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姓名都九|名中|字
[p.0726] 玉勝間 二 あざ名といふ物の事 あざ名といふもの、かの文琳、菅三、平仲などのたぐひのみにもあらず、古より正しき名の外によぶ名お字(あざな)といへること多し、中むかしには、今のいはゆる俗名おも字といへることあり、其外にも田地の字、何の字、くれの字などいふも、皆正しく定まれる名としもなく ...
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姓名部八|名上|名称
[p.0586] 貞丈雑記 二/人名 一名といふは、名乗の事也、字といふは、常によぶ名の事也、然れども日本には、あざなといふ物なし、唐人にばかりあざ名はある也、今日本にて、何太郎、何次郎、何兵衛、何左衛門、其外百官名の類は、字といふ物にはあらず、是おあざなと心得たる人あるはあやまり也、いにしへ文屋康 ...
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姓名都九|名中|字
[p.0728] [p.0729] 年々随筆 三 いにしへは、中書王、儀同三司などやうに、めでたき文人といへども、その道の人ならぬは、字といふ物はつく事なかりつとみえて、すべてきこえず、源氏物語少女巻に、夕霧のおとヾの六位にておはしましヽ頃、字つくる事お、二条の東院にてし給ふ事ありて、そのさはふいかめしげに ...
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姓名部四|苗字称号 〓|修姓
[p.0345] [p.0346] 病間長語 三 姓お修することは、古もありと見えたり、文琳菅三など称したるお見て知るべし、複姓もその儘に用て、見苦からぬもあれども、あまり不雅なるは、辞お修する上からは、これも修したきは人情なり、然ども実録伝記に用ゆべきにも非ず、太宰氏〈○名純〉などは、他の称する所に拘らず、 ...
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器用部十|澡浴具一|手水桶
[p.0573] 融通念仏縁起 三下 律学者之学与行相違事 故笠置の解脱上人、如法の律義興隆の志深くして、六人の器量の仁おえらびて、持斎し律学せしむといへども、時いたらざりけるにや、皆正体なき事にてありけれども、堂衆の中に器量の仁お以て常喜院と雲所にて、夏中の間律学し侍り、〈○中略〉さて彼六人の内に、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|動物
[p.0925] 瓦礫雑考 下 尻尾(しつほ/○○)お見せぬ(/○○○○) 陸游が姚平仲小伝に、西子入五湖、姚平仲入青城山、他年未必不死、直是不見末後一段醜境耳、故諺曰、神竜使人見首而不見尻などあるも、似たるやうなり、但しこゝにていふは、狐狸のたぐひ、物に化(ばけ)おふせて、終に本身お顕さぬ事おいふ成べし、 ...
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植物部三|木二|公孫樹
[p.0128] [p.0129] 重修本草綱目啓蒙 二十一山果 銀杏 いちやう〈木の名〉 ぎんなん〈実の名、即銀杏の唐音なり、〉 ぎなん〈筑前〉 一名 仁杏〈女南甫史〉 白眼 霊眼〈共同上〉 玉果〈潜確類書〉 白杏〈事物異名〉 樹一名公孫樹〈女南甫史〉 鴨脚〈同上〉 平仲木〈正字通〉 火橐木〈通雅〉 〓〈同上〉 枰〈文選 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|名称
[p.0305] 燕石雑志 一 苗字(みやうじ) 名はいとたときものなれば、人のやがて呼ざらん為に、唐山には字(あなざ)して、これお互に呼べるなり、天朝には字の制度なし、私には字したるもありけり、〈菅家お菅三とまうし、文屋康秀お文琳といへる是なり、○中略〉今按ずるに、玉海に、安元三年四月二十日宣旨、依奉射 ...
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姓名都九|名中|字
[p.0726] 好古日録 末 字 金石録曰、唐薛収碑、文字残欠其可読処々、以唐史校之、無甚異同、唯収之卒、諡曰抑、而史不書爾、又収之子元超、拠唐史及此碑、皆雲名振字元超、蓋唐初人、多以字為名爾、国朝菅三文琳紀寛の類、名といはずして字と雲、唐初の人の、字お以て名とするに効て、名お字と雲ならむ、 ...
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姓名部十|名下|雑載
[p.0817] 刊謬正俗 名字類 吾国古、有名而無字、如紀寛〈長谷雄字〉三耀〈三好清貫〉文琳〈文屋康秀〉等、稍聞其字、自中葉以還、猶失其義、至于今日、其弊不可為勝言矣、或以官為字、〈如左右衛門左右兵衛大夫等是也〉或以国為字、或以号為字、〈如庵軒室斎等是也〉孟浪胡乱、可厭之甚、如以官字、蓋起于儹、猶 ...
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遊戯部十|茶湯具上|茶入
[p.0719] [p.0720] 和泉草 三 茶入蓋 一茄子、文琳、丸壺肩衝、尻膨、其外も夫々古より蓋の取合有也、如左好は勿論也、古方雲伝有蓋お伝の外の茶入に取合事あり、好人之心得に有之儀なれば、善惡の不及沙汰也、蓋お好程の人、無覚束ては不好也、 一巣蓋は麁相成によつて、能茶入に取合たる物也、板目は上、切目 ...
