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地部四十九|浜|名称
[p.1298] [p.1299] 東雅 二地輿 浜はま 万葉集抄に、はまとは、はといふは白きことばなり、まといふはまはれる詞也と見えたり、されば、はまとは、麓、読てはやまといひしが如くに、その海の端の所なればはあまとは雲ひしなるべし、〈古語に、あまといひしは海なり、はあまおはまといひしは、はといふ詞に、あと ...
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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉|汀
[p.1227] 揃注倭名類聚抄 一水土 按美岐波(○○○)、水際之義、故以訓水際平沙之汀充之、後多与奈岐佐混言、広本作三左木誤、按、類聚名義抄、伊呂波字類抄、並訓三幾八、不訓三左木、〈◯中略〉広韻同、按、玉篇、汀水際平沙也、孫氏蓋依之、説文、汀平也、 ...
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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉|汀
[p.1227] 倭訓栞 前編三十美 みぎは 汀およめり、水際の義也、唐韻によれる也、新撰字鏡に濆お水ぎはとよめり、 ...
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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉
[p.1217] 池は、いけと雲ふ、湖沼の小なるものなれども、我国にては、主として人工お加へて畜水の用に供するものお謂へり、 汀は、みぎはと雲ふ、水際お謂へり、溝は、みぞと雲ふ、地お穿ちて水お通ずるものなり、 池溝の事は、尚ほ政治部水利篇、灌漑篇等に関聯する所あれば、宜しく参照すべし、 ...
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地部三十九|橋下|甲斐国/猿橋
[p.0282] [p.0283] 徂来集 十五 峡中紀行上 宝永丙戌秋、余〈◯物茂卿〉与省吾奉使適峡、〈国語、謂峡為甲斐、地皆峡、故得名、◯中略〉至鳥沢駅、皆山路也、日暮僕従疲甚、民家遠、無炬火前導、轎夫脚探巌稜以進、時或踏虚而躓、轎輒跳其肩上不已、杭倪欲墜者数、遂下轎冥行、以及所謂猿橋者処、前行者還報、橋版 ...
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地部三十九|橋下|甲斐国/猿橋
[p.0281] 遊囊剰記 二十一 猿橋長十六間、橋杭なし、水際まで卅三尋、桂川の両崖、岩肩に造かけたり、桂川は花咲川葛野川合流し、末は鶴川、鶴島等の衆水お合せて相模川となる、大月の橋落る時は、此橋爪より下和田へかヽり、花咲川お渉て花咲の宿え出るといふ、又猿橋駅の人家より、近年石塔お堀出せしに、一は ...
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歳時部十二|年始祝四|薬方
[p.0793] 公家年事 中 屠蘇 丹家伝雲、屠蘇は絳袋に入て、柳枝に付て、除夜の亥時より井戸へ入るヽ、水際一尺ほど上に釣て、地中より升る青陽の気お薬にうけて、元朝の寅時に、井戸より出して、柳枝につけながら、銚子の酒に浸すなり、 紅袋に入るヽ事は、紅は微塵お払ひ、気血お補といへり、柳は青陽お司る故に ...
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地部三十八|橋上|懸橋
[p.0103] 倭訓栞 前編六加 かけはし〈◯中略〉 一書に吉蘇碊長八十二丈と見ゆ、塩尻に伊奈川の橋二十三間余、木襲第一の長橋也、柱なく、三重のはね木お両岸より出し、中の水尾桁九間持はなし懸れり、水際に至り五間三四尺ありといへり、又昔は荻原沢といふ谷あひに、大木お鎖にてほり渡したり、八九十年前まで其 ...
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地部三十九|橋下|信濃国/木曾懸橋
[p.0328] 倭訓栞 前編六加 かけはし〈◯中略〉 一書に吉蘇碊長八十二丈と見ゆ、塩尻に伊奈川の橋二十三間余、木襲第一の長橋也、柱なく三重のはね木お両岸より出し、中の水尾桁九間持はなし懸れり、水際に至り、五間三四尺ありと雲へり、又昔は荻原沢といふ谷あひに、大木お鎖にてほり渡したり、八九十年前まで其 ...
