Results of 1 - 100 of about 1882 for [SIMILAR] 16 1024 4096 WITH 7748 風地 WITH 7748 ... (6.140 sec.)
天部四|風|旋風
[p.0263] 雲萍雑志 二 つむじといふ風は、春のころは風地お吹おもて、土雉お吹き巻きぬ、長閑なる日などに、ふと風いでヽ渦お巻あぐる也、辻風なるべし、また西国方に風鎌といふものありて、人の肌へおそがるヽなり、そぐ時に傷むことなく、しばらくして破血して、その傷堪がたし、このことおふせぐには、古き暦 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0263_1562.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0260] 古今著聞集 十一画図 鳥羽僧正は、近き世にはならびなき絵書也、法勝寺金堂の扉の絵書たる人也、いつの程の事にか、供米の不法の事有ける時、絵にかヽれける、辻風(○○)の吹たるに、米の俵おおほく吹上たるが、塵灰のごとくに空にあがるお、大童子法師原はしりより、取とヾめんとしたるお、さまざまにお ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0260_1553.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0261] 顕広王記 安元三年〈◯治承元年〉四月十八日丁亥、未刻辻風、人屋少々吹破、自神泉池如筵者出上、順風漂漂、其色墨々、無落堕所、遂差辰巳方飛去雲々、即入雲了、閭巷雲、竜王上天也、去長承之比有此事、天下異也雲々、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0261_1554.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0261] [p.0262] 方丈記 治承四年卯月廿九日、中御門京極の程より、大なる辻風起りて、六条わたりまで、いかめしくふきける事侍き、三四町おかけて吹まはるまヽに、其中にこもれる家ども、大なるも小さきも、一として破れざるはなし、さながらひらにたふれたるもあり、けたはしらばかり残れるもあり、又門の上 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0261_1557.html - [similar]
人部十|性情下〈夢 〉〓|正夢/虚夢
[p.0793] [p.0794] 保元物語 一 新院被召為義事附鵜丸事 六条判官為義、〈○中略〉余に白河殿より度々被召ければ、可参由申ながら未参、依季長卿、六条堀河家に行向て、院宣の趣お宣ければ、忽に変改して申けるは、〈○中略〉都て今度の大将軍痛存する子細多く侍り、聊宿願の事有て、八幡に参籠仕て候にさとし侍き ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0793_4758.html - [similar]
植物部二十一|草十|蔦
[p.0355] 本草和名 七/草 落石〈蘇敬注雲、苞絡石木而生、故以名耳、〉一名石鯪、〈仁匹音陵〉一名石磋、〈仁匹音千何反、〉一名略石、一名明石、一名領石、一名懸石、一名耐冬、一名石血、一名石竜藤、〈已上三名出蘇敬注〉一名鱗石、一名雲母、一名雲華、一名雲珠、一名雲英、〈已上五名出釈薬性、〉一名破血 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_2/syok_2_0355_1612.htm... - [similar]
天部三|雪|降雪
[p.0212] 雲萍雑志 三 東野州佐川田喜六がもとへ、今日の御書翰に、雪のことなきは、近ごろ遺恨に候とある返事に、 眺常ならず候へども、昌俊事は、月花おのみ格別にめで侍れど、雪はさほどにうかれ不申候、人も乏しきものは寒がり、雪のふかき国にては、吹雪にしまかれなどして、こヾえ死ぬるもの多しとあれば ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0212_1342.html - [similar]
姓名部四|苗字称号 〓|以仏語為苗字
[p.0327] 雲萍雑志 一 羯摩(かつま)乗親は、きはめて面打の上手なりけれども、ひとヽせに一は打ず、性酒おこのみて、酔て舞ふことお楽しむ、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0327_1919.html - [similar]
方技部十八|疾病四|衄
[p.1445] 雲萍雑志 三 誰人の塚といふことしらぬ古墓、歌の中山の入口にあり、鼻血の出るときこの塚おいのるに、かならず験あり、何の花にてもさゝげて、鼻より血の右よりいづれば、左の陰嚢お握り、左より出れば、右おにぎりて拝すれば、忽に愈るといへり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_1445_4825.html - [similar]
姓名都九|名中|一字名
[p.0705] 雲萍雑志 二 ある国の一宮の社司に、化名して羊の大夫といへるあり、妾腹の子お務(つかさ/○)といひ、後妻の子お転(○)といへり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0705_3527.html - [similar]
器用部十二|家什具|火鉢
[p.0706] 雲萍雑志 二 長楽寺の環了といふ僧、宣徳の火鉢お得たり、日々に寵愛して、絹にふき袖に撫て、昼夜かたはらおはなたず、〈○下略〉 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0706_3988.html - [similar]
姓名部七|家紋|名群
[p.0503] 雲萍雑志 三 予〈○柳沢里恭〉がいとけなき時までは、〈○中略〉提灯に替りたる紋(○○○○○)おしるしてともせしが、その事流布して、誰も〳〵かはり紋(○○○○)おつけざる者なし、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0503_2637.html - [similar]
動物部十八|魚下|魚雑載
[p.1574] 雲萍雑志 二 伊豆駿河の海辺にて魚の海上にあつまり寄る時は、海のおもて一等高くなりて、浪お打ちよするお、なぶらともなぐらお打つともいへり、漁夫の詞なり、熊野にてもしよなぶらといへり、文字にかゝば潮魚群の義なり、なぶらは魚群なりなぶらといふ詞と同じ、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1574_6834.html - [similar]
