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器用部十九|坐臥具四|以原質為名
[p.0170] 十訓抄 十一 近ば徳大寺の右のおとゞ〈○公継〉打まかせては雲出がたき女房のもとへ、師子のかたお作りける茶椀の枕お奉るとて、うすやうおおりて、此歌おかきて、思かけぬはざまにかくし入たりける、 わびつゝはなれだに君にとこなれよかはさぬよはの枕なりとも、女房此枕は隻にはあらじとて、とかくし ...
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姓名部一|姓氏上|姓名呼法/書式
[p.0034] 三内口決 一姓朝臣事 源朝臣藤原朝臣と書載候事は、位署お書時之事候、譬法楽歌に、 冬日同侍大神宮社壇詠百首和歌 正四位下行右近衛権中将源朝臣具房 此類候、面向之時は、姓尸お書載候、内々之時は、一向以略儀位と尸と除之候、 又名字朝臣は、四位雲客之時如此候、是は人は書之、自らは不書れ之候、 ...
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器用部十九|坐臥具四|枕箪笥
[p.0175] [p.0176] [p.0177] 用捨箱 下 枕箪笥 何の器物にもあれ、其形のみ専らおこなはれ、朝夕目に馴れば、古くよりありし物のやうに思はるゝは世の常なり、〓枕(あづちまくら)はいと近き製作なるべけれど、若き人は名だにも知らず、唯枕といふ物と思ふもあるめり、西川祐信の昼、正徳雛形の枕尽しの摸様に、 ...
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地部三|山城国|名称
[p.0204] [p.0205] 古事記伝 三十六 都芸泥布夜(つぎねふや)は〈此言書紀には四首ある並夜字なし、万葉十三にもあるにも夜字はなし、此記には四首ある二首には夜字あり、二首には無し、あるおば師(賀茂真淵)は衍なりとせられつれど、此も次なるも、諸本共に有れば、今はさてあるなり、〉継苗生(つぎ子ふ)やな ...
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動物部十七|魚中|鯖利用
[p.1418] 庖厨備用倭名本草 八/魚 青魚〈○中略〉 元升曰、俗此枕骨にて作りたるおべつかうと雲、たいまいといへり、俗のならはしなり、 青魚味甘性平毒なし、韮白と同じく煮て食すれば、気力おまし、脚気脚弱煩悶お治す、枕骨、眼睛汁、胆皆各病お治する功用あり、合食禁、丹石、胡荽、葵菜、此類合食すべからず ...
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方技部八|観相〈地相 墓相 家相 剣相 夢占 字占 墨色 判占 併入〉|観相例
[p.0575] [p.0576] 古今著聞集 七術道 野々宮左府〈○藤原公継〉おさなくおはしける時、母儀〈○上西門院女房備後〉さまおやつして、ぐし奉りて、播磨の相人(○○○○○)とて、めいよの者ありけるに行て、相お見せさせられけり、相人よく〳〵見申て、必一にいたり給べきよしお申けり、母儀あらがひて、是はさ程の位にい ...
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人部三十|蝦夷〈佐伯併入〉|賜姓
[p.0725] 日本後紀 二十二/嵯峨 弘仁三年四月庚子、出羽国田夷置井出公些麻呂等十五人、賜姓上毛野綠野直、 九月戊午、陸奥国遠田郡人勲七等竹城公金弓等三百九十六人言、己等未脱田夷之姓、永貽子孫之恥、伏請改本姓為公民、被停給禄、永奉課役者、勅可、唯卒従課役、難勧遣類、宜免一身之役、仍賜勲七等竹城公 ...
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歳時部三|年号上|年号通載|建仁
[p.0211] 革暦勘文 一 革命仗議記〈後京極摂政記之〉 正治三年二月十三日甲午、頃之通具朝臣来軾、下年号勘文、予結申一通、通具仰可定申之由、〈◯中略〉 建仁〈予雲、其音似高倉院御諱、宗頼、公継、建仁、可有憚歟、親経雲、立王之時、不用建字有何難畢雲々、◯中略〉已上宗業所進、 ...
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歳時部三|年号上|年号通載|貞応
[p.0213] 編御記 貞応 承久四年四月十三日、改為貞応、〈◯中略〉仗議之処、諸人一同挙申貞応、右府〈公継〉一人不奉之、有子細歟、可用貞応之由被仰下畢、勘文続高檀紙二枚書之、加懸紙封之、封上加名二字、其様如上、十二日付頭弁畢、〈貞応、元仁、延嘉、貞永、和元、〉 ...
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姓名部三|姓氏下|夷人賜姓
[p.0233] 日本後紀 二十二/嵯峨 弘仁三年九月戊午、陸奥国遠田郡人勲七等竹城公金弓等三百九十六人言、己等末脱田夷之姓、永貽子孫之恥、伏請改本姓為公民、被停給禄、永奉課役、者勅可、〈○中略〉仍賜勲七等竹城公金弓、勲八等黒田竹城公継足、勲九等白石公真山等男女一百廿二人、陸奥磐井臣、 ...
