Results of 1 - 100 of about 3253 for [SIMILAR] 16 1024 4096 WITH 6272 鰹雑 WITH 3365 ... (8.628 sec.)
動物部十七|魚中|鰹雑載
[p.1446] 徒然草 上 鎌倉の海に、かつおと雲魚は、彼さかひにはさうなき物にて、此比もてなすものなり、それもかまくらの年よりの申侍しは、此魚おのれらわかゝりし世までは、はか〴〵しき人の前へ出る事侍らざりき、頭は下部もくはず、きりてすて侍りしものなりと申き、かやうの物も、世の末にな、れば、上ざま ...
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動物部十七|魚中|鰹雑載
[p.1446] 鶉衣 前篇拾遺 百魚譜 鰹は芥子鮓の風味、上戸は千金にかへむとも思ふらむお、鎌倉の海の素性お、兼好にいひさかされたるいと口おし、鰹節となりては木の端のやふにも思はれず、その梢とも見へずして、花の名おさへ世にちらしぬる、 ...
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動物部十七|魚中|鰹雑載
[p.1446] 庖丁聞書 一出門に用る魚鳥、〈○中略〉かつほ、 ...
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動物部十七|魚中|鰹雑載
[p.1445] 令義解 三/賦役 凡調〈○中略〉正丁一人、絹施八尺五寸、〈○中略〉若輸雑物者、〈○中略〉堅魚卅五斤、〈○中略〉煮堅魚廿五斤、堅魚煎汁〈謂熟煮汁曰煎也、〉四升、 ...
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動物部十七|魚中|鰹雑載
[p.1445] [p.1446] 延喜式 七/践祚大嘗祭 凡応供神御由加物器料者、〈神語号雑贄、同為由加物、〉九月上旬申官差下部三人遣三国先大祓後行事、〈○中略〉堅魚海藻滑海藻各二斤、〈(中略)已上当郡所輸〉堅魚鰒各四斤〈(中略)巳上阿波国麻殖那賀両郡所輸〉 ...
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動物部十七|魚中|鰹雑載
[p.1445] 類聚符宣抄 三 皰瘡事 太政官符、東海東山北陸山陰山陽南海等道諸国司論臥疫之日治身及禁食物等事漆条、 一病愈之後、〈○中略〉二十日巳後、若欲喫魚宍、先能煎炙、然後可食、但乾鰒堅魚等之類、煎否皆良、〈乾脯亦好○中略〉 天平九年六月廿六日 ...
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動物部十七|魚中|鯯
[p.1425] 物類称呼 二/動物 鱅魚このしろ 此魚の小なる物お、京都にてまふかり(○○○○)と雲、中国及九州共に、つなし(○○○)と雲、薩摩にては、ながさき(○○○○)と雲、此魚長崎に多し、故になづく、筑前にてはだらご(○○○○)と雲、又土佐の海にはらかた(○○○○)と雲魚有、是はすぢごのしろ(○○○○○○)といふもの也、今按に、 ...
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動物部十六|魚上|鱅
[p.1341] [p.1342] 大和本草 十三/河魚 杜父魚 本草綱目にあり、〈○中略〉江州の湖に多し、形河魨に似て色黒く、長さ五六寸あり、鯊魚にも似たり、此魚お河鹿と雲説あり、夜なく故に名づく、古歌にもよめり、一説ごりの大なるお河鹿と雲、ごり杜父魚同類なり、京都の方言にだんぎぼふす(○○○○○○)と雲魚あり、杜父 ...
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飲食部十一|酒下|雑載
[p.0796] [p.0797] 徒然草 上 下部に酒のまする事は心すべき事也、宇治に住侍けるおのこ、京に具覚房とてなまめきたる遁世の僧お、こじうとなりければ、つねに申むつびけり、ある時迎に馬おつかはしたりければ、はるかなる程なり、口つきのおのこに、先一度せさせよとて、酒おいだしたれば、さしうけさしうけよ ...
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動物部十七|魚中|藻魚
[p.1455] 大和本草 十三/海魚 藻魚 長七八寸、其色淡紅なり、綠色もまじれり、無毒、摂州にて藻魚と雲は西土にてあこと雲魚なり、別なり、 ...
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動物部十七|魚中|針魚
[p.1433] 大和本草 十三/海魚 鱵魚(さより) 形小くして円く長し、上のくちばし短く、下の喙長し性平にして毒なし、病人可食、又すヽと雲魚あり、さよりに似たり、くちばし上下共に其長さひとし、又さよりにほ子のあおきこと綠青のごとくなるあり、味も性も不好不可食、西州にてえいらくと雲、又ながされと雲、 ...
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動物部十七|魚中|梳歯魚
[p.1436] 大和本草 十三/海魚 鮹魚(やから) 本草お見るに、今関東にやがらと雲魚是乎、細長くして箭の如く円なり、又馬の鞭の如し、色少あかし、觜短く尾にまたあり、又觜長きもあり、肉白し、隔咽の病お治すと雲、西州にもあり、たこ(○○)と訓ずるはあやまれり、無毒、 ...
