Results of 1 - 100 of about 1362 for [SIMILAR] 16 1024 4096 WITH 15241 武景 WITH 7323... (7.876 sec.)
器用部九|容飾具四|沢
[p.0516] 古今著聞集 十六/興言利口 後鳥羽院の御とき、性親があしげといふあがり馬ありけり、たまるものすくなかりける中に、しもつけの武景、かみおおほくとりぐしてのりけれ共猶おちけり、それによりて、かみおみじかくきりて、あぶらわたおぬられたりければ、たけかげいよ〳〵たまらざりけり、それよりぞ武 ...
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動物部十五|虫下|鈴虫/松虫
[p.1179] 源氏物語 三十八/鈴虫 秋比、にしのわだ殿のまへのなかのへいの、東のきはお、おしなべて野につくらせ給へり、〈○中略〉げにこえ〴〵聞えたるなかに、すゞむし(○○○○)のふり出たる程、はなやかにおかし、秋の虫のこえいづれとなき中に、松むし(○○○)のなんすぐれたるとて、中宮のはるけき野べお分て、い ...
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人部一|人総載|短小人
[p.0058] 陰徳太平記 五十三 赤松満祐奉殺普光院殿附赤松家盛衰之事 満祐が胸懐に殺逆の機発しけるとかや、され共猶も義教公お恨奉る事、心肝に徹する一事あり、夫お如何にと申すに、義教公の御寵妾は、西の御方とて、満祐が息女にて、鐘愛他に超、其勢ひ御台所の右に出んとす、さるに依て、将軍も満祐おば殊に ...
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人部八|生命|臨終
[p.0662] 吾妻鏡 十二 建久三年三月十六日戊子、未剋京都飛脚参著、去十三日寅剋、太上法皇〈○後白河〉於六条殿、崩御、御不予大腹水雲雲、召大原本城房上人為御善知識、高声御念仏七十反、御手結印契、臨終正念、作居如睡遷化雲雲、 ...
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動物部十五|虫下|衣魚
[p.1199] 今物語 安貞のころ、河内国に百姓有けるが、子に蓮花王といひけるわらはありけり、七なりける年死けるが、念仏申て西に向て、かたはらなる人に、我死たらば、七月〈○月、一本作日〉といはんに、あけて見よと雲て死にけり、其後人の夢に、必あけよといふとみて、あけてければ、舎利に成にけり、是お取て ...
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帝王部六|践祚下|両統更立
[p.0292] 増鏡 八飛鳥川 十七日〈◯文永九年二月〉の朝より、御けしきかはるとて善知識めさる、つひに其日の酉の時に、御年五十三にてかくれさせ給ひぬ、後嵯峨院とぞ申める、ことしは文永九年なり、〈◯中略〉世中は新院〈◯後深草〉かくておはしませば、法皇〈◯後嵯峨〉の御かはりに引うつして、さぞあらんと世の ...
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動物部四|獣四|蝙蝠
[p.0262] [p.0263] 提醒紀談 五 蝙蝠 江戸浅草阿部川町なる一商家の土蔵の両よけ、俗にしたみといふもの破損せしかば、修復お加へんとて、その費お計るに、費はさのみ多からねども、折節儲の乏、しかりければ、大工と相談するに、大工の雲、増釘おうち、少々手お入れおかば、まづ此節は雨お防ぐに足りぬべし、さ ...
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人部九|性情上|笑
[p.0730] 古今著聞集 十六/興言利口 北院御室、或かた夕ぐれに、御前に人も候はで、たゞ一所御念誦して、御座有けるに、いづこよりか来りつらん、大床の辺より、世におそろしげなる白髪のうば参りたりけり、またすおやおら引あげて、えみ〳〵として、いかにおそろしく思召候らんなど申て、きら〳〵とわらひ(○○○ ...
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器用部二十四|行旅具下|行縢用法
[p.0507] 古今著聞集 十六/興言利口 馬介入道くはんとうへ下向のときも、かゝること侍りき、中太冠者といふ、とし比の中間おとこに、行騰のあまりたりけるお、一かけとらせたりけるお、此定にはきて、今かた皮おば我はくべきものとも思はで、あれおばさてたがはき候はんぞと、人にとひたりける、ただおなじほど ...
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動物部十一|鳥四|鵯
[p.0886] 古今著聞集 十六/興言利口 同卿〈○藤原家隆〉の許に、権寺主円慶といふ僧侍りけり、件の僧ひへどりおかひけり、毛おおそくかへけるお、いろ〳〵しき物にて、其鳥おとらへて、毛おつるりとむしりてげり、二品きかれて比興の事に思ひて、歌およみて、ふだにかきて、壬生の辻に立られける、 ひへ鳥おむし ...
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人部二十四|名誉|得名誉
[p.0296] 古今著聞集 十六/興言利口 武正〈○下野〉は、容儀などもよかりければ、ゆゝしき名誉の者にこそ侍ける、競馬おたび〳〵仕けれ共、一度も勝ざりけり、負ながら、かたへゝ帰り寄て、酒肴などおこなひければ、したしき者共、いかにかくは有ぞといひければ、競馬にまけたるものは、死にうするかといひて、あ ...
