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人部七|身体四|髭鬚
[p.0603] 宇治拾遺物語 十一 今はむかし、村上の御時、古き宮の御子にて、左京大夫なる人おはしけり、〈○中略〉ひげもあかくて(○○○○○○○)ながかりけり、こえははなごえにてたかくて、物いへば一うちひヾきて聞えける、あゆめば身おふり、かたおふりてぞありきける、色のさめてあおかりければ、あおつねの君とぞ、 ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|雑載
[p.0909] 宇治拾遺物語 十三 今はむかし、歌よみの元輔、くらのすけに成て、かも祭の使しけるに、一条大路わたりけるほどに、殿上人の車おほくならべたてゝ物見ける前わたるほどに、おいらかにてはわたらで、人み給にとおもひて、馬おいたくめおりければ、馬くるひておちぬ、年老たるものゝ、頭おさかさまにてお ...
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地部一|地総載|攺地名
[p.0051] 宇治拾遺物語 二 今はむかし、せいとくひじりといふ聖ありけるが、〈◯中略〉けちえんのために物まいらせてみんとてよばせ給ひければ、いみじげなる聖あゆみまいる、〈◯中略〉さて出て行ほどに、四条の北なる小路にえどおまる、此しりにぐしたるものしちらしたれば、隻墨のやうにくろきえどお、ひまもな ...
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地部二|皇都鄙併入|道路
[p.0159] 宇治拾遺物語 二 今はむかし、せいとくひじりといふ聖のありけるが、〈◯中略〉けちえんのために、物まいらせてみんとて、よばせ給ひければ、いみじげなる聖あゆみまいる、〈◯中略〉さて出て行ほどに、四条の北なる少路にえどおまる、此しりにぐしたるものしちらしたれば、隻墨のやうにくろきえどお、ひ ...
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植物部十三|草二|麦雑載
[p.0862] 宇治拾遺物語 一 これも今はむかし、い中のちごのひえの山へのぼりたりけるが、桜のめでたくさきたりけるに、風のはげしくふきけるおみて、このちごさめ〴〵となきけるおみて、僧のやはらよりて、などかうはなかせ給ふぞ、この花のちるおおしうおぼえさせ給か、桜ははかなき物にて、かくほどなくうつろ ...
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地部三|山城国|郷
[p.0239] 宇治拾遺物語 十五 今はむかし天智天皇の御子に大友王子といふ人ありけり、太政大臣になりて世のまつりごとおおこなひてなんありける、〈◯中略〉春宮〈◯天武〉これお御らんじてさらでだにおそれおぼしけることなれば、さればこそとて、いそぎ下種の狩衣袴お著給て、藁沓おはきて、宮の人にもしられず、 ...
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人部一|人総載|老男
[p.0092] [p.0093] 宇治拾遺物語 九 いまはむかし、大隅守なる人、国の政おしたヽめおこなひ給あひだ、郡司のしどけなかりければ、召にやりていましめんといひて、先々の様にしどけなきことありけるには、罪にまかせておもく軽くいましむる事有ければ、一度にあらす度々しどけなきことあれば、おもくいましめん ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0794] 宇治拾遺物語 十四 いまはむかし、白河院の御とき、北おもてのさうしに、うるせき女ありけり、名おば六とぞいひける、 ...
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器用部二十五|舟上|以形状為名
[p.0641] 宇治拾遺物語 十四 これも今は昔、筑紫に大夫さだしげと申者ありけり、〈○中略〉淀にて船にのりけるほどに、〈○中略〉はし舟にてあきなひする者共より来て、〈○下略〉 ...
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動物部十四|虫中|蛍
[p.1082] 宇治拾遺物語 十二 いまはむかし、あづまうどのうたいみじうこのみよみけるが、ほたるお見て、 あなてりやむしのしや尻に火のつきてこ人玉ともみえわたるぞ、 あづま人のやうによまんとて、実はつらゆきがよみたりけるとぞ、 ...
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器用部二十六|舟下〈筏併入〉|船頭/梶取/水手/舟子
[p.0730] 宇治拾遺物語 十四 これもいまはむかし、つくしに大夫さだしげと申物ありけり、〈○中略〉唐人すべきやうもなくて、さだしげとむかひたる船頭(○○)がもとにきて、その事共なくさへづりければ、〈○下略〉 ...
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地部四十四|山下|大和国/吉野山
[p.0759] 宇治拾遺物語 二 今はむかし、七条に薄うちあり、みたけまうでしけり、まいりてかなくづれおゆいてみれば、まことの金の様にてありけり、うれしく思て、件の金お取て、そでにつヽみて、家にかへりぬ、おろしてみければ、きら〳〵として、まことの金なりければ、ふしぎの事也、此金とれば、神なりぢしん ...
