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天部三|霙|名称
[p.0243] 東雅 一天文 雪ゆき〈◯中略〉 雪と雨と雑り下るお、みぞれといふは、水降の転語なるに似たり、 ...
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天部三|霙|名称
[p.0242] 藻塩草 一天象 霙 みぞれの空 みぞるヽ空 霙ふる比 霙降くる 霙伝 木の葉こきまぜみぞれふる 霙空 つもるかとみえつる雪も霙 ...
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天部三|霙|名称
[p.0241] 新撰字鏡 雨 霂〈亡各反霢也、志久礼、又三曾礼、〉 ...
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天部三|霙|名称
[p.0242] 倭名類聚抄 一風雪 霰 爾雅註雲、霰氷雪雑下也、七見反、又作〓、〈和名美曾礼〉 ...
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天部三|霙|名称
[p.0242] 倭名類聚抄 一風雪 霙 孫愐雲、霙雨雪相雑也、音於驚反、文選雪賦師説曰、〈三曾礼〉 ...
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天部三|霙|名称
[p.0242] 類聚名義抄 七雨 霰〈先見反みそれ〉 霙〈音英、又乙丈反、雲貌みそれ、〉 〓〈みそれ〉 ...
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天部三|霙|名称
[p.0243] 倭訓栞 前編三十美 みぞれ 倭名抄に、霰また霙おもよめり、水あられの急語成べし、孫愐も霙は雨雪相雑也といへり新撰字鏡には霂およみ、日本紀には雨氷もよめり、 ...
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天部三|霙|名称
[p.0242] 日本釈名 上天象 霙 水あられ也、縦横二重相通の反なり、此類も亦多し、らお略す、雨とあられとまじるお雲、 ...
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天部三|霙|降霙
[p.0243] 続日本紀 七元正 霊亀二年四月戊午、雨霰、 ...
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天部三|霙|降霙
[p.0243] 日本書紀 二十四皇極 二年三月、是月風雷雨氷(みぞれ)、行冬令、 ...
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天部三|霙|降霙
[p.0243] 枕草子 十 ふるものは みぞれはにくけれど、雪のましろにてまじりたるおかし、 ...
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天部三|霙|降霙
[p.0243] 源氏物語 二帚木 りんじの祭のでうがくに夜更て、いみじうみぞれふる夜、これかれまかりあがるる所にて、思ひめぐらせば、猶いへぢとおもはんかたは又なかりけり、 ...
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天部三|霙|降霙
[p.0243] 千載和歌集 二春 後朱雀院の御時、うへのおのこども、ひんがし山の花見侍けるに、雨のふりにければ、白川殿にとまりて、おの〳〵歌よみ侍けるによみ侍ける、 大納言長家 春雨に散花みればかきくらしみぞれし空の心ちこそすれ ...
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天部三|霙|降霙
[p.0243] 万葉集抄 二 霰打 あられ ふる 、 安良礼松原 あ ら れ まつ ばら 、住吉(すみのえ)之(の)、 弟日娘与 おと ひ おとめ と 、見礼常(みれど)不飽(あかぬ)香聞(かも)、此歌、古点には、みぞれふり(○○○○○)、あられまつばら、すみよしの、おとひむすめと、みれどあかぬかもと点ぜり、霰字はみぞれ、あられ ...
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天部四|雷〈電併入〉|電
[p.0308] 東雅 一天文 電いなびかり いなとはいかの転語にて、これも畏るべきの事なり、ひかりは光なり、又いなづるひともいふ、つるひとは 出火 づる ひ なり、又いなづまともいふは、もとこれ農家炎旱の日に、雷雨お得て、稲の胎まむ事お、おもひ望むより出し語なりといふ、稲妻としるせり、 ...
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天部二|雲|名称
[p.0148] 東雅 一天文 雲くも 古語にくといひし、黒しといふ詞なるあり、くろといひ、くりといふは黒色也、暮おくるといひ、くれといひ、暗おくらといふが如き皆是也、〈万葉集抄に、日の暮るヽおくるとも、くれともいふは、黒くなる詞なりといふ、此義也、〉 雲蔽ひぬれば、天暗きによりてくもといふなり、くろ ...
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歳時部一|歳時総載上|日
[p.0047] 東雅 一天文 昼ひる〈◯中略〉 今朝おけさといひ、今日おけふ(○○)といふは、今夜おこよひといひ、今年おことしといふに同じ、けといひ、こといふは転語にて、共にこのといふ詞なり、けさといふはこのあさなり、けふといふはこのひなり、けふといひ、きのふといふ、ふといふ詞は、日といふ語の転ぜしなり ...
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歳時部一|歳時総載上|時
[p.0067] [p.0068] 東雅 一天文 今いま〈◯中略〉 今いま、古語にはうまともいひけり、〈日本紀〉いといひ、うといふは転語なり、たとへば、魚おいおとも、うおともいふが如し、いまといひ、うまといふ義の如きは并に不詳、〈いは発語の詞なるべし、古語には、目おまといひぬれば、いまとは目前の時おさして雲ひ ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0083] 東雅 一天文 今朝おけさといひ、今日おけふといふは、今夜おこよひといひ、今年おことしといふに同じ、けといひ、こといふは転語にて、共にこのといふ詞なり、けさといふはこのあさなり、 ...
