればよろし、 ...
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器用部二|飲食具二|楪子/豆子
[p.0079] 醒睡笑 八 平家 一橋のゆきげたお、さら〳〵〳〵と走りわたるお、やゝもすればわするゝ、そちは鈍なり、膳にすはる皿にておぼえよといはれ、ある時又橋のゆきげたお、ちやつ(○○○)〳〵〳〵とはしりわたるとかたりことば、 ...
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遊戯部八|茶湯二|茶品
[p.0539] 醒睡笑 八 茶の湯 古田織部正に数寄あり、こい茶たちて出けるに、客のいふ、此茶士は誰やらんととふ、上林春松が雲切なるよし返答あれば、かの客、今朝の御茶別して忝かな、春宵一ふく直千金とあり、 ...
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飲食部三|料理中|指身
[p.0211] 醒睡笑 六 一振舞の菜に、茗荷のさしみありしお、人ありて小児にむかひ、是おばいにしへより今にいたり、物よみおぼへん事おたしなむ程の人は、みなどんごん草と名付、ものわすれするとてくはぬよし申されば、児きいて、あこはそれならくはふ、くうてひだるさおわすれうと、 ...
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飲食部十四|乾肉〈塩肉併入〉|鰹節
[p.0930] 醒睡笑 七廃忘 或僧新しき小刀の大なるおもちて、鰹おけづり居ける所へ、知音の人おもひよらず来れり、あまりにとりみだし、小刀お鰹と思ひ、いそぎかくし、鰹お小刀と思ひ、さし出し、此比関の小刀おもとめた、御覧ぜよとぞ申ける、 ...
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飲食部十六|漬物|雑載
[p.1060] 醒睡笑 六児の噂 一児の膳にかうのもの(○○○○○)のあるお、脇に居たる僧とりて食ふ、児我が秘蔵に思うて置いたるおと雲はるゝ時、彼坊主一つは御膳に候と存ずれば、何とやなつかしさに、又はつねのよりもよくなるが、面白きにと申したり、児腹お立て、なるが面白くば鉄炮おくはれよと、 ...
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人部二十|倹約〈吝嗇 併入〉|吝嗇
[p.0086] 醒睡笑 二/吝太郎 すぐれてしはき者の、たま〳〵得たる客あり、何おがなとおもひても、在郷の風情なれば、心計やなどゝいふ処へ、豆腐は〳〵と売りに来れり、亭主豆腐お買はん、さりながら小豆の豆腐か、いやいつもの大豆ので候と、それならば買ふまい、めづらしふあるまいほどにと、 ...
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動物部九|鳥二|鴫事蹟
[p.0625] 醒睡笑 八 頓作 大坂にて鳥屋町お逸興なる男、鴫といふ鳥かはう〳〵といふてありく、珍らしき買てやとおもひよびよせ、雲雀お、これこそ鴫なりとて売りぬ、山家に帰り見すれば、なか〳〵鴫にはあらず、うつけたりと叱られ、又はる〴〵大坂にもちゆきもどさんといふ時、鳥売、それは物お知らぬ人の申す ...
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飲食部三|料理中|茎立汁
[p.0180] 醒睡笑 八 一江州志賀の浦に姥あり、天然作意生つきて、かすりしうくおいふに上手なり、かすりお好む盲者あり、若狭の小浜より、はる〴〵とかれがもとへあひに行、なにとなふ宿おかりしが、飯の汁お一口すひ、此汁のみは何ぞととふ、うばそれはくゝたちのしる候よ、人のくちきらふとて、いや去年八月か ...
