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飲食部十|酒上|醨
[p.0684] 東雅 十二飲食 酒〈○中略〉又〈○倭名抄〉唐韻お引て、醨はしる、一つにもそろといふ、酒薄也、と注せり、もそろの義不詳、〈(中略)もそろといひ、みぞれといふは、転語也、即今みぞれ(○○○)といふ酒、その遺製なるに似たり、〉 ...
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植物部十八|草七|骨蓬
[p.0155] 東雅 十三/穀蔬 骨蓬かはほね〈◯中略〉 かはほねといふ義不詳、〈根如腐骨といふ註に依れば、その水中にありて、根腐骨の如くなれば、此名あるが如し、されば此物倭名抄にも、水菜の類に見えて、古の時には、菜蔬となして、啖ふ所の物にてありけり、葍おおほねといひ、菘おこほねと雲ひしによらば、此 ...
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動物部四|獣四|蝙蝠
[p.0261] 東雅 十七/禽鳥 蝙蝠かはほり〈○中略〉 義不詳〈かはほりとは猶蛇医おいもりと雲ひ、守宮おやもりといふが如く、かはもりといふなり、即俗にかふもりといふ是也、ほりといひ、もりといふは転語なり、此物多くは河岸の石間、橋の下などに住むものなり、さればかく雲 ひしなり、或人の説に、蚊お 欲りぬ ...
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植物部二十七|苔蕨|蕨
[p.0859] 東雅 十三/穀蔬 薇蕨わらび 倭名抄に爾雅註お引て、薇蕨二字引合せ読てわらびといひ、貫衆読ておにわらびといふと註せり、爾雅及び陳蔵器李東璧等の本草に拠るに、薇と蕨とは相類して同じからざる事、猶貫衆と薇蕨との如し、倭名抄に載せし所によれば、古の時には薇蕨の類、総称してわらびと雲ひしと見 ...
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地部十二|附江戸|風俗
[p.0994] [p.0995] 皇都午睡 三編上 江戸は日本国の人の寄場にて、言葉も関八州の田舎在郷の訛りおよせて、自然となりし物ゆえ、江戸詞と雲ては甚少なし、其内古風お守り町嚀の詞も有り、大体京摂の詞お詰て短かく雲ならはせし也、〈〇中略〉 江戸にて浜側お川岸と雲ふ、川岸の略語勿論なり、大坂にて川岸(かん ...
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飲食部四|料理下|鶴庖丁
[p.0311] 貞丈雑記 六飲食 後代鶴の庖丁といふ事あり、古は鶴お賞玩とせず、故に古は鶴の庖丁といふ事なし、古も鶴にても白丁にても、貴人の御前にて庖丁する事はあれども、雉鯉などの如く、式正の事はなき也、 ...
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飲食部十五|豆腐|豆腐直
[p.1002] [p.1003] 元治物価上報 二 千長、もし此地の豆腐は結構でむりやすね、鶴人、さやうさ随分能むりやす、もし此方の豆腐は、あれで一丁でむりやす、万松、一丁には大分小さうむりやすね、鶴人、江戸の半丁よりも、まだ小ぶりで有やす、其替にはあれで十二文でむりやす、江戸の一丁は六十文、半丁が三十文 ...
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地部三十七|道路|道法
[p.0039] [p.0040] 安斎随筆 前編十五 一道路里数 勘者御伽双紙に雲、塵劫記に雲、曲尺六尺五寸お一間とし、六十間お一丁とし、三十六町お一里とす、或人雲、伊勢道は四十八町お一里とすといひ伝へたり、近ごろ一算士の説お聞くに、伊勢道四十八丁と雲は偽なり、馬子駕籠かきの類の為にする事ある故、かヽる事お ...
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植物部十八|草七|莧
[p.0112] 東雅 十三/穀蔬 莧ひゆ 義不詳、倭名抄に本草お引て、莧味甘寒也など見えし事もあれば、或は其性の寒なるによりて、此名有けんもしるべからず、〈ひゆとは、冷おも莧おもいふが故也、〉染色具に、本草註お引て赤莧あり、茎葉純紫不堪食之と註せしは、これおもて染料となしける也、また陶隠居本草お引て ...
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植物部十二|草一|粳
[p.0768] 東雅 十三/穀蔬 稲いね〈◯中略〉 粳は一名〓、うるしねといふと註せしは、うると雲ひしは潤也、潤の字読てうるひといふが如き即是也、〈倭名抄に〉其実の光潤あるお雲ひし也、 ...
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動物部十六|魚上|魚総載/名称
[p.1238] 東雅 十九/鱗介 水母くらげ〈○中略〉 太古の俗、魚おば鰭広物鰭狭物などいひしと見えたり、又呼てなともおともいひけり、魚の字、読でなといひ、おといふ即是也、いおとも、うおともいふが如きは、いといふは発語之詞也、い亦通じてうといふは転語也と、万葉集抄に見えけり、なといひし事、漢に魚菜な ...