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人部十三|動作|寝
[p.0970] 古今著聞集 十六/興言利口 女も又ねぼけ(○○○)て、おとこの口ぞとは思ひよらで、〈○下略〉 ...
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人部十三|動作|蹲踞
[p.0981] [p.0982] 古今著聞集 十六/興言利口 さて月ごろへて、女昼のつれ〴〵なりけるに、はぬいといふ物して、うずくまり居たりけるお見れば、〈○下略〉 ...
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人部二十五|朋友|名称
[p.0398] 古今著聞集 十六/興言利口 後嵯峨院の御時、亀山殿御所の比、高倉宰相茂通卿と栄性法眼とは、むかしよりの知音(○○)にて有けるに、〈○下略〉 ...
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人部十一|言語|訛言
[p.0838] 古今著聞集 十六/興言利口 主人の武士、やうれ〳〵、なんえんだうの寄人は、物はきてとおるくるしからぬ事、それとゞまれと、なまりごえ(○○○○○)にて、高声におきてければ、はしりたちてとゞめけるもの帰にけり、 ...
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人部八|生命|死
[p.0643] 古今著聞集 十六/興言利口 四条院崩御のとき、醍醐大僧正の弟子何がし房とかやいひける僧、大僧正のもとへ、消息おやるとて、さんぬる九日、国王俄に死去雲々、猶ふびんの事歟と書たりける、ふしぎなる文章成かし、僧正腹腸お切て、其状お人に見せられけるとなん、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|武技
[p.0916] 古今著聞集 十六/興言利口 建長元年閑院殿焼失の次日、宮左衛門なにがしとかやいふもの、ぼんのくぼに太刀はき(○○○○○○○○○○)、袖くゝりて、昨日の焼亡に、醍醐に候所にまかり候てはせまいらず候とて、大納言の二品のつぼねへ参りたりける、人々平給する事かぎりなし、 ...
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人部十三|動作|眠
[p.0975] 古今著聞集 十六/興言利口 此比天王寺よりある中間法師、京へのぼりける道にて、山ぶし一人、又いもじする男一人行つれて上りける、〈○中略〉人しづまる程に、此山ぶしおきいて、かみおもとゞりにとりけり、いもじ男はたゞよくねいりぬ、法師はそらね入して、此山ぶしがふるまひ見いたる程に、〈○下略 ...
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動物部五|獣五|鹿事蹟
[p.0326] 古今著聞集 十六/興言利口 前大和守時賢が墓所は、長谷といふ所にあり、そこの留守する男くゝりおかけて鹿お取ける程に、或日大鹿かゝりたりける、此男が思ふやう、くゝりかけて取たらんいとねんなし、射殺しだりといひて、弓の上手のよし人にきかせんと思ひて、くゝりにかけたる鹿にむかつて、大かり ...
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人部十三|動作|眠
[p.0974] 古今著聞集 十六/興言利口 おなじ卿〈○藤原家成〉の大和国なる所領より、物お上けるさたの物夫よりはるかにさきだちて、のぼりける程に、はや馬ねぶりおして、たづなうちすてゝ馬にまかせて行程に、此馬大和国の家のかたへ行けり、つや〳〵としらずして、はるかに帰りにけり、さる程にさがりてのぼる夫 ...
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人部二十一|勇〈膂力 怯懦 併入〉|怯懦
[p.0132] 古今著聞集 十六/興言利口 中比六のあしげといふあがり馬有けり、いづれの御室にか、大法おおこなはせ給ひけるに、引せられにけるお、ある房官に給はせてけり、あがり馬ともしらで乗ありきける程に、有時京へ出けるに、知たる人道にあひて、此馬お見て、いかにさしものあがり馬の名物、六のあしけには ...
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人部十一|言語|荒言
[p.0859] 古今著聞集 十六/興言利口 治部卿兼定滋野井の泉にて納凉せられけるに、増円法眼その座につらなりけり、盃酌のあいだ、治部卿さぶらひむまの允なにがしとかやいひける老たる者、香のひたゝれのしほれたるおきて、尫弱の体にて、物くひて居たりけるが、衰老のものにて、歯もなくてくひわづらひたるお見 ...
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動物部十七|魚中|鰯雑載
[p.1423] 古今著聞集 十六/興言利口 妙音院入道殿〈○藤原師長〉仰らるべき事有て、孝道朝臣のわかゝりける時、けふたがはで祗候すべきよし仰ふくめられたりけるに、孝道仰お承ながらうせにけり、ひめもすにあそびありきて、夕べに帰り参じたりければ、入道殿大きにいからせ給ひて、御勘発のあまりに、贄殿の別当 ...
