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器用部七|容飾具二|櫛用法
[p.0404] [p.0405] 歷世女装考 二 横櫛 今、市中にていやしき女、櫛お斜に挿お横櫛と唱(○○○○○○○○○○)て、よしある女中は仮にもせの事なり、よこぐしなるは、心ねもそれとしられていやしげなり、むかしもさる例あり、大和物語〈○註略〉風吹ばの歌の下に、女のがりいきたりけり、〈業平なり〉ひさしくいかざりけれ ...
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地部三十八|橋上|大鼔橋
[p.0121] 江戸名所図会 三 大鼓橋 同所〈◯夕日の岡〉坂下の小川に架せり、〈目黒川といへり〉柱お用ひず、両岸より石お畳み出して橋とす、故に横面より是お望めば、大鼓の胴に倣仏たり、故に世俗しか号く、享保の末、木食上人〈心誉おいふ歟〉是お制するとなり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛用法
[p.0404] 大和物語 丁 昔、やまとのくにかづらきのこほりにすむおとこ有けり、〈○中略〉この女いとわろくなりにければ、男わづらひて、かぎりなく思ひながらめおまうけてけり、〈○中略〉かくて月日おほくへて、思ひやるやう、つれなきかほなれど、女の思ふ事いといみじぎ事なりけるお、かくいかぬおいかに思ふら ...
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器用部七|容飾具二|櫛/名穏
[p.0387] [p.0388] 歷世女装考 二 櫛おかんざしともいひし事是はむかし梅壼斎宮にて〈俗にいふおものいみ〉伊勢へ下り給ひし時、別れの櫛とて、帝御てづから、斎宮の御頭へさし玉ひし、むかしの櫛のはしお〈木櫛お定式とす〉かきとりて、歌にそへ玉ひたる也、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛用法
[p.0403] 源氏物語 六/末摘花 すみのまばかりにぞ、いとさむげなる女房、しろき衣のいひしらずすゝけたるに、きたなげなるしびら、ひきゆひつけたる腰つき、かたくなしげなり、さすがにくしおしたれて(○○○○○○○)、さしたる(○○○○)ひたいつき、ないけうばう、ないしどころの程に、かゝるものどものあるはやとおかし ...
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器用部七|容飾具二|櫛用法
[p.0404] 雅言集覧 四十七/左 くしは右にさすべきものお、左にさしたるお、三条院の見とがめ給へるなり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛用法
[p.0404] 雅亮装束抄 一 五せち所のこと 物いみのひろさおはからひて、かみおばとるなり、たうにち、は、さしぐしといふものお、右の物い(○○○○○○○○○○)みのかしらに、よこさまにさすなり(○○○○○○○○○)、このくし、これにはさゝず、ながさ六七寸ばかり、歯のたけ五分ばかりあるお、みねのかたへよくそらしあげて、な ...
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器用部七|容飾具二|櫛用法
[p.0403] [p.0404] 大鏡 一/三康 つぎのみかど、三条院のみかどと申き、〈○中略〉院にならせ給ひて御目お御らんぜざりしこそいといみじかりし、ことに人の見たてまつるには、いさゝかかはらせ給ふ事おはしまさゞりければ、そらごとのやうにぞおはしましける、御まなこなども、いときよらにおはしますばかり、い ...
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器用部七|容飾具二|櫛用法
[p.0403] 貞丈雑記 二/人物 一女の髪にくしかうがいさす事いにしへはなし、古はよき女房衆は髪おわげてゆう事なし、髪おさげし也、今とてもさげ髪には櫛かうがいおさす事なし、古も同じ事なり、古もげす女は、髪お上げてつのぐるといふ事にするゆへ、かうがいおさしてわげおかためし也、〈髪おくるくるとまきて ...
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器用部九|容飾具四|沢
[p.0515] 歷世女装考 四 水油の古名 今も市中に男の髪結といふ者、壷めく物に綿おいれ、水油おひたしてつかふ、此千年以前にありける沢なり、 ...
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器用部八|容飾具三|以製作為名
[p.0440] 歷世女装考 二 裁細工(きれさいく)の花かんざし まげゆはひ まへざし 裁(きれ)あるひは紙細工の花かんざし、今もつはら用ふ、京製なるはすぐれて美工なれど、価は廉く朴にして雅なり、此物今より四五十年前、某の御館に仕へたる女中偶然つくりはじめけるに、徐々職人の作るやうになりしと、そのみたち ...
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器用部六|容飾具一|鏡種類/以原質為名
[p.0356] 歷世女装考 一 柄鏡 唐物硝子鏡、〈たて二寸七分よこ一寸七分〉全質瑇瑁細工、かゞみ稍子絵やう彫あげ、図の如く〈○図略〉転柱おあぐれば、内にびいどろかゞみあり、按に、今市中にてひさぐびいどうかゞみは、かゝる唐物お摸し作りはじめたるならむ、是も五六十年以来の新製にて、今は下輩万家の重宝た ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0398] 歷世女装考 二 璋瑁の櫛〈俗にいふべつかふ〉 賢女心の鏡〈○書名、中略、〉われは此年まで、髪の中に小枕の外は、蒔絵の木櫛に、黒き笄お〈くぢらなるべし〉さして花おやりしに、娶のあたまおみれば、透玳瑁の櫛(○○○○○)おさし、笄の外にかんざしとやらいふ物、何の用に立事ぞ、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0392] 歷世女装考 二 蒔絵の櫛 三つ櫛 元服法式〈永禄年中の物写本〉櫛は三つ一具なり、〈中略〉御櫛三つ、解、簾、細、桐蒔絵也、解はとかし(○○○)、簾はすき櫛(○○○)なり、細はびん櫛(○○○)なり、 ...