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動物部五|獣五|狐妖
[p.0367] 宇治拾遺物語 三 今はむかし、甲斐国に、たちの侍なりけるものゝ、夕ぐれに館おいでゝ、家ざまに行ける道に、狐のあひたりけるお、追かけて引目していければ、きつねの腰に射あてゝけり、きつねいまろばかされて、鳴わびてこしお引つゝ草に入にけり、此おとこひきめおとりてゆくほどに、このきつねこし ...
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動物部五|獣五|狐妖
[p.0367] [p.0368] 宇治拾遺物語 四 むかし物のけわづらひし所に、物のけわたしゝほどに、ものゝけ物につきていふやう、おのれはたゝりのものゝけにても侍らず、うかれてまかりとおりつるきつねなり、塚屋に子どもなど侍るが、ものおほしがりつればがやうの所にはくひものちろぼう物ぞかしとて、まうできつるな ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|荷車
[p.0856] 宇治拾遺物語 十一 これもいまはむかし、かつら川に身なげんずる聖とて、まづ祇陀林寺にして、百日懺法おこなひければ、ちかき遠きものども、道もさりあへず、おがみにゆきちがふ、〈○中略〉その日のつとめては堂へ入て、さきにさし入たる僧ども、おほくあゆみつゝきたり、しりに雑役車に、この僧は紙 ...
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動物部十六|魚上|氷魚
[p.1314] 宇治拾遺物語 五 是もいまはむかし、ある僧人のもとへいきけり、酒などすゝめけるに、氷魚はじめていできたりければ、あるじめづらしく思てもてなしけり、あるじようのことありてうちへ入て、またいでたりけるに、この氷魚のことの外にすくなくなりたりければ、あるじいかにとお、もへども、いふべきや ...
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姓名部一|姓氏上|名称
[p.0007] 日本霊異記考証 上 骨嶋〈宇治拾遺物語、載門部府生射海賊於加波禰嶋(○○○○)者、蓋此、〉 ...
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姓名都九|名中|異名
[p.0712] 宇治拾遺物語 十三 今はむかし、兵衛佐なる人ありけり、冠のあげおのながヽりければ、世の人あげおのぬし(○○○○○○)となんつけたりける、 ...
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地部三十九|橋下|五条橋
[p.0207] 宇治拾遺物語 七 これも今はむかし、たヾあきらといふ撿非違使ありけり、それがわかかりけるとき、清水のはしのもとにて、京童部どもいさかひおしけり、 ...
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植物部十|木九|柿雑載
[p.0620] 宇治拾遺物語 二 むかし延喜の御門の御とき、五条の天神のあたりに、大なる柿の木の実ならぬあり、その木のうへに仏あらはれておはします、〈◯下略〉 ...
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動物部十六|魚上|鮭雑載
[p.1294] 宇治拾遺物語 十二 西の方おみやれば、牝牛にのりたる法師の裸なるが、干鮭お太刀にはきて、牛の尻おはた〳〵と打て、尻に百千の童部つきて、東大寺の聖宝こそ、上座とあらがひして渡れとたかくいひけり、 ...
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器用部四|飲食具四|提子用法
[p.0209] 宇治拾遺物語 一 このしうとの小藤太、此婿の君つれ〴〵にておはすらん、さかな折敷にすへてもちて、いまかた手に提に酒お入て、えんよりいらんは、人見つべしと思て、おくの方よりさりげなくてもて行に、〈○下略〉 ...
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姓名部一|姓氏上|加婆禰解説真人
[p.0037] 宇治拾遺物語 九 むかしひやうとうたいふつねよさといふものありき、〈○中略〉つねまさかのまうと(○○○)はなにほとけおくやうし奉らんずるぞといへば、いかでかしりたてまつらんぞといふ、 ...
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姓名都九|名中|異名
[p.0712] 宇治拾遺物語 十一 これも今はむかし、ならに蔵人得業恵印といふ僧あり、鼻おほきにてあかヽりければ、大鼻の蔵人得業といひけるお、のちさまには、ことなしとて、鼻蔵人とぞいひける、なほのち〳〵には、鼻蔵々々とのみいひけり、 ...
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称量部一|度|丈尺寸
[p.0006] 宇治拾遺物語 七 今は昔小野宮殿〈○藤原実頼〉の大饗に、〈○中略〉引出物の馬お引立て有けるが、〈○中略〉黒くり毛なる馬のたけ八き余り(○○○○)ばかりなる、ひらに見ゆるまで身ふとくこえたる、〈○下略〉 ...
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方技部六|暦道下〈漏刻附〉|仮名暦
[p.0385] 宇治拾遺物語 五 これも今はむかし、ある人のもとになま女房のありけるが、人に紙こひて、そこなりけるわかき僧に、かな暦(○○○)かきてたべといひければ、僧やすき事といひてかきたりけり、はじめつかたはうるはしく、かみほとけによし、かん日、くえ日などかきたりけるが、やう〳〵すえざ ...