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天部四|風|名称
[p.0250] 東雅 一天文 風かぜ 義不詳、古語にさといひ、又かざといひし、皆是其語の転ぜしにて異なる義ありとも聞えず、旧事紀に、陽神朝霧お吹撥ふの気、化して風神となれりなどいふ事は、見えけれど、かぜといふ義の如きは聞えず、〈古語にかぜおさとのみ雲ひしによれば、かといひしは、上の詞助なりしに似た ...
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歳時部一|歳時総載上|日
[p.0049] 東雅 一天文 昼ひる〈◯中略〉 俗にきのふの前日お、おとつひ(○○○○)といひ、こぞの前年おおとヽしといふが如き、おとといふはおち也、今お去る事の遠き也、古語に遠きおいひて、おちともおてともいふ、ちといひてといひとといふ、皆転語にて、おとつひといふ、つは語助なり、俗におとヽひといふは転語な ...
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歳時部二|歳時総載下|四時|春
[p.0104] [p.0105] 東雅 一天文 春とは、草木の芽はる時なればはるといふ、古語にははらくといひしは、もえ出るおいひし也、秋とは、草木の色かはりぬる時なればあきといふ也、古語にあきといひしは、黄なる色おいひし也といふ説あれど、草木のもえ出るお芽もはるなどいひしは、春といふことば、黄ばむ色おあき ...
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天部二|霞〈やけ併入〉|名称
[p.0160] [p.0161] 東雅 一天文 霞かすみ 義未詳、倭名抄には唐韻お引て、日辺赤雲也と註しぬ、説文に、雲日気相薄とも見えて、則晨霞暮霞など雲ひしものにて、此にしても朝かすみ夕かすみなどもいひ、又茜さす日とも、豊旗雲に入日刺なども雲ひしもの是也、今俗にあさやけ、ゆふやけなどもいふなり、かすみとい ...
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動物部三|獣三|猫/名称
[p.0194] 東雅 十八/畜獣 猫ねこま〈○中略〉 子とは鼠也、こまとは、こまといひ、くまといふは転語也、鼠の畏るゝ所なるお雲ひし也、即今俗にねこといふは、其語の省ける也、 ...
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動物部八|鳥一|鶴/名称
[p.0540] [p.0541] 東雅 十七/禽鳥 鶴つる〈○中略〉 つるといひ、たづといふ、義並に不詳、〈万葉集歌に、鶴群よみてつるむらと雲ひけり、つるといひ、つらといふは〉〈転語なり、そるとは其飛止共に群列あるおや雲ひぬらん、また一にはたづとは田鶴としるせり、その平田に降り止るおいふにやあるらん、〉 ...
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器用部二十|灯火具上|名称
[p.0218] 東雅 八/器用 灯燭ともしび 令義解に、油火為灯、蠟火為燭也と見えたり、〈○中略〉ともしびとは、万葉集に留火としるせり、即是也、其光お留て消ゆる事なからしむるの義也、〈ともとはと肱の転語、即留也、しとは詞助也、ひは火也、俗に火おともすなどいふ、即是義なり、〉 ...
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動物部十二|鳥五|鷹/名称
[p.0934] 東雅 十七/禽鳥 鷹たか〈○中略〉 或説にたかは高也、其高飛おいふといへり、もしさらば義は自ら明かなれど、鳥の高く飛ぶ、此物にしも限るべからず、その勢は猛なるおもて、たかといふ、たかとはたけの転語なりしに似たり、すべて鷹の類お呼びし名、韓地の方言に出でしと聞ゆるもあれば、強てその説つ ...
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地部四十三|山上|峡
[p.0710] 東雅 二地輿 峡、やまのかひといふは、山の間也、かひといひ、あひといふは転語なり、〈万葉集の歌には、かひとよみしお、抄に羽のゆきあひなりといふが如し、〉 ...
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動物部四|獣四|蝙蝠
[p.0261] 東雅 十七/禽鳥 蝙蝠かはほり〈○中略〉 義不詳〈かはほりとは猶蛇医おいもりと雲ひ、守宮おやもりといふが如く、かはもりといふなり、即俗にかふもりといふ是也、ほりといひ、もりといふは転語なり、此物多くは河岸の石間、橋の下などに住むものなり、さればかく雲 ひしなり、或人の説に、蚊お 欲りぬ ...
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飲食部六|粥〈餗[併入]〉|名称
[p.0448] [p.0449] 東雅 十二飲食 粥かゆ 倭名抄に、唐韻に饘は厚粥也といふはかたかゆ、四声字苑に粥は薄糜也といふはしるかゆ也と注せり、かゆとは濃湯(かゆ)也、白飲おこみづといふが如し、こと雲ひかといふは転語也、濃湯といひしは、猶今俗に重湯といふが如くなる也、かたかゆとは煮米作糜もの、厚くして堅 ...