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歳時部九|年始祝一|院宮拝礼
[p.0635] 玉蘂 承元四年正月一日庚寅、今日院〈◯後鳥羽〉拝礼、〈◯中略〉次関白〈◯藤原家実〉以下進立南庭、〈関白被練、右府(藤原良輔)不練猶宜、内府(藤原公継)練未聞及事也、不足言不足言、◯中略〉抑今日院拝礼、関白進庭中、〈被練〉次右府〈不練〉猶可宜、次内府被練、不足言事也、未聞及事也、不能左 ...
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姓名部五|譜牒〈家格 〓〉|雑載
[p.0423] 今昔物語 二十二 淡海公継四家語第二 今昔、淡海公と申す大臣御ましけり、実の御名は、不比等と申す、〈○中略〉四人の御子の太郎の大臣は、祖の御家よりは南に住み給ければ、南家と名付たり、二郎の大臣は、祖の御家よりは北に住給へれば、北家と名付たり、三郎の式部卿は、官の式部卿なれば、武家と名 ...
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地部三十二|肥前国|建置沿革
[p.1078] 肥陽軍記 二 隆信公継村中正統事 一天文十七年三月廿二日、竜造寺の正統豊前守胤栄公卒去せらる、〈法名堅誉葬無量寺〉此の人大内氏の吹挙により、肥前国の守護代にほせられ、五千町お加封し、人普く仰ぎ申せし也、其簾中は故家門公の御娘也、姫一人おはして世お継ぎ給ふべき男子なかりき、是によつて ...
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歳時部九|年始祝一|院宮拝礼
[p.0635] [p.0636] 増鏡 五烟の末々 寳治も三年に成ぬ、春たちかへるあしたの空のひかりは、おもひなしさへいみじきお、院〈◯後嵯峨〉うち〈◯後深草〉のけしきまことにめでたし、摂政殿にも拝礼おこなはる、院の御まへはさらにもいはず、大宮院〈◯後嵯峨后吉子〉にもあり、まづ冷泉までのこうぢ殿といふは、わし ...
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人部二十八|貴|貴例
[p.0557] [p.0558] 今昔物語 二十二 淡海公継四家語第二 今昔、淡海公と申す大臣御ましけり、実の御名は不比等と申す、大織冠の御太郎、母は天智天皇の御后也、而るに大織冠失給て後、公に仕り給て、身の才極て止事無く御ければ、左大臣まで成上り給て、世お政てぞ御ける、男子四人ぞ御ける、太郎は武智麿と申し ...
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器用部一|飲食具一|以用法為名
[p.0032] 伊呂波字類抄 知/雑物 茶椀(○○) ...
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器用部一|飲食具一|以用法為名
[p.0032] 下学集 下/器財 茶椀(ちやわん) ...
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器用部一|飲食具一|以用法為名
[p.0032] 撮壌集 中/家屋 茶椀〈埦盌同字〉 ...
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器用部一|飲食具一|盌/名称
[p.0006] 伊呂波字類抄 和/雑物 椀〈わん茶椀、金椀、〉 ...
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遊戯部十|茶湯具上|茶碗
[p.0696] 宗長手記 上 神の代よりもすぎのずんぎりと有、是は茶の寸切にて、今俗に青切といふがごとし、青切は、筒茶椀の口に青き筋ある所おいふ也、 ...
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遊戯部七|茶湯一|後入
[p.0457] [p.0458] 貞要集 四 数寄屋〈江〉入客亭作法之事附茶調る心持之事 一中立の内、懸物取て花お生け、大目畳に道具荘合、釜の湯相、第一可心得、能時分お考て案内鉦喚鐘お可打、貴高の御客には、腰懸まで案内に罷出候、極寒の時分は、少もはやく案内申事、暑気の時分は腰懸に緩々と汗お入候様に遅速お可考 ...
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器用部一|飲食具一|盌貢進
[p.0043] 延喜式 二十三/民部 凡太宰府年料造進、朱漆〈○中略〉飯椀一百口、〈径七寸〉羹椀二百口、〈百口径六寸五分、百口径六寸、〉 年料雑器 尾張国磁器、大椀五合、〈径各九寸五分〉中椀五口、〈径各七寸〉小梡口、〈径各六寸〉茶椀廿口、〈径各五寸○中略〉長門国磁器、大椀五合、〈径各九寸五分〉中椀十口 ...
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方技部七|易占|伝来 教習
[p.0477] [p.0478] 甲陽軍鑑 二品第八 判兵庫星占之事附長坂長閑無面目仕合之事甲州西郡十日市場と雲所に、徳厳と雲半俗有、此者甲州市川の文珠へこもり、夢想に八卦お相伝仕りたりとて、在所にて占およく致す、長坂長閑今の徳厳お崇敬して、右判の兵庫が知行お、徳厳に申てとらせんと約諾す、〈○中略〉長坂長閑 ...
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遊戯部十一|茶湯具下|茶筅
[p.0730] 南方錄 三 茶筌 軸長 〈長茶筌〉 常茶筌 軸長穂の方常のごとくにて、軸の方計四分計長し、休〈○千利休〉の所持狂言袴に用らる、総じて筒茶空に相応也、長茶筌は前に記す如く湖〈○茶椀名〉に用らるゝ事、茶盌大ぶりには長茶筌よし、常の茶筌にて別義なし、 ...
