Results of 1 - 100 of about 1979 for [SIMILAR] 16 1024 4096 WITH 11037 寒具 WITH 8585... (7.920 sec.)
飲食部九|菓子|名称
[p.0589] 嬉遊笑覧 十上飲食 古へ菓子は木の実の外には、からくだものとて、漢土の寒具の類お学びて造れるもの種々あり、寒食は冬至より百五日お、三月の節とす、即晴明なり、漢土は旧例にて、此日火お焚ざれば、前日より種々の菓子お調へ置て食ふなり、あたゝかなる食ものなければ、これお寒食と雲ふ、寒具はそ ...
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飲食部九|菓子|干菓子
[p.0644] 重修本草綱目啓蒙 十七造醸 寒具 ひぐはし類の総名なり寒食は冬至より百五日お雲、即清明に当る、三月の節なり、此日旧例にて終日煙おあげず、故に前日より食物お調へおき、数品の果子類お製す、故に釈名の名は同物に非ず、是お総じて寒具と雲、寒食の具と雲義なり、 ...
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植物部一|総載|果蓏
[p.0023] 倭訓栞 前編八久 くだもの 菓おいふ、木(こ)種物の義也、木種は日本紀に見えたり、倭名抄に蓏おくさくだものとよめり、今の俗菓子の音お用いて、糖餅の類お併せよぶは、朝野群載に見ゆ、又贄の菓子は庭訓に見ゆ、西土にもしかあればにや、市四記に、果子部ありて、餅糖お多く載たり、寒具の類は、乾菓 ...
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飲食部九|菓子|粔籹
[p.0649] 本草綱目 二十五穀 寒具〈綱目〉釈名、〈○中略〉〓、〈時珍曰、(中略)〓易消散也、服虔通俗名謂之餲、張楫広雅謂之麩〓、楚辞謂之粔籹、雑字解詁謂之膏環、〉 ...
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飲食部九|菓子|南蛮菓子
[p.0656] 和漢三才図会 百五造醸 環餅按環餅(けんひ/○○)〈今雲介牟比〉捻頭(ぼうる/○○)〈今雲保宇留〉〓(らくがん)〈今雲落雁〉一類異品、而寒具乃総名也、倭如称之乾菓子矣、又呼曰南蛮菓子、蓋其異品者、中古伝製於蛮人、保宇留、波留天伊等之名、皆蛮語也、 ...
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飲食部九|菓子|捻頭
[p.0605] 揃注倭名類聚抄 四飯餅 正字通寒具一名環餅、劉賓客佳話、以寒具為捻頭、雲渓友議、載李白新題仙娥駅詩雲、商山食店太悠々、陳黯〓饠古〓頭、按葛洪肘後方有捻頭湯、銭乙小児直訣有捻頭散、蓋用是物也、李時珍曰、捻頭捻其頭也、麦子之名未聞、 ...
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飲食部九|菓子|糫餅
[p.0604] 揃注倭名類聚抄 四飯餅 所引文原書無載、按広韻糫字注雲、膏糫、糫粔籹、則疑源君引唐韻、誤為文選也、又按広韻以粔籹釈膏糫、斉民要術雲、膏環一名粔籹、孫子蓋本之、源君以為二物恐誤、○中略新撰字鏡、飴訓万加利、餌万我利、餅万加利、又見拾遺集物名歌及土佐日記、其形曲如環、故名、又按斉民要術 ...
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遊戯部五|物合|斗鶏
[p.0250] 揃注倭名類聚抄 二/雑芸 原書作此節城市猶多闘鶏闘卵之戯、按、〓楚歳時記雲、去冬節一百五日、即有疾風甚雨、謂之寒食、禁火三日、造〓大麦粥、闘雞鏤雞子闘雞子、是寒食之節、闘雞闘卵並有之、源君引証闘鶏、故節闘卵二字也、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|〓饙
[p.0366] 飯粥考 和名抄釈義〈飲食部〉に〓飯片炊飯雲々、按に説文に、饙一蒸米也雲々、劉熙が釈名に、饙分也、衆粒各自分也雲々、爾雅に饙餾稔也、郭璞が注に、今呼〓飯為饙、饙熟為餾、疏に稔熟也雲々などあるにても、〓饙は片炊の飯なることしるべし、これに水お沃て再蒸たるが諸炊(もろかしき)にて、常の強 ...
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遊戯部五|物合|斗鶏
[p.0250] 倭名類聚抄 四/雑芸 闘雞 玉燭宝典雲、寒食之節、城市多為闘雞之戯、〈闘雞此間雲、止利阿波世、〉 ...
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歳時部十五|附雛遊|雛人形
[p.1105] 名物六帖 人事五節序礼俗 鏤人(ひなまつり)〈文昌雑録、唐歳時節物、三月三日則有縷人、寒食則有仮花鶏毬鏤子堆蒸餅糖粥、〉 ...