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器用部二|飲食具二|合子種類
[p.0073] 古今著聞集 十六/興言利口 同〈○北院〉御室随身中臣近武がはかまぎお執し覚し召けるに、何事のはれにてか有けん、上童お召供せらるゝ事有けるに、近武お召て、女がはかまぎは殊に執し覚しめさる、此童に其定に著せてとらすべしと仰られければ、近武承て則かの童の出立の所へ行にけり、先酒おこひ出して ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|雑載
[p.0909] [p.0910] 古今著聞集 十六/興言利口 進士志定茂といふさむらひ学生ありける、〈○中略〉此定茂、あたらしく車おしたてたりけるお、いかにも人にかす事などもなくて、秘蔵して持たりけるにのりて、通方の大納言の、いまだ殿上人にておはしける時、かの亭へ参りたりける程に、にはかに雨ふりければ、いそ ...
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人部十一|言語|利口/秀句
[p.0873] 古今著聞集 十六/興言利口 興言利口者、放遊得境之時、談話成虚言、当座殊有取笑驚耳者也、 ...
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人部十一|言語|利口/秀句
[p.0874] 古今著聞集 十六/興言利口 此女院の女房共の中に、いとおかしき事おほく侍けり、医師時成がむすめ備後とて候ける、仏師雲慶がむすめ越前とて候けるに、ある日越前が額に瘡の出たりけるお、びんごにむかつて、やおつぼね、此かさ見てたび候へ、さすが御身ぞ見しらせ給はんといひたりけるお、びんごとり ...
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姓名部十|名下|雑載
[p.0823] 古今著聞集 十六/興言利口 壬生二品家隆(○○)の家にて、ある人の子お男になす事侍り、隆祐朝臣〈○家隆子〉の子になして、やがてかの朝臣、加冠はしけり、名おば何とか付くべきなど沙汰しけるお、あつみの三郎為俊といふ田舎さぶらひ聞て、進み出ていひけるは、此殿に、御一家は、みな隆の字おなのらせた ...
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歳時部十三|年始雑載|千秋万歳|名称
[p.0879] 古今著聞集 十六興言利口 知足院殿大とのとておはしましける、侍お御かんどう有けるには、千秋万歳(○○○○)おもちてはやさせて、其侍おまはせられけり、さる御かんだうやはあるべき、 ...
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地部三十八|橋上|橋奉行
[p.0158] 古今著聞集 十六興言利口 将軍入道殿〈◯藤原頼経〉はじめて上洛の時、〈◯歴仁元年〉清水の橋お渡りたりけるに、いづれの武者の分にてか有けん、しろきひたヽれ著たる男の、たけだちことがらさる体なるが、奉行して有けるが、文おみて立たりけるお、わかき女房の清水まうでする物と見えたるが、此男のも ...
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飲食部三|料理中|菜
[p.0157] 古今著聞集 十六興言利口 妙音院入道殿〈○藤原師長〉仰らるべき事有て、孝道朝臣のわかゝりける時、けふたがはで祗候すべき由仰ふくめられたりけるに、孝道仰お承ながらうせにけり、ひめもすあそびありきて、夕べに帰り参じたりければ、入道殿大きにいからせ給ひて、御勘発のあまりに、贄殿の別当なり ...
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方技部十七|疾病三|赤痢白痢
[p.1417] 古今著聞集 十六興言利口 近頃ぶさたの知了房といふものありけり、能書にてなん侍ける、ある人古今お書うつしてたべとて、あつらへたりけるお、受取ながらおほかたかヽざりければ、主、しかねて今はたヾかヽずともかへし給ふべしといひければ、知了房こたへけるは、過にし比痢病おつかうまつりしに、紙 ...
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飲食部六|粥〈餗[併入]〉|餗増水
[p.0475] 古今著聞集 十六興言利口 此比ぶさたの知了房といふもの有ける、能書にてなん侍ける、ある人古今お書うつしてたべとてあつらへたりけるお、受取ながらおほかたかゝざりければ、主しかねて、今はたゞかゝずともかへし給ふべしといひければ、智了房こたへけるは、過にし此痢病おつかうまつりしに、紙おほ ...
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人部十三|動作|寝
[p.0971] 古今著聞集 十六/興言利口 同御時、〈○順徳天皇時〉小川滝口定継といふ御けしきよきぬし侍けり、四臘座にて上臘おこして久しく奉公してけり、名月の夜、主上南殿に出御ありて御遊ありけるに、かの定継が下人、くろ戸のかたの御厩のほとりに、いねぶりして候けるが、にはかにはしりたちて、中将宣忠朝臣 ...
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姓名部十|名下|雑載
[p.0821] [p.0822] 安斎随筆 前編一 一人名唱以字音 世に名高き人の名おば、字音おもつて唱ふ、たとへば道風おば、たうふう、俊成おば、しゆんぜい、定家おば、ていか、家隆おば、かりうと唱る類也といふ説あり、按ずるに、むかしより如斯ありしにや、古今著聞集〈巻十六興言利口の部〉壬生二品家隆の家にて、あ ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|飯麦
[p.0395] [p.0396] 古今著聞集 十六興言利口 妙音院入道殿〈○藤原師長〉仰らるべき事有て、孝道朝臣のわかゝりける時、けふたがはで祗候すべきよし仰ふくめられたりけるに、孝道仰お承ながらうせにけり、ひめもすあそびありきて、夕部に帰り参じたりければ、入道殿大きにいからせ給ひて、御勘発のあまりに、贄殿 ...
