Results of 101 - 200 of about 1501 for [SIMILAR] 16 1024 4096 WITH 6721 房此 WITH 6386 ... (8.314 sec.)
遊戯部五|物合|扇合
[p.0287] 十訓抄 十二 行成は道風が跡お継て、めでたき能書なりけり、いまだ殿上人の比、殿上にて扇合といふ事有けるに、人々珠玉おかざり、金銀おみがきて我おとらじといとなみあへりけり、彼卿はくろくぬりたる細ぼねのたけたかきに、黄なるかみはりて、楽府の要文お真草に打まぜて、所々書て出されたりけるお ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0287_1138.html - [similar]
動物部十三|虫上|蛇事蹟
[p.1042] 十訓抄 十一 伶人助元府役解怠の事によりて、左近府の下倉に召籠らる、此下倉〈○古事談作地〓〉には、蛇蝎のすむなる物おと恐おなすところに、夜中ばかりに大蛇案の如く来れり、頭は祇園の獅子に似たり、眼はかなまりのごとくにて、三尺ばかりなる舌さし出て、大口おあきて、既にのまんとす、助元魂失 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1042_4305.html - [similar]
人部九|性情上|怒
[p.0742] 十訓抄 十 一条摂政〈○藤原伊尹〉納言に任給時、朝成同く望申けり、其間頗放言申けり、摂政の後朝成大納言お望申て、彼殿へまいてけり、良久しくありて面謁し給とき、朝成大納言になるべき理運お申されけるに、摂政の給はく世間計がたし、往事のころほい納言望申時、放言有といへども、貴閣昇進我心に ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0742_4398.html - [similar]
人部十|性情下〈夢 〉〓|泣
[p.0750] 十訓抄 十二 十月ばかり月あかゝりける夜、経信卿お宗として、宗俊卿、政長朝臣、院禅、慶禅、長慶、楽人三四人、宰相中将隆綱、管絃者にはあらねども、すきものにて伴ふ、又少将俊明など各車に乗て五節命婦世おそむきていたる、嵯峨の家に行にけり、〈○中略〉秋風楽三反、蘇合みなつくして、万秋楽の ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0750_4455.html - [similar]
人部十四|忠〈不忠併入〉|忠例
[p.1012] 十訓抄 六 花山院御時、中納言義懐は外戚、権左中将惟成は近臣にておろ〳〵天下の権おとれり、然るお帝ひそかに内裏お出、花山に幸ない由お聞て、両人追て参上の所に、帝巳に比丘たり、惟成もとゞりおきる、又義懐が語て雲、外戚として重くおはしつるに、外人となりて、今更に世に交らんみぐるしかるべ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_1012_6081.html - [similar]
人部二十五|薦挙〈知遇 不遇併入〉|知遇
[p.0412] 十訓抄 三 御堂関白〈○藤原道長〉物へおはしけるに、道に荷負馬の先にたちたる小童の、手に文おさげてよみけるお、あやしとおぼして、ちかくめしよせて、御らんじければ、眼に重瞳有て、いみじく賢き相のしたりければ、やがてめして、匡衡につけて、学文おせさせられけるほどに、後には大江時棟とて、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0412_984.html - [similar]
飲食部十一|酒下|雑載
[p.0796] 十訓抄 七 昔元正天皇御時、美濃国に貧く賤き男有けるが、老たる父お持たり、此男山の草木お取て、其直お得て父お養ひけり、此父朝夕あながちに酒お愛しほしがる、依之男なりひさごと雲物お腰に付て、酒お沽家に行て、常に是お乞て父お養ふ、或時山に入て薪おとらんとするに、苔深き石にすべりて、うつ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/insyokubu/insi_1_0796_3371.html - [similar]
人部十一|言語|誡言語
[p.0863] 十訓抄 二 大相国〈○藤原実行〉宰相にておはしける時、歌合せられけるに、夏月お俊頼、 光おばさしかはしてやかゞみ山峯より夏の月は出らん、とよめりけるお、峯より夏の月は出らんと侍るは、秋冬は谷より出けるにやと申ければ、俊頼のぶる方なくて居たるに、大判事明兼が下座に候て、聊か口入お申たり ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0863_5169.html - [similar]
人部十六|仁〈度量併入〉|度量
[p.1159] 十訓抄 八 大納言行成卿いまだ殿上人にておはしける時、実方中将いかなる憤か有けむ、殿上に集会ていふ事もなく、行成の冠お打落て小庭になげすてゝけり、行成少もさはがずして、とのもり司おめして冠取て参れとて、冠してまほり刀よりかうがい貫取て、びんかいつくろひて、居直りて、いかなる事にて候 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_1159_6432.html - [similar]
帝王部二十七|外戚下|雑載
[p.1684] 十訓抄 六 花山院御時、中納言義懐は外戚、権左中将惟成は近臣にて、おろ〳〵天下の権おとれり、然るお帝ひそかに内裏お出、花山に幸給由お聞て、両人追て参上の所に、帝已に比丘たり、惟成もとゞりおきる、又義懐に語て雲、外戚として重くおはしつるに、外人となりて今更に世に交らん見ぐるしかるべし ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/teiobu/teio_1_1684_6279.html - [similar]
人部十|性情下〈夢 〉〓|夢死期
[p.0809] 十訓抄 七 粟田左大臣在衡、〈○中略〉此人は若くより鞍馬お信じ奉りて参られけり、文章生のとき、彼寺に参詣して、正面の東の間にして、礼おなす間、十三四歳の童、傍に来て同じく拝お参らす、〈○中略〉心ならず礼お参らするほどに、三千三百三十三度にみつ時、此童うせぬ、在衡奇異の思ひおなしながら ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0809_4816.html - [similar]
器用部十五|屏障具三|障子種類