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歳時部十六|更衣|十月更衣
[p.1126] 東京夢華録 九 十月一日 十月一日、宰臣已下受衣著錦襖、三日、〈人則五日〉士庶皆出城響墳、禁中車馬出道者、院及西京朝陵、宗室車馬亦如寒食節、有司進煖炉炭、民間皆置酒、作煖炉会也、 ...
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方技部十八|疾病四|風病
[p.1469] [p.1470] 本朝医談 四百年前、人の引こもりし時、 湿熱( ○○) の病とも見えずと雲ふ事あり、湿熱といふ事は、宋人よりいひ出して、丹渓に至て、其説大に行はる、唐土の古人は、万病皆風寒より起ると心得たり、傷寒論も其意なり、されば病人十に七八温熱の剤お用ふ、丹渓の発揮せし局方の薬も、宋の時初 ...
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方技部十三|医術四|病理
[p.0953] [p.0954] 本朝医談 四百年前、人の引こもりし時、湿熱の病とも見えずと雲ふ事あり、 湿熱( ○○) といふ事は、宋人よりいひ出して、丹渓に至て、其説大に行はる、唐土の古人は、万病皆 風寒( ○○) より起ると心得たり、傷寒論も其意なり、されば病人十に七八温熱の剤お用ふ、丹渓の発揮せし局方の薬も、宋 ...
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動物部十二|鳥五|鵄
[p.0953] 和漢三才図会 四十四/山禽 鳶〈音員〉 鴟〈音答〉 俗雲止比 阿黎耶〈梵書○中略〉 按、鴟状似鷹而赤黄色、〈○中略〉俗伝曰愛宕之鳶、熊野之烏、以為神使、未知其拠也、鳴声如曰比伊与呂与呂、朝鳴即雨、暮鳴即晴、〈与三才図会之説少異○中略〉 鵟〈音狂〉 馬糞鷹〈俗称〉 長元坊〈同〉 和名久曾止比 按 ...
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帝王部十七|山陵上|陵地
[p.0987] 続日本紀 十七聖武 天平二十年四月丁卯、是日火葬太上天皇〈◯元正〉於佐保(さほ)山陵、 ...
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天部一|日〈日蝕併入〉|名称
[p.0023] 壒囊抄 九 日中有烏と雲如何、同長短、 五経通義雲、陽以一起、故日行一度、陽成於三、中有三足烏、又雲、日火精陽気也、外熱内陰、象烏黒也、 ...
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帝王部十七|山陵上|陵地
[p.0985] 続日本紀 三文武 大宝三年十二月癸酉、従四位上当麻真人智徳、率諸王諸臣、奉誄太上天皇、〈◯持統〉諡曰大倭根子天之広野日女尊、是日火葬於飛鳥(あすかの)岡、 壬午、合葬於大内山陵、〈◯天武〉 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0861] 三代実録 八清和 貞観六年五月廿五日庚戌、駿河国言、富士郡正三位浅間大神大山火、其勢甚熾、焼山方一二許里、光炎高二十許丈、有雷、地震三度、歴十余日火猶不滅、焦巌崩嶺、沙石如雨、煙雲鬱蒸、人不得近、大山西北有木栖水海、所焼巌石流埋海中、遠三十許里、広三四許里、高二三許丈、火焰遂属甲斐 ...
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地部五十|地震|震害/壊屋
[p.1396] 一話一言 十一 寛文二年、三年、四年、五年、或御日記抄、 寛文二年十月十四日 日向国佐土原島津但馬守領地、去月十九日火敷地震仕之由、多門長屋二三十間潰れ、侍屋敷町屋百姓屋共に都合八百軒余潰れ、人馬牛少々死申候、けが仕候ものは数多御座候由、同廿日四十度程震り申候由、今日注進、 ...
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帝王部二|神器上〈昼御座御剣 大刀契附〉|神器免火
[p.0083] 吉田日次記 応永八年三月三日、予招出左兵衛権佐永俊朝臣、〈衣冠近臣也、〉申入祗候之由、是先日火事之時分雖馳参、其後依為穢中、〈失火〉至今日不参仕、可得其意之旨委細令申之、〈◯中略〉被仰下雲、雖被消御肝、神器等無為、 ...
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天部一|日〈日蝕併入〉|名称
[p.0024] 暦林問答集 上 釈日第三 或問、日何也、 答曰、定象紀雲、日大陽之精也、又五経通義曰、陽以一起、故日行一度、陽成於三、故中有三足烏、又雲、日火精、陽気也、外熱内陰、象烏之黒也、白虎通雲、日径千里、周三千里、下於天七千里、日一南万物死、日一北万物生、故夏陽盛而陰衰、故昼長夜短、冬陰盛而 ...
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方技部二|陰陽道中|八専 土用
[p.0131] [p.0132] 壒囊抄 九 八専日とは如何なる日ぞ、三宝に忌因縁并十二日あるお八専と雲事、傍難心得者也、八専日とて、三宝に忌日八箇日也、但壬子より癸亥に至間、総数即十二日と雲歟、所謂壬子日炎魔天会、甲寅日地天歓喜会、乙卯日水天般若会、丁巳日火天諸天会、己未日羅刹天不動会、庚申日風天歓喜会 ...