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飲食部四|料理下|だし
[p.0280] 屠竜工随筆 鰹ぶしお味に用る事、いつよりありつるともしらず、古へには沙汰もなきことなりけり、然而延喜式大膳式に、鰹の汁幾〓と出文、宇治拾遺物語に、みせんといふもの見えたるは、文字おいかに書とも知れざれども、事のさま、今いふ水出しの様におもはれたり、 ...
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飲食部六|乾飯〈麨[併入]〉|雑載
[p.0490] 宇治拾遺物語 八 昔あたごの山に久しくおこなふ聖ありけり、年比行て坊おいづる事なし、西のかたに猟師あり、此聖おたうとみて、つねにはまうでゝ物たてまつりなどしけり、ひさしくまいらざりければ、餌袋に干飯など入てまうでたり、〈○下略〉 ...
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器用部十二|家什具|皮籠
[p.0691] 宇治拾遺物語 三 むかし大太郎とて、いみじきぬす人の大将軍ありけり、〈○中略〉風の南のすだれおふきあげたるに、すだれのうちに、なにの入たりとはみえねども、皮子のいとかたくうちつまれたるまへに、ふたあきて、きぬなめりとみゆる物、とりちらしてあり、 ...
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器用部十九|坐臥具四|宿直物用法
[p.0187] 宇治拾遺物語 三 四月のつごもり比に、両おどろ〳〵しくふりて、物おそろしげなるに、かゝるおりにゆきたらばこそ、あはれとも思はめと思ひていでぬ、〈○中略〉つぼねにゆきたれば、人いできて、うへになればあんない申さんとて、はしのかたにいれていぬ、みれば物のうしろに火ほのかにともして、との ...
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人部九|性情上|心
[p.0694] 宇治拾遺物語 十五 そのかへさ、〈○賀茂祭〉法性寺殿〈○藤原忠通〉紫野にて御覧じけるに、〈○中略〉今一度北へわたれと仰ありければ、また北へわたりぬ、〈○中略〉このたびは兼行さきに南へわたりぬ、次に武正わたらんずらんと、人々まつほどに、武正やゝ久しくみえず、こはいかにとおもふほどに、むか ...
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称量部三|権衡|雑載
[p.0137] 宇治拾遺物語 二 今はむかし、七条に薄うちあり、みたけまうでしけり、まいりてかなくづれおゆいてみれば、まことに金の様にてありけり、うれしく思て、件の金お取て、そでにつヽみて家にかへりぬ、おろしてみければ、きら〳〵としてまことの金なりければ、ふしぎの事なり、此金とれば、神なりぢしん雨 ...
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地部三十九|橋下|長柄橋
[p.0242] 宇治拾遺物語 三 いまはむかし、伯〈◯康資王〉のはヽ仏くやうしけり、永縁僧正おしやうじて、さま〴〵の物どとおたてまつる中に、むらさきのうすやうにつヽみたる物あり、あけてみれば、 くちにけるながらのはしのはしばしら法のためにもわたしつるかな、ながらのはしのきれなりけり、又の日またつとめ ...
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方技部十六|疾病二|疵痣
[p.1261] [p.1262] 宇治拾遺物語 七 これもむかし、天ぢくに身の色は五色にて、角のいろは志ろきしか一ありけり、深山にのみすみて人にしられず、〈○中略〉国の大王おほくの狩人おぐして、此の山おとりまきてすでにころさんとし給、〈○中略〉御こしの前にひざまづきて申さく、我毛の色おおそるヽによりて、この ...
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方技部十六|疾病二|黒子
[p.1264] 宇治拾遺物語 六 いまはむかし、天竺に留志長者とて、世にたのもしき長者ありける、〈○中略〉心のくちおしくて、妻子にもまして従者にも物くはせきすることなし〈○中略〉人はなれたる山の中の木のかげに、鳥獣もなき所にてひとり食いたり、〈○中略〉帝尺きと御覧じてけり、にくしとおぼしけるにや、留 ...
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植物部十五|草四|水葱
[p.0996] [p.0997] 宇治拾遺物語 二 今はむかしせいとくひじりといふ聖のありけるが、〈◯中略〉京へ出る道に、西京になぎいとおほくおひたる所あり、此聖こうじて物いとほしかりければ、道すがら折て食ほどに、ぬしの男出きてみれば、いとたうとげなる聖の、かくすヾろに折くへば、あさましと思て、いかにかくは ...
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地部四十六|温泉〈塩湯併入〉|信濃国/筑摩温泉
[p.1062] [p.1063] 宇治拾遺物語 六 今はむかし、信濃国につくまの湯といふところに、よろづのひとのあみけるくすりゆあり、そのわたりなる人の夢にみるやう、あすのむまのときに、観音湯あみ給ふべしといふ、いかやうにてかおはしまさんずるととふに、いらふるやう、とし卅ばかりのおとこのひげくろきが、あや ...