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姓名都九|名中|字
[p.0732] 大日本史 百三十四/列伝 三善清行、字耀〈按本書清行、字三耀、配其姓以為字、菅原道真、字菅三、其他紀寛、橘能之類皆然、故今去其姓、以従単称、〉 ...
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人部二十八|驕慢|驕慢例
[p.0634] 太平記 二十六 執事兄弟奢侈事 越後守師泰〈○高〉が惡行お伝聞こそ不思議なれ、東山の枝橋と雲所に、山庄お造らんとて、此地の主お誰ぞと問に、北野の長者菅宰相在登卿の領知也と申ければ、軈て使者お立、此所お可給由お所望しけるに、菅三位使に対面して、枝橋の事、御山庄の為に承候上は、子細あるま ...
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歳時部三|年号上|年号通載|文亀
[p.0245] 続史愚抄 後柏原 明応十年二月廿九日戊申、被行辛酉仗議、上卿已下同前、次有攺元定、〈◯中略〉改明応為文亀、依代始及辛酉革命也、勘者三人、文亀字菅三位〈和長、文章博士、〉択申者、即天下諸神可奉増一階旨宣下、〈依辛酉也〉無赦令、〈依代始也〉 ...
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地部三十二|肥前国|荘
[p.1094] [p.1095] 東寺百合古文書 五 最勝光院 注進寺領庄園年貢近年所済出物等散状事〈◯中略〉 一肥前国松浦庄(○○○) 領家菅三品 本年貢米五十石綾被物一重〈七月講料〉 近年所済代銭二十貫文、但文永七年以来寄寺於蒙古人令無所済、而弘安三年十五貫文済之、近年一向無之、〈◯中略〉 右就所見、注進如件、凡近 ...
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姓名部六|氏上|菅原氏長者
[p.0481] [p.0482] 太平記 二十六 執事兄弟奢侈事 越後守師泰が悪行お伝聞こそ不思議なれ、東山の枝橋と雲所に、山庄お造らんとて、此地の主お誰ぞと間に、北野の長者(○○○○○)菅宰相在登卿の領知也と申ければ、軈て使者お立、此所お可給由お所望しけるに、菅三位使に対面して、枝橋の事御山庄の為に承候上は、 ...
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飲食部十六|漬物|雑載
[p.1063] [p.1064] 十訓抄 三 二条殿より南京極よりは東は、菅三位〈○文時〉の亭也、三位うせて後年比へて、月のあかき夜さるべき人々、古き跡おしのびて、かしこにあつまりて、月おもてあそぶ事有けり、おはり方に或人、月はのぼる百尺楼と誦しける、人々声お加へてたび〳〵に成に、あばれたる中門のかくれなる ...
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姓名都九|名中|幼名
[p.0693] 書言字考節用集 四/人倫 小字(おさなな) ...
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姓名都九|名中|字
[p.0726] 書言字考節用集 四/人倫 字(あざな) ...
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姓名都九|名中|字
[p.0727] [p.0728] 松の落葉 一 字(あざな) 名字(みやうじ) いにしへは、名おいふお、いむことはなかりしかば、神の御名など、ひとはしらに、かず〳〵申もありつれど、あざなはなし、からぶみのわたり来て、よろづのこと、からのふりのうつれる世になりて、そのかたのがくもんする人は、名おいふおなめしとて、 ...
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動物部十七|魚中|鱰
[p.1463] 書言字考節用集 五/気形 九万匹(くまびき)〈又雲津字(つのし/○○)〉 鱰(しいら)〈未詳〉 ...
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姓名部八|名上|名称
[p.0585] 下学集 下/態芸 名字(し) 名乗(なのり)〈二字同〉 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|苗字読方
[p.0307] [p.0308] [p.0309] 日用重宝記 二 名字俗名の事 俗間今名字と雲ものは、中興の祖、居地の所名お名字とし、在名多ければよめ難るあり、たとへば木曾街道お行ば、信州に薮原(やごはら)の駅あり、やぶはらと読べき字なれども、やごはらごいはざれば、所の通用なし、よみ誤お知ながら、用便にまかす、此類 ...
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地部二十一|加賀国|名称
[p.0262] 諸国名義考 下 加賀 和名抄に加賀、〈国府在能美郡〉名義は、日本紀略に加賀国雲々、以地広人多也とあるお思へば、嚇(かヾ)の国なるべし、うちひらけたる地なればなり、又思ふに、今も此国より鏡磨(かヾみとぎ)師あまた出るなり、鏡おも加賀(かヾ)といへり、大和国城下郡鏡作お加々都久利(かヾづくり) ...
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地部三十七|道路|辻
[p.0007] 書言字考節用集 一乾坤 十字(つじ)〈出北史李庶伝、又順和名、東西南北相分之道、其中央似十字也、〉 辻(同)〈本朝俗字〉 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|名称
[p.0301] 貞丈雑記 二/人名 一苗字(みやうじ/○○)と雲は、うぢ也、たとへば伊勢細川畠山などの類也、苗氏といふ子細は、稲麦などの生へ初の時お苗(なえ)と雲、其如く、先祖は其家々の苗の如し、其先祖の名乗り始たる氏なる故苗氏と雲也、 頭註 苗氏と雲字、古代之書には見えず、中古以来の事也、先祖の子孫お苗裔 ...
