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器用部二十四|雑具|まる
[p.0572] 倭訓栞 前編二十九/末 まる〈○中略〉 神代紀に遺糞おくそまるとよみ、古事記に屎麻理散と見え、紀に小便にゆばりまる、大便にくそまるといへり、万葉集にも屎遠麻礼とよみ、竹取物語につばくらめのまりおけるこそといへり、今便器お称してまるといふも是なるべし、ふるくより見えたり、 ...
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地部二|皇都鄙併入|相地
[p.0132] [p.0133] 源平盛衰記 十七 福原京事 治承四年六月九日、福原の新都の事始あり、上卿は後徳大寺の左大将実定、宰相には土御門右中将通親、奉行には頭右中弁経房、蔵人左少弁行隆也、河内守光行、丈尺お取て輪田の松原、西の野に、宮城の地お定めけるに、一条より五条まで有て、五条已下は其所なし、如何 ...
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遊戯部五|物合|名耨
[p.0249] [p.0250] 安斎随筆 前編十二 一物合 すべて物合は多の人おあつめて、左方右方と二わけにして、右と左と相つがひて、双方の物お合て、判者あうて其勝負お判断する也、双方同位にて勝負なきお持と雲、〈持の字おぢとよむ〉本歌合より起るなるべし、詩合にもあり、たき物合、香合、〈香はきやらの事也〉草 ...
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人部二十四|誓約|連署起請
[p.0367] [p.0368] [p.0369] 慶長三年誓紙前書 敬白天罰霊社上巻起請文前書事 一奉対秀頼様、御奉公之儀、大閤様御同前に不可存疎略事、 付、表裏別心毛頭存間敷事、 一御法度御置目之儀、今迄如被仰付、弥不可相背候、各相談之儀者、多分に可相付事、一公儀御為存候上者、対諸傍輩私に遺恨お企、不可及存分事、 ...
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人部二十七|関して、規定する所なし、徳川幕府の時に至り、復讐せんとする者は、予め...
[p.0522] [p.0523] [p.0524] 常山紀談 二十五 讃州丸亀、京極備中守高豊の弓足軽、尼崎幸右衛門といふ者あり、〈○中略〉幸右衛門妻は、妹の夫なる関根元右衛門といふ者のかたに、月日おおくれり、隻朝夕に夫の最後の有様口おしく思ひつゝ、歎きのあまりに病づき、翌年二月に死しけり、三歳になりける女は、おば ...
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地部十|相模国|建置沿革
[p.0747] [p.0748] [p.0749] 新編相模国風土記稿 二建置沿革 抑当国の号、正史に見えしは、古事記、日本紀、共に景行帝の条に出るもの、是お始と雲ふべし、〈◯中略〉国造本紀に拠れば、此朝、意富鷲意弥命おもて師長国造とせらる〈曰、師長国造、志賀高穴穂朝御世、茨城国造祖、建許呂命児、意富鷲意弥命、定賜 ...
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方技部十|医術一|幕府医学館 C 諸藩医学館
[p.0691] [p.0692] 日本教育史資料 十九医学 時還読我書読録抜抄 医の学校は、中古兵燹より、其設廃替して建橐已来も、此事特り欠典に属せし故、玉池府君〈○多紀元孝〉深くこヽに概し、志お発して、これお草創し、藍渓府君〈○多紀元孝子安元〉よく其業お紹構して、遂には官庠となし玉ひて、洋々乎として、其盛な ...
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飲食部十|酒上|醸酒法
[p.0734] 浪花の風 豪家は鴻池屋善右衛門〈○中略〉先祖工夫して、初て清酒お製し出せしより、江戸廻等も追追火敷事となり、終に三都第一の豪家となれりといふ、此清酒の製し方のこと言伝へにては、善右衛門先祖に遺憾あるものありて、其造る所の酒お損ぜしめ、恨お晴さんと謀り、ある夜窃に灰お酒樽の内へ投入置 ...