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動物部十八|魚下|魚雑載
[p.1573] 宇治拾遺物語 十四 いまはむかし遣唐使のもろこしにあるあひだに、妻おまうけて子お生せつ、その子いまだいとけなきほどに、日本にかへる、つまにちぎりていはく、こと遣唐使いかんにつけて消息やるべし、またこの子乳母はなれんほどにはむかへとるべしとちぎりて帰朝しぬ、母、遣唐使のくる毎に消息や ...
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遊戯部六|聞香|雑載
[p.0372] [p.0373] 宇治拾遺物語 三 今はむかし、兵衛佐平貞文おばへいちうといふ、〈○中略〉本院侍従といふは、村上の御母后の女房なり、世の色ごのみにてありけるに、文やるににくから争、返ことはしながらあふ事はなかりけり、〈○中略〉この人のわろくうとましからんことお見て、おもひうとまばや、かくのみ ...
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人部六|身体三|屁
[p.0437] [p.0438] 貞丈雑記 十五/言語 一屁おひると雲ふ事お、古代はならす(○○○)といひし也、古今著聞集、宇治拾遺物語などの類、古き物語にならしけりといふ事見えたり、今世女の詞におならおすると雲は是れなり、 ...
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動物部十四|虫中|蝱
[p.1144] 宇治拾遺物語 七 虻(あぶ/○)一ふめきて、かほのめぐりにあるお、うるさければ、本のえだおおりて、はらひすつれども、猶たゞおなじやうに、うるさくふめきければ、とらへてこしお、このわらすぢにてひきくゝりて、枝のさきにつけてもたりければ、腰おくゝられて、ほかへえいかで、ふめき飛まはりけるお ...
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人部三十二|盗賊|強盗
[p.0794] [p.0795] [p.0796] 宇治拾遺物語 三 むかし、大太部とて、いみじきぬす人の大将軍ありけり、それが京へのぼりて、物とりぬべき所あらば、入てものとらんと思て、うかゞひありきけるほどにめぐりもあばれ、門などもかた〳〵はたうれたるお、よこ様によせかけたる所のあだけなるに、おとこといふものは一 ...
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人部二十七|報恩〈報怨併入〉
,報恩例,宇治拾遺物語,二"> |報恩例 [p.0485] [p.0486] 宇治拾遺物語 二 むかし右近将〓下野原行といふもの有けり、競馬によくのりけり、帝王よりはじめ奉りて、おぼえことにすぐれたりけり、朱雀院の御時より、村上の御門の御ときなんどは、さかりにいみじき舎人にて、人もゆるし思けり、年たかくなりて、西京 ...
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人部二十|勤労|勤労例
[p.0044] 宇治拾遺物語 八 是も今はむかし、下野武正といふ舎人は、法性寺殿〈○藤原忠通〉に候けり、あるおり大風大雨ふりて、京中の家みなこぼれやぶれけるに、殿下近衛殿におはしましけるに、南面の方にのゝしるものゝ声しけり、誰ならんとおぼしめして見せ給に、武正あかかうのかみしもに、蓑笠おきて、みの ...
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器用部二十四|行旅具下|蓑用法
[p.0481] 宇治拾遺物語 八 是も今はむかし、下野武正といふ舎人は、法性寺殿〈○藤原忠通〉に候けり、あるおり大風大雨ふりて、京中の家みなこぼれやぶれけるに、殿下近衛殿におはしましけるに、南面の方にのゝしるものゝ声しけり、誰ならんとおぼしめして見せ給に、武正あかかうのかみしもに、蓑笠おきて、みの ...
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飲食部三|料理中|炰
[p.0235] 宇治拾遺物語 十五 今はむかし、天智天皇の御子に、大友皇子といふ人ありけり、太政大臣になりて、世のまつりごとおおこなひてなんありける、心の中に御門うせ給なば、次の御門には我ならんとおもひ給けり、清見はらの天皇そのときは、春宮にておはしけるが、このけしきおしらせ給ければ、〈○中略〉御 ...
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器用部十一|澡浴具二|浴斛雑載
[p.0620] 宇治拾遺物語 十五 今はむかし、天智天皇の御子に大友皇子といふ人ありけり、〈○中略〉清見はらの天皇〈○天武〉そのときは春宮にておはしましけるが、〈○中略〉春宮これお御らんじて、さらでだにおそれおぼしけることなれば、さればこそとていそぎ下種の狩衣袴お著給て、藁沓おはきて宮の人にもしられ ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|奪夢
[p.0818] [p.0819] 宇治拾遺物語 十三 むかし備中国に郡司ありけり、それが子にひきのまき人といふ有けり、わかき男にてありけるとき、夢おみたりければ、あはせさせんとて、夢ときの女のもとに行て、夢あはせてのち、物語していたるほどに、人々あまたこえしてくなり、国守の御子の太郎君のおはするなりけり、 ...