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遊戯部十一|茶湯具下|服紗
[p.0754] [p.0755] 倭訓栞 前編二十六/不 ふくさ 枕草紙に、白きふくさ、無名抄に、ふくさの絹などのやうにてといへり、帛おいふ也、今もはら手絈おいふは、茶湯の会に起りて、服茶の音也といへど、袱子の音なるべしといへり、資暇錄に襯茶椀といへるは、茶会のふくさの如し、職方など見えたり、 ...
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器用部一|飲食具一
[p.0001] [p.0002] [p.0003] [p.0004] 器用は器物の総称にして、邦語に之おうつはものと雲ひ、又調度若しくは道具とも雲へり、凡そ器物の用たる、其範囲極めて広く、悉く之お載するに堪へず、今此部門には、専ら飲食、容飾、澡浴、家什、屏障、坐臥、灯燭、行旅の諸具、及び輿、車、船舶等に関するものお収め、 ...
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遊戯部七|茶湯一|茶会節序
[p.0427] 槐記 享保十一年霜月十二日、参候、先日何某が茶に参りたりしに、後の出に亭主茶椀と羽箒とお持出て、炉ぶちお一遍はきて入て、こぼしひさくお指出たり、珍きこと、終に見ざりしことに候、これあることにやと申上る、仰に〈○近衛家熙〉いさしらず、後に羽箒お持出ることはあること也、口切冬の茶にはき ...
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遊戯部七|茶湯一|中立
[p.0455] [p.0456] 茶道織有伝 干 炭茶の手前の大体中だちのうち、床のかけ物おとり花おいけべし、花は一色か二色、時のさかんなる花お、なるほどかろくいけべし、不時の花はいけぬもの也、茶の湯の花に法はなし、惡にほいある花は無用也、 中だちのうち、水さしおまがり柱と、風炉先きの壁とのなか、まがり柱の ...
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人部二十八|奢侈|奢侈例
[p.0626] [p.0627] 当代記 慶長十八年四月廿五日、大久保石見守〈○長安〉死去、 五月十七日、大久保石見男共、蒙勘当、〈○中略〉 大久保石見守遺物堅被改付、金銀従諸国上分、凡五千貫目余と雲々、其外金銀にて拵たる道具、不知其数、何も駿府へ蔵納、右之道具、大方の覚、茶椀、天目、同台椀、折敷、印籠、香合 ...
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遊戯部十|茶湯具上|茶入
[p.0713] 茶話指月集 上 雲山といへる肩衝、堺の人所持たるが、利休など招きて、はじめて茶湯に出したれば、休一向気にいらぬ体也、亭主客帰りて後、当世休が気にいらぬ茶入おもしろからずとて、五徳に擲ち破けるお、傍に有ける知音の人もらうて帰り、手づから継て茶会お催し、ふたゝび休に見せたれば、是でこそ ...
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遊戯部十一|茶湯具下|雑載
[p.0776] [p.0777] 老の波 茶器といへば高料なる物と心得る、いと笑ふべし、高料お好まば、いかけ地螺鈿の台に、こがねの茶椀のせたらんかた遥にまさるべし、宗易のかたへ或農夫来りて、月ごろ日ごろ財おたくはへて、よき茶器お得侍らんと心がけぬ、此金もて茶器お買ひ給はれといひけり、後の日農夫来りければ、 ...
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器用部四|飲食具四|盃種類/以原質為名
[p.0227] [p.0228] 続世継 四/小野の御幸 かざみきたるわらは二人、〈○中略〉いま一人はしろがねのおしきにこがねのさかづき(○○○○○○○○)すえて、大かうじ御さかなにて、いだし給へりければ、御ともの殿上人とりてまいりて、いとめづらしき御よういにはべりけり、〈○又見十訓抄、古今著聞集、〉 ...
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器用部一|飲食具一|盤種類/以原質為名
[p.0058] 十訓抄 八 白河院は、花盛雪の朝必御覧じて、もてなさせおはしましけり、〈○中略〉雪は北ざまがめでたき也、小野の方へと仰有ければ、殿上人上達部うちむれてつかうまつる、皇太后宮の御方へと仰あれば、人々つかうまつりて、門の外におり立たりければ、御車おばかきはづし、〈○中略〉童の十七八計なる ...
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器用部十九|坐臥具四|以原質為名
[p.0169] 夫木和歌抄 三十二/枕 いしの枕(○○○○) よみ人しらず ひとりねのとこにたまれるなみだにはいしの枕もうきぬべらなり、 ...
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器用部十九|坐臥具四|以原質為名
[p.0166] 夫木和歌抄 三十二/枕 久安百首こすげの枕(○○○○○) 清輔朝臣 はつかりのこすげの枕つくりおけるかひこそなけれいもしまさねば ...
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器用部十九|坐臥具四|以原質為名
[p.0167] 拾遺和歌集 十九/雑恋 忠君宰相まさのぶがむすめにまかり通ひて、ほどなくてうどどもおはこび返しければ、ぢんの枕おそへて侍ちけるお、返しおこせたりければ、 よみ人しらず 涙川みづまさればやしきたへの枕のうきてとまらざるらむ ...
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地部三|山城国|郷
[p.0231] 山州名跡志 十一紀伊郡 鳥羽〈所名〉 鳥羽在上下 上鳥羽は在四塚南 上鳥羽民居北端お雲出在家、此の所自四塚八町なり、 ...
