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器用部九|容飾具四|化粧水
[p.0513] 吉原徒然草 下 百十段 二月十五日月あかき夜 したるき女の顔、花の露にてひからせたる跡先になりて、そばへよりそへば、〈○下略〉 ...
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器用部十五|屏障具三|屏風種類
[p.0907] 徒然草 上 屏風障子などの、絵も文字も、かたくななる筆やうしてかきたるが、みにくきよりも、宿のあるじのつたなくおぼゆるなり、 ...
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器用部十八|坐臥具三|縄床
[p.0151] 徒然草 下 心さらにおごらずとも、仏前にありてすゞおとり経おとらば、怠るうちにも善業おのづから修せられ、散乱の心ながらも、縄床に座せば、覚えずして禅定なるべし、 ...
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歳時部十三|年始雑載|爆竹|名称
[p.0930] 書言字考節用集 二時候 爆竹(さぎちよう)〈初春有此義、蓋起於庭燎、見博物志、歳時記、事文、〉左義長(同)〈詳徒然草野槌〉三毬杖(同) ...
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歳時部十三|年始雑載|爆竹|名称
[p.0932] 徒然草 下 さぎちやうは、正月に打たるぎちやうお、真言院より神泉苑へ出して焼あぐる也、法成就の池にこそとはやすは、神泉苑の池おいふなり、 ...
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姓名部八|名上|命名
[p.0631] 徒然草 上 人の名も、めなれぬ文字おつかんとする、益なき事也、何事もめづらしきことおもとめ、異説おこのむは、浅才の人のかならずある事なりとぞ、 ...
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遊戯部一|附攤|名称
[p.0030] 倭訓栞 前編十四/多 だうつ 大鏡、徒然草などにみゆ、攤打の義、倭名抄に、ぜにうちといへり、杜詩に白昼攤銭高浪中、揃注に、攤銭蜀人賭銭之名と見えたり、 ...
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遊戯部一|附攤|名称
[p.0030] 徒然草 下 筆おとれば物かゝれ、楽器おとれば音おたてんと思ふ、盃おとれば酒お思ひ、〓おとればだうたん事お思ふ、心は必事にふれて来る、かりにも不善の戯おな、すべからず、 ...
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遊戯部五|物合|貝合
[p.0288] 倭訓栞 中編四/加 かひあはせ 貝合也、かひおほひともいへり、徒然草に見ゆ、耳白と蛤お用うといへり、或はおだまの貝とて、鹿島香取の浦の蛤お用うともいへり、 ...
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遊戯部六|聞香|合香
[p.0323] 徒然草 上 甲香はほら貝のやうなるがちいさくて、口のほどの、ほそながにして出たる貝のふたなり、武蔵国金沢といふうらにありしお、所の者は、へなたりと申侍るとぞいひし、 ...
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方技部十三|医術四|雑載
[p.1030] 徒然草 上 人の才能は、文あきらかにして、聖の教おしれるお第一とす、〈○中略〉次に 医術( ○○) お習ふべし、身おやしなひ、人おたすけ、忠孝のつとめも、医にあらずは有べからず、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|名称
[p.0545] 徒然草 下 最明寺入道、〈○北条時頼〉鶴が岡の社参の次に、足利左馬入道の許へ、先使おつかはして立いられたりけるに、あるじまふけられたりける様、一献にうちあはび、に献にえび、三献にかいもちい(○○○○○)にてやみぬ、〈○下略〉 ...
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人部三|親戚下乳母 併入|子
[p.0194] 徒然草 上 我身のやむごとなからんにも、まして数ならざらんにも、子といふものなくて有なん、前中書王、九条太政大臣、花園左大臣、みなぞう(○○)たえむことおねがひ給へり、 ○按ずるに、ぞうは子孫なり、 ...
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人部六|身体三|掌
[p.0460] 徒然草 下 愚者の中のたはふれだに、しりたる人の前にては、此さま〴〵のえたる所、詞にてもかほにても、かくれなくしられぬべし、ましてあきらかならん人のまどへるわれらお見んこと、たなごヽろの上の物お見んがごとし、 ...
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人部六|身体三|脂
[p.0470] 徒然草 上 世の人の心まどはす事、色欲にはしかず、〈○中略〉久米の仙人の物あらふ女のはぎのしろきお見て、通おうしなひけんは、誠に手あしはだへなどの、きよらに肥、あぶらつきたらんは、外の色ならねばさもあらんかし、 ...
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人部七|身体四|髪/名称
[p.0500] 倭訓栞 中編四/加 かみすぢ 髪条也、文選に髾およめり、徒然草に、女の髪すぢおよれる綱には、大象もよくつながるといへり、新古今集に、 かきやりしその黒髪のすぢごとにうちふす程は面かげぞたつ ...