[p.0869] 柳亭記 上 畳 障子 昔の障子は、今いふからかみなり、大内のあら海の御障子ととなふるものなど、画からかみなるは、たれ〳〵も知る事なり、その障子の骨に、たゞ一重紙お張るは、明おとらんが為なれば、明り障子といひしが、今の障子なり、俗に障子の板お腰といふ、その板のなきお、明障子といふとはた ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0869_4911.html - [similar]
飲食部十六|漬物|雑載
[p.1063] [p.1064] 十訓抄 三 二条殿より南京極よりは東は、菅三位〈○文時〉の亭也、三位うせて後年比へて、月のあかき夜さるべき人々、古き跡おしのびて、かしこにあつまりて、月おもてあそぶ事有けり、おはり方に或人、月はのぼる百尺楼と誦しける、人々声お加へてたび〳〵に成に、あばれたる中門のかくれなる ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/insyokubu/insi_1_1063_4568.html - [similar]
人部一|人総載|童
[p.0077] [p.0078] 十訓抄 二 肥後守盛重は、周防の国の百姓の子なり、六条右大臣〈○源顕房〉の御家人に、なにがしとかや、かの国の目代にてくだりたりけるに、次ありて、かの小童にてあるおみるに、魂ありげなりければ、よびとりていとおしくしけるお、京にのぼりのち、供に具して大臣の御許に参たりけるに、南 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0077_461.html - [similar]
人部二十五|薦挙〈知遇 不遇併入〉|知遇
[p.0412] [p.0413] 十訓抄 二 肥後守盛重は、周防の国の百姓の子なり、六条右大臣〈○源顕房〉の御家人になにがしとかや、かの国の目代にて、くだりたりけるに、次ありて、かの小童にてあるお見るに、魂ありげなりければ、よびとりていとおしくしけるお、京にのぼりてのち、供に具して大臣の御許に参たりけるに、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0412_985.html - [similar]
帝王部十三|御幸|遊覧御幸
[p.0736] 大和物語 下 亭子のみかど〈◯宇多〉とりかひのいんにおはしましにけり、れいのごと御あそびあり、此わたりのうかれめども、あまたまいりてさふらふ中に、声もおもしろく、よしあるものは侍りやととはせ給に、うかれめばらの申やう、大江のたまぶちがむすめといふものなん、めづらしうまいりて侍と申け ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/teiobu/teio_1_0736_2582.html - [similar]
動物部十四|虫中|蜂事蹟
[p.1134] [p.1135] 十訓抄 一 むかし中納言和田丸と聞る人おはしけり、其末に余古大夫といふ兵者有けり、〈○中略〉初瀬山のおくに籠りてけり、敵あさり求れども、深く用意して、笠置といふ山寺の岩屋の有ける中にかくれて、二三日住けるほどに、岩のもとにて、蛛と、いふもの、いおかけたりけるに、大なる蜂のか ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1134_4694.html - [similar]
天部三|雨|大雨
[p.0183] [p.0184] 袖中抄 一 ひぢかさ雨 いもがかど行すぎがてにひぢかさの雨もふらなんあまかくれせん 顕昭雲、此歌にひぢかさ雨といへるはひが事也、これは万葉集の歌なり、彼集にはひさかた雨といへり、考、万葉集第十一雲、 いもがかどゆき過かねつひさかたの雨もふらぬかそおよしにせん〈◯中略〉 六帖曰、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0183_1174.html - [similar]
地部四十六|泉|播磨国/野中清水
[p.1029] [p.1030] [p.1031] 袖中抄 十 のなかのしみづ〈おぼろのしみづせかいのしみづ〉 いにしへの野なかのしみづぬるけれどもとの心おしる人ぞくむ 顕昭雲、野なかのし水とは、播磨の稲見野にあり、此歌にはぬるけれどヽよみたれど、件し水みたる人の申しは、めでたきし水也と雲々、 但考、能因歌枕雲、野中 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_1029_4484.html - [similar]
動物部十一|鳥四|山雀
[p.0918] 夫木和歌抄 二十七/山陵鳥 十題百首 寂蓮法師 この内も猶うらやまし山がらのみのほどかくすゆふがほのやど ○按ずるに、平家物語山門御幸の条には、此歌お紀伊守範光の作となせども、恐らくは誤ならん、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0918_3671.html - [similar]
歳時部十八|九月九日〈残菊宴併入〉|菊綿
[p.1338] [p.1339] 禁中年中行事 九月 九日 菊居〈御菊綿お被置〉 常御殿西庭に菊お植、大黒勤之、 〈仙人のおる袖にほふきくの露うちはらふ〉〈にも千世はへぬらむ、此歌お唱、菊綿おおかる、〉 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_1338_5697.html - [similar]
歳時部十八|玄猪|朝廷玄猪
[p.1352] 塩尻 九十 十月亥日、朝廷御厳重に、供御所より舂形お調進す、これおつくつくと称す、 神無月しぐれの雨のあしごとにわがおもふ事かなへつく〳〵、此歌お誦し給ふとかや、是もまた民のわざおしろしめすありさまなるべし、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_1352_5758.html - [similar]
地部二十五|播磨国|名所
[p.0550] 平家物語 一 すヾきの事 ある時たヾもり、ひぜんの国よりのぼられたりけるに、鳥羽の院、あかしのうらはいかにと仰ければ、忠盛かしこまつて、 有明の月もあかしの浦風に波ばかりこそよるとみえしか、と申されたりければ、院大きに御かん有て、やがて此歌おばきんえうしうに入られける、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_2/chib_2_0550_2321.html - [similar]
地部四十五|野〈原附〉|蜻蛉野
[p.0936] 袖中抄 三 かたちの小野 みよし野の蜻の小野にかるかやの思みだれてぬるよしもがな 顕昭雲、蜻おばあきつと読也、然而此歌おば、あきつの小野とよむべし、かたちの小野は、傍そのいはれなし、あきつとは蜻也、えむばなり、あきつはの袖なども読り、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0936_4123.html - [similar]