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飲食部三|料理中|浜焼
[p.0238] 屠竜工随筆 浜焼は、夏月には生魚あさる故にて、はまにて鯛お焼て、京へ送りたるおもてはやして、京より雲出せる名なるべし、今も夏の間は、焼たる鯛計お京へは大阪より来るなり、 ...
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植物部二十七|菌|豬苓
[p.0836] 本草和名 十三/木 猪苓〈陶景注雲、作塊、似猪矢、故以名之、〉一名〓猪矢、〈仁匹音加〉一名楓樹苓、〈出陶景注〉一名豕橐、〈疏文雲出荘子〉和名加之波岐(○○○○)、一名久岐(○○)、一名也末加之波(○○○○○)、 ...
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歳時部十四|踏歌節会|踏歌節会例
[p.1022] [p.1023] 今昔物語 二十三 相撲人成村常世勝負語第廿五 今昔、円融院天皇の御代に、永観二年と雲ふ年、〈◯中略〉正月十四日の踏歌、昔より毎年の事として被行るお、大后〈◯醍醐后藤原穏子、天暦八年崩、〉の正月の四日失せ給へれば、御忌日なるに依て不被行るお、怪く人の心お不得て、踏歌は后の御為に ...
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姓名部十|名下|僧尼名
[p.0799] 愚管抄 六 建永の年、法然房と雲上人ありき、まぢかく京中お住所にて、念仏宗お立て、専宗念仏と号して、たヾ阿弥陀仏とばかり申べき也、それならぬこと顕密のつとめはなせそといふ事お雲出し、不可思議の愚痴無智の尼入道によろこばれて、この年のたヾ繁昌に世は繁昌してつよくおこりつヽ、その中に、 ...
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方技部十八|疾病四|癩病
[p.1449] [p.1450] 玉勝間 八 癩病おかたいといふこと ある人のいはく、俗に癩病おかたいといふは、害大の字なり、癩病一名お害大風といふ、証治要決に見えたりといへり、すべて此たぐひの説は、うちきくには、うべ〳〵しく聞ゆれども、よく思へばみなあたらぬこと也、いかにといふに、すべて俗語は書お考へて雲 ...
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人部二十六|贈遺|贈遺例
[p.0477] [p.0478] 沙石集 六下 君忠有栄事 先年の比、何者の雲出しけるにや、相手お孔子に取て事おし、相手引出物おせば、時の横災おまぬかるべしと雲事、京田舎に普くその沙汰ありて、かみつかたにも此毫ありけるにや、或公卿の御所に此事あるべしとて、相手おさだめられけるにや、恩も蒙らず私のたくへも無し ...
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人部二十三|悔悟|悔悟例
[p.0291] [p.0292] 矢部駿州堺奉行事書 矢部駿河守定謙のぬし、堺〈泉州〉の奉行になされしは、いぬる天保三とせばかりのこと成けり、其所に広岡為次といへる医師あり、かれはもと〳〵家とみ栄へて、身のざへ、ぬひども有者にぞなん、今の為次は養ひ子にて、其父実の子一人もたりけるお、深く世にもかくして知ら ...
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人部十五|孝〈不孝併入慈 悌附〉|孝例
[p.1081] [p.1082] [p.1083] 窻の須佐美 一 或人小石川白山辺に住けるが、子二人持て一人は男子なり、〈○中略〉二十に及まで、猶あらくたけ〴〵しければ、自不孝の名お得て、世にもにくみあひけり、其うしろの家に老儒すめり、常に此子の親に不順なるおにくみ、折節は雲出ても詈りけり、或夕暮彼子来て見へんと ...
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器用部二十|灯火具上|灯〓
[p.0229] 十訓抄 二 成範卿事ありてめしかへされて、内裏に参られたりけるに、むかしは女房の入立なりし人の、今はさもあらざりければ、女房の中より昔お思出て、 雲の上はありし昔にかはらねど見し玉だれの内やゆかしき、とよみ出したりけるお、返事せんとて、灯炉のきはによりけるほどに、小松のおとゞの参給 ...
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地部四十|渡|山城国/淀渡
[p.0412] 十訓抄 一 俊頼朝臣語雲、白川院、淀に御方違の行幸ありけるに、五月ばかりの事にや有けん、女房殿上人の舟あまた有けるに、暁に成ほどに、向かたに郭公一こえほのかに鳴てすぐ、俊頼一首詠ぜまほしくおぼえしに、女房の舟中に忍びたるこえにて、淀の渡のまだよぶかきにとながめられたりし、時に望てめ ...
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帝王部二十|皇后下〈皇太后、太皇太后、皇太夫人、女院、准母、准三宮、併入〉|三后為...
[p.1199] 十訓抄 七 皇嘉門院、始て院号かうふらせ給へりける比、侍従大納言成通卿参りて、左衛門佐と雲女房にあひて物語して、此宮の院号は何と申侍ぞと問ければ、皇嘉門院とさだかにいらへたりけり、次に兵衛と雲女房に此事お雲て問ければ、何とかやよづかぬやうなる御名にてとかといへりけるお、兵衛はゆうの ...