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器用部二十|灯火具上|燧箱
[p.0295] 宝蔵 四 火打箱 夏官燧お鑽て火お改るに、春は東方の青に随て、楡柳の火お用ひ、夏は南方の赤に随て、棗杏の火お用ゆるは、異朝の政令、周礼の古法と聞けれど、民間の火打箱といふは、其沙汰にも及ばず、七八寸四方なる箱おまち〳〵に隔て、鞍馬の石、大仏の燧など取あつめ、鍋炭したゝかに入おき、毎 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|名称
[p.0345] [p.0346] 瓦礫雑考 二 飯漢土の飯は、こゝにて今たく飯と異りて、夜より米お水にひたし置て、明の朝甑にて蒸もの也、ここにて古の飯は強いひなりといへば、これまた漢土の如く蒸飯なるべし、〈○中略〉またこれおめしといふことは、御おしの約り也といへる説もあれど、こはたゞ聞しめすなどのめしにて、 ...
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飲食部十六|漬物|梅干
[p.1039] 牛馬問 一 和のほうのきといふて、秤の覆ひ、刀の鞘に用ゆる木は、漢土に於て見証なし、此木と梅干とは大毒なり、此木の上に置たる梅干お食ふべからず、必ず死すといふ、 ...
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方技部十二|医術三|痘科治療
[p.0920] 叢桂亭医事小言 六 麻疹 麻疹考曰、麻疹の我邦に流行せし其始未詳、〈和漢とも往古はなくて、中古夷狄より伝染せしものヽやうに雲伝へるは信じがたし、往古は温疫の内に混じて、わかれざりしことは、既に痘瘡の下に断るが如し、漢土の方書お按ずるに、疱瘡は先だちて見へ、麻疹は後れて見ゆれども、麻 ...
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姓名都九|名中|実名
[p.0700] [p.0701] 授業編 十 名字号 さて吾邦にありても、縉纓侯伯、すべて尊貴の御上は余が論ずるところに非ず、士庶の上にていはヾ、実名と雲あり、仮名と雲あり、実名お名乗ともいふ漢土の名にや擬すべき、仮名は俗名とも俗称ともいふ、漢土の字にや擬すべき、然れども邦域異なるより、称謂も相違あれば、と ...
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人部五|身体二|腹
[p.0421] 安斎随筆 前編八 腹自腹黒 古書に、腹白、腹黒と雲ふ事あり、腹は心腹とも腹心ともつヾけて、心は胸也、即腹と雲は、心お指して雲、心清く正直なるお腹白と雲也、漢土の書に、赤心と雲に同じ、赤はくらき事のなきお雲、又心きたなくうしろぐらきお腹黒と雲、漢土の書に黒心と雲に同じ、 ...
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植物部二十三|草十二|烟草伝来
[p.0547] 北窻瑣談 前篇二 一後世などはだん〳〵諸国の通路ひらけ、産物器物等迄も多くなれり、或人の話に、煙草は慶長十年、南蛮国より種お渡せり、漢土へ渡れるも大抵同じ頃とぞ、始の程は火災のおそれありとて、官よりも禁ぜられしかど、其禁終に破れて、今にては飲食につぐものとなれり、漢土も始は禁ぜしに ...
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植物部五|木四|厚朴
[p.0247] 牛馬問 一 和のほうのきといふて、秤の覆ひ、刀の鞘に用ゆる木は、漢土に於て見証なし、此木と梅干とは大毒なり、此木の上に置たる梅干お食ふべからず、必ず死すといふ、本朝の俗医、此ほうのきお以て、唐の厚朴と心え、和の厚朴と号し、薬用する事、大なる僻事也、厚朴は和産なし、ほうのきは漢土なし ...
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飲食部三|料理中|式肴
[p.0140] [p.0141] 世俗立要集 一公事の時の式のさかないりまめ わりかづら本所蔵人所の初参、諸家の吉書かくの如し、一武家のさかなのすえやう承久以後武家の肴の様おみるに如此、梅干は僧家の肴也、而お俗家に用らるヽ事如何、若漢土の作法歟、漢土に酖と雲鳥あり、其鳥の羽の拘入つる酒お酖酒と雲、此酒お飲 ...
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植物部二十|草九|甘草
[p.0313] [p.0314] 物類品隲 三/草 甘草〈◯中略〉 稲生先生曰、今甲斐国地方山皆有之、貝原先生曰、近世甲斐国より多く出づ、奥州にもあり、直海氏曰、古より富士甘草とて、富士山より出づと、按ずるに今官園に所有のもの、本甲斐国に出づ、然ども山中多出ることお聞ず、又其他処産するもの未見之、甲斐産苗の長 ...
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植物部十六|草五|仏掌薯
[p.1105] 庖厨備用倭名本草 一/質疑 甘藷、多識篇につくねいも、或人曰、此和名は穏当ならず、江戸ところと雲あり、恐くは是甘藷なるべし、他日老甫に江戸ところお問に、老甫曰、江戸ところは、常のところの如にして鬚多く生じ、其長さ一二尺あり、肉色黄にして味あしヽ、灰湯にて煮熟すれば煮栗の如し、又つく ...