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飲食部三|料理中|糟糠汁
[p.0185] 醒睡笑 八 一山寺に人いたりて、さても〳〵おもしろき境地や候、大略八景も候はんと申ければ、住持の返答に、当寺は十景の古所也と、さ候へば、秦の始皇の地にもまさりたり、八景の外には、いづれお用られ候ぞ、されば旦那あり麓にくだり斎おたべて、こざけにも酔てかへれば、くはつけいあり、さもなく ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|湯漬
[p.0384] [p.0385] 醒睡笑 二 一大名のもとへ客あり、振舞に湯漬出たり、其席へ又客あり、それにて膳おすえたり、又客来あり、膳お出せとあれども、つひに出かぬる時、物まかなふ者および出し、何とて手間おいらぬ事のおそきや、湯お得わかさぬかと、ばおぬかるゝ時、手おつかねて、湯は御ざるが、つけが御座な ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|飯麦
[p.0396] [p.0397] 醒睡笑 一吝太郎 一客来〈る〉に亭主出て、飯はあれども麦飯ぢやほどに、いやであらふずといふ、我は生得麦飯がすきぢや、麦飯ならば三里も行てくはふといふ、さらばとてふるまひけり、又有時件の人来り、そちは麦飯がすきぢや程に、米のめしはあれども出さぬといふに、いや米の食(めし)なら ...
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飲食部九|菓子|子木菓
[p.0597] 醒睡笑 二吝太郎 濃州の岐阜に不動院とて真言宗の老僧あり、正月の菓子に、国の名物なる枝柿三つすえて出し、其分にて毎年時宜調ぬるお、おどけ者よく見知て、あまりにしはきはたらきおよく見、例の菓子出ける時、あら珍しや賞玩申さんと、一つならず二つ迄くひけり、院主は苦々敷事におもはれ、あのて ...
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飲食部九|菓子|饅頭
[p.0631] 醒睡笑 七舞 饅頭お菓子に出してあれば、これは小豆ばかり入れて位高し、我等ごとき者のたまはるは、ありがたきとていたゞく、又砂糖饅頭は近来の出来物(○○○○○○○○○○○)、なにの系図もなし、よのつねの者はうまさのまゝ、奔走に思ふといひてくすみたり、其方はなにとしてそのわかちおば立てられたるぞ、 ...
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飲食部十五|豆腐|田楽
[p.0993] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 豆腐お串にさして焙るお、など田楽とはいふ、されば田楽のすがた、下には白袴おき、其上に色ある物おうちかけ、鷺足にのりおどるすがた、豆腐の白に味噌おぬりたてたるは、おのまふていに似たるゆえ、田楽といふにや、夢庵の歌に、 たかあしおふみそこなへるめんぼくおはひに ...
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動物部七|獣七|虎
[p.0450] 嬉遊笑覧 八/方術 醒睡笑鈍なるものゝ条に、人くらひ犬も虎といふ字お手の内に書てみすれば、くらはぬと教られ、後に犬お見て、虎といふ字お書すまし、手おひろげてみせけるが、何の詮もなくほかとくふたり、悲しく思ひ、ある僧にかたりければ推したり、其犬は一円文盲にあつたものよといへり、この呪 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|飯湯
[p.0423] 醒睡笑 五人はそだち 一飯後の湯出たるに、風味ことにかうばしく大にすぐるゝなどほめけるお、女房聞つけ、うれしげに、のうれんのひまよりかほさし出し、お湯のかうばしきもことはり也、たき物おくべた程にと、座にいたるみな〳〵も、耳にしみてぞかんじける、中に一人うらやみ帰り妻にかたれば、それ ...
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飲食部十四|  塩筋子|魚醤 鱁鮧
[p.0942] 醒睡笑 七廃忘 京辺士にてある東堂の細工に、蟹びしほ(○○○○)おするとて、塩一二升お用意し、ふりかけ居らるヽ処へ、ふと檀那来れり、さてもよくぞおはしましたる、内に人のはぐらみのいろお見せ参らせたやとこそおもひ候つれ、其故は愚僧がしんせつのだんな、尼け崎に有り、某つかふ程はしほおつヾけて ...
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人部六|身体三|五臓六腑
[p.0486] [p.0487] 醒睡笑 二/躻 腑のぬけたる仁に、えびおふるまひけるが、赤お見てこれはむまれつきか、又朱にてぬりたつものかととふ、生得は色があおけれど、かまにていりて、あかふなるといふおがてんしいけり、ある侍の馬にのりたる先一二間半柄の朱鑓、二十本ばかりもちたる中間どものはしるおみ、てうつ ...