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地部三十九|橋下|甲斐国/猿橋
[p.0280] [p.0281] 甲斐国志 五十四古蹟 都留郡郡内領 一猿橋 駅の北にて桂川に架す、長拾七間、幅一丈壱尺、高欄あり、一刎木六間四尺、二刎木七間二尺、三刎木八間、四刎木八間四尺、地中に入こと又同じ、行梁は九間四尺、次梁は六間、橋上より水際まで拾七間弱、世に之お三拾三尋と雲、大概お雲なり、旧事大 ...
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地部四十|渡|籠渡
[p.0362] 視聴草 五集六 飛騨国白河籠之渡 此河広さ六七十間も有べし、其傍の岩の鼻より、獼猴藤(しでふぢ)お一筋、向の岸まで引渡し、一つの輪お造りて其中に人お乗せ、能とりつかせ置、細き縄にて川の向へ引渡すなり、此河淵高く、渦巻く水青く、詞に尽しがたき危難の所なり、此渡籠お引寄するに二つの名あり ...
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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉|汀
[p.1226] 倭名類聚抄 一涯岸 汀 唐韻雲、汀水際(○○)平沙也、他丁反、〈和名三左木〉 ...
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地部四十九|浜|名称
[p.1298] 倭名類聚抄 一涯岸 浜 唐韻雲、浜水際也、音賓、〈和名波万〉 ...
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地部四十七|河〈滝附〉|岸
[p.1144] 東雅 二地輿 岸きし 倭名抄に、水辺曰涯、涯峭而高曰岸と見えたり、涯はみなぎはといふ者にして、岸は即きしなり、また渚おなぎさともいふは、波の限れる所なれば、旧事紀には波瀲の字用ひられしかども、古事記には波限の字お用ひたりけるなり、古記にきと雲ひしは限(きり)の義ありしかば、みなぎはと ...
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地部四十九|浜|名称
[p.1298] 伊呂波字類抄 波地儀 浜〈はま水際也〉 沙汰〈同〉 ...
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地部四十九|浜|名称
[p.1299] 倭訓栞 前編二十四波 はま 神代紀に、浜、又汀およみ、新撰字鏡に湄もよめり、端海(はあま)の義也といへり、〈◯中略〉はまわは浜曲也、はまづらは浜面也、 ...
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地部四十三|山上|名称
[p.0688] 東雅 二地輿 山やま 義詳ならず、万葉集抄に、昔は山おいひて子といひし也、やまといふは、やは高き義也、まは円(まとか)なるおいふなり、其形の高く円なるおいふ也といへり、されど古語に八俣(やまた)といひ、八田間(やたま)などいひし例によらば、やまとは、唯その高く隔りぬるおいふに似たり、古語 ...
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地部三十七|道路|名称
[p.0002] 東雅 三地輿 道みち 義不詳、上古には道おばちといひしなり、道早振といひ、伊都之道別なども雲ひし是なり、又みちといひしは、みとは御なり、ちは即道なり、古事記に御路の字お用ひてみちと読む、たとへば嶺おみ子といひ、崎おみさきなどいふが如し、南北お千とし、たてしのみちといひ、東西お陌とし ...
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地部四十七|河〈滝附〉|瀬
[p.1140] 東雅 二地輿 倭名抄に、説文お引て、瀬はせ、泉流於砂上也と注せり、又万葉集抄に、瀬といふは浅くして、せぜらき浪たつおいふなりとも見えたり、さらばせと雲ひしは塞(せ)の義にて、水の砂石のために塞がれて分れ流るヽ也、されば一瀬ともいひ、瀬々ともいひ、七瀬、八瀬、八十瀬なども雲ひしなり、〈 ...
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地部四十八|湖〈沼附〉|名称
[p.1229] 東雅 二地輿 湖みづうみ 水海也、古時湖水おばあふみのみと雲ひけり、万葉集抄に、あはうみとは、しほうみにあらざる水海なるおいふなり、と見えしこれなり、海と雲ひしは、其水大きにして海の如くなるが故なり、近江国おちかつあふみといひ、遠江国おとおつあふみと雲ひしが如きこれなり、其近遠おわ ...
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地部四十九|海〈海路〉併入|名称
[p.1250] 東雅 二地輿 海うみ 太古の時に、あまと雲ひしは即海なり、天もと呼びてあめといひしお、其語転じてあまともいへば、其代にあまといひし語、天と海と相混ぜし事ども多かりき、〈古語にあまといひし天と、海と相混ぜしといふは、たとへば垂仁天皇の御代に来れりといふ、新羅王の子と雲ふものヽ名、古事 ...