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飲食部十|酒上|醨
[p.0684] 東雅 十二飲食 酒〈○中略〉又〈○倭名抄〉唐韻お引て、醨はしる、一つにもそろといふ、酒薄也、と注せり、もそろの義不詳、〈(中略)もそろといひ、みぞれといふは、転語也、即今みぞれ(○○○)といふ酒、その遺製なるに似たり、〉 ...
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植物部十二|草一|米品
[p.0820] 東雅 十三/穀蔬 穀もみ 倭名抄に、〈◯中略〉糏は米麦破也、漢語抄にこめさき、一にあらもとと註せしは、〈◯中略〉こめさきとは、こめはよねの転語にて則米也、さきは裂也、其砕け裂けしお雲ふ也、即今俗に粉米(ここめ)といふ者是也、あらもとの義は未詳、 ...
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植物部十三|草二|黍/名称
[p.0876] 東雅 十三/穀蔬 黍きび 旧事紀に、粟黍は保食神の胸より生しと見え、古事記には大宜津比売神の二耳より生しと見えたり、あはといひ、きびと雲義は不詳、〈◯中略〉きびとは、きは黄也、びは実也、みといひ、ひといふは転語なり、其実の黄なるおいふ、稷と黍との総名也、 ...
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植物部二十|草九|大豆/名称
[p.0230] 東雅 十三/穀蔬 豆まめ 旧事紀に、保食神の臍尻に豆お生ぜしと見え、古事記には、大宜津比売神の鼻に小豆お生じて、尻に大豆お生ぜしと見えたり、まめとは万葉集抄に、まとは円也といふ詞也と見えたり、めとは実也、みといひめといふは転語也、其実の円なるお言ひしなり、 ...
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植物部十一|竹|篠
[p.0708] 東雅 十六/樹竹 竹たけ〈◯中略〉 倭名抄に、〈◯中略〉蒋魴切韻お引て、篠は細々小竹也、しの一にさヽといふ、俗用小竹字と見えしは、即今さヽといふもの、其種類大あり、しのといふは、しとはさといふ語の転ぜしにて即細也、のとは即箟也、さヽとは即細也、〈日本紀に小竹〓てしのといふと見えたり、和 ...
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動物部十一|鳥四|鵲
[p.0852] [p.0853] 東雅 十七/禽鳥 鵲かさなぎ 推古天皇の御時に、難波吉士磐金、新羅より至りて、鵲二隻お献ず、難波の杜に養はしむ、因以巣枝而産子といふ事見えたり、〈日本紀に〉これ我国の鵲の来りし事の始なり、かささぎとは、新羅の方言と、此国の方言とお併せ呼びしと見えたり、即今も朝鮮の方言に、鵲 ...
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動物部十六|魚上|魚総載/名称
[p.1238] 東雅 十九/鱗介 水母くらげ〈○中略〉 太古の俗、魚おば鰭広物鰭狭物などいひしと見えたり、又呼てなともおともいひけり、魚の字、読でなといひ、おといふ即是也、いおとも、うおともいふが如きは、いといふは発語之詞也、い亦通じてうといふは転語也と、万葉集抄に見えけり、なといひし事、漢に魚菜な ...
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器用部四|飲食具四|游堈
[p.0180] [p.0181] 東雅 十一/器用 游堈ゆか 倭名抄に、唐韻お引て、堈は甕也、楊氏漢語抄に、游堈はゆかといふ、今按ずるに、俗人大桶お呼びてゆかおけといふ是也、弁色立成におほみかといふと注せり、游堈読みてゆかといふは、字の音おもて呼びし也、おほみかといふは、おほは大也、みかは甕也、俗に大桶おゆ ...
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植物部二十六|草十五|蒲公英
[p.0740] 東雅 十三/穀蔬 蒲公草ふぢな 倭名抄に本草お引て、蒲公草一名〓耨草、ふぢな、一にたなといふと註せり、並に義不詳、今俗にたんほヽといふもの、蒲公草即是也、〈此菜田園壟畝の間に生じぬるものなれば、たなと雲ひしにや、ふちなの義詳ならず、或人の説に、此菜一名お白鼓丁ともいへば、たんほヽの名 ...
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地部四十五|野〈原附〉|名称
[p.0921] [p.0922] 東雅 二地輿 野の 義詳ならず、古語にのといひしには、伸るの義なるあり、古語拾遺に、楽の字お釈して、手お伸すの義也と雲ひけり、のしといひ、のすともいひ、のぶとも、のびともいふが如き、そのしすふひなどの言葉、皆これ語助なり、古時野の字読てなといひし如きは、のといひ、なといふは ...
