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飲食部十|酒上|諸白 片白
[p.0688] 醒睡笑 五上戸 山中山城方へ紹巴のおとづれられし時、振舞有りて、ひたもの諸白(○○)おしいて、前に見えつる天目にてと有りける時、なら酒や此天目に二つ三つのめと仰せあらばとにもかくにも、 ...
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飲食部十|酒上|諸白 片白
[p.0688] 晴豊記 天正十八年四月五日、大和大納言より先度勅使参候、其礼とて大刀折がみ給候、〈○中略〉大納言内衆桜井和泉、諸白(○○)一か、鯉に、備中杉原十帖、多羅尾案内者にて礼に被来候、 ...
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飲食部十|酒上|諸白 片白
[p.0688] 大江俊矩記 文化十一年二月一日癸亥、祝儀音物諸向堅固申理、〈○中略〉然強不用之者、出入方之内二人有之、無是非令受納如左、上諸白(○○○)三升入塗樽 池田屋吉兵衛 上諸白(○○○)二升入手樽 加賀屋清介 ...
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飲食部十|酒上|諸白 片白
[p.0689] 江戸総鹿子新増大全 七 江府名物并近国近在土産隅田川諸白 浅草並木町 山屋半三郎 ...
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飲食部十|酒上|諸白 片白
[p.0688] [p.0689] 弘賢随筆 九 諸白といふ事 忠貞日光道中幸手栗橋の辺にては、酒店の看板に片白(○○)有と記しぬ、安き酒の名目なりとぞ、則諸白の字義に対したるやおかし右は延享の頃、私曾祖父日光へ参詣致候節の紀行に見えたり、隻今片白と申名目有無不相知、 ...
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飲食部十|酒上|諸白 片白
[p.0688] 庖厨備用倭名本草 十二造醸 酒日本の名酒には南都の諸白(○○○○○)、此酒むかしより其の名天下にあらはれ、今に至りてこれに及ぶはなし、加賀の菊酒(○○○○○)も名お得たり、しかれども香味南都の諸白に及ばず、〈○中略〉五六十年以前より、泉州堺の大和や諸白(○○○○○)、太子や諸白(○○○○○)、備州の三原酒(○○○ ...
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飲食部十|酒上|諸白 片白
[p.0688] 和漢三才図会 百五造醸 酒〈○中略〉諸白(○○)、片白(○○)、〈本米麹米共真精者、故名両白、本米精而麹米不精、故名片白、〉 ...
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飲食部十|酒上|〓
[p.0693] 本朝食鑑 二穀 酒釈名、諸白〈俗称〉上熏(○○)〈上同〉中(/○)酌(くみ&○)〈上同、(中略)上熏者新造濁酒之濃香外熏也、中酌者半清半濁(○○○○)之称也、〉 ...
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飲食部十|酒上|諸白 片白
[p.0688] 本朝食鑑 二穀 酒釈名、諸白(もろはく&○○)〈俗称(中略) 近代呼酒之絶美者曰諸白、諸者庶也、白者以白米白麹而造之、故、名、(中略)必大按、(中略)釃(○)者漉酒糟之称、或曰、新酒之下品者乎、醇(○)者酒之上品、今俗称古酒諸白、之類歟、酎(○)亦新酒中再三加醸、以麹糯作美酒者、此亦今俗称新諸白、之類 ...
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飲食部十|酒上|名称
[p.0679] 雅言俗語翌檜 未 酒諸白〈堺酒諸白 伊丹諸白 大坂諸白鴻池諸白〉 富士見酒 南都酒 忍冬酒〈きい〉 菊酒〈かゞ〉 煉酒〈博多〉 三原〈備後〉 尾道酒〈同〉 麻地酒〈ひご〉 保命酒 養老酒 粟盛〈さつま〉 梅酒 葡萄酒 枸杞酒 桑酒豆淋酒 味淋酒 屠蘇酒 治聾酒 焼酒 醴 一夜酒 茶蘼漉 白酒 米雪(あられ)酒 ...
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飲食部十|酒上|醸酒法
[p.0729] [p.0730] 本朝食鑑 二穀 酒集解、凡造酒者先宜択水、以流泉井泉最好者為上、渓川長流者次之、択水而後宜択米以五畿濃尾海西肥壌之米為勝、故和州南都造酒為第一、而摂州之伊丹、鴻池、池田、富田次之、其余諸州市民雖多造之、或水有強弱清濁、米有肥痩精粗、而酒味不佳、京師近于和摂、水米亦極好、然 ...
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飲食部十|酒上|醸酒法
[p.0734] 成形図説 十一農事 酒食凡酒お醸すの〓(もと)米投(すえ)米は、浪華にては北国の旧来お用い、又間酒改新宅造には、摂河泉播作備予等の米お取り、南都諸白造には河内生駒米にて醸すとかや、惣うじて酒の醸美なるは、本邦お第一とすること、唯水の神秀なるのみならず、職(もと)として米の勝れたるお以て也 ...
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飲食部十|酒上|醸酒法
[p.0734] [p.0735] 瓦礫雑考 下 酒大和本草に、向井元升雲、南都諸白為上品雲々、諸白者可為世界第一之上品といへるが如く、酒は南都お本とすることは酒粕に漬たる香の物お、奈良づけといふにてもしられたり、されど今は他国に美酒多し、凡酒の美悪は水によれり(○○○○○○○○○○)とぞ、酒造るに用ふる井は、かならず ...