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地部四十三|山上|岫
[p.0713] 東雅 二地輿 岫くきといひ、洞ほらといふと、倭名抄には見えたり、日本紀には、洞の字読てくきといふと註せられけり、上古の語に、くきといひしは漏(くき)也、古事記に、陽神火神お斬給ひし、御刀之手上(たかみ)に集る血、手俣(たなまた)より漏出(くきいづ)といふ事おしるして、漏読て久岐といふと註し ...
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地部四十五|附原|名称
[p.0948] 東雅 二地輿 原はら はらとは開也、古語にはらしといひしは、開く事おいひしかば、日本紀に開の字読てはらしとは雲ひし也、遼遠おはるかといふも、開け遠きの義也、今も筑紫の方言に、原おばはるといふなり、古に又読てあらともいひけり、あらとははらの転語にして、即是開也、又古語に天之原、海原、 ...
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地部四十九|江|名称
[p.1284] 東雅 二地輿 江え 義不詳、我国にして江といふものは、河にもあれ、海にもあれ、其水深く入りたる所おいふ、入江、細江などいふ即是也、漢に江といふものには同じからず、〈天智紀に、高麗国寒極冥氷れりといふ事おしるされ、冥の字読てえといふなり、即冥江也、冥読てえといふは、彼方言によれる所な ...
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地部四十九|島〈洲併入〉|洲
[p.1352] 東雅 二地輿 洲しま 古語にしまといひしは、すみの転語なり、水中可居之所なればすみといふ、その語転じてしまといふなり、八洲知之といふ事お、八隅知之ともいふこれ也と、万葉集抄に釈せし誠に然なり、旧事紀には、洲字読てしまと雲ひしお、古事記には、島の字に改めしるせし事は、太古の時には、沙 ...
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地部四十九|岬|名称
[p.1328] 倭名類聚抄 一山谷 岬 唐韻雲、岬山側也、古狎反、日本私記雲、〈三左木〉 ...
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植物部十四|草三|萊草
[p.0932] 東雅 十三/草卉 萊草しば 和名抄に弁色立成お引て、萊草一名類草、しばといふと註したり、万葉集に道之志波草と雲ひしもの即是也、しばといふ義不詳、仙覚抄に数の字読てしばといふ事お、しばとは頻(しは〳〵)也と釈せし事も、草にもあれ、木にもあれ、其の小しくして繁りぬる、並に呼びてしばといひけ ...
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地部四十一|港|名称
[p.0563] 東雅 三地輿 津つ〈◯中略〉 みなとといふは水門なり、舟船の出入る所なれば然いふなり、〈みなとといふな、またのといふ詞なり、〉阿波国風土記には、湖の字読てみなとといひ、倭名抄には、説文の水上人所会なりといふ説お引て、湊の字読てみなとといふなり、 ...
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地部四十一|津|名称
[p.0483] 東雅 三地輿 津つ 義不詳、古語につといひしは、あつまるの義なり、されば集の字読て、つとも、つむとも、つめとも、あつむ、あつまるなどいふなり、津とは舟船の集る所なれば、つといひしなるべし、〈あつむといふあは、発語の詞なり、著の字読てつくるといふも、また津来の謂にて、是らはつといふ詞 ...
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地部四十一|泊|唐泊
[p.0561] [p.0562] 筑前国続風土記 二十一志摩郡 唐泊 今津より一里半西にあり、海辺なり、万葉集十五巻に、志摩郡韓亭とかけり、むかしは今津に異国の舟来りあつまりしが、このところも今津とその浦めぐりつらなりて近きゆへ、韓人の宿する亭お置れしにより、韓亭といへるにや、亦能古島と唐泊は、そのあいだ二 ...
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地部四十|渡|滋賀大輪田渡
[p.0468] 藻塩草 五水辺 渡 滋賀大輪田〈近江 かち人の汀のこほりふみならしわたれどぬれぬしがの大輪田〉 ...
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地部四十七|河〈滝附〉|名称
[p.1138] 東雅 二地輿 河かは 義不詳、川の字読む事また同じ、川また読てかれと雲ひしは百済の方言也我国の語に川流おながれといふ事も、彼国の方言に因れるなるべし、〈即今も朝鮮の方言に、川お呼びてかいといふなり、〉川の名にながらといふ所々に聞えて、長柄の字お用ゆる也、即是長(ながれ)川の義と見えた ...