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器用部六|容飾具一|以用法為名
[p.0360] 歷世女装考 一 柄鏡 本朝のむかしは、貴賤とも髪は垂しゆえ、合せ鏡(○○○)する事はなかりしならん、西土は太古より髪お取あげゆひて、其状の名さへあまたあれば、合せかゞみもしつらん、 ...
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器用部六|容飾具一|以用法為名
[p.0359] 歷世女装考 一 柄鏡 古き柄つきのかゞみは、みなちひさし、これおば鬢鏡(○○)といひ、〈○中略〉佐夜中山集〈完文四年板俳書〉若き時持ものとてやびんかゞみ、附句伽羅の油もかくし女房、 ...
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器用部八|容飾具三|以製作為名
[p.0442] 歷世女装考 二 朝鮮べつかふ ばづの事 照義の話に、〈○中略〉爪甲(つめかふ)といふは爪にはあらず、真甲のへりの所の甲なり、おほかたは、さしこみ形物に作るに用ゆ、 ...
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器用部九|容飾具四|鬠種類
[p.0485] 歷世女装考 四 元結 今のたけながといふ物、近きむかしは平元結といへり、それお髷へむすびて、はねそらしたるお、はねもとゆひとて飾としたるなり、 ...
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器用部六|容飾具一|鏡立
[p.0378] [p.0379] 歷世女装考 一 鏡台 今の鏡たて(○○○)付の櫛箱は、三百年の以前よりありし物なり、又ひらくもたゝむも自在なるかゞみたては、宝永七年板〈今より百三十八年まへ〉誰が身上に、川崎氏の妻の句とて、住よしの鳥居は月の鏡立とあり、 ...
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器用部八|容飾具三|以製作為名
[p.0442] 歷世女装考 二 毒瑁お斑なしに作る起立 かんざしに形の飾り物とて流行しは松葉なりしに、今はさしこみ(○○○○)といふ便利ありて、鶯は梅に初音おうたひ、蝶は菊に翅お動すあり、是も国沢の余滴ぞかし、 ...
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器用部八|容飾具三|以製作為名
[p.0442] 歷世女装考 二 両てんのかんざし(○○○○○○○○) もやう一対のかんざしおさす事は、享保あたりの絵にもみへ、近き完政の間もはやりしが、今はすたれてさる物おみず、此両てん、西土は古くよりありし物なり、名お鈿合といふ、 ...
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器用部九|容飾具四|鬘/名称
[p.0459] 歷世女装考 四 かもじの事 かもじの本名はかづらといふ、〈○中略〉かづらおかもじといふは、湯巻おゆもじ、内方おうもじなどと片名おとりてよぶ事、東山殿比の女言なり、文字には髲と書く、〈○中略〉かづらは西土にてもいと古し、 ...
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器用部六|容飾具一|背
[p.0352] 歷世女装考 一 鵲の鏡鶴の鏡 百年ばかりこなたの鏡に、南天燭お鋳付けたるもの多し、是お橘庵漫筆に、易の卦象にあてゝ弁じたるは、鑿説に似たり、さやうのむつかしき事にはあらず、南天お難転と名詮して、難お転ずる祝事なり、故に、嫁入の轎にも、なんてむの葉おいるゝなり、 ...
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器用部九|容飾具四|鬘種類
[p.0460] 歷世女装考 四 貞享年中女の頭に飾物十六品 貞享五年京板盛衰記、〈巻三〉今の女、むかしなかつた事どもお仕出して、身おたしなむ物の道具数々なり、首筋より上ばかりに入用の物十六品あり、〈○中略〉長かもじ、小まくら〈○中略〉あらましさへ此通ぞかし、 ...
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器用部九|容飾具四|蔽髪
[p.0472] 歷世女装考 四 びんみのお髪に入る事 すえ、ひたひおもちふる事、雅亮装束抄五節の舞姫の所にみえたり、此ひたひ後世にはびんぶくといひけるが、女房装束着用次第図にみえたるおこゝに出す、 ○袿(うちうけ)びんぶく之体とあり ○此図は東山殿時代の物也 びんぶく髪の毛にてろくの如き物お三つ作り用ふと ...
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器用部九|容飾具四|すき沺
[p.0525] 歷世女装考 四 塗鬢膏の沿革 すき油も古くありし物とみえて、元禄十二年板、初音草噺大鏡、はやる物おいひたてる所に、荻野沢の丞がすき油、〈女形なり○中略〉俳諧菊枕、〈宝永二年板〉湯あがりの縮に匂ふすき油、〈付〉網の魚とてかね親の文、 ...