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人部二十|倹約〈吝嗇 併入〉|倹約例
[p.0062] 新編鎌倉志 二 滑川 按に、二程全書に、程子昔し雍華の間に遊、関西の学者六七人従行、一日千銭お亡ふ、僕者の曰、晨装に遺るに非ず、必ず水お渉時に此お沈むるならんと、程子曰惜哉、或人の曰、是誠に可惜也、一人の曰、微なる哉千銭、亦何ぞ惜に足、一人の曰、水中と囊中と、人亡ふと人得ると、以て ...
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人部十四|忠〈不忠併入〉|忠例
[p.1015] 太平記 七 先帝船上臨幸事 忠顕朝臣能々其子細お尋聞て、軈た勅使お立て被仰けるは、主上〈○後醍醐〉隠岐判官が館お御逃有て、今此湊に御坐あり、長年が武勇兼て上聞に達せし間、御憑あるべき由お被仰出也、憑まれ進せ候べしや否、速に勅答可・申とぞ被仰たりける、名和又太郎は、折節一族共呼集て、酒 ...
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人部十九|廉潔|名称
[p.0028] [p.0029] 山鹿語類 二十一 清廉 師曰、大丈夫、内清廉お守らざれば、公につかへ、父兄にしたがつて、利害此に萌して、天性の心お放し失つべし、清廉と雲は、外の賄賂、内の財貨さらに心に不付して、世人の難行所に卓爾と立て、更に不屈、これお清廉と雲へり、内に清廉なる処あらざれば、外少しの利害に ...
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地部三十四|薩摩国|穎娃郡
[p.1220] 地理纂考 十三薩摩 穎娃郡 東揖宿郡、西北川辺郡に接し、南は海に対す、郡内穎娃の一郷お置く、続紀に、薩末比売、久売、衣評督衣君とある是なり、評は朝鮮字にて、古は郡の字に換用ふ、又和名抄に、穎娃郡開聞穎娃とあれば、開聞も当時郷名なりしなり、今開聞の社号に遺りてさる郷名なし、和名抄に穎 ...
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器用部二十三|行旅具中|傘種類/以製作為名
[p.0446] 嬉遊笑覧 二中/器用 古き画巻物などに見えたるは更なり、後世貞享元禄の始までも、雨がさ、日傘、大人小児おもに皆長柄也、〈余(喜多村信節)が家にも、この古傘二本まで遺りて有き、〉諸国咄〈貞享二年刻、二、〉幼き女児おいふに、乳母腰もとつきて、入日およける傘さしかけて行雲々、其画も長柄なり ...
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地部一|地総載|地図
[p.0118] [p.0119] [p.0120] 落穂集追加 十 江戸大絵図の事 一問曰、今時江戸大絵図と申て世上にもてはやすは、何頃より出来致したる事にて候や、答曰、右大絵図と申義、以前は無之候所に、厳有院様〈◯徳川家綱〉御代、酉の年〈◯明暦三年〉大火事已後、井伊掃部頭殿、保科肥後守殿お初め、其外御老中方御寄合被 ...
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方技部十|医術一|幕府医学館 C 諸藩医学館
[p.0694] [p.0695] [p.0696] [p.0697] [p.0698] 憲教類典 四の十医学館 天明六丙午年正月十二日 安藤対馬守殿 多紀安元、 医学館再建( ○○○○○) 有増出来に付、以来毎年二月中旬より、五月中旬迄、百日之内、諸医師之子弟、并医道に志有之候者は、医学館之内学舎之中に為致止宿、医学教育致し候間、望之者は、可罷 ...
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地部三十五|蝦夷〈樺太州併入〉|樺太州
[p.1348] [p.1349] 官報 号外 明治三十八年十月十六日 朕明治三十八年九月五日、亜米利加合衆国ぽーつます(にゆー、はむぷしや州)に於て、朕が全権委員と露西亜国全権委員の記名調印したる講和条約お批准し、茲に之お公布せしむ、〈◯中略〉 第九条 露西亜帝国政府は、薩喝嗹島南部及其の附近に於ける一切の島 ...