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人部十一|言語|失言
[p.0861] 十訓抄 二 楊梅大納言顕雅卿は、若くよりいみじき言失おぞし給ひける、神無月の比、或宮原に参りて、みすの外にて女房たちと、物がたりせられけるに、時雨のさとしければ、供なる雑色およびて、車のふるに時雨さし入よとの給ひけるお、車軸とかや、おそろしやとて、みすの内笑ひあはれけり、或女房の御 ...
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姓名部八|名上|以由縁為名
[p.0689] 十訓抄 二 上東門院の御方に、琴引人の今まいりしたりけり、院、紫式部に、此女房に琴ひく由はなれぬ名つけよと、仰ごと有けるに、いはこすとつけたりければ、殊にほめさせ給けり、ことぢのさきに緒のあたる所は、いはこすと申によりて、思よられけり、彼名おばしれる人、いと希也、 ...
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器用部十五|屏障具三|障子製作
[p.0863] 十訓抄 二 土佐判官道清と雲者有けり、〈○中略〉女房あなむつかしやと雲て、袴おきておくの方へ入る、中障子引たてゝかけがねうちかけて、また雲事なかりけり、 ...
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器用部十七|坐臥具二|畳雑載
[p.0096] 今物語 或殿上人さるべき所へ参りたりけるに、おりしも雪降て月おぼろなりけるに、中門のいたにさぶらひて、寝殿なる女房にあひしらひけるが、此おぼろ月はいかゞし候べきといひたりければ、女房返事はなくて、とりあへずうちより、たゝみおおしいだしたりける、心ばやさいみじかりけり、 〈新古〉照も ...
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器用部十八|坐臥具三|脇息用法
[p.0161] 十訓抄 三 書写性空上人、生身の普賢お見奉るべき由、寤寐に祈請し給けるに、或夜転経に疲て、経おにぎりながら、脇息によりかゝりて、しばしまどろみたる夢に、生身の普賢お見奉らんと思はば、神崎遊女の長者お見るべき由して夢さめぬ、 ...
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歳時部十三|年始雑載|初夢|宝船
[p.0894] 嬉遊笑覧 八忌諱 初夢、〈◯中略〉浮生が滑稽太平記に、〈◯中略〉たからの舟も浮ぶ泉水、〈玄札〉この宝舟は、種々の宝お舟に積たる処お絵にかきて、ながきよのとおのねぶりのみなめざめなみのりふねのおとのよきかな、といふ廻文の歌お書添て、元日か二日の夜敷寝に、悪き夢お川へ流す呪事なりとぞ、〈 ...
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植物部六|木五|梅名木
[p.0328] [p.0329] 玉勝間 九 梅はとぶといふ歌世俗にいひつたへたる、梅はとぶ桜はかるヽよの中に何とて松はつれなかるらんといふ歌、源平盛衰記には、菅原大臣、東風(こち)ふかばといふ御歌およみ給ひしかば、紅梅つくしへ飛行ければ、同じ御所にならびて有ける桜の、御言の葉にかヽらざることお恨みて、一夜 ...
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器用部四|飲食具四|銚子種類
[p.0203] 続世継 四/小野の行幸 かざみきたるわらは二人、ひとりはしろがねのてうし(○○○○○○○○)に、みきいれてもてまひり、〈○下略、又見十訓抄、古今著聞集、〉 ...
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姓名部八|名上|以金石為名
[p.0685] 十訓抄 四 堀河院御時、中宮の御方に、半物に、砂金(○○)と雲て、双なき美女ありけり、 ...
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器用部十九|坐臥具四|蚊帳雑載
[p.0215] 雑筵酔狂集 夏 ある清家の人より、蚊帳つりたる所の絵賛お望まれて、 清原のふかやぶよりも声たてゝまだ宵ながら蚊帳つらする 此歌も深養父歌おとる、深き薮に取なせり、 ...
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人部十九|廉潔|廉潔例
[p.0030] 十訓抄 七 大納言俊明卿、丈六の仏お造らるゝ由お聞て、奥州の清衡薄の料に、金お奉りけるに、不取してかへしつかはしける、人その故お問ければ、清衡は王地お多く押領して、たゞ今謀叛お発すべきもの也、その時は追討使おつかはさん事、可定申身なり、これによつて、是お不取とのたまへり、〈○又見古 ...
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人部二十九|婬|婬例
[p.0650] 十訓抄 七 賢人の大臣、〈○藤原実資〉他事の賢には似ず、女事に忍び給はざりけり、〈○中略〉あるとき、此殿の亭の前お、ことよろしき女の通りける、門より走力出、かきいだき給ひけるに、或人また通りあひて、車よりおりて、あれは賢人の御ふるまひかといひかけたりければ、女事に賢人なしと答て、にげ ...
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器用部十五|屏障具三|障子種類
[p.0869] 十訓抄 二 江帥は又めでたき相人なりけり、清隆卿因幡守の時、院の御使として来れり、帥持仏堂に入て念誦の間なりければ、御使お縁にすへて、あかり障子お隔て此に謁す、〈○又見古事談〉 ...
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器用部十五|屏障具三|簾具
[p.0858] 十訓抄 七 小野右大臣〈○藤原実資〉とて、世には賢人右府と申、〈○中略〉あたらしく家お造て移徙せられける夜、火鉢なる火のみすのへりに走りかゝりけるが、やがても消ざりけるお、しばし見給けるほどに、やう〳〵とゆづり付て、次第にもえあがるお、人あざみてよりけるお、制てけさゞりけり、 ...