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動物部三|獣三|犬雑載
[p.0188] 倭名類聚抄 十八/毛群体 嘷〈○中略〉 唐韻雲、〈○中略〉吠〈符廃反、已上三字(嘷、吼、吠)訓皆保由、〉犬声也、 ...
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植物部十五|草四|葱/名称
[p.1031] 塩尻 三十 葱〈和名は紀〉きの一字お名とする故、一文字(ひともじ)とよべり、 ...
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動物部十六|魚上|むつ
[p.1317] 倭訓栞 前編三十一/牟 むつ 魚の名にいふは河海二品あり、花鮡魚也といへり、壒囊には鱁字(の)お用う、河にいふは、吻にさめの粒あり、海に島むつ(○○○)あり、全身あかし、 ...
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姓名部八|名上|以輩行為名
[p.0665] [p.0666] 阿邪名呼名考 阿邪名 そもこの太郎次郎八郎十郎などいへることは、そのもとは必ず定りたる字(あざな)のごとくにはあらで、今世に長男次男八男十男といへるがごとき意にて呼びそめたるものにて、さやうに用いたるはた多く書どもにみえたり、そは世継物語〈さま〴〵の悦の巻〉に、隻今の大殿は ...
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姓名都九|名中|反名
[p.0723] 玉勝間 六 吉備大臣の名 吉備〈の〉大臣の名は真吉備(まきび)にて、然しるしたる書共もあるお、続紀などに真備とあるは、もろこしの国にて、吉字おはぶきて書給ひしお、帰り参り給ひて後も、なほそのまヽに物には書給へりしなるべし、それもわたくしにはあるべからす、あだし国人にあひ給はむ時などの ...
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姓名都九|名中|幼名
[p.0695] 玉勝間 十二 童名に某丸といふ事 同記〈○小右記〉に、寛仁三年二月十六日、千寿丸、於家侍所令加元服、〈名号為時〉とあり、童名に某(なに)丸といふ事、そのかみも有し也、 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|名称
[p.0304] 玉勝間 二 苗字 藤原源などは、世に同じ氏の人、数しらずおほかれば、その内お苗字して分ざれば、いとまぎらはしきまヽに、つねにその苗字おのみよびならひて、むねとなれる、これおのづから必しかるべきいきほひにして、今は此苗字ぞ姓の如くなれりければ、姓のしられざらん人などは、苗字お正しく守 ...
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姓名都九|名中|字
[p.0734] 年山紀聞 六 字 為章按ずるに、これらの説〈○上文万葉集及玉海〉によれば、今の世に俗名といふお、古くは字といへり、唐山の風にはかなはざらめど、本朝の故質なれば、此説おも用ふべし、 ...
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姓名都九|名中|字
[p.0729] 善庵随筆 二 今の俗名といへるもの、吾日本にて、古へ字といふものに当る、万葉集第十六、本朝世紀、奥羽軍記等に載する所証すべし、〈本朝世紀康治二年記曰、六月十三日戊戌、源頼盛、字檜垣三郎、源惟正、字辻三郎、忽企合戦雲々、〉中古文政行はれしより、搢紳家も、文あんば漢土に擬して、名の外に ...
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天部一|日〈日蝕併入〉|日蝕
[p.0033] [p.0034] [p.0035] 比古婆衣 二 月日の蝕おはえといふ由 近き頃となりて、古事しのぶともがら、日月の蝕といふことになれるお、古ははえといへりと心えて、文などにものすめり、されど和名抄にも蝕字の下に和名お載られず、其外古き書どもの訓にも、おさ〳〵見あたらず、たヾ書紀の古訓に、推古三十六 ...
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姓名都九|名中|諱
[p.0750] 古事記伝 十八 書紀に、諱彦火火出見とあるは、心得ぬ書ざまなり、〈○中略〉是お諱としも書れたるは、漢国の史どもに、某帝諱某と雲例に効てなれども、甚く事たがへり、皇国の上代の天皇たちの大御名は、諱と申すべきに非す、凡て尊むべき人の名お呼ことお忌憚るは、本外国の俗なり、名は本其人お美称 ...
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姓名部一|姓氏上|姓氏之別
[p.0018] 古事記伝 三十九 氏姓は宇遅加婆禰(うぢかばね)と訓、宇遅と雲物は、常に人の心得たるが如し、〈源平藤原などの類是なり〉加婆禰と雲は、宇遅お尊みたる号にして、即字遅おも雲り、〈源平藤原の類は氏なるお、其おも加婆禰とも雲なり、〉宇遅ももと賛て負たる物なればなり、〈是はた言は賛たる言に非る ...