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飲食部十|酒上|本直
[p.0704] 童蒙酒造記 四 本直しの事一焼酒壱石に付粕五斗入掻合せ、蓋おして三日四日めに船にて揚る也、一上白の米壱斗、白麹にして出次第一上白の餅米弐斗六時計り水に漬て蒸す也、右の食正月頃は荒息五六篇出す、二月人肌nan温めに醒し、三四五六月迄も造り申候、食段々冷し切申也、扠右麹と群なく交ぜ合せ桶 ...
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飲食部十三|味噌〈豉 納豆併入|種類
[p.0856] 庖厨備用倭名本草 十二造醸 未醤♯近年風味お好み造れるみそは、大豆一斗皮おさり、水にひたし蒸熟して、上白の米曲一斗三升、あるひは一斗五升、あるひは二斗、塩三升入れあはせて、よくうすづき泥の如くにし、桶につめおき、三十日ばかりにしてもちふ、其のみそ味ひきはめて甘く、其の色しろし、是お ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭種類/以色為名
[p.0637] [p.0638] 守貞漫稿 十五/男服 手拭 てぬぐひと訓ず、手巾也、晒木綿一幅お長く鯨尺二尺五寸に裁ち用ふ、 木綿は播州木綿お専とす 手拭に種々の染形お用ふ、縞お用ひず、〈○図略〉 芥子玉絞(○○○○)りと雲、手拭に多き形也、地白に藍絞り也、京坂にては、しらみしぼりお専名とす、木綿買はけしたまと雲也 ...
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遊戯部六|聞香|合香
[p.0324] 光豊公記 慶長十五年六月廿日、従禁裏板伊州〈江〉薫衣香拝領、予御使、於彼亭振舞有之、 ...
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飲食部一|飲食総載|夕食
[p.0018] 言経卿記 慶長八年二月二日己丑、伏見へ発足、先豊光寺兌長老へ罷向、〈○中略〉申刻令同道登城、やがて内府〈○徳川家康〉出座、奥座敷也、夕飡(○○)御相伴了、入夜五六人同振舞有之、済々之儀也、 ...
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歳時部八|摂関大臣正月大饗|雑載
[p.0574] 夫木和歌抄 三十六賀 摂政家御屏風大臣大饗会所楽舞有所拝礼 祭主輔親 万代の舞の袖ふるやどにこそあるじたづねてもろ人もくれ ...
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遊戯部四|小弓〈雀小弓併入〉|雀小弓
[p.0186] 後鳥羽院宸記 建保四年四月廿五日己未、有雀弓会、随勝負令乱舞有其興、 廿六日庚申、有雀小弓会、如咋日有乱舞、 ...
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地部四十|渡|桑名渡
[p.0426] 紹巴富士見道記 桑名は近郷喧嘩有て、むかひおまちて、月に道喜の宿に入つるには、舟あまたして尾州へ渡りぬ(○○○○○○○○○○○○)、 ...
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器用部四|飲食具四|盃台
[p.0255] 紹巴富士見道記 所がら海士人の墨田河原、〈○駿河〉庵原より丈室に入、小夜更て花やかなる盃の台、和尚手づから持出給ひ、漢和一折有てねぬる、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|文学
[p.0914] 嬉遊笑覧 三/詩歌 世の諺に、俳諧師お、座しき乞食(○○○○○)といやしむこと、もと連歌師おいへり、歌林雑話に、紹巴がことおいふ処、古今は近衛殿より御伝あり、称名院殿は、かれは乞食の客なればとて、御ゆるしなきなり、 ...
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器用部十九|坐臥具四|蚊帳雑載
[p.0213] [p.0214] 柳亭記 三 宗祇の蚊屋〈(中略)此段骨董集に見えたるお補ふ〉 昔連歌師の自誇りて、我は宗祇の蚊屋に三年寐たりといひしが、一種の諺となり、今俗に見えおいふといふ程の事お、宗祇の蚊屋といひつる事は、骨董集に見えたり、又西鶴が名ごりの友に、宗祇法師と岡部の宿にて相宿して、同じ蚊屋に ...
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地部四十一|津|近江国/志賀大津
[p.0534] 玄与日記 文禄五年十一月十三日、紹巴幽斎三井寺へ行侍りぬ、〈◯中略〉笠取山、日野、山科、音羽里など通り、相坂お越、大津え出申候、志賀の山、ひらの高ねのしぐれ、かヾみ山もかきくもり、水うみの船のゆきかひ、たぐひなき有様也、 慶長二年二月十四日、伊勢へ参宮申、〈◯中略〉十九日大津に著ぬ、 ...
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地部三十九|橋下|三河国/八橋
[p.0265] 紹巴富士見道記 廿九日〈◯永禄十年五月〉岡崎へとおもひ立に、八橋の杜若断絶の遺恨お歎きけるお、代官斎藤吉十郎聞伝へて、八橋の面馬場と雲ふ在所へも、使に樽添、郷人の古老の名主に下知して可植置よし有けるに、諸国の旅人根お引て行く故、跡もなき由と雲々、実もと思へるは、橋柱さへ削りとれる事 ...