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地部四十九|海〈海路〉併入|潮
[p.1254] [p.1255] 東雅 二地輿 海うみ〈◯中略〉 潮おば、古語にはしほといひしお、倭名抄には、潮字読てうしほと雲ひけり、しほと雲ひし義不詳、うしほといふは海潮なり、古事記には、海塩としるしたりき、食塩おもしほといへば、其名お分ち雲ひしなるべし、朝お潮といひ、夕お夕といふと見えたれば、あさしほ ...
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植物部十七|草六|藍
[p.0016] 東雅 十五/草卉 藍あい〈◯中略〉 あいはあおの転語也、あおとは青也、その根の青色お染むべきおいふなり、つはきあいとは、其葉の光れるおいふなり、〈◯註略〉たであいとは、其葉の蓼に似たるにて、万葉集に、辛藍(からあい)また韓藍としるせしものこれなるべし、 ...
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植物部二十|草九|大角豆
[p.0261] 東雅 十三/穀蔬 豆まめ〈◯中略〉 倭名抄に本草お引て、〈◯中略〉大角豆一名は白角豆、さヽげといふと註せしは、さヽは細小(さヽ)也、けといひ、きといふは転語にして、並に角おいふ、角とは即莢おいふ也、日本紀には、豆角読てささげと雲ひけり、〈今俗にはささぎといふ〉 ...
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植物部十二|草一|米/称呼
[p.0809] 東雅 十三/穀蔬 穀もみ〈◯中略〉 旧説によねとは、よはよしといふ詞也と見えたり、ねは種也、其嘉種なるお雲ひし也、〈稲おいねといひ、米およねといふが如きも転語なり、又根おねといひ、苗おなへといふも、転語也、ねといふ言葉お開呼ぶときはなへなり、是等の事に依りても、古語の相転ぜし、また各 ...
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天部一|天|名称
[p.0002] 倭訓栞 前編二安 あめ 天おいふ、神代紀に天上とも見ゆ、神名の首にある天字は多くあめとよめり、古事記にあめといふには註せず、あまと唱ふべきは註あり、さればあめは本語、あまは転語なるべし、又訓天如天とあるは、天のとのおいふまじきため也といへり、神代口訣に開く声といへり、自然の語なれば ...
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天部二|霞〈やけ併入〉
[p.0160] 霞は、かすみと雲ふ、水気にして秋季にもあれど、古来専ら春季にのみ雲へり、やけは、あけの転語にして、日出前、若しくは日没後、空の日に映じて、紅色お呈するお雲ふ、 ...
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天部四|風|風以方位為名
[p.0253] 倭訓栞 中編一阿 あなぢ 西北風おいふ、西土にいふ不周風也、ちは風の訓、こちまぢのちに同じといふめり、一説に、此風吹ば雨なし、水気までお吹払ふおもて、あなしともいふといへるはいかヾ、畿内及中国の船人の詞に、西北の風お、あおぜといふは、あなじの転語也、 ...
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地部四十九|海〈海路〉併入|名称
[p.1251] 倭訓栞 前編二阿 あま(○○) 海おいふは、日本紀、万葉集に見ゆ、あおみの転語にして、蒼海の義成べし、 ...
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人部二十九|諂諛|名称
[p.0669] 倭訓栞 中編二十三/不 へらばふ(○○○○) 俗語なり、諂諛の意にいへば、へつろふの転語なるにや、 ...
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器用部十二|家什具|箱/名称
[p.0678] 類聚名物考 調度七 筥 はこ これはもと竹おあみて作れる物なり、今は木にて作れるおも、ひとしく筥といへるは転語なり、 ...
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植物部二|木一|杉/名称
[p.0104] 塩尻 五十四 一杉柀の二字、互にすぎともまきとも訓ぜり、すぎとは直木(すきのき〓すく)の転語也、まきは真木也、ゆるまざるお謂、倭歌にもまきの戸とよめるも、まき立山などいへるも、杉の木の事なりとかや、 ...
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器用部二十四|行旅具下|合羽/名称
[p.0491] 橘庵漫筆 二編四 紙にて製せし雨衣お合羽と雲は、波爾杜瓦楽国の荘服に、かのは(○○○)と雲ものあり、本朝の服折(はおり)のごとし、このかのはの転語なるべしといへり、十里合羽半茶合羽(じうりかつぱはんちやかつぱ)などいへるもの、みな似たる類なればにや、 ...
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器用部八|容飾具三|釵子/名称
[p.0448] 安斎随筆 二十九 釵子 是は宮女の髻の飾なり、字音さいしなり、今世の詞におしやしと雲ふは即ち御釵子なり、さいしの転語なり、玉篇に釵は婦人岐笄也とあり、〈○中略〉貞丈雲く、女房式正の時は、垂髪して頂の上に髪お瘤の如く束ねて、是おかぶと名づく、其のかぶに釵子おさすなり、別に図あり、如斯す ...
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植物部三|木二|胡桃
[p.0148] 塩尻 三十七 呉桃 くるみと訓ぜり、くるはくれの音便か、胡桃の胡は、黒色の字訓あれば雲ふ、くるはくろの転語にや、識者の発明お待のみ、 ...