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動物部十|鳥三|鶏/名称
[p.0678] 東雅 十七/禽鳥 雞にはつとり 日神、天磐屋戸おさしこもり給ひし時、思兼神、常世長鳴鳥お集めて、鳴しめられしと見えしは、〈旧事、古事、日本紀等に、〉鶏おいふと雲ひ伝へしなり、さらばにはつとりとは、斎場の鳥なるお雲ひしなるべし、一に木綿付鳥(ゆふつけとり)などいひしも、此事にや因りぬらん ...
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地部四十九|潟|名称
[p.1287] [p.1288] 東雅 二地輿 浜〈◯中略〉 海浜の地、潮去りし跡の沙炉お、かたともいひ、ひかたともいひ、しほひかたなどもいふは、旧説に方之義也といふなり、〈藻塩草に〉さらば潮涸し方といふ義にぞあるべき、倭名抄には、師説お引て、潟の字読てかたといふなり、 ...
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地部四十五|野〈原附〉|名称
[p.0921] [p.0922] 東雅 二地輿 野の 義詳ならず、古語にのといひしには、伸るの義なるあり、古語拾遺に、楽の字お釈して、手お伸すの義也と雲ひけり、のしといひ、のすともいひ、のぶとも、のびともいふが如き、そのしすふひなどの言葉、皆これ語助なり、古時野の字読てなといひし如きは、のといひ、なといふは ...
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地部四十九|海〈海路〉併入|潮
[p.1254] [p.1255] 東雅 二地輿 海うみ〈◯中略〉 潮おば、古語にはしほといひしお、倭名抄には、潮字読てうしほと雲ひけり、しほと雲ひし義不詳、うしほといふは海潮なり、古事記には、海塩としるしたりき、食塩おもしほといへば、其名お分ち雲ひしなるべし、朝お潮といひ、夕お夕といふと見えたれば、あさしほ ...
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地部四十九|浜
[p.1298] 浜は、はまと訓ず、水辺平沙の地お謂ふなり、 ...
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地部四十九|岬|相模国/稲村崎
[p.1333] 太平記 十 稲村崎成干潟事 新田義貞逞兵二万余騎お卒して、廿一日〈◯元弘三年五月〉の夜半計に片瀬腰越お打廻り、極楽寺坂へ打莅給ふ、〈◯中略〉義貞馬より下給て、甲お脱て海上お遥々と伏拝み、竜神に向て祈誓し給けるは、〈◯中略〉仰願は内海外海の竜神八部、臣が忠義お鑒て、潮お万里の外に退け、道 ...
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地部三十四|薩摩国|島嶼
[p.1204] 地理纂考 十二薩摩河辺郡 黒島 鹿児島県庁より西南三十八里、〈山川港より海上二十五里、硫黄島に隷く、同島より東方十里硫黄島在番管轄、〉周廻四里十八町、平民二百八十八人、〈男百四十六、女百四十二人、〉戸数五十四、海岸皆石巌高く相連り、平沙湾曲なし、島中都て峯巒襲重して、林木天お覆ひ、 ...
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天部一|月〈月蝕併入〉|月光呈異状
[p.0069] 本朝世紀 正暦五年六月十五日乙未、此夕満盈之月、出山際之間、已半月也、如三日之月、及丑刻之間、漸満、明日有天文之奏、多有凶事、 ...
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地部四十五|野〈原附〉|制度
[p.0925] 新御式目 条々〈◯中略〉 止山野江海煩、可助浪人身命事 諸国飢饉之間、遠近詫際之輩、或入山野取薯蕷野老、或臨江海求魚鱗海藻、以如此業支活計之処、在所之地頭、堅令禁遏雲々、早止地頭制止、可助浪人身命也、但寄事於此制符、不可有過分之儀、於此旨可致沙汰之状、依仰執達如件、 正嘉三年二月九日 ...
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天部一|日〈日蝕併入〉|名称
[p.0024] 東雅 一天文 日ひ ひとは霊(ひ )也、上古の時、凡そ物の霊なるお称してひといふ、されば後に漢字お借用ひられしにも、霊の字お読て、ひとは雲ひしなり、旧事紀には産霊の字読てむすびとせられしお、古事記には産巣日としるして、読てむすびとせしが如き、即是日といふは、