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動物部十七|魚中|鰹/名称
[p.1438] [p.1439] 古事記伝 四十一 堅魚と雲魚は、漢国の鰹は当らず、加都袁(かつお)と雲名は、加多宇袁(かたうお)の切(つヾま)りたるにて、即堅魚(かたうお)とは書るお、〈古書には皆此字お書り〉後に此二字お合せて、此方にて鰹字は作れるにこそあれ、〈渓国の鰹字お当たるには非ず、漢国の鰹は鱧(はむ)にて ...
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帝王部七|即位上|即位式
[p.0344] [p.0345] 歴朝詔詞解 一 天智天皇のはじめよりの御しわざおつら〳〵考へ奉るに、〈◯中略〉此不改常典といふも、よろづの事改新おたけきことにする漢国ぶりの御しわざにして、神代より有来しさまおば停廃て、悉く漢国の制にならひて新に定め給へる也、〈◯中略〉さて此不改常典といふことおかく重く厳に ...
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帝王部十九|皇后上〈皇太后、太皇太后、皇太夫人、女院、准母、准三宮、併入〉|称呼
[p.1107] [p.1108] 古事記伝 二十 大后は字のまヽに、意富岐佐岐と訓べし、後世の皇后なり、古は天皇の大御妻等お后と申て、其中の最上なる一柱お、殊に尊みて大后とは申ししこと、上巻八千矛神段〈伝十一の三十葉〉に雲るが如し、〈大は、大臣大連などの大と同じくて、あるが中に、一人お尊みて雲称なり、〉さ ...
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地部一|地総載|葦原中国
[p.0015] 古事記伝 六 或書に葦牙(あしかび)に喩しより名る由雲るは、上つ代の意に非ず、さては原と雲ひ中と雲こと由なし、又中つ国と雲お、漢国の人のみづからほこりて、中華、中国と雲と同じさまに説(とき)なすも、彼おうらやみたるひがことなり、たヾ葦原の中なる物おや、又この葦原の中国といふは、西の九州 ...
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方技部十四|薬方|名称
[p.1037] 古事記伝 三十九 薬方は、久須理能美知と訓べし、〈方は 和邪( わざ) とも訓べし〉書紀神代巻に、定其療病之方、〈此方おば、 さま( ○○) とも訓れど、然は訓べくもあらず、〉さて知薬方とは、薬お用ひて、術お治むる術お知れるお雲なり、〈医お薬師と雲も是なり、漢国の医書どもに、薬品お合せたるお薬 ...
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人部三|親戚下乳母 併入|伯父
[p.0249] 古事記伝 二十三 伯父は袁遅(おぢ)と訓、小父の義なり、和名抄に、伯父は和名乎知とあり、〈父の兄お伯父、父の弟お叔父、父の姉お伯母、父の妹お叔母などヽ、分て雲は漢国のことなり、皇国にては、父の兄弟おば、同じく袁遅、父の姉妹おば、同じく袁婆と雲り、字鏡に、阿伯父之兄、江乎地、阿叔父之弟 ...
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姓名部一|姓氏上|姓氏初見
[p.0026] 古史徴 一夏 文は春秋左氏伝に、天子因生以賜姓、胙之土而命氏、と有に因て記されたるなり、さて皇国には、宇遅といひ加婆泥と雲は、漢国にいはゆる姓氏とは甚く異にして実は漢土にいはゆる姓氏ともに、皇国のいはゆる字遅なり、彼国には加婆泥は無れば、此語に塡べき文字なき故に、姑く姓字おも書来つ ...
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帝王部十八|山陵下|定陵墓数
[p.1048] [p.1049] 古事記伝 二十 近陵遠陵近墓遠墓とは、路程の近遠お以雲に非ず、近陵墓はいはゆる十陵八墓にて、其余お凡て遠陵墓とす、近とは、当代に親しく近き意お以雲なり、故近陵の幣物は、こよなく多く、なほ又別貢の幣物も多くありて、其は別に内蔵寮より供ることにて、其色目は内蔵式に見え、又中務 ...
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帝王部二十二|皇太子上|名称
[p.1305] [p.1306] 古事記伝 二十六 漢国にて、王の位お嗣ぐべく定めたる子お皇太子と雲、故に其字お取て日嗣御子に用ひたるなり、さるは遂に御位お嗣坐が、其御子等の中にて、元来も然定置賜へる物なれば、彼皇太子よく当りたれども、彼は元より一人に限りて定めたる称、此は一柱には限らざる御称なるは同じか ...
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人部六|身体三|指間
[p.0483] 古事記伝 五 手俣(みたなまた)は、師の多那麻多(たなまた)と訓れたるに依べし、上に美お添るは御の意なり、〈本に多能麻多と訓、又書紀に、指間お多麻々多と訓る所もあり、いかゞ、〉那(な)は之(の)に同じ、手心、手裏、手末など雲例なり、さて記中の俣字、延佳本には、すべて股と作り、こはさかしらに ...
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人部十七|智〈賢 愚 併入〉|賢
[p.1279] 古事記伝 三十五 聖帝二字お比士理(ひじり)と訓べし、日知(ひしり)の意なり、但し此は皇国の元よりの称には非じ、〈上巻に聖神と雲あれど、其は借字なり、〉聖字に就て設けたる訓なるべし、〈○註略〉其は漢籍に、聖人と雲者の徳おほめて、日月に譬へたることあるお取て、日の如くして、天下お知(しろ) ...
