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人部七|身体四|男子結髪風
[p.0523] 古事記伝 七 御髪は美加美(みかみ)と訓ずべし、〈古書にみな美久志と訓痴附たり、中古の書にも、おほむぐしと雲、今もおぐしと雲、されど此は櫛よりうつれる後の称なるべし、此事上にも論ひおきつ、〉さて上代の女の髪の様は、師〈○賀茂真淵〉の万葉註に委く見えたり、然るに今こヽに解と有お、書紀に ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0543] 日本書紀 二十九/天武 十一年四月乙酉、詔曰、自今以後、男女悉結髪(○○○○○)、十二月三十日以前結訖之、唯結髪之日亦待勅旨、 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0544] [p.0545] 燕石雑志 五下 風俗或問 或問、男女髪の束ざまの事は、曩にその説お聞り、嘗寛永中の遊女の古画お見るに、髪おつかねず、衣服に摸様お染ず、明暦以後の画像お見れば、髪お束たり、昔は婦人の髪お結事なかりしか、予〈○滝沢解〉答て雲、日本紀天武天皇十一年、夏四月乙酉、詔曰、自今以後、男 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0539] [p.0540] 歴世女装考 三 神代よりの髪の風一変したる事 神代の女の髪の風は、まへにもいへる如く、天照大御神の御髪も、御髻お一つ結て、うしろへたらし玉ふる状、神代巻お証とすべし、此風後にもつたはりたる事は、人皇十五代神功皇后、三韓お征し玉はんとて、筑紫の浦にて御勝利お神祗に所玉ひ、験あ ...
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人部七|身体四|結髪
[p.0509] [p.0510] 倭訓栞 中編四/加 かみあげ〈○中略〉 日本紀に結髪およめり、貫之集に、女四のみこの御髪あげの屏風のうたと見ゆ、はなち髪お初て結ふ事也、是夫への礼也.文選古詩にも、髪お結て夫妻となる、白氏文集にも、守君結髪五載と見えたり、よて結髪おいひなづけの事にも用いたり、また婚礼の時は、 ...
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人部七|身体四|結髪
[p.0510] 歴世女装考 三 髪あげ 髪あげといふ事古書どもにあまた見ゆ、結髪(かみあけ)に両義あり、一つは男おさだむる時、かの振分髪お一つに結集挙てその末は脊後へたらしおく、その義は男の元服と同然なり、是上代よりの風儀なり、 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0542] [p.0543] 安斎随筆 後編六 一未嫁女不結髪 上古はいまだ嫁せざる女は、髪おあげずと見えたり、万葉集に、たちばなの寺の長屋に我いねしうないはなりは髪あげつらんか、とよみ、伊勢物語に、くらべこしふりわけがみも肩すぎぬ君ならずしてたれかあぐべき、とよみ、又日本紀允恭天皇紀七年の紀に、皇后是 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0543] 拾玉藻 四 婦女の結髪 春塘故実に、人皇四十代天武天皇の十一年に、国中にあふせて、婦女の髪お結ふべしとの命あそける、さらばこれまでは皆下げ髪にして居たりしと見ゆ、故に此朝より後は、はれの儀式には、一切の女の髪お結ひて、平日には下げ髪にして居たるなり、それが中頃よりは、平生にも髪結ふ ...
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人部七|身体四|宝髻
[p.0550] [p.0551] 歴世女装考 三 宝髻(はうけい)といふ髷 唐土は、国の開避より、女も巻髪風俗なるゆえ歴世に髪の結ひやうに名ある事、彼国の書どもに散見する処枚挙に徨あらず、御国は神の御代より、女は垂髪なるから、髪のゆひやうに名ありし事さらになし、然るに人王六十代醍醐天皇の御世にいたりて、結髪す ...
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人部七|身体四|男子結髪風
[p.0522] [p.0523] 歴世女装考 二 神代の髪の風 そも〳〵神代の髪の風は、男は髻おば一つに結て、につに左右へ綰(わかね)、櫛もて貫きとめ、糸につなぎたる玉おまとひて飾とする事、櫛の条にいへる如く、伊邪那岐尊左右の御鬢(みびんづら)に湯津々間櫛お刺せ玉ひ、御髻に黒御鬘お掛け玉ひしにて、御髪の形状お推 ...
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地部二十九|土佐国|村里/名邑
[p.0903] 地勢提要 坤 郡邑島嶼奇名 土佐 安喜郡、河内(かはち)村、生見(いくみ)村、奈半利(なはり)村、和食(わじき)浦、葛(くづ)島、香我美郡、手結(てい)浦、夜須(やす)村、長岡郡、十市(とうち)村、吸江(ぎうこう)村、介良(けら)村、土佐郡、下知(しもち)村、高知(かうち)、莇野(あぞふの)村、宍崎(しヽさき ...
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地部二十三|但馬国|村里/名邑
[p.0424] 地勢提要 坤 郡邑島嶼奇名 但馬 出石(いつし)郡、南尾(みなお)村、水石(みづし)村、水上(むなかい)村、養父(やぶ)郡、鉄屋米地(かなやめいち)村、網場(なんば)村、八尾(やつか)村、宿南(しゆくなみ)村、九鹿(くろく)村、万久里(まくり)村、米里(めり)村、土田(はにた)村、城崎(きのさき)村、楽々浦(さ ...