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人部七|身体四|髭鬚
[p.0607] 醒睡笑 二/貴人之行跡 大名の世にすぐれて、物見なる鬚おもちたまへるあり、あまりにひげおまんじ、来るほどの者に、我がひげおばなにといふぞと問ひたまふ、たヾ世上に殿様のおひげお見るものごとに、から物と申さぬ者は御座ないと申しあへり、大名うちえませたまひ、げに誰もさいふよと、ひげおなで ...
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人部十七|智〈賢 愚 併入〉|愚
[p.1286] 醒睡笑 二 躻(うつけ) 腑のぬけたる仁(○○○○○○○)にえびおふるまいけるが、赤お見てこれはうまれつきか、又朱にてぬりたる物かと問ふ、生得はいうがあおけれど、かまにていりてあかふなるといふお、合点しいけり、ある侍の馬にのりたる先へ、二間まなか柄の朱鑓二十本計もちたる中間どものはしるお見、手 ...
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器用部四|飲食具四|以人名為名
[p.0231] 醒睡笑 三 不文字 古田織部の数寄に出さるゝほどの物おば、其道おまなぶもまなばぬも、天然と賞玩し、もてあつかひしゆえ、中酒に座敷へ用ひられつる盃までも、なべて人織部盃といひふるゝ、さるまゝ京に三八といふ者あり、扠は盃おばいづれもおりべといふ物ぞと、合点しいたり、あるとき三八が顔あか ...
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器用部三十|駕籠|六尺
[p.1036] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 京にて乗物おかき、あるひは庭にてはたらくおとこお、六尺とはなどいふならん、さる事候、屋敷につき、家につき、たゝみに付、一切竪横間おさだむるに、田舎のは一間お六尺にとる法なり、都のは間尺お六尺三寸にとつて、一間とする法なり、されば亭主おば、都六尺三寸の間に ...
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動物部十一|鳥四|杜鵑事蹟
[p.0870] 醒睡笑 二 貴人之行跡 河内の国に交野といふ所あり、かた野の御狩とかけるこれなり、彼領主に大塚彦兵衛とかやいふて、あたりまで崇敬の人ありき、宗祗と入魂他にことなり、卯月のはじめつかた、祗公たちより給ひ休息のほどありし、いろ〳〵風流の物語に時うつりて、なにと祗公はいまだ郭公のはつ音お ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|賀儀用餅
[p.0569] 醒睡笑 三不文字 元日に羹おいはふ処へ、数ならぬ者礼に来る、亭主膳お出せといふに、そのまゝすへたり、亭主うれしげに、積善の余慶じやなど感ずるお聞き、さてはかやうに下には芋大根お盛り、中に餅、上に豆腐くゝたちお盛るおば、積善のよけいといふ事よと覚えて立ち、件の者、又ある方へ行く膳出た ...
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器用部二|飲食具二|合子雑載
[p.0077] 醒睡笑 五 人はそだち 一大和の傍に十市とて大名ありしが、世におちぶれ、吉野のにしつこうにおはせし時、あたりの者共おふるまはんと触らるゝやう、此いく〳〵かに、誰々女中どもに、わたり候へとなり、山がつの寄あひ、女中(○○)とは御器(○○)の事なるべし、牢人にてましませば、椀などもあるまじ、て ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭用法
[p.0646] [p.0647] 醒睡笑 六 児の噂一比叡山北谷持法坊に児あまたあり、冬の夜豆腐一二丁お求め、田楽にする、老僧いひ出されけるは、おの〳〵しうくおいふてくふべしと、大児やがてわれは仏のつふりと申さん、三くしとりてのく、又ひとりは八日の仏とてやくしとりたり、後に小児屏風のあけより出るお見れば、 ...