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器用部四|飲食具四|甕
[p.0174] 古事記伝 二十一 古閉(へ)に用たる字、瓮(おう)か瓮(ぼん)か定まらず、必一なるべきお、形も義も似たる故に、後にまがひて、何れおも書るなるべし、故今弁へおくなり、瓮は烏貢反、説文に罌也と雲て、甕と同じことなり、瓫は歩奔反、盆と同じ、〈○中略〉大抵瓮は大きにして、腹大きなる物、瓮は小き物 ...
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動物部三|獣三|豕
[p.0226] [p.0227] 古事記伝 四十 猪甘(いかひ)、甘は養(かひ)なり、〈養に甘字お書ること、中巻玉垣宮段鳥甘部(とりかひべ)の下、伝廿五の卅九葉に雲、〉 古は上下おしなべて常に獣肉おも食たりし故に、其料に猪おも養置るなり、〈中昔よりこなたには獣肉お食こと無き故に、猪お養こともなくして、猪といへばた ...
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人部二|親戚上|継父母
[p.0145] 古事記伝 二十二 庶母は、美麻々波々(みまヽはヽ)と訓べし、〈美は御なり〉和名抄に、継父和名万々知々、継母万々波波、〈今の本には、万々波々と雲和名はなし、古本にあり、〉字鏡に、嫡母万々波々(まヽはヽ)、庶兄万々兄(まヽせ)などあり、相照して心得べし、〈庶母は、継母嫡母などとは異なれども、 ...
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人部三十二|盗賊|馬盗人/牛盗人
[p.0788] 古事記伝 三十四 抑今此賎夫お咎めて、獄に入れむとせしは、他人の牛お盗来て殺さむとするものと思へるなるべし、盗と雲ことは見えざれども、入山谷おあやしみたるは、盗来つるものと思へりと聞ゆるなり、然るに盗めることおば雲ざるは、盗むよりも、殺す方の罪の重き故なるべし、賊盗律に、凡盗官私馬 ...
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姓名部三|姓氏下|有所諱而改姓
[p.0248] 古事記伝 三十五 大かた名と雲物は、貴きも賤きも、皆其人お美称(ほめたヽ)辞へたる方にて、名お呼は、其人お敬ひ賞(めづ)る意なり、然るお後世になりては、人名お呼お無礼として、諱憚ることヽなれるは、漢国の俗にならへるものなり、古の御世々々に、御名代お定置れしは、右に引る書紀の巻々にも見え ...
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姓名部三|姓氏下|冒姓
[p.0262] 古史徴 一夏 古く蕃人等の投化(まつろ)ひ奉れる状お見るに、己が国には住わびて、身お安くせむの心より、種々貢物など 〓来りて、大御心お取り奉り、さて多くは其国の聞え高き酋長等の名おいひて、某帝の子ぞ、某王の孫ぞなど名称(なの)り来りしお、〈投化の蕃人等が、漢国の帝王の子孫と称て来れるが ...
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姓名部三|姓氏下|尊重姓氏
[p.0285] [p.0286] [p.0287] 古史微 一夏 教〈へ〉子なる西原朝樹が雲るは、皇国人の神世より姓族お重みしける事は、他に対ひて名告(なのり)するに、吾者某命之子、某命之手某とやうに長々と名告り、中昔の軍籍物語書などにも、多くかく状に告れる由お記し、其余古き書どもにも、人の上につける一事のいさヽけ事 ...
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姓名部八|名上|名称
[p.0585] [p.0586] 古事記伝 三十九 まづ名は、〈名と雲言の本の意は為(なり)、為とは為りたるさま状お雲、其は常に為人(ひとヽなり)と雲も、為りたる形状と雲事、又物の形お那埋(なり)と雲も同意にて、名と雲も、もと其物のある状なり、○中略〉もと其人のある状〈行状容貌由縁、其外くさ〴〵、〉お賛称て、負( ...
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姓名部三|姓氏下|有所諱而改姓
[p.0249] 氏族考 上 古しへの人は、その心すべて雄々しく健かりければ、其名お後の世に広く遺し伝ふるお専とぞしたりける、故高橋氏文にも、大俊国者、以行事負名国奈利と雲る如く、名と雲ものは、貴きも賤きも皆其人お美称へたる方にて、名お呼ぶは其人お敬ひ賞(めづ)る意なる故、国造の人さへも、吾名おば草木 ...
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植物部十三|草二|粟/名称
[p.0866] 古事記伝 五 粟は書紀神代巻にも粟田(あはふ)と雲、神武巻の大御歌にも阿波布およみ賜ひて、〈万葉三巻にも、春日之野辺粟種益乎、〉古に殊に多く作し物なり、故粟のよく出来る国なる故の名なるべし、〈和名抄に、唐韻雲、粟禾子也、和名阿波とあるは、粟(ぞく)字につきたる義なり、漢国にては、たなつ ...