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地部二|皇都鄙併入|京城区画
[p.0143] 京の水 鳳 京程図解 平安城の制度は、延喜式に載すといへども、星霜累りて内裏も所変り、旋(やゝ)もすれば戦場となる、〈◯中略〉室町殿日記追加に雲、天正十八年の頃、豊臣秀吉公六十余州属御手、四海静謐に治りしかば、玄以法印、法橋紹巴おめして、潜に洛中の堺お御覧ぜらるヽに、東は高倉よりあなた ...
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地部三十六|琉球|名称
[p.1358] 琉球入貢紀略 うるまの島琉球にあらざるの弁 笈雉随筆、夏山雑談等に、うるまの国とは琉球なりといへり、これはもと狭衣といふ冊子に、うるまの島といふことのあるお、紹巴の下紐といふ註釈に、琉球なりといへるによると見ゆれども、謬りなり、うるまは新羅〈今の朝鮮なり〉の属島にして、琉球にはあら ...
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地部三十五|蝦夷〈樺太州併入〉|雑載
[p.1343] [p.1344] 笈雉随筆 二 松前 奥州津軽秋田の辺は、すべて北向なれば、常に陰風砂塵お飛して、天色平生どんみりとして、大虚の碧瑠璃の色お見る事なし、呉竹集に、冷泉為家卿の歌あり、 胡砂ふかば曇りもやせん陸奥の蝦夷には見せそ秋の夜の月、とよめり、世に伝ふ蝦夷人は日本人と交易するに、若その価 ...
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遊戯部十|茶湯具上|棚/卓/箪笥
[p.0655] 和泉草 二 袋棚 一桐之木地に而四本柱にして、中段左之方半分かこみ、掛はづしの戸也、紹鴎香之手道具お飾、みづしの棚お本にして好也、紹鴎香おきく事自慢に而、此棚作り出すと雲伝也、紹鴎庵室お大黒庵と雲お、此棚の異名に雲しと也、大黒は袋お愛するお以、如此之異名なりと雲、又一説、御城方之御 ...
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人部三十四|盲人〈盲僧併入〉|流派
[p.0943] [p.0944] 松屋叢書 四 当道考 当道流派図 一方〈以坂東如一為祖〉 一方〈亦称筑紫方以明石覚一為祖〉 筑紫方〈以筑紫城一為祖〉 八坂方〈亦称城方以八坂城元為祖〉 妙聞派〈以森沢城聞為祖城方〉 妙観派〈以井口相一為祖一方〉 師堂派〈以匹田仙一為祖一方〉 源照派〈以竹永総一為祖一方〉 大山方〈是 ...
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人部十三|動作|臥
[p.0959] 先哲叢談後編 三 越雲夢 雲夢雖有事故、未嘗東首而就寝、蓋不欲止城方也、其家適有修造之事、雖不欲止城方、依正室便房板障被隔等不全具備、不得不霽東首、家婢置床東首曰、今夜依修造、常寝不便、僅一宵耳、為如此、雲夢曰、三十年不欲東首就寝、為吾不忘君恩之大也、遂不聴、 ...
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地部三十九|橋下|高麗橋
[p.0249] 駿河土産 四 大坂冬御陣之時城方より下筋自燃之事 大坂冬御陣の節、城方より下町筋お自焼致し候刻、高麗橋おも焼落したりとも申、又左様には無之とも申、一円儀定不仕候に付、小栗又市見分致し候へば、罷越候て高麗橋は其儘にて有之候と申上候得ば、被遊御聞、若高麗橋おも燃落候に於ては、城中の奴原 ...
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人部三十四|盲人〈盲僧併入〉|名称
[p.0940] [p.0941] [p.0942] 賤者考 座頭といふは、まづ盲人の総名と見ゆ、これも目しひても、おのれ業おたてず、父祖兄弟子孫の養おうくる者は別、なり、是にも階級あり、幼年小盲のほどは、さま〴〵の名にて、金弥文弥仙花などもつく、それより城方一方とわかれて、城牧城黒(じやうまきじやうくろ)など重箱訓 ...
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地部二十八|淡路国|村里/名邑
[p.0775] 地勢提要 坤 郡邑島嶼奇名 淡路 津名郡 来馬(くるま)村、生穂(なまりほ)村、下司(くたし)村、安乎下(あいかしも)村、炬口(たけのくち)浦、小路谷(おろだに)村、斗内(とのうち)浦、上原郡、来川(こりかは)村、城方(しろうはう)村、油谷(ゆたに)村、円実(えんじう)村、土生(はぶ)村、仕頃(しころ)村、阿 ...
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地部三十九|橋下|高麗橋
[p.0249] [p.0250] 東照宮御実紀附録 十四 慶長十九年十二月廿九日、仙波と総郭の橋ども城兵みな自焼して、今橋と高麗橋とのみ残りしお、石川主殿頭忠総是お焼せじとて、高麗橋の詰にて鉄炮放して防守せしが、城方よりも同く銃丸烈しく打かけ、忠総が士卒疵蒙る者あまたなれば、使番小栗又一忠政馳来て注進し奉 ...
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飲食部十|酒上|〓
[p.0693] 童蒙酒造記 五 片白〓(なかくみ)の事一片白揚前延たる時は、蓋お持て下は清物也、此のごとくの時は、蓋お除、笊籬お当て、〓にして取べし、酒により三分一四分一程は、〓になる物也、〓は清遅き物也、 ...