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地部三十八|橋上|勧進橋
[p.0174] [p.0175] 今昔物語 三十一 鳥羽郷聖人等造大橋供養語第二 今はむかし鳥羽の村〈◯山城紀伊郡〉に大きなる橋ありけり、これは昔より桂川〈◯葛野郡〉にわたせるなり、その橋やぶれて人わたることなかりけり、中比一人の聖人ありて、此の橋やぶれて人皆河おわたるおなげきて、往還の人おたすけんがために、 ...
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地部三十八|橋上|勧進橋
[p.0174] 濫觴抄 下 清水寺橋〈鴨川〉 同年〈◯保延五年〉六月十五日癸酉、供養之、洛中貴賤知識造之、少僧都覚誉、為於本寺宝前修之、 ...
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地部七|尾張国|山田郡
[p.0505] 続日本紀 十七聖武 天平感宝元年五月戊寅、尾張国山田郡人外従七位下生江臣安人多〈◯中略〉等、各献当国国分寺知識物、並授外従五位下、 ...
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地部十七|飛騨国|大野郡
[p.1325] 続日本紀 十七聖武 天平勝宝元年閏五月癸丑、飛騨国大野郡大領外正七位下飛騨国造高市麻呂〈〇中略〉献当国国分寺知識物、並授外従五位下、 ...
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動物部九|鳥二|善知鳥
[p.0647] 書言字考節用集 五/気形 鴪(うとふ)〈未詳〉善知(同)鳥 ...
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動物部九|鳥二|善知鳥
[p.0650] 謡曲 善知鳥 〈後して下〉陸奥の、そとのはまなる、よぶこ鳥、なく成声は、うとふやすかた、〈○中略〉 〈上して〉中に無慚やな此鳥の、同おろかなるかなつくばねの、木々の梢にもはおしき浪のうきすおもかけよかし、平砂に子おうみて落雁の、はかなや親はかくすと、すれどうとふと呼れて子はやすかたと ...
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動物部九|鳥二|善知鳥
[p.0648] 大和本草 十五/水鳥 善知鳥(うとふ) 若水曰、奥州の津軽外(そと)の浜の辺に多し、其形ばんに似て啄(くちはし)脚もばんに似たり、頭は〓の如し、嘴の上に肉角あり、赤色也、脚赤し、背の毛淡黒、腹の毛白色、是ばんの類なるべし、漢名未詳、善知鳥は国俗の所称なり、 ...
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帝王部十四|太上天皇〈追尊天皇附〉|院中聴政
[p.0833] 源平盛衰記 三 一院御出家事 高倉院践祚の後は、無諍方一院〈◯後白河〉万機之政お聞召しかば、院中に近く召仕る、公卿殿上人以下、北面の輩に至まで、程々に随ふて、官位俸禄、身に余る程蒙朝恩たれ共、人の心の習なれば、猶あき足ず覚て、平家の一類のみ、国も官おも多く塞ぎたる事お目醒しく思て、此 ...
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動物部九|鳥二|善知鳥
[p.0648] [p.0649] [p.0650] 享雑の記 前集上 多湊(さはと)ぶり 佐渡国雑太郡相川の鎮守お善知鳥大明神と号す、〈祠官市橋撮津〉神明春日の両社同所に相並て立せ給ふ、これお相川の三社と称せり、土俗の説に、善知鳥の神社は周景王のおん女お祭るといへり、〈○中略〉祭る神こそ定かならね、善知鳥は出崎といふが ...
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動物部九|鳥二|善知鳥
[p.0648] 本草一家言 四/鳥 善知鳥 津軽青森村安方町有池、池中有鳥、状如鳥、而翅黒腹下白嘴赤色、且尖脚長四五寸色黄、名之曰善知鳥、其声如雲烏登宇、故得名、俗間謡曲有善知鳥謡、即指此物也、 ...
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動物部九|鳥二|善知鳥
[p.0648] 和漢三才図会 四十一/水禽 善知鳥 〈正字未詳 俗雲宇止布〉 按善知鳥鴎之属、形色似鴎而觜黄末勾、脚淡赤色、奥州卒土(そと)浜有之、特津軽安潟浦辺多、 信〓 本綱、鴎之属、随潮而往来、謂之信〓、 按随潮来往形小於鴎、脚赤觜末亦微赤者、俗呼曰由利鴎、恐是信〓矣、善知鳥亦近于此、 ...
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動物部九|鳥二|善知鳥
[p.0650] 当代記 慶長十二年六月、宇都宮主奥平大膳大夫家綱より、善知鳥と雲鳥お、父美濃国加納奥平美濃守信昌え進献、此鳥謡に有間、日来有見物度と依存分如此、前より塩に漬来、彼鳥の体、觜は鴴の箸のちいさき物也、頭は猪のしかり毛の如し、とさか有之、水鳥の如し、水かき有、但かけ爪なし、鳥の大さはあ ...