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動物部十七|魚中|鰹/名称
[p.1439] 物類称呼 二/動物 松魚かつお 一種すぢかつおといふ有、皮の上に縦に白き縷三四条有、是お加賀にてたてまんだらと雲、又関西にてうづわとて小なる物有、よこわとよぶ有、今按にうづわ一名茶袋、又しぶわといふもの有、是等お江戸にて小がつおと呼て売也、然共別類也、よこわと雲はめじかと雲魚の子也、 ...
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動物部十七|魚中|鰹/名称
[p.1438] [p.1439] 古事記伝 四十一 堅魚と雲魚は、漢国の鰹は当らず、加都袁(かつお)と雲名は、加多宇袁(かたうお)の切(つヾま)りたるにて、即堅魚(かたうお)とは書るお、〈古書には皆此字お書り〉後に此二字お合せて、此方にて鰹字は作れるにこそあれ、〈渓国の鰹字お当たるには非ず、漢国の鰹は鱧(はむ)にて ...
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飲食部三|料理中|越川鱠
[p.0202] 庖丁聞書 一越川鱠といふは、かぢかと雲魚お背越にして、焼かしらおちらし、上に盛也、 ...
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動物部十六|魚上|こもつヽき
[p.1337] 大和本草 十三/河魚 こもつヽき 西州にこもつヽきと雲魚あり、恰わかさぎに似て不同、池溝小流にあり、首小にうろこ細し、長二三寸に不過、はえに似て円し、可食、 ...
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動物部十八|魚下|なきり
[p.1509] 大和本草 十三/海魚 なきり 長七八寸身甚薄し、横一寸許首小なり、うなぎに似て扁し、尾は如鯰、又似鰌、紫斑あり、素質也腹赤し、子ばり多し、不可食、藻の中にすむ、くさひ(○○○)と雲魚なり、なきりの類なり、なきりより広し、 ...
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動物部十八|魚下|栄螺破魚
[p.1483] 大和本草 十三/海魚 ふか〈○中略〉 さヾいわり(○○○○○)と雲魚あり、ふかの類なり、頭大に両目の上のきはにたてにかど各一すぢありて首方なり、細歯多し、腮はよこに五きれたり、両鼻あり、背に鰭二、各大なる刺ありて尖れり、口ば腮の下にあり、両わきに大なるひれあり、腰にも小なるひれ二あり、尾は小 ...
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動物部十八|魚下|鯨種類/鯨産地
[p.1490] [p.1491] 慶長見聞集 八 関東海にて鯨つく事 聞しは今唐国に鯨鯢と雲魚は、長さ数千里あり、波おたゝひて雷おなし、沫おはきて雨霧おなす、舟おものむと也、四足の魚と古記に見えたり、扠又日本に鯨と雲魚有、けい〴〵のたぐひと知られたり、長さ三十ひろ五十ひろ有、日本に是に過たる生類なし、愚老〈 ...
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動物部十七|魚中|緋魚
[p.1453] 大和本草 十三/海魚 緋魚 其色如緋、有一種紅魚、金緋一種婦魚近緋、右は王氏彙苑に出たり、今筑紫の方言に馬ぬす人(○○○○)と雲魚あり、形状紅従魚のごとく、長五寸許、鯛の類に非ず、其首はたばるのごとし、口と目と大なり、色は甚赤くして朱のごとし、是緋魚歟、赤魚其形状頗めばるのごとし、色赤くし ...
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動物部十八|魚下|鱧魚
[p.1505] [p.1506] 大和本草 十三/海魚 鱧魚 順和名にはむと訓ず、あやまれり、はもは海鰻なり、唐音なり、鱧は筑紫の方言うみうなぎ(○○○○○)と雲海魚あり、本草にいへるごとく形長く体円く、頭と尾と同大さにて相等しく、細鱗玄色にして星あり、形少蝮蛇に似たり、尾またなく、其形みぐるしく可悪、日本人は食せ ...
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動物部十七|魚中|鯖雑載
[p.1418] 今昔物語 十二 於東大寺行花巌会語第七 今昔、聖武天皇東大寺お造り給て、先づ開眼供養し、給ふに、〈○中略〉其の日の朝、寺の前に使お遣して令見め給ふに、一人の老翁籮お荷て来れり、其籮には鯖と雲魚お入たり、〈○中略〉天皇然ればこそ、此れは夢の告有れば、隻者には非りけりと信じ給て、此の籮お ...
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動物部十七|魚中|鱠
[p.1460] 甲子夜話 八十八 城の東方四里にして川原辺田蒲と雲あり、此処の漁夫、八月下旬より十月上旬の間、えそと雲魚お釣る、其処は馬渡島と雲ふ、ならび大島と雲の前なり、この海深きこと七八十尋、漁夫一手に約糸二筋お用ゆ、この作業の始りは、安永の始め、淡路の人この所に来り居て教たるとぞ、後やヽ其事 ...
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動物部十七|魚中|鱸事蹟
[p.1405] 応仁記 二 今出川殿勢州下向之事 室町殿は〈○足利義政、中略、〉京都の依忿劇、御台所坂本へ御忍有て御暇乞の御対面御一献有、〈○中略〉御舟十二艘にて、廿四日〈○応仁元年八月〉明、方に江州山田の浦に御著ありけるに、雑嘗船に鮓と雲魚一尺計成が飛入け叺、疎忽なる者取て海へ投入ければ、又鱸一つ入 ...