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植物部二|木一|松名木
[p.0099] [p.0100] 万葉集 二挽歌 長忌寸意吉麿見結松哀咽歌二首 磐代乃(いはしろの)、岸之松枝(きしのまつがえ)、将結(むすびけむ)、人者反而(ひとはかへりて)、復将見鴨(またみけむかも) 、磐代乃(いはしろの)、野中爾立有(ぬなかにたてる)、結松(むすびまつ)、情毛不解(こヽろもとけず)、古所念(むかしおもほ ...
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人部七|身体四|髪結
[p.0590] [p.0591] 江戸繁昌記 二篇 篦頭舗(かみゆいどこ/○○○) 史進青竜(ほりもの)九紋翻風、忠常紅炬(たいまつ)一把揮日、布帷紙障、綵画煉発、各作記識以為招牌、戸内一辺具沐盤水甕等物、一辺安胡床、以待来客、舗主曰親方(おやかた)、助業者曰剃出(すりだし)、〈劇鋪一之三之〉中央安置一箇剃櫛具匣、二人夾 ...
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地部四十三|山上|山守
[p.0720] 万葉集 二相聞 石川夫人歌一首 神楽浪乃(さヾなみの)、【大山守】者(おほやまもりは)、為誰可(たがためか)、山爾標結(やまにしめゆふ)、君毛不有国(きみもあらなくに)、 ...
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植物部一|総載|花
[p.0015] 草木六部耕種法 十一需花 木類の花は古来栽覧して楽むが為に作ることに限ると雖ども、杜鵑花(さつき)は其味酸美にして、酒の肴と為るに宜し、又棣棠梅桜等の花は飯お和して鮓と作べし、味頗る美なり、仙家に此お玉結(たまむすび)と名く、又榴花(ざくろ)は染料に用ひ、芫花(さつまふぢのはな)、玫瑰花( ...
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植物部九|木八|柃
[p.0559] [p.0560] 松屋叢考 一 三樹考 今の世神事に用るさかきは、和名抄に柃漢語抄雲、比佐加木といへるもの也、これに三種あり、一種は上品にて、葉もつやヽかなり、その状水木犀(もつこく)に似て、細実結(な)り、初は青色、熟れば黒色なり、武蔵国にて、左加木とも山左加木ともよぶ、一種は下品なり、俗に比 ...
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器用部九|容飾具四|鬠種類
[p.0485] 本朝世事談綺 二/器用 摎元結(こきもとひ/○○○) 完文のころより起る、紙捻おながく縷(より)て水にひたし、車にて縷おかけて水お摎(しごく)ゆへに、しごき元結也、 ...
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器用部九|容飾具四|鬠/名称
[p.0480] 雍州府志 七/土産 髪捻(かうひねり/○○) 今本結(もとゆひ)、元謂髪捻、中華所謂鬠也、 ...
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器用部九|容飾具四|鬠種類
[p.0485] 本朝世事談綺 二/器用 摎元結(こきもとひ) 文七元結(○○○○)といふあり、是は紙の名也、至て白く艶ある紙なれば、此紙にて製するお上品とす、 ...
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人部三|親戚下乳母 併入|忰
[p.0197] 陰徳太平記 六十七 光秀殺信長卿事 敵心易く攻入、援に切立彼所に突倒しければ、寺中の兵共、迚も協はじと思、向敵に走り懸々々、組合刺違て死する者数お不知、信長公は白綾の単衣お著、放ち基結(もとゆひ)、にて鎗提げ、廊の方へ出、世悴めが世悴め(○○○○○○○)がと宣けるが、〈○下略〉 ...
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人部四|身体一
[p.0289] [p.0290] 身体は、みと雲ひ、むくろと雲ひ、後又からだとも雲ふ、又之お四体と雲ふは、原と支那より出で、五体と雲ふは、印度に起りたるが如し、而して死骸は之おかばねと称す、 身体の各部は、各々特殊の作用お有し、随て其名称も亦極めて多し、就中頭髪には、垂髪、結髪、剃髪総髪等の別ありて、年齢 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0542] 日本書紀 十三/允恭 七年、天皇始幸藤原宮、皇后聞之恨曰、妾初自結髪陪於後宮、既経多年、甚哉天皇也、今妾産之、死生相半、何故当今夕、必幸藤原、乃自出之焼産殿而将死、天皇聞之大驚曰、朕過也、因慰喩皇后之意焉、 ...
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人部七|身体四|童女放
[p.0568] [p.0569] 松屋筆記 百三 童女放(うないばなり) 万葉集十六巻〈八丁右〉竹取翁歌に、〈○中略〉按童児おわらはと訓直したるはよろしからず、旧訓に従て、うないとすべし、初段の童子お、旧訓に、うないとせしは誤也、いかにといふに、初段は竹取が童子の時おいひ、二段は少女の貌おいへればなり、然てこ ...