人部八|生命|長命
[p.0668] 雲萍雑志 二 夢窻国師の書たるものに、人は長生せんとおもはゞ嘘おいふべからず、嘘は心おつかひて少しのことにも心気お労せり、人は心気だに労せざれば、命長きことうたがふべからずとあり、鉄枵仙人の賛に、仙人は不養生せず、腹立ず、物ほしがらず、それでなが生とあり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0668_3873.html - [similar]
人部十五|孝〈不孝併入慈 悌附〉|孝例
[p.1090] 雲萍雑志 一 勢州関の商家に吉右衛門といふものあり、実母に孝養至り、四十余歳のころ、家業に出でゝ帰りける時は、その母いとけなきおりからの心お抱きて、吉右衛門が足お洗ひつかはすべしといふに、背かずして洗ひ給はるに任せたり、この一事お以て、ようづの行ひ違へるところなきお知れり、〈○下略 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_1090_6231.html - [similar]
人部二十|倹約〈吝嗇 併入〉|倹約例
[p.0077] [p.0078] 雲萍雑志 一 洛に須藤健十郎といふ人あり、〈○中略〉常に倹約お守ることお、専人に教訓して、みづからは木にて鯛の形お彫ませ、常に膳部のかたはらに置て、一肉の美味須臾の舌頭にあり、大丈夫何ぞ飲食に心おもちふることおせんやといへり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0077_226.html - [similar]
人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|遊里
[p.0872] 雲萍雑志 三 宇治(○○)、木幡(○○)、淀(○)、竹田(○○)あたりは、昔遊女多くありたるところなり、古き洛陽の地図に、小椋姫(おぐらひめ)町といふところありて、遊女町なり、そのかみは多く水辺に居たること、古書に見えたり、あさ妻舟の図なども、おもひあはすべし、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0872_2326.html - [similar]
器用部一|飲食具一|盌用法
[p.0045] 貞丈雑記 七/膳部 一菓子盆と雲物古はなし、〈○中略〉寺方などにては、まんぢうかんなどお椀にもる也、雲萍雑志一生駒山お越えける日、秋篠といふ村はづれに、如意輪観音お安置する堂あり、〈○中略〉菓孑お椀に盛りて(○○○○○○○○)いだしつれば、予とりて見るに、たらの木の芽お、味噌おくるみて、炮りた ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0045_264.html - [similar]
器用部八|容飾具三|笄種類
[p.0426] 雲萍雑志 三 今や赤銅真鍮の笄、あるひは竹(○)などにて造れるものは、丹波但馬の在所にてもさゝず、予〈○柳沢淇園〉が祖父の物がたりに、むかし大原にて男も笄おさしたり、近きころは、さすものなしといへり、竹にて短くつくり、結たる髪の横にさしけるとぞ、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0426_2459.html - [similar]
動物部三|獣三|猫飼養法
[p.0202] [p.0203] 雲萍雑志 一 猫お飼ふもの、多くは猫おやしなふことおしらず、飯おあたふるに鰹ぶしお入れ、肉味お加ふ、猫は常に厚味お食とする時は、鼠おとらず、猫は麦おたきて、味噌汁おかけ与ふべし、その他の食おあたふべからず、常に肉食にならはすれば、肉なき時は、必他の家にいたりて、魚肉お盗め ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0202_678.html - [similar]
人部六|身体三|爪
[p.0485] [p.0486] 雲萍雑志 一 ある人の妻、夫の爪お取ぬるおとヾめて、けふは辰の日なり、爪お取り給ふべからずといふ、傍の人これお聞きて、いかなることにかと問へば、辰は竜なり、竜は爪なくてかなふべからず、大切の日なりといふ、かたはらの人笑ひて、さあらばそのもとは、酉の日ばかりに時おつくりて、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0485_2976.html - [similar]
人部九|性情上|性
[p.0709] 常憲院殿御実紀附錄 中 公〈○徳川綱吉〉には心すみやかなる者お好ませたまひしかば、小性近習など、常に御側に侍座したる時、席上に虫など出る事あれば、それおとりすてよと仰らるゝに、たとひ毒虫にても、速に捉へざれば、御けしきあしかりしとか、何事も御心急(○○)におはしけれども、また事によりて ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0709_4148.html - [similar]
人部十六|徳〈陰徳 公益 併入〉|陰徳
[p.1178] 雲萍雑志 一 勢州関の商家に、吉右衛門といふものあり、〈○中略〉篤実の性、人のそねむお愍み、他の人おたのめて異見おなし、己れに敵するものおよくするお以て、終にはあしき輩も随へり、陽報お待の心、少しもなくして、人しらず隠徳お施し、家業のいとまある時は、往還に出て路お造り、溝あるところ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_1178_6495.html - [similar]
器用部五|飲食具五|釜種類
[p.0299] 雲萍雑志 一 飯釜(○○)の賛に、万鎰に募るの勤めにおけるや、明けくれいとま明なければ、飲食に乏しからず、人の世にある是とひとし、此ものゝ徳たる、孝に鐺底の焦お削りて、冥理に湯の粉の洗ひながしお捨てず、驕はわづか茶飯に酒の半椀お加へ、倹はいまねく大根葉割麦の粮お守れり、日日に琢磨の功成 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0299_1812.html - [similar]
器用部二十|灯火具上|提灯種類
[p.0255] 雲萍雑志 三 予〈○柳沢淇園〉がいとけなき時までは、忍び提灯(○○○○)といふものありて、貴人の私用にしのびて、夜行などせらるゝ折などは、提灯に替りたる絞おしるしてともせしが、そのこと流布して、誰も誰もかはり紋おつけざる者なし、これはもと人にその人としらるまじき為の用意なりとぞ、されば公 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0255_1474.html - [similar]