地部四十九|浦|播磨国/明石浦
[p.1323] 平家物語 一 すヾきの事 ある時、たヾもり、びぜんの国より、のぼられたりけるに、鳥羽の院、あかしのうらはいかにと、おほせければ、忠盛かしこまつて、 有明の月もあかしの浦風に波ばかりこそよるとみえしか、と申されければ、院大きに御かん有て、やがて此歌おば、金葉集にぞ入られける、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_1323_5603.html - [similar]
動物部十四|虫中|蠮螉
[p.1131] 天野政徳類語 下 按、古今集離別の部に、すがるなく秋の萩原朝立て旅行人おいつとかまたん、と此歌お引て、古人此すがるお鹿の事也と雲説有、其後の歌には、多くすがるお鹿の事となして、詠る歌有、皆誤にて随がたし、すがるは蜂なる事、いちじるし、さそりといふ蜂也、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1131_4685.html - [similar]
動物部十五|虫下|われから
[p.1201] [p.1202] 拾遺抄注 恋下 古今雲、〈○中略〉此歌お為本如此読也、藻にすむ虫おば、われからと雲也、それからといふ名おふすれて、猶人のそらきおうらむとよむ也、そのわれからはちいさき鰕(○○○○○)也、然者かひつ物にてこそあるべけれど、もにすむむしとよみたれば、連歌には虫に用也、〈○下略〉 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1201_5027.html - [similar]
人部二十五|薦挙〈知遇 不遇併入〉|薦己子
[p.0406] 今昔物語 二十四 大江匡衡妻赤染読和歌語第五十一 挙周が官望ける時に、母の赤染、鷹司殿 〈○藤原道長妻倫孑〉に此なむ読て奉たりける、 おもへきみかしらの雪おうちはらひきえぬさきにといそぐ心お、と御堂〈○藤原道長〉此歌お御覧じて、極く哀がらせ給て、此く和泉守には成させ給へる也けり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0406_972.html - [similar]
姓名部五|譜牒〈家格 〓〉|雑載
[p.0424] 大鏡裏書 南円堂事 堂之壇つきけるが、いたうくづれけるに、翁のいできて、此歌おうたひてつかば、よもくづれじとて、うたひだしたりける、 ふだらくの南のきしにだうたてヽ今ぞさかえん北のふぢなみ、其翁は春日の明神とぞ申つたへたる、其後北家はながくさかゆなり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0424_2284.html - [similar]
地部三十九|橋下|久米路橋
[p.0334] 袖中抄 六 くめぢのはし〈いはゞし〉 むもれ木はなかむしばむといふめればくめぢのはしは心してゆけ 顕昭雲、くめぢのはしとはかつらぎのはしおこそいへ、而かつらぎのはしはいはヾしおわたしさしたれば、埋木なかむしばむともよむべからず、又心してゆけともよみがたし、されど能因歌枕に信乃に久米路 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0334_1662.html - [similar]
天部一|月〈月蝕併入〉|雑載
[p.0073] 土左日記 八日、さはることありてなお同じ所なり、こよひ月は海にぞいる、これお見て業平のきみの、山のはにげて入ずもあらなんといふうたなんおもほゆる、もし海べにてよまヽしかば、なみたちさへていれずもあらなんとよみてましや、今此歌おおもひいでヽ、或人のよめりける、 てる月の流るヽ見れば天 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/tenbu/tenb_1_0073_465.html - [similar]
歳時部十二|年始祝四|鏡餅
[p.0844] 世諺問答 正月 問て雲、同日〈◯元日〉歯固といひて、餅いかヾみにむかふ事は、いかなることぞや、答、〈◯中略〉もちいは近江国の火切のもちお用ひ侍るべき事なり、さて正月のかヾみにしてもちひむかふ時は、古今集に入たる、 あふみのやかヾみの山おたてたればかねてぞみゆる君が千年は、といふ歌お誦 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_0844_3764.html - [similar]
植物部七|木六|合歓木
[p.0390] 塵袋 二 かおかの木は、えんずの木と雲ふことはざあり、まことに同木歟、万葉集に、紀女郎が大伴家持におくる歌雲、〈◯中略〉家持返歌雲、〈◯中略〉此歌おおもふに紀女郎がおくる歌にはねぶとよみ、家持が返歌にはかおかとよめり、合歓木の異名なるべし、但槐と子ぶとは同類なり、葉こまかにして共によ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_1/syok_1_0390_1494.htm... - [similar]
植物部二十二|草十一|牽牛子雑載
[p.0474] 駿台雑話 二 朝がほの花一時此時松永某とて、鈴木氏が道学の友ありけり、其人朝がほの歌とてかたりしが、自からよめる歌にや、又は鈴木氏がよめるにや、とかく両人の内にてあるべし、あさがほの花一ときも千とせ経る松にかはらぬこヽろともがな、此歌も意味ふかきやうにおぼへ侍る、昔よりあさがほおよ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_2/syok_2_0474_2114.htm... - [similar]
植物部十四|草三|薄
[p.0922] [p.0923] 万葉集抄 一 みくさとはすヽきなり、此歌点にも、或はおばなかりふきとも、或はみくさかりふきとも点之、此歌にはみくさと点せる殊宜也、みくさといふは、もろ〳〵の草の中に、たかくおおしき草なるがゆへに、真草(まくさ)の義にて、みくさと雲べし、難雲、たかくおヽしきによらば、萩葦等又 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_1/syok_1_0922_3748.htm... - [similar]
動物部二十|介下|蟶