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人部七|身体四|唐輪
[p.0571] [p.0572] [p.0573] [p.0574] 歴世女装考 三 結髪(かみあげ)したる髪の形状の考 古書に結髪とある註釈に、髪おあげたる其髪の形状はしか〴〵なりと弁たる物、おのれ〈○磐瀬百樹〉が管見にはさらに見あたらざるゆえ、期やありけんと考へつれど、固浅学の陋説取にたらざれども、姑くしるして諸賢の教お俟 ...
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人部七|身体四|結髪
[p.0510] 白氏長慶集 三 太行路 太行之路能摧車、若比人心是坦途、巫峡之水能覆舟、若比人心是安流、君心好惡苦不常、好生毛羽惡生瘡、与君結髪(○○)未五載、凱期牛女為参商、〈○下略〉 ...
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人部一|人総載|総角
[p.0080] 倭名類聚抄 二/老幼 総角 毛詩注雲、総角〈和名阿介万岐(○○○○)〉結髪也、 ...
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人部七|身体四|髻/髻
[p.0512] 伊呂波字類抄 毛/人体 髻〈も下ヽり、音汁結髪也、〉 鬟〈同、音還、髻鬟、〉 ...
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人部七|身体四|結髪
[p.0510] 倭訓栞 中編五/幾 きるかみ 万葉集に、年の八とせお切髪の我身お過てとみゆ、いはけなきほどは、髪お左右へかきわけてあるお、やヽ長くなれば、肩のほどにて切おいふ、其後よきほどになりて、男は輪にゆひたるお、もとゆひにてかうぶらし、女は髪わけとてかんざしする也といへり、 ...
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人部七|身体四|鬟
[p.0511] [p.0512] 松屋筆記 百三 髻(みづら) 按びんづらは、美豆良お訛れる語なり、美は万の通音にて左右也左右手お万天(まで)と訓るがごとし、豆良は列也、左右に列立る義にて、結髪の頭上の左右に列立る貌よりいへるなるべし、加良和は搦輪(からわ)也、髪毛おからまきて、輪にしたるゆえの名也、分ては曲(わ ...
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人部七|身体四|髪結
[p.0582] 我衣 髪結の始は、寛永の比か、里見家の浪人、在々へ陣幕お持あるき、傍の木或は竹などへ結付、百姓の髪お結て渡世す、是は何国にても構はず、隻人通りある所お見かけてすることなり、髪結床の長暖簾是に本づく、其後江戸の始、赤羽根の床最初なり、是も幕おはりて結ひたり、其比是お一文ぞりと雲、今 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0548] [p.0549] 賤のおだ巻 一男女の髪も、其頃はさま〴〵に替りたり、〈○中略〉女も昔勝山(○○)といふわげ流行たり、遊女の勝山と雲が結ひ始めたりといへり、其後丁子茶の流行る比は、灯籠鬢(○○○)とて、両様の鬢お見事に毛筋おすかして、とうろうの如くに結びたり、ゆへにびんさしといふもの流行出て、小間も ...
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人部七|身体四|男子結髪風
[p.0527] 我衣 此風天和比の本にみゆ、若手の傾城買風なり、 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0542] 桂林漫録 下 下髪 戒庵漫筆、倭国婦人不裹足、髪長散披在後、 ...
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人部七|身体四|男子結髪風
[p.0523] 万葉考 別記二 上つ代には、男の髪は頂に二ところゆひ、女は頂に一所にゆひつと見ゆ、 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0543] 日本書紀 二十九/天武 朱鳥元年七月庚子、勅、更男夫著脛裳、婦女垂髪于背猶如故、 ...
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人部七|身体四|男子結髪風
[p.0523] 古事記 上 於是欲相見其妹伊邪那美命、追往黄泉国、〈○中略〉故刺左之御美豆良(○○○○○○○)〈三字以音、下効此、〉湯津津間櫛(○○○○○)之男柱一箇取闕而、燭一火入見之時、〈○下略〉 ...
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人部七|身体四|男子結髪風
[p.0528] 屠竜工随筆 渡が妻の、盛遠に討れん為に、髪おさばきて寝たると有は、古は皆㧾髪なれば、鬢につりて寝にくきゆへに、多くは髪おさばきたると見えたり、 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0543] 安斎随筆 前編八 一婦女垂髪〈○中略〉 貞丈曰く、垂髪于背の四字、すべしもとどりと訓お付けたり、すべらかしと雲ふは是に依れり、 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0543] 万葉集 二 舎人娘子奉れ和歌一首 歎管(なげきづづ)、大夫之(ますらおのこの)、恋乱許曾吾髪結乃(こふれこそわがもとゆひの)、漬而奴礼計礼(ひぢてぬれけれ)、 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0544] 枕草子 九 きよげなる人の、夜るは風のさわぎにね覚つれば、久しうねおきたいまヽに、鏡うあ見て、もやよりすこしいざり出たる、髪は風に吹まよはされて、すこしうちふくだみたるが、かたにかヽりたるほど、まことにめでたし、 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0544] 一話一言 十二 池田氏筆記 一入江氏雲、禁中にては髪にすべてかづらおかけるなわ、末の女中は、御所内往来しげき時は、髪お巻あげ笄にて留る、今時下部にて片わけと雲は、これより始るとぞ、 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0544] 貞丈雑記 二/人物 一古下賤の者の妻などは、髪おあげて、つのぐると雲ゆひ様にして、白布にて頭お巻きたりとぞ、今も猿楽の狂言の時、女の形おして、白布にて頭お巻て出るは、古の風お伝へて、左様にする也、 ...