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歳時部十六|五月五日|薬玉
[p.1148] [p.1149] 古今要覧稿 時令 くすだま〈薬玉〉 くす玉は、そのはじめ漢土よりおこりて、皇朝にも世事となれり、さてその造なせるさまは、ふるくは五綵の糸にて、菖蒲艾などお貫たるもの也、それお後には、なでしこ、あぢさい、その外色々の時の花どもしてかざれるよし、新古今集の歌などにて、しかおぼえ ...
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姓名部一|姓氏上|史
[p.0067] [p.0068] 姓序考 史 史は書人の意也、布美毘登(ふみびと)と訓べし、又淡海公の名、史なりしお不比等とも書りしかば、美お省きて布比登(ふひと)とも訓べしと師はいはれき、宝亀元年九月壬戌、以去天平宝字九歳、改首史姓並為毘登、彼此難分、氏族混雑、於事不穏、宜従本字とみえたれば、ひとたびは毘登 ...
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遊戯部四|拳|名称
[p.0228] 芝屋随筆 上 拳おうつ事お、漢土にて拇陣と雲、又にぎりこぶしにてするけん、ねぢなんごと雲戯お猜拳と雲、猜はうたがふ事なり、 ...
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器用部二十五|舟上|以製作為名
[p.0620] 倭訓栞 前編二/阿 あけのそほぶね 万葉集に、赤曾保舟と見えたり、そほは赭(そほに)の義、丹塗おいふ也、漢土の紅船なるべし、 ...
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姓名部六|氏上|名称
[p.0447] [p.0448] 姓序考 氏上 氏長者は、氏長の者と雲義なるお、漢土に長者といふものヽおるなべに、そにまがへて、長者とつヾけいふことになれるは、上古にうときことヽいふべし、今も諸国に、長者屋敷跡とてあるは、氏上の人の居処お雲しならめ、富者の如く雲も、氏上の人なれは也、 ...
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人部二十三|諫|諫主君
[p.0247] 続古事談 一/王道后宮 完平法皇〈○宇多〉の御位の時、菅丞相〈○菅原道真〉君おいさめたてまつり給事、漢土の賢臣の諫言おたてまつるにことならず、或時ことに殺生禁断おこなはれたりける次の年、君みづからたかヾりおし給ければ、丞相申給けり、今年は鳥獣なにのあやまちあればか、たちまちにこれおか ...
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歳時部十七|盂蘭盆|臣庶盂蘭盆
[p.1259] 改正月令博物筌 七月 十三日 魂迎〈迎火、今夕方に、亡人の聖霊おむかふるとて、麻柯おおりて火に焼く、是お迎火と雲也、仏家に説多し、 世間に、松お門火に焚き、樒の枝にて、清水おそヽぐ事あり、思ふに火の陽光お以て、天の陽の魂お降し、水の陰精にて、地の陰気魄お呼びのぼして、亡者の魂魄おむか ...
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姓名部一|姓氏上|姓氏初見
[p.0026] 古史徴 一夏 文は春秋左氏伝に、天子因生以賜姓、胙之土而命氏、と有に因て記されたるなり、さて皇国には、宇遅といひ加婆泥と雲は、漢国にいはゆる姓氏とは甚く異にして実は漢土にいはゆる姓氏ともに、皇国のいはゆる字遅なり、彼国には加婆泥は無れば、此語に塡べき文字なき故に、姑く姓字おも書来つ ...
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方技部十四|薬方|名称
[p.1038] 奇魂 二 薬方〈○中略〉 彼〈○漢土〉も、いと古は病あれば神に祈り、あるは移精変気などいひて、此の禁厭の如きわざおし、はた内経などお見るに、主と鍼して、万病お治て、薬のむわざはいと希也けるお、漢の比、仲景などよりぞ、専ら薬お飲するわざと成にける、是に因て、後世、〓に方の出来し也、今此 ...
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歳時部一|歳時総載上|日|三日
[p.0061] [p.0062] 明良洪範 一 或時伏見にて神君、〈〇徳川家康、中略、〉先生〈〇藤原惺窩〉に御尋有しは、毎月朔望の礼は如何成故と問給ふ、先生、是は日月の明お尊ぶより、朔日は日の始お祝ひ、十五日は月の満るお寿くより起れりと答申さる、然ば日月並に星おも祝ふ可き義也と有しに、さればこそ廿八日お廿 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|階級
[p.0091] 翁草 百四十二 碁は本と漢土に始りし物なれども、今は中華の人甚弱く、日本の孫弟子也、琉球は日本に次ぐ、琉球の聘使来る時、あの方の国手副し来て、日本の許可お請る、中にも粋なるものは五段に直り、大かたが四段ほど也、此琉球人、中華に聘する時、中華の国手たるもの是お待請て、琉球の許状お貰ふ ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|遊女屋
[p.0888] 嬉遊笑覧 九/娼妓 轡は傾城屋の異名なり、箕山なども名目の来由おしらずといへり、或雲、原三郎左衛門は、太閤の馬の口取なれば、それが取立たるによりてしかいふ、又一説には、伏見の遊女町十文字なるといふともいへり、三郎左衛門、馬の口取といふこと慥ならず、又伏見などよりいひ出て、広くわたる ...