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動物部十二|鳥五|鵄
[p.0955] 醒睡笑 四 いやな批評 鳶は木にとまりいて、蘆辺にすむ鷺にむかひ、そちほど色白くいつくしき姿は無し、如何にもものいひがそさうにて、いやしいわといふ、鷺腹お立てゝ、そちは鳥の中にても、四十八鷹の内に入て、空おたちまふ風情のよさ、そしらんやうもなきが、物こしのくどさ、ながさきかれぬ、我 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|剣じ物
[p.0950] [p.0951] 嬉遊笑覧 三/詩歌 又判じ物といふも即謎ながら、其内書画などにて、暁らせたるおいふ、浄瑠璃十二段〈枕もんだう〉野中の清水のたとへとは、ひとり心おすますとや、つゝいの水の心とは、やるせもなきとの仰かや、尺なし帯のたとへとは、結びかねたとの給ふかや、きのふはけふの物語に、御茶お ...
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遊戯部四|拳|手法
[p.0232] [p.0233] [p.0234] 拳会角力図会 上 初心打習心得之事 先初心より拳お打ならはんとおもはゞ、一より十迄の声おおぼえ、眼当とするに、楊枝かまたは竹串などおむかふにたておきて、たとへば相手のいつかうお乞ひとるこゝうならば、串一本たてゝこひとるべし、それもいつかう、りやん、さん、すう、ごう ...
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人部九|性情上|心
[p.0691] 訓幼字義 七 意 凡十則 意とは、意志(○○)とつゞきて、心の内にたくわへおもふことなり、物ごととりつおきつ思案おし、又おもひやりすいりやうする皆意なり、先儒心の発也と註せらるゝはあたらず、然ればこゝろばせと訓ずるも、字義に協はざることしるべし、 ...
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地部十三|安房国|風俗
[p.1020] 人国記 安房国 安房之国の風俗は、人之気尖成事、譬ば刃の如く、和すること寡ふして、常の作法も、かたくへなり、唯人は男女ともに死する事お手柄とのみ覚て、仮初の付合にも、たがいに歯お抜き、一向之思案にて、大形万事思案工夫分別する事不成也、其内にも気質之廩る事、能く生付たる人もまヽ有、此 ...
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方技部七|易占|占例
[p.0493] 総見記 七 新公方〈○足利義昭〉濃州御動座事公方は、信長の御請奔走の次第、不斜御悦喜に思しめされ、早々濃州御動座有るべけれども、猶戦国の時節、人の心いぶかしければ、安否大切の義と被思召、御思案決定の為に、清信に被仰付、一柏老人の門弟大華(○○)と雲易者おめして、卜筮お執らしめ、吉凶お御 ...
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器用部一|飲食具一|以用法為名
[p.0028] 商人軍配団 五 銀儲けの勢大水より出てくる思案 在々に大水つきしと、聞くより早く、伏見に来て、大船四五艘借り出し、手前の男二人の外に三人の雇人して、俄に米三石食にたかせ、飯椀お合にして、一盃お一つ宛に束ねさせ、〈○中略〉近在お廻り、つくね飯一つ拾五文づゝなり、 ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|出衣
[p.0900] [p.0901] 太平記 二 天下怪異事 藤房卿、進て申されけるは、〈○中略〉兎角の御思案に及候はヾ夜も深候なん、早御忍候へとて、御車お差寄、三種の神器お乗奉り、下簾より出絹(○○)お出して、女房車の体に見せ、主上〈○後醍醐〉お扶乗進らせて、陽明門よりなし奉る、 ...
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遊戯部九|茶湯三|灯籠
[p.0594] [p.0595] 南竜公言行錄 中 小堀遠州作の石灯籠の事 御隠居可被成五六年前に、酒井讃岐守入道空印、此方御城附に向て、大納言殿に者、小堀遠州作之石灯籠御所持と承候、拝見仕度と所望也、頼宣君御機嫌に而、庭之摸様お作り替候へとて、公儀之御庭作山本道勺鎌田庭雲お御呼、御庭之作直有、御庭出来、石 ...