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人部十一|言語|放言
[p.0860] 徒然草 上 高野証空上人、京へのぼりけるに、〈○中略〉上人猶いきまきて、何といふぞ非修非学の男と、あらゝかにいひて、きはまりなき放言しつとおもひける気色にて、馬ひきかへしてにげられにけり、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|神仏
[p.0888] 徒然草 上 妻といふものこそ男のもつまじきものなれ、〈○中略〉ことなることなき女およしと思ひ定めてこそそひ居たらめど、賤しくもおしはかられ、よき女ならば、この男こそらうたくして、あが仏(○○○)とまもりいたらめ、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|人事
[p.0893] 徒然草 上 人のなき跡ばかりかなしきはなし、〈○中略〉年月過ても、露忘るゝとにはあらねど、さるものは日々にうとし(○○○○○○○○○○○)といへることなれば、さはいへど、そのきはばかりは覚えぬにや、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|楽舞
[p.0915] 徒然草 上 唐橋中将といふ人の子に、行雅僧都とて、教相の人の師する僧ありけり、気のあがる病ありて、〈○中略〉目眉額なども腫れまどひて、うちおほひければ、物もみえず、二の舞(○○○)のおもてのやうに見えけるが、〈○下略〉 ...
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人部十三|動作|眠
[p.0972] 徒然草 上 或人法然上人に、念仏の時睡におかされて、行おおこたり侍る事、いかゞしてこのさはりおやめ侍らんと申ければ、めのさめたらむほど念仏し給へと、こたへられたりける、いとたうとかりけり、 ...
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人部十三|動作|走
[p.0990] 徒然草 上 つごもり〈○十二月〉の夜、いたうくらきに、松どもともして、夜半すぐるまで、人の門たゝきはしりありきて、何事にかあらんこと〴〵しくのゝしりて、足お空にまどふが、暁がたよりさすがに音なくなりぬるこそ、年の名残も心ぼそけれ、 ...
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器用部五|飲食具五|甑
[p.0321] 徒然草 上 御産の時こしきおとす事は、さだまれる事にはあらず、御胞衣とゞこほる時のまじなひなり、とゞこほらせ給はねば此事なし、下ざまよりことおこりて、させる本説なし、大原の里のこしきめすなり、 ...
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器用部十二|家什具|黒棚
[p.0664] 倭訓栞 中編六/久 くろだな 黒棚と書り、厨子の類なれば、くりやだなの転ぜし成べし、侯家の婚礼に用いるもの也、徒然草に、くろみだなといふは、膳棚の事なりといへり、されば黒棚もくろみだなにて、台所にてすゝける義成べし、 ...
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器用部十二|家什具|箱製作
[p.0679] 徒然草 上 箱のくりかたに緒おつくる事、いづかたにつけ侍るべきぞと、ある有職の人に尋申侍りしかば、軸につけ表紙につくる事両説なれば、いづれも難なし、文の箱はおほくは右につく、手箱には軸につくるも常の事なりとおほせられき、 ...
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器用部十五|屏障具三|簾具
[p.0857] 徒然草 上 諒闇の年ばかり哀なる事はあらじ、いろの御所のさまなど、板敷おさげ、あしの御簾おかけて、布のもかう(○○○○○)あら〳〵しく、御調度どもおろそかに、〈○中略〉異様なるぞゆゝしき、 ...
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器用部十八|坐臥具三|縄床
[p.0151] 徒然草諸抄大成 十三 縄床は床になはお張て其上に居る也、又木綿おもはるなり座禅工夫の床也、〈諸〉床字、台家には清てよみ、律宗には濁りてよむなり、今援にては清てよむべし、兼好台家の学者なればなり、〈参〉 ...
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器用部十九|坐臥具四|衾種類
[p.0184] 徒然草 上 さすがに一度道に入て世おいとはん人、たとひ望ありとも、いきほひある人の貪欲おほきににるべからず、紙の衾、麻の衣、一鉢のまうけ、あかざのあつ物、いくばくか人のつひへおなさん、 ...
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歳時部五|朝賀|雑載
[p.0428] 徒然草 上 鳥羽の作り道は、鳥羽殿たてられて後の号にはあらず、昔よりの名なり、元良親王、元日の奏賀の声、甚殊勝にして、大極殿より鳥羽の作道まで聞えけるよし、李部王の記に侍るとかや、 ...
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歳時部十三|年始雑載|門松|立門松
[p.0871] 徒然草 上 明行そらのけしき、昨日にかはりたりとは見えねど、ひきかへてめづらしきこヽちぞする、大路のさま、松たてわたして、はなやかにうれしげなるこそ、又あはれなれ、 ...
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遊戯部一|双六〈紙双六併入攤 意銭附〉|手法
[p.0010] 徒然草 上 双六の上手といひし人に、其てだてお問侍りしかば、かたんとうつべからず、負じとうつべきなり、いづれの手かとくまけぬべきと案じて、其手おつかはずして、一めなりとも遅くまくべき手につくべしといふ、 ...
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方技部十四|薬方|雑載
[p.1129] 徒然草 上 唐の物は、薬の外はなくとも事かくまじ、書どもは此国におほくひろまりぬれば、かきもうつしてん、もろこし船のたやすからぬ道に、無用のものどものみとりつみて、所せくわたしもてくる、いとおろかなり、遠き物おたからとせずとも、又得がたき宝おたふとまずとも、文にも侍るとかや、 ...