[p.1651] [p.1652] [p.1653] 袖中抄 六 あまのまてがたいせの海のあまのまてがたいとまなみながらへにける身おぞうらむる 顕昭雲、あまのまてがたとは、あまのまてと雲かひつものとること也、あまのまくかたとかけ る本もあれど、多本にまてとかきたれば、それにつきて釈すべし、 しほのひたるかたにて、まてお ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1651_7190.html - [similar]
地部四十三|山上|大和国/春日山
[p.0731] 和漢三才図会 七十三大和 添上郡 手向(たむけ)山 在若草山(○○○)之辺、〈◯中略〉素性法師於是詠歌、拠此歌称手向山、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0731_3437.html - [similar]
方技部十四|薬方|採薬
[p.1105] [p.1106] 万葉集略解 十六 推古紀十九年五月五日、兎田野に薬猟し給ふよしあれど、此歌によれば、其日に限らざるべし、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_1105_3353.html - [similar]
歳時部一|歳時総載上|月
[p.0033] 万葉集 三雑歌 右歌者〈◯歌略〉以天平五年冬十一月(しもつき)供祭大伴氏神之時、聊作此歌、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_0033_241.html - [similar]
地部二十六|備中国|名所
[p.0614] 古今和歌集 二十大歌所御歌 かへしものヽ歌 まがねふくきびの中山(○○○○○)おびにせる細谷川の音のさやけさ 此歌は承和のおほむべのきびの国の歌 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_2/chib_2_0614_2639.html - [similar]
地部四十七|河〈滝附〉|備前国/細谷川
[p.1157] 古今和歌集 二十大歌所御歌 まがねふくきびの中山おびにせる細谷川の音のさやけさ 此歌は、承和のおほむべのきびの国の歌、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_1157_4892.html - [similar]
人部一|人総載|童
[p.0078] 袋草紙 三 壬生忠見幼童(○○)之時、内裏より有召、無乗物て難参之由お申に、而佐馬に乗て可参之由有御定、仍進此歌、 たけむまはふしかげにしていとよはしいまゆふかげにのりてまいらん ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0078_463.html - [similar]
人部六|身体三|陰
[p.0447] [p.0448] 古事記伝 二十八 月経は、〈婦人の月水お、月経とも経水ともいへり、〉如何に訓べきにか、和名抄に、月水俗雲佐波利、うつぼ物語〈俊蔭の巻〉に、何時よりか御けがれはやみ賜ひし雲々、〈妊める月数お問たるにて、月水は何の月より止しそといへるなり、〉風雅集〈神祇〉に、もとよりも麈に交 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0447_2678.html - [similar]
人部八|生命|霊魂
[p.0631] 拾芥抄 上本/諸容 見人魂時歌 玉はみつ主はたれともしらねども結留めつしたがえのつま 誦此歌結所著衣妻雲々〈男は左のしたがひのつま、女は同右のつまお結雲々、〉 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0631_3552.html - [similar]
地部三|山城国|村里/名邑
[p.0247] 夫木和歌抄 三十一里 こまのヽ里(○○○○○)〈狛野山城〉 前大納言公任卿 山ちかみあさたつ雲とみえつるはこまのヽ里の煙なりけり 此歌、春日よりかへり侍けるに、山づらにけぶりの立けるおとへば、こまのヽ里といひければよめると雲々、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_1/chib_1_0247_1262.html - [similar]
地部十|甲斐国|都留郡
[p.0709] [p.0710] 夫木和歌抄 十四菊 家集中宮御歌合、玩菊といふことお、 権大納言長家卿 雲のうへにきくほりうへてかひのくにつるのこほりおうつしてぞみる 此歌注雲、風土記に甲斐国鶴郡(○○)有菊花山、流水洗菊、飲其水人寿如鶴雲々、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_1/chib_1_0709_3243.html - [similar]
地部三十八|橋上|名称
[p.0079] 夫木和歌抄 二十一橋 長永三年九月顕季卿家歌合 藤原顕方〈◯歌略〉 此歌判者〈基俊〉雲、〈◯中略〉橋と梯と其儀不(○○○○○○○)同(○)、河や池にわたすおば橋といふ、此峯より彼谷にわたすおば梯といふ、同事のやうなれども、儀ことなりと雲々、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0079_296.html - [similar]
地部三十八|橋上|舟橋
[p.0100] [p.0101] 夫木和歌抄 二十一橋 嘉禄三年百首 民部卿為家 けぶりたつさとのしるべおめにかけてまだほどとおしさのヽ舟ばし 此歌は建長五年あづまへくだりけるに、あしがらのふもとにさのといふ所にてよめる歌、毎日一首中、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0100_480.html - [similar]
地部三十九|橋下|隅田川橋
[p.0291] [p.0292] 夫木和歌抄 二十一橋 名所歌中 光俊朝臣 すみだがはむかしはきかずいまこそは身おうきはしのあるよなりけれ 此歌は康元元年、鹿島社に詣でけるに、すみだ川のわたりおみれば、かのわたり今はうきはしおわたしたりければと雲々、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0291_1484.html - [similar]
地部三十九|橋下|近江国/勢多橋
[p.0318] 夫木和歌抄 二十一橋 家集 兼盛 あはづのヽあはですぐるはせたのはしこひてわたれと思ふなるべし 此歌はするがのかみに成て下けるに、あはづといふ所にやどりたるに、恵慶法師とひて侍返事と雲々、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0318_1584.html - [similar]
地部三十九|橋下|雑載