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器用部八|容飾具三|笄沿革
[p.0421] 歷世女装考 四 貞享年中女の頭に飾物十六品 貞享五年京板盛衰記、〈巻三〉今の女、むかしなかつた事どもお仕出して、身おたしなむ物の道具数々なり、首筋より上ばかりに入用の物十六品あり、〈○中略〉かうがい〈こゝにかんざしおかぞへざるにて、今より百五六十年前は、くじらぞうげなどのかうがいのみ ...
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器用部六|容飾具一|磨鏡
[p.0368] 歷世女装考 一 むかしの鏡磨 のちみよ草〈写本全五巻、正徳二年壬辰の霜月筆お石花菴の窻下に拭ふと序文にあり、〉 〈巻二〉母のはなしに、我がおさなかりし完永の頃は、かゞみはざくろの汁にてとぎしに、そのゝちは梅の酢にて年中みがく、これも世のかしこくなりし一つなりといはれしとあり、つら〳〵 ...
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器用部八|容飾具三|以用法為名
[p.0445] 歷世女装考 二 後刺(○○) 青竜刀のかんざし 今うしろざしとて、簪お耳の後にさす事、五十年前完政間(ごろ)よりの風なり、其以前、書にも画にもみへず、西土はいと古し、字彙、釵の字の註に、繁欽定が情詩お引て、何以慰別離、耳後玳瑁釵とあり、和漢駢事なり、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0399] [p.0400] 歷世女装考 二 蒔絵の櫛(○○○○) 三つ櫛 江戸にても、享保の比まきえ櫛、流行しと古老語れり、又櫛の峯に銀のふくりんお懸たるに蒔絵したる物はやり、明和に至ては、まきえすたれ、竪一寸六分、横六寸許りの甲のべつかふの櫛はやりしとぞ、〈横長のくしはやりたるは、根なし草にも見ゆ、〉天明 ...
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器用部九|容飾具四|鬠沿革
[p.0480] 歷世女装考 四 元結〈文七元結の名義はねもとゆひ〉 元結は髪ゆふに必用の物なれば、上古にもありつらんが、浅学には見あたらず、万葉集に、元結およみいれたる歌あまたあれど、糸なるも紙縷なるもあるべし、和名抄〈容飾具部〉に、鬠、和名毛度由比、以組束髪とあれば、糸なるが元結の本義なり、され ...
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器用部八|容飾具三|以製作為名
[p.0443] 歷世女装考 二 後刺 青竜刀のかんざし(○○○○○○○○) 三十年前、青竜刀のかんざし、歌妓どもさしはやらせし事あり、簪には似気なき物とおもひしに、西土にも捜神記〈巻七〉に、晋の恵帝元康中に、宮中の婦人瑇瑁の属にて斧鉞戈戟のるいお作りて当笄(かんざし)にしたる事みへたり、 ...
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器用部八|容飾具三|以製作為名
[p.0442] 歷世女装考 二 瑇瑁お斑なしに作る起立 父が廿四五の頃、〈宝暦十一二年なるべし〉斑なしの松葉かんざし(○○○○○○)とて、〈掛目一匁五分 長さ六七寸〉今にくらべては、甚細きかんざしお四五本作り、問屋へみせける内お、一本手みせに京へものぼせしに、江戸京とも追々註文ありて、松葉かんざしはやり、銀 ...
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器用部九|容飾具四|鬢付油
[p.0524] 歷世女装考 四 貞享年中女の頭に飾物十六品 貞享五年京板盛衰記〈巻三〉今の女、むかしなかつた事どもお仕出して、身おたしなむ物の道具数々なり、首筋より上ばかりに入用の物十六品あり、まづ髪の油鬢付、〈もゝき按に、髪の油と、びん付お二つにかぞへしは、此ころ髪の油といふは、みな水油(○○)のみ ...
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器用部六|容飾具一|以形状為名
[p.0359] 歷世女装考 一 柄鏡 下野国都賀郡西見野村長光寺の境内に山あり、里人長光山といふ、山の麓に沢あり、菊が沢といふ、明和四年丁亥正月廿八日、長光山の裾霖雨の為に崩れ、かの菊が沢より堀出したるもの、銅の塔〈高さ七寸〉内に観世音お安置す、柄鏡一面、〈○中略〉さて、件の柄鏡の陰に、不二行者授翁 ...
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器用部八|容飾具三|以製作為名
[p.0441] 歷世女装考 二 歩揺簪(ひら〳〵のかんざし/○○○)完政の間、ぴら〳〵のかんざしとて、花の折枝などに鎖お幾すぢもさげ、其すえには、鳥蝶あるひは鈴のるい一品の物お鎖毎に付たる、銀のかんざしはやりし事ありて、振袖きるほどの乙女は、ぴら〳〵ならざるはなかりしゆえ、其比の千柳点に、ぴら〳〵にびら ...
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器用部八|容飾具三|簪製作
[p.0434] 歷世女装考 二 釵子に耳掻お作り添し肇 笄に耳かきのあるは、前にしるしたる如くいと古し、かんざしの耳掻は近し、〈○中略〉おのれ〈○岩瀬百樹〉文化十三年上京の時、加茂の季鷹大人に玄ば〳〵対話しつるに、ある時、話右の事におよびけるに、大人謂やう、閑窻自語にかゝれたる如く、かんざしへみゝか ...