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飲食部四|料理下|庖丁人
[p.0315] 倭訓栞 中編二十三保 ほうちやう 荘子に見えし庖厨のことおよくせし丁子が故事によりて、宰享する人庖丁人といひ、其用る処の臠刀おもかく名けたる也、類聚雑要に庖丁刀と見ゆ、和名抄には料理魚鳥者謂之庖丁とかけり、庖丁者の初は、山蔭中納言なりと、徒然草に見えたり、鶴の庖丁は庖人の秘するとこ ...
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飲食部十四|乾肉〈塩肉併入〉|乾魚
[p.0921] [p.0922] 徒然草 下 四条大納言隆親卿、からざけといふ物お、供御に参らせられたりけるお、かくあやしき物、まいるやうあらじと、人の申けるお聞て、大納言、鮭といふ魚まいらぬ事にてあらんにこそあれ、さけのしらぼし(○○○○○○○)何条事かあらん、鮎のしらぼし(○○○○○○)は参らぬかはと申されけり、 ...
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人部一|人総載|美女
[p.0033] 徒然草 下 小野小町が事、きはめてさだかならず、おとろへたるさまは、玉造といふ文に見えたり、此文清行がかけりといふ説あれど、高野大師の御作の目録にいれり、大師は承和の始にかくれい給へり、小町がさかりなる事其後の事にや、猶おぼつかなし、 ...
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人部九|性情上|恋
[p.0720] [p.0721] 徒然草 上 延政門院〈○後嵯峨皇女悦子内親王〉いときなくおはしましける時、院〈○後嵯峨〉へまいる人に、御ことづてとて、申させ給ひける御歌、 ふたつもじ牛のつのもじすぐなもじゆがみもじとぞ君はおぼゆる、こいしくおもひまいらせ給と也、 ...
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人部十一|言語|利口/秀句
[p.0875] 徒然草 上 惟継中納言は、風月の才にとめる人也、一生精進にて、読経うちして寺法師の円伊僧正と同宿して侍けるに、文保に三井寺やかれし時、坊主にあひて、御坊おば寺法師とこそ申つれど、寺はなければ、今よりはほうしとこそ申さめといはれけり、いみじき秀句(○○)なりけり、 ...
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人部十三|動作|寝
[p.0967] 徒然草 上 真乗院に盛親僧都とてやんごとなき智者ありけり、〈○中略〉とき非時も、人にひとしく定てくはず、わがくひたき時、夜なかにも暁にも喰て、ねぶたければ、昼もかけこもりて、いかなる大事あれども、人のいふ事きゝいれず、目さめぬれば、いく夜もいねず(○○○○○○○)、心おすましてうそぶきありき ...
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人部二十四|誓約|起請文起原
[p.0346] 徒然草 下 比叡山に、大師勧請の起請といふ事は慈恵僧正書始給ひけるなり、起請文といふ事、法曹にはそのさたなし、いにしへの聖代、すべて起請文につきて行はるゝ政はなきお、近代此事流布したる也、又法令には、水火に穢おたてず、入物にはけがれあるべし、 ...
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器用部四|飲食具四|瓶子種類
[p.0211] 徒然草 上 大覚寺殿にて、近習の人ども、なぞ〳〵おつくりてとかれける処へ、くすし忠守参りたりけるに、侍従大納言公明卿、我朝のものども見えぬ忠守かなと、なぞ〳〵にせられけるお、唐瓶子(からへいし)とときてわらひあはれければ、腹だちて退出にけり、 ...
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器用部十二|家什具|箱種類
[p.0682] 徒然草 下 柳筥にすゆるものは、たてざまよこざま物によるべきにや、巻物などはたてざまにおきて、木のあはひより紙ひねりお通してゆひつく、硯もたてざまに置たる、筆ころばずよしと、三条右大臣殿仰られき、勘解由小路の家の能書の人々は、かりにもたてざまにおかるゝ事なし、必よこざまにすへられ侍 ...
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器用部十二|家什具|火箸
[p.0711] 徒然草 下 御前の火炉に、火おおく時は、火ばししてはさむ事なし、かはらけよりたゞちにうつすべし、さればころびおちぬ様に心得て、炭おつむべきなり、八幡の御幸に、供奉の人浄衣おきて、手にて炭おさゝれければ、ある有職の人、しろき物おきたる日は、火ばしお用るくるしからずと申されけり、 ...
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器用部十九|坐臥具四|枕用法
[p.0173] 徒然草 上 夜のおとゞは東御枕なり、おほかた東お枕として陽気おうくべき故に、孔子も東首し給へり、寝殿のしつらひ、或は南枕常の事也、白河院は北首に御寝なりけり、北はいむ事也、又伊勢は南なり、太神宮の御方お御跡にせさせ給ふ事、いかゞと人申けり、但太神宮の遥拝はたつみに向はせ給ふ、南には ...