[p.0348] 夫木和歌抄 二十一橋 長承三年九月顕季卿家歌合 藤原顕方 あまのがは雲のかけはしこえゆかむいかでか月のすみわたるらん 此歌判者〈基俊〉雲、天河に無雲梯隻有鵲橋詩ども、烏鵲橋とつくれり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0348_1748.html - [similar]
地部四十|渡|籠渡
[p.0361] [p.0362] 未木和歌抄 二十六渡 大僧正快修 身おすてヽかごの渡おせしときも君ばかりこそわすれざりしか 此歌はこしのかたに修行しありきて、帰てのち、もとあそびけるわらはのもとへ遣けると雲雲、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0361_1853.html - [similar]
動物部八|鳥一|鶴事蹟
[p.0548] 夫木和歌抄 十四/菊 家集中宮御歌合、玩菊といふことお、 権大納言長家卿 雲のうへにきくほりうへてかひのくにつるのこほりおうつしてぞみる 此歌注雲、風土記に甲斐国鶴郡有菊花山、流水洗菊、飲其水人、寿如鶴雲々、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0548_1966.html - [similar]
器用部一|飲食具一|葉盤雑載
[p.0053] 夫木和歌抄 三十四/雑 神祇 和泉式部 神山のまさきのかづらくる人ぞまづやひらでのかずはかくるゝ 此歌は、神祭日人々きて、かしはのあるおとりて、歌かきてとせめければよめると雲々、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0053_303.html - [similar]
器用部二十四|雑具|烟草籥
[p.0559] 蜀山百首 恋 灰吹(○○)の青かりしより見そめこし心のたけ(○○)もうちはたかばや ○按ずるに、此歌は、袋草紙の賤夫の歌に、しぐれする稲荷の山のもみぢばはあおかりしより思ひそめてき、とあるに拠れるならん、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0559_2893.html - [similar]
器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|大八車
[p.0862] 紫の一本 下 武蔵野 武蔵野は行けども家の果もなしいかなるむまに乗てめぐらん 陶々斎が雲、此歌能しとも思はれず、乗りてめぐらんといへども、乗る物なし、馬も駕もならずば、責て代八車になりとも乗りたらば、よからんと雲、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0862_4410.html - [similar]
歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0080] 古今和歌集 九羈旅 題しらず よみ人しらず ほの〴〵と明石の浦のあさ霧に島がくれゆく舟おしぞ思ふ この歌は、ある人のいはく、かきのもとの人丸が也、 ◯按ずるに、此歌今昔物語巻二十四には小野篁の歌とせり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_0080_642.html - [similar]
歳時部十七|七月七日|雑載
[p.1246] 万葉集 十秋雑 七夕 天漢(あまのがは/○○)、安川原(やすのかはらの/○○○)、定而(さだまりて)、神競者(かんつヽどひは)、磨待無(ときまたなくに)、 此歌一首庚辰年作之、右柿本朝臣人麿歌集出、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_1246_5334.html - [similar]
姓名部一|姓氏上|名称
[p.0007] 安斎随筆 前編一 姓の字訓 日本紀竟宴歌 此歌允恭天皇の御時、万民の姓氏のみだれ、真偽わかちがたかりしお、熱湯お探らせ、〈俗に雲湯起請なり〉真偽お正し給ひし事およめるなり、かばねとよめるは姓の事なり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0007_29.html - [similar]
植物部一|総載|葉
[p.0011] [p.0012] 鋸屑譚 後撰集に 雁鳴きてさむき朝の露ならし竜田の山お捫み出だすものは、此紅葉おいふなり此歌本万葉集に出でヽ、下句春日山お令黄物者(もみだすものは)とあり、凡万葉集もみぢ用黄葉字、唯一首用紅葉字、第十巻に見えたり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_1/syok_1_0011_86.html - [similar]
植物部十二|草一|稲/名称
[p.0764] 神楽歌入文 下 閑野あめ(末)なるひばり、よりこやひばり、とみくさ、とみくさもちて、抄雲、富草は稲お雲也、今按にとみ草の事、いろ〳〵雲て慥かならぬことなれど、此歌にては御説も似つかはし、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_1/syok_1_0764_2844.htm... - [similar]
植物部十二|草一|早稲
[p.0786] 袖中抄 十九 ゆきあひのわせ顕昭雲、ゆきあひのわせとは、ところの名おわせに読つけたる也、万葉歌に、ゆきあひのさかのふもとにひらけたるさくらのはなお見せんこもがな此歌にて心えあはするに、前のわせの名も、所につけたるときこゆる也、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_1/syok_1_0786_2964.htm... - [similar]
植物部十六|草五|二葉葵
[p.1205] 兼載雑談 一賀茂祭に出る葵は二葉也、そばの葉に似たり、又世上に多き、花の紅にさく葵も用ゆるなり、 葵草照日は神の心かもかげさす方に先むかふらん此歌にてみれば二葉の葵にかぎらざるなり、この歌は葵花向陽の心なり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_1/syok_1_1205_5047.htm... - [similar]
植物部二十三|草十二|烟草/名称
[p.0545] おほうみのはし 延寳の帝、〈◯霊元〉煙草およませ給ひける、蛋のかる藻にはあらねどけぶり草(○○○○)なみいる人のしほとこそなれ◯按ずるに、此歌近代世事談〈一飲食金糸烟〉には、後水尾天皇の御製とせり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_2/syok_2_0545_2431.htm... - [similar]