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動物部十一|鳥四|鵲
[p.0853] 比古婆衣 十一 かさゝぎといふ鳥に二種(○○)ある事 かさゝぎと雲ふ鳥に二種あり、まづ其一種はもと韓国の産にて、漢国にて鵲(○)といへるものにて、〈○中略〉其が名は本草、和名抄等に、鵲は和名加佐々木と訓るものこれなり、さて其はもと皇華言もて負せたる名にはあらで、新羅の国言もて呼びならへるも ...
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地部十九|陸奥国上|名称
[p.0073] [p.0074] 玉勝間 五 みちの国 むつ 陸奥は、歌にもよむごとく、美知乃久にて、和名抄には美知乃於久とありて、道之奥といふ意の名なれば、下に国とそへていふ時は、美知乃久乃久爾なり、然るお中昔の物語書などには、みちの国とのみいへるは、みちのくのくにといひては、乃久といふことの重なりて、わ ...
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帝王部十八|山陵下|雑載
[p.1099] 玉勝間 三 神武天皇の御陵 大和国人に、竹口英斎、〈◯中略〉此英斎といふ人は、すべて御世々々の天皇の御陵お始め奉りて、皇后皇子皇女たちなどの御墓まで、広く考へて、陵墓志といふ物お著さんとすとて、かつ〴〵書出たるおも見せたりしは、おのれはた常に深く思ひわたる筋の事なれば、いと〳〵うれし ...
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動物部十|鳥三|雀種類
[p.0755] 玉勝間 三 にふなひ(○○○○)といふ雀 尾張国人のいはく、尾張美濃などに、秋のころ、田面へ廿三十ばかりづゝ、いくむれもむれ来つゝ、稲おはむ、にふなひといふ小鳥あり、すゞめの一くさにて、よのつねの雀よりは、すこしちひさくて、觜の下に、いさゝか白き毛あり、百姓はこれおいたくにくみて、又にふ ...
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姓名部二|姓氏中|四姓
[p.0183] [p.0184] 玉勝間 二 姓氏の事 よに源平藤橘とならべて四姓といふ、源平藤原は、中昔より殊に広き姓なれば、さもいひつべきお、橘はしも、かの三うぢにくらぶれば、こよなくせばきお、此かぞへのうちに入ぬるは、いかなるよしにかあらん、おもふに嵯峨天皇の御代に、皇后の御ゆかりに、尊みそめたりしな ...
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地部四十三|山上|竜田山
[p.0741] 玉勝間 五 立田山小ぐらの峯 いにしへ大和より難波へもいづくへも下るに越(こえ)し、立田山は、今のくらがり峠也といふ説のあるは、その名、万葉九の巻に、小鞍嶺(おぐらのみ子)とあるに通ひ、又かの道ぞ、今の世にむねとこゆる道なれば也、そのうへそのあたりに、小倉寺村といふさへあるなれば、さも ...
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姓名部十|名下|雑載
[p.0822] 玉勝間 九 人名お文字音にいふ事 人の名お、世に文字の音にて呼ならへる事、ふるくは時平〈の〉大臣、多田〈の〉満仲、源〈の〉頼光、安倍〈の〉晴明などのごときあり、やヽ後には、俊成卿、定家卿、家隆卿、鴨〈の〉長明など、もはらもじごえにのみいひならへり、琵琶ほうしの平家物語おかたるおきく ...
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飲食部三|料理中|吸物
[p.0186] 玉勝間 十四 饌つねの饌は、羹一つ菜(あはせ)一つにて止べし、しな〴〵数多ければ、これかれにまぎれて、美きものももはらならねばさしもめでたくおぼえず、但し他の餐饌は数すくなくては、さう〴〵しきこゝちす、あまり多きも中々めでたからずおぼゆ、数おほくつもりて後々は、うるさくあきたくなるな ...
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飲食部三|料理中|菜
[p.0151] 玉勝間 十四 饌〈○中略〉いはゆる菜おば昔はあはせといへり、清少納言枕冊子などに見ゆ、又伊勢神宮の書にまはりとあるは、伊勢の言歟、此国の今も山里人など、まはりといふ所あり、 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|雑載
[p.0363] 玉勝間 六 後京極のとなへ 後京極摂政は、つねには後字、音にてごとよむお、同じ愚管抄に、後の京極殿と、のヽ字おそへてかきたり、 ...
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姓名部八|名上|名読方
[p.0601] 玉勝間 八 後鳥羽天皇の御諱のよみ 後鳥羽天皇の御諱尊成、歴代編年集成に、たかひらと仮字附〈け〉あり、成〈は〉平也といふ意なるべし、 ...
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姓名部八|名上|名読方
[p.0601] 玉勝間 十二 愛発といふ名のよみ 藤原愛発といふ人あり、此名いかによむにかといぶかしかりしに、越前国の地名おとれる名にて、愛発関、あらち山などいふところなりけり、 ...
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姓名部七|家紋|起原
[p.0504] 玉勝間 五 事の紋の事 園太暦に、車の文の事さたあり、かのころまでは、今の世のごとく、家々の家紋といふものはなかりしやうに聞えたり、然れども事の文のこと、人々大略定めてつけヽるやうに聞ゆ、 ...