植物部二十七|菌|石〓
[p.0813] 雲萍雑志 二 木曾の山中など、深山幽谷にて岩〓お取るには、籮といふものお造りて、綱おつけて、夫はそれに入りて、その妻樹々の枝より下げて、つりおろし、引き上げなどして、谷間の岩〓お取りぬるとぞ、下は幾丈とも限り知れざるところなるよし、見し人ものがたれり、もしあやまちて綱のきれて、落ち ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_2/syok_2_0813_3605.htm... - [similar]
動物部十|鳥三|鶏利用
[p.0695] 雲萍雑志 一 ある人、時刻お知らん為にとて、自鳴鐘お求めんとするお、その妻是おとゞめていひけるは、明くれにかくる世話のみにあらず、くるひたる折からには、その隙お費し、自鳴鐘のためにがへりて時お失ふこと多からん、やめ給へといへば、さあらば庭鳥お飼ふべしといふに、その妻、又とゞめて雲け ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0695_2655.html - [similar]
器用部八|容飾具三|笄製作
[p.0422] 雲萍雑志 三 洛の灯籠菴は、そのむかし小松内府〈○平重盛〉の灯籠お造られし所なれば、その名残れりとぞ、六波羅より東南にあたりて小高きところなり、あるとき家おつくるとて、そのあたり掘けるに、笄の如きもの多く出たり、赤がねにしてその形丸く、左右に円く合せたる玉の如きもの附たり、一尺あま ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0422_2433.html - [similar]
遊戯部十一|茶湯具下|茶筅
[p.0732] 雲萍雑志 二 奈良の二月堂にて、むかしは青竹にて麁末なる茶筅お売り、老若男女これおとゝのへて、詣たるしるしとしてかへりぬ、家にありては是おもて茶おたて客おもてなすこと、南都の風なり、今はこの茶筅たえてなし、むかしお思ふに、青竹の茶筅麁なるに、茶お立て老おやしなふこと、ならはしとせし ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0732_2311.html - [similar]
動物部十六|魚上|鮭雑載
[p.1295] 雲萍雑志 三 世にありし人、零落したる人のもとに行きて、ともにつれ立ちて市にゆきて、塩魚お買ふ時、世にある人は塩鰹お買はんといふ、零落の人は塩鱒お買はんと、たがひにいひ争ひしが、終に零落の人に雲ひ勝れて、塩鱒お買ひて帰りぬ、さて道すがらのほど、はなしに世にある人の雲ひけるは、そのも ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1295_5461.html - [similar]
人部六|身体三|膝行
[p.0478] 雲萍雑志 二 ひとりの躄お車に載せて、十三四歳の子とおぼしきが、綱お肩にかけて曳き、蹴が妻とおもふ女の、幼子お背負ひ、六七歳なる子の手お引きて、道路に食お乞ひぬるお見て、ある人予〈○柳沢里恭〉にいひけるは、かく乞食の分際として、多くの子おまうけ、引つれてよわたりすること、せん方なき ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0478_2908.html - [similar]
人部十一|言語|多言
[p.0847] [p.0848] 雲萍雑志 四 一言寺の庫裏お働ける老婆あり、年七十になん〳〵として、多弁いはんかたなく、あけくれ人の噂おいひ、無益のぜひおのゝしること、いとかしましくうるさければ、ある人、諷諫のこゝろにて雲ひけるは、多弁長舌なるものは、その意気おむなしく労して、答焉呼吸お養はざれば、必と ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0847_5047.html - [similar]
姓名部七|家紋|器物施紋
[p.0568] 雲萍雑志 三 予〈○柳沢里恭〉がいとけなき時までは、忍び提灯といふものありて、貴人の私用にしのびて夜行などせらるヽ折などは、提灯に替りたる紋おしるしてともせしが、その事流布して、誰も誰もかはり紋おつけざる者なし、これはもと、人にその人としられまじき為の用意なりとぞ、されば公卿武家に ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0568_2992.html - [similar]
遊戯部九|茶湯三|雑載
[p.0643] [p.0644] 雲萍雑志 二 茶道お好むものゝ、他の手前おも弁へなく、わが習たる義のみ心得、これこそはわが流になくて協はぬ品なりなどゝ、無益の器お高料にもとめ飾おきたるは、ふる道具店にもひとしく、見るさへなか〳〵にうるさかるべし、又利休居士が詞にも、貴き価の器物お愛するは、心利欲に走るが ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0643_2078.html - [similar]
人部十一|言語|誡言語
[p.0863] [p.0864] 雲萍雑志 一 ある家のあるじ、五十五歳のころ、妻の身まかりければ、後妻おむかふるに、年いとわかし、客の悦びに来りて、洒宴お催す折から、その子廿六歳にして、後妻は廿五歳なりけるが、二人とも其席に出でゝともに客おもてなすにぞ、主人酩酊のうへにて、座興に乗じて雲ひけるは、我等五 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0863_5170.html - [similar]
遊戯部七|茶湯一|主客
[p.0432] 雲萍雑志 三 ある人茶は諂ひありといふことお、利休に問ひし時こたへけるは、わが友に丿貫といふものあり、われお茶に招きしとき、時刻お違たる文おこしたり、刻限おたがへずして行きけるに、内なる潜り戸の前に穴お穿り、上に簀のこお敷てあらたに土お置たり、われは心なくそのうへにのりて入らんとす ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0432_1553.html - [similar]
天部四|虹〈気 陽炎併入〉|陽炎
[p.0325] 倭訓栞 前編三伊 いとゆふ 遊糸おいふは、春の頃、長閑き空に乱れて、糸の如くちら〳〵と見えわたるものおいふ、又あそぶ草ともよめり、野馬も同じ、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0325_1894.html - [similar]