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地部一|地総載|扶桑国
[p.0036] 夫木和歌抄 三十六跋 此夫木和歌抄者、藤原朝臣長清自撰也、〈◯中略〉此抄之名お思案して、少しまどろみて有ける夢の中に、白衣之老翁一人来曰、〈◯中略〉倭国之風俗なれば、扶桑集と可名付と謂れけるお、〈◯中略〉此由お冷泉黄門為相卿に被申ければ、為相卿〈◯中略〉扶桑者日本国総名也、可有其憚、扶 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|神仏
[p.0888] 太平記 九 足利殿御上洛事 其後舎弟兵部大輔〈○足利直義〉殿お被呼進て、此事可有如何と意見お被訪に、且く思案して、被申けるは、今此一大事お思食立事、全く御身の為に非ず、隻天に代て無道お誅し、君の御為に不義お退んと也、其上誓言は神も不受(○○○○○○○)とこそ申習はして候へ、設ひ偽て起請の詞被 ...
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遊戯部八|茶湯二|器物置合
[p.0518] [p.0519] 和泉草 二 一畳大目の大概 一古田織部へ、浅野紀伊守一畳半構の置合、右勝手、左勝手、右勝手の右構、右勝手の左構、左勝手の右構、左勝手の左構、段々尋られし時、織部暫思案して、最前其元にて、此儀何と申候哉と雲し也、紀伊守失念と雲、某も失念したる也、織部雲、兎角其座敷にて置合て見 ...
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地部四十|渡|山崎渡
[p.0416] 太平記 十四 将軍御進発大渡山崎等合戦事 大渡には、新田左兵衛督義貞お総大将として、里見、鳥山、山名、桃井、額田、田中、籠沢、千葉、宇都宮、菊池、結城、池風間、小国、河内の兵共一万余騎にて堅めたり、〈◯中略〉明れば正月〈◯建武三年〉九日の辰刻に、将軍〈◯足利尊氏〉八十万騎の勢にて、大渡 ...
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飲食部十五|羹|食法
[p.0975] [p.0976] 宗五大草紙 上 人の相伴する事一さんぼう膳の事たしかならず候、殿中などにてもしげくは見及候はず候、大方此分か、先四季の山おつくる、一季お残して三季お作候、過去現在未来、此三お五と入に、三かなわにすへて、御前にてたれみそおかけ候、くひやう両やうに申候、一には当季お残して、よ ...
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帝王部二十六|外戚上|輔政
[p.1579] [p.1580] 愚管抄 四 鳥羽院践祚の時、御母は実季のむすめなり、東宮大夫公実は外舅にて、摂籙の心ありて、家すでに九条右丞相の家にて候、身大納言にて候、いまだ外祖外舅ならぬ人、践祚にあひて摂籙する事候はず、さ候はぬたび〳〵は、大臣大納言などにその人候はぬ時こそ候へと白川院にせめ申けり、 ...
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人部十三|動作|蒋
[p.0978] 名物六帖 人事四/体勢作用 醒睡(よさとひ/○○)〈李義山雑纂、夜間常醒睡、〉 ...
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器用部二十五|舟上|船材
[p.0614] 日本新永代蔵 一 二年めの俊の花隻工夫だね 密々に商お見立るに、とかく大廻しの船、勿論海上ある事ながら、綱碇お丈夫にして、檜木造(○○○)のうへは、いさゝか難風お乗のがるゝ事、古き沖船頭のいひぶん、猶もに思ひ、〈○下略〉 ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭用法
[p.0647] [p.0648] 当世風俗通 前編 手巾晒し木綿の白と、浅黄に染分たるお用ふ、これお頭にまとひて、頭巾の代(○○○○)とす、かむりやうに種々あれども、右に一種お図す、〈○図略〉わろくかぶるときは、石踏直しにまがふ間、能々工夫すべし、猶口伝あり、 ...
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地部三十九|橋下|武蔵国/六郷橋
[p.0288] 江戸名所図会 四 六郷渡、〈◯中略〉昔は橋お架せしが、享保年間田中丘隅といへる人の工夫により、洪水の災お除ん為に橋お止めて、船渡にせしとなり、 ...