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人部七|身体四|男子結髪風
[p.0528] 半日閑話 十二 明和五年十二月十三日、公にて女御御入内の御祝儀認出仕有れ之、近来男子の風甚美にして、髪は本多とて、中剃お大くして、髷お高く結ふ、鬢は下鬢とて、油おつけず、櫛の歯お入、毛筋お通し、後の方は油おつけ可置、其堺お潮堺と雲、眉は三日月とて細くぬく、衣服は細袖に薄綿にて、重て ...
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人部七|身体四|男子結髪風
[p.0524] 北条五代記 五 関東昔侍形義異様なる事 諸侍〈○北条家臣〉の形義異様に候ひし、〈○中略〉又けつしきと名付て、木おもて大きに木はさみお作り、其けつしきにてかしら毛おぬき、又鬢の毛のあひだおぬきすかし、皮肉の見ゆる程にして、髪おばびなんせきに、びんお高くつけあげ給へり、若殿原達は髪さきお ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0541] 貞丈雑記 二/人物 一古の女房衆〈殿中又大名などに召仕るる位ある女痴、女房と雲、〉の体は、髪にわけめおたてヽ、本まゆお作る、髪はわぐる事なし、いれもとゆひ、〈今絵もとゆひと雲ふ〉にてゆひ、下げ髪也、今すべらかしなどヽ雲類也、婚入童子の記に図あり、げす女は、つのくるといふ髪のゆひ様あ ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0549] 浪花の風 髪の結様は、其時の流行もありて、一定ならずといへども、文政の頃より、大かた今の風俗のよしなり、其さま、たぼお長ぐ垂る様に出して、其上へまげは六かしげに作りたるものにて、多くはまげといふものは、仮ものにして、自髪にはあらず、一体の結様は、殊に六かしき故、中々容易に一人にて ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0549] 燕石雑志 三 わがおる町 婦女子の髪お結ふ事なども、予〈○滝沢解〉が幼稚き比は、小頭坐(こまくら)お入れて、根(もと)おひとつにして、鬢(びん)と髱(つと)おかき出し、髱入といふものお入れて、髱お長くしたれど、今のごとく、鬢挿(びんさし)といふもはなかりき、その後髪の結ざま、大に変りて、少女も ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0544] 牛馬問 一 神祖遠州高天神の城お責給ふ時、討死の者ども、首実撿遊しける中に、年の比十六七ばかりなる首の、うす仮粧にかね黒く、長(たけ)なる髪お結たれば、更に男女の差別しれざりしに、神祖仰せけるには、眼お明て見よ、瞳おかへして眶(まぶた)の中へ入て、白眼ばかりぞ見へたるに於ては女なり、瞳 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0549] 諢話浄世風呂 二編上/女中湯 朝湯より昼前のありさま 〈巳〉あいさ、みんな摘髱でございました、それがおまへさん、髱挿だの張籠だのと、調法なことになりました、独手に髪が結はれます、あの島田くづし(○○○○○)の形などは、役者の鬘同然さ、頭へ乗せさへすれば、手つかずに髷が出来るいやはや利口な事 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0550] 骨董集 上編下末 天和貞享の比の雛人形〈○図略〉 井原西鶴が遺稿お、元禄八年印行せる、俗つれ〴〵といふものあり、四のまきに、美女のすがたおえがけり、そのさま、此ひいなにいさヽかもたがはず、その絵のかたはらにかきて雲、しめつけ島田(○○○○○○)かみさきもあともおなじたけにして、まん中にひらも ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0548] 独語 つく〴〵と百年この方の風俗お思ひくらぶるに、余所のことおばおいて、江戸の人の風俗こそ殊に昔にかはりたれ、〈○中略〉寛永の比迄は、婦女細き麻縄にて髪お束ねて、其の上お黒き絹にて巻きしに、其の後麻縄おやめて紙にてゆふ、越前国より粉紙にて、元結紙と雲ふものお造り出だし、海内の婦女み ...
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人部七|身体四|小児頭髪風
[p.0558] 松屋筆記 六十七 髪の貌 按に、万葉の歌、伊勢物語の歌などに、たぐとも、あぐともよみたるお、合せ考るに、女児はじめは目刺(めざし/○○)にて、八歳よ童放(わらはなり/○○)にし、それよりやヽ十二三にもなれば、頂結放(うないばなり/○○○)にもし、人に嫁に至ては、結髪(かみあげ/○○)せし也、頂結放は半元 ...