称量部一|度|かね
[p.0017] 嬉遊笑覧 二上服飾 大幣と雲三絃の書、とり組の歌に、京では一条やなぎやがむすめ、よつわり帯おたすきにかけて、〈此歌は文禄慶長ごろの歌なり〉帯地のはヾ、凡金(かね)幅二尺五寸お四つ割として見れば、巾三寸許の帯也、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syoryobu/syor_1_0017_98.html - [similar]
地部一|地総載|秋津島
[p.0023] 倭訓栞 前編二阿 あきつしま 秋津洲と神代紀に見えたり、歌にあきつすとも見えたり、千五百秋瑞穂国といへるに同じ、神武天皇蜻蛉のたとひは、別に一義お発したまふ成べし、後撰集に、 あきつはのすがたの国に跡たるヽ神のまもりや我君のため、日本の国形秋津虫の東に向たるに似たりという説も、此歌の ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_1/chib_1_0023_101.html - [similar]
植物部十五|草四|山慈姑
[p.1028] 万葉集抄 十九 此歌の落句、古点にはかたかしのはなと点ぜり、是おかたかこの花と点ずべし、かしと点ずれば、樫の木にまがひぬべし、端作の詞に、堅香子草花とかけり、草と聞えたり、かたかこおば、又はいのしりといふ、春花さく草也、その花の色はむらさきなり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_1/syok_1_1028_4249.htm... - [similar]
地部四十|渡|下総国/古河渡
[p.0462] [p.0463] 夫木和歌抄 二十六渡 百首歌 従二位家隆卿むらさめにうすくもかけて行舟のこがのわたりの夕暮のそら 渡霧 からろおすおともほのかにゆくふねのこがのわたりの秋の夕霧 西行上人 霧ふかきこがのわたりのわたしもりきしのふなつき思ひさだめよ 此歌は、むさしの国と下つけのくにとの中にある、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0462_2294.html - [similar]
地部四十四|山下|大和国/吉野山
[p.0761] 奥義抄 下の上 もろこしのよしのヽ山にこもるともおくれんと思ふわれならなくに 此歌、ものしりたりとおぼしき人は、李部王の記に、吉野山は五台山のかたはしの、雲に乗て飛きたるよし見えたり、さればもろこしの吉野の山といふ也など申せども、今案とぞきこゆる、たヾ心ざしふかきよしおいはんとて、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0761_3596.html - [similar]
地部四十六|泉|関清水
[p.1029] 伊勢参宮名所図会 一 関清水 岩清水 今八町の蝉丸の社内にあれども、長明無名抄に、その時既に水かれたるよし見へたれば、今さだかにそれとも思はれず、されども八町明神前の町お、関寺清水町といへば、此辺りとは見へたり、 〈古今雑体〉君が代にあふ坂山の岩清水こがくれたりと思ひけるかな 忠岑 〈 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_1029_4480.html - [similar]
地部四十六|温泉〈塩湯併入〉|七久里温泉
[p.1064] 夫木和歌抄 二十六温泉 〈なゝくりのゆ信濃〉 橘俊綱朝臣 いちしなる岩ねにいづるなヽくりのけふはかひなきゆにも有哉 此歌は、ふしみにゆわかして大納言〈経信卿〉および侍けるにこざりければ、つかはしけると雲雲、 返事 大納言経信卿 いちしなるなヽくりのゆも君のためこひしやまずときけば物うし ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_1064_4591.html - [similar]
動物部九|鳥二|千鳥
[p.0645] [p.0646] 古事記伝 二十九 此御歌は、先浜つ千鳥とは、下に浜雲々、磯雲々お雲む料に、かの白智鳥お、千鳥に譬へてよみ賜へるなり、千鳥は、浜磯にむねと在る鳥なればなり、〈されば、此歌に依て、彼白智鳥お千鳥ぞと心得るは非なり、彼鳥、千鳥なる故に如此よみ給へ るには非ず、彼白智鳥は、何れの鳥 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0645_2449.html - [similar]
人部二|親戚上|親
[p.0134] 大和物語 上 つヽみの中納言の君〈○藤原兼輔〉十三のみこの母御息所お内に奉りけるはじめに、御かど〈○醐醍〉は、いかヾおぼしめすらんなど、いとかしこく思なげき給けり、さてみかどによみてたてまつり給ける、 ひとのおやのこヽろはやみにあらねども子おおもふみちにまどひぬるかな〈○此歌又見後撰和 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0134_746.html - [similar]
歳時部十三|年始雑載|初夢|宝船
[p.0894] [p.0895] 倭訓栞 前編十八登 とおのねぶり 回文の歌に見ゆ、此歌は聖徳太子の、秦川勝が悪夢おけしたまふ呪歌なるよし、詠歌本紀に見え、全浙兵制にも載たれど心得がたし、ながきよのとおのねぶりのみなめざめなみのりふねのおとのよきかな、十の眠にて十界おいふ、長夜の眠の中に十界お流転す、みなめ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_0894_3971.html - [similar]
帝王部二十一|女御|雑載
[p.1281] 嘉喜門院御集 けんとく二年なが月の末つかた、びはの大なる枝に、つたの紅葉のかヽりたりしおわきてそめけるも、なにとなく御めとまる心ちしてとて、女御殿〈◯後亀山后某〉よりまいらせられたりし御返事に、 君がはや秋の宮井にうつるべきほどおもみぢの色にこそしれ ◯按ずるに、此歌また新葉和歌集に ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/teiobu/teio_1_1281_4970.html - [similar]
地部三十九|橋下|三河国/八橋
[p.0265] [p.0266] 大猶公御上洛中の詠歌 四日〈◯寛永十一年七月〉おか崎出御有、やはぎ過させ給ひ、ちかきほとりに八橋となんいひて、雲手に渡せる橋の名所ありと聞えしお尋させ給ひ、今は跡ばかりにて、その沢に杜若のみありと聞しめして、 八橋やむかしにおもひ出されて残せるさはのかきつばたかな ◯按ずるに ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0265_1347.html - [similar]