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植物部十七|草六|芸薹
[p.0073] 東雅 十三/穀蔬 蔓菁〈◯中略〉 倭名抄に芸薹おちと註せしは、即今なたね(○○○)といひて、其子お搾して油となすもの、李東璧本草に、油菜といひし是也、おちといふ義は不詳、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|〓飯
[p.0392] 東雅 十二飲食 飯いひ かしきかてとは今も穀蔬の類おもて雑炊げるものゝあるこれ也、古俗凡〈そ〉物の雑り加れる事おかてといふ也、されば雑の字亦読でかてとはいふ、されど粮の字読てかてといふ事もあれば、かしきかてといふ、別に其義もやあるらん、不詳、 ...
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植物部二十三|草十二|竜葵
[p.0538] 東雅 十三/穀蔬 茄子なすび〈◯中略〉 倭名抄に、〈◯中略〉竜葵はこなすびといふと註せしは、本草に拠るに、其葉如茄子、其実味酸、中有細子、亦如茄子なるによりて、此名ありし也、もとこれ茄子の類にはあらず、防葵お呼てやまなすびといふが如きは未詳、〈今俗に玫瑰おはまなすびといふなり、此物東国 ...
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植物部十二|草一|籾
[p.0803] 東雅 十三/穀蔬 穀もみ 倭名抄に穀はもみ、日本紀私記に読てたなつものといふと註せり、其義は並に不詳、〈もみとはもはもえ也、もえとは萌也、みは実也、其萌芽お発すべき実おいふ也、(中略)穀の字の如きは、五穀といひ、六穀といひ、八穀九穀なども雲ひて、百穀といふに至りぬれば、凡穀種みな呼て ...
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植物部十七|草六|蕎麦/名称
[p.0008] 東雅 十三/穀蔬 蕎麦そばむぎ 倭名抄に、蕎麦はそばむぎ、一にくろむぎと註せり、そばとは其三稜なるおいふなり、我国の俗、凡物の觚稜あるお雲ひてそばといふ、柧稜木おそばのきといひ、胡瓜おそばうりといふが如き即是也、其実の老て黒くなりしおもて、又くろむぎとも雲ひし也、〈今も工匠の詞に、木 ...
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動物部九|鳥二|鴗/永乞鳥
[p.0659] 東雅 十七/禽鳥 鴗そび 旧事古事等に、翠鳥読てそびと雲ひしお、日本紀には鴗の字お用ひて読む事は同じ、〈○中略〉そびの義不詳、今俗にしようびといふは、そびといふ語の転ぜしなり、又かはせみともいふは、みやまそびといふ物あるに対していふなり、かはとは川也、みやまとは深山也、せみとはそびの ...
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植物部十六|草五|薯蕷名称
[p.1095] 東雅 十三/穀蔬 山芋やまついも 倭名抄に薯預一名山芋、やまついも、俗にはやまのいもといふ、零余子はぬかご、薯預子也と註せり、ぬかごとは、其子小しきなるおいふなり、 ...
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植物部二十一|草十|胡荽
[p.0414] 東雅 十三/穀蔬 胡荽こにし 倭名抄に、崔禹錫食経お引て、胡荽はこにし、味辛臭、一名香荽、魚鳥膾猶為要と註せり、こにしとは、其字の音お転じて呼びしなるべし、今の如きは、是等の物お食に充る事は聞えず、 ...
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植物部十二|草一|米品
[p.0819] [p.0820] 東雅 十三/穀蔬 穀もみ 倭名抄に、〈◯中略〉漢語抄に、〓米はましらけのよね、精細米也、稗米はしらけよね、精米也といふ、烏米一名糲米は、ひらしらけのよねといふと註せしは、しらけとは精也、〈しらとは白也、けは詞助也、〉まといふは真也、精なるおいひ、又次ぐおひらといふ、ひらとは猶 ...
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天部四|風|名称
[p.0250] 東雅 一天文 風かぜ 義不詳、古語にさといひ、又かざといひし、皆是其語の転ぜしにて異なる義ありとも聞えず、旧事紀に、陽神朝霧お吹撥ふの気、化して風神となれりなどいふ事は、見えけれど、かぜといふ義の如きは聞えず、〈古語にかぜおさとのみ雲ひしによれば、かといひしは、上の詞助なりしに似た ...
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地部四十九|海〈海路〉併入|潮
[p.1254] [p.1255] 東雅 二地輿 海うみ〈◯中略〉 潮おば、古語にはしほといひしお、倭名抄には、潮字読てうしほと雲ひけり、しほと雲ひし義不詳、うしほといふは海潮なり、古事記には、海塩としるしたりき、食塩おもしほといへば、其名お分ち雲ひしなるべし、朝お潮といひ、夕お夕といふと見えたれば、あさしほ ...
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植物部十九|草八|兎葵
[p.0197] 東雅 十三/穀蔬 兎葵いへにれ いへとは家也、なお芋おいへついもといふが如し、にれとは滑かなるおいふなり、その煮啖ふが極めて滑なればなり、楡おにれともやにれなどもいひ、蕘花おはまにれといふも、皆これ其滑かなるおいふなり、即今俗にとろヽといひて、紙お作る料となし、其涎滑お取る、黄葵とい ...
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植物部十二|草一|糯
[p.0769] 東雅 十三/穀蔬 稲いね〈◯中略〉 倭名抄に、〈◯中略〉〓は米の黏也、もちのよねと註せしは、もちとは即黏するおいひしなり、 ...