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器用部六|容飾具一|以用法為名
[p.0360] 歷世女装考 一 懐中鏡(○○○) 今ある古鏡の小なるは、むかしの懐中鏡なるべし、しかおもふよしは、むかしのよしある女は、今のごとく、ものまうでのさきにても、かほつくる事、古書に散見されば、懐にかゞみもちつらん、和泉式部集〈下の巻〉人のおきたりけるかゞみのはこおかへしやるとて、かげだにもと ...
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器用部九|容飾具四|髱刺
[p.0475] [p.0476] 歷世女装考 四 たぼさしの起立 今より四十年ばかり以前に、たぼさしといふ物いできて、市婦等おほかたは、是お用ひて重宝とし、追々軽便つくりかたのものありて、今もすたらず、はじめていできし時は、珍しと人々いひけるが、〈○中略〉賤のおだ巻〈写本〉おみれば、たぼさしは近古ありける物 ...
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器用部九|容飾具四|仮髻
[p.0470] 歷世女装考 四 びんみのお髪に入る事 和名抄容飾の具の部に、釈名雲、仮髪、和名須恵、以此仮覆髪上とあるは、今いふ鬢蓑(びんみの)なり、此仮髪といふ物、西土にても、いと古くよりありし事、和名抄に引たる漢の劉熙が釈名の外書見多けれど、さのみはひくもうるさし、同書、〈○倭名抄〉仮髪の次に蔽髪 ...
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器用部八|容飾具三|釵子用法
[p.0448] [p.0449] 歷世女装考 二 さいしといふ髪のかざり さて此さいしといふ首飾、文字には釵子とありて、むかしより和訓のなき物なり、此さいしは七八百年の中昔の比及よりや、女の髪のかざりとなしけん、新撰字鏡にも、和名抄にも釵子といふ物みへず、後の物には、さいしとのみ名はみへたれど、形状はしられ ...
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器用部九|容飾具四|鬢刺
[p.0476] [p.0477] 歷世女装考 四 びんさし 今お去ること六十余年前、天明より完政にわたり、婦人の髪にびんさしとて、鯨又はべつかふなどにて、鍋のつるのやうなる物お作り、是に鬢の毛おかきなで、びんお張り出して結ふ風はやりし事、今六十以上の人の知る所なり、大坂の俳諧師匠伊原西鶴が、貞享の比の遺稿お ...
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器用部八|容飾具三|簪沿革
[p.0431] [p.0432] 歷世女装考 二 今の如く簪おさしたる起原 完永以来完文の末まで、五十年ばかりの間の画軸板本のるいの女絵どもには、首飾一品もみえず、延宝、天和、貞享、元禄、此間三十四年、菱川師宣が絵本あまたあれど、遊女すら髪のかざりなし、櫛はさしたる事、書にはまれにみえたれど、絵にはみえず、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛押
[p.0416] 賤のおだ巻 一昔は女の帽子と雲ものおかぶりて歩行たり、〈○中略〉扠其ぽうしおとむる針お銀にて物好に拵ひ、贔負のかぶき役者の紋所などおうたせてさしたり、其後又櫛おさへ(○○○○)と雲もの流行出たり、是は櫛の前へ倒れぬ様の為なりとて、櫛の前へたてにさしこみたり、 櫛おさへも銀にて、紋所或はさ ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0400] 安斎随筆 前編九 一五節櫛(○○○) 五節の童御覧の時、舞姫御前に参りて、色々の紙お重ねて櫛お包たるお、御前にさし置て退く也、御目とまりたる舞姫の櫛おば取召るゝ也、御前に櫛置たる体、古き五節の絵巻物に見たり、 ...
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器用部七|容飾具二|賜櫛斎宮
[p.0406] 倭訓栞 前編四十二/和 わかれのくし(○○○○○○) 斎宮群行に、天子親く斎宮に櫛おさゝせだまふ、永く都のかたへ帰りたまふなと仰らるゝよし、是お別れの櫛といふといへり、〈○中略〉又伝へいふ、伊勢斎王の御櫛お、和泉国日根郡の沢村の櫛代の祠より調進すといふ、 ...
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器用部七|容飾具二|賜櫛斎宮
[p.0406] 鋸屑譚 夜擲櫛お忌む事は、神代紀に見えたり、又世櫛お婦女に贈る事お忌むは、蓋斎宮群行辞見天子、天子手自櫛お執らし給ひ、これお其ひたひに加ふ、謂之別御櫛也、 ...
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人部七|身体四|島田
[p.0553] 歴世女装考 四 此図は菱川師宣筆 天和三年江戸板の絵本にあり、なげ島田(○○○○)とてはやりしはこれならんか、 ...
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人部七|身体四|髪雑載
[p.0600] 歴世女装考 四 婦人貞操の為に髪お截る(○○○○○○○○○) 夫うせて妻髪お截るは、古今の通義なり、又貞操義心の為にする事、今も往々聞ゆ、 ...