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歳時部十六|五月五日|薬玉
[p.1147] 古今要覧稿 時令 釈名 くすだま 仲田顕忠曰く、くす玉は、薬玉とかけるによれば、薬玉の意かともおもはるれど、なほしかはあらで、奇玉のこヽろならん歟、さるは、くしは、奇(くす)しく霊なる意にて、くしなだ姫、くしみたまなどいへる類ひのくしの転用にて、漢土にて、霊糸などいへるや、やがてかなふ ...
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天部四|霽〈曇併入〉|照々法師
[p.0332] 嬉遊笑覧 八方術 照々ほうし、不角が点の句に、てる〳〵法師月に目が明、〈願のかなひぬれば、墨にて目晴お書なり、〉紀逸が点の句に、八せんにてる〳〵法師はがきかず、漢土には是お掃晴娘といふ、蜻蛉日記、今日かヽる雨にもさはらで、おなじ所なる人、ものへまうでつ、さはることもなきにとおもひ出 ...
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植物部七|木六|枳
[p.0436] 紀伊続風土記 物産六上 枳〈本草、本草和名、医心方、新撰字鏡、延喜式、並に加良多知と訓ずるは誤なり、〉 享保年中、漢土より種子お来す、今官園に多し、人家にも希に栽う、 ...
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器用部一|飲食具一|以形状為名
[p.0064] 嬉遊笑覧 二下/器用 形お花がたに作りたるなり、桔梗笠にても知べし、〈○中略〉又桔お吉慶の義にとり、円き鉢皿に吉字と桔梗の花お、染付にしたる漢土の磁器あり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|男色
[p.0922] 嬉遊笑覧 附錄 かはつるみの事お、漢土には放手銃といふ、笑林広記にその詩お載たり、もと姓倪なる人お嘲りたる詩となむ、おかしく作りたり、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|遣手
[p.0893] 嬉遊笑覧 附錄 漢土にて妓館のあるじ皆女なり、是お鴇と雲ふ、妓女も多くは養はず、あるじこれお仮女とす、故に親生は殊に賞せらるゝことゝ見えたり、笑林に、妓者携客輒言、我乃媽所親生雲雲など雲へり、 ...
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器用部十七|坐臥具二|畳床
[p.0058] 嬉遊笑覧 一上/居処 床はもと神代巻に同床共殿とありて、ゆかと訓り、又とことも雲ふ、万葉集に、奥床に母は睡有(いねたり)、外床(ととこ)には父は寝有(いねたり)とあり、床は臥床(ふしど)おいふ也、されど漢土の如く別に床作りて、其上に臥にはあらず、古への人家すべて板敷なれば、坐臥する処には畳 ...
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器用部九|容飾具四|白粉商
[p.0502] 嬉遊笑覧 十二/附錄 婦人のかほなり善きお凸といふ、此故に昔より白粉の看板に箱お凸の形に造れり、漢土にも、元曲西楼記に、浄扮醜妓上雲々、眼大眉粗面又凹とあり、 ...
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飲食部九|菓子|南蛮菓子
[p.0656] [p.0657] 嬉遊笑覧 十上飲食 南蛮菓子はぼうる(○○○)の類なるべし、万治年間振売の物の内にあり、〈○註略〉伊呂三絃に、揚屋に行、三つ取合のなんばん菓子お、一人に一斤あてにあらし雲々、凡菓子何にても沙糖のすり蜜お、衣にかくるおてんふらと雲、蛮語なるべし、小麦の粉おねりて、魚物などにつけて ...
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飲食部九|菓子|雑菓子
[p.0665] 嬉遊笑覧 十上飲食 今のよき菓子どもは、大かた昔〈正徳五年〉なかりしものなり、〈○中略〉唯駄菓子(○○○)はかはらず、それも今は品数許多にて枚挙に徨あらず、よからぬものお駄といふは、乗馬ならね駄馬より雲にや、 ...
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飲食部九|菓子|雑載
[p.0672] 嬉遊笑覧 十上飲食 七色菓子(○○○○)、今は甲子に大黒へ供ふれども、もと庚申に供へしなり、洛陽集、庚申夜自悦が句、一説に七色売や呼子鳥とあり、昔はこれお売者来れり、一銭にて七色お具す、難波鑑などに図あり、野葡萄の実は熟するとき、五色さま〴〵に染む故、京師の小児これお庚申の七色といふも、 ...
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飲食部九|菓子|名称
[p.0588] 嬉遊笑覧 十上飲食 中頃の名に随へば、蒸菓子はみな点心に属し、干菓子は茶子といふべけれど、そのかみはさにあらず、なべてくだものといへり、 ...