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植物部十二|草一|〓
[p.0773] 東雅 十三/穀蔬 稲いね〈◯中略〉 倭名抄に、〈◯中略〉〓は青稲白米也、漢語抄にみしろいねといふと註せしは、其実の白きおいひしなり、 ...
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植物部十二|草一|芒
[p.0806] 東雅 十三/穀蔬 稲いね〈◯中略〉 倭名抄に、〈◯中略〉芒はのき、禾穂芒也と注せしは、のとは直也、きとは凡物の光鋭なるお、古語にはきといひ、けといひけり、 ...
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植物部十二|草一|粃
[p.0807] 東雅 十三/穀蔬 穀もみ 倭名抄に、〈◯中略〉粃はしひなせ、穀実但有皮而無米也、と註せしは、しひなせは、猶しねなしといふが如し、其稲実のなきおいふなり、 ...
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植物部十二|草一|〓/糠
[p.0807] [p.0808] 東雅 十三/穀蔬 穀〈◯中略〉 ぬかとはぬく也、ぬくとは脱(ぬく)也、其実の脱けしおいふ也、日本紀には、糠読てからといふ、からとは即穀皮也、 ...
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植物部十二|草一|米/称呼
[p.0813] 東雅 十三/穀蔬 穀もみ 倭名抄に、〈◯中略〉粒はいなつひ、〈◯中略〉と見えたり、〈◯中略〉いなつひとは、いなは稲也、つひは粒也、 ...
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植物部十八|草七|蓴
[p.0153] 東雅 十三/穀蔬 蓴ぬなは 倭名抄に、玉篇蘇敬本草注等お引て、蓴はぬなはと註せり、茎長く縄お延べし如くにして、涎滑なるおいふなり、 ...
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植物部二十|草九|小豆/名称
[p.0248] 東雅 十三/穀蔬 豆まめ〈〇中略〉 小豆おあづきといふは、あは小也、つきはつむぎといふが如し、〈〇中略〉其莢の小しきにして、角あるおいふ也、 ...
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植物部十三|草二|穬麦
[p.0839] 東雅 十三/穀蔬 穬麦からすむぎ 倭名抄に、穬麦以作蘖者也、からすむぎといふと註せり、からすとは、くろしといふ語の転ぜしなり、其実の黒きおいふ也、〈烏雅おからすといふも即此義也〉 ...
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植物部二十一|草十|葵/錦葵/蜀葵/冬葵
[p.0358] 東雅 十三/穀蔬 葵あふひ あふひとは、日お仰ぐおいふなり、猶説文に、黄葵常傾葉向日といふが如し、古の時には、其苗葉お菜となして、常に食ひしと見えたり、其種又少からず、 ...
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植物部十二|草一|穭
[p.0793] 東雅 十三/穀蔬 稲いね〈◯中略〉 倭名抄に、〈◯中略〉穭は自生稲也、おろかおひといふ、俗にはひつちといふと註せしは、おろかおひは即自生也、ひつちとは乾土也、旧説ひつちは再生也、刈れる田に生ふるなりといひけり、〈藻塩草に〉刈たる田の水落しあとの土に生るおいふ也、 ...
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植物部十二|草一|穂
[p.0799] 東雅 十三/穀蔬 稲いね〈◯中略〉 倭名抄に、〈◯中略〉穂はほ、禾穀末也と註せしは、天神此国お呼び給ひて、千秋五百秋長瑞穂国とものたまひし事もあれば、太古の俗に穂お呼びてほと雲ひしは、これお最とし秀となしぬる、美称とこそ見えたれ、最の字読てほといひ、秀の字読てほつと雲ひしが如き即此義也 ...
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植物部二十|草九|緑豆
[p.0253] 東雅 十三/穀蔬 豆まめ〈◯中略〉 緑小豆といふは即緑豆、俗にぶんどうとも、やへなりともいふもの是也、〈或説にぶんどうとは粉豆也、其粉の餌となす宜しきおいふ、やへなりとは八重生なり、其早く種るものヽ、頻に摘むべきおいふと雲ひけり、〉 ...
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植物部二十八|藻|昆布
[p.0879] 東雅 十三/穀蔬 藻も〈◯中略〉 倭名抄に、〈◯中略〉昆布おひろめとも、えびすめともいふ、〈(中略)ひろめといふは、其闊きおいふなり、えびすめとは、蝦夷地方より出るおいふなり、俗に昆布お祝ひの物なりなどいふは、ひろめの名に取りしなり、よろこぶの義なりなどいふは、近俗に出し所なり、〉 ...
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植物部二十八|藻|和布
[p.0883] 東雅 十三/穀蔬 藻も〈◯中略〉 倭名抄に〈◯中略〉海藻おにぎめといふ、俗用和布字、本朝令に滑海藻おあらめといひ俗用荒布字、〈(中略)にぎといひあらといふは、古語に荒妙和妙など雲ひし如くに、其皺文の粗細おもて分ち呼びしなり、にぎめおば、又わかめといひて、万葉集には、和海藻、稚海藻の字お ...