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動物部一|獣一|牛事蹟
[p.0057] [p.0058] 今昔物語 十四 令諦方広経知父成牛語第三十七今昔、大和の国添上の郡山村の里に住ける人有けり、十二月に方広経お令転読めて、前の世の罪お懺悔せむと思て、僧お請ぜむが為に使お遣る、使問て雲く、何れの寺の僧お可請きと、主の雲く、其の寺と不撰ず、唯値はむに随て可請しと、使主の雲ふに ...
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人部十九|廉潔|廉潔例
[p.0037] [p.0038] 雲萍雑志 一 浪華に紀伊国屋亦右衛門といへるは、大家の商人なりけるが、そのかみ年まだ若かりしころ、本家何がしにつかへ、〈○中略〉一万両お十万両になさんこと、何の子細かさむらふべきとて、三とせも経ぬ間に、十万両に倍して来れば、主人その働きお感じて、その辛抱、この上は差図すべき ...
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遊戯部九|茶湯三|茶人之弊
[p.0622] 茶事談 上 近代万方茶の会おこのみて諸流おふかち、その流々お論じ、たヾ賓主応対に敬礼もなく、たヾうつはものヽ善惡、あるびはあたいの高下おきそひ、容貌動作お論じ、衆人茶室に群居して、終日淫媟戯慢するばかりなり、かくのごとくにては、日々に茶会おもよほすと雖、又何の益あらんや、茶誌に、南 ...
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動物部四|獣四|鼯鼠
[p.0258] 兎園小説 二集 まみ穴、まみといふけだものゝ和名考、並にねこま、いたち和名考、奇病、〈附錄〉 著作堂主人稿 鼯鼠は和名もみ、一名はむさゝびなり、〈○中略〉鼯鼠の和名は毛美なれども、いとふるくよりむさゝびとのみ唱へたるにや、歌にももみとはよまず、万葉集第三に、むさゝびは木ずえもとむとあ ...
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動物部十五|虫下|蚯蚓
[p.1227] 重修本草綱目啓蒙 二十八下/湿生虫 蚯蚓 みヽず(○○○)〈和名抄〉 めヽず(○○○) めみず(○○○)〈加州○中略〉 数品あり、皆卵生なり、土中に住、夜は上に出て土お食ひ、暁に至て、土中に入る時、糞お多く穴傍に遺す、これお六一泥卜雲、〈○中略〉薬に入るヽには、白頸蚯蚓お用ゆ、和名抄にかぶらみヽず(○○○○ ...
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飲食部十三|味噌〈豉 納豆併入|雑載
[p.0867] [p.0868] 燕石雑志 四 関東方言♯昔よりいふ諺は、今に遺れるもおほかり、〈○中略〉ふるき諺の遺れるお二つ三つ左に記す、〈○中略〉狼狽する事お味噌おつけるといふ、これは太平記巻の三十五に見えたり、桃井直常敗軍の段に、当時の人の落首なりとて、唐橋や塩の小路の焼しこそ桃井殿は鬼味噌おすれ、と ...
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地部三十八|橋上|初見
[p.0081] 古事記伝 四 天浮橋は、天と地との間お、神たちの昇降り通ひ賜ふ路にかヽれる橋なり、空に懸れる故に浮橋とはいふならむ、〈和名抄に、巍略五行志雲、洛水浮橋、和名宇岐波之とあるは、水上に浮たるなれば異なり、〉天忍穂耳命、番能邇邇芸命などの天降り坐むとせし時も、天浮橋に立しこと下に見えたり ...
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遊戯部九|茶湯三|雪隠
[p.0590] 茶伝集 十二 雪隠に付、針屋宗春方にて、戸田民部、熊谷半次、奈良や三助、此三人客に而茶の湯ありしが、夜会にて夕さり申の下り露地入、宗春も雪陰の内能見て迎に出しなり、中立の時、三助雪陰お見るに、大の男一人壁に添て立て居る、三助誰人と問、上客二客は通り過て、腰掛に行三助に申は、豊島大之 ...
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動物部十五|虫下|蜈蚣
[p.1204] [p.1205] 太平記 十五 三井寺合戦並当寺撞鐘事附俵藤太事 此鐘と申は、昔竜宮城より伝りたる鐘也、其故は承平の比、俵藤太秀郷と雲者有けり、或時此秀郷隻一人、勢多の橋お渡けるに、長二十丈許なる大蛇、橋の上に横て伏たり、両の眼は耀て、天ににの日お卦たるが如、双べる角尖にして、冬枯の森の稍に ...