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動物部九|鳥二|善知鳥
[p.0647] [p.0648] 藻塩草 十/鳥 やすかた(○○○○) 子おおもふ涙の雨の笠の上にかゝるもわびしやすかたの鳥、太神宮へ勅使下てうとふやすかたと雲鳥お取て、三角柏と雲樋に備て、神供にたてまつると也、此鳥取物は䒾笠おきてとる也、其故はすなの中に子おうみてかくしたるお、母鳥のうとふがまねおして、うとふ〳 ...
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地部二十二|佐渡国|地勢
[p.0361] 佐渡志 一形勝 此国のかたち、山また山つらなりて、海の面に臥横たはれるが、其中断て坦かなる所に、田多く開け、湖潮湛えぬ、遠く是お望むに、其地勢二つに分れたるが如し、さてこそ土人の詞に、大佐渡小佐渡(○○○○○○)ともいひ習はしたるにや、大概山深からずといへども、必険しく、川闊からずといへど ...
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人部十一|言語|利口/秀句
[p.0873] 同 幾/畳字 興言 ...
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地部二十一|加賀国|藩封
[p.0278] 慶応元年武鑑 加賀中納言斉泰卿(大廊下 正三位) 百二万二千七百石 居城加州石川郡金沢〈江戸より東海道百五十一里余、北陸道百十九里余、東山道百六十里余、 城主加賀大納言利家、同中納言利長、加賀能登越中代々領之、慶長五、加州小松城主丹羽五郎左衛門長重十五万石、同大聖寺城主山口玄蕃頭七万石 ...
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歳時部十|年始祝二|武臣参賀
[p.0678] 東武実録 寛永五年正月七日、加賀中納言利常、新正の賀儀として、太刀一腰、馬代黄金三十両お献ずるに依て、御内書お利常に玉る、是日豊前少将忠利〈細川越中守〉年始の賀儀として、太刀馬代黄金十両お献ず、是に依て奉書お忠利に玉る、 二月三日、松の丸〈太閤秀吉の室〉より年始の祝儀として、呉服二 ...
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人部二十九|滑稽滑稽は、一に利口、又は興言と雲ひ、後におどけとも雲ふ、巧に諧謔の...
[p.0687] 倭訓栞 中編八/古 こつけい〈○中略〉 今俗訛てこつへい(○○○○)といへり ...
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人部二十九|滑稽滑稽は、一に利口、又は興言と雲ひ、後におどけとも雲ふ、巧に諧謔の...
[p.0687] 物類称呼 五/言語 ざれたはふるゝ事お、上方にてほたえる(○○○○)と雲、関東にておどけると雲、又でうける(○○○○)といふ、又そばへる(○○○○)といふ、陸奥にてあだける(○○○○)といふ、 ...
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人部二十九|滑稽滑稽は、一に利口、又は興言と雲ひ、後におどけとも雲ふ、巧に諧謔の...
[p.0687] 倭訓栞 前編四十五/於 おどけ(○○○) 戯おいへり、驚気の義成べし、源氏におどけたる人こそ、たゞ世のもてなしにしたがひと見えたり、或は放〓者おおどけものとよめり、演義文に懦笑など見えたり、 ...
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人部二十九|滑稽滑稽は、一に利口、又は興言と雲ひ、後におどけとも雲ふ、巧に諧謔の...
[p.0687] 書言字考節用集 四/人倫 放茆者(おどけもの) 滑稽者(こつけいもの/こつへい)〈弁捷之人、言非若是、説是若非、能乱同異也、史記則有滑稽伝、〉 ...
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人部二十九|滑稽滑稽は、一に利口、又は興言と雲ひ、後におどけとも雲ふ、巧に諧謔の...
[p.0689] 続世継 四/字治川瀬 為忠は、〈○中略〉あまりふとれりしかばにや、口かわくやまひして、十年ばかりこもりいながら、四位の正下までのぼりしも、三条烏丸殿つくりたりしたびは、おとここそこもりたれども、おんな〈○為忠妻待賢門院女房橘氏〉のみやつかへおすれば、加階はゆるしたぶとおほせらるとて、 ...
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人部二十九|滑稽滑稽は、一に利口、又は興言と雲ひ、後におどけとも雲ふ、巧に諧謔の...
[p.0689] [p.0690] 宇治拾遺物語 三 これも今はむかし、法輪院大僧正覚猶といふ人おはしけり、その甥に陸奥前司国俊、僧正のもとへ行て、まいりてこそ候へといはせければ、たゞいま見参すべし、そなたにしばしおはせとありければ、まちいたるに、二ときばかりまで、出あはねば、なまはらだゝしうおぼえて、出な ...
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器用部二十二|行旅具上|以原質為名
[p.0376] 古今著聞集 十二/博奕 後鳥羽院御時、伊奥国おふてらの島といふ所に、天竺の冠者といふもの有けり、〈○中略〉かの冠者あかとりぞめの水干に、なつ毛のむかばきおはきて、しげどうの弓にのやおひて、竹笠おきたりけり、 ...
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人部二十九|滑稽滑稽は、一に利口、又は興言と雲ひ、後におどけとも雲ふ、巧に諧謔の...