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動物部十七|魚中|鯯
[p.1427] 慈元抄 上 問曰、歌故に幸に逢たる人ありや、答曰、昔有馬の王子零ぶれ給て、下野国まで下り給、其国五万長者とて富人あり、其に立寄せ玉ひて、奉公すべき由お宣ふ、長者奉置、〈○中略〉其比長者独の娘お持たり、かねては常陸の国司に参すべきよし、約束有ければ、彼王子忍逢給ひて、無程懐姙有ければ ...
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動物部十七|魚中|鱸/名称
[p.1401] 庖厨備用倭名本草 八/魚 鱸魚 倭名抄にすヾき、多識篇同じ、考本草一名四鰓魚、なりあひ鱖(さけ)に似て色白く黒点あり、巨口細鱗にして四鰓あり、長さわづかに数寸、元升〈○向井〉曰、本朝先輩此数寸と雲により、鱸魚おあゆといへるは穏当ならず、本草註の如きは疑なくすヾき也、但長さ数寸のことは、 ...
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動物部十七|魚中|えつ
[p.1462] 庖厨備用倭名本草 八/魚 鱭魚 倭名抄に鱭魚なし、多識篇にたちうお、考本草一名鱭魚、一名魛魚、江湖中に生ず、常に三月に始て出る、なりあひ狭くして、長くうすきこと、削たる木片の如く、又長く薄く尖りたる刀の形の如し、形ほそく鱗白色にして、吻上に硬きひげ二つあり、腮下に長きひれあわ、麦芒の ...
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器用部五|飲食具五|俎
[p.0329] 下学集 下/器財 末那板(まないた)〈梵雲末那板、此雲魚料、〉 俎板(まないた) 俎(同)〈長二尺八寸、高四寸五分、〉 ...
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地部二十九|讃岐国|村里/名邑
[p.0839] 太平記 二十三 大森彦七事 此刀は、元暦の古へ、平家檀の浦にて亡し時、悪七兵衛景清が海へ落したりしお、江豚と雲魚が呑て、讃岐の宇多津の奥にて死す、〈◯下略〉 ...
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器用部五|飲食具五|俎
[p.0330] 甲陽軍鑑 十六/品第四十五 一寸法之事 末那板〈末那梵語也、此には雲魚と〉、広一尺八寸、足高二寸、板厚四寸、長三尺、已上の高六寸也、鵠末那板可替也、 ...
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動物部十六|魚上|〓
[p.1320] [p.1321] 源平盛衰記 二十五 鰚奏吉野国栖事浄見原の天皇〈○天武〉大伴王子に襲れて、吉野の奥に籠り、岩屋の中に忍御座けるに、国栖の翁粟の御料にうぐひと雲魚お具して、供御に備へ奉る、〈○中略〉位に即て召れしより以来、元日の御祝には、〈○中略〉此翁参て、粟の御料にうぐひの魚お持参して御祝に ...
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動物部十六|魚上|鱒
[p.1299] 大和本草 十三/河魚 本草所記鱒の形本邦に所称ますに能合へり、又和名お腹赤と雲、〈○中略〉筑州の千年川に鱒多し、千年川は太宰府に近し、鱒味雖美性不好、病人不可食、金瘡産後最忌之、且発瘡疥、山中に榎の葉と雲魚あり、形味よく鱒に似て小也味よし、長六七寸春山川に上る、小なるゆへ性軽し、凡諸 ...
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地部四十八|湖〈沼附〉|陸奥国/猪苗代湖
[p.1242] 東遊雑記 一 五月二十四日、高田村御発足〈五り余〉大寺村、〈三り余〉猪苗代止宿、二本松への街道は、盤大山と湖の間お往来とす、〈◯中略〉湖の広さ北南百丁、東西九十丁、若松領二本松領の入組なり、湖にて取魚、鮒、〈大なるは一尺余〉赤はらと雲魚、〈是も一尺余あるも有〉鮠、此外の魚は更にはし ...
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動物部十八|魚下|もだま
[p.1483] 大和本草 十三/海魚 ふか〈○中略〉 もだま(○○○)、是亦ふかの類なり、さめあり、灰色白星あるもあり、長三四尺、肉白し、肝に油あり、其大なるおいなぎ(○○○)と雲、長さ一丈ばかはあり、其乾たるおのうさは(○○○○)と雲つのじふかの類なり、北土及因幡丹後の海にあり、其、皮鮫の如くにして灰色、長三四尺 ...
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歳時部七|元日節会下〈淵酔附〉|国栖奏歌笛
[p.0504] 源平盛衰記 二十五 鰚奏吉野国栖事 吉野国栖とは、舞人也、国栖は人の姓也浄見原の天皇、大伴皇子に襲れて、吉野の奥に籠り、岩屋の中に忍御座けるに、国栖の翁、粟の御料にうぐひと雲魚お具して、供御に備へ奉る、朕帝位に上らば、翁と供御とお召んと、被思召けるによりて、大伴の皇子お誅し、位に即 ...