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方技部十八|疾病四|苦船 苦車
[p.1526] [p.1527] [p.1528] 太平記 十八 春宮還御事附一宮〈○尊良〉御息所事 松浦は、適我船に、此女房の乗らせ給たる事、可然契の程哉と無限悦て、是までぞ、今は皆船に乗れとて、郎等眷属百余人捕物も不取敢、皆此船に取乗て、渺の奥にぞ漕出したる、武文、渚に帰来て、其御船被寄候へ、先に屋形の内に置進せ ...
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人部一|人総載|美女
[p.0034] [p.0035] [p.0036] 今昔物語 三十一 竹取翁見付女児養語第卅三 今昔、 天皇の御代に一人の翁有けり、竹お取て籠お造て、要する人に与へて、其の功お取て世お渡けるに、翁籠お造らむが為に、篁に行き竹お切けるに、篁の中に一の光り、其の竹の節の中に三寸許なる人有り、翁此れお見て思はく、我れ年来竹 ...
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地部六|伊勢国|郡
[p.0435] [p.0436] 勢陽五鈴遺響 首上 建置総論 伊勢国は旧十九郡お所置にして、四郡お割て後に伊賀国お置処なり、〈◯中略〉又武烈天皇朝に二郡お割て志摩国お分置、今答志英虞の二郡なり、本州に隷属する処は、其余十三郡にして、所謂桑名、員弁、朝明、三重、鈴鹿、河曲、菴芸、安濃、一志、飯高、飯野、多気 ...
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方技部十五|疾病一|肺痿
[p.1183] [p.1184] 雑病記聞 三 労咳 労咳は、本名労瘵と雲ひ、唯瘵( ○) とも雲ひ、或は虚労とも雲ひ、 鬱症( ○○) とも雲ふ、労咳とは、俗に雲ひ習はし来る名也、是労とは、此病段々労れて出る病なる故に労と雲ふ、又咳とは、此病となれば、必咳嗽出る故に、咳と雲ふなり、瘵とは、此病にかヽれば、必死して祭ら ...
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人部十四|忠〈不忠併入〉|忠例
[p.1047] [p.1048] 芸備孝義伝 三/安芸国佐伯郡 玖波村新屋七郎右衛門家来喜兵衛 喜兵衛は津田村の産なり、二十ばかりの頃にや、玖波駅に来りて、新屋七郎右衛門が家につかへ、慎勤ること二十五六年ありて、主もたのもしき者に思ひ、其家の乳母おこれに妻あはせ、家おもあたへたるが、生理(すぎはひ)おはげみ、 ...
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器用部二十四|行旅具下|合羽/名称
[p.0492] 嬉遊笑覧 二上/服飾 合羽といふ物は、古代なきものなか、昔は蓑お著たりと雲は、一わたりの説なり、古へその物なきにあらず、〈○中略〉今の合羽は、慶長の頃、紅毛人の衣服、袖もなく、裾ひろきかつぱといへる物お学びて、紙にて作り、油ひきて、かつぱと名付く、今の坊主合羽といふ物なり、其後また油 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|囲碁例
[p.0074] [p.0075] 油井根元記 二 丸橋忠弥奥村八郎右衛門口論の事夜の雨の足おしのぶ藁屋の軒は、おのづから閑居の思となりて、是発心の中立なり、崩たる忠弥が槙の戸の雫お払ひ、奥村八郎右衛門、油井正雪落合、二つ三つの咄も四方山の梢に渡りて、飛花落葉断(のことわり)お告る碁といふ者こそ勇ましけれ、い ...
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器用部二十一|灯火具下|膏油制度
[p.0305] [p.0306] [p.0307] [p.0308] [p.0309] [p.0310] [p.0311] 天保集成糸綸錄 九十五 天保三辰年十一月 御勘定奉行〈江〉 大坂堺兵庫両種物問屋共、油絞草売買方大坂油問屋油請払、且大坂、堺、並摂津、河内、和泉、播磨、在町水車人力絞油屋共、絞草買口絞油売八方之義、此度主法改革申付候条、向後左之通 ...