方技部八|観相〈地相 墓相 家相 剣相 夢占 字占 墨色 判占 併入〉|観相例
[p.0580] 雲萍雑志 二 洛の七条に浄味七郎兵衛といふ釜師あり、家富さかえて、多くの人お仕ひけるころ、伏見に人相およくするものありて、ある時、浄味お見ていひけるは、御身今は何ひとつ不足なけれども、五十歳お超えて後には、かならず乞食ともなるべきほどのあしき相あり、つゝしみ給へといふによりて、浄味 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_0580_1782.html - [similar]
遊戯部九|茶湯三|茶人
[p.0611] 雲萍雑志 一 山科の隠士丿貫は、利休と茶道お争ひ、利休が媚ありて世人に諂多きことお常にいきどほり、又貴人に寵せらるゝことおいたく歎きて、つねに人にかたりけるは、利休は幼ときの心はいと厚き人なりしに、今は志薄くなりて、むかしと人物かはれり、人も二十年づゝにして志の変ずるものにや、我も ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0611_2019.html - [similar]
飲食部九|菓子|饅頭
[p.0638] [p.0639] 雲萍雑志 一 京にて大仏の餅饅頭(○○○○○○)流行し、こゝかしこにて商ふうちに、四条畷にこの饅頭お粥げる、近江上味といふものあり、或時店先へ乞食来りて、饅頭お十ばかり売りて給はれといふに、主人いで来て、非人には商ひせずと雲ふ、乞食のいへるは、我等とても同じ人なり、銭おもて買ふに ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/insyokubu/insi_1_0638_2815.html - [similar]
人部十五|孝〈不孝併入慈 悌附〉|孝例
[p.1090] [p.1091] 雲萍雑志 三 島原の難波や与左衛門といふ遊女屋に、浜荻といふ太夫あり、もとは播州高砂の商家総七といふものゝ娘にて、人の家に嫁しけるが、その家衰微に及びて、夫に捨てられ、親のもとにかへりけれども、親の家もまたおとろへて、父母お養はんが為に、与左衛門が方に身おうりて遊女とはな ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_1090_6232.html - [similar]
方技部十一|医術二|金瘡科
[p.0849] 雲萍雑誌 三 蘇鉄の薬の枯たるお黒焼にして、胡麻の油に和し、たくはへ置べし、金瘡切り疵にはいかほどのことにても、酒にて洗はずに愈ること妙なり、楠正成が家の法なりとて、左海大松屋のあるじ、予に伝へたり、予が友中根弥次郎といふもの、遺恨によりて切られし時、ふかさ四寸ばかりの疵口へ、この ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_0849_2586.html - [similar]
人部十九|廉潔|廉潔例
[p.0037] [p.0038] 雲萍雑志 一 浪華に紀伊国屋亦右衛門といへるは、大家の商人なりけるが、そのかみ年まだ若かりしころ、本家何がしにつかへ、〈○中略〉一万両お十万両になさんこと、何の子細かさむらふべきとて、三とせも経ぬ間に、十万両に倍して来れば、主人その働きお感じて、その辛抱、この上は差図すべき ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0037_119.html - [similar]
人部二十|倹約〈吝嗇 併入〉|倹約例
[p.0078] [p.0079] 雲萍雑志 二 予〈○柳沢淇園〉が交はりし人の子に、兄弟常に争ふものあり、兄は砂糖お渡世とし、衣食におごりて解りつれば、家貧しくしてまうけなく、弟は塩おあきなひて、麁食麁服し怠らざれば、家富さかへて不足なし、その兄常に弟が富めるおたのみて財お借りて、その世業お送るといへども、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0078_227.html - [similar]
人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名岐
[p.0865] [p.0866] 雲萍雑志 三 島原の難波や与左衛門といへる遊女屋に、浜荻(○○)といふ太夫めり、もとは播州高砂の商家、総七といふものゝ娘にて、人の家に嫁しけるが、その家衰微に及びて、夫に捨られ、親のもとにかへりけれども、親の家もまたおとろへて、父母お養はんが為めに、与左衛門が方に身おうりて、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0865_2309.html - [similar]
人部十四|忠〈不忠併入〉|忠例
[p.1054] [p.1055] 雲萍雑志 二 江戸に諸崎某といふ人あり、予〈○柳沢淇園〉が母かたの縁にして、豪富の米問屋なりしが、ある年伊勢参宮のかへるさに、遠州佐夜の中山に休らひ、ところの名物飴の餅お食ひける時、〈○中略〉諸崎はあるじにむかひ、幼き児お負ひたる童は、いづこの家のものぞと問へば、この山かげ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_1054_6141.html - [similar]
遊戯部九|茶湯三|雑載
[p.0640] [p.0641] [p.0642] 雲萍雑志 一 江戸葛飾のほとりに、権兵衛といへる村長あり、ある年の春、伊勢大神宮へ太々神楽お奏せんとて、村民十三人とともに御師何某が家に宿るに、山海の珍味お尽し、馳走ありて後、おのおのに薄茶まいらせんとて、案内して茶室へ招請しければ、かの村長お始として、十三人席に ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0640_2075.html - [similar]
方技部七|易占|伝来 教習
[p.0477] [p.0478] 甲陽軍鑑 二品第八 判兵庫星占之事附長坂長閑無面目仕合之事甲州西郡十日市場と雲所に、徳厳と雲半俗有、此者甲州市川の文珠へこもり、夢想に八卦お相伝仕りたりとて、在所にて占およく致す、長坂長閑今の徳厳お崇敬して、右判の兵庫が知行お、徳厳に申てとらせんと約諾す、〈○中略〉長坂長閑 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_0477_1567.html - [similar]
方技部十六|疾病二|癰疽