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器用部十四|屏障具二|帳帷
[p.0801] 宇治拾遺物語 十一 清水寺御帳給る女の事 いまはむかし、たよりなかりける女の、清水にあながちにまいるありけり、〈○中略〉なく〳〵観音おうらみ申て、いかなる先世のむくひなりとも、たゞすこしのたより給候はんといりもみ申て、御前にうつぶし〳〵たりけるよの夢に、御前よりとて、かくあながちに申 ...
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姓名部八|名上|以神仏号及仏語為名
[p.0655] [p.0656] 宇治拾遺物語 一 今はむかし、丹後国に老尼ありけり、地蔵菩薩は、あかつきごとにありき給ふことお、ほのかにきヽて、暁ごとに地蔵見たてまつらんとて、ひとよかいまどひありくに、博打のうちほうけていたるが見て、尼公は、さむきに何わざし給ぞといへば、地蔵菩薩のあかつきにありき給ふな ...
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人部一|人総載|児/若子
[p.0073] [p.0074] 宇治拾遺物語 一 これも今はむかし、比叡の山にちごありけり、僧たちよひのつれ〴〵に、いざかいもちいせむといひけるお、このちご心よせにきヽけり、さりとてしいださむおまちて、ねざらむもわろかりなむと思て、かた〳〵によりて、ねたるよしにて出くるお待けるに、すでにしいだしたるさま ...
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植物部二十七|菌|平〓
[p.0810] [p.0811] 宇治拾遺物語 一 これも今はむかし、〓波国篠村といふところに、年比平〓やるかたもなくおほかりけり、里村のものこれおとりて、人にもこヽろざし、またわれもくひなどして、としごろすぐるほどに、その里にとりてむねとあるものヽゆめに、かしらおつかみなる法師どもの、二三十人ばかりいで ...
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動物部十|鳥三|雀事蹟
[p.0760] [p.0761] 宇治拾遺物語 三 今はむかし、春つかた日うらゝかなりけるに、六十計の女のありけるが、虫うちとりていたりけるに、庭に雀のしありきけるお、童部石おとりてうちたれば、あたりてこしおうちおられにけり、羽おふためかしてまどふほどに、烏のかけりありきければ、あな心う、からす取てんとて ...
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方技部一|陰陽道上|鬼神
[p.0077] [p.0078] [p.0079] 宇治拾遺物語 一 いまはむかし、修行者のありけるが、津の国までいきたりけるに、日くれてりうせん寺とて、大なる寺のふりたるが、人もなきありけり、これは人やどらぬ所といへども、そのあたりに、またやどるべき所なかりければ、いかゞせんと思て、負うちおろして内に入てけり、不 ...
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人部九|性情上|笑
[p.0734] [p.0735] 宇治拾遺物語 十四 これもいまはむかし、〈○中略〉あるときわかき女房どものあつまりて、庚申しける夜、この入、道の君、かたすみにほうけたるていにていたりけるお、夜ふけけるまゝに、ねぶたがりて、中にわかくほこりたる女ばうのいひけるやう、入道の君こそかゝる人はおかしきものがたりな ...
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植物部二十四|草十三|瓢雑載
[p.0596] [p.0597] 宇治拾遺物語 三 今はむかし、春つかた日うらヽかなりけるに、六十計の女のありけるが、虫うちとりていたりけるに、庭に雀のしありきけるお、童部石おとりてうちたれば、あたりてこしおうちおられにけり、羽おふためかしてまどふほどに、烏のかけりありきければ、あな心うからす取てんとて、 ...
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地部二十九|讃岐国|多度郡
[p.0831] 今昔物語 十九 讃岐国多度郡五位聞法即出家語第十四 今昔、讃岐国多度の郡の郷に、名は不知ず源大夫と雲者有けり、 ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0793] 宇治拾遺物語 一 いまはむかし治部卿通俊卿、後拾遺おえらばれけるとき、秦兼久、行向ひて、おのづから歌などやいるとし思て、うかヾひけるに、治部卿いでいて物がたりして、いかなるうたかよみたるといはれければ、はか〴〵しき候はず、後三条院、かくれさせ給てのち、円宗寺にまいりて候しに、花のに ...
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帝王部十四|太上天皇〈追尊天皇附〉|厄年辞尊号
[p.0823] [p.0824] 中右記 保延元年十二月十八日、中納言顕頼卿送書雲、院〈◯鳥羽〉明年御慎(○○○○)不(○)軽(○)、仍可令辞申尊号并御随身給候、宇多院停尊号、白河院令辞随身給歟、縦無先跡、可有叡慮、況可准拠彼等例之由、所思食也、但御却状御願文年月下、書太上天皇有御諱字、而御辞退之後、可被置前字歟、将 ...