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方技部十六|疾病二|黴毒
[p.1277] [p.1278] 瘍科秘録 二 黴瘡 黴瘡は、古に少く、後世に至て、初て盛なり、故に古医経に、其説お載せず、素問、金匱等に黴瘡お論ずるに似たる文あれども、未だ其当否お知らず、先輩已に其弁あり、何故に古に少く今に多き病なるかお考ふるに、其病の原は、必ず娼婦より生ずればなり、娼婦は、人に接するこ ...
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帝王部二十一|女御|入内儀
[p.1261] [p.1262] [p.1263] [p.1264] 視聴草五集 七 女御入内之記 こヽに大樹〈◯徳川秀忠〉すえの御姫君、御年比に成給しより、たヾならぬ御瑞相ありて、御かしづきもあさからぬおはしけり、女御にそなはらせ給ふべきにさだまりぬれば、辞し給ふべきにもあらず、あらかじめ御まうけし給ひ、元和六のとし五月は ...
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方技部十三|医術四|医書
[p.1012] 撮壌集 下医書 医経類 素問経 大素経 難経 明堂経〈以上四部〉 銅人経 資生経 華佗臓経 医説 千金方 千金翼方 千金要方 外台方 聖恵方 風科集験方 和剤方 蘇沈良方 三因方 御薬院方 肘後方 経験方 霊苑方 聖済総録 選歌方 万金方 医学全書 簡易方 易簡方 〈新刊〉同方 易簡糾繆方 医方集成方 婦人大全 ...
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地部三十五|蝦夷〈樺太州併入〉|領/会所/運上屋
[p.1311] [p.1312] 西蝦夷日誌 五編 石狩領(○○○)〈◯中略〉 いしかり元小屋、〈◯註略〉他場所にては運上やと雲、此処にて元小やと雲は、石狩十三け所の元小やと雲より起し事なり、〈◯中略〉いしかり、訳て行詣て先か不見形お雲、其儀何故に号初めしや、水源にいしかり岳あり、其より来る川なる故なり、又一説に、 ...
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地部四十四|林〈杣併入森附〉|名称
[p.0897] 東雅 二地輿 林はやし 義詳ならず、出雲国風土記に、意宇郡拝志郷の事お記して、昔国造られし大神大穴持命、越の八口お平げむがために、此地樹林茂盛の所に至りまして、吾御心之波夜志との給ひし故に林といふ、神亀三年の詔に依りて、拝志としるすと見えたり、これ上古の時の事おしるせしには、はやし ...
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人部十六|義|義例
[p.1194] [p.1195] 陰徳太平記 七 亀井新次郎経久〈江〉最後之暇乞事 塩冶宮内大輔興久〈○尼子経久子〉は、先佐陀の城に軍士お入置なば、経久定て彼城お可被攻、然ば其時後詰して、一戦の裏に、可決勝負とて、宗徒の兵二十七騎、其外雑兵合せて五百余人おぶ籠られける、援に亀井新次郎は経久へ最後の暇乞せそと ...
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植物部一|総載|葉
[p.0009] [p.0010] 草木六部耕種法 八需葉 草木の葉お需て作る者(○○○○○○○○○○)は、蔬菜、薬物染料の三種あり、木類には茶料、香料、薬物、養蚕料の四種あり、滋に其作法お説示す、読者其心お沈潜して、宜く自然の天理お精究すべし、予〈◯佐藤信淵〉が文章の拙きと、演説の鄙きとお藐視して、軽々しく看過すること ...
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地部十一|武蔵国上|埼玉郡
[p.0852] [p.0853] 新編武蔵風土記稿 一百九十九埼玉郡 総説 埼玉郡は、国の東北、上野下野下総の三国に隣れり、江戸より北の方にて、郡中岩槻城まで九里の行程なり、されど郡の地域、多くは足立郡淵江領の東へ出たれば、其辺にては江戸より三里に及ばざるところもあり、和名抄郡名の下に、埼玉お訓じて佐伊太末 ...