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器用部八|容飾具三|笄用法
[p.0427] 十訓抄 十 大納言行成卿いまだ殿上人にておはしける時、実方中将いかなる憤か有けん、殿上に参会て、いふ事もなく行成の冠お打落て、小庭になげ捨てけり、行成少もさはがずして、とのもり司おめして、冠取て参れと命じて、守刀よりかうがいぬきとりて、びんかいつくろひて、居直りて、いかなる事にて候 ...
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人部九|性情上|怒
[p.0739] 十訓抄 九 輔親も居集れる人々も、あさましと思て、此男の貌おみれば、脇かひとりて、いきまへ(○○○○)ひざまづきたり、 ...
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人部九|性情上|怒
[p.0739] 倭訓栞 中編二/伊 いきまき 徒然草に見ゆ、腹立怒る意にいへり、息お巻也、くり反き也、源氏に見ゆ、或は慍およめり、十訓抄にいきまへといふも、同じきにや、 ...
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姓名都九|名中|異名
[p.0712] 十訓抄 一 京極太政大臣宗輔公は、蜂おいくら共なく飼給て、何丸か丸と名お付てよび給ければ、召に随て、格勤者などお勘当し給けるには、何丸、某さしてことの給ければ、其まヽにぞふるまひける、出仕の時は、車のうらうへの物見にはらめきけるお、とまれとの給ければ、とまりけり、世には蜂飼の大臣と ...
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人部十一|言語|口遊
[p.0871] 十訓抄 一 或殿上人の、五月廿日余、いとくらきに、太后宮にまいりて、めうとうにたゝずみけるに、〈○中略〉つぼのやり水に、蛍のおほくすだくお見て、〈○中略〉次なる人優なるこえにて、蛍火乱飛と、口すさびけり、 ...
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人部十一|言語|独言
[p.0849] 十訓抄 一 或殿上人の五月廿日余、いとくらきに太后宮にまいりて、めうどうにたゝずみけるに、うへより人の音のあまたして来りければ、さりげなく引かくれてのぞきけるに、つぼのやり水に蛍のおほくすだくお見て、〈○中略〉しりなる人、かくれぬ物はなつむしのと、花やかにひとりごちたりけり、〈○下略 ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0792] [p.0793] 十訓抄 十一 宇治入道殿にさふらひける、うれしさこそ(○○○○○○)と雲はした物お、顕輔卿けさうしけるに、つれなかりければ、よみて送ける、 我といへばつらくもあるかなうれしさは人に随ふ名にこそ有けれ、入道殿きかせ給て、秀歌には返事なし、とくゆけとて、つかはされける、 ...
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動物部十四|虫中|蜂事蹟
[p.1135] 十訓抄 一 京極太政大臣宗輔公は、蜂おいくら共なく、飼給ひて、何丸か丸と名お付てよびたまひければ、召にしたがひて、格勤者などお勘当し給ひけるには、何丸某さしてことの給ければ、そのまゝにぞふるまひける、出仕の時は、車のうら、うへの物見にはらめきけるお、とまれとのたまひければ、とまりけ ...
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人部四|身体一|眸
[p.0356] 十訓抄 三 御堂関白〈○藤原道長〉物へおはしけるに、道に荷負馬の先に立たるに、小童の手に文おさヽげてよみけるお、あやしとおぼして、ちかくめしよせて御らんじければ、眼に重瞳(○○)有て、いみじく賢き相のしたりければ、やがてめして、匡衡につけて、学問おせさせられけるほどに、後には大江時棟と ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|雑載
[p.0908] 十訓抄 二 小松の内府、〈○平重盛〉賀茂祭見むとて、車四五両ばかりにて、一条の大路に出給へり、物見車は、みな立てならべてすきまもなし、いかなる車か、のけられずらんと、ひと〴〵目おすましたるに、或便宜の所なる車どもおひきいでけるお見れば、人ものらぬ車なり、兼て見所おとりて、人お煩はさ ...
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姓名部三|姓氏下|雑載
[p.0292] 十訓抄 十一 頼政三位は、多田満仲が末にて、武芸其氏お継りといへども(○○○○○○○○○○○○)、和歌の浦波、立おくれざりけり、 ...
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帝王部二十一|御息所|称女御為御息所
[p.1291] 十訓抄 八 成明親王〈◯村上〉の位につかせ給ひたりけるに、女御あまたさぶらはせ給ひける中に、広幡の御息所は、ことに御心ばせあるさまに御門もおぼしめしたり、 ...
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帝王部二十一|御息所|称侍御寝者為御息所
[p.1291] 十訓抄 十 亭子院〈◯宇多〉に、御息所あまた御そうしして住たまふに、河原院の見所あるさまに、いとめでたくつくらせ給ひて、京極御息所〈◯尚侍藤原褒子〉一ところおのみ具し奉りて、わたらせ給ひけり、 ...