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姓名都九|名中|諱
[p.0750] 古事記伝 十八 書紀に、諱彦火火出見とあるは、心得ぬ書ざまなり、〈○中略〉是お諱としも書れたるは、漢国の史どもに、某帝諱某と雲例に効てなれども、甚く事たがへり、皇国の上代の天皇たちの大御名は、諱と申すべきに非す、凡て尊むべき人の名お呼ことお忌憚るは、本外国の俗なり、名は本其人お美称 ...
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器用部十七|坐臥具二|畳/名称
[p.0051] [p.0052] 古事記伝 十七 畳(たヽみ)は、白梼原宮〈○神武〉段の大御歌に、須賀多々美(すがたヽみ)、伊夜佐夜斯岐氐(いやさやしきて)、倭建命の御歌に、多々美許母(たヽみごも)、幣具理能夜麻能(へぐりのやまの)、遠飛鳥宮段の歌に、和賀多々弥(わがたヽみ)などありて、いと〳〵古き名なり、皮お以て畳と ...
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地部二|皇都鄙併入|遷都例
[p.0177] 古事記伝 二十一 凡て書紀に、遷都とあるは、たヾ漢籍にならひて、記されたるものにして、実は後世の如く、引遷されたるには非ず、上代に御代ごとに、都のかはれるは、大方上代には、皇子たちも御父天皇と、同大宮には住坐ずて、多くは別地に住坐りしかば、御父天皇崩坐て、皇太子天津日嗣所知めせば、 ...
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器用部二十一|灯火具下|灯火具雑載
[p.0360] 古事記伝 二十七 上代には、夜の中の明りには、多く燎火お用ひたり、後世にもいはゆる衛士の燃火、〈○註略〉神社の庭火、〈火炬屋と雲もあり〉篝火など、皆明りのためにして、古の為(しわざ)の遺れるなり、〈上代には屋内にても、燎火お用ひしなり、故かの甕栗の宮清寧の段なる、焼火小子も居竃傍とあ ...
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歳時部十二|年始祝四|饗宴
[p.0834] 年中行事故実考 一正月 蛤の吸物、大根汁、〈いてう形に切〉田作り鱠、是は南朝信濃宮〈中務卿宗良親王子〉の御子良王、宮方の武士四家七名字の者お召具、尾張の国津しまへ移らせ給ふ時、元日始て此祝ひありて、子孫長く津島に住給ふ、其佳例にて、当国の風俗お諸国に伝へ学ぶといへり、〈◯中略〉四家 ...
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地部十五|近江国|蒲生郡
[p.1177] 古事記伝 七 蒲生稲寸、和名抄に近江国蒲生〈加万不〉郡、これなり、名義は、いと上代に蒲の多く生たりし地なりしにや、〈蓬生、浅茅生、麻生などの類なり、〉 ...
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地部二十八|紀伊国|村里/名邑
[p.0748] [p.0749] 丹敷浦考 紀に丹敷浦とあるは、今の二木島(にきしま)の事なりと思はる、にしきとにきしと音近ければ転じたるか、にしき島と雲たるが、しの字の省りたるかなるべし、〈◯中略〉さて元来丹敷といへる地は、和名抄郷名の部に、志摩国英虞郡の下に、甲賀、名錐、船越、道潟、芳草、二色、余戸、神 ...
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人部五|身体二|乳房
[p.0428] 古事記伝 八 胸乳とは、上代にたヾ知(ち)とのみ雲は、人身に在乳に限ず、他の物にも多く有お総て雲名にて、〈今世にも、幕などには此名遺れり、〉胸と雲されば混し故にやあらむ、 ...
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器用部四|飲食具四|木葉盃
[p.0238] 古事記伝 三十二 大御酒柏(おほみきのかしは)は、酒お受て飲む葉なり、〈○中略〉抑酒お柏に受て飲む事は、いと〳〵上代のわざなりしが、定まれる礼となりて、豊明などには、必其事ありしなり、 ...
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器用部四|飲食具四|湯桶
[p.0262] 日本釈名 下/雑器 湯桶(ゆとう) ゆは訓也、桶は音なり、ゆおけと訓によみ、或音にてたうとうと雲べきお、訓と音とおまじえて、ゆたうとよむ、是おゆとうもじと雲、此類猶多し、是後代のあやまり也、上代にはかやうの詞なし、 ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0785] [p.0786] 貞丈雑記 二/人名 一女の名に子の字お付る事、上代よりの事なり、日本紀欽明天皇紀に雲、遣青海夫人勾子、又雲、春日日狐臣女曰糠子と見えたり、女に子の字お付る事の始なるべし、 ...
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地部十八|上野国|建置沿革
[p.0009] 鎌倉大草紙 上州は上杉の分国なりければ、足利は京都并鎌倉御名字の地にてたにことなりと、かの足利の学校お建立して、種々の文書お異国より求め納ける、此足利の学校は、上代承和六年に、小野篁上野の国司(○○○○○)たりしとき建立の所、同九年篁陸奥守になりて下向の所、此時に学校おたてけるよし、〈◯ ...
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地部三十九|橋下|信濃国/木曾懸橋
[p.0331] 宝暦二年木曾道記 木曾掛橋、右は高山峯お並べ、左は岩石峻にして木曾の大河脹る、谷数十丈の中間に大木おより入れ、角木お並べ、掛橋とす、誠に危き難所なり、上代は今の所より上に道あり、共後新に修復有て、七十五間の掛橋なり、川の方に欄干あり、慶安三年九月廿六日に成就すといへり、 ...