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動物部十八|魚下|鮪
[p.1499] 大和本草 十三/海魚 しび 日本に昔より鮪の字おしびとよむ、鮪は鱘の別名なり、本草に時珍曰、鱘其色青碧腹下色白、是はしびに似たり、又曰其鼻長与身等、口在頷下、肉色純白、是皆しびとかはれり、しびの口は頷下になし、今しびと雲魚は、其形鰹のごとく略まるし、皮の色かしら尾の形も鰹の如し、有鱗 ...
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動物部十七|魚中|鰹/名称
[p.1438] 貞丈雑記 六/飲食 一かつおと雲魚は、古はなまにては食せず、ほしたる計用ひし也、ほしたるおもかつおふし(○○○○○)とはいはず、かつおと計いひしなり、かつおはかたうお也、ほせばかたくなる故也、かたうおゝ略して、かつおといふなり、されば古は堅魚と書て、かつおとよみしお、後に鰹の字お作り出した ...
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動物部十八|魚下|はたはた
[p.1533] 採薬使記 中 重康曰、奥州又羽州さかの島辺にはた〳〵と雲魚あり、一名雷魚、一名佐竹魚(○○○)とも雲ふ、其形ち鱈に似て七八寸計、鮓にして食ふ、味ひ好と雲ふ、 光生按ずるに、此魚の鮞おふり〳〵(○○○○)と雲ふて賞味とす、土人の曰、此魚むかしより佐竹氏の領 する所へ、何国へも、うつり生る、故に一 ...
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植物部七|木六|柑子
[p.0408] 徒然草 上 神無月の比、くるす野といふ所お過て、ある山里にたづね入事侍しに、はるかなる苔のほそ道おふみ分て、心ぼそく住なしたる庵あり、木葉にうづもるヽかけひの雫ならでは露おとなふものなし、あか棚に菊もみぢなど折ちらしたる、さすがにすむ人のあればなるべし、かくてもあられけるよと哀に見 ...
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人部二十六|懐旧|雑載
[p.0460] 徒然草 上 しづかに思へば、ようづに過にしかたの恋しさのみぞせんかたなき、人しづまりて後、ながき夜のすさびに、なにとなきぐそくとりしたゝめ、のこしおかじとおもふ反古などやりすつる中に、なき人の手ならひ、えかきすさびたる、見出たるこそ、たゞ其おりのこゝちすれ、此比ある人の文だに、久し ...
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動物部二十|介下|貝蓋
[p.1621] 徒然草 上 甲香はほら貝のやうなるが、ちいさくて口のほどのほそながにして、出たる貝のふたなり、武蔵国金沢といふうらにありしお、所の者はへなたりと申侍るとそいひし、 ...
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器用部十二|家什具|箱製作
[p.0679] 徒然草 上 箱のくりかたに緒おつくる事、いづかたにつけ侍るべきぞと、ある有職の人に尋申侍りしかば、軸につけ表紙につくる事両説なれば、いづれも難なし、文の箱はおほくは右につく、手箱には軸につくるも常の事なりとおほせられき、 ...
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遊戯部六|聞香|合香
[p.0323] 徒然草 上 甲香はほら貝のやうなるがちいさくて、口のほどの、ほそながにして出たる貝のふたなり、武蔵国金沢といふうらにありしお、所の者は、へなたりと申侍るとぞいひし、 ...
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飲食部十二|塩|名称
[p.0807] 徒然草 上 くすしあつしげ、故法皇〈○花園〉の御前にさぶらひて、供御のまいりけるに、今まいり侍る供御の色々お、文字も功能も尋下されて、そらに申侍らば、本草に御覧じあはせられ侍れかし、ひとつも申あやまり侍らじと申ける時しも、六条故内府参り給ひて、有房ついでに物ならひ侍らんとて、先しほ ...
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人部二十四|名誉|名称
[p.0294] 徒然草 上 高名(○○)の木のぼりといひしおのこ、人おおきてゝ、たかき木にのぼせて、梢おきらせしに、いとあやうくみえし程は、いふこともなくて、おるゝ時に、軒だけばかりに成て、あやまちすな、心しておりよと詞おかけ侍しお、かばかりになりては、飛おるゝともおりなん、いかにかくいふぞと申侍しか ...
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歳時部十三|年始雑載|掃始
[p.0900] 日本歳時記 一正月 元日 世俗に、今日終日屋中お掃除せず、是新に来る陽気おはらひすてずして、静養する意なるべし、五雑俎に、閩の俗、〈◯中略〉古人如願と喚の意なりとしるせり、しかればもろこしにもかヽる事侍ると見えたり、 ...
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姓名部十|名下|雑載
[p.0823] 古今著聞集 十六/興言利口 壬生二品家隆(○○)の家にて、ある人の子お男になす事侍り、隆祐朝臣〈○家隆子〉の子になして、やがてかの朝臣、加冠はしけり、名おば何とか付くべきなど沙汰しけるお、あつみの三郎為俊といふ田舎さぶらひ聞て、進み出ていひけるは、此殿に、御一家は、みな隆の字おなのらせた ...
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動物部十三|虫上|撰虫
[p.1003] 世諺問答 九月 問て雲、此ごろ加茂籠(○○○)とて、むし入る事侍るは、何のゆへに、加茂より出侍るにか、答、これは殿上の消遥とて、むかし殿上人どものさが野などへむかひて、むしお籠にえらびいれてあそびて、きみにたてまつりしは、堀川院の御ときよりぞはじまりける、むしえらび(○○○○○)とも申なり、〈 ...