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地部三十二|肥前国|松浦郡/下松浦郡
[p.1085] 松浦系図 綱----久〈松浦源大夫判官 松浦祖、始住肥前国下松浦郡(○○○○)、 遂為氏、〉 ...
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飲食部三|料理中|狸汁
[p.0179] 宣胤卿記 文明十二年十一月二日戊寅、当番第二也、食後参内、〈○中略〉晩頭退出、於都護許改衣冠、於彼亭狸汁(○○)張行、人数源大納言、亭主父子、余、民部卿光忠等也、 ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|榻
[p.0873] 後二条関白記 完治七年四月廿一日丁卯、著社頭、〈○賀茂〉御車立鳥居南懸榻、予〈○藤原師通〉以下源大納言連立車雲々、置榻於轅中、 ...
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歳時部九|年始祝一|停参賀
[p.0643] 後二条関白記 寛治六年正月一日甲申、殿下〈◯藤原師実〉参給六条院、余〈◯藤原師通〉以下候御供、殿下立給中門、以源大納言令執申之処、依雨停止拝礼、 ...
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天部一|日〈日蝕併入〉|日蝕
[p.0046] 中右記 長承三年閏十二月一日乙巳、今日日蝕十一分、巳午未時之由、司天台所奏也、内以山僧十二口、於御前薬師経御読経、上卿源大納言、定海法印御修法、日蝕御祈者、臨未時日蝕正現、如天文奏也、刻限度分、如奏也、 ...
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器用部三|飲食具三|懸盤種類
[p.0136] 俊成卿九十賀記 建仁三年十一月廿三日丁亥、今日於上皇〈○後鳥羽〉二条御所、被賀入道正三位釈阿〈○藤原俊成〉九十算、〈○中略〉供上皇御膳、陪膳源大納言〈通資〉役送公信朝臣以下、殿上四位、白地錦打敷、〈榎木螺鈿懸盤六脚、御飯以下皆盛玉、〉 ...
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器用部二十七|車上|輦車宣旨
[p.0788] 範国朝臣記 長元九年四月十九日丁卯、〈○是月十七日、後一条崩、後朱雀即位、〉殿下〈○藤原頼通〉以権左中弁〈資地下〉被奏年料米解文、先被聴昇殿、次奏聞、次殿下、如旧被聴可乗牛車、右府、〈○藤原実資〉可乗輦車出入待賢門者、左頭中将奉仰、仰源大納言、〈師房〉 ...
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歳時部七|元日節会下〈淵酔附〉|不出御
[p.0496] 園太暦 康永四年正月廿日、康永四年正月一日、(三節会已下事、源大納言示送事、)今日節会、依東大寺八幡宮神輿在洛、并神木動座事、無出御、 延文二年正月一日、節会如例、委可尋記、後聞、今日節会懸御簾、無出御、依神木遷座也、 ...
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帝王部二十|皇后下〈皇太后、太皇太后、皇太夫人、女院、准母、准三宮、併入〉|内親王...
[p.1204] 続々紹運録 孝子内親王、〈◯後光明皇女〉母源大典侍、庭田重秀朝臣女、号小一条局、〈貞享二年四月二日逝、号栄蓮院、〉慶安三年十月十五日誕生、称女一宮、天和三年十二月三日為内親王、〈三十四〉寳永五年正月廿三日叙一品、〈五十九〉享保十年六月廿六日准三后号礼成門院、同日薨、〈七十六〉七月七 ...
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器用部一|飲食具一|盌用法
[p.0044] 今昔物語 二十八 三条中納言食水飯語第廿三 中納言、〈○藤原朝成〉例食ふ様にして、水飯持来と宣へば侍立ぬ、〈○中略〉大きなる碗お具したり、〈○中略〉中納言、碗お取て侍に給て、此れに盛れと宣へば、侍匙に飯お救つヽ、高やかに盛上て、nanに水お少し入れて奉たれば、中納言台お引よせて、碗お持上 ...
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地部二十九|土佐国|島嶼
[p.0891] 土佐幽考 妹背島 出宇治拾遺物語、或曰幡多郡西南海中有島、蓋是也、島中有名広瀬所、是恐訛称妹背歟、今此島伊予土佐両国中分之、 ...
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人部三|親戚下乳母 併入|玄孫
[p.0232] 揃注倭名類聚抄 一/子孫 釈名、玄孫、玄県也、上県於高祖、最在下也、雄略紀同訓、夜之波古又見宇治拾遺物語、新勅撰和歌集歌、按夜之波、蓋弥数之義、 ...