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飲食部十六|漬物|名称
[p.1009] [p.1010] 於路加於比 下 香物香物は室町殿の頃より、専湯漬の膳につくる事今の如し、祗園会御見物御成記〈大永三年、義晴将軍、〉の献立に〈下略〉 御ゆづけ 、たこ、やき物、このわた、あへまぜ御ゆづけ、かうの物(○○○○)、かまぼこ、ふくめ鯛、三好筑前守義長朝臣亭〈江〉御成記〈永禄四年三月卅日、 ...
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歳時部十八|九月九日〈残菊宴併入〉|残菊宴
[p.1344] 年中行事故実考 十一十月 残菊宴 上代禁中にて、十月五日残菊の宴とて公卿お饗せらる、これは古へ菊お愛せし事ふかきゆえ禁庭にも菊お植られ、王卿に見せたまふお残菊宴といふ、菊花は九月九日お節とする故、重陽過ぬれば残菊といふなり、いまはたえてなし、 ...
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地部一|地総載|定国堺
[p.0074] [p.0075] 古事記伝 二十九 抑上代の国境(くにところ)の御制(みさだめ)は、細(こまか)なる事は、詳に知りがたけれども、古事どもに、事にふれて往々見えたる趣きに就て考ふるに、後の世の如く、際やかなることこそ無かりつらめ、大方には元よりも国々の堺限(さかひ)などもありはしけむお、此の御世にな ...
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地部十|甲斐国|国府
[p.0706] 甲斐叢記 一 国名 本州の酒折は、上代の府治なり、今も山内に石室多く存し、内城の処お鎮目と呼び、外宮など在りし処お別殿と称なす、鎮目とは国鎮の謂なり、九筋の道〈下に委し〉皆此処に発り、四方に交通る、屹然なる一巨鎮なり、日本武尊既に東夷お平げ、還りて兵馬お止息玉ふ所にて形勝の地なれば ...
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動物部一|獣一|食牛
[p.0070] 古事紀伝 十九 設牛酒と書れたるは、漢籍に効へる潤色の文なり、戎国にてこそ、かゝる饗などにも牛肉お主とはすれ、皇国にては、古も今もさらに無きことなり、天武天皇の御世に、牛馬肉お食ふことお禁められしは、やゝ後に民間などにては、食し者もありたらむ、上代にはさらにさることなし、縦ひ食し者 ...
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飲食部四|料理下|膳夫
[p.0315] 古事記伝 十四 膳夫は、加志波伝と訓む、中巻にも見ゆ、書紀にも多し、〈○中略〉名義は先いと上代には、凡て饌お木葉に盛ける其葉おば、何木にまれ総て加志波と雲り、〈○註略〉故饌の事お執行ふ人お加志波伝とは雲なり、伝は手なり、凡て物お造る人お手人といひ、今世にも事お行ふ人お某手と雲類多し、 ...
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歳時部一|歳時総載上|日|三旬
[p.0060] 古事記伝 三十 上旬は波士米能許呂(はじめのころ)とも訓べし、都紀多知能許呂(つきたちのころ)とも訓べし、〈かみのとおかと雲ことは、信明集の歌にもあれど、なほ上代の言には非めれば、然訓はわろけむ、〉都紀多知は月立なり、〈後に朔字お当て、ついたちと雲、つきおついと雲は音便なり、〇中略〉此 ...
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姓名部八|名上|以由縁為名
[p.0688] 古事記伝 三十 此は謂大鞆別尊と雲べきお、亦御名と紛らかして、謂誉田天皇と誤りたる伝なり、〈又右の文の次に、細書に、上古の時、俗号鞆謂褒武多焉とあるは、かの誉田天皇は伝へのまぎれにて、大鞆別なることお弁へずして推当に注せられたるひがことなり、いと上代より、鞆は登母とのみこそ雲れ、さ ...
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植物部十四|草三|香蒲
[p.0943] 古事記伝 十 蒲黄は、花上の黄粉なるお直に波奈と雲るは、此方にては別に黄粉の名は無くて其おも花と雲るなるべし、さて漢籍にも蒲黄はもはら治血治痛薬とするは、本此神〈◯大国主神〉の霊に頼て上代よりしかつたへしものなり、今人は加お濁て賀麻(がま)といへど、凡て頭お濁言無し、今も蒲生(かまふ) ...
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植物部十六|草五|麻
[p.1191] 大和本草 六/民用草 大麻(あさ) 一名火麻、雌は子あり、麻仁なり、雄者名枲麻、又牡麻と雲、実なし、雌雄共に皮おとりて布とす、宿根より不生、毎春実おまく、上世には麻仁お五穀とす、月令に食麻とあるは麻仁なり、今は食せず、胡麻は上代の穀にはあらず、麻仁の功能多し、本草に見えたり、麻葉よく瘧 ...