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飲食部十|酒上|醸酒法
[p.0730] [p.0731] 和漢三才図会 百五造醸 酒(さけ)〈○中略〉本醅 精米六斗蒸〓、〈冷定〉同二斗四升合麹〈但本一斗当四升〉用水七斗二升、〈但本一斗当水一斗二升〉和均、扁桶六枚分盛之、毎日二三次撹之、二旬而生甜味時、合盛一大桶、投湯婆於其中、湯婆乃〈凡可容一斗許〉楕〓也、盛熱湯塞口投之外以筵裹桶 ...
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飲食部十|酒上|しとこそすべけれ、醸読てかみすともかもすともいふ義の如きは、麹の注...
[p.0720] 童蒙酒造記 三 餅米酒之事一餅米沸強き物也風味辛く薄口也、足弱くして火お早く乞、油断すれば替る物也、勿論片白に造るべし、 ...
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飲食部十|酒上|しとこそすべけれ、醸読てかみすともかもすともいふ義の如きは、麹の注...
[p.0720] [p.0721] 童蒙酒造記 三 小米酒之事一小米勿論片白に造るべし、造り様諸事本米同前、但し小米は火敷強く沸物也、大体より一限強く醒し切べし、当分呑口濃き様に候へども、追而薄口に成、火お早く乞、足弱き物也、早く売払ふべし、油断すれば替る物也、 ...
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地部三十一|豊後国|島嶼
[p.1012] [p.1013] 日本実測録 十一島嶼 豊後国国東郡 実測 姫島、周廻四里二十町四十七間、 遠測 長崎 馬之脊島 大分郡 実測 徳島、周廻二十二町五十二間、 小中島、周廻一里二町二十五間、 家島、周廻二十二町三十七間、遠測 立岩 笠結島 海部郡 実測 大入島、周廻五里一十八町二十九間、高松浦三十三度三十秒 ...
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動物部十九|介上|亀事蹟
[p.1594] [p.1595] 今昔物語 二十八 大蔵大夫紀助延郎等唇被咋亀語第卅三 今昔、内舎人より大蔵の丞に成て、後には冠給りて大蔵の大夫とて紀の助延と雲ぶ者有き、〈○中略〉其の助延が備後の国に行て、可為き事有て暫く有ける程に、浜に出て網お引せけるに、甲の広さ一尺許有る亀お引上たりけるお、助延が、郎等 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|湯漬
[p.0384] [p.0385] 醒睡笑 二 一大名のもとへ客あり、振舞に湯漬出たり、其席へ又客あり、それにて膳おすえたり、又客来あり、膳お出せとあれども、つひに出かぬる時、物まかなふ者および出し、何とて手間おいらぬ事のおそきや、湯お得わかさぬかと、ばおぬかるゝ時、手おつかねて、湯は御ざるが、つけが御座な ...
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飲食部三|料理中|指身
[p.0211] 醒睡笑 六 一振舞の菜に、茗荷のさしみありしお、人ありて小児にむかひ、是おばいにしへより今にいたり、物よみおぼへん事おたしなむ程の人は、みなどんごん草と名付、ものわすれするとてくはぬよし申されば、児きいて、あこはそれならくはふ、くうてひだるさおわすれうと、 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|手法
[p.0050] [p.0051] [p.0052] [p.0053] [p.0054] 一話一言 二十二 碁打の花見 きさらぎ中比、四方の花ざかりなりとて、京中の男女、老たるも若きもいさみあへる、我も友びとに誘れ、先東山の花と急ぎ、四条河原鼠戸の前おゆくに、上下となく立こみて、ゆくとも帰るともあしもとおしられず、かちくくゞり出て、祇 ...
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飲食部十六|漬物|奈良漬
[p.1032] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 瓜の糟づけお、奈良づけといふ事は、かすがのあればよいといふえんなり、 ...
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飲食部十一|酒下|禁飲酒
[p.0785] [p.0786] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 痩法師の酢ごのみとは、やせの寺は昔より禁酒にて酒おいれず、僧の中に酒おこのみ、えこらえぬあり、常に土工李おもちて行かよふ、若人とふ事あれば、すにて候といふ、日お経ずかよひしげし、又とふ時も同返事なるまゝ、諺にいひならはし、やせの法師はすごのみや、 ...
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飲食部十四|乾肉〈塩肉併入〉|鰹節
[p.0930] 醒睡笑 七廃忘 或僧新しき小刀の大なるおもちて、鰹おけづり居ける所へ、知音の人おもひよらず来れり、あまりにとりみだし、小刀お鰹と思ひ、いそぎかくし、鰹お小刀と思ひ、さし出し、此比関の小刀おもとめた、御覧ぜよとぞ申ける、 ...
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飲食部十六|漬物|雑載
[p.1060] 醒睡笑 六児の噂 一児の膳にかうのもの(○○○○○)のあるお、脇に居たる僧とりて食ふ、児我が秘蔵に思うて置いたるおと雲はるゝ時、彼坊主一つは御膳に候と存ずれば、何とやなつかしさに、又はつねのよりもよくなるが、面白きにと申したり、児腹お立て、なるが面白くば鉄炮おくはれよと、 ...