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称量部三|権衡|秤有数種
[p.0128] 類聚名物考 調度二 秤 はかり ちぎ(○○) 〈俗言〉れいてんぐ(○○○○○)杠秤(ちぎ)は大秤なり、鍵の付たるお雲なり、れいてんぐとは、銀秤の事にて、釐等具の転語にして、釐だめともいへり、毫釐お正すのはかりなり、 ...
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植物部二十四|草十三|苦瓜
[p.0638] 物類称呼 三/生植 錦茘枝つるれいし 長崎にてにがごうりといふ、是は苦瓜(にがうり)の転語なるべし、 ...
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動物部九|鳥二|鷭
[p.0630] 倭訓栞 中編二十/波 ばん〈○中略〉 鳥の名によべるは鷭字お用うれども、兼名苑に鷭の一名とせり、鴋の転語なるべし、即護田鳥なり、又俗に守護する事お番といへば、その意にてよべるにや、本草にも見人輒鳴喚不去とみえたり、小番とよぶ鳥あり、鳩に少し大なり、 ...
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器用部五|飲食具五|炮碌
[p.0321] 物類称呼 四/器用 鏊いりなべ(○○○○) 京にていりごら(○○○○)、太和及東国にてほうろく、下総にていりがら(○○○○)、常陸にてちやほうじ(○○○○○)といふ、 今按に、いりなべ俗にいりがはらと雲、いりごら、いりがら、又こうら(○○○)などいふは、共にいりがは らの転語なるべし、又ほうろくは、ほいろの器といふ ...
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天部二|霧〈もや併入〉|名称
[p.0165] 東雅 一天文 霧きり きりといふも亦暗の義なり、旧説にきりとは、くろの転語也と雲へり、〈きはくと同韻にして、りはらろ等の同韻なるおいふなり、〉 日向国風土記に、昔天孫の尊、此国高千穂二上之峯に天降給ひし時に、天暗冥にして昼夜お別たず、その土蜘蛛二人が教のまヽに、稲千穂おぬきて、籾とな ...
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歳時部二|歳時総載下|四時
[p.0099] [p.0100] [p.0101] 東雅 一天文 春はる 夏なつ 秋あき 冬ふゆ 並に義不詳、四時の名は、古の時に見えし事は、旧事紀、古事記、日本紀等に、陰陽の二神大倭豊秋津洲お生給ふ、亦名は天御虚空豊秋津根別といふと見えし、これ秋といふ名の始て見えし所歟、されどこれは後世に名づけられし所也ともいへり、 ...
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遊戯部一|双六〈紙双六併入攤 意銭附〉|手法
[p.0008] 和字正濫要略 〈今井似閑頭書〉私雲、源平盛衰記〈○源平盛衰記恐平治物語誤〉少納言信西、双六の目、しゆ四朱三といへるは、玄宗と楊貴妃と双六お撲玉へる時、こひめにしゆ四しゆ三の出たれば五位おさづく、五位は赤衣なれば、夫より朱四朱三といへるよしおいへり、今案、此説智ある人はいつはり多しと ...
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地部四十三|山上|岫
[p.0713] 東雅 二地輿 岫くきといひ、洞ほらといふと、倭名抄には見えたり、日本紀には、洞の字読てくきといふと註せられけり、上古の語に、くきといひしは漏(くき)也、古事記に、陽神火神お斬給ひし、御刀之手上(たかみ)に集る血、手俣(たなまた)より漏出(くきいづ)といふ事おしるして、漏読て久岐といふと註し ...
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植物部十二|草一|稲/名称
[p.0761] [p.0762] 東雅 十三/穀蔬 稲いね 旧事紀に、五穀は火神軻遇突智の子、稚皇産霊神の化生せし所也とも、また葦原中国の保食神の化れる所也とも見えたり、古事記には、軻遇突智の姉大宜津比売神の化れる所也とも見えたり、太古の俗いひつぎし所、其説已に同じからずとは見えたれど、日神其種子おとり得給 ...
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動物部十四|虫中|蛍
[p.1079] [p.1080] 東雅 二十/虫豸 蛍ほたる 葦原中国に道速振荒振神等(ちはやぶるあらぶるかみら)多有て、夜者(よるは)若耀蜜火而喧響(くにめほやほたるびのさやげりなく)といふ事、旧事紀にみえたれば、此物の名上世にすでに聞えたる也、ほたるとは、たとへば爾雅に蛍火即昭とみえしが如く、ほは火也、たる ...
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動物部十八|魚下|鱧魚
[p.1504] 東雅 十九/鱗介 鱧はむ〈○中略〉 今俗にやつめうなぎといふ是也、漢人之説に、鱧魚頗似蝮蛇といふ事あり、〈李東璧が説也〉古の俗、蝮蛇およびてはみといふ、はみといひ、はむといふは転語也、はむとは其形の蛇に似たるお雲ひしと見えたり、又鱧魚、首左右各有七竅、如七星ともいふ也、〈載同が説○中略 ...