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帝王部二十二|皇太子上|名称
[p.1305] [p.1306] 古事記伝 二十六 漢国にて、王の位お嗣ぐべく定めたる子お皇太子と雲、故に其字お取て日嗣御子に用ひたるなり、さるは遂に御位お嗣坐が、其御子等の中にて、元来も然定置賜へる物なれば、彼皇太子よく当りたれども、彼は元より一人に限りて定めたる称、此は一柱には限らざる御称なるは同じか ...
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方技部七|易占|名称
[p.0470] 玉勝間 十四 卜筮もろこしの国とても、いと上代には、後世のごこく万の事、己がおしはかりの理お以て定むる事は、さしもあらざりしこと、卜筮といふ物あるおもてしるべし、卜筮は己が心にさだめがたき事お、神にこひてその教おうけて定むるわざなり、卜筮にいづるは神のおしへなり、然るお後世のごとく ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|炊法
[p.0354] 古事記伝 三十二 加志波と雲は、もと一つ樹の名には非ず、何樹にまれ飲食に用る葉お雲り、故書紀仁徳巻に葉字お書て、此雲箇始婆とあり、然るに又某賀志波と名負たる樹も、古より彼此とあるは、あるが中に常によく用ひたるどもお、然は名けたるなり、〈○註略〉凡て上代には、飲食の具に多く葉お用ひし ...
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器用部一|飲食具一|盌種類/以原質為名
[p.0009] 古事記伝 十七 さて後世には、井より水お汲揚(くみあげ)、るには、必縄など著たる都流倍(つるべ)お用ふる事なれども、〈○註略〉上代の井は、浅き泉なるなども多かりしかば、〈今も山里などのは然なり〉盛(もる)器お以て直に汲揚(くみあげ)もしつとおぼしければ、此の玉器(だまもひ)も盛る器以て、汲に ...
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器用部二十四|雑具|䙝器/虎子/清器/楲
[p.0569] [p.0570] 後松日記 二 清器〈○中略〉ふるきよの、しん殿のさし図おみるに、かはやといふはみえず、されど必下屋などにつゞきてあるべし、なくてはいかゞはせん、又主人などは、おほつぼ(○○○○)、しのはこ(○○○○)お用ひて、近習の女房とり伝へて、ひすまし、長女、廁人等にわたすなるべし、常夏の巻にみえ ...
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歳時部十二|年始祝四|歯固
[p.0817] 年中行事故実考 一正月 歯固 鏡もちおかざり用ゆ、中古の図後に見ゆ、台は衝重紙お一重三方へ下げて敷、向は明て置、大なる餅大小二つおかさねてかざる、其うへにひし餅お据う、但赤餅五つ白餅五つ置なり、置様は松お中に立、まはりにひし餅お重ねて置なり、松は図のごとく三重に枝あるお立、其まはり ...
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歳時部十六|五月五日|葺菖蒲
[p.1165] 年中行事故実考 六五月 四日 禁中にて御殿に菖蒲おふかせらる、上代は主殿寮これおふきし由、今は小野の郷の百姓まいりてふくなり、人家にて艾菖蒲お軒にさすは、中華艾虎の遺風にて、清少納言が草紙、鴨の長明が無名抄の説によれば、古代よりの風俗にや、陸奥にては菖蒲なきゆへ菰の葉にてふく、西国 ...
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方技部四|天文道〈宿曜道併入〉|伝習 名人
[p.0246] [p.0247] 平家物語 三 法印もんだうの事同じき〈○治承三年〉十一月七日の夜の戌のこくばかり、大地おびたゞしううごいて、やゝ久し、おんやうの頭あべの泰親(〇〇〇〇〇)、いそぎだいりへはせ参り、今度のぢしん、せんもんのさす所、其つゝしみかろからず候、当道三経の中に、こんぎ経の説お見候に、年 ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0545] [p.0546] [p.0547] [p.0548] 我衣 明暦あたり迄は、女のかうがい多くは鯨の棒かうがへなり、寛文のころよりも鼈甲おさす人もあり、髪は片わげなり、是は内室なり、下女はかうがいぐるなり、早正徳の比は下女も鼈甲おさし、ぐる〳〵結なり、此時比よりかうがいの先お反し角ぐるに結ぶ、 宝永までかくの ...
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人部七|身体四|女子結髪風
[p.0540] [p.0541] 万葉考 別記二 凡古への女の髪のさま、末にも用あれば、委しくいはむ、そも〳〵幼きほどには、目ざしともいひて、ひたひ髪の目おさすばかり、生下れり、それ過て肩あたりへ下るほどに、末お切てはなちてあるお、放髪(はなりかみ)とも童放(うないはなり)とも、うない児ともいへり、八歳子(やと ...
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帝王部十六|諡号|古代追号
[p.0954] 古事記伝 十八 すべて古の御代お、古は或は近江大津〈の〉宮〈に〉御宇(あめのしたしろしめしヽ)、天皇〈◯天智〉或は飛鳥〈の〉浄御原〈の〉朝〈◯天武〉などヽこそ申せるお、後世人はたヾ後の漢諡おのみ知て、返て本の真の御称おば更にしらず、古書に記せるお見ても、何れの御代の称とも、え弁へぬ人の ...