[p.0687] 下学集 下/態芸 滑稽(こつけい)〈利口之義也〉 ...
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器用部二十六|舟下〈筏併入〉|櫂
[p.0698] 古今著聞集 十二/偸盗 後鳥羽院御時、交野八郎と雲、強盗の張本ありけり、今津に宿したるよしきこしめして、西面の輩おつかはしてからめ召れける、やがて御幸成て、御船にめして御覧ぜられけり、彼奴は究竟のものにて、からめて四方おまきせむるに、とかくちがひて、いかにもからめられず、御船より、 ...
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人部十五|孝〈不孝併入慈 悌附〉|不孝
[p.1097] 大鏡 六/右大臣道兼 此殿父おとゞ〈○藤原兼家〉の御いみには、御殿などにもいさせ給はで、あつきにことつけて御簾もあげ渡して、御念誦などもし給はず、さるべき人々よびいつめ、後撰古今ひろげて興言しあそびて、つゆなげかせ給はざりけり、其ゆへは花山院おば我こそすかしおろしたてまつりたれ、され ...
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器用部二|飲食具二|箸用法
[p.0101] 古今著聞集 十八/飲食 中の院右大臣、鳥羽殿へ参られたりけるに、さけおなんすゝめられけるに、御前にさかなもの有けり、右府のまへにもまぜくだ物すへられたり、其間に院御笛にて、胡飲酒おふかせおはしましたりけるに、右府柑子お箸にさして祓にして、ひさうの手おつくしてまはれたりける、いと興有 ...
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器用部二十|灯火具上|灯台用法
[p.0224] 古今著聞集 十九/草木 嘉保二年八月廿八日、上皇鳥羽殿にて前栽合ありけり、〈○中略〉右方の人々参りて灯台おたつ、かねての仰によりて、風流並にかずさしの具はとゞめられけり、然而灯台など美麗にて銀のさちおすへたりけり、 ...
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器用部十二|家什具|櫃種類
[p.0671] 古今著聞集 十九/草木 嘉保二年八月廿八日、上皇鳥羽殿にて、前栽合ありけり、〈○中略〉右方の人々参りて灯台おたつ、〈○中略〉せんざい五なり、長櫃武者所各二人かきて、階の西にこれおおく、透長櫃(○○○)に丹青おほどこして、つくりばなおもてかざりたり、 ...
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器用部四|飲食具四|銚子種類
[p.0203] 続世継 四/小野の行幸 かざみきたるわらは二人、ひとりはしろがねのてうし(○○○○○○○○)に、みきいれてもてまひり、〈○下略、又見十訓抄、古今著聞集、〉 ...
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器用部四|飲食具四|瓶子用法
[p.0214] 古今著聞集 十八/飲食 中御門左大臣家へ、大外記頼兼はつねにさんじけり、参たびごとに、かならず瓶子一さかな物お、座のまへにおかれければ、しばし公事の物がたり申て、みづからかたぶけのみつゝ、ひねもすしこうしけり、 ...
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遊戯部九|茶湯三|茶人
[p.0601] [p.0602] 古今著聞集 六/管絃歌舞 小監物源頼能は、上古に恥ざる数寄の者也、玉手信近に順て横笛お習けり、〈○中略〉頼能は博雅三位の墓お知て、とき〴〵参向して拝しける、まことによく数寄たるゆえなり、 ...
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器用部四|飲食具四|盃種類/以原質為名
[p.0227] [p.0228] 続世継 四/小野の御幸 かざみきたるわらは二人、〈○中略〉いま一人はしろがねのおしきにこがねのさかづき(○○○○○○○○)すえて、大かうじ御さかなにて、いだし給へりければ、御ともの殿上人とりてまいりて、いとめづらしき御よういにはべりけり、〈○又見十訓抄、古今著聞集、〉 ...
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人部二十四|誓約|神水
[p.0340] 古今著聞集 五/和歌 鳥羽法皇の女房に、小大進といふ歌よみ有けるが、待賢門院の御方に、御衣一重うせたりけるおおひて、北野にこもりて、祭文かきてまもられけるに、三日といふに、神水おうちこぼしたりければ、撿非違使、これに過たる失やあるべき、いで給へと申けるお、小大進泣々申やう、おほやけ ...
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器用部三|飲食具三|折櫃用法
[p.0169] 古今著聞集 六/管絃歌舞 同〈○建長三年六月〉廿六日、院御所にて御遊有けり、〈○中略〉夜ふけて折櫃のうへに折敷おおきて、けづりひおすへて、公卿の前におかれけり、院には御台にてぞ供せられける、 ...
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動物部十四|虫中|守瓜
[p.1141] 古今著聞集 六/管絃歌舞 小〓物源頼能は、上古に恥ざる数寄の者也、玉手信近に順て、横笛お習けり、〈○中略〉或時は信近武田にありて、其むしおはらひければ、頼能も随て朝より夕にいだる迄、もろ共にはらひけり、扠かへらんとする時、たま〳〵一曲お授けり、 ...