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人部七|身体四|さがりば
[p.0518] [p.0519] 歴世女装考 三 髪のさがりばびんそぎして、そのひとふさの髪の毛お、さがりばといふ、鬢剪の異名ともいはヾいふべし、 ...
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人部七|身体四|去胎髪
[p.0560] 歴世女装考 二 剃胎髪(うぶぞり) 今の世、出生の小児は、貴賤とも、出生より七日にあたる日、胎髪(たいはつ)お剃事、古き風儀なり、 ...
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人部七|身体四|結髪
[p.0510] 歴世女装考 三 髪あげ 髪あげといふ事古書どもにあまた見ゆ、結髪(かみあけ)に両義あり、一つは男おさだむる時、かの振分髪お一つに結集挙てその末は脊後へたらしおく、その義は男の元服と同然なり、是上代よりの風儀なり、 ...
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人部七|身体四|䭮
[p.0518] 歴世女装考 三 額髪お剪垂、耳はさみ、 前にも引たる源氏葵の巻、紫の上髪そぎの所に、いとながき人も、ひたひがみはすこしみじかくぞあめるとあるは、髪のたけは長くとも切たらず、額の髪毛は短きものぞといふことなり、是乃鬢截(びんそぎ)なり、 ...
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人部七|身体四|兵庫
[p.0552] 歴世女装考 四 横兵庫(○○○) 此図は、今弘化四年より五十八年前、寛政二年、家兄の作られたる物の本に、家兄自画の図お写せり、天明、寛政の比、北廓の妓みな此髪なりき、是お横兵庫といへり、 ...
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人部七|身体四|小児頭髪風
[p.0559] 歴世女装考 三 此図古き絵巻にみえたり、源氏若紫の巻に、紫の上の十歳なるお、髪は扇おひろげたるやうに、ゆらゆらとしてとあるは、此図にて解すべし、また此図は、源氏にて古き風なるお知るべし、 ...
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人部七|身体四|男子結髪風
[p.0522] [p.0523] 歴世女装考 二 神代の髪の風 そも〳〵神代の髪の風は、男は髻おば一つに結て、につに左右へ綰(わかね)、櫛もて貫きとめ、糸につなぎたる玉おまとひて飾とする事、櫛の条にいへる如く、伊邪那岐尊左右の御鬢(みびんづら)に湯津々間櫛お刺せ玉ひ、御髻に黒御鬘お掛け玉ひしにて、御髪の形状お推 ...
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人部七|身体四|〓
[p.0516] [p.0517] 歴世女装考 四 今の鬢(びん)の状は古風なる証 新撰字鏡〈此書は今より千年にちかき字書なり〉に、鬇鬤(さうたう)お不久太女利(ふくだめり)と訓たり、後のものには、壒囊抄に、〓氋(れいまう)おふくだむとよめり、うつぼ物語〈国のゆづりのまき〉みぐしおほとのごもりふくだめたれど、いとけち ...
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人部七|身体四|目刺
[p.0563] [p.0564] 歴世女装考 三 目刺(めざし)といふ小児の髪 禿(かぶろ) 中昔の風俗に、女の児の三歳より髪お生しおくに、前髪おば眉のすこし上のほどに截そろへてかきたらしおくお、目ざし姿とて、三歳より十歳以上までの額つきなり吉来より髫(せう)の字おめざしと訓せたれど、髫は小見の垂髪の事なり、され ...
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人部七|身体四|つと/たぼ
[p.0519] [p.0520] 歴世女装考 四 たぼの名義 此説〈○玉勝間〉にて、たぼはたわの転語にて、髪にくせのつきて、彭〓(ふくれ)たる古言なるおしるべし、異本枕さうし似気無物の条に、したかみたわつきたる人の、あふひつけたるとあり、按にたわは撓の義なり、契冲法師の河社に、今も山里のものヽ、山のひくヽてた ...
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人部七|身体四|去胎髪
[p.0561] 歴世女装考 三 産剃(うぶぞり)に剃刀お用ひざる事胎髪(うぶがみ)お少しそり残す事 往古はさらなり、近きむかしまでも、僧尼の外、たヾ人の剃刀つかふ事なし、いかんとなれば、むかしは貴賤とも、髪は総髪(そうはつ)、髭は生へしだい、女の眉毛は鑷子にて抜たるゆえ、男女とも剃刀の入用さらになし、且 ...