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姓名部一|姓氏上|稲置
[p.0065] [p.0066] 姓序考 稲置 稲置姓は天武朝廷の詔に、八色姓お改定め給へるとき、八日稲置とみえたれど、いと旧き姓也、成務朝廷五年秋九月、令諸国、以国郡、造長、県邑置稲置、並賜楯矛以為表、このとき正しく稲置は定め給へる也、此御世より以前に、蒲生稲置、伊賀稲置、那婆理稲置、三野稲置、葦井稲置 ...
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地部七|尾張国|建置沿革
[p.0494] [p.0495] [p.0496] 尾張志 この尾張国お経営ありし国霊神、及其継々に国主と坐しはいかなる神とも、伝記せる書の、今遺らねば知るべき由なけれど、もしくは尾張氏の遠祖等などにてもあらむか、尾張氏は、天火明命の子孫にて、はじめは大和国葛城に住居たる地、高尾張といひしよし也、その同族の別れて ...
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地部九|伊豆国〈小笠原島附〉|島嶼
[p.0641] [p.0642] [p.0643] 南方海島志 上 一大島、八丈、三宅の三島は、其域小き也と雖、瀕海の民有り、山民有り、頗る俗お異にす、海浜の民は江都及諸州え舟行するお以て、衣食言語稍々豆州に類す、山民は生れ立ちのまヽにて、外人と交わらざる故、特に朴野也、衣は膝お蔽ふばかりの短衣お著し、食物も甚だ麁 ...
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地部十一|武蔵国上|建置沿革
[p.0811] [p.0812] [p.0813] 新編武蔵風土記稿 二建置沿革 上古国造時代には、今の武蔵国は、知々夫、〈今秩父〉無邪志〈武蔵なり〉胸刺三国の地なり、某開避の次序は、知々夫お初とす、〈〇中略〉知々夫彦命お国造と定らる、〈〇中略〉此後国造聞える事なし、且知々夫の地、国お降して郡とし、武蔵に併入せし年 ...
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地部十一|武蔵国上|葛飾郡
[p.0864] [p.0865] [p.0866] [p.0867] 新編武蔵風土記稿 二十葛飾郡 総説 葛飾郡は、国の東界にあり、和名抄に拠に、此郡元来下総国の管内にて、当国二十一郡の外なり、〈〇中略〉按に、古は下総国との間に入江ありて、埼玉郡の地先までに挿入たり、奈良御門の御時、埼玉の入江などヽ歌にも読し事、万葉集東国歌 ...
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地部三十四|薩摩国|国産/貢献
[p.1229] [p.1230] [p.1231] 薩藩経緯記 下 貴藩は他邦に勝れたる霊地なるお以て、山岳は往々に金銀、銅鉄、錫鉛、汞、〈霧島山は殊に汞気多し、山内の池沼の中に、黄色なる垽の多きは、即ち是れ水銀の気の自然に蒸発したるなり、〉美玉、丹青、硫黄、礬石、諸薬石お含有し、其他白岩多くして、磁器〈館野の白焼 ...
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帝王部十九|皇后上〈皇太后、太皇太后、皇太夫人、女院、准母、准三宮、併入〉|称呼
[p.1107] [p.1108] 古事記伝 二十 大后は字のまヽに、意富岐佐岐と訓べし、後世の皇后なり、古は天皇の大御妻等お后と申て、其中の最上なる一柱お、殊に尊みて大后とは申ししこと、上巻八千矛神段〈伝十一の三十葉〉に雲るが如し、〈大は、大臣大連などの大と同じくて、あるが中に、一人お尊みて雲称なり、〉さ ...
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方技部十|医術一|医塾
[p.0706] [p.0707] 拙堂文集 一 順正書院記 平安新宮凉庭翁、以喎蘭医法雷鳴海内、而篤信聖人、耽読憤典、嘗歎曰、京師首善之地、而学校久廃、凱非大欠典歟、乃出私財、営書院於洛東瑞竜山下、建祠祀宣聖及医祖、講堂生舎以下悉具多貯漢蘭書籍於其中、以待生徒之乏資者、京尹間部侯嘉之、親書扁曰 順正書院( ○○ ...