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飲食部十五|豆腐|田楽
[p.0993] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 豆腐お串にさして焙るお、など田楽とはいふ、されば田楽のすがた、下には白袴おき、其上に色ある物おうちかけ、鷺足にのりおどるすがた、豆腐の白に味噌おぬりたてたるは、おのまふていに似たるゆえ、田楽といふにや、夢庵の歌に、 たかあしおふみそこなへるめんぼくおはひに ...
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飲食部三|料理中|とろヽ汁
[p.0185] 醒睡笑 六 一ある座敷にて、児のとろゝ汁(○○○○)の、再進おひたもの、うけらるゝ時、三位目おしてにらみければ、ちごのあごにさのみ科はないぞや、たゞとろゝおにらめ、 ...
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飲食部四|料理下|和物
[p.0260] 醒睡笑 八 一会下僧に斎おすゆる、菜に蕨あり、終に服せず、施主如何なれば、蕨おば食せられぬぞ、人のくちやかふとて、大事候まひ、けしあへ(○○○○)にしてさうほどに、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|糝粉
[p.0583] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 餅のちとあかきやうなるお、しんかうといふ事、あかき小豆おうへにきする、あかつきといふえんにていふとなり、 ...
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飲食部四|料理下|和物
[p.0260] 醒睡笑 三 一あるひとり坊主、烏賊おくろあへ(○○○○)にしてたまはる処へ、ふと人来れり、口おぬぐはん料簡もなかりつるに、そなたの口は、何とてくろひぞや、かねおつけられたかととふ、いやあまりさむさに、たゞいまもえさしお、一口くふたと、 ...
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飲食部六|粥〈餗[併入]〉|餗増水
[p.0476] 醒睡笑 二吝太郎 一われは増水のきらひなりとつねにいふ者あり、晩かた増水なかばへきたる、ちと申さんずれど、おきらひなるまゝ是非なしとあれば、何とこのぞうすいに胡椒はいらぬか、いやいらぬ、それならばちとたべふと、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|名称
[p.0544] 醒睡笑 一謂被謂物之由来 餅おかちんとは、かちんのてぬぐひにてかみおつゝみゆふたる女房の、いつも禁裏へ、もちおうりに参りつけたり、もちうりとあれば、ことばのさまいやし、いつものかちんがまいりたるなど沙汰あればよろし、 ...
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飲食部三|料理中|茎立汁
[p.0180] 醒睡笑 八 一江州志賀の浦に姥あり、天然作意生つきて、かすりしうくおいふに上手なり、かすりお好む盲者あり、若狭の小浜より、はる〴〵とかれがもとへあひに行、なにとなふ宿おかりしが、飯の汁お一口すひ、此汁のみは何ぞととふ、うばそれはくゝたちのしる候よ、人のくちきらふとて、いや去年八月か ...
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飲食部三|料理中|とろヽ汁
[p.0185] 醒睡笑 五 一とろゝの汁の出たるお、座敷に古人ありて、けふのことつて汁(○○○○○)は、いつにまさり、一入出来たるなどいひほむる、是はめづらしきことばやと、其子細おとふ、さればよ此汁にてはいかほども飯がすゝむゆへ、よくいひやるとのえんに、ことづてしるといふならん、きこえたる作意やと感じや ...
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飲食部三|料理中|糟糠汁
[p.0185] 醒睡笑 八 一山寺に人いたりて、さても〳〵おもしろき境地や候、大略八景も候はんと申ければ、住持の返答に、当寺は十景の古所也と、さ候へば、秦の始皇の地にもまさりたり、八景の外には、いづれお用られ候ぞ、されば旦那あり麓にくだり斎おたべて、こざけにも酔てかへれば、くはつけいあり、さもなく ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|飯麦
[p.0396] [p.0397] 醒睡笑 一吝太郎 一客来〈る〉に亭主出て、飯はあれども麦飯ぢやほどに、いやであらふずといふ、我は生得麦飯がすきぢや、麦飯ならば三里も行てくはふといふ、さらばとてふるまひけり、又有時件の人来り、そちは麦飯がすきぢや程に、米のめしはあれども出さぬといふに、いや米の食(めし)なら ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|飯湯
[p.0423] 醒睡笑 五人はそだち 一飯後の湯出たるに、風味ことにかうばしく大にすぐるゝなどほめけるお、女房聞つけ、うれしげに、のうれんのひまよりかほさし出し、お湯のかうばしきもことはり也、たき物おくべた程にと、座にいたるみな〳〵も、耳にしみてぞかんじける、中に一人うらやみ帰り妻にかたれば、それ ...
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飲食部十四|  塩筋子|魚醤 鱁鮧
[p.0942] 醒睡笑 七廃忘 京辺士にてある東堂の細工に、蟹びしほ(○○○○)おするとて、塩一二升お用意し、ふりかけ居らるヽ処へ、ふと檀那来れり、さてもよくぞおはしましたる、内に人のはぐらみのいろお見せ参らせたやとこそおもひ候つれ、其故は愚僧がしんせつのだんな、尼け崎に有り、某つかふ程はしほおつヾけて ...