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植物部二十八|藻|海蘿
[p.0922] 東雅 十三/穀蔬 海蘿ふのり 倭名抄に崔禹錫食経お引て、海蘿其性滑也、ふのりといふ、俗用布苔字と註せり、猶麪糊といふが如し、其滑にして物お粘著すべき麪糊の如くなるおいふ也、〈◯註略〉凡海苔の類、又呼びてのりといふは、皆その滑なるおいふ也、 ...
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植物部十二|草一|米品
[p.0814] [p.0815] 東雅 十三/穀蔬 穀もみ〈◯中略〉 倭名抄に、糙は米穀雑なり、漢語抄にもみよね一にかちしねといふ、今按ずるに、本朝式等所謂為糙者舂稲成穀之名也と註せしは、もみよねとは、もみは穀也、よねは米也、米穀相雑れるお雲ひしなり、かちしねとは、かちは搗也、しねは稲也、稲お舂きて其穀お脱せ ...
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植物部十二|草一|米/称呼
[p.0812] 東雅 十三/穀蔬 穀もみ〈◯中略〉 民間の語に、穀およびて菩薩(○○)といふ事あり、此語はもとこれ韓地方言に出しなり、雞林類事に、かの方言白米お漢菩薩といひ、粟お田菩薩といふとしるせり、又俗間に糠味噌といふものヽ、糠と塩とお和して造れるお、名づけてさヽぢんといふ、是は仏経お書写するに、菩 ...
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植物部十五|草四|葱/名称
[p.1031] 東雅 十三/穀蔬 〓き 倭名抄に、〓はき、冬〓ふゆきといふ、漢語抄に島蒜はあさつきといふ物は、本朝式文にも是お用ゆ、また水〓はなぎ、一に蔛菜といふ、今按ずるに、蔛宜作〓、唐韻に〓は水菜可食也、と見えたりと註したり、きといふ義並に不詳〈〓の類お呼びてきといふは総名なり、今俗にねぎといふ ...
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植物部二十一|草十|菫菜
[p.0379] 東雅 十三/穀蔬 菫菜すみれ 倭名抄に本草お引て、菫菜はすみれ、俗謂之菫葵と註せり、其義不詳、爾雅に齧は苦菫也といふ、註に菫葵は、本草に言味甘、而此雲苦菫、古人語倒、猶甘草謂之大苦也と見えたり、さらば此にもすといひしは酸也、醋お苦酒といふが如し、みれといひしは、にれの転語にして、其性 ...
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歳時部二十|豊凶
[p.1433] 豊年とは、穀蔬豊熟の年お雲ひ、凶年とは、穀蔬不熟の年お雲ふ、豊年一に満作と雲ひ、凶年一に凶作と雲ひ、或は不作とも、飢饉とも雲ふ、凡そ農業は、天候と人力と相待ちて効果お奏するものなるに、往々天候不順にして、或は霖雨あり、或は旱魃あり、為めに穀蔬の発育お妨げられ、或は大風吹き、或は洪 ...
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植物部十七|草六|蕪菁/名称
[p.0055] [p.0056] 東雅 十三/穀蔬 蔓菁あおな 倭名抄に、蕪菁一に蔓菁並に読てあおなといひ、〓はくヽたちと雲ふ、俗に茎立の字お用ゆ、蔓菁根はかぶら、毛詩の下体は、蔓菁与葍之根茎也、蔓菁お大芥とし、小者お辛芥といふ、辛芥はたかな、辛菜はからし、俗に芥子の字お用ゆと註せり、あおなとは、あおは青也 ...
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植物部十五|草四|薤/名称
[p.1043] 東雅 十三/穀蔬 薤おほみら 神武天皇御製の来目歌の中に、かみらといふ事の見えしお、日本紀釈には、大薤おいふ也と註したり、倭名抄には、本草蘇敬註お引て、薤是薤類也、おほみらといふ、韮はこみら、又菜総名也と註せり、みらといひ、また菜総名也といふ、義並不詳、後俗呼てにらといふもの是也、〈 ...
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植物部十六|草五|〓
[p.1184] [p.1185] 東雅 十三/穀蔬 〓しぶき〈◯中略〉 〓は味辛しと見えたれば、しぶきとは其味おもていひしに似たり、〈或人説に、〓は今俗にどくだみといふ物なりといふ、唐本草に〓菜は江南江左人、好生食之、関中謂之葅菜と見え、又北戸録に、其葉腥気、故俗以為魚腥草など見えて、我国の如きも、古の時には ...
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植物部十五|草四|百合/名称
[p.1007] [p.1008] 東雅 十三/穀蔬 百合ゆり〈◯中略〉 古事記に神武天皇狭井河の上に幸ませし事お記して、其河謂狭韋河由者、於其河辺山由理草多在、故取其山由理草之名、号佐韋河也、山由理之本名雲佐韋也、と見えたり、山由理といふは、百合紅花者名山〓といふもの是也、百合ゆりと雲ひし事は、日本紀に見えし ...
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植物部十六|草五|薑/名称
[p.1144] [p.1145] 東雅 十三/穀蔬 薑はじかみ 神武天皇の御歌に、垣本に殖しはじかみくちひヾくとよみ給ひしお、日本紀釈に、はじかみは薑也、薑おもて口に銜みぬれば、ひびくこと甚しきおいふと見えたり、倭名抄には、薑読てくれのはじかみといふと註せり、凡物の名、くれおもて呼びしは、皆これ呉国より来り ...