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地部四十五|附原|名称
[p.0948] 東雅 二地輿 原はら はらとは開也、古語にはらしといひしは、開く事おいひしかば、日本紀に開の字読てはらしとは雲ひし也、遼遠おはるかといふも、開け遠きの義也、今も筑紫の方言に、原おばはるといふなり、古に又読てあらともいひけり、あらとははらの転語にして、即是開也、又古語に天之原、海原、 ...
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地部四十九|島〈洲併入〉|洲
[p.1352] 東雅 二地輿 洲しま 古語にしまといひしは、すみの転語なり、水中可居之所なればすみといふ、その語転じてしまといふなり、八洲知之といふ事お、八隅知之ともいふこれ也と、万葉集抄に釈せし誠に然なり、旧事紀には、洲字読てしまと雲ひしお、古事記には、島の字に改めしるせし事は、太古の時には、沙 ...
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器用部十二|家什具|籠
[p.0688] 東雅 八/器用 籠こ 旧事紀に、塩土老翁竹お取りて、太目籠麁籠お作る、または堅間お作るとも雲ふ、堅間とは今之竹籠也といふこと見えたり、上古の時には、竹籠おかたまと雲ひしなり、古事記には、無間堅間としるし、日本紀には、無目堅間としるされしによらば、麁籠といひ、堅間といふもの、其目あると ...
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地部四十三|山上|谷
[p.0709] [p.0710] 東雅 二地輿 谷たに 義不詳、上古は丘おばおと雲て、谷に対し言ひけり、八岐大蛇、蔓延于八丘八谷(やおやたに)之間、味耟高彦根神、映于二丘二谷之間といひしが如きこれなり、おかといひ、たにといふは、起(おき)と絶(たつ)といふの謂にて、山起立ち、山隔絶つ義なるべし、〈おきといひ、おか ...
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動物部九|鳥二|鴗/永乞鳥
[p.0659] 東雅 十七/禽鳥 鴗そび 旧事古事等に、翠鳥読てそびと雲ひしお、日本紀には鴗の字お用ひて読む事は同じ、〈○中略〉そびの義不詳、今俗にしようびといふは、そびといふ語の転ぜしなり、又かはせみともいふは、みやまそびといふ物あるに対していふなり、かはとは川也、みやまとは深山也、せみとはそびの ...
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動物部十三|虫上|虫総載/名称
[p.0998] 東雅 二十/虫豸 虫むし 古事記に、太古の事おしるせし語に、うじたかるといふ事見えたり、万葉集抄に、むしとはむらがり繁しといふ詞なり、むとうとは同韻相通なれば、むしおうじといふは本韻なれば、本韻につきて、うじわくなどいへりと釈せり、後代に及びて、むしおば虫の字お用ひ、うじおば蛆〈の〉 ...
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人部二|親戚上|兄弟
[p.0168] 東雅 五/人倫 兄あに 弟おとうと 姉あね 妹いもうと 古語に兄おばせといひ、弟おばなせといひ、姉おばなねといひ、妹おばなにもといひけり、亦兄おいろねといひ、弟おいろとといひ、姉おいろせともいひ、兄弟姉妹相称して、はらからなども雲ひしは、皆是同母兄弟姉妹なるお雲ふ也、〈兄おせといひ、弟 ...
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地部一|地総載|名称
[p.0003] [p.0004] 東雅 二地輿 地つち 義不詳、按ずるに我国太古の語には、天に対しては必ず国といひけり、〈天つ神国つ神天御柱、国御柱などいふ類、悉く皆然らざるはなし、〉されば旧事古事等の記に見えし、地の字お読むにもくにといひ、又はところなど読む、旧事紀の始に、天地未剖などしるされし事あれど、 ...
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動物部十五|虫下|蜻蛉/名称
[p.1154] 東雅 二十/虫豸 蜻蛉かげろう〈○中略〉 古にはあきつ(○○○)といひ、後にはかげろう(○○○○)といふ、即今俗にとんぼう(○○○○)といひて、東国の方言には、今もえんば(○○○)といひ、また赤卒おばいなげんざ(○○○○○)ともいふ也、並義不詳、〈万葉集抄に、秋津とは蜻蛉なり、あきつといふは、東詞にはえばといふ也 ...
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飲食部十三|味噌〈豉 納豆併入|名称
[p.0852] [p.0853] 東雅 十二飲食 醤ひしほ 倭名抄に四声字苑お引て、醤は豆醢也、ひしほといふ、別に唐醤ありと注したり、ひしほといふ義は不詳、楊氏漢語抄弁色立成には、高麗醤おみそといひ、漢人の書にも、雞林にしては、醤お蜜祖といひ、我国にしても醤お弥沙(みそ)といふとしるしたれば、みそといふものゝ ...