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動物部四|獣四|鼯鼠
[p.0259] [p.0260] 宇治拾遺物語 十二 後鳥羽院御時、水無瀬殿による〳〵山よりからかさほどの物のひかりて、御堂へおび入事侍りけり、西おもて北おもてのものども、めん〳〵にこれおみあらはして高名せんと、心にかけて用心し侍りけれ共、むなしくてのみ過けるに、ある夜、景かたたゞひとり中島にねて待けるに ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|人事
[p.0894] 陰徳太平記 四十七 熊野降参並高瀬城巡見之事 侍は渡り者(○○○○○)なれば、何の憚る事か有ん、早く降参して、妻子眷族の心お安穏ならしめられよと、或は宥め或は忿て、再三諫めたりしかば熊野実もとや思けん、軈て熊野の城お明て、降旗おぞ樹たりける、 ...
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歳時部十二|年始祝四|供御薬
[p.0791] 世諺問答 正月 問て雲、三日にたうやくとてつくる事侍るにや、答、たうやくは膏薬なり、かうやくといふは、きヽわろきによりて、たうやくといひかへたり、延喜式には千瘡万病膏といへり、もろもろのかさ、よろづの病おなほす功のうあるにや、さて御薬の儀式は三け日あり、第三日にはこれおつけ給なり、 ...
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人部二十七|関して、規定する所なし、徳川幕府の時に至り、復讐せんとする者は、予め...
[p.0545] 徒然草 上 宿河原といふ所にて、ぼろ〳〵おほくあつまりて、九品の念仏お申けるに、外より入くるぼろ〳〵の、もし此御中に、いろおし坊と申ぼろやおはしますと、尋ければ、其中より、いろおしこゝに候、かくの給ふはたぞとこたふれば、しら梵字と申者なり、おのれが師、なにがしと申人、東国にていろお ...
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器用部二十五|舟上|以積載物為名
[p.0685] 散木棄歌集 九/雑 思ふ事侍うけるころよめる 風おいたみゆらの戸渡る柴船のしばしのがれて世おすごさばや ...
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器用部二|飲食具二|合子用法
[p.0076] 台記別記 久安六年正月十九日丁酉、〈○中略〉次家司〈親隆朝臣同著〉職事侍等著台盤、〈先是備饗於台盤交居合子飯菜、非職諸大夫不著台盤雲々、〉 ...
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歳時部一|歳時総載上|月|閏月
[p.0041] 後撰和歌集 四夏 五月ふたつ侍けるに、おもふ事侍て、 よみ人しらず さみだれのつヾけるとしのながめには物思ひあへる我ぞ詫しき ...
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歳時部十二|年始祝四|定職員
[p.0797] 蓬萊抄 正月朔日、所司供御薬、〈◯中略〉殿上人奉仕後取、去年十二月晦日、行事侍中定其人三人、書紙屋紙押殿上角柱、〈元日四位、二日五位、三日六位勤此役、或又令召堪大飲者雲々、近代不必然、花族人々或以固辞歟、〉 ...
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歳時部二十|豊凶|時候戻和
[p.1487] 古今著聞集 十九草木 嘉応二年九月上旬、京中桜梅桃李花開て、春のそらのごとく成けり、延喜九年八月にもかヽる事侍りけるとかや、そのたびは藤柚柿などもさきたりけり、聖代に此事有、いか成瑞にか侍らん、 ...
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植物部一|総載|花
[p.0017] [p.0018] 古今著聞集 十九草木 嘉応二年九月上旬、京中桜梅桃李花開て、春のそらのごとく成けり、延喜九年八月にもかヽる事侍りけるとかや、そのたびは藤柚柿などもさきたりけり、聖代に此事有、いかなる瑞にか侍らん、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|栗飯
[p.0409] 日本歳時記 五秋 九月九日、重陽と雲、〈○中略〉今日栗子(くりいろ)飯お食ひ、菊花酒おのむ、〈もろこしにも栗子飯お食ふに似たる事侍り、歳時雑記に、二社重陽尚食糕、而重陽為盛、大率以棗為之、或加以栗、亦有加肉者といへり、〉 ...
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器用部四|飲食具四|銚子種類
[p.0203] 増鏡 十三/今日の日影 十四日〈○正応元年六月〉又おちのうへ〈○伏見〉入らせ給ひて、こなたにて始めて御みききこしめせば、南おもてへ出でさせ給ふ、〈○中略〉かねの御ごき、しうがねのかたくちの御てうし、一条どの御はいぜん、そののち女御殿も御てうしに、てかけさせ給事侍けり、 ...
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人部七|身体四|〓
[p.0516] 太平記 二十一 塩冶判官讒死事 侍従立留て、〈○中略〉一日物詣の帰さに参て奉見しが、〈○塩谷高貞妻、中略、〉南向の御簾お高くかヽげさせて、琵琶おかきならし給へば、はら〳〵とこぼれかヽりたる鬢(○)のはづれより、ほのかに見へたる眉の匂、芙蓉の眸、丹花唇る、何なる笙の岩屋の聖なりとも、心迷は ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|男色
[p.0928] [p.0929] 塩尻 七 一文明の比、或人他国に行事侍りし、年比らうたく思ひ侍りし童の、やまふに煩ひて、残り侍りしが、送りの詩に、 君去往他郷、吾今臥病床、訃音如露来、莫惜一炷香、 となん雲ける、客中に彼童はかなくなりしかば、再び人に交はらずして、修行しけるとかや、哀れ也し事也、賢按、此時 ...