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植物部十三|草二|粟/名称
[p.0865] [p.0866] 東雅 十三/穀蔬 粟あは〈◯中略〉 旧事紀に、粟黍は保食神の胸より生しと見え、古事記には大宜津比売神の耳より生しと見えたり、あはといひ、きひと雲義は不詳、按ずるにあはとはあわ也、はとわとは通はしてかく事、万葉抄にも見えたり、あといふは小(あ)也、日本紀釈に、あお小と釈せし是也、 ...
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動物部三|獣三|猫/名称
[p.0194] 東雅 十八/畜獣 猫ねこま〈○中略〉 子とは鼠也、こまとは、こまといひ、くまといふは転語也、鼠の畏るゝ所なるお雲ひし也、即今俗にねこといふは、其語の省ける也、 ...
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植物部十七|草六|藍
[p.0016] 東雅 十五/草卉 藍あい〈◯中略〉 あいはあおの転語也、あおとは青也、その根の青色お染むべきおいふなり、つはきあいとは、其葉の光れるおいふなり、〈◯註略〉たであいとは、其葉の蓼に似たるにて、万葉集に、辛藍(からあい)また韓藍としるせしものこれなるべし、 ...
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飲食部六|粥〈餗[併入]〉|名称
[p.0448] [p.0449] 東雅 十二飲食 粥かゆ 倭名抄に、唐韻に饘は厚粥也といふはかたかゆ、四声字苑に粥は薄糜也といふはしるかゆ也と注せり、かゆとは濃湯(かゆ)也、白飲おこみづといふが如し、こと雲ひかといふは転語也、濃湯といひしは、猶今俗に重湯といふが如くなる也、かたかゆとは煮米作糜もの、厚くして堅 ...
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天部二|雲|名称
[p.0148] 東雅 一天文 雲くも 古語にくといひし、黒しといふ詞なるあり、くろといひ、くりといふは黒色也、暮おくるといひ、くれといひ、暗おくらといふが如き皆是也、〈万葉集抄に、日の暮るヽおくるとも、くれともいふは、黒くなる詞なりといふ、此義也、〉 雲蔽ひぬれば、天暗きによりてくもといふなり、くろ ...
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動物部十二|鳥五|鵄
[p.0952] 東雅 十七/禽鳥 鴟とび 倭名抄に本草お引て、鴟一名鳶、とびといふと註せり、とびの義不詳、〈或人の説に、とびとは飛也と雲ひけり、もしさらば義自ら明なり、古語にととのみ雲ひしも鳥にして、ひといふおもて呼びし鳥もあり、鴗おそひといひ、鵁鶄おいひといひ、鵠おくヽひといふが如き是也、此物の名 ...
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歳時部二|歳時総載下|四時|春
[p.0104] [p.0105] 東雅 一天文 春とは、草木の芽はる時なればはるといふ、古語にははらくといひしは、もえ出るおいひし也、秋とは、草木の色かはりぬる時なればあきといふ也、古語にあきといひしは、黄なる色おいひし也といふ説あれど、草木のもえ出るお芽もはるなどいひしは、春といふことば、黄ばむ色おあき ...
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人部一|人総載|児/若子
[p.0071] 古語拾遺 是以天照大神育吾勝尊、特甚鐘愛、常懐腋下、称曰腋子、〈今俗号稚子謂和可古(○○○)、是其転語也、〉 ...
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植物部二|木一|杉/名称
[p.0104] 塩尻 五十四 一杉柀の二字、互にすぎともまきとも訓ぜり、すぎとは直木(すきのき〓すく)の転語也、まきは真木也、ゆるまざるお謂、倭歌にもまきの戸とよめるも、まき立山などいへるも、杉の木の事なりとかや、 ...
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地部一|地総載|村
[p.0095] 安斎随筆 前編十五 一村 農民の住居する処おむら〈村の字〉と雲、又物の平均ならざるおむら〈不平の字〉といふ、物の一処に集るおむれと雲、〈むれと雲はむらの転語也〉何もむらと雲は、むらがるなり、〈郡の字也〉むらがるは物の多く集るお雲也、〈◯下略〉 ...
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人部二|親戚上|兄弟
[p.0168] 東雅 五/人倫 兄あに 弟おとうと 姉あね 妹いもうと 古語に兄おばせといひ、弟おばなせといひ、姉おばなねといひ、妹おばなにもといひけり、亦兄おいろねといひ、弟おいろとといひ、姉おいろせともいひ、兄弟姉妹相称して、はらからなども雲ひしは、皆是同母兄弟姉妹なるお雲ふ也、〈兄おせといひ、弟 ...
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天部四|風|風以方位為名
[p.0253] 倭訓栞 中編一阿 あなぢ 西北風おいふ、西土にいふ不周風也、ちは風の訓、こちまぢのちに同じといふめり、一説に、此風吹ば雨なし、水気までお吹払ふおもて、あなしともいふといへるはいかヾ、畿内及中国の船人の詞に、西北の風お、あおぜといふは、あなじの転語也、 ...