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人部七|身体四|洗髪
[p.0575] [p.0576] 歴世女装考 三 髪お洗ふおすますといふ古言 今物お洗ふおすますといふ女詞いと古し、うつぼ物語〈楼の上の巻下の上〉七月七日、いぬ宮御ぐしすまさせ玉ふとて、ろうの南なる山いのしりひきたるに、〈泉お引たる庭内の細き流れ〉はまゆか〈かど丸のしやうぎ〉水のうへにたてヽ、ないしのかみ、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛初見
[p.0389] [p.0390] 歷世女装考 一 櫛の始原、擲櫛お忌縁、湯津津間櫛の考、 此説〈○古事記伝〉に拠ば、湯津津間〈又爪〉櫛といふは、何にて作りたる質かはしられねど、歯はしげくせまりて、今の櫛よりは長き物なりといふ解なり、〈○中略〉窃に謂く、〈○岩瀬百樹、中略、〉櫛の火に燃るおもて、木なる事論おまた ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0402] [p.0403] 近世奇跡考 一 相撲櫛(○○○) 元禄の頃お盛りに経たる両国梶之助と雲相撲取、櫛おさし始しより、其頃前髪ある相撲取、櫛おさす事はやりて、鬼勝象之助、面に白粉おぬり、二枚櫛おさしけるよし、相撲大全に見ゆ、何のゆえにしかせしと雲に、其頃前づけと雲手おとる事はやりけるが、彼等それおつ ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0401] 類聚雑要抄 三/五節雑事 一同〈○童女〉頭物忌付事 差櫛一説木櫛おば不用して、其形に作て、其体に色取て、髪に当所お一両所削懸て、髪にかヽへさせて差説あり、但近来は櫛おば自本そらし造也、又さヽずして童に付、殿上人の持之、但殿上人献時者、件櫛中に物忌お付也、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛雑載
[p.0417] [p.0418] 願掛重宝記 高尾稲荷の社 永代橋西詰に高尾稲荷の赴あり、此祠に詣て頭痛平愈の願がけおするに、平愈する事速なり、願がけおなす時に、小き櫛お一枚祠の内より借受、朝夕高尾大明神と祈り髪おなで付るなり、病気平愈の後、外に新に櫛お一枚添へ社へ奉納するなり、頭痛に限らず、すべて髪の毛 ...
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器用部七|容飾具二|櫛雑載
[p.0416] [p.0417] 今昔物語 二十五 源頼義朝臣討安陪貞任等語第十三 貞任が伯父安陪為元、貞任が弟家任、降して出来る、亦数日お経て、宗任等九人降して出来る、其後国解お奉て頸お斬れる者、並に降に帰せる者、申し上ぐ、次の年貞任、経清、重任が頸三つ奉る、京に入る日、京中の上中下の人此れお見、喤る事無 ...
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人部七|身体四|童放
[p.0564] [p.0565] 歴世女装考 三 振分髪(ふりわけがみ) 小児男女とも、三つより五つ六つのほどになりて、髪の毛肩あたりにたるヽ比までおうない子といふ、それすぎて、十三四以上になりて、髪やヽ長くなり、帯にいたるまでお、うないはなり(○○○○○○)、又わらは(○○○)ともいふは、女のみの名なり、〈(中略)今よし ...
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植物部二十七|苔蕨|忍草
[p.0849] [p.0850] 円珠庵雑記 しのぶ草に三つあり、ひとつには、垣衣つねの如し、ふたつには忘草お又はしのぶ草といふよし、大和物がたりに見えたり、これに付きて先達多くあやまりて、垣衣おわすれ草とこころ得られたるもあり、又垣衣の外にわすれ草といふ物の、軒におふるよしによめるもあり、わすれぐさおふ ...
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器用部九|容飾具四|五味子
[p.0517] [p.0518] 歷世女装考 四 さねかづら 近世にいたりては、五味子(さねかづら)〈藤のやうに蔓のもの也〉おみぢかく切て、筒に水お入れて刺浸おけば粘汁出るお、今のぎん出しといふ油おつかふやうに用ひたるは、びん付油いできても、八十年前まではありける事、其比の書にあまた見へたり、此五味子お一名美 ...
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器用部六|容飾具一|以形状為名
[p.0358] 歷世女装考 一 柄鏡(○○) 柄のつきたる鏡お、唐土にては柄鏡といひて、いと古くよりありし物な軋〈○中略〉中昔〈七八百年前〉の比及にいたりては、仏法盛なりしゆえ、仏にも鏡お供養する事となりて、それには大かた柄鏡お新に鋳て奉納する事とみえたり、〈○中略〉案に、神仏へたてまつるに柄お作るは、 ...
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器用部九|容飾具四|伽羅油
[p.0522] [p.0523] 歷世女装考 四 塗鬢膏の沿革 おのれ〈○岩瀬百樹〉が茶友に、薬店の隠居宗香とて、天保元年に行年八十七歳の翁にて、頗好事もありけるゆえ、薬種屋にて伽羅の油お売りしといふよし、きゝつたへありやと問ければ、翁いはく、吾家は忰にて四代薬種屋なり、吾父は宝永二年の生れにて、七十七にて ...
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器用部七|容飾具二|櫛工
[p.0410] 歷世女装考 二 瑇瑁お斑なしに作る起立 寺島良安翁、此書〈○和漢三才図会〉お作りし頃、今の如くべつかふの透所のみ断截接合事あらば、右の文の下へ其事おいふべきにいはざるは、折たるおつぐ事のみにて、今の職術はしらざりしとみへたり、然ればきりよせてつぐ事は、何れの比及にやあらん、其源お尋ぬ ...