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器用部四|飲食具四|盃洗
[p.0252] 完天見聞記 盃あらひとて、井に水お入、猪口数多浮めて詠め楽しみ、〈○中略〉皆近来の仕出しにて、万物奢より工夫して、品の強弱にかゝはらず、隻目およろこばす事計りにて、費のみ出来る也、 ...
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姓名部七|家紋|衣服施紋
[p.0558] 賤のおだ巻 一羽織も世々に転変したり、延享寛延の比は、〈○中略〉紋所もくづし紋にして、色々工夫物好に付たり、其比世に鳴たる俳譜の紀逸といふが、高点の句に、身代のくづしはじめは紋所、といふ句有たり、 ...
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遊戯部四|楊弓〈吹矢併入〉|名人
[p.0197] [p.0198] 槐記 享保十一年八月廿五日夕参候、世に楊弓ほど、かはりたる芸はなし、何の芸も同じことなれども、器用なる人は、朱引かながひ、程なく長ぜるが、若しおつる段になりては、甚だおつるもの也、御前〈○近衛家熙〉には、若き御時、此芸お遊ばせしが、今にては、六七年も御すてなされて、弓とら ...
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方技部四|天文道〈宿曜道併入〉|天文器
[p.0291] [p.0292] 文会雑記 三下 一方卿雲、写天儀(〇〇〇)と名お付し器、京師遊学中に工夫し、一つは土佐侯へ献じ、今一つは柳原大納言殿好ませ玉ひしかば献ぜしと也、又写天儀記四巻お著す、写天儀大さは、高七尺、見附横四尺、幅二尺二寸あり、これは図お著して大儀お見せしむべしとなり、図なければ詳に知 ...
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人部九|性情上|性
[p.0705] [p.0706] 石田先生事蹟 先生〈○石田梅巌〉常に門人へ自己の性お知るべき由お説き給へども、之お信ずる者才に二三人なりしが、中にも斎藤全門ふかく信じ、日夜如何いかんと工夫おこらしけるに、ある夜ふと太鼓の音お聞て性お知れり、援においてます〳〵信お起し、日々に養ひしかば、漸々にして徹通せり ...
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飲食部十|酒上|醸酒法
[p.0734] 浪花の風 豪家は鴻池屋善右衛門〈○中略〉先祖工夫して、初て清酒お製し出せしより、江戸廻等も追追火敷事となり、終に三都第一の豪家となれりといふ、此清酒の製し方のこと言伝へにては、善右衛門先祖に遺憾あるものありて、其造る所の酒お損ぜしめ、恨お晴さんと謀り、ある夜窃に灰お酒樽の内へ投入置 ...
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人部七|身体四|髪雑載
[p.0600] 屠竜工随筆 羅漢祖師の頂お高く絵る画、木にきざめるも、寄所ありてなり、総て物に工夫おこらし、昼夜寝ぬ事の多くなれば、自然と頂ぬけ上りて、高くなるものなり、 ...
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器用部四|飲食具四|雑盃
[p.0245] 本朝桜陰比事 一 命は九分目の酒 むかし都の寺町通りに、十分盃お和朝にしはじめて、工夫の細工人有、唐土の偃師が、繰にも劣るまじきものといへり、 ...
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地部二|皇都鄙併入|用度
[p.0141] 続日本紀 三十八桓武 延暦三年六月壬子、又今年調庸、并造宮工夫用度物、仰下諸国、令進於長岡宮、 壬戌、有勅、為造新京之宅、以諸国正税六十八万束、賜右大臣以下参議已上、及内親王夫人尚侍等、各有差、 ...
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地部四十|渡|六郷渡
[p.0451] 江戸名所図会 四 六郷渡 八幡塚の南にあり、此川は多摩川の下流にして、八幡塚より河崎の駅への渡しなり、昔は橋お架せしが、享保年間、田中丘隅といへる人の工夫により、洪水の災お除ん為に、橋お止めて船渡にせしとなり、 ...