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植物部二|木一|柏
[p.0112] [p.0113] 倭訓栞 前編六加 かへ 日本紀に柏およめり、香重の義なるべし、倭名抄同じ、今かへと名くる物なし、松柏とならべ称するによれば、今世、側柏、扁柏、円柏、混柏、仙柏の類のすべていふ成べし、倭名抄に榧子おもよめり、歌にもかへとよめり、今かやといふは転語也、蚊やうの義にはあらじ、柏実 ...
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植物部十七|草六|大根/名称
[p.0043] 物類称呼 三/生植 萊菔だいこん はだの大根、相州波多野名産也、江戸にてはだなと雲是也、〈これ転語也〉京にてながね大根と雲、大坂天満にてほそね大根といふ、又宮の前の大根と雲、〈河州守口にて、是おもつて粕漬とす、〉西国にて小大根と雲、〈はだの大根は、小大根よりはすこし大也、〉又畿内にて ...
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動物部十八|魚下|鱧魚
[p.1504] 東雅 十九/鱗介 鱧はむ〈○中略〉 今俗にやつめうなぎといふ是也、漢人之説に、鱧魚頗似蝮蛇といふ事あり、〈李東璧が説也〉古の俗、蝮蛇およびてはみといふ、はみといひ、はむといふは転語也、はむとは其形の蛇に似たるお雲ひしと見えたり、又鱧魚、首左右各有七竅、如七星ともいふ也、〈載同が説○中略 ...
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器用部十二|家什具|籠
[p.0688] 東雅 八/器用 籠こ 旧事紀に、塩土老翁竹お取りて、太目籠麁籠お作る、または堅間お作るとも雲ふ、堅間とは今之竹籠也といふこと見えたり、上古の時には、竹籠おかたまと雲ひしなり、古事記には、無間堅間としるし、日本紀には、無目堅間としるされしによらば、麁籠といひ、堅間といふもの、其目あると ...
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天部二|霧〈もや併入〉|名称
[p.0165] 東雅 一天文 霧きり きりといふも亦暗の義なり、旧説にきりとは、くろの転語也と雲へり、〈きはくと同韻にして、りはらろ等の同韻なるおいふなり、〉 日向国風土記に、昔天孫の尊、此国高千穂二上之峯に天降給ひし時に、天暗冥にして昼夜お別たず、その土蜘蛛二人が教のまヽに、稲千穂おぬきて、籾とな ...
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動物部八|鳥一|鶴/名称
[p.0540] [p.0541] 東雅 十七/禽鳥 鶴つる〈○中略〉 つるといひ、たづといふ、義並に不詳、〈万葉集歌に、鶴群よみてつるむらと雲ひけり、つるといひ、つらといふは〉〈転語なり、そるとは其飛止共に群列あるおや雲ひぬらん、また一にはたづとは田鶴としるせり、その平田に降り止るおいふにやあるらん、〉 ...
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歳時部一|歳時総載上|時
[p.0067] [p.0068] 東雅 一天文 今いま〈◯中略〉 今いま、古語にはうまともいひけり、〈日本紀〉いといひ、うといふは転語なり、たとへば、魚おいおとも、うおともいふが如し、いまといひ、うまといふ義の如きは并に不詳、〈いは発語の詞なるべし、古語には、目おまといひぬれば、いまとは目前の時おさして雲ひ ...
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動物部十二|鳥五|鷹/名称
[p.0934] 東雅 十七/禽鳥 鷹たか〈○中略〉 或説にたかは高也、其高飛おいふといへり、もしさらば義は自ら明かなれど、鳥の高く飛ぶ、此物にしも限るべからず、その勢は猛なるおもて、たかといふ、たかとはたけの転語なりしに似たり、すべて鷹の類お呼びし名、韓地の方言に出でしと聞ゆるもあれば、強てその説つ ...
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植物部十一|竹|篠
[p.0708] 東雅 十六/樹竹 竹たけ〈◯中略〉 倭名抄に、〈◯中略〉蒋魴切韻お引て、篠は細々小竹也、しの一にさヽといふ、俗用小竹字と見えしは、即今さヽといふもの、其種類大あり、しのといふは、しとはさといふ語の転ぜしにて即細也、のとは即箟也、さヽとは即細也、〈日本紀に小竹〓てしのといふと見えたり、和 ...
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動物部十一|鳥四|啄木烏
[p.0828] 東雅 十七/禽鳥 斫木てらつヽき〈○中略〉 てらつヽきの義不詳、即今きつヽきといふもの是也、〈(中略)東国の俗には、此物おけらつヽきといふなり、けらとは俗にむしけらなど雲ひて、虫豸の類お総雲ふ事にて、螻蛄おのみ雲ひし語にもあらす、その木蠹お啄みぬるお雲ひて、けらつヽきといひし語の転じて ...
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動物部十四|虫中|蝱
[p.1142] 東雅 二十/虫豸 蝱あぶ 雄略天皇紀に、蝱の来りて、天皇お噬みまいらせしといふ事見えて、〈○中略〉古語にはあむ(○○)といひしに、後転じてあぶといふとは見えたり、其義不詳、〈蝱類には蜚蝱、木蝱、鹿蝱、牛蝱等の類あり、あむとは、あは発語の詞、むはみといふ語の転ぜしにて、これも齧むお雲ひしな ...