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人部四|身体一|頭
[p.0317] 今昔物語 二十八 左京大夫付異名語第二十一 今音、村上の天皇の御代に、旧宮の御子にて、左京の大夫と雲ふ人有けり、長少し細高にて、極くあて〈○あて二字原欠、以宇治拾遺物語補、〉やかなる様はしたれども、有様姿なむ鳴呼なりける、頭の鐙頭(○○)なりければ、纓は背いに不付ずして離れてなむ被振ける ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|動物
[p.0922] 今昔物語 二十六 美作国神依猟師謀止生贄語第七 年来飼付たりける犬山の犬お二つ撰り勝りて、女よ我に代れと雲ひ聞せて、勤に飼けるに、山より密に猿お作生捕て持来て、人も無所にて役と犬に敷へて啖せ習はす、本より犬と猿(○○○)とは中不吉者お、然力教へ習はすれば、猿だに見れば飛懸ては啖殺す、〈○ ...
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植物部二|木一|柏身
[p.0122] 宇治拾遺物語 八 これもいまはむかし、東大寺に恒例の大法会あり、花厳会とぞいふ、大仏殿のうちに高座おたてヽ、講師のぼりて堂のうしろよりかひけつやうにして逃ていづるなり、古老つたへていはく、御堂建立のはじめ鯖売翁きたる、〈◯中略〉鯖おうる翁杖おもちて鯖おになふ、其鯖の数八十則変じて八 ...
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方技部十八|疾病四|白癩
[p.1459] [p.1460] 宇治拾遺物語 四 これもいまはむかし、智海法印有職のとき、清水寺へ百日まいりて、夜更て下向しけるに、はしの上に唯円教意、逆即是順、自余三教、逆順定故といふ文お誦する声あり、たうとき事かな、いかなる人の誦するならんと思ひて、ちかうよりてみれば白癩人なり、かたはらにいて法文の ...
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動物部三|獣三|犬事蹟
[p.0170] 宇治拾遺物語 十四 今は昔、御堂関白殿〈○道長〉法成寺お建立し給て後は、日毎に御堂へ参らせ給けるに、白き犬お愛してなん飼せ給ければ、いつも御身おはなれず、御ともしけり、或日例の如く御ともしけるが、門おいらんとし給へば、此犬御さきにふたがるやうに吠まはりて、内へ入れ奉らじとしければ何 ...
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人部十九|信|信例
[p.0006] 宇治拾遺物語 二 むかし右近将〓下野原〈○原恐厚誤、下同、〉行といふもの有けり、〈○中略〉年たかくなりて西京にすみけり、となりなりける人にはかに死けるに、此原行とぶらひに行てその子にあひて、別のあひだの事どもとぶらひけるに、此死たるおやお出さんに、門あしき方にむかへり、さればとてさて ...
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方技部三|陰陽道下|物忌
[p.0226] [p.0227] 宇治拾遺物語 五 これもむかし、大膳亮大夫橘以長といふ蔵人の五位ありけり、宇治左大臣殿〈○藤原頼長〉より召ありけるに、今明日は、かたき物忌(○○○○○)おつかまつる事候と申たりければ、こはいかに世にあるものゝ物忌といふことやはある、たしかにまいられよとめしきびしかりければ、恐なが ...
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器用部十一|澡浴具二|浴斛雑載
[p.0620] [p.0621] 宇治拾遺物語 三 これも今はむかし、法輪院大僧正覚猶といふ人おはしけり、その甥に陸奥前司国俊、僧正のもとへ行てまいりてこそ候へといはせければ、たゞいま見参すべし、そなたにしばしおはせとありければ、まちいたるに、二ときばかりまで出あはねば、なまはらだゝしうおぼえて、〈○中略〉 ...
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地部四十|渡|渡銭
[p.0403] [p.0404] 宇治拾遺物語 三 これもいまはむかし、えちぜんの国かぶらきのわたりといふところに、わたりせんとて、ものどもあつまりたるに、やまぶしあり、けいとう房といふ僧なりけり、〈◯中略〉それにこのかぶらきのわたりに行てわたらんとするに、渡りせんとするもの雲霞のごとし、おの〳〵物おとりて ...
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方技部一|陰陽道上|僧侶呪禁
[p.0060] [p.0061] 宇治拾遺物語 十四 今はむかし、御堂関白殿〈○藤原道長〉法成寺お建立し給てのちは、日ごとに御堂へまいらせ給けるに、しろき犬お愛してなん、飼せ給ければ、いつも御身おはなれず、御ともしけり、ある日、例の如く御ともしけるが、門おいらんとし給へば、このいぬ、御さきにふたがるやうに吠 ...
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歳時部八|摂関大臣正月大饗|主客
[p.0556] 宇治拾遺物語 七 西宮殿〈◯源高明〉の大饗に、小野宮殿〈◯藤原実頼〉お尊者におはせよとありければ、年老こしいたくて、庭の拝えすまじければ、えまうづまじきお、雨ふらば庭の拝もあるまじければまいりなん、ふらずばえなんまいるまじきと、御返事のありければ、雨ふるべきよし、いみじくいのり給けり ...