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動物部十三|虫上|蛇雑載
[p.1048] [p.1049] 沙石集 七下 継女蛇欲合事 下総国に或者の妻十二三計なる継女お、大なる沼の畔へぐして往て、此沼の主に申、この女お参せて、むこにしまいらせんと、度々雲けり、或時世間すさまじく風吹空曇れる時、又例のやうにいひけり、此女殊におそろしく、身の毛いよだつ、沼の水浪たち風あらくして見へ ...
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人部四|身体一|額
[p.0329] 太平記 二十一 天下時勢粧事 朝廷の政、武家の計に任て有しかば、三家の台輔も、奉行頭人の前に媚お成し、五門の曲阜も執事侍所の辺に賄ふ、されば納言宰相なんど、路次に行合たるお見ても、声お学び指お差て、軽慢しける間、公家の人々いつしか、雲も習はぬ坂東声おつくひ、著もなれぬ折烏帽子に額お ...
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人部十六|徳〈陰徳 公益 併入〉|陰徳
[p.1178] 方丈記 養和の比かとよ、久しく成てたしかにも覚えず、二年が間、飢渇して浅ましき事侍き、〈○中略〉仁和寺に慈尊院の大蔵卿隆暁法印といふ人、かくしつゝ数しらず、しぬる事おかなしみて、聖おあまたかたらひつゝ、その首のみゆるごとに、額に阿字お書て縁お結ばしむるわざおなむせられける、その人数 ...
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歳時部十二|年始祝四|大服
[p.0849] 華実年浪草 一上正月 福沸福鍋〈(中略)雑談抄に雲、和俗に七日の粥お呼て福わかしと雲、是福とは餅の異名也、其故は古へ福引とて、餅お二人して引合事侍りしとや、其上餅の異名お福生果と雲り、今朝粥に餅お和して煮熟するお雲と雲々、野州辺にて鏡餅お福出(ふくで)と称す、福生果より雲にや、或説、 ...
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歳時部二十|豊凶|凶年
[p.1440] [p.1441] [p.1442] 方丈記 養和の比かとよ、久しく成てたしかにも覚えず、二年が間世中飢渇して、浅ましき事侍き、或は春夏日でり、或は秋冬大風大水など、よからぬ事共打つヾきて、五穀こと〴〵くみのらず、空しく春耕し、夏うふるいとなみのみありて、秋刈冬収るぞめきはなし、是によりて国々の民、 ...
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姓名部十|名下|名吉凶
[p.0802] [p.0803] 続古事談 一/王道后宮 宜秋門院〈○後鳥羽后〉の御名のさだめありける時、兼光中納言、任子と雲ふ御名おたてまつられたりけるお、静賢法印申して雲はく、白氏の遺文に、任子行といふ文あり、しかもかれはことある文也、此御名いかヾあるべからんと申たりければ、九条殿、〈○藤原兼実〉もちいさ ...
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帝王部十七|山陵上|陵地
[p.1005] 後小松院崩御記 神無月廿日〈◯永享五年〉といふに、〈◯中略〉夕つかたつひの御事侍り、あへなさ申ばかりなし、〈◯中略〉かくておなじき廿七日のまだよひのほどに、霜がれの芝の砌お出し奉りて、東山のほとり、泉涌寺といふ所へ御幸なし奉る、御車はあじろのいとなれたるに、前右大臣〈◯藤原公冬〉以下 ...
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遊戯部六|聞香|薫物合
[p.0334] [p.0335] 五月雨日記 香合といふこと、いにしへよりつたへて、代々のきみもすてたまはず、家々にもこれおこのみ侍る、延喜天暦のかしこき御ときよりぞ、そのしな〴〵さだまれる事侍ると、後普光園殿〈○藤原良基〉はかきおかせたまへりける、それぞ今のおきてなるべし、歌合、根合、菊合、そのほかさう ...
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動物部一|獣一|牛事蹟
[p.0063] [p.0064] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 近江国高島郡に、平等院河上庄といふ所に、武蔵阿闍梨勝覚といふ僧あり、くだんの勝覚が父家にかひける牛、夜毎に必うめく事侍けり、其うめきごえたゞにあらで、物お雲やうに聞えければ、人あやしみて、耳おたてゝ聞ければ、阿弥陀経になんきゝなしてけり、若ひが聞 ...
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人部四|身体一|眉
[p.0345] 塩尻 五十五 又曰、長崎の婦人、男のごとし、眉毛(○○)お生して常とす、年老たる女の額おかし、平戸なんども同じさまなりしが、近年国の守より令して、領内の女眉お刺侍る迚、珍らかなる様にいへるとて物語せし、平家物語にや、鬼界が島の事おいへるとて、男は立えぼしもきず、女は髪おもさげずといへり ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|夢告
[p.0816] 沙石集 六下 亡父夢子告借物返事 中比武州に、さかいまぢかき程住て、互にいひむつぶる俗有けり、一人はまづしく、一人はゆたかなりける、さるまヽに常に借物なんどしけり、さてともに死去して後、二人之子供、親共の肱つびしが如くいひかよはしけり、まづしかりけるが子夢に見けるは、亡父来てよにも ...