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植物部二十七|菌|名称
[p.0796] 倭訓栞 前編十四/多 たけ 日本紀倭名抄に菌およむは、気味の猛き義なるべし、新撰字鏡に〓おみみたけとよめり、みヽは耳の義也、今佐渡に菌おみヽといへり、〈◯中略〉西土には、いはたけお石耳、まつたけお松耳と書たるお、此方にては〓字お用来れり、徒然草にも見ゆ、鹿〓などの義によれば〓とも書べ ...
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帝王部三|神器下〈昼御座御剣 大刀契附〉|昼御座御剣〖附〗|随行幸
[p.0156] 徒然草 下 或ところの侍ども、内侍所の御神楽お見て、人にかたるとて、寳劔おば其人ぞもち給へるなどいふおきヽて、うちなる女房のなかに、別殿の行幸は(○○○○○○)、昼の御座の御劔(○○○○○○○)にてこそあれと、しのびやかにいひたりし、心にくかりき、その人ふるき典侍なりけるとかや、 ...
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遊戯部五|物合|貝覆
[p.0293] 徒然草 下 貝おおほふ人の、我まへなるおばおきて、よそお見わたして、人の袖のかげ、ひざの下まで目おくばるまに、前なるおば人におほはれぬ、よくおほふ人は、よそまでわりなくとるとは見えずして、ちかきばかりおほふやうなれど、おほくおほふなり、 ...
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方技部八|観相〈地相 墓相 家相 剣相 夢占 字占 墨色 判占 併入〉|観相例
[p.0578] 徒然草 下 明雲座主、相者にあひ給ひて、おのれもし兵仗の難や有と尋給ひければ、相人まことに其相おはしますと申、いかなる相ぞと尋給ひければ、傷害のおそれおはしますまじき御身にて、かりにもかくおぼしよりてたづね給ふ、是すでに其あやふみのきざしなりと申けり、はたして矢にあたりてうせ給ひに ...
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方技部九|仙術〈幻術 奇術併入〉|仙人
[p.0623] 徒然草 上 世の人の心まどはす事、色欲にはしかず、人の心はおろかなるものかな、匂ひなどはかりの物なるに、しばらく衣裳にたきものすとしりながら、えならぬ匂ひには、必心ときめきする物なり、久米の仙人の、物あらふ女のはぎのしろきお見て、通おうしなひけんは、誠に手あしはだへなどのきよらに、 ...
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方技部十一|医術二|外科治療
[p.0842] [p.0843] 本朝医談 昔腫物の治法は、水おそヽぎかくるなり、其法は鷹取の書に詳なり、徒然草に癰疽おやむ者水に洗て楽とせんより、やまざらんにしかじ、是医療の事にはあらねど、療法にかよはして見るべし、栄花物語、此時の事お載て雲、いかにもむつかしうおぼしめし、御居立のありさまなど同じ事なり ...
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人部五|身体二|嚏
[p.0383] 徒然草 上 或人清水へまいりけるに、老たる尼の行つれたりけるが、道すがらくさめ〳〵といひもて行ければ、尼御前何事おかくはの給ふぞと問けれども、いらへもせず、猶いひやまざりけるお、度々とはれてうち腹だちて、やヽはなひたる時、かくまじなはねば、死ぬるなりと申せば、やしなひ君の比叡山に児 ...
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人部六|身体三|手
[p.0454] 徒然草 上 もろこしに、許由といひつる人は、更に身にしたがへるたくはへもなくて、水おも手してさヽげて、のみけるお見て、なりひさごといふものお、人のえさせたりければ、ある時木の枝にかけたりけるが、風にふかれてなりけるお、かしがましとてすてつ、又手にむすび(○○○○○)てぞ水ものみける、いか ...
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人部八|生命|臨終
[p.0663] 徒然草 下 人の終焉のありさまの、いみじかりし事など、人のかたいお聞に、たゞしづかにしてみだれずといはゞ、心にくかるべきお、おろかなる人は、あやしくことなる相おかたりつけ、いひし、ことばもふるまひも、おのれがこのむかたにほめなすこそ、其人の日ごろの本意にもあらずやとおぼゆれ、此大事 ...
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人部十三|動作|臥
[p.0958] [p.0959] 徒然草 上 夜のおとゞは東御枕なり、おほかた東お枕として、陽気おうくべき故に、孔子も東首し給へり、寝殿のしつらひ、或は南枕(○○)常の事也、白河院は北首に御寝なりけり、北はいむ事也、又伊勢は南なり、大神宮の御方お御跡にせさせ給ふ事、いかゞと人申けり、但大神宮の遥拝はたつみに向 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|種類/白拍子
[p.0841] 徒然草 下 多久助が申けるは、通憲入道舞の手の中に、興ある事どもおえらびて、磯の禅師といひける女に、教てまはせけり、しろき水干にさうまきおさゝせ、烏帽子おひき入たりければ、男舞とぞいひける、禅師がむすめしづかといひける、此芸おつげり、是白拍子の根元なり、仏神の本縁おうたふ、其後源光 ...