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姓名部八|名上|名読方
[p.0601] 玉勝間 十四 人の名の和字の事 人の名に和字お加受(かず)とよむは誤也、これは加都(かつ)にて、都は清音なり、此言は、かてかつかつると活用て、物お和合こと也、万葉歌に、醤酢爾(ひしほずに)、蒜都伎合而(ひるつきかてヽ)とある、此合而なり、 ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0778] 玉勝間 四 小大君 三条院女蔵人左近お、小大君ともいへり、そは小大進といふ名お、はぶきていへるなれば、こだいの君とよむべし、こおほきみとよむはひがこと也、此人小大進なる証は、栄花物語見はてぬ夢の巻に、あるはなくなきは数そふといへる歌のよみ人、東官女蔵人小大進とあり、東宮は三条院也、 ...
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器用部十九|坐臥具四|蒲団
[p.0196] 玉勝間 五 ふとん 今世に寝る所に敷物お布団(ふとん)といふは、いにしへ布単(○○)といひし物あり、布毯(ふたん)とも書たり、此物より転れるなるべし、 ...
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植物部十|木九|柿雑載
[p.0621] [p.0622] 玉勝間 九 柿の本(○○○) 栗の本 二条良基公のさよのねざめといふ物にいはく、後鳥羽院の御代にはよき連歌の上手おば柿の本の衆となづけられ、わろき連歌おば栗の本の衆となづけられ侍りき、 ...
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植物部十|木九|秦皮
[p.0628] 玉勝間 十三 とねりこの木 とねりこの木といふ木、木の色いと白く、葉は榎の葉にして、大木になる物なり、実はかくの如き形にて、上の方は葉のやうにひらなり、件の木美濃国飯木(はんのき)村に多く有て、他村(あだしむら)には無しと同人〈◯田中道麻呂〉いへり、飯木村は此人の故郷なり、多芸郡なり、 ...
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植物部二十|草九|萩
[p.0306] 玉勝間 十三 萩の大木の事みちのくの宮城野わたりの萩は、高さ二丈あまりばかりなる多し、又同国の津軽の弘前の二里ばかりこなたに、大鰐といふところに、大日堂のある、前なる林の中に、一木の大木の、十余丈ばかりの高さの、かこみ四囲ばかりなるあるお見れば、葉も花も全萩也、又さつまの国にも、萩 ...
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器用部十九|坐臥具四|枕雑載
[p.0179] [p.0180] 玉勝間 八 枕詞 天又月日などいはむとて、まづひさかたのといひ、山といはむとて、まづあしびきのといふたぐひの詞お、よに枕詞といふ、此名ふるくは聞も及ばず、中昔の末よりいふことなめり、是お枕としもいふは、かしらにおく故と、たれも思ふめれど、さにはあらず、枕はかしらにおく物には ...
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人部十三|動作|起
[p.0955] 玉勝間 八 おひなる(○○○○)およる 女の詞に、人のねたるがおくることお、おひなるといふ、伊勢などにては、おひるなる(○○○○○)といふ、あづまにて寝(ぬ)ることおおよるといふ、御昼なる御夜なるといふこと也、 ...
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植物部六|木五|桜/名称
[p.0285] 玉勝間 四 桜お花といふ事 たヾ花といひて桜のことにするは、古今集のころまでは聞えぬ事なり、契冲ほうしが余材抄に、くはしくいへるがごとし、源氏物語若葉上の巻に、梅の事おいふとて、花のさかりになるべく見ばやといへる事あり、これらはまさしく桜お分けて花といへり、 ...
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歳時部十五|附雛遊|名称
[p.1094] [p.1095] 玉勝間 十 ひいな 人の形おちひさく作りて、わらはのもてあそぶ物お、物語ぶみどもに、ひいなといへり、これはちひさくつくれるお、鳥のひなになずらへていへる名にて、字も雛とかき、今の世の人も、ひなといふお、ふるくひいなとしもいへるは、詩歌おしいか、四時おしいじ、女房おにようばう ...
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姓名都九|名中|反名
[p.0723] 玉勝間 八 又吉備大臣の名 政事要略に、貞観格お出していはく、右検太政官去天平神護二年九月十五日格称、大納言正三位吉備朝臣真吉備宣、奉勅者と見え、一代要記などにも真吉備とあり、ちかきころ、此大臣の母君お葬り給へる墓誌お掘りいでたるには、真備とあり、真備とあるおも、よむには、まきびと ...
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帝王部二十五|皇親下|雑載
[p.1506] [p.1507] 玉勝間 五 中ごろまでは諸王おほかりし事 園太暦康永三年の除目に、従五位下為実王、〈天暦御後〉貞和二年の除目に、従五位下宗友王、〈天暦御後〉同三年の除目に、従五位下資方王、〈寛和御後〉延文四年の除目に、従五位下資能王〈寛和御後〉などあり、このほどまでは諸王もなほおほかりしと ...
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地部一|地総載|皇国
[p.0027] 玉勝間 七 もろこしの老子の説まことの道に似たる所ある事〈◯中略〉 殊に皇国(みくに)は、万の国の本、よろづの国の宗(おや)とある御国なれば、万国々にわたりて、正しきまことの道は、たヾ皇国にこそ伝はりたれ〈◯下略〉 ...