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飲食部九|菓子|雑載
[p.0673] 嬉遊笑覧 十上飲食 古き菓子どものかたかけるは貞幹が集古図巻十九、果子図(○○○)二十七種出たり、又近き頃、本多氏の君高橋家浜島家に伝ける、古き果子の形三十八種お、土おもて模し造り、それに添られたる考お搏桑果と名付て、塵泥といふ書の中に収められたり、 ...
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飲食部九|菓子|桜餅
[p.0620] [p.0621] 嬉遊笑覧 十上飲食 近年隅田川長命寺の内にて、桜の葉お貯へ置て、桜餅とて、柏餅のやうに葛粉にて作る、はじめは粳米にて製りしが、やがてかくかへたり、 ...
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飲食部九|菓子|雑菓子
[p.0661] 嬉遊笑覧 十上飲食 芭蕉発句説叢、青ざしや草餅の穂に出つらん、句解雲、青ざしは麦お煎て調したる菓子なり、上臘もきこしめすにや、枕草子青ざしと雲物お、人のもてくるお雲々、二夜問答に雲、此句意は麦の穂のわかきおすりて、すこしくものお作る故に、それがほと成て出つらんと雲意なるべし、時節の ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|名称
[p.0351] 嬉遊笑覧 十上飲食 飯お台といふ、女房詞なるべし、〈○中略〉和名抄糄〓、和名比女、或説雲、非米非粥之義也とあれば、ひめは今世の常の飯とみえたり、御台と御膳といふとおなじ、食は必ず台に載るものなればなり、 ...
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飲食部二|料理上|会席料理
[p.0114] 嬉遊笑覧 十上飲食 又会席料理といふは、予〈○喜多村信節〉が覚えて薬研堀の川口忠七鳴竹始なり、彼は芝居の笛吹なりし、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|強飯
[p.0363] 嬉遊笑覧 十上飲食 こはいひは、古の常の飯なれど、粥おいふ故に、それに対してかくいへるなるべし、 ...
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飲食部七|麪〈麩 併入〉|蕎麦切商
[p.0521] 嬉遊笑覧 十上飲食 昔は温飩お専らにして、蕎麦はかたはらなり、近時までもそばやおうどん屋と称へしなり、 ...
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飲食部十四|鮓|早鮓
[p.0952] 嬉遊笑覧 十上飲食 似せもの語に、なまなりおつけヽる女有けり雲々、早ずし(○○○)おなまなりといへり、 ...
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飲食部十四|鮓|名物
[p.0966] 嬉遊笑覧 十上飲食 文化のはじめ頃、深川六軒ぼりに松がすし(○○○○)出きて、世上すしの風一変し、〈○下略〉 ...
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飲食部三|料理中|柔煮
[p.0215] 嬉遊笑覧 十上飲食 柔かに煮は、駿河煮と混じたるなり、同書〈○料理物語〉するが煮、たこおよく洗ひ、其儘だしたまりに酢お加へ、いぼのぬくる迄よく煮とある是なり、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|染飯
[p.0422] 嬉遊笑覧 十上飲食 黄飯は瀬戸の染飯是なり、〈○中略〉光広卿の歌につく〴〵と見てもくはれぬ物なれや口なし色のせとの染いひ、 ...
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飲食部十六|漬物|梅干
[p.1038] 嬉遊笑覧 十上飲食 梅びしほ、女南甫史に、杵白梅和以紫蘇作梅醤、古人用以調羹、疑即此也、こゝにてさらさと雲なり、白梅とはしほづけ梅なり、 ...
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飲食部三|料理中|博奕汁
[p.0182] 嬉遊笑覧 十上飲食 ばくち汁は、望一后の千句、あつまるは同じばくちの類にして、瓜やなすびや夕顔の汁、思ふに何にまれ小く四角に切たるお采のめと雲、これお汁のみとするなり、 ...
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飲食部四|料理下|天麩羅
[p.0257] 嬉遊笑覧 十上飲食 文化のはじめ頃、深川六軒ぼりに松がすし出きて、世上すしの風一変し、それより少し前に、日本橋きはのやたいみせにて、吉兵衛と雲もの、よきてんぷらし出してより、他所にもよきあげものあまたになり、是また一変なり、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|〓
[p.0387] 嬉遊笑覧 十上飲食 説文曰、〓以羹澆飯也、これ汁かけ飯なり、こゝにてむかし汁おば飯にかけてくひしなり、〈○中略〉悔草に貴人よりはやく汁などかけず、湯おのむとも見合て、はしお下におくべしなどいへり、 ...
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飲食部四|料理下|鴨頭
[p.0284] 嬉遊笑覧 十上飲食 口頭、湯河荘司が宿の前にある落書、太平記南方蜂起条に、宮方の鴨頭になりしゆのかはゝ都に入て何の香もせずとあり、湯河お柚皮にとりなしたり、猿楽の狂言、すゞき庖丁にも、ゆのかうとうと雲ことあり、これ今いふ吸口なり、 ...