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人部二|親戚上|父/母
[p.0135] [p.0136] 東雅 五/人倫 父ちヽ 母はヽ 上世には、父おおやといひ、母おおもといふ、〈旧事紀、日本紀等に、母の字読ておもといひけり、百済の方言にも、母もおもと雲ひけり、今も朝鮮の俗、母おおもと雲ふは、古の遺言也、我国の語、彼国に伝へしか、又彼国の語の、我国に伝りしか、凡て詳ならず、〉古 ...
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人部二|親戚上|父/母
[p.0136] 物類称呼 一/人倫 父ちヽ 大和にてあんのうと称す、播磨辺より西国にててヽらと雲、長崎にてちやんと雲、肥前佐賀にて別当といふ、越前にてのヽといふ、父おてヽと称し、とヽお呼ぶは、諸国の通称也、万葉及宇治、拾遺等に、てヽと見えたり、とヽは稗文に、 爹爹 とヽ と書侍るもあれど、てヽといひ、 ...
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人部二|親戚上|妻
[p.0151] [p.0152] 物類称呼 一/人倫 妻つま、 京にて他の妻おお内義さん(○○○○○)とよぶ、大坂にておえさん(○○○○)とよぶ、〈お家さまなり〉江戸にてかみさま(○○○○)といふ、甲斐にて中居(なかい/○○)といふ、〈甲州の国風の歌に、甲金や三升升に四角箸切はふづくりおこれお中居とよめり〉播摩辺又越後わたりにてご ...
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人部一|人総載|児/若子
[p.0071] 古語拾遺 是以天照大神育吾勝尊、特甚鐘愛、常懐腋下、称曰腋子、〈今俗号稚子謂和可古(○○○)、是其転語也、〉 ...
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動物部十四|虫中|蠅
[p.1136] 倭名類聚抄 十九/虫豸 蠅〈蛆附〉 方言雲、陳楚之間、謂之蠅、〈音膺、和名波閉(○○)、〉東斉之間、謂之羊、〈郭璞曰、蠅羊此転語耳、〉 ...
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人部二|親戚上|姉
[p.0179] 倭訓栞 前編二/阿 あね 常に姉おいへり、神代紀に姉おなねとよめり、皇代紀に、兄おあねとよめるも多し、あにの転語成べし、信州甲州にては、婦女はすべてあねと呼り、 ...
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植物部十二|草一|穭
[p.0793] 物類称呼 三/生植 〓ひつぢ〈いねかりたる跡に自生ず〉 尾州にてひうちと雲、〈是は転語なり〉佐渡にてまヽばえといふ、伊勢白子にて二ばんごと雲、越前にてひとてといふ、 ...
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地部一|地総載|村
[p.0095] 安斎随筆 前編十五 一村 農民の住居する処おむら〈村の字〉と雲、又物の平均ならざるおむら〈不平の字〉といふ、物の一処に集るおむれと雲、〈むれと雲はむらの転語也〉何もむらと雲は、むらがるなり、〈郡の字也〉むらがるは物の多く集るお雲也、〈◯下略〉 ...
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人部一|人総載|自称
[p.0006] 物類称呼 五/言語 自おさしていふ詞に、〈○中略〉おれ(○○)と雲、おら(○○)といふは己(おのれ)の転語にて、諸国の通称か、東国にてはおいら(○○○)とも雲、中国にてうら(○○)と雲、寄田百姓言葉 飛鳥井雅章卿 田おかるにあつうも寒うもあらなくにうらヽがいねは色になる稲 ...
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植物部二十八|藻|名称
[p.0877] [p.0878] 倭訓栞 前編三十二/米 め(○)〈◯中略〉 海布おいふは、もの転語なるべし、又草木の芽の柔なるより出たるにや、万葉集に軍布およめり、軍布は昆布と意同じ、混混通じ書るが如きにや、和布、荒布、搗布など倭名抄に見え、建武年中行事にめの御汁ものといひ、又後拾遺集にめおつヽみてつかはした ...
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人部十一|言語|叫
[p.0865] 物類称呼 五/言語 おめきさけぶ(○○○○○○)と雲詞のかはりに、九州及四国にておらぶ(○○○)と雲、神代巻に哭声(おらぶこえ)と有、いたくこえおはかりに泣お、おらぶと雲と聞えたり、平家物語におめかせ給へと有は、うめくといふにひとしき事にや、東国にておめきさめくといふは、おめきさけぶの転語か、雨々 ...
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植物部二|木一|柏
[p.0112] [p.0113] 倭訓栞 前編六加 かへ 日本紀に柏およめり、香重の義なるべし、倭名抄同じ、今かへと名くる物なし、松柏とならべ称するによれば、今世、側柏、扁柏、円柏、混柏、仙柏の類のすべていふ成べし、倭名抄に榧子おもよめり、歌にもかへとよめり、今かやといふは転語也、蚊やうの義にはあらじ、柏実 ...