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姓名部三|姓氏下|雑載
[p.0292] 十訓抄 十一 或人雲、本より其道々の家に生れぬればさる事也、さなき類も、ほど〳〵に付ては、能は必有べき也、中にも、氏おうけたる者、芸おろかにして氏おつがぬ類有(○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○)、道にあらざる類、能によりて道にいたる徳もあれば、氏おつがんがため(○○○○○○○○)、道にいたらんがために、 ...
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人部十一|言語|誡言語
[p.0861] [p.0862] 十訓抄 四 可誡人上事 或人雲、人は慮なく雲まじき事お、口とくいひ出し、人の短おそしり、したることお難じ、かくすことお顕し、恥がましきことおたゞす、これらすべて有まじきわざなり、我は何となく雲ちらして、思もいれざるほどにいはるゝ人、思つめていきどおり深く成ぬれば、はからざる ...
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器用部六|容飾具一|鏡筥
[p.0372] 今昔物語 二十四 参河守大江定基送来読和歌語第四十八 今昔、大江定基朝臣、参河守にて有ける時、世中辛くして、露食物無かりける比、五月の霖雨しける程、女の鏡お売りに、定基朝臣が家に来たりければ、取入れて見るに、五寸許なる押覆ひなる、張筥の沃懸地に黄に蒔るお、陸奥紙の馥きに裹て有り、開 ...
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地部十七|信濃国|雑載
[p.1390] 十訓抄 中 信濃国は、極めて風はやき所也、是によりて、諏訪明神の社風の祝と雲ものお置て、深くこめすべく祝ひ置て、百日の間尊重する事也、 ...
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人部十三|動作|寝
[p.0962] 十訓抄 六 藤原相如は粟田殿はかなく成給にけるお歎て、うちぬることもせられざりければ、夢ならで又もあふべき君ならばねられぬいおも歎かざらまし、とよみて程なく失にけり、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|飲食
[p.0916] 十訓抄 三 第三不侮人倫事 是はすゝみて、人おあなづるにはあらねども、思はぬ外の事なり、これらまでに心すべきにや、薮にはかうの物(○○○○○○○)といへる児女士がたとへ、むねおたがへざりけり、 ...
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人部十七|智〈賢 愚 併入〉|賢
[p.1280] 十訓抄 一 すべて帝〈○一条〉賢王にておはしけるにや、才臣智僧よりはじめて、道々のたぐひにいたるまで、皆其名お得たり、〈○中略〉帝も我人お得たる事、延喜天暦にもと御自讃有けると也、 ...
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姓名部一|姓氏上|姓名呼法/書式
[p.0035] [p.0036] 十訓抄 十二 十月ばかり、月あかヽりける夜、経信卿お宗として、宗俊卿、政長朝臣(○○○○)、院禅、慶禅、長慶、楽人三四人、宰相中将隆綱、管絃者にはあらねども、すきものにて伴ふ、 ...
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遊戯部五|物合|花合
[p.0285] [p.0286] 十訓抄 二 同〈○堀河院〉御時、中宮の御方にて花合といふ事有けるに、越前守仲実が歌に、玉の身といふことおよめりける、いま〳〵しき事と人申けるほどに、宮やがてうせ給にけり、 ...
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地部三十|筑前国|上座郡
[p.0944] 十訓抄 一 天智天皇世につヽしみ給事ありて、筑前国上座郡朝倉といふ所の山中に、黒木の屋お造りておはしけるお、木丸殿と雲、円木にて造故也、〈◯中略〉さてかの木丸殿は、用心おしたまひければ、入来の人かならず名のりおしけり、 朝倉や木の丸殿に我おれば名のりおしつヽ行くはたが子ぞ、是天智天皇 ...
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地部四十四|山下|伊吹山
[p.0807] 倭訓栞 前編三伊 いふき 近江坂田郡の胆吹山も、山神毒気お吹しよりの名也、日本武尊の故事日本紀にくはし、十訓抄に、美濃の国伊吹の山とあり、延喜式に不破郡伊富伎の神社あり、さしも草よめるいぶきは、下野国にあり、六帖になおざりにいぶきの山のさしも草とも、下野やしめづが原のさしも草ともよ ...
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人部一|人総載|他称
[p.0014] 倭訓栞 前編四十二/和 わぬし 今昔物語に見ゆ、わ御許(○○○)といふ語も見ゆ、東鑑に和主と見えたれど、我主の義成べし、野槌に女也と見えたり、宇治拾遺にわおのれ(○○○○)、砂石集にわ山臥(○○○)、わ御房(○○○)、平家物語にわ僧(○○)、古今著聞にわ法師(○○○)、十訓抄にわ党(○○)などいへるも皆我の略成べし、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|動物
[p.0926] [p.0927] 十訓抄 八 第七可専思慮事 乾燥の土の中より、隻一度に水お得事はかたかるべし、自又不能不忠の者もよきためしもあれども、それは前生の宿縁厚くこたへて有様こそはあるらめ、打任せたる習ひとたのまん鵜のまねする烏(○○○○○○○)に似たり、株お守る愚夫にことならず、 ...
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人部二十七|報恩〈報怨併入〉
,報恩例,十訓抄,十"> |報恩例 [p.0484] [p.0485] 十訓抄 十 六条修理大夫顕季卿、あづまの方に知行の所ありけり、館の三郎義光妨げあらそひけり、大夫の理有ければ、院〈○白河〉に申給、左右なくかれが妨おとゞめらるべしと思はれけるに、とみに事きれざりければ、心もとなく思はれけり、院に参り給へりけるに、 ...