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飲食部四|料理下|雑載
[p.0337] 嬉遊笑覧 十上飲食 伊呂三絃に、其頃のひねりたる料理おいふに、何も入れずに鶏頭の葉のはしらかし汁、割ずるめにあらめ置合たる酒びて、是よりは古代青鷺塩鴨増ぞかし、とかく手づまのきいたかるい料理より、へたくろしう、うまきがよしといへる、今から見ればいとおかし、 ...
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飲食部十四|鮓|早鮓
[p.0951] 嬉遊笑覧 十上飲食 むかしの鮓は、飯お腐らしたるものにて、みな源五郎鮒の鮓の如し、早鮓といふも一夜ずし(○○○○)なり、料理物語、一夜ずしの仕様、鮎の鮓お苞に入、焼火にあぶりておもしおつよくかくる、又は柱に巻つけてしめたるもよし、一夜にてなるヽといへり、此外塩魚、干魚等お漬ること、雍州府 ...
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飲食部三|料理中|筏鱠
[p.0200] 嬉遊笑覧 十上飲食 筏鱠、庖丁家書に、鯉、鮒、すゞき、鮎などおするなり、皮おひくに依て筏鱠と雲なり、筏は川お引の謎なり、庖丁聞書に、鮎の筏鱠といふは、鮎おおろして細づくりにして、柳の葉おいかだの如く皿にならべ、そのうへに作りたる身おもりて出すべし、柳の葉さき人の左又は向へなるやうに ...
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飲食部三|料理中|脹熬
[p.0225] 嬉遊笑覧 十上飲食 脹煮は、料理物語に、なまこお大にきり、だしたまりふかせ、出しさまに入、其儘もることなり、すつぽうともいふ、蚫烏賊もよし、〈調味抄も此法にて、蚫いかの事なし、〉調味抄には、鱆(たこ)の条に、ふくら煮は如常と有は、上のしかたおいふなり、今すつぽん煮といふは、此すつぽう ...
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飲食部十三|味噌〈豉 納豆併入|種類
[p.0859] [p.0860] 嬉遊笑覧 十上飲食 塩尻に法論みそ、もと南都の製なり、興福寺維摩会十月法論日おわたる、講師等小水のために、座おしりぞく事おうしとして、黒豆豉お食ふ故に、法論みその名ありとかやといへり、本草にも豆豉は血痢などお治すことは見えたれど、小水お截むることは聞えず、此功ある事おしら ...
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飲食部十四|乾肉〈塩肉併入〉|魚条
[p.0926] 嬉遊笑覧 十上飲食 按るに、今加賀の産にすぢ魚(○○○)といふものあり、鰤の骨お去りて塩干にしたるものなり、是即ちすはやり也、すぢうおとは条魚お訓るなるべし、古へも初より細かに作りしものにはあらぬなるべし、削り物といふも、此類の物おいふなり、正しくはすはえわりなるお、えわの反やとなれば ...
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植物部十|木九|柿利用
[p.0619] 嬉遊笑覧 十上飲食 ころ柿(○○○)、乾たる柿おなべていふに非ず、雍州府志に、宇治にて秋の初めに小き澀柿お採、皮おむき蒂おとり、縄につるし、陰乾にしたるが、円き故に転柿といふといへり、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|名物
[p.0572] 嬉遊笑覧 十上飲食 雍州府志に、炒豆は〈○中略〉霰もち(○○○)おいふなり、是お霰といふも古き名なり、桜井基佐が発句に、老松の葉にはさかむや霰餅、諸艶大鑑、内儀も手拭に、あられに大豆などいりまぜし菓子袋のはなむけといへるも是なり、但今の製大葉芥の青粉は用ひず、青のりお粉にしてかくる、霰お ...
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飲食部一|飲食総載|夜食
[p.0021] 嬉遊笑覧 十上飲食 著聞集に、左京大夫顕輔卿のもとへ、或人ことおしておくりたりけるに、桜花かざしなどしたりけるお、僧どもおほらかにくらひける雲々とあり、此のことゝ雲は、僧の夜食なり、無住が雑談集〈三〉に、〈○中略〉法師原坂本へ下りぬれば、夕方寄合て事と名づけて、我々世事して食すと雲 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|赤飯
[p.0403] 嬉遊笑覧 十上飲食 一代女〈四〉泉州堺の処に、湊の藤見に大重箱に南天お敷て、赤飯山の様にして行ます雲々、昔よりおなじ事ながら、赤飯の弁当、今は繁華の地には希なるべし、〈萩原随筆に、京都にては吉事に白強飯お用ひ、凶事に赤飯お用る事、民間の習慣なり、江戸は上にて四月より八月迄白強飯、九 ...
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飲食部三|料理中|菜
[p.0154] 嬉遊笑覧 十上飲食 後三年合戦絵などおみるに、古への膳部は高き台にて、食物はみなかはらけに盛たり、居やう中に飯お高盛にして置、そのまはりに菜お排べたり、海人藻芥に、毎日三度の供御は御めぐり七種御汁二種なり、御飯はわりたる強飯お聞召なりとあるも、その体にならべたるもの故、菜お御めぐり ...