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人部十七|礼〈謙譲 併入〉|礼例
[p.1219] 有徳院殿御実紀附錄 三 歷世の霊廟、公〈○徳川吉宗〉の御時にいたり、東叡三縁の両山にて、既に七廟に及べり、これ古礼、天子七廟の制に嫌ひなしとせず、末の世のならはしにて、かくはなり来りし事ながら、歷世建置れし諸廟お、我世にあたり減ずべきにあらず、わが百歳の後は、新に廟お建べからず、常 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0392] 好色一代男 四 かたみの水櫛 世之介〈○中略〉惜い事おしたと四辺お見れば、黄楊の水櫛(○○)落ちてけり、油臭きは女の手馴し紀念ぞ、是にて辻占お聞く事もがなと、阻づたひ岩の陰道お行く、〈○下略〉 ...
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器用部七|容飾具二|櫛案
[p.0414] 延喜式 五/斎宮 櫛一具、〈黄楊〉櫛案一脚〈○中略〉 右斎内親王神忌御服料 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0393] 類聚雑要抄 四 彫櫛形 黄楊用之 髪上時用之 ○按ずるに、本書に図お掲けて、長一寸八分とあり、 ...
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植物部七|木六|黄楊
[p.0464] 夫木和歌抄 二十九つげ 民部卿為家 しづのめがかしらけづらず朝夕につげのおぐしやとるまなからん ...
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植物部七|木六|黄楊
[p.0462] 伊呂波字類抄 都殖物附殖物具 黄楊〈つけ〉 ...
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植物部七|木六|黄楊
[p.0464] 一話一言 二 あさまつげ(○○○○○) 勢州朝熊に一種の黄楊(つげ)あり、照葉よろし、外に移せば色かはるといへり、是亦同人〈◯伊勢屋金二郎〉のはなし也、 ...
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植物部七|木六|黄楊
[p.0462] 倭名類聚抄 二十木 黄楊 兼名苑注雲、黄楊〈和名豆介(○○)〉色黄白、材堅者也、 ...
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植物部七|木六|黄楊
[p.0462] 倭訓栞 前編十六都 つげ〈◯中略〉 黄楊は今姫つげといふ、草つげとも、庭つげともいへり、尾張つげは、錦塾黄楊也、矢どめと称するは、直脚黄楊也、犬つげは奴柘又柞木也といへり、美濃にてけづらともいふ、白つげあり、葉青白く大きし、 ...
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器用部十九|坐臥具四|以原質為名
[p.0166] 万葉集 十一 寄物陳思 夕去(ゆふされば)、床重不去(とこのへさらぬ)、黄楊枕(つぐまくら/○○○)、射然女(いつしかなれが)、主待固(ぬしまちかたき)、 ...
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植物部二|木一|栂
[p.0126] 万葉集古義 品物解三木 つがのき 樛木 都賀乃樹〈◯中略〉 後世栂の字お書て登我と呼物是なるべし、〈◯中略〉冠辞考に、都賀は黄楊(つげ)の事ならむと雲るはいかヾ、黄楊は都宜とのみ古より雲て、都我と雲る例なきおや、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛製作
[p.0391] 和漢三才図会 二十五/容飾具 櫛 音節 櫛 和名久之 枇 和名保曾岐久之〈○中略〉 琉球及屋玖島黄楊木、黄潤文理甚美也、豆州三倉島之産次之、土佐日向阿波又次之、而色帯褐不正黄、 予州出櫛木、〈名加豆於志美〉白色、染黄以為黄楊(の)贋〈本草所謂柞木是乎〉 一種以水木犀為櫛不佳、出於伊予、土佐、日 ...
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植物部七|木六|黄楊
[p.0464] 本草綱目訳義 三十六灌木 柞木 こめ〳〵〈江州◯中略〉 此一種にまつげ(○○○)と雲あり、〈真のつげの意也〉からつげ(○○○○)、あさまつげ(○○○○○)、おわりつげ(○○○○○)、これも花戸にある也、市中にもあり、京師近辺の山中には自生なし、〈生州〉朝熊山に自生多し、故にあさまつげと雲、京へも取寄て植、是は ...
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植物部七|木六|黄楊
[p.0463] 草木性譜 人 黄楊木(○○○/ひめつげ) 極て小木、処々庭際に植、其肌堅く、細枝繁密、小葉四時深青、夏新条長ずること一寸に過ぎず、花実なし、歳潤に遇ば繁茂せず、分栽〓挿すといへども活しがたし、花鏡雲、至閏年反縮一寸と、縮に非ず長ぜざるなり、一種錦塾、黄楊〈江陰県志〉と雲ふ者は、其葉円く浅 ...
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植物部七|木六|黄楊
[p.0463] 和漢三才図会 八十四灌木 黄楊木 和名豆介〈◯中略〉 按黄楊木葉似槐葉而小、又似白丁花木葉而四時不凋、無花実、其木心色黄白材堅、碗印作櫛、或為象戯棊子佳、琉球及屋久之産最良、豆州之者次之、 ...
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植物部四|木三|柞
[p.0207] 本草一家言 二 柞木 柞櫟(○○) 柞乃二木之通名、単称柞、則黄楊木中之柞也、俗名犬つげ、又尾張つげ也、婦人方中所収柞木、飲子所用者是也、此物有数種、一雲黄楊(ひめつけ)、二雲錦塾(おはり)黄楊(つけ)、三雲直脚黄楊(いぬつけ)、大体功用相妨仏、宜通用連称、柞棫柞櫟之柞、則今之波々楚乃(はヽその ...