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地部四十七|河〈滝附〉|名称
[p.1138] 東雅 二地輿 河かは 義不詳、川の字読む事また同じ、川また読てかれと雲ひしは百済の方言也我国の語に川流おながれといふ事も、彼国の方言に因れるなるべし、〈即今も朝鮮の方言に、川お呼びてかいといふなり、〉川の名にながらといふ所々に聞えて、長柄の字お用ゆる也、即是長(ながれ)川の義と見えた ...
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地部四十九|江|名称
[p.1284] 東雅 二地輿 江え 義不詳、我国にして江といふものは、河にもあれ、海にもあれ、其水深く入りたる所おいふ、入江、細江などいふ即是也、漢に江といふものには同じからず、〈天智紀に、高麗国寒極冥氷れりといふ事おしるされ、冥の字読てえといふなり、即冥江也、冥読てえといふは、彼方言によれる所な ...
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天部二|霜|名称
[p.0175] 東雅 一天文 霜しも 義不詳、東北の地方にて、冬の空のきはめてさえぬる夜に、降れる霜の、木末垣ほなどに、悉皆花おなしぬるお、しらぼといふものは、即是霜華なり、しらぼとはしもといふ語の転じたるなり、其語方言には出たれど、しもといひしは、其色の白きに因れりといふ事の、徴とするには足りぬ ...
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動物部十八|魚下|河豚
[p.1510] 東雅 十七/鱗介 鯸䱌 ふぐ 倭名抄に〈○中略〉ふく一にふくべといふと注せり、並に義不詳、〈ふぐとは即其腹脹れぬるおいひ、ふくべとは水上浮び出づる事の包瓜に似たるお雲ひしと見えたり、脹読てはるといふは張也、俗にふくるといふは、もとこれ韓地の方言に出づ、即これ豊の字の韓音と見えたり、即今 ...
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天部三|雪|名称
[p.0199] 東雅 一天文 雪ゆき 義不詳、旧説に上古の語に、ゆきといひしは、潔斎の義なるなり、雪またゆきといふ事も、昊潔の義なりといふ、〈古語にいといひ、ゆといふことは、相転じていひけり、斎の字読て、いともゆともいひしが如き即是なり、古語にゆきといひしは、即今きよしといふ詞なり、ゆの音お開きて ...
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動物部十七|魚中|睦
[p.1411] 東雅 十七/鱗介 鰺あぢ 義不詳〈(中略)或人の説にあぢとは味也、其味の美おいふなりといへり、万葉集に拠るに、鳥の名またあぢといふあり、古にあぢといひし、別に義やありけむ、詳なる事お知らず、鰺字正字通には繰字之偽也と見えたり、彼にしても字義すでに闕けぬと見えたり、崔氏が説に、尾白刺相次 ...
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器用部二十|灯火具上|名称
[p.0218] 東雅 八/器用 灯燭ともしび 令義解に、油火為灯、蠟火為燭也と見えたり、〈○中略〉ともしびとは、万葉集に留火としるせり、即是也、其光お留て消ゆる事なからしむるの義也、〈ともとはと肱の転語、即留也、しとは詞助也、ひは火也、俗に火おともすなどいふ、即是義なり、〉 ...
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植物部七|木六|練
[p.0449] [p.0450] 東雅 十六樹竹 練あふち 万葉集に相市(あふち)之花としるしてあふちと読みけり、倭名抄に玉篇お引て其子可以浣〓衣者也、和名本草に、あふちといふと注したり、あふちの義不詳、練は即苦練、其子は金鈴子といふ、俗にせんだん(○○○○)といふ是也、近俗樗の字読てあふちといふは、此物おいひしな ...
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方技部十七|疾病三|感冒
[p.1355] 松屋筆記 十四 だんほ風( ○○○○) 并 お七風( ○○○) 文政四年正月十八日、南風いと烈しく、塵雉掠天、往来の人、目お開くことあたはず、芝片門前に火事おこりけるが、二町あまり焼て止りぬ、此日江戸中の家々火事お恐れて、土蔵に目塗りし、蔵なき者は家財雑具お運びさまよひぬ、午の時ばかりに、芝片門前 ...
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植物部八|木七|枳椇
[p.0517] 紀伊続風土記 物産五 枳椇(けんほなし)〈本草〉 在田郡山保田荘辺より多く出す ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夜
[p.0097] 左京大夫顕輔卿集 帰雁 契りけんほどやすぎぬといそぐらんよるもすがら(○○○○○○)にかへる雁がね ...
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天部四|雷〈電併入〉|電
[p.0308] 撮壌集 上天像 電 電母(てんほ/いなつま) 飛火 ひ くわ 閃電光(せんてんくわう/いなつま) ...
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植物部二十一|草十|蔦
[p.0356] 東雅 十五/草卉 絡石つた 倭名抄に本草お引て、絡石一名領石、つたといふと註せり、万葉集抄には、いはづなと雲ひしはつた也と釈せり、いはづなは石綱也、猶絡石といふが如し、つたの義不詳、〈つたとはは猶つたふといふが如し、つたふとは又つたはふと雲ふが如し、並に蔓延の義と見えたり、〉 ...