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植物部十七|草六|大根/名称
[p.0043] 物類称呼 三/生植 萊菔だいこん はだの大根、相州波多野名産也、江戸にてはだなと雲是也、〈これ転語也〉京にてながね大根と雲、大坂天満にてほそね大根といふ、又宮の前の大根と雲、〈河州守口にて、是おもつて粕漬とす、〉西国にて小大根と雲、〈はだの大根は、小大根よりはすこし大也、〉又畿内にて ...
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植物部二十|草九|蚕豆
[p.0270] 物類称呼 三/生植 蚕豆そらまめ 東国にてそらまめといふ、西国にてたうまめ、出雲にてなつまめ、尾張にてのらまめ、〈同名有、別種なり、是は空豆の転語にや、〉伊豆駿河にて、五月まめ、相模にてふゆまめ、下総にてゆきわりまめ、伊勢及遠江にてがんまめ、中国にててんぢくまめと雲、〈空豆とは、其実 ...
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人部十三|動作|起
[p.0955] [p.0956] 甲子夜話 十四 林曰、承応の頃の官の日記に、大君御目覚の刻限お記したるに、雲雲卯時御昼成とあり、此頃までは、通用の俗語に、古言の残りたること多しと見ゆ、中右記歟、目覚ることお、昼成と記せしと覚へたり、今婦女の辞におひんなると雲は、此転語なり、〈○中略〉 静曰、邯鄲の能に、盧 ...
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器用部十一|澡浴具二|内衣/名称
[p.0622] 傍廂 前篇 単物 帷子 当世は絹木綿など裏なきお単物といひ、生絹麻などの類お帷子といひて、着る時節も差別あり、さるべきことにあらず、すべて裏なき衣は皆単物なり、ひとへなるが故に片といひ、風にひらめく故にひらといへるにて、同じも、のなり、浴衣おゆかたといへるも、湯帷子の義なり、頂上の領 ...
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天部二|露〈甘露併入〉|名称
[p.0170] 東雅 一天文 露つゆ 義不詳、万葉集抄には、つといふは水なり、水の白きおつゆといふと見えたり、〈(中略)つゆとは、そのつぶ〳〵として、白おいひしも知るべからず、粒おつぶといふも、つといひしには、円(つぶら)なる義ありしに似てけり、古訓に円、読てつぶらといふなり、〉 ...
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天部一|月〈月蝕併入〉|名称
[p.0056] 東雅 一天文 月つき 旧説に日に次の義也といふ、旧事、古事、日本紀等共に、先に生日神、次生月神と見えて、又其光彩亜日、可以配日なども見えたれば、旧説の如き其義に合へるなるべし、 ...
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天部四|虹〈気 陽炎併入〉|名称
[p.0311] 東雅 一天文 虹にじ 万葉集歌には、のずとよみけり、今も東国の俗にはのじともいふなり、倭名抄にはにじと読む、皆其語の転なり、其義は不詳、〈万葉集に綵読てにといふ、にといふは即綵にて、しは詞助なりしに似たり、〉 ...
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天部一|日〈日蝕併入〉|名称
[p.0024] 東雅 一天文 日ひ ひとは霊(ひ )也、上古の時、凡そ物の霊なるお称してひといふ、されば後に漢字お借用ひられしにも、霊の字お読て、ひとは雲ひしなり、旧事紀には産霊の字読てむすびとせられしお、古事記には産巣日としるして、読てむすびとせしが如き、即是日といふは、霊の義なるが故也、 ...
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天部二|霜|名称
[p.0175] 東雅 一天文 霜しも 義不詳、東北の地方にて、冬の空のきはめてさえぬる夜に、降れる霜の、木末垣ほなどに、悉皆花おなしぬるお、しらぼといふものは、即是霜華なり、しらぼとはしもといふ語の転じたるなり、其語方言には出たれど、しもといひしは、其色の白きに因れりといふ事の、徴とするには足りぬ ...
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天部四|風|嵐
[p.0265] 東雅 一天文 風かぜ〈◯中略〉 暴風おあらしといふは、暴(あらし)の義也、我国の俗、嵐の字お読てあらしといふ、此字もと山気の蒸潤おいひて、迅猛の風おいふ事、もとこれ梵語に出づ、 ...
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天部四|風|暴風
[p.0266] 東雅 一天文 風かぜ〈◯中略〉 疾風おはやちといふは、疾速の義なりしかば、旧事紀に速漂疾風等の字お用ひて、はやちとは読れし也、〈今俗にはやてといふは、其語の転ぜしなり、◯中略〉 倭名抄には、〈◯中略〉暴風の字おしるし、漢語抄お引て、はやち又のわきのかぜと註せり、のわきといふは、にはかの ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0266_1577.html - [similar]
歳時部一|歳時総載上|時|夕
[p.0085] 東雅 一天文 暮くれ〈◯中略〉 夕、ゆふべといふは、ゆふは夜といふ詞の転也、へは語助也、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時
[p.0069] 東雅 一天文 古いにしへ〈◯中略〉 いにしとは往(いにし)也、へとは語助也、〈春辺夕辺などいふが如し〉 ...
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