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動物部九|鳥二|鴨事蹟
[p.0593] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 天福の頃、殿上人のもとに、もろこしの鴨(○○○○○○)おあまたかはれける中に、みめはよけれ共、片目つぶれて有けり、その鴨行がたおしらずうせたりければ、いか成ものゝぬすみたるやらんと、もとめられけれども見えず、四五日計、有て此鴨出来にけり、其はねにふだお付たりける ...
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動物部九|鳥二|鴛鴦
[p.0609] [p.0610] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 みちのくに田村の郷の住人、馬允なにがしとかや雲おのこ、鷹おつかひけるが、鳥お得ずしてむなしく帰りけるに、あかぬまといふ所におし鳥一つがひいたりけるお、くるりおもちていたりければ、あやまたず、おとりにあたりてけり、其おしおやがてそこにてとりかひて、 ...
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器用部二十|灯火具上|紙燭
[p.0261] 古今著聞集 十七/変化 二でうの御時、五せつ卯日の夜、とのもづかさしそくおさして、南でんの東北のすみのはしおとおりけるに、うしろよりくびのほどおおすもの有けり、則とのもづかさたえ入にけり、あはてゝ紙燭おふところに入たりける程に、衣しやうに火もえ付て、すでに死ぬべかりけるが、からくし ...
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器用部二十九|輿|腰輿
[p.0940] 古今著聞集 三/政道忠臣 完治八年十月廿四日、亥時計に、丙裏焼亡有けり、〈○中略〉事急になりて、腰輿すでに南殿によせられたるほどに、〈○下略〉 ...
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動物部十一|鳥四|山雀
[p.0918] 古今著聞集 十一/蹴鞠 成通卿いまだ若かりけるに、庭にて鞠おあげられけるが、まり格子と簾との中に入けるに、つゞきて飛入られけるが、父の前無骨なりければ、まりお足にのせて、其板敷おふまずして、山がらのもどりうつ(○○○○○○○○○)やうに飛かへられたりける、凡夫のしわざにあらざりけり、 ...
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動物部三|獣三|猫事蹟
[p.0205] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 保延のころ、宰相中将なりける八の乳母、猫おかひけり、その猫たかさ一尺ちからのつよくて綱おきりければ、つなぐ事もなくてはなち飼けり、十歳にあまりける時、夜に入て見ければ、せなかに光あり、かの乳母つねに此猫にむかひて、女死なん時われに見ゆべからずとおしへける ...
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動物部二十|介下|辛螺
[p.1656] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 宮内卿なりみつ卿のもとに、盃酌の事ありけるに、すびつの辺ににしおおほく取置たりけるに、亭主酒にえひて、其すびつお枕にして、ね入にけり、其夜の夢に、ちいさき尼その数おほく、すびつの辺になみいて、めん〳〵になきかなしみて、さま〴〵くどきごとしけり、おどろきて ...
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動物部十一|鳥四|鵯
[p.0886] [p.0887] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 宮内卿家隆卿ひざうのひよどりおぎのはといふお、子息の侍従すみよしへもちてくだりたりけるお、とりにやるとて、はやまといふ鳥おかはりにやりたりければ、侍従おぎのはおおくるとて、鳥につけ侍りける、 すゞしさはは山のかげもかはらねどなほふきおくれ荻のうは ...
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動物部十三|虫上|蛇雑載
[p.1049] [p.1050] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 摂津国ふきやと雲所に、下女ありけり、夏昼ねしたりけるに、家のたる木に、大成くちなはまとひ付てありけり、此女のうへにて尾おばたる木にまとひて、かしちおさげて、落かゝらんとしけるが、又ひきかへし〳〵する事、たび〳〵になりにけり、女が夫ふしぎのやうかな ...
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器用部十五|屏障具三|屏風種類
[p.0906] 古今著聞集 八/好色 御室〈○覚性法親王〉御寝所お御覧じければ、紅のうすやうのかさなりたるおひきやりて、歌かきて、御枕屏風(○○○○)におしつけて有たりける、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以製作為名
[p.0389] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 一条院御時、〈○中略〉たゞのひたゝれに、上下にあみがさきたるのぼり人、馬よりおりて、〈○下略〉 ...
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器用部十二|家什具|厨子
[p.0663] 古今著聞集 十二/倫盗 博雅三位の家に盗人入たりけり、三品板敷の下ににげかくれにけり、盗人帰り、さて後はひ出て、家中お見るに、残たる物なく、みな取てけり、篳篥一お置物厨子(○○○○)に残したりけるお、〈○下略〉 ...
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器用部二十七|車上|鴟尾
[p.0768] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 同〈○承安〉二年、祇園会お菅博士行衡、三条堀川にて見けるに、車のうしろのかたお引てすぎける牛、とみのおのかたより、車のしたに入て、車にかけたる牛の左の腹おつきてけり、 ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|飾車
[p.0903] 古今著聞集 八/和歌 少将隆房、賀茂祭使つとめけるに、車の風流よく見へければ、又の朝大納言実国、父の大納言隆季のもとへ申おくり侍、 いろふかき君が心のはなちりて身にしむかぜのながれとぞみし ...