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器用部十二|家什具|櫃種類
[p.0670] 徒然草 上 堀河相国〈○源基具〉は、美男のたのしき人にて、そのことゝなく過差おこのみ給けり、一子基俊卿お大理になして、庁務おおこなはれけるに、庁屋の唐櫃みぐるしとて、めでたく作りあらためらるべきよし仰られけるに、此唐櫃は上古より伝りて其始おしらず、数百年おへたり、累代の公物、古弊お ...
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器用部十三|屏障具一|幕製作
[p.0740] 安斎随筆 後編十四 一幕の乳廿八は、廿八宿にかたどる、其内に牛宿にあたる乳お除く事、一流の義あり、日本には吉備公の相伝也とて、別に前後まじはる事あり、中頃大内火災にかゝりし日は、牛宿にあたる日なりしによりて、牛宿お除きて廿七宿とせり、徒然草大成に見へたり、牛宿お除く事、古製になき事 ...
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歳時部一|歳時総載上|月
[p.0032] 徒然草 下 十月お神無月といひて、神事にはヾかるべきよしは、しるしたる物なし、本文も見えず、但当月諸社のまつりなき故に、此名あるか、此月よろづの神たち太神宮へあつまり給ふなどいふ説あれども、其本説なし、さる事ならば、伊勢にはことに祭月とすべきに其例もなし、十月諸社の行幸其例も多し、 ...
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歳時部十六|五月五日|薬玉
[p.1153] 徒然草 下 御帳にかヽれるくす玉も、九月九日、菊にとりかへらるヽといへば、さうぶは菊のおりまでもあるべきにこそ、枇杷皇太后宮〈◯三条后藤原妍子〉かくれ給ひてのち、ふるき御帳の内に、さうぶ、くす玉などのかれたるが侍りけるお見て、おりならぬねおなおぞかけつると、弁のめのとのいへる返事に ...
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歳時部十九|追儺〈土牛童子〉〈併入〉|雑載
[p.1381] 徒然草 上 尹大納言光忠入道追儺の上卿おつとめられけるに、洞院右大臣殿に次第お申請られければ、又五郎男お師とするより外の才覚候はじとぞ宣ひける、かの又五郎は、老たる衛士のよく公事になれたる者にぞありける、近衛殿著陣し給ひける時、ひざつきお忘れて外記おめされければ、火たきて候ひけるが ...
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姓名都九|名中|異名
[p.0716] 徒然草 上 公世の二位のせうとに、良覚僧正と聞えしは、きはめて腹あしき人なりけり、坊の傍に大なる榎の木の有ければ、人榎木の僧正とぞいひける、此名しかるべからずとて、彼木おきられにけり、其根のありければ、きりくひの僧正といひけり、いよ〳〵腹立て、きりくひお掘すてたりければ、其跡大なる ...
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天部三|雪|降雪
[p.0211] [p.0212] 徒然草 上 雪のおもしろうふりたりし朝、人のがりいふべき事有て文おやるとて、雪の事何ともいはざりし返事に、此雪いかヾ見ると、一筆のたまはせぬほどの、ひが〳〵しからん人の仰らるる事聞いるべきかは、返々くちおしき御心なりといひたりしこそ、おかしかりしか、いまはなき人なれば、か ...
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遊戯部一|附攤|名称
[p.0030] 壒囊抄 一 同草子〈○徒然草〉に橠うたん事お思とあるは如何よむべき、橠と書誤(は)也、攤なるべし、攤打と雲は、双六体博奕の事也、攤とは賭博と尺せり、賭とはのりもの也、のり物はかけもの也、博とは博奕也、塞おとりて賭ある遊博(は)奕なるべし、是お攤打共言也、但攤は他丹反、たんの音なるべし、 ...
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方技部一|陰陽道上|雑呪
[p.0062] 安斎随筆 後編一 一嚏のまじなひ 嚏(はなびる)〈くさめの事也、俗にはくしやみと雲、〉は凶事也とて、まじなひおする事あり、徒然草に、くさめくさめと雲てまじなふ事見えたり、くさめと雲は、はなひる事にはあらず、はなひる時のまじなひの詞也、又下賤の人は、はなひる時、まじなひ也とて、くそくら ...
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方技部一|陰陽道上|雑呪
[p.0063] 徒然草 上 或人清水へ参りけるに、老たる尼の行つれたりけるが、道すがら、くさめ〳〵といひもてゆきければ、尼御前何事おかくはの給ぞととひけれどもいらへもせず、猶いひやまざりけるお、度々とはれて、うち腹だちて、やゝ、はなひたる時、かくまじなはねば死ぬるなりと申せば、やしなひ君のひえの山 ...
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方技部十五|疾病一|鼻病 塞鼻
[p.1168] [p.1169] 徒然草 上 唐橋中将といふ人の子に、行雅僧都とて、教相の人の師する僧ありけり、気の上る病ありて、年のやう〳〵たくる程に、 鼻の中ふたがり( ○○○○○○○) て、息も出がたかりければ、さま〴〵につくろひけれど、煩はしく成て、目眉額なども腫まどひて、打おほひければ、物も見えず、二の舞の ...