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方技部六|長短あり、是に於て一日お分ちて百刻とする法あり、是は一昼夜の刻数お平均...
[p.0456] 文会雑記 三下 叔卿工夫せし日晷(○○)二品あり、一品は石お用ずして其日晷に依り、南北も時刻お知るなり、其制は何のこともなく、天お逆にしたる物にて、其中に北極も黄道赤道も天のまヽに備れり、其時剋お見るには、一け所日影の通りしける所ありて、黄道赤道時刻などの筋へあたりけるお、二十四気によ ...
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人部二十三|諫|諫主君
[p.0271] 守国公御伝記 一 公〈○松平定信〉天資明敏にて、幼時には急性に在せし故、近侍の人〈大塚孝綽水野為長等なり〉諫奉り、其身にも深く省察の工夫お積み、十八歳の時、其弊お 洗し玉ひしとぞ、 ...
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器用部十八|坐臥具三|縄床
[p.0151] 徒然草諸抄大成 十三 縄床は床になはお張て其上に居る也、又木綿おもはるなり座禅工夫の床也、〈諸〉床字、台家には清てよみ、律宗には濁りてよむなり、今援にては清てよむべし、兼好台家の学者なればなり、〈参〉 ...
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歳時部十五|附雛遊|雛人形
[p.1103] 東都歳事記 一二月 廿五日 今日より三月二日迄、雛人形同調度の市立、〈(中略)内裏雛は寛政の頃、江戸の人形師原舟月といふ者、一般の製お工夫し、名づけて古今ひヽな(○○○○○)といふ、是より以来世に行れて、大かた此製作にならへり、〉 ...
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植物部十六|草五|薢
[p.1110] 武江年表 六 天明六年、浅草心月院門前なる与市といふもの、萆薢の根お以割麦の如く製し夫食とし、又葛の如く製して、食物にも糊にも用ふる工夫おなし、官許お得て、九月の末より、在々諸州迄も売弘む、 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|雑載
[p.0112] たはれぐさ 棋はおかしきものなれど、国おおさめ、いくさするにたとふべき事多し、ある棋およくせるといへる人のことばに、棋およくせんとならば、まづ心の工夫おしたまへといひしとぞ、これはつねの棋うちにはあるまじ、 ...
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遊戯部四|投扇|投扇例
[p.0221] 武江年表 九 嘉永二年七月、投扇の戯行はる、大坂よりはやり来れり、〈投扇は投壺より出て、安永の頃、大坂の人工夫しけるとか、源氏物語五十余帖の題号によりて、其名目お定め、甲乙お争ふ、完政の頃また天保中にも江戸に行れしなり、〉 ...
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遊戯部七|茶湯一|懐石
[p.0450] 茶道望月集 二十一 一夜込の茶請料理の心持は、余り手の込て働の有は不好、隻随分暖成物にしく事なし、必是おかふと雲事はなし、寒気の折、夜明て早々食事する銘々の心持にて、取合如何様にも可有工夫、鱠さしみはつきなき物と可知也、 ...
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方技部十三|医術四|診脈
[p.0972] 叢桂亭医事小言 一 脈論〈○中略〉 近来の流行にて、脈などの事に骨お折れば、見識のなきやふに成たるは、 古方家以来の弊( ○○○○○○○) なるべし、初学の輩は、精神おこらして、工夫おなすべし、されども脈ばかりみて、他候にかまわぬ医者あり、夫れでも知れるならば勿論なれども、恐くは知れかねるならん ...