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器用部十五|屏障具三|障子種類
[p.0871] 古今著聞集 十一/画図 小野宮のおとゞ、ついたち障子(○○○○○○)に松おかゝせんとて、常則おめしければ、他行したりけり、さらばとて公望おめしてかゝせられにけり、後に常則おめして見せられければ、かしら毛芋に似たり、他所難なしとそ申ける、常則おば大上手、公望おば小上手とぞ世には称しける、 ...
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器用部十五|屏障具三|屏風用法
[p.0933] 古今著聞集 三/政道忠臣 為輔中納言口伝にかゝれて侍なるは、人は屏風のやうなるべき也、屏風はうるはしうひきのべつればたふるゝなり、ひだおとりてたつればたふるゝ事なし、人のあまりにうるはしくなりぬればえたもたず、屏風のやうにひだあるやうなれど、実にうるはしきがたもつなりと侍るとかや、 ...
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器用部二十五|舟上|名所/舳艫
[p.0578] 古今著聞集 十二/偸盗 正上座といふ弓の上手、わかゝりける時、参河の国より熊野へわたりけるに、伊勢国いらこのわたりにて、海賊にあひにけり、〈○中略〉上座、その時腹巻きて、弓にひきめ一、じんとう一おとりぐして、たてつかせて、船のへにすゝみ出て、〈○下略〉 ...
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器用部十五|屏障具三|屏風種類
[p.0908] 古今著聞集 十一/画図 帥のおとゞに屏風お売人有けり、公茂弘高などに見せられけり、公茂弘高おまねき、ていひけるは、此野筋、此松、女及べからず、おそらくは公忠がかく所か、弘高承伏しけり、公茂が雲、公忠は屏風おかくとては、必ずその屏風のひらのすみごとに、おのれが名おかけり、こゝろみには ...
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器用部二十二|行旅具上|以形状為名
[p.0406] 古今著聞集 十一/蹴鞠 或時侍の大盤の上に、沓おはきながらのぼりて、小鞠おけられけるに、大盤のうへに沓のあたるおとお人にきかせざりけり、〈○中略〉法師一人有けるおば、かたよりやがて頭おふみてとおられけり、かくする事一両度、おりてまりおとりて、いかゞ覚ゆるととはれければ、〈○中略〉法師 ...
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器用部二十七|車上|敷板
[p.0765] [p.0766] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 同〈○承安〉二年、祇園会お菅博士行衡、三条堀川にて見けるに、車のうしろのかたお引てすぎける牛、とみのおのかたより、車のしたに入て、車にかけたる牛の、左の腹おつきてけり、行衡が牛、おどろきはしりければ、つきたる牛も、おなじくはしりけり、引てすぎつる ...
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動物部十一|鳥四|鵤
[p.0795] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 二条中納言宣高卿いかるがお、家隆卿のもとへおくるとてよみ侍ける、いかるがよまめうましとはたれもさぞひしりこきとは何おなくらむ ...
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人部二十六|行旅〈遊覧併入〉|遊覧
[p.0453] 古今著聞集 五/和歌 御堂関白〈○藤原道長〉大井川にて遊覧し給ふ時、詩歌の舟おわかちて、各堪能の人々おのせられけるに、〈○下略〉 ...
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動物部十四|虫中|蛍
[p.1082] 古今著聞集 五/和歌 和泉式部おとこのかれ〴〵に成ける比、貴布禰に詣でたるに、ほたるのとぶお見て、 ものおもへば沢のほたるも我身よりあくがれいづる玉かとぞみる、とよめりければ、御社の内に忍たる御声にて、 おく山にたぎりておつる滝津瀬の玉ちるばかりものなおもひそ、其しるしありけるとぞ、 ...
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器用部二十七|車上|鴟尾
[p.0768] 古今著聞集 十二/武勇 同朝臣、〈○源義家〉若ざかりに、ある法師の妻お密会しけり、件の女の家、二条猪隈へんなり、〈○中略〉法師のたがひたる隙おうかゞひて、夜ふけて、かの堀のはたへ車お寄せければ、女桟敷のしとみおあげて、すだれお持あげゝる、其時とびの尾(○○○○)より越入にけり、堀の広さもま ...
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地部二十九|伊予国|島嶼
[p.0858] 古今著聞集 十二博奕 後鳥羽院御時、伊与国おふてらの島(○○○○○○)といふ所に、天竺の冠者といふもの有けり、〈◯下略〉 ...
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人部八|生命|死
[p.0646] 古今著聞集 十五/宿執 堂僧斎範はふかく音楽おふけるものなりけり、さいごの時、万秋楽お聞て、三帖喚頭にいたる程に遷化しにけり、これも宿執のふかき至り也、 ...
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動物部三|獣三|猫事蹟
[p.0205] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 ある貴き所に、しろね(○○○)といふ猫おかはせ給ひける、その猫ねずみすゞめなどお取けれども、あえてくはざりけり、人のまへにてはなちける、ふしぎ成ねこなり、 ...
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