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方技部十八|疾病四|腫病
[p.1446] 徒然草 上 唐橋中将といふ人の子に、行雅僧都とて教相の人の師する僧有けり、気のあがる病ありて、年のやう〳〵たくる程に、 鼻の中ふたがり( ○○○○○○○) て、いきも出がたかりければ、様々につくろひけれど、煩らはしく成りて、目眉額なども腫まどひて、打おほひければ物も見えず、二の舞の面のやうに見 ...
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飲食部十二|塩|名称
[p.0807] 徒然草 上 くすしあつしげ、故法皇〈○花園〉の御前にさぶらひて、供御のまいりけるに、今まいり侍る供御の色々お、文字も功能も尋下されて、そらに申侍らば、本草に御覧じあはせられ侍れかし、ひとつも申あやまり侍らじと申ける時しも、六条故内府参り給ひて、有房ついでに物ならひ侍らんとて、先しほ ...
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人部四|身体一|息
[p.0315] 徒然草 上 是も仁和寺の法師、童の法師にならんとする名残とて、各あそぶ事有けるに、酔て興に入あまり、かたはらなるあしがなへおとりて、頭にかづきたれば、つまる様にするお、鼻おおしひらめて、かほおさし入て舞出たるに、満座興に入事かぎりなし、しばらくかなでヽ後ぬかんとするに、おほかたぬか ...
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人部五|身体二|嚏
[p.0381] 安斎随筆 後編一 嚏のまじなひ 嚏〈くさめの事也、俗にくしやみと雲、〉凶事也とてまじなひおする事あり、徒然草に、くさめ〳〵と雲てまじなふ事見えたり、くさめと雲ふは、はなひる事にはあらず、はなひる時のまじなひ詞也、又下賤の人は、はなひる時まじなび也とて、くそくらへと雲、拾芥抄に嚏時の ...
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人部八|生命|生
[p.0633] 徒然草 上 又雲、されば人死おにくまば、生お愛すべし、存命のよろこび日々にたのしまざらんや、おろかなる人、此楽おわすれて、いたづかはしく、外のたのしびおもとめ、此財おわすれて、あやうく他の財おむさぼるには、志みつことなし、いける間生おたのしまずして、死に臨て死お恐は、此ことはりある ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|人事
[p.0891] 徒然草 下 心なしと見ゆるものも、よき一言はいふものなり、あるあらえびすのおそろしげなるが、かたへにあひて、御子はおはすやととひしに、ひとりももち侍らずとこたへしかば、さては物のあはれは知り給はじ、情なき御心にぞものし給ふらんと、いとおそろし、子ゆへにこそよろづのあはれは思ひしらる ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|夜鷹
[p.0912] 嬉遊笑覧 九/娼妓 浮世草子に、そうか、総嫁の字かけり、此説非なり、風流徒然草、五条の河原には、さうかといふ物あり、鹿の武左衛門かたりしは、或夜河原おとおりけるに、ござおかゝへて行ものあり、誰と見むきたれば、そうか男と物いひていたるお、あれはそうかといはれて、まどひにけり、未練のさ ...
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器用部十六|坐臥具一|筵雑載
[p.0032] 徒然草 上 御室にいみじき児の有けるお、いかでさそひ出してあそばんと、たくむ法師どもありて、能あるあそび法師どもなどかたらひて、風流の破子やうのもの念比にいとなみ出て、箱風情の物にしたゝめいれて、ならびの岡の便よき所にうづみおきて、紅葉ちらしかけなど、思ひよらぬさまにして、御所へ参 ...
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器用部十七|坐臥具二|軾用法
[p.0119] 徒然草 上 尹大納言光忠入道、追儺の上卿おつとめられけるに、洞院右大臣殿〈○藤原実泰〉に、次第お申請られければ、又五郎男お師とするより外の才覚候はじとぞの給ひける、彼又五郎は老たる衛士の、よく公事に馴たる者にてぞ有ける、近衛殿著陣し給ひける時、ひざつきお忘れて、外記おめされければ、 ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|牛飼
[p.0906] 徒然草 上 今出川のおほい殿、〈○兼季〉嵯峨へおはしけるに、有栖河のわたりに、水のながれたる所にて、さい王丸、御牛お追たりければ、あがきの水、前板までさゝとかゝりけるお、為則、御車のしりに候けるが、希有の童かな、かゝる所にて御牛おば追ものかといひたりければ、おほい殿、御気色あしくな ...
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動物部一|獣一|牛雑載
[p.0074] 徒然草 上 牛おうる者あり、買人、明日其あたひおやりて牛おとらんといふ、夜のまに牛死ぬ、かはんとする人に利あり、うらんとする人に損ありとかたる人あり、是おきゝてかたへなるものゝ雲、牛の主誠に損ありといへども、又大なる利あり、其故は、生あるもの死の近きことおしらざる事、牛すでにしかな ...