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方技部六|暦道下〈漏刻附〉|仮名暦
[p.0385] 玉勝間 八 かなごよみ同〈○宇治拾遺〉物語に、かな暦といふことあり、むかしは真名と仮字との暦有しにや、さて又暦に、神仏によしといふ日あり、今の暦本に、神よしとしるせるは是なるべし、又かん日、くえ日など、日のよきあしきおしるせることも見えたり、 ...
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姓名都九|名中|諡
[p.0744] 玉勝間 九 いまだ世にある人のことに諡おいへる誤 太平記に、村上彦四郎義光(よしてる)が、大塔宮にいつはりかはり奉りて、みづから死なむとする時の詞に、我は後醍醐天皇の第二の皇子雲々といへり、其時は後醍醐のみかどは、いまだ世にまし〳〵しほどなるに、いかでか後の御諡おば申さむ、しるせる人 ...
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地部三十八|橋上|唐橋
[p.0120] 玉勝間 十三 鴨河の韓橋 此橋は、鴨川のいづこばかりにか在けん、 ...
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地部五|摂津国|名称
[p.0352] [p.0353] 玉勝間 二 摂津 津国お摂津といふは、もと国の名にはあらず、難波津おつかさどれる官の名なり、難波は古京師に准へて、京職と同じく摂津職おおかれたる、これむねと難波によれる官にして、津国の事おも兼掌れり、職員令に、摂津職帯津国とあるおもて心得べし、そのかみ国のことおも摂津国と書 ...
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地部一|地総載|国/名称
[p.0071] [p.0072] 玉勝間 二 国お州(○)といふ事 国々の名お某州といふことは、いづれの御代のおさだめにもあらざることなり、いにしへは、わたくしの漢文などにこそは、いとまれ〳〵には見えたれ、たヾしきおほやけの物には、みな某国とのみありて、州といへることはさらに見えず、然るお近き世の人は、かヽる ...
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動物部二|獣二|馬子
[p.0131] 玉勝間 八 馬子(まご) 西宮記に、馬子六人馬子四人など見えたり、馬につきたる者なり、今、の世にまごといふはこれなり、 ...
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人部十三|動作|寝
[p.0964] 玉勝間 八 おひなるおよる(○○○)〈○中略〉 あづまにて寝(ぬ)ることおおよるといふ、御昼なる御夜なるといふこと也、〈○下略〉 ...
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植物部十二|草一|米/称呼
[p.0811] 玉勝間 六 八木米お八木といふはふるきこと也、小右記の寛仁万寿のころのところに、八木十石、八木卅石など見えたり、 ...
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天部一|日〈日蝕併入〉|日蝕
[p.0035] 玉勝間 十四 日食 月食 もろこしの聖人、日食月食のゆえおだにえはかりしらで、わざはひとしたるもおかし、 ...
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方技部十七|疾病三|感冒
[p.1352] 玉勝間 八 はなたり病( ○○○○○) 台記に日来患鼻垂疾、俄身温、また依鼻垂不念珠、但今日無温気也、また鼻垂後始念珠、〈夜前浴〉など見えたり、風お引きたるおいふと聞ゆ、 ...
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植物部二十四|草十三|瓜産地
[p.0622] 玉勝間 八 真桑瓜御湯殿のうへの日記に、天正三年六月廿九日のぶながより、みのヽまくはと申す名所のうりとて、二こしん上とあり、真桑村は本巣郡也、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_2/syok_2_0622_2726.htm... - [similar]
地部四十六|温泉〈塩湯併入〉|但馬国/城崎温泉
[p.1081] 玉勝間 八 但馬国の城の崎のいでゆ 増鏡に、安嘉門院、丹後のあまのはし立御覧じにとておはします、それより但馬のきのさきのいで湯めしにくだらせ給ふとあり、此温泉そのほどより名高かりけむ、 ...
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動物部五|獣五|鹿/名称
[p.0313] 玉勝間 十四 鹿おかせぎといふ事 鹿おかせぎといふお、古の名と思ふめれど、此名すべて古書に見えたることなし、たしかならぬ名なり、おもふに和名抄の僧坊具の中に、鹿杖といふ物おあげて、加勢都恵(かせづえ)としるせるはいかならむ、 ...
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動物部十一|鳥四|杜鵑/名称
[p.0861] 玉勝間 四 ほとゝぎすお時鳥と書事 文選の悲哉行といふ詩に、時鳥多好音とあるは春の事にて、春鳴もろ〳〵の鳥お時鳥といへる也、さればほとゝぎすお時鳥とかくも、その鳴ころ然いへるが、つひに名のごとなれるにや、 ...
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方技部十五|疾病一|名称
[p.1136] 玉勝間 一 年始に病お歓楽といふ事 東鑑雲、承元二年正月十一日雲々、依将軍家 御歓楽( ○○○) 、延及今日、今の世にも、年のはじめには、病といふことおいみて、御歓楽といふならはしのこれり、 ...
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