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人部十八|博物〈強記 併入〉|博物例
[p.1298] 続古事談 一/王道后宮 宜秋門院〈○後鳥羽后藤原任子〉の御名のさだめありける時、兼光中納言任子と雲御名おたてまつられたりけるお、静賢法印申た雲、白氏の遺文に、任子行といふ文あり、しかもかれはことある文也、此御名いかヾあるべからんと申たりければ、九条殿〈○藤原兼実〉もちひさせたまひて、 ...
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歳時部五|朝賀|朝賀例
[p.0410] 公事根源 正月 朝賀 一日 神武天皇元年正月一日、橿原の宮おたてはじめて、位につかせ給ける時、宇摩志麻治命天瑞お奏せらるヽ由、日本紀に見えたり、是などおや始とも申べき、又孝徳天皇の御宇、大化二年正月一日、御門おがみの事侍よし、同じ書にのせたり、是ぞ誠の朝拝とは申べからん、然に六十六代 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|人事
[p.0896] [p.0897] 法然上人行状画図 四十五 俊乗房重源は上の醍醐の禅徒にて、真言の薫修ふかゝりけるが、〈○中略〉治承の逆乱に、南都東大寺焼失のあひだ、このひじりおもちて、大勧進の職に補せらる、すでに造営おくはだつるころ、工の器用おえらばんために、ある番匠おめして、屋おつくらんとおもふに、たる ...
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人部三十五|隠者|隠者例
[p.1013] 撰集抄 四 永眼大僧都遁世事 昔山階寺にやむごとなき智者にて、永眼(〇〇)大僧都と雲人侍き、唯識因明お明にせりとぞ、世おそむく心ふかくして、寺のまじはりうるさく覚て、権長官まで至り侍けれども、本意ならず侍て、人にもしられ侍らず、かきけつがごとくして、跡お暗くし待ければ、弟子どもさはぎ ...
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歳時部十六|五月五日|葺菖蒲
[p.1166] [p.1167] 続世継 十敷島の打聞 陸奥守橘為仲と申、かのくにヽまかりくだりて、五月四日、たちに庁官とかいふもの、としおいたるいできて、あやめふかするお見ければ、れいの菖蒲にはあらぬくさおふきけるお見て、今日はあやめおこそふく日にてあるに、これはいかなるものおふくぞと、とはせければ、つ ...
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天部四|風|旋風
[p.0261] [p.0262] 方丈記 治承四年卯月廿九日、中御門京極の程より、大なる辻風起りて、六条わたりまで、いかめしくふきける事侍き、三四町おかけて吹まはるまヽに、其中にこもれる家ども、大なるも小さきも、一として破れざるはなし、さながらひらにたふれたるもあり、けたはしらばかり残れるもあり、又門の上 ...
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姓名部十|名下|雑載
[p.0821] [p.0822] 安斎随筆 前編一 一人名唱以字音 世に名高き人の名おば、字音おもつて唱ふ、たとへば道風おば、たうふう、俊成おば、しゆんぜい、定家おば、ていか、家隆おば、かりうと唱る類也といふ説あり、按ずるに、むかしより如斯ありしにや、古今著聞集〈巻十六興言利口の部〉壬生二品家隆の家にて、あ ...
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人部二十九|寵|寵例
[p.0643] [p.0644] 平家物語 一 妓王事 そのころ、京中に聞えたるしらびやうしのじやうず、ぎ王、ぎ女とて、おとゞひあり、とちといふしらびやうしがむすめなり、しかるにあねのぎわうお、入道相国〈○平清盛〉てうあいし給ひしうへ、いもとの妓女おも、世の人もてなす事なのめならす、母とちにもよき屋つくつて ...
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器用部十九|坐臥具四|宿直物袋
[p.0188] [p.0189] ねざめのすさび とのいものゝ袋 河海抄に、殿上番直人の名字書たる簡号、日給簡お納る袋歟としるし給ひしは、大なる誤なるよしは、既に先達もいへり、さてこの袋は、俗にいふ番袋なりと契冲のいへり、されどたしかなる証文おひかず、今考るに、うつぼ物がたり蔵開巻に雲、かくて一二日ありて ...
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歳時部十四|子日|小松引
[p.0955] [p.0956] 年年随筆 五 此ころの歌よみ、子日といふ題に、小松およみて若菜およまず、子日遊の子細おしらざる也、後撰集に子日の歌五首ある、小松のなき歌もまじれヽど、若菜よまぬはなし、小松も菜の一種なり、されど千年万代と、めでたる物なる故、とりわきたるにて、つひには小松引ばかりの事に人お ...
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人部九|性情上|心
[p.0687] 徒然草 上 下部に酒のまする事は、心すべき事也、〈○中略〉具覚房手おすりて、うつし心なく酔たる者に候、まげてゆるし給はらんといひければ、〈○下略〉 ...