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器用部四|飲食具四|薬鑵
[p.0259] 本朝世事談綺 二/器用 隠元薬鑵 相伝ふ隠元禅師、状おこのみて作らしめ、常に炉におかれけると也、或説に、湯気薬鑵といふなり、鑵子の蓋おさりて、その跡へ薬鑵お居て、茶の湯気お以、上の素湯の沸事お工夫して、是お湯気薬鑵(ゆけやくわん)と名付と也、元薬鑵は薬お煎ずる器なり、近世薬鍋出来て、薬 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0403] 嬉遊笑覧 一下/容儀 安永中、平賀源内、菅原櫛(○○○)といへるお工夫し出しけるころ、或人狂歌お贈りけるに、酔て来て小間物見せの御手際は仕出しの櫛もはやる筈なり、返し、かゝるとき何とせん里のこま物や伯楽もなし小づかひもなし、此櫛も瞬息の間のことゝ見ゆ、今其形状おしらず、 ...
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器用部二十六|舟下〈筏併入〉|帆
[p.0703] [p.0704] 雲錦随筆 二 今の帆木綿といへる織帆(○○)は、此松右衛門の工夫より始まりしよし、故に是お松右衛(○○○)門帆(○○)といふ、往昔は藁筵お以て帆とせしお、後世木綿お用ひ、線線お以て之お刺縫て、裂弊れざる為とす、是お刺帆(○○)といふ、当時は刺帆織帆の両品お用ゆ、 ...
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飲食部四|料理下|料理家流派
[p.0319] 松屋筆記 初編 日本の料理庖丁の発りの事一山蔭中納言、四条藤原の政朝卿は、日本料理并庖丁の祖也、何れの慶賀にも鯉魚お職掌する事お第一と祝ひ給ふ、凡魚として飛竜と成によりて、高貴の祭とする事、鯉にかぎる也、もとより鯉は中通りの鱗、大小にかぎらず三十六枚お具足せり、是お工夫し給ひ、鯉に ...
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飲食部七|麪〈麩 併入〉|蕎麦切商
[p.0522] 完天見聞記 蕎麦屋の皿もり井となり、箸のふときは蕎麦屋の様なりと譬しも、いつしか細き杉箸お用ひ、天麩羅蕎麦に霰そば、皆近来の仕出しにて、万物奢より工夫して、品の強弱にかゝはらず、唯目およろこばす事計りにて、費のみ出来る也、食物も無益の事ばかり精製して、其本品の味お失ひしお、賞美す ...
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人部二十一|忍耐〈克己 併入〉|克己
[p.0145] 承応遺事 謝上蔡の語に、克己須従性偏難克処克将去とあるお称し給ひ、常に御工夫お用させ給ひけり、御生質〈○後光明〉雷おおそれ給ふに、これも性偏なる処より、かくはあるとて、雷はげしかりける時、御簾のもとに出させ給ひ、御静座まし〳〵けるに、御神色かはせらられず、雷やみていらせ給ひけち、其 ...
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器用部二十一|灯火具下|炭産地
[p.0350] [p.0351] 嬉遊笑覧 七/行遊 安永二年巳二月頃、新大橋際三俣埋立地できぬ、其頃伊豆天城曲にて始て炭お焼、同国二科一色村文右衛門と雲もの、運上金お差出し此事お営む、炭お上中下に別ち売に、下の分は粉砕けたるこな炭にて、蛤粉お焼に用しが、此時中洲お埋め築く者ども工夫して、これお買埋めしかば ...
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天部四|雷〈電併入〉|畏雷
[p.0302] [p.0303] 承応遺事 謝上蔡の語に、克己須従性偏難克処克将去とあるお称し給ひ、常に御工夫お用させ給ひけり、御生質〈◯後光明〉雷おおそれ給ふに、これも性偏なる処より、かくはあるとて、雷はげしかりける時、御簾のもとに出させ給ひ、御静座まし〳〵けるに、御神色かはらせられず、雷やみていらせ給 ...
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遊戯部三|将棊|名人
[p.0156] 将棊早指南 序 古しへは将棊に秀たる人、いと希なりしかば、教へ導く師もなく、好む人々は、唯己が工夫にて勉学びたるお、二百年ばかり此かたは、つぎ〳〵ひらけ来て、上手ども多く世に聞えたり、近頃わが〈○大橋宗英〉祖父宗英翁は、此道の名人にて、凡三千に余りたる弟子お教へ喩されしかば、その中 ...
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