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方技部二|陰陽道中|六曜日 赤舌日
[p.0104] 徒然草 上 赤舌日といふ事、陰陽道にはさたなき事なり、昔の人、是おいまず、此頃何もののいひ出ていみはじめけるにか、此日ある事、末とおらずといひて、其日いひたりし事、したりし事かなはず、えたりし物はうしなひ、企たりし事ならずといふ、おろかなり、吉日おえらびて、なしたるわざの、末とおら ...
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飲食部四|料理下|名人
[p.0322] [p.0323] 徒然草 七 園の別当入道(○○○○○○)〈○藤原基氏〉はさうなき庖丁者也、或人のもとにていみじき鯉おいだしたりければ、皆人別当入道の庖丁おみばやとおもへども、たやすくうち出んもいかゞとためらひけるお、別当入道さる人にて、此程百日の鯉おきり侍るお、今日かき侍るべきにあらず、まげて申請 ...
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天部一|月〈月蝕併入〉|雑載
[p.0075] 徒然草 下 花はさかりに、月はくまなきおのみ見る物かは、雨にむかひて月おこひ、たれこめて春の行へしらぬも、猶あはれに情ふかし、〈◯中略〉望月のくまなきお千里の外までながめたるよりも、暁ちかくなりて、待出たるがいと心ふかう、青みたるやうにて、ふかき山の杉の梢にみえたる、木の間の影、う ...
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飲食部十三|味噌〈豉 納豆併入|雑載
[p.0867] 徒然草 下 平宣時朝臣老の後むかしがたりに、最明寺入道〈○北条時頼〉あるよひの間に、よばるゝ事ありしに、やがてと申ながら、ひたゝれのなくてとかくせしほどに、又使来りて直垂などのさぶらはぬにや、夜なれば、ことやうなりとも、とくとありしかば、なへたる直垂うち〳〵のまゝにて、まかりたりし ...
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人部八|生命|死雑載
[p.0666] 徒然草 下 四季はなおさだまれるついであり、死期はついでおまたず、死は前よりしもきたらず、かねてうしろにせまれり、人皆死あることおしりて、まつことしかも急ならざるに、おぼえずして来り、沖のひかたはるかなれども、礒より塩のみつるがごとし、〈○中略〉 人あまた有ける中にて、あるもの、ます ...
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人部八|生命|寿命
[p.0666] [p.0667] 徒然草 上 あだし野の露きゆる時なく、鳥部山のけふり立さらでのみ、住はつるならひならば、いかに物のあはれもなからん、世は定なきこそいみじけれ、命ある物お見るに、人ばかりひさしきはなし、かげろふの夕おまち、夏の蝉の春秋おしらぬもあるぞかし、つく〴〵と一年おくらす程だにも、こ ...
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器用部十五|屏障具三|障子種類
[p.0869] [p.0870] 徒然草 下 相摸守時頼〈○北条〉の母は、松下禅尼とぞ申ける、守おいれ申さるゝ事有けるに、すゝけたるあかりさうじのやぶればかりお、禅尼手づから小刀して、きりまはしつゝはられければ、せうとの城介義景、其日のけいめいして候けるが、給はりてなにがし男にはらせ候はん、さやうの事に心得 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夜
[p.0092] 徒然草 下 夜に入て、物のはへなしといふ人、いと口おし、万の物のきらかざり、色ふしもよるのみこそめでたけれ、ひるはことそぎ、およすげたる姿にてもありなん、よるはきらヽかに、はなやかなるさうぞくいとよし、人のけしきも、よるのほかげぞよきはよく、物いひたるこえも、くらくて聞たる、用意あ ...
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植物部十五|草四|芋利用
[p.0976] 徒然草 上 真乗院に、盛親僧都とてやんごとなき智者ありけり、いもがしら(○○○○○)といふものお、このみておほくくひけり、談義の座にても、おほきなる鉢にうづだかくもりて、ひざもとにおきつヽ、くひながら文おもよみけり、煩ふ事あるには、七日二七日など療治とてこもりいて、思ふやうに、よき芋がし ...
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地部三|山城国|風俗
[p.0262] 徒然草 下 悲田院の尭蓮上人は、俗姓は三浦のなにがしとかや、さうなき武者なり、故郷の人の来りて物語すとて、あづまの人々に、いひつることはたのまるれ、都の人はことうけのみよくて実なしといひしお、聖それはさこそおぼすらめども、おのれは都にひさしくすみて、なれて見侍るに、人の心おとれりと ...
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動物部四|獣四|猱㹶
[p.0277] [p.0278] 徒然草 上 奥山に猫またといふ物有て、人おくらふなると人のいひけるに、山ならね共、此等にも猫のへあがりて、猫またに成て人とる事はあなる物おといふ者有けるお、何阿弥陀仏とかや連歌しける法師の、行願寺の辺に有けるが聞て、一人ありかん身は心すべき事にこそと思ひける比しも、或所に ...
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人部二十|倹約〈吝嗇 併入〉|倹約例
[p.0062] [p.0063] 徒然草 下 相模守時頼〈○北条〉の母は、松下禅尼とぞ申ける、守おいれ申さるゝ事有けるに、すゝけたるあかりさうじのやぶればかりお、禅尼手づから、小刀してきりまはしつゝはられければ、せうどの城介義景、其日のけいめいして候けるが給はかて、なにがし男にはらせ候はん、さやうの事に心得 ...