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動物部十一|鳥四|菅鳥
[p.0880] 十二 万葉集略解 菅鳥といふもしられず、〈○中略〉菅は管の誤歟、集中つゝ鳥とよある有と、翁〈○賀茂真淵〉はいはれき、猶考ふべし、 ...
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動物部十七|魚中|鰹/名称
[p.1441] 本朝食鑑 十/華和異同 鰹 華人全未弁本邦堅魚之事、源順引唐韻玉篇而論之、然二家倶言鱧魚、故猶未明、自序所謂仮借之義矣、 ...
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歳時部十一|年始祝三|私礼
[p.0729] 台記 康治二年正月一日己丑、詣摂政、〈近衛路程取松明〉以光房申雲、雖入夜可被拝礼歟、報雲、入夜拝礼雖不覚前跡、人々被来、故猶可有乎、〈◯中略〉拝礼了、 ...
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封禄部五|月料〈日料 給炭薪油 女官雑用料 併入〉|制度
[p.0190] 延喜式 五/斎宮 凡諸司男女官月俸、雑色人衣服者、随当国他国所進之多少、不論上下、毎色分別、但須先女官後男官、 ...
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歳時部三|年号上|年号通載|天平勝宝
[p.0165] 神皇正統記 孝謙 聖武の皇子安積親王、世おはやくして後男子ましまさず、依て此皇女立給ひき、己丑〈天平勝宝元〉のとし即位改元、平城宮にまします、 ...
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姓名部六|氏上|安倍氏長者
[p.0481] 長秋記 長承元年五月十五日甲戌、権天文博士安倍兼時、与右京亮同泰親、故晴明領地祭庭論事、〈○中略〉兼時申雲、件地非祭亭、晴明已後男女子伝領、其旨見次第分界、兼時一門、同時氏長也、随得泰行譲、何於領知可有其妨哉雲々、 ...
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歳時部十四|踏歌節会|踏歌節会例
[p.1022] 河海抄 十初音 円融院天元六年〈◯永観元年〉正月十四日、有男踏歌、太政大臣藤原頼忠公承香殿東庭、左大臣源雅信桂芳坊、右大臣藤原兼家公藤壷、大納言藤原為光卿神鳴壷、権大納言藤原朝光卿梨壷、名差上首有踏歌、今後男踏歌絶而無之、 ...
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帝王部六|践祚下|女帝践祚
[p.0301] 神皇正統記 孝謙 孝謙天皇は、聖武の御子、御母は皇后光明子、淡海公不比等の大臣のむすめなり聖武の皇子安積親王、世おはやくして後男子ましまさず、依て此皇女立給ひき、己丑のとし、即位改元、平城宮にまします、 ◯按ずるに、聖武天皇の皇子は、史に其名お逸す、安積親王とするは誤なり、 ...
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植物部二十四|草十三|瓜利用
[p.0620] 後水尾院当時年中行事 上/五月 晦日、〈◯中略〉御三間のたれたる簾上げ渡せば、御引直衣めさしまして御座につかしめ給ひぬ、〈◯中略〉先御盃、次に初献、〈白瓜なすび〉お供ず、御盃参りて女中に通る、次に二献〈南瓜〉お供じて已後男おめさる、公卿はすのこの畳につく、殿上人は公卿の座の後に候ず、 ...
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姓名部一|姓氏上|忌寸
[p.0045] 姓序考 忌寸 忌寸姓は、天武朝廷の詔に、八色姓お改定められしとき、四曰忌寸とみえし也、忌寸姓は、皇別及神別の氏人にもあれど、〈姓氏録に、忌寸姓は皇別の氏にひとつ、神別の氏に四五ならではみえざるなり、〉諸藩の氏々には、ことに多き姓なり、〈諸藩の氏々に多きことは、姓氏録おみて知るべし、 ...
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帝王部六|践祚下|立太子之日践祚
[p.0270] 神皇正統記 後鳥羽 先帝〈◯安徳〉西海に臨幸ありしかど、祖父法皇〈◯後白河〉の御世なりしかば都はかはらず、摂政基通の大臣ぞ、平氏の縁にて供奉せられしお、いさめ申ともがら有けるにや九条の大路辺よりとヾまられぬ、其外平氏の親族ならぬ人々は、御供つかまつる人なかりけり、還幸あるべきよし院宣 ...
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歳時部十六|五月五日|菖蒲鬘/佩菖蒲
[p.1167] [p.1168] 古今要覧稿 時令 あやめのかづら〈菖蒲鬘〉 あやめのかづらは、五月五日未明、禁中に糸所より献ずるお、天子かけ給ひて武徳殿に行幸ましまし、例の節会行はる、内外の群官も皆かくる事なり、是は時の疫邪悪気などおさけんためにせしめ給ふ也、これ往古よりの仕来りなりしお、聖武天皇の御時の ...
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姓名部一|姓氏上|連
[p.0116] 日本書紀 二十九/天武 十一年五月甲辰、倭漢直等、賜姓曰連、己未、倭漢直等、男女悉参赴之、悦賜姓而拝朝、 ...
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