地部四十|渡|柏渡
[p.0422] [p.0423] 勝地吐懐篇 二加 右の歌、流布の本は大小二本ともに、かしはのわたりと有、故に援に別に立之、類字にはかしいのわたりとて、香椎の歌とす、夫木抄にも雲葉と注して、おなじくいへり、今案、此歌万葉にも、家持家集にもなければ、おぼつかなけれど、柏はかれつればしろくなれば、白妙のかしは ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0422_2088.html - [similar]
地部四十|渡|三渡
[p.0424] [p.0425] 夫木和歌抄 二十六渡 〈みわたり伊勢〉 鴨長明 みわたりのいそわのうつぢなおふかしあさみつしほのからきけふかな 此歌伊勢記雲、みわたりと雲所あり、塩干ぬれば、こなたのさきより、かなたのすさきへ、なかばみちぬる時は、めぐりて松崎と雲所おわたる、しほみちていればこれらおばえわたら ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0424_2103.html - [similar]
人部二|親戚上|妻雑載
[p.0167] [p.0168] 三のしるべ 上 古事記、八千矛神の后の歌よみしたまふ段に、爾其后取大御酒坏、立依指挙而歌曰、〈○中略〉此歌のこヽの意は、女命こそは男にてませば、いづくにもいづくにも、遺る処なく妻お持ておはすらめ、吾は女なれば、女命おおきてほかに夫はなしといふこヽろなり、これは男は身のほどに ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0167_945.html - [similar]
動物部十一|鳥四|仏法僧鳥/慈悲心鳥/実心鳥
[p.0847] [p.0848] 躬恒集 延喜十八年八月十三日、右大臣家〈○藤原忠平〉八講おこなふ夜、于時仏法僧といふ鳥(○○○○○○○)なく、有感 此歌奉る、 あし引の、み山にすらも、このとりは、谷にやはなく、いかなれば、しげき林の、おほかるお、たかき稍も、あまたあれど、羽打はぶき、とびすぎて、春夏多の、時もあるお ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0847_3343.html - [similar]
人部三|親戚下乳母 併入|乳母/名称
[p.0278] [p.0279] 万葉集略解 十二上 今本為社と有りて、すもりめのとヽ訓るは何事ぞや、一本社に作るおよしとす、乳母は知毛とも訓べけれど、同じ事お下に於毛と書るに依て、上おもおもと訓也、訓と意お知らするとて、二様に書るものなれば也、母おおもといふ事は集中に多し、乳母おば知於毛といへど、略てそ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0278_1516.html - [similar]
遊戯部四|骨牌|種類
[p.0245] 春湊浪話 下 歌がるた貝覆 宇治十帖に、八宮のひめ君兄弟はかなきことおも、もとすえおとりていひかはしといへるお、花鳥余情、細流抄等に、歌などの上句下句など読ことゝ注し、枕草子に歌のもとお仰られて、是が末はいかにと仰らるゝに、すべて夜ひる心にかゝりて覚ゆると見えしことなど見ゆる、此歌 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0245_977.html - [similar]
動物部九|鳥二|鳰
[p.0605] [p.0606] 無名秘抄 上 おなじたび〈○建春門院殿上歌合〉水鳥近馴といふ題におなじ人〈○源頼政〉 子お思ふ鳰のうきすのゆられきて捨じとするやみがくれもせぬ、此歌めづらしとてかちにき、祐盛法師これお見て、大に難じていはく、にほのうきすのやうおえしらぬにこそ、かのうきすは、ゆられありくべきも ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0605_2236.html - [similar]
人部六|身体三|尿
[p.0451] 松屋筆記 七十一 小児の尿(えばり)するおしう(○○)おすると雲詞 小児に小便せさするに、しいおせよといひ、しゆうとへようぐるなど雲俗語あり俊頼散木集十の巻、隠題歌に、拾遺抄、 しとねにはしふいせうとぞおもひつるしたりがほにもつもる花かな、此歌は下根お通はしてしとねといひ、それに尿音(しと ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0451_2697.html - [similar]
人部十七|智〈賢 愚 併入〉|智例
[p.1244] 栄花物語 一/月宴 広幡のみやすとごろ〈○村上更衣源計子〉ぞあやしう、こゝろことにこゝろばせあるさまに、みかどおぼしめいたりける、内よりかくなん、 あふさかもはてはゆきゝのせきもいずたづねてとひこきなばかへさじ、といふうたお、おなじやうにかゝせ給て、おほんかた〴〵にたてまつらせ給ひけ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_1244_6697.html - [similar]
地部三十九|橋下|長柄橋
[p.0239] [p.0240] 基俊和歌口伝抄 下 一長柄のはしもつくるなりとは、是に二の儀あり、一にはつきたるなり、そのゆへは拾遺抄の歌に、内裏の障子に、長柄の橋の柱の、あしの中よりくち残りてたてるやうにえにかけるおみて、 あしまよりみゆるながらの橋ばしらむかしのあとのかたみなりけり 此歌の心にてはつき ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_0239_1217.html - [similar]
人部二十九|詐偽|名称
[p.0661] 玉勝間 十一 そらごとおうそといふ事 万葉四の巻に、逢見ては月もへなくにこふといはゞおそろと我おおもほさむかも、又十四の巻に、からすとふおほおそ鳥のまさてにも来まさぬ君おころくとぞなく、此歌の意は、そのごとくまさしく来(き)もし給はぬ君なる物お、烏といふ大虚言鳥(おほおそどり)の、此来 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0661_1632.html - [similar]
植物部十八|草七|巻耳