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器用部五|飲食具五|破籠
[p.0284] [p.0285] 徒然草 上 御室にいみじき児の有けるお、いかでさそひ出してあそばんと、たくむ法師どもありて、能あるあそび法師どもなどかたらひて、風流の破子やうのもの、念比にいとなみ出て、箱風情の物にしたゝめいれて、ならびの岡の便よき所にうづみおきて、紅葉ちらしかけなど思ひよらぬさまにして ...
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飲食部十一|酒下|雑載
[p.0796] [p.0797] 徒然草 上 下部に酒のまする事は心すべき事也、宇治に住侍けるおのこ、京に具覚房とてなまめきたる遁世の僧お、こじうとなりければ、つねに申むつびけり、ある時迎に馬おつかはしたりければ、はるかなる程なり、口つきのおのこに、先一度せさせよとて、酒おいだしたれば、さしうけさしうけよ ...
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器用部五|飲食具五|鼎
[p.0306] [p.0307] 徒然草 上 是も仁和寺の法師、童の法師にならんとする名残とて、各あそぶ事有けるに、酔て興に入あまり、かたはらなるあしがなへおとりて、頭にかづきたれば、つまるやうにするお、鼻おおしひらめて、かほおさし入て舞出たるに、満座興に入事かぎりなし、しばしかなでゝ後ぬかんとするに、お ...
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人部二十四|名誉|求名誉/不求名誉
[p.0314] 徒然草 上 名利につかはれて、しづかなるいとまなく、一生お苦むるこそおろかなれ、財おほければ身おまもるにまどし、害お買ひ煩おまねくなかだち也、身の後には金おして北斗おさゝふとも、人のためにぞわづらはるべき、おろかなる人の目およろこばしむるたのしみ、又あぢきなし、大なる車、こえたる馬 ...
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人部五|身体二|鼻
[p.0375] 徒然草 上 あらはるヽおもかへりみず、口にまかせていひちらすは、やがてうきたるごとくきこゆ、又我もまことしからずとはおもひながら、人の雲しまヽに、鼻のほどおこめきていふは、其人の空ごとにはあらず、げに〳〵しく所々うちおぼめき、よくしらぬよしヽて、さりながらつまづまあはせて語る空ごと ...
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人部十一|言語|談話
[p.0842] 徒然草 上 久しくへだゝりて逢たる人の、我方にありつる事、数々に残りなくかたりつゞくるこそあひなけれ、へだてなくなれぬる人も、程へて見るは、はつかしからぬかは、つぎざまの人は、あからさまに立出ても、興有つる事とて、いきもつぎあへず、かたり興ずるぞかし、よき人の物語するは、人あまたあ ...
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人部一|人総載|老
[p.0085] 徒然草 下 年老たる人も、一事にすぐれたる才の有て、この人ののちには誰にかとはんなどいはるヽは、老のかたうどにて、いけるもいたづらならず、さはあれど、それもすたれたる所のなきは、一生此事にてくれにけりとつたなく見ゆ、今にわすれにけりといひて有なん、大方はしりたりとも、すヾろにいひち ...
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方技部一|陰陽道上|雑呪
[p.0063] 徒然草文段抄 二 はなひたる時といふより、尼が答の詞也、是は乳母がたのならはしに、其児のはなひたる時、かたはらの人、はなお合すとて、又くさめと雲也、もしはなおあはせざれば、其はなひたる児に害ありといひならはせり、其故に、今も守刀などに、鼻の糸とて、青き糸おつけて、児のはなひたる時、 ...
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方技部八|観相〈地相 墓相 家相 剣相 夢占 字占 墨色 判占 併入〉|観相例
[p.0578] 徒然草 下 御随身秦重躬、北面の下野入道信願お落馬の相(○○○○)ある人なり、能々つゝしみ給へといひけるお、いとまことしからず思ひけるに、信願馬よりおちて死にゝけり、道に長じぬる一言、神のごとしと人思へり、さていかなる相ぞと、人のとひければ、きはめて桃じりにして、沛艾の馬おこのみしかば、 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|囲碁例
[p.0070] 愚昧記 仁安三年五月十一日壬午、依徒然与冠者成囲碁之戯、 ...
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植物部一|総載|接木
[p.0039] 明月記 寛喜二年三月七日己亥、早旦重以宗弘問有長朝臣、〈◯註略〉両株八重桜、〈一条殿枝〓木(○○)〉花漸開、永日徒然、令分栽菊苗、〈草不憚土用〉 ...
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器用部五|飲食具五|俎
[p.0332] 源平盛衰記 四十五 女院御徒然附大臣頼朝問答事 大臣〈○平宗盛〉の刎首事不容易とて、俎上に大なる魚お置、利刀お相具して内大臣父子〈○宗盛及子清宗〉の前に被置たり、自害し給へとの謀也、 ...
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