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植物部二十四|草十三|栝楼
[p.0642] 東雅 十四/果蓏 栝楼からすうり 倭名抄に兼名苑註お引て、栝楼一名〓〓、からすうりといふと註せり、毛詩爾雅本草等の註に依るに、栝楼は天瓜也、〓〓は爾雅の〓姑、一名王瓜也、即是二物也、兼名苑註、栝楼一名〓〓と雲ひしは、二物おもて一物とするに似たり、〓〓お呼びて、からすうりとするは、此物 ...
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植物部十六|草五|菖蒲
[p.1117] [p.1118] 東雅 十五/草卉 昌蒲あやめぐさ 倭名抄に養性要集お引て、昌蒲一名臭蒲、あやめぐさといふと註せり、唐本草に拠るに、昌蒲お臭蒲といふは香蒲に対し言ふなり、李東璧本草に、昌蒲凡五種ありと見えたり、此にあやめぐさといふものは、白菖渓蓀の類也、此に石菖蒲といふものヽ類は、即真の昌蒲 ...
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天部三|霙|名称
[p.0243] 東雅 一天文 雪ゆき〈◯中略〉 雪と雨と雑り下るお、みぞれといふは、水降の転語なるに似たり、 ...
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地部四十三|山上|峡
[p.0710] 東雅 二地輿 峡、やまのかひといふは、山の間也、かひといひ、あひといふは転語なり、〈万葉集の歌には、かひとよみしお、抄に羽のゆきあひなりといふが如し、〉 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0083] 東雅 一天文 今朝おけさといひ、今日おけふといふは、今夜おこよひといひ、今年おことしといふに同じ、けといひ、こといふは転語にて、共にこのといふ詞なり、けさといふはこのあさなり、 ...
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歳時部一|歳時総載上|日
[p.0047] 東雅 一天文 昼ひる〈◯中略〉 今朝おけさといひ、今日おけふ(○○)といふは、今夜おこよひといひ、今年おことしといふに同じ、けといひ、こといふは転語にて、共にこのといふ詞なり、けさといふはこのあさなり、けふといふはこのひなり、けふといひ、きのふといふ、ふといふ詞は、日といふ語の転ぜしなり ...
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天部四|雷〈電併入〉|電
[p.0308] 東雅 一天文 電いなびかり いなとはいかの転語にて、これも畏るべきの事なり、ひかりは光なり、又いなづるひともいふ、つるひとは 出火 づる ひ なり、又いなづまともいふは、もとこれ農家炎旱の日に、雷雨お得て、稲の胎まむ事お、おもひ望むより出し語なりといふ、稲妻としるせり、 ...
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動物部十一|鳥四|鵲
[p.0852] [p.0853] 東雅 十七/禽鳥 鵲かさなぎ 推古天皇の御時に、難波吉士磐金、新羅より至りて、鵲二隻お献ず、難波の杜に養はしむ、因以巣枝而産子といふ事見えたり、〈日本紀に〉これ我国の鵲の来りし事の始なり、かささぎとは、新羅の方言と、此国の方言とお併せ呼びしと見えたり、即今も朝鮮の方言に、鵲 ...
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器用部四|飲食具四|游堈
[p.0180] [p.0181] 東雅 十一/器用 游堈ゆか 倭名抄に、唐韻お引て、堈は甕也、楊氏漢語抄に、游堈はゆかといふ、今按ずるに、俗人大桶お呼びてゆかおけといふ是也、弁色立成におほみかといふと注せり、游堈読みてゆかといふは、字の音おもて呼びし也、おほみかといふは、おほは大也、みかは甕也、俗に大桶おゆ ...
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遊戯部十|茶湯具上|釜
[p.0668] 茶窻間話 上二 釜と鑵子は一物一名なり、あまりに近き事ゆえ知らぬ人多く、太平記に、塔の九輪おおろして鑵子に鋳といふ事は、いかなる事ぞといふ人も多しとなん、 ...
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動物部二十|介下|蠣
[p.1688] 東雅 十九/鱗介 蠣かき〈○中略〉 義不詳〈かきとは其殻相著きしおいひしが如し〉 ...
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動物部十八|魚下|鮫/名称
[p.1473] 東雅 十九/鱗介 鮫さめ〈○中略〉さめの義不詳、古語にさといひしは狭也、小也、其眼の小しきなるお雲ふに似たり、 ...
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飲食部六|乾飯〈麨[併入]〉|粮
[p.0481] 東雅 十二飲食 粮かて、倭名抄に、考声切韻お引て、糧又作粮かてといふ、行所齎米也、亦儲食也と注せり、かての義不詳、 ...
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器用部四|飲食具四|缶
[p.0183] 東雅 十一/器用 盆ひらか〈○中略〉 ほとぎの義不詳、〈ほどとは臍といふが如く、きは器也、其形の窪かなるおいひしと見えたり、〉 ...
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植物部二十八|藻|石花菜
[p.0916] 東雅 十三/菜蔬 海髪いぎす〈◯中略〉 いぎすの義不詳、こるもは即凝海藻也、こヽろぶととは、こヽろは凝也、ふとは太也、即大凝菜也、今も俗に凝おいひてこヾるなどいふ也、 ...
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