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動物部十三|虫上|蝦蟇雑載
[p.1077] 四季物語 四月 みくさ清きあぜの夕くれは、秋ならねどもあはれおほかれど、蛙といふものは、えせたるむしにて、人の足にな、れ来て、ともすれば、沓の下にしかれて、うでおひしがれ、身おあやぶむ、律だつひじりなどは、此比はあしおとゞむるも、むづかしき身なるべし、〈○下略〉 ...
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動物部十六|魚上|氷魚
[p.1314] 宇治拾遺物語 五 是もいまはむかし、ある僧人のもとへいきけり、酒などすゝめけるに、氷魚はじめていできたりければ、あるじめづらしく思てもてなしけり、あるじようのことありてうちへ入て、またいでたりけるに、この氷魚のことの外にすくなくなりたりければ、あるじいかにとお、もへども、いふべきや ...
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人部三十四|盲人〈盲僧併入〉|盲人例
[p.0980] [p.0981] 発心集 八 盲者関東下向の事 あづまのかた修行し侍りし時、さやの中山のふもと、ことのさきと申やしろのまへに、六十ばかりなるびわ法師の小ほうしひとりぐしたるが、過ゆくおよびとゞめて、かれいひくはせて、いづくへゆくぞ、よのつねの人だにはるかなる旅、思ひたつ事は、たと〳〵しきお、 ...
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人部十三|動作|眠
[p.0975] 古今著聞集 十六/興言利口 此比天王寺よりある中間法師、京へのぼりける道にて、山ぶし一人、又いもじする男一人行つれて上りける、〈○中略〉人しづまる程に、此山ぶしおきいて、かみおもとゞりにとりけり、いもじ男はたゞよくねいりぬ、法師はそらね入して、此山ぶしがふるまひ見いたる程に、〈○下略 ...
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植物部二十三|草十二|蕃椒伝来
[p.0527] 対州編年略 下 慶長十年、此比自朝鮮蕃椒渡、 ...
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植物部二十三|草十二|烟草伝来
[p.0547] 慶長日記 三 慶長十二(○○○○)丁未二月、此比たばこと雲事はやる、是は南蛮より渡と雲々、〈広草葉お刻、火お付煙おのむ、〉 ...
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植物部九|木八|椿観賞
[p.0544] 清水物語 上 此比〈◯寛永十五年〉椿の花のはやるやうに付ても、聞もおよばぬ見事なる花あまたあなたこなたより出たり、このむ人ありてはやり候はヾおもしろき物もありなんかし、 ...
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飲食部十四|乾肉〈塩肉併入〉|鰹節
[p.0930] 醒睡笑 七廃忘 或僧新しき小刀の大なるおもちて、鰹おけづり居ける所へ、知音の人おもひよらず来れり、あまりにとりみだし、小刀お鰹と思ひ、いそぎかくし、鰹お小刀と思ひ、さし出し、此比関の小刀おもとめた、御覧ぜよとぞ申ける、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時
[p.0073] 源氏物語 一桐壺 此比あけくれ御らんずる、ちやうごんかの御え、〈◯下略〉 ...
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地部二十八|紀伊国|郡
[p.0734] 宇野主水記 一紀伊国【奥郡】湯川中務大輔直春(十一月(天正十一年)十八日御書の御日付也)、此比御無音也、 ...
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人部十一|言語|口遊
[p.0871] 建武年間記 口遊、去年八月、二条河原落書雲々、〈元年歟〉 此比都にはやる物 夜討強盗謀綸旨 召人早馬虚騒動 生頸還俗自由出家〈○下略〉 ...
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遊戯部九|茶湯三|茶人
[p.0612] 慶長日記 慶長十五年九月、此比古田織部〈茶の湯数奇老の随一也〉駿府江戸へ下り、師と而将軍家数奇仕給間、上下馳走と雲々、会毎膳部にかはらけお用ゆ、 ...
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地部四|大和国|田数/石高
[p.0300] 日本後紀 十七平城 大同三年九月乙巳、大和国言、此国水田一万七千五百余町、河内和泉両国田一万七千余町、以此比彼、多少無異、而班田使員、已倍両国、伏請河内等国、省使員数除民之弊、許之、〈◯下略〉 ...
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人部三十二|盗賊|強盗
[p.0803] 当代記 慶長十二年五月十四日乙巳、駿河宮が崎町〈○府中にあり〉火事出来、四五町失火、夜るの四時なれば、無臘衣入乱、財宝おうばい取、総て此比人お猥討取、依之金お札に被掛けれ共、誰が仕事共未申出、 ...
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歳時部十七|七月七日|臣庶七夕
[p.1221] 房総志料 五安房附録 一房総の俗、七夕重九、倶に佳節たる事おしらず、相伝、天正十八年七月七日小田原城陥、又元和元年九月九日館山城陥、これよりして二節お悪日なりといひて忌来れりと、此比の民情さも有ぬべき事也、 ...
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姓名部八|名上|以輩行為名
[p.0666] [p.0667] 古事記伝 二十二 意祁都比売命、〈○中略〉此比売と雲の弟、袁祁都比売あり、是意(お)と袁(お)とお以て姉妹の名お分てること億計(おけの)王と弘計(おけの)王との例の如し、大小の意なるべし、 ...
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