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動物部四|獣四|猿事蹟
[p.0279] [p.0280] [p.0281] [p.0282] [p.0283] [p.0284] [p.0285] [p.0286] [p.0287] [p.0288] 今昔物語 二十六 美作国神依猟師謀止生贄語第七 今昔、美作国に中参高野と申す神在ます、其神の体は中参は猿、高野は蛇にてぞ在ましける、毎年に一度其祭けるに生贄おぞ備ける、其生贄には国人の娘の未だ不嫁おぞ立 ...
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人部二十八|富|失富
[p.0616] [p.0617] 明良洪範続篇 三 又紀伊国屋文左衛門と言富商有り、此者元来貪利にかしこく、俄に富家に成りける上、猶又上野中堂御普請の受負おなし、数万金お儲け、大富家に成り、今は驕慢の気出、金銀お湯水の様に遣ひ捨ける、元碌十三年夏、評定所へ願ひ出けるには、此節は御用の御間と存じ候へば、病気 ...
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動物部八|鳥一|放鳥
[p.0530] 当世武野俗談 深川芸子米蝶 或時此米蝶、並弁天おかん、木綿やおきりなどいふ名題者三人連立て、八幡町お静にあゆみける時、仲町小鳥やの前にて、三人の芸子たゝずみ、小鳥お見て居たり、往来の人々も大勢立どまり是お見る、時に鳥やの亭主さも美しき鳥籠に入たる鳥お出し、いざ君達へ御覧に入べし、此 ...
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飲食部十一|酒下|輸送
[p.0752] 万金産業袋 六酒食 酒之部伊丹富田の作り酒、生もろはくといふは、元来水のわざにや、作りあげたる時は、酒の気はなはだからく、鼻おはじき、何とやらんにがみの有やうなれども、遥の海路お経て江戸に下れば、満願寺は甘く、稲寺には気あり、鴻の池こそは、甘からず辛からずなどとて、その下りしまゝの ...
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地部十三|下総国|村里/邑名
[p.1072] [p.1073] [p.1074] 下総国旧事考 十五市集 古河(○○)城下、十二町戸凡五百、販売二麦二豆紅花等、多駅家、有狭斜、 関宿(○○)城下、六町、戸凡五百、向河岸則多粥魚粕魚油等者、而有高貲戸以万金称者、境町則多船儈、船自此地発、一夕可達江府也、 野田町(○○○)右傍町、戸凡二百、多造醤油戸、頗称殷実、 ...
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飲食部十二|醤油|製法種類
[p.0843] [p.0844] [p.0845] [p.0846] 万金産業袋 六酒食 醤油大抵売用しやうゆの仕こみやう、小麦壱石、よく焙てざつと引わり、白豆壱石、味噌のごとくよく煮て、右の小麦と一つにかきまぜ、かうじ蓋にいれねさせ、花のあがりたる時、水弐石に塩八斗〈但四合塩の割也〉いれ造りこみ、毎日々々匕にてまはし、日 ...
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器用部二十|灯火具上|提灯沿革
[p.0248] [p.0249] [p.0250] [p.0251] [p.0252] 骨董集 上編中 挑灯挑灯のはじめ詳ならず、古今夷曲集客人の帰るさ送る挑灯はまうしつけねどいでし月影、定家卿とあれども、此歌古書に所見なければ、証としがたし、秋の夜長物語、後堀河院の御宇に、西山のけいかい律師といへる人、三井寺の梅若といへる児お恋、 ...
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植物部二十一|草十|葡萄
[p.0348] [p.0349] [p.0350] [p.0351] 草木六部耕種法 十九/需実 蒲桃(ぶだう)も名誉の果物なり、種類に黒、紫、白の三色あり、白色なる者上品とす、且其白色中、皮美く透明(すきとほる)が如くなる者有り、此お水晶蒲桃と名く、即是お最上種とす、宜く此種お作べし、此物は種子お蒔も、能生ずる者なれども、早く ...
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