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人部二十八|賤|賤例
[p.0569] 十訓抄 三 行基菩薩は和泉国の大鳥の里にすまれ、弘法大師は、讚岐国多度津郡より出給へり、皆是辺鄙の民間おはなれずといへども、各権者の名お顕し給へり、吉備大臣は左衛門尉国勝之子也、粟田左大臣は但馬守有頼が息にて、二人ながら其父賤しけれども、才能お賞せられしかば、大臣のやむごとなき官に ...
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器用部二十四|行旅具下|蓑用法
[p.0481] 十訓抄 七 粟田左大臣在衡は、〈○中略〉朝夕の恪勤余人に勝たり、風雨おぼろげならぬ日ありけり、左衛門陣の吉上雲く、たとひ在衡なり共、今日は参がたしと、ことばいまだ不終に、ありひら蓑おき、深沓おはきて参られたりけり、時の人感じのゝしりけり、〈○又見古事談、続古事談、〉 ...
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姓名部八|名上|名称
[p.0596] 十訓抄 一 天智天皇、世につヽしみ給事ありて、筑前国上座郡朝倉と雲所の山中に、黒木の屋お造でおはしけるお、木丸殿と雲、円木にて造故也、〈○中略〉さてかの木丸殿は、用心おし給ひければ、入来の人、かならず名のり(○○○)おしけり、 朝倉や木の丸殿に我おれば名のりおしつヽ行はたが子ぞ 是天智天皇 ...
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植物部二十五|草十四|女郎花
[p.0656] 十訓抄 二 野宮歌合判者は源順なりけり、女房おあまたかたせければ、男方より、霜枯の翁草とは名のれ共女郎花には猶なびきけり、となんいひたりける、是は花色如蒸粟、俗呼為女郎、聞名戯欲契皆老、恐悪衰翁首似〓霜と、順がかけるによりてよめるにや、いと面白し、同難なれども、やさしくおぼゆかし、 ...
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地部十八|下野国|名所
[p.0069] 十訓抄 二 源経兼下野守にて在国の時、或もの便書お以て、雑事など乞に、大かた便りなき由などいひて、はか〴〵しき事もせねば、冷然として、二三町ばかりゆくお、人お走らかして、さらばとよびかへしければ、不便なりとて、しかるべき物などたぶべきかと思て帰たるに、経兼雲、あれ見給へ、室の八島( ...
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方技部七|易占|易博士
[p.0479] 十訓抄 三 権漏刻博士季親といふもの有けり、周易博士(○○○○)にて、其道よにおぼえありけれど、風月の方ことなる聞えなかりけり、或文亭の聯句の座に望みたりけるに、沈淪したりけるお、其中に宗との儒者有けるが、是おあなづりたりけるにや、閉口後来客と上句お雲たりければ、季親、含陰先達儒とぞ付た ...
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人部一|人総載|美女
[p.0036] 十訓抄 四 堀河院御時、中宮の御方に半物に砂金といひて、ならびなき美女有けり、兵庫頭源仲正なれ思けり、其比殿の前駈の人々鴨井殿に集りて、酒のみける次に、ある人かの砂金が事おかたり出して、一日内裏にてねり出たりしかぎりあれば、天人も是にはまさらじとこそ見えしか、世にあらば、かやうなる ...
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人部二十九|嘲戯|嘲戯例
[p.0681] 十訓抄 十 大江公資大外記お所望しけるとき、僉議有て拝任よろしかるべきよし、諸卿定め申されけるに、彼おとゞの〈○藤原実資〉意見に雲、公資は相模お懐抱して秀歌案ぜんほどに、公事お闕如雲雲、人々わらはれけり、其詞によて本意おとげず、度々かやうの事有けるにや、相模は冷泉院御時の一品宮の女 ...
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人部三十五|隠者|隠者例
[p.1020] 十訓抄 十 近比鴨社の氏人に南大夫長明と雲者有けり、和歌絃管の道、人に知れたりけり、社司お望みけるが不協ければ、代お恨て出家して後、〈○中略〉 如本、和歌所の寄人にて候べき由お、後鳥羽院より仰られければ、 沈みにき今さらわかの浦波によせばやよらむあまのすて舟、と申して、終に籠居してや ...
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姓名都九|名中|異名
[p.0711] 十訓抄 二 詩歌につけて、異名などつけらるヽ事有、治部脚能俊は、白州院鳥羽殿の御会に月のなかなる月おこそ見れとよみて、天変の少将といはれけり、中納言親経卿は、鳥羽殿詩歌合に、月自家山送我来と作て、山送の弁とぞ付られける、かやうの事、能可心得、同異名なれども、さむるうつつの少将、待宵 ...
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天部四|雷〈電併入〉|落雷
[p.0295] 続世継 四小野の御幸 きさき〈◯後冷泉后藤原歓子〉まだおはしましけるおり、ゆふだちのそら、物おそろしく、なる神おどろ〳〵しかりけるに、御経よみていさせ給へりけるお、かみおちて、御経なども、かみの所ばかりはやけて、もじはのこり、御身には露のこともおはしまさヾりける、いとたうとく、あさ ...
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