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飲食部一|飲食総載|食時
[p.0011] 嬉遊笑覧 十上飲食 武家にて昼飯くふこと昔はなし、其も動きはたらく者はくひしなり、今昔物語などに、昼の養は往々見えたれど、夕飯は見えず、これ又多く二食なるにや、籠耳草子に、侍は中食といひ、町人はひるめし、寺がたには点心、道中はたごやにては昼息みといひ、農人は勤随、御所方にては女中の ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|菜飯
[p.0404] [p.0405] 嬉遊笑覧 十上飲食 田楽、かならず菜飯に添てくふは、完永ころよりなるべし、懐子やく田楽に身もこがれつゝ、来ぬ人お待にござれば菜飯して、菜飯は似せもの語に、はらにあける菜飯はいつもくひしかどけふの花見に似るこめもなし、むかしは花見遊山などには、菜飯おたきて持ゆけり、〈○中略〉 ...
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飲食部三|料理中|かんざう鱠
[p.0202] [p.0203] 嬉遊笑覧 十上飲食 和雑鱠、かざうなます、夏の料理なり、洛陽集、和雑なます蓼の酢たゝへて藍の如し、永栄料理物語に、かんざうなます、きすご、さより、かれい、えい、いかなど色々つくりまぜ候事なり、これは酢しほかげんしてあへ、けんばかりおくべきなり、又鶉汁と雲条に、せんばほねぬ ...
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飲食部九|菓子|雑菓子
[p.0664] 嬉遊笑覧 十上飲食 東海道名所記島原の条、門の内より半町あまり南へさがる、右の方は茶屋なり、うんどん、そば切、やき豆腐、其外百一口(○○○)の菓子あり、百一とは数の多きおいふ、釈氏要覧道具部、百一物大概之辞也、薩婆多論雲、百物各可蓄一也、今江戸にて沢庵漬の間に、塩干の茄子お入て漬るお、 ...
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飲食部三|料理中|さく〳〵汁
[p.0182] 嬉遊笑覧 十上飲食 さく〳〵汁、世話尽〈四〉予正月七日に或天台宗へ参侍て、菜汁お振まはれて雲、寺でくふ〳〵じやくざくの菜汁かな、菜お麁相に切てせしむるお、世人詞にさく〳〵汁といへり、又彼宗の根本空々寂々之法お以肝要とす、然おじやくざくといひしは両意の挨拶なるべき歟、〈料理物語に蓬お ...
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飲食部九|菓子|羊羹
[p.0640] 嬉遊笑覧 十上飲食 今の羊羹は昔の法に非ず、明人は豆沙糕といふとなり、宋書毛修之伝、修之嘗為羊羹、以薦虜尚書雲々あるものは、羊肉のあつものなり、菓子の羊羹は羊肝糕なり、求肥ももと牛皮糖なると同じ、獣お不潔とする故、これらの字お書改めしならめど、羊字おかへざるはいかゞ、又羹は糕と同音 ...
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飲食部九|菓子|焼餅 鶉餅 大福餅
[p.0622] 嬉遊笑覧 十上飲食 祇園物語に、あたりなるやきもちひ(○○○○○)と申もの、一つまいるべくもや候雲々、老人ひとつとりて、手の内したゝかにおぼえ、よく見れば、中にはあづきおつゝみ、上にうすやうほど餅おはりつけたり、是ならば小豆とてこそ売べけれ、餅と名おつけていつはれる事こそ、けいはくなれ、 ...
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飲食部四|料理下|雑載
[p.0337] [p.0338] 嬉遊笑覧 十上飲食 鮧(なまづ)魚は寛永の料理集にも載たれど、是は近在にあるお広く挙たる物なり、大和本草に、箱根より東に是なしと有、これも又誤りなり、日東魚譜に、昔は江戸になまづなかりしが、享保十四年九月、井頭より水溢出たることありし、其より鮧魚出来けるよしみゆ、増補総鹿子 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|飯麦
[p.0397] 嬉遊笑覧 十上飲食 手打そば、予が幼きころ母の唄ひて聞かせられし小歌の節、今おもへば難波十日夷の売物の歌に擬したるものなり、唱歌は赤いもの尽、甘いもの尽、色々あり、うまいものにとりては、たうこうあんそばきり、西の宮太郎が麦飯(○○○○○○○○)、上林、みな同時行はれたる食ものどもなり、太郎は ...
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方技部十四|薬方|薬剤器具
[p.1123] 運歩色葉集 屋 薬籠( ○○) ...
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方技部十四|薬方|薬剤器具
[p.1123] 下学集 下器財 薬鑵( やくわん) 薬器( やつき) ...
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方技部十四|薬方|薬剤器具
[p.1123] 撮壌集 中家具 薬器( やつき/○○) 薬研( やげん/○○) ...
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[p.1123] 雍州府志 七土産 薬缶 以銅製之、今造諸品物、然元出自煎薬器、故総号薬缶屋、 ...
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[p.1123] [p.1124] 易林本節用集 也器財 薬籠( やろう) ...
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[p.1125] 白石紳書 一 今の印籠は、魚袋に符お入れし遺制と、然る歟、 ...
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