[p.1231] [p.1232] 落穂集 三 一同年〈○天正十三年〉三月、家康公、御背に、 癰の御腫物( ○○○○○) 御出来被成、既に御他界と他国に而は取沙汰仕る程之御様体なり、最初は根太の少し大きなる物にて候処に、前島長十郎、佐原作十郎、河原甚太郎、三人の小姓衆に被仰付、大蛤之貝お以て、右之腫物お御はさませ被遊候 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_1231_3967.html - [similar]
人部二十四|誓約|鳴鐘
[p.0327] 甲陽軍鑑 二/品第十 信玄家来年之備前之年談合之事 去年戌極月廿八日に、山県三郎兵衛尉所へ寄合、当亥年中の御備の義、信玄公御在世の時のごとく、各談合いたす時、長坂長閑、跡部大炊助跡より来る、内藤修理申は、〈○中略〉其方が、それほどによはきむねなる故、くろづらおふりたて、公界おせらる、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0327_716.html - [similar]
歳時部十一|年始祝三|回礼
[p.0745] 雅筵酔狂集 春 題しらず 不鎖玄関春幾世 長閑礼者物申声 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_0745_3383.html - [similar]
地部三十九|橋下|渡月橋
[p.0215] 都紀行 一 六日〈◯文久四年三月〉長閑の空に、けふは嵐山の花お詠んと立出て、〈◯中略〉渡月橋お渡りて右へ河辺につき行、〈◯中略〉楼門お過て智福山法輪寺に至るに、山の半腹にして、真言宗本尊は虚空蔵菩薩の座像なり、〈◯中略〉山お下り、また渡月橋お戻るに、柴舟に棹さして川水お登りて遊べる人お ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0215_1051.html - [similar]
器用部二十四|行旅具下|蓑用法
[p.0482] 太平記 十八 越前府軍並金崎後攻事 正月〈○延元二年〉七日椀飯事終て、同十一日雪晴風止て、天気少し長閑なりければ、里見伊賀守お大将として、義治五千余人お金崎の後攻の為に、敦賀へ被差向、其勢皆吹雪の用意おして、物具の上に蓑笠お著、蹈組(ふぐつ)の上に橇(がんじき)お履て、山路八里が間の雪蹈 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0482_2515.html - [similar]
方技部八|観相〈地相 墓相 家相 剣相 夢占 字占 墨色 判占 併入〉|判占
[p.0608] 甲陽軍鑑 二品第八 判兵庫星占之事附長坂長閑無面目仕合之事永禄十二年己巳の歳より、翌年午七月まで、天に煙の出る星出たり、信玄公三十一歳の御時より召置るゝ江州石山寺の博士、むかしの晴明が流れにて易者也、中にも判お能占(○○○○)に依て、判の兵庫と号す、占おも正法に仕、内典ともにたづさはり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_0608_1853.html - [similar]
歳時部十二|年始祝四|雑載
[p.0859] [p.0860] 山之井 春 あら玉の年立帰る心おつらねば、たて松はにほんによせて君おことぶき、かざるほながは国のとみくさになぞらへて、豊年お祈る、九重の空の上には、四方拝小朝拝など政事繁けれど、地下にさた〳〵沙汰し知べきわざにも侍らじなれば、隻見えわたる四方山の、いつとなくうちかすみて、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_0859_3835.html - [similar]
方技部四|天文道〈宿曜道併入〉|望気
[p.0264] 甲陽軍鑑 二品第八 判兵庫星占之事附長坂長閑無面目仕合之事〈○中略〉此兵庫お、毘沙門堂のくり迄召よせられ、武藤三河守、下曾禰両人お問者にて、右の客星吉凶お、兵庫に占せて見給ふに、謹占則書以言上す、抑此星と申は、天下怪異の客星也、雖然今時に当て、何の大名に悪事の可有之あらず、末代にお ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_0264_1011.html - [similar]
器用部二十二|行旅具上|以製作為名
[p.0402] 近世女風俗考 塗笠あみがさの事 完文の末、延宝のはじめ頃までは、塗笠編笠お専ら著たり、延宝中頃より木地の葛笠といへるもの流行し故、此二品はすたりしなり、〈○中略〉尾花〈元禄四年なること前にいへり〉一之巻に、今日は殊さら長閑にて、祇園より知恩院まで、貴賤布引の男も女も思ひ〳〵に出立、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0402_2082.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0259] 干禄字書 平声 飆飆〈上俗下正〉 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0259_1538.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0259] 下学集 上天地 飆(つちかぜ) 〓 〓〈三字義同〉 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0259_1542.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0260] 三代実録 二十八清和 貞観十八年五月十二日戊子、飆風起紫宸殿前、転出修明門、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0260_1550.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0260] 空穂物語 俊蔭 天人のヽ給ふに従ひて、花園より西おさしてゆけば、おほいなる川あり、その河より孔雀いで来て、その川おわたしつ、琴おば例のつじ風(○○○)おくる、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0260_1544.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0260] 続日本紀 十聖武 神亀四年五月辛卯、従楯波池漂風忽来、吹折南苑樹二株、即化成雉、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0260_1546.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0259] 倭名類聚抄 一風雪 飊 文選詩雲、回飊巻高樹、兼名苑注雲、飊暴風従下而上也、音焱、〈和名豆無之加世〉 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0259_1539.