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方技部七|易占|占例
[p.0489] [p.0490] [p.0491] 宇治拾遺物語 一 旅人のやどもとめけるに、大きやかなる家のあばれたるがありけるによりて、こゝにやどし給てんやといへば、女ごえにて、よきこと、やどり給へといへば、みなおりいにけり、やおほきなれども、人のありげもなし、たゞ女一人ぞあるけはひしける、かくて夜あけにければ ...
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方技部七|式占〈九星併入軒廊御卜附〉|式神
[p.0542] [p.0543] 宇治拾遺物語 二 昔晴明陣にまいりたりけるに、さきはなやかにおはせて、殿上人のまいりけるおみれば、蔵人の少将とて、まだわかく花やかなる人の、見めまことにきよげにて、車よりおりて内にまいりたりけるほどに、この少将のうへに烏のとびてとおりけるが、えどおしかけゝるお、晴明きとみ ...
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人部二十九|滑稽滑稽は、一に利口、又は興言と雲ひ、後におどけとも雲ふ、巧に諧謔の...
[p.0689] [p.0690] 宇治拾遺物語 三 これも今はむかし、法輪院大僧正覚猶といふ人おはしけり、その甥に陸奥前司国俊、僧正のもとへ行て、まいりてこそ候へといはせければ、たゞいま見参すべし、そなたにしばしおはせとありければ、まちいたるに、二ときばかりまで、出あはねば、なまはらだゝしうおぼえて、出な ...
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方技部十六|疾病二|瘤疣
[p.1269] [p.1270] [p.1271] 宇治拾遺物語 一 これもいまはむかし、右のかほに、大なる こぶ( ○○) あるおきなありけり、大くら山へ行ぬ、雨風はしたなくて帰におよばで、山の中に心にもあらずとまりぬ、又木こりもなかりけり、おそろしさすべきかたなし、木のうつぼの有けるにはひ入て、目もあはずかヾまりてい ...
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動物部七|獣七|虎
[p.0445] [p.0446] [p.0447] 宇治拾遺物語 十二 いまはむかし、壱岐守家行が、郎等等お、はかなきことによりて、主のころさんとしければ、小舟にのりてにげて新羅国へわたりて、かくれていたりけるほどに、新羅のきんかいといふところの、いみじうのゝしりさはぐ、なにごとぞとゝへば、とらのこうに入て、人おく ...
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人部二十四|誓約|誓詞
[p.0329] 源氏物語 三十五/若菜 神仏にも思事申すは、つみあるわざかはと、いみじきちかごと(○○○○)おしつゝの給へば、〈○下略〉 ...
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人部二十四|誓約|起請文/名称
[p.0344] 運歩色葉集 幾 起請 ...
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人部二十四|誓約|名称
[p.0321] 類聚名義抄 五/言 誓〈音逝、ちかふ、命、謹、和せい、〉 ...
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人部二十四|誓約|名称
[p.0322] 易林本節用集 知/言語 〓(ちぎる) 約(同) 盟(同) ...
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人部二十四|誓約|宇気比
[p.0332] 釈日本紀 五/述義 先師説曰、世俗之詞誓言立、此本縁歟、 ...
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人部二十四|誓約|起請文/名称
[p.0344] 下学集 下/態芸 起請(きしよう) 誓文(せいもん/○○) ...
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人部二十四|誓約|起請文/名称
[p.0344] 易林本節用集 幾/言辞 起請文(きしやうもん) ...
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人部二十四|誓約|名称
[p.0322] 書言字考節用集 八/言辞 契(ちぎる)〈説文、大約也、〉約束(同)〈日本紀〉 ...
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人部二十四|誓約|名称
[p.0322] 古今和歌六帖 五 ちかふ(○○○) 今宵より我も思はん君も思へのちわすれじとまづちかへ君 ...
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人部二十四|誓約|伝授起請
[p.0373] 秦山集 雑著十五/甲乙錄一 血言阿世、神之所忌故、神文墨判而已、無血判、 ...
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人部二十四|誓約|名称
[p.0321] 新撰字鏡 示 〓〈強依反、誓祈也、禱百霊也、祈也、知加不(○○○)、又己不(○○)、又伊乃留、〉 ...
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人部二十四|誓約|名称
[p.0322] 運歩色葉集 地 契(ちきり) 〓(同) 〈二人歃血約不変、〓字従朋血也、〉 誓(ちかい) ...
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人部二十四|誓約|名称
[p.0322] 伊呂波字類抄 知/人事 契〈ちぎる〉 約〈同〉 願〈ちかふ〉、 盟〈ちかひとも〉、 矢〈同ちかひとも〉、 誓 忠〈己上同ちかふ、〉 ...
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