[p.0137] 古今要覧稿 菜蔬 みヽなぐさ 〈ねづみのみヽ(○○○○○○) 巻耳〉みヽなぐさ一名みヽなし、一名ねづみのみヽ、一名ねこのみヽ、一名ほとけのみヽ(○○○○○○)は、漢名お巻耳、一名苓耳、一名苓、一名〓、一名〓耳菜といふ、此草はいづれの国にても、河辺の堤、あるはこだかき山ぎしの、日あたりよき所に、冬のう ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_2/syok_2_0137_701.html - [similar]
遊戯部五|物合|瞿麦合
[p.0280] [p.0281] 古今著聞集 五/和歌 東三条院〈○一条母藤原詮子〉皇太后宮と申ける時七月七日撫子あはせせさせ給けり、少輔内侍、少将のおもと左右の頭にて、あまたの女房おわかたれけり、うすものゝふたあいがさねのかざみきたるわらは四人、なでしこのすはまかきて、御前にまいれり、其風流さま〴〵になん ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0280_1112.html - [similar]
器用部二十一|灯火具下|油商
[p.0332] 七十一番歌合 上 七番 左 あぶらうり 宵ごとに都に出るあぶらうり更てのみ見る山崎の月〈○中略〉 左歌、暮ごとにとこそいふべけれ、夜やはあぶらうるべき、〈○中略〉 山崎やすべり道ゆく油うり打こぼすまでなく涙かな〈○中略〉 左歌二首ながら、第三句にあぶらうりとおける、ふところせばくきこゆ、そ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0332_1744.html - [similar]
器用部二十四|雑具|鎮子種類
[p.0538] 東大寺献物帳 納物 白石鎮子(○○○○)十六箇〈師子形(○○○)八○中略 牛形(○○)六 亀形(○○)二〉 天平勝宝八歳六月廿一日 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0538_2778.html - [similar]
姓名都九|名中|幼名
[p.0699] 続世継 五/みかさの松 仁和寺法親王〈○覚法〉おば、師子王の宮とぞよには申し、御母の童は名にやおはしけん、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0699_3495.html - [similar]
動物部七|獣七|獅子
[p.0441] 揃注倭名類聚抄 七/獣名 按爾雅雲、狻麑如虥貓、食虎豹、説文同、郭注雲、即獅孑也、広韻雲、猊、狻猊、麑上同、西京賦〓注、狻、狻猊也、一曰師子、一曰猶雲一名、兼名苑蓋本之、又按説文無獅字、虓字注雲、虎鳴也、一曰師子、釈潮音曰、師子梵言枲伽、見梵語雑名、狻麑即枲伽之一転、師亦枲伽之下略 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0441_1502.html - [similar]
植物部十二|草一|袖の子稲/法師子稲
[p.0780] 古今著聞集 十八/飲食 俊頼朝臣秋のすえつかたに、たなかみといふ所へ罷たりけるに、いねおかけつみたるお、あれはなにといふいねぞととひければ、法師子のいね(○○○○○○)なりといひける、又あしたに、きのふの法師子のいねにて、御みそうづとて、くはせたりければよみ侍ける、きのふみし法し子のいねよ ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_1/syok_1_0780_2938.htm... - [similar]
動物部七|獣七|獅子
[p.0442] 三代実錄 八/清和 貞観六年正月十四日辛丑、延暦寺座主伝灯大法師位円仁卒、円仁、俗姓壬生氏、〈○中略〉円仁住大華厳寺涅槃院、経過一夏、垂至北台、雲霧満山、径路難尋、霧気開霽、乃看路前見一師子、形甚可怖畏、円仁却走、二三里許、経於小時更復進路、見彼師子猶在前路、蹲居不動、更復却走二三里 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0442_1505.html - [similar]
動物部七|獣七|獅子
[p.0441] 倭名類聚抄十八 毛群名 師子 兼名苑雲、師子、一名狻猊、〈酸蜺二音〉穆天子伝雲、狻猊日行五百里、以虎豹為粮者也、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0441_1501.html - [similar]
人部十二|諺〈謎〓〉|動物
[p.0920] 下学集 下/態芸 師子身中虫(しヽしんちうのむし/○○○○○)〈喩人自損其身也、言師子雖已死、百獣尚畏其威、不能食其肉、故身中生虫、自食其肉也、見仁王経矣、〉 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0920_5493.html - [similar]
動物部十三|虫上|蛇事蹟
[p.1040] [p.1041] 太平記 剣巻 為義〈○源〉が伝へ持たるにの剣、終夜吼ゆ、鬼切吼たる音は、師子の音に似たり、蛛切が 吠たる音は、蛇の泣に似たり(○○○○○○○)、故に鬼丸おば師子の子と改名し、蛛切おば吼丸とぞ号しける、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1040_4298.html - [similar]
遊戯部六|聞香|香種類
[p.0313] [p.0314] 揃注倭名類聚抄 六/薫香具 香要抄引同、太平御覧引作蘇合出大秦、或雲、蘇合国人採之、筌其汁以為香膏、売滓与賈客、按、詳御覚所引文、謂蘇合者出大秦国、或雲、蘇合者、大秦国人採之、筌汁為香膏、以其滓売与賈人也、梁書海南夷伝載此事雲、蘇合是合諸香汁煎之、非自然一物也、又雲大秦人採 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0313_1250.html - [similar]
遊戯部三|将棊|中将棊
[p.0133] 諸人重宝記 三 象戯の指様 中将基、馬の行方図にしるしおく也、〈○図略〉師子 は、二間四方は我まゝにし、一間四方はいぐひする也、鳳凰 角四方二間あひにもかまはず、てきの地へはいりて奔王に成也、麒麟 あとさきよこ二間は、あひにかまはず、てきの地へはいりては、師子に成也、角鷹 頭二間残りはし ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/yugibu/yugi_1_0133_552.html - [similar]
PREV 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 NEXT
Powered by Hyper Estraier 1.4.13, with 86680 documents and 957635 words.