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0260] 三代実録 四清和 貞観二年四月十一日辛卯、廻漂起外記候庁前、旋転西行、小虫無万数、飛散其中、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0260_1549.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0259] [p.0260] 倭訓栞 前編十六都 つむじ 和名抄に廻毛およめり、関東にてつじ風おいふ、古語也、神名式に出雲国意宇郡波夜都武自和気神社見えたり、万葉に漂の字かくよむお正義とす、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0259_1543.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0260] 続日本紀 十九孝謙 天平勝宝五年三月庚午、於東大寺設百高座講仁王経、是日漂風起説経不竟、於是以四月九日講説、漂風亦発、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0260_1547.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0260] 日本紀略 一醍醐 昌泰二年五月廿二日甲寅、未時漂風吹、傾大極殿高御座於巽方、又中務省正庁同傾、総京中人屋不破希焉、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0260_1551.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0260] 日本書紀 九神功 九年〈◯仲哀〉三月戊子、皇后〈◯神功〉欲擊熊鷲、而自橿日宮遷于松岟宮、時漂風(つむしかせ)忽起、御笠堕風、故時人号其処曰御笠也、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0260_1545.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0260] 扶桑略記 二十五裏書朱雀 承平三年七月十三日丁亥、飆風吹損右近陣火炬屋、并春興校書殿檜皮、寮占乾坤方兵革之由、仍山陰山陽太宰府以官符、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0260_1552.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0263] 甲子夜話 八 先年竜まきとて暴風雨ありしとき、諸船この難に遭もの多し、或老侯家根舟にて大川に遊居しが、白鬚祠の辺とか此風に遭たり、川水すさまじく巻かへり、其舟お空中にまき揚ぐること一丈余にやありけんと雲、其時舟中に侯の妾もありしが、心かしこき者にて、わが腰帯お解き、侯お舟の柱に結つ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0263_1561.html - [similar]
植物部九|木八|石榴
[p.0581] 地錦抄附録 三 享保年中来品 南京柘榴(なんきんざくろ)〈享保九年に来る〉 大和本草に朝鮮ざくろとあり、夏より冬まで月お追て花さくといへり、西国方には前々より有し由也、武江へは享保九年の比初て来る、小木にて花多く咲実のる、ながめよし、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_1/syok_1_0581_2092.htm... - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0259] 類聚名義抄 十風 飍〈香幽反、つしかせ、〉 漂〈匹遥反、つむしかせ、〉 颺〈音羊、つむしかせ、〉 飊〈音雹、つしかせ、〉 夙〈今正、音宿、つむしかせ、〉 〓〈つしかせ〉 〓〈つむし風〉 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0259_1541.html - [similar]
称量部二|量|寺院升
[p.0093] 東寺執行日記 文明六年十月十四日、先日三石〈坊斗(○○)〉渡【Kれ】之〈十月七日〉本斗に一石五斗と有【Kれ】之、十五日渡【Kれ】之、廿日、二石〈坊斗定〉国方衆中渡【Kれ】之、廿二日、二石〈坊用〉国方へ渡【Kれ】之、廿六日、田屋方へ、又一石渡【Kれ】之、〈坊用〉同中間に百文、定使、〈五百文、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syoryobu/syor_1_0093_377.html - [similar]
地部十六|美濃国|方県郡
[p.1259] 続日本紀 三十光仁 宝亀元年四月癸巳朔、美濃国方県郡少領外従六位下国造雄万献私稲二万束於国分寺、授外従五位下、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_1/chib_1_1259_5047.html - [similar]
地部七|尾張国|村里/名邑
[p.0513] 相州文書 当寺〈◯円覚寺〉領尾張国篠木荘、富田荘、国方(○○)、溝口(○○)両村、〈◯中略〉地頭職事、任去々年十一月八日官符、並関東安堵等、可令知行給之状如件、 建武四年七月十日 左馬頭〈花押◯足利直義〉 謹上 円覚寺長老 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_1/chib_1_0513_2561.html - [similar]
地部十四|常陸国|真壁郡
[p.1108] 真壁長岡文書 常陸国真壁郡正税并闕所〈除亀濃彦次郎入道跡所務〉事、為致其沙汰国方使者入部之処、有違乱之輩雲々、事実者甚濫吹也、早正税以下為全所務、可令静謐狼藉人給之由候、仍執達如件、 建武二年十月十三日 沙弥〈花押〉 長岡又次郎殿 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_1/chib_1_1108_4469.html - [similar]
帝王部三|神器下〈昼御座御剣 大刀契附〉|南北朝神器授受始末
[p.0126] 梅花無尽蔵 四 中原一寳〈赤松之徒、入吉野奪神璽(○○)献朝、故相国方丈容用此題、〉 忽運子房帷幄籌、官軍奪璽叫千秋、今朝再入吾王手、風不鳴条四百州、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/teiobu/teio_1_0126_664.html - [similar]