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植物部七|木六|黄楊
[p.0463] 大和本草 十一園木 黄楊 つげは山木なり、人家の園中に多栽ふ、枝お挟めば活やすし、此木長じがたし、梳に作り印に刻む、皆本草所言と同、良材なり、又琵琶の撥に作る、正月五月挟むべし、此木の葉虫好んで食ふ、捕べし、梅雨の内は葉の色黄になる、枯て変ずるには非ず、柞(○)はいぬつげ(○○○○)なり、雑 ...
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植物部七|木六|黄楊
[p.0463] [p.0464] 重修本草綱目啓蒙 二十五灌木 黄楊木 ひめつげ(○○○○) にはつげ(○○○○) くさつげ(○○○○)〈同名あり〉 一名樿〈品字揃〉 万年青〈雲南通志、同名あり、〉 知命樹〈間情偶奇〉 この書には作梳碗印ことお雲り、故に古来つげと訓ず非なり、梳に作り印に碗する者は柞木なり、撫州府志五雑俎等の説に従 ...
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植物部七|木六|黄楊
[p.0464] 増訂豆州志稿 七土産 黄楊(つげ) 増、海島より産出す、三倉島お最とし、三宅島之に次ぐ、〈利島よりも産出すれども多からず〉材質堅致にして、印章櫛等お作る、良材なり、〈一け年産出代金三倉島凡六千円、三宅島五千円、〉 ...
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遊戯部三|将棊|棊子
[p.0160] 将棊口伝書 駒は黄楊にかぎるべし ...
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植物部八|木七|柞木
[p.0487] 重修本草綱目啓蒙 二十五灌木 柞木 いぬつげ(○○○○) やどめ(○○○)〈加州越州〉 よめがさら(○○○○○) けづら(○○○)〈江州〉 かしらけづり(○○○○○○) かしらけづら(○○○○○○)〈共同上〉 がにのす(○○○○)〈播州〉 こめごめ(○○○○)〈〓州、同名多し、〉 はまつげ(○○○○)〈筑前〉 びんかヾり(○○○○○)〈同上〉 びんかヾ(○ ...
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遊戯部十一|茶湯具下|茶研
[p.0758] 倭名類聚抄 十六/器皿 茶研 章孝標集、有黄楊木茶碾子詩、〈碾音与展同、訓岐之流、茶碾子俗謂之茶研、研音加彦反、〉 ...
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器用部七|容飾具二|櫛工
[p.0408] 雍州府志 七/土産 櫛箆 処々造之、其内京極二条北、舟木屋之所作為良、舟木長門国、而所造櫛之黄楊木、並伊須木之所産也、近世或又以玳瑁象牙造之、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛種類
[p.0394] [p.0395] 万葉集 九/相聞 石河大夫遷任上京時播磨娘子贈歌君無者(きみなくば)、奈何身装飾(なぞみよそはむ)、匣有(くしげなる)、黄楊之小梳毛(つげのおぐしも/○○○○○ )、将取跡毛不念(とらむももはず)、 ...
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器用部七|容飾具二|櫛産地
[p.0408] 毛吹草 三 山城 櫛硯細工 和泉 こぎ櫛 摂津 築嶋櫛(つきじまぐし) 伊勢 山田櫛(やうだぐし) 長門櫛〈大閤薩摩入之時、天下一に号、〉 紀伊 ゆすの木〈櫛に月〉 薩摩 黄楊木(つげのき)〈櫛に用之〉 ...
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器用部七|容飾具二|櫛製作
[p.0390] [p.0391] 人倫訓蒙図彙 五 櫛挽 櫛は伊須、黄楊等其外諸の唐木、象牙、玳瑁等おもつて造り、蒔絵金具おもつて彩、各下細工人有、唐櫛は唐よりわたす、其外大阪長町にて造り、又梗概是お商也、細工人別にあつて、此所えうるなり、竹、角、象牙、鯨鰭おもつて造る、 ...
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植物部二十一|草十|遠志
[p.0332] 大和本草 六/薬 遠志 小葉似黄楊木而小なり、処々有之、其葉小なり、小草と称するも宜なり、西土の俗は野茶と雲、花淡紫色なり、又海浜に小草あり、茎小にして高き事一二尺、花は桔梗に似て甚小なり、根亦小なり、根粗遠志に似たる故、俗あやまりて遠志とす、非也、 ...
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地部二十九|土佐国|国産/貢献
[p.0910] [p.0911] 延喜式 二十三民部 年料舂米〈◯中略〉 土佐国〈大炊四百石◯中略〉 年料租舂米〈◯中略〉 土佐国〈五百石◯中略〉 年料別貢雑物〈◯中略〉 土佐国〈零羊角四具、黄楊六枚、◯中略〉 諸国貢蘇番次〈◯中略〉 土佐国十壺〈四口各大一升、六口各小一升、〉 右十四箇国為第六番〈子午年◯中略〉 交易雑物 ...
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