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飲食部一|飲食総載|昼食
[p.0019] 醒睡笑 六 一延暦寺にて、下法師山へ行く時、児にいふ、昼の飯(○○○)おば棚に置きたり、九つなりてあらばまいれと教へぬ、彼下僧案の外、常より早く昼以前にしまひてかへり見れば、児の飯なし、是は不審やと問ふ、とく早くふたと、返事せらるゝ、いまだ九つはならず、いかでかと申せば、いやけさ五つ、 ...
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飲食部九|菓子|饅頭
[p.0631] 醒睡笑 七舞 饅頭お菓子に出してあれば、これは小豆ばかり入れて位高し、我等ごとき者のたまはるは、ありがたきとていたゞく、又砂糖饅頭は近来の出来物(○○○○○○○○○○○)、なにの系図もなし、よのつねの者はうまさのまゝ、奔走に思ふといひてくすみたり、其方はなにとしてそのわかちおば立てられたるぞ、 ...
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器用部十|澡浴具一|澡豆/名称
[p.0539] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 一なべて上臈がたには、さくぢ(○○○)といふお、禁中にはまちかねとかやもてあつかひ給ふ事、こぬかといふ言葉のえんにや、 ...
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器用部二|飲食具二|楪子/豆子
[p.0079] 醒睡笑 八 平家 一橋のゆきげたお、さら〳〵〳〵と走りわたるお、やゝもすればわするゝ、そちは鈍なり、膳にすはる皿にておぼえよといはれ、ある時又橋のゆきげたお、ちやつ(○○○)〳〵〳〵とはしりわたるとかたりことば、 ...
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器用部十|澡浴具一|小糠
[p.0543] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 一なべて上臈がたには、さくぢ(○○○)といふお、禁中にはまちかね(○○○○)とかやもてあつかひ給ふ事、こぬか(○○○)といふ言葉のえんにや、 ○按ずるに、本書は、元和年間に成りしものなり、当時小糠おさくぢとも雲ひしお見るべし、 ...
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人部二十|倹約〈吝嗇 併入〉|吝嗇
[p.0086] 醒睡笑 二/吝太郎 すぐれてしはき者の、たま〳〵得たる客あり、何おがなとおもひても、在郷の風情なれば、心計やなどゝいふ処へ、豆腐は〳〵と売りに来れり、亭主豆腐お買はん、さりながら小豆の豆腐か、いやいつもの大豆ので候と、それならば買ふまい、めづらしふあるまいほどにと、 ...
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器用部一|飲食具一|以用法為名
[p.0029] 醒睡笑 五 婲 一朝食のうへに、初献にはかさにてとおし、二返には中の椀、三返には汁のわんにてもらせけり、四返めには、はなやかに飯のわんにてつがせんと、たくみすまひて、銚子お先に出し、跡よりていしゆ出て、時宜おいはんとおもふ間に、とくはや飯のわんにて、こぼるゝばかりうけたれば、亭主い ...
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器用部四|飲食具四|以人名為名
[p.0231] 醒睡笑 三 不文字 古田織部の数寄に出さるゝほどの物おば、其道おまなぶもまなばぬも、天然と賞玩し、もてあつかひしゆえ、中酒に座敷へ用ひられつる盃までも、なべて人織部盃といひふるゝ、さるまゝ京に三八といふ者あり、扠は盃おばいづれもおりべといふ物ぞと、合点しいたり、あるとき三八が顔あか ...
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歳時部一|歳時総載上|時|昼
[p.0084] 醒睡笑 四 日のあるあひだお昼といひ、日のいりて後お夜といふは、いかさま子細あらんやとおもひ、我が折角思案して、いとしあてたはとかたる、なにと工夫したぞ、〈◯中略〉日ひんがしにかがやけば、そめやはそめてかけ、ぬる者はぬりてほし、きたなき物おもあらひてほすに、いづれものこらずひるほど ...
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歳時部一|歳時総載上|時|夜
[p.0090] 醒睡笑 四 日のいりて後お夜といふは、いかさま子細あらんやとおもひ、我が折角思案して、いとしあてたはとかたる、なにと工夫したぞ、たとへば、朝になれば、とくからおきて山にゆく者もあり、海にうかぶもあり、市にたつもあり、奉公に出仕するあり、日のくるれば、いづれもみな我宿々に、かへりよる ...
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動物部十六|魚上|鮎雑載
[p.1330] 醒睡笑 四 曾而那以合点 山より里に出る者、二人つれだち、ある河の橋おわたるとて、水底おありく魚お見、一人がいふ、あれは口わき白し鮎なりと、つれのいふ、鮎ではない、鮎ならば飯がつきてあらむものお、あれは鯖であらふず、先に鮎といひつる者、いや〳〵鯖ならばおはれておらうが、一つありくほ ...
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動物部十六|魚上|鰻
[p.1364] 醒睡笑 三 自堕落 学跡おものぞきける程の沙門、鰻お板折敷の裏に置き、ながたなにてきる処へ、おもひもよらぬだんな参りたり、少しも色おたがへず、世界みな不思議お以て建立す、さればれい山の芋が鰻になると人のいふてあれど、さだめて虚説ならんと疑ひしが、これ御覧ぜよ、山のいもお汁にしてくは ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|人事
[p.0907] 醒睡笑 二/謂被謂物之由来 いそがばまはれ(○○○○○○○)といふ事は、物毎にあるべき遠慮なり、宗長のよめる、武士のやばせの舟は早くともいそがばまはれ瀬多の長橋、〈○下略〉 ...
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動物部十七|魚中|鰯/名称
[p.1421] 醒睡笑 一 謂被謂物之由来 鰯おば上臘がたのことばに、むらさき(○○○○)ともてはやさるゝ、むらさきの色はあゆにはましたといふえんとや、されば下主らしきいわしも、其人のすきなれば、鮎の魚にもまさるよのふ、 ...
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人部十七|智〈賢 愚 併入〉|愚
[p.1286] 醒睡笑 二 躻(うつけ) 腑のぬけたる仁(○○○○○○○)にえびおふるまいけるが、赤お見てこれはうまれつきか、又朱にてぬりたる物かと問ふ、生得はいうがあおけれど、かまにていりてあかふなるといふお、合点しいけり、ある侍の馬にのりたる先へ、二間まなか柄の朱鑓二十本計もちたる中間どものはしるお見、手 ...
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動物部十二|鳥五|鵄
[p.0955] 醒睡笑 四 いやな批評 鳶は木にとまりいて、蘆辺にすむ鷺にむかひ、そちほど色白くいつくしき姿は無し、如何にもものいひがそさうにて、いやしいわといふ、鷺腹お立てゝ、そちは鳥の中にても、四十八鷹の内に入て、空おたちまふ風情のよさ、そしらんやうもなきが、物こしのくどさ、ながさきかれぬ、我 ...
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人部一|人総載|童
[p.0078] 醒睡笑 一/謂被謂物之由来 わらんべ(○○○○)は風の子と、しるしらず世にいふは何事ぞ、ふうふのあひだのなればなり、 ...
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人部三|親戚下乳母 併入|長子/長女
[p.0200] 醒睡笑 七/思の色お外にいふ 総領(○○)の二十にもあまれど、終によめおむかふる噂もなきあり、 ...
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器用部六|容飾具一|磨鏡
[p.0370] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 一いづれもおなじ事なるお、つねにたくおば風呂といひ、たてあけの戸なきお、柘榴風呂とはなんぞいふや、かゞみいる、いるとのこゝろ也、 ...
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遊戯部八|茶湯二|茶品
[p.0539] 醒睡笑 八 茶の湯 古田織部正に数寄あり、こい茶たちて出けるに、客のいふ、此茶士は誰やらんととふ、上林春松が雲切なるよし返答あれば、かの客、今朝の御茶別して忝かな、春宵一ふく直千金とあり、 ...
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地部三十九|橋下|四条橋
[p.0205] 醒睡笑 一貴人之行跡 信長公にたいし、公方〈◯足利義昭〉御謀叛 の時節、〈◯中略〉上京に火かヽると見て、二条に候ひし者の妻、まづ我子おさへつれてのけばすむと思ひ、三つ四つなる子おせなかにおひ、はしりふためき、四条の橋のもとまでにげきたり、あまりくるしヽ、ちと子おおろしてやすまんとおも ...
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動物部九|鳥二|鴫事蹟
[p.0625] 醒睡笑 八 頓作 大坂にて鳥屋町お逸興なる男、鴫といふ鳥かはう〳〵といふてありく、珍らしき買てやとおもひよびよせ、雲雀お、これこそ鴫なりとて売りぬ、山家に帰り見すれば、なか〳〵鴫にはあらず、うつけたりと叱られ、又はる〴〵大坂にもちゆきもどさんといふ時、鳥売、それは物お知らぬ人の申す ...
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飲食部九|菓子|子木菓
[p.0597] 醒睡笑 二吝太郎 濃州の岐阜に不動院とて真言宗の老僧あり、正月の菓子に、国の名物なる枝柿三つすえて出し、其分にて毎年時宜調ぬるお、おどけ者よく見知て、あまりにしはきはたらきおよく見、例の菓子出ける時、あら珍しや賞玩申さんと、一つならず二つ迄くひけり、院主は苦々敷事におもはれ、あのて ...
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動物部七|獣七|虎
[p.0450] 嬉遊笑覧 八/方術 醒睡笑鈍なるものゝ条に、人くらひ犬も虎といふ字お手の内に書てみすれば、くらはぬと教られ、後に犬お見て、虎といふ字お書すまし、手おひろげてみせけるが、何の詮もなくほかとくふたり、悲しく思ひ、ある僧にかたりければ推したり、其犬は一円文盲にあつたものよといへり、この呪 ...
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人部六|身体三|五臓六腑
[p.0486] [p.0487] 醒睡笑 二/躻 腑のぬけたる仁に、えびおふるまひけるが、赤お見てこれはむまれつきか、又朱にてぬりたつものかととふ、生得は色があおけれど、かまにていりて、あかふなるといふおがてんしいけり、ある侍の馬にのりたる先一二間半柄の朱鑓、二十本ばかりもちたる中間どものはしるおみ、てうつ ...
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人部七|身体四|髭鬚
[p.0607] 醒睡笑 二/貴人之行跡 大名の世にすぐれて、物見なる鬚おもちたまへるあり、あまりにひげおまんじ、来るほどの者に、我がひげおばなにといふぞと問ひたまふ、たヾ世上に殿様のおひげお見るものごとに、から物と申さぬ者は御座ないと申しあへり、大名うちえませたまひ、げに誰もさいふよと、ひげおなで ...
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器用部三十|駕籠|六尺
[p.1036] 醒睡笑 二 謂被謂物之由来 京にて乗物おかき、あるひは庭にてはたらくおとこお、六尺とはなどいふならん、さる事候、屋敷につき、家につき、たゝみに付、一切竪横間おさだむるに、田舎のは一間お六尺にとる法なり、都のは間尺お六尺三寸にとつて、一間とする法なり、されば亭主おば、都六尺三寸の間に ...
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遊戯部十|茶湯具上|葉茶壺
[p.0702] 醒睡笑 八 茶之湯 慈照院殿〈○足利義政〉愛に思召るゝ壺あり、名おなにとかなづけんと御工夫ある、ころは完正弐年八月廿日、たれかある、今日は廿日かとお尋あれば、女房達聞もあへず、中々けふ初雁おきゝまいらせたと申上られたり、あらおもしろの返事やとて、能阿弥にむかはせたまひ、 誰もきけ名づ ...
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動物部十一|鳥四|杜鵑事蹟
[p.0870] 醒睡笑 二 貴人之行跡 河内の国に交野といふ所あり、かた野の御狩とかけるこれなり、彼領主に大塚彦兵衛とかやいふて、あたりまで崇敬の人ありき、宗祗と入魂他にことなり、卯月のはじめつかた、祗公たちより給ひ休息のほどありし、いろ〳〵風流の物語に時うつりて、なにと祗公はいまだ郭公のはつ音お ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|賀儀用餅
[p.0569] 醒睡笑 三不文字 元日に羹おいはふ処へ、数ならぬ者礼に来る、亭主膳お出せといふに、そのまゝすへたり、亭主うれしげに、積善の余慶じやなど感ずるお聞き、さてはかやうに下には芋大根お盛り、中に餅、上に豆腐くゝたちお盛るおば、積善のよけいといふ事よと覚えて立ち、件の者、又ある方へ行く膳出た ...
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器用部二|飲食具二|合子雑載
[p.0077] 醒睡笑 五 人はそだち 一大和の傍に十市とて大名ありしが、世におちぶれ、吉野のにしつこうにおはせし時、あたりの者共おふるまはんと触らるゝやう、此いく〳〵かに、誰々女中どもに、わたり候へとなり、山がつの寄あひ、女中(○○)とは御器(○○)の事なるべし、牢人にてましませば、椀などもあるまじ、て ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭用法
[p.0646] [p.0647] 醒睡笑 六 児の噂一比叡山北谷持法坊に児あまたあり、冬の夜豆腐一二丁お求め、田楽にする、老僧いひ出されけるは、おの〳〵しうくおいふてくふべしと、大児やがてわれは仏のつふりと申さん、三くしとりてのく、又ひとりは八日の仏とてやくしとりたり、後に小児屏風のあけより出るお見れば、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|剣じ物
[p.0950] [p.0951] 嬉遊笑覧 三/詩歌 又判じ物といふも即謎ながら、其内書画などにて、暁らせたるおいふ、浄瑠璃十二段〈枕もんだう〉野中の清水のたとへとは、ひとり心おすますとや、つゝいの水の心とは、やるせもなきとの仰かや、尺なし帯のたとへとは、結びかねたとの給ふかや、きのふはけふの物語に、御茶お ...
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器用部十一|澡浴具二|盥種類
[p.0604] 醒睡笑 五 人はそだち 山中に殿あり、国中にてさもとらしき武家より嫁およぶに、おつぼねの中いのおはした、とのなどあり〳〵と供し、祝言事すめり、二日三日たてども、終に行水とも風呂とも沙汰せず、ものまかなへる形部左衛門といふおよび出し、つぼねちとお洗足(○○○)おお出しあれと申されしかば、形 ...
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遊戯部十|茶湯具上|茶碗
[p.0688] 倭訓栞 前編十七/底 てんもく 甌おいふ、建安の天目山の名によれり、磁碗の深きおいへり、建盞の名も同じ、〈○中略〉瀬戸天目あり、西国中国四国北国常陸に茶碗おいへり、 ...
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遊戯部十|茶湯具上|天目台
[p.0699] 長闇堂記 出雲殿、〈○金森〉手階町にて天目の朱の台お買給ひての給へるは、台の黒ぬりは唐物見分がたき物なれば、朱台夫にてよきぞとなり、猶なることなり、 ...
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遊戯部十|茶湯具上|茶碗
[p.0695] 和泉草 二 台天目 一天目に四段有り、三段は漢也、外は和なり、むらかき、すながし、さるほ何も漢也、和はしの天目卜雲也、 一建盞と雲天目一通有て、余はけんさんとは雲ざる様に、世上に誤て雲伝也、建盞と雲は、天目の総名也、 一天目の能比と雲は、口の広さ四寸より四寸一二分迄お吉とする也、筒の ...
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遊戯部八|茶湯二|台天目作法
[p.0487] [p.0488] 槐記 享保十一年極月十五日、参候、此ごろ坊城大納言の〈坊城俊将卿、権大納言正二位、学茶法於予楽殿下、完延二年正月朔日薨、年五十一、鷹司輔信公、号有隣軒、受茶法於慈胤法親王、後患眼疾、而愈嗜茶事、完保元年十月薨、年六十二、〉有隣君〈○鷹司輔信〉へ御茶申されし話お承りき、台天 ...
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