地部十六|美濃国|村里/名邑
[p.1277] 前田文書 古蹟文徴二 当国〈〇美濃〉下有智御厨三分方内、依為河越入道持合闕所、自国方所致所務也、援於島名田畠、并布久々見、市庭、田畠等者、被帯各別相伝知行証状之上者、如元知行、不可有相違之由所候也、仍執達如件、 建武二年八月十四日 左衛門尉〈花押〉 天野讃岐権守殿 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_1/chib_1_1277_5135.html - [similar]
地部十六|美濃国|村里/名邑
[p.1276] 日本霊異記 下 女人産生石以之為神而斎縁第三十一 美乃国方県郡水野郷楠見村(○○○)有一女人、姓県氏也、年迄于二十有余歳、不嫁未通而身懐任、径之三年、山部天皇〈〇桓武〉世、延暦元年癸亥春二月下旬、産生二石、方丈五寸、一色青白斑、一色専青、毎年増長、有比郡名曰淳見、是郡部内有大神、名曰伊奈 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_1/chib_1_1276_5129.html - [similar]
動物部十三|虫上|蝦蟇/名称
[p.1064] 万葉集 六/雑歌 四年〈○天平〉壬申、藤原宇合卿遣西海道節度使之時、高橋連虫麻呂作歌一首並短歌、〈○中略〉山彦乃(やまぴこの)、将応極(こたへんきはみ)、谷潜乃(たにぐヽの)、狭渡極(さわたるきはみ)、国方乎(くにがたお)、見之賜而(みしたまひて)、冬木成(ふゆごもり)、春去行者(はるさりゆかば)、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1064_4371.html - [similar]
植物部二|木一|松名木
[p.0100] 古事談 二臣節 実方経廻奥州之間、為見歌枕、毎日出行、或日あこやの松みにとて、欲出之処、国人申雲、あこやの松と申所こそ、国中に候は子と申之時、老翁一人進出申雲、君はいづべき月のいでやらぬかな〈此歌みちのくのあこやの松にこがくれて〉と申古歌お思召て、被仰下候歟、然ば件歌は、出羽陸奥未 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_1/syok_1_0100_376.html - [similar]
人部十一|言語|方言
[p.0832] [p.0833] 物類称呼 一 物類称呼諸国方言序〈○中略〉 そも〳〵いにしへお去る事遥にして、そのいふ所も彼にうつり、これにかはりて、本語お失ひたるも、世に多かるべし、中にも都会の人物は、万国の言語にわたりて、おのづから訛すくなし、しかはあれど、漢土の音語に泥みて、却て上古の遺風お忘るゝに ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0832_4941.html - [similar]
帝王部二|神器上〈昼御座御剣 大刀契附〉|神器免賊手
[p.0087] 平治物語 一 院御所夜討附信西宿所焼払事 去程に、信頼卿は、同九日〈◯平治元年十二月〉夜子刻許に、左馬頭義朝お大将として、其勢五百余騎、院〈◯後白河〉の御所三条殿へ押寄、四方の門門お打固、右衛門督〈◯信頼〉乗ながら、年来御いとほしみお蒙つるに、信西が讒に依て、信頼討れ進らすべき由承候間 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/teiobu/teio_1_0087_566.html - [similar]
帝王部十三|御幸|事変御幸
[p.0757] 平治物語 一 三条殿発向并信西宿所焼払事 信頼卿は、同九日、〈◯平治元年十二月〉夜子刻許に、左馬頭義朝お大将として、其勢五百余騎、院〈◯後白河〉の御所、三条殿へ押寄、四方の門々お打固、右衛門督〈◯信頼〉乗ながら、年来御いとおしみお蒙つるに、信西が讒に依て、信頼討れ進らすべき由承候間、暫 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/teiobu/teio_1_0757_2670.html - [similar]
地部九|伊豆国〈小笠原島附〉|島嶼
[p.0651] 伊豆海島風土記 一 八丈島は、伊豆国加茂郡下田湊より巳の方にあたり、海上六十里、江戸よりは午にあたり、海上百二十里程あるべし、晴天なる夕には、伊豆の山々、駿河の富士、勢州志州のやまもかすかに見ゆる事あり、又未申の方に当り、島山やうのもの見ゆる、これは薩摩の島々にもあるべしやといふ、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_1/chib_1_0651_3076.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0261] 源平盛衰記 十一 旋風事 六月〈◯治承三年〉十四日旋風火吹て、人屋多く顚倒す、風は中御門京極の辺より起て、坤の方へ吹以て行、平門棟門などお吹払て、四五町十町持行て、抛などしける、上は桁梁垂木こまいなどは、虚空に散在して、此彼に落けるに、人馬六畜多く被打殺けり、屋舎の破損はいかヾせん、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0261_1555.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0259] 揃注倭名類聚抄 一風雨 按、飊正作飆、説文、飆従風飆声是也、俗作飊、見広韻、飆飆並甫遥切、焱以瞻切、其音廻別、不得以焱音飊、作飆為是、然段玉裁曰、古書焱飆二字多互訛、如曹植七啓、風砺飆挙、当作焱挙、班固東都賦、焱々炎々、当作飆々炎々、王逸曰、飆去疾貌也、李善幾不別二字、然則源君、或 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0259_1540.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0260] 続日本後紀 十八仁明 嘉祥元年七月甲子、有飊風、起自春興殿庭、転至紫宸殿東北頭、更経清凉殿東、便向右近衛陣、簸揚炬屋離地数尺、到版位前、披靡悉摧、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0260_1548.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0259] 新撰字鏡 風 飆飆〓〓〈四形作俾遥反、平、暴風、豆牟志加世、〉 颺〈余尚余章二反、比呂己留、又豆牟自加世、〉 夙〈昔陸反、且也、漂颺也、豆牟自加是又阿志太、〉 〓〈重音、豆牟自加是、〉 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0259_1537.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0262] [p.0263] 東遊記 後編三 登竜 越中越後の海中、夏の日竜登るといふ甚多し、黒雲一村虚空より下り来れば、海中の潮水其雲に乗じ逆巻のぼり、黒雲お又くはしく見れば、竜の形見ゆることなり、尾頭などもたしかに見て、登潮は滝の逆に懸るが如し、又岩瀬と雲所、宮崎といふ所まで、十余里の間に竟りて、黒 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0262_1559.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0263] 塵塚談 上 不忍池より天明年間竜巻ありけり、佐渡越後越中の海中には、夏の日竜騰る事度々有と、其節は虚空より黒雲下り来れば、海中の潮水、滝お逆に掛しごとく逆巻のぼり、黒雲中に入る、其雲の中に竜の形の如きもの見ゆると伝聞り、其如く不忍池より黒雲逆巻のぼり竜騰りしと見へ、近辺家屋お損し、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0263_1560.html - [similar]
天部四|風
[p.0249] 風は、かぜと雲ふ、旋風、嵐、暴風、大風等の称あり、旋風はつむじかぜ、又はつじかぜと雲ふ、旋回して吹くなり、嵐はあらしと雲ふ、山上より吹き下すお雲ふなりと、暴風ははやち、後世はのわきと雲ひ、大風はおほかぜと雲ふ、風は又吹き来る方向、又は時節に依り、東風(こち)、南風(はえ)、西北風(あ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0249_1490.html - [similar]
地部二十四|出雲国|道路
[p.0464] 太平記 十三 竜馬進奏事 其比佐々木塩冶判官高貞が許より、竜馬也とて月毛なる馬の三寸計なるお引進す、〈◯中略〉今朝の卯刻に出雲の富田お立て、酉刻の始に京著す、其道已に七十六里、鞍の上閑にして、徒に坐せるが如し、然共旋風面お撲に不堪とぞ奏しける、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_2/chib_2_0464_1945.html - [similar]
天部四|風|旋風
[p.0262] 慶長見聞集 五 土風に江戸町さはぐ事 見しは昔、江戸に土風たえず吹たり、されば竜吟ずれば雲おこり、虎うそぶけば風さわぐ、かヽるためしの候ひしに、江戸に土風吹は町さわがしかりけり、此風お他国にては旋風といふ、此字めぐる風と読たり、又つむじの毛のごとく、土おまひて吹ければ、つむじ風共俗 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0262_1558.html - [similar]
人部四|身体一|頬
[p.0332] 源氏物語 二/帚木 そのはじめのこと、すき〴〵しくとも申侍らんとてちかくいよれば、君もめさまし給ふ、中将いみじくしんじて、つらづえ(○○○○)おつきてむかひい給へり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0332_1857.html - [similar]
動物部十四|虫中|蛍
[p.1080] つれ〴〵草拾遺 腐草化して蛍となるとはいへど、水にすむ尖螺(みら)といふもの、田蠃のやうにて、ほそながきが、化してほたるとなるよし、東国の人は申侍る、久我殿の池にはやくほたるおほかりしが、家〓おおほく飼けるのちは、ほたるまれ〳〵になりにける、かのみらお、家〓の喰ひ尽し侍りけんかし、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1080_4451.html - [similar]
人部二十四|名誉|名称
[p.0294] 徒然草 上 高名(○○)の木のぼりといひしおのこ、人おおきてゝ、たかき木にのぼせて、梢おきらせしに、いとあやうくみえし程は、いふこともなくて、おるゝ時に、軒だけばかりに成て、あやまちすな、心しておりよと詞おかけ侍しお、かばかりになりては、飛おるゝともおりなん、いかにかくいふぞと申侍しか ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0294_608.html - [similar]
器用部十九|坐臥具四|枕雑載
[p.0179] 枕草子春曙抄 一 題号お枕草紙といへる心は、〈○中略〉此草紙の奥に雲、宮のおまへに、内のおとゞの奉り給へりしお、是に何おかゝまし、うへの御前には、史記といふ文おなんかゝせ給へるとのたまはせしお、枕にこそはし侍らめと申しかば、さはえよとて給はせたりしお、あやしきお、こよや何やとつきせ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0179_1124.html - [similar]
人部三十五|隠者|隠者例
[p.1020] [p.1021] 撰集抄 一 依祇園御託有男発心事 過にし比、九重の外、白川の辺に、形計なる庵結て、深く後世のいとなみする人侍り、この人親の処分おゆへなく人に押とられて、詮かたなく侍りけるまゝに、祇園に七日こもりて、ことわり給へと祈り申侍けるに、七日と申に暁、御殿の御手おひらかれて、やゝと仰 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_1020_2609.html - [similar]
遊戯部六|聞香|薫物合
[p.0335] [p.0336] 五月雨日記 六種薫物合〈文明十年十一月十六日、判衆儀、詞書山賤、後日書之、〉 一番 左〈勝〉なつごろも 右 まつ風 左の薫物の香いひしらぬ匂ひに侍る、とおくかほりすがりまでもなつかしく侍なり、右の薫物の香、いにしへの侍従などやうにきこえ侍り、にほひすがりまであしからず、しかち ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0335_1321.html - [similar]
PREV 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 NEXT
Powered by Hyper Estraier 1.4.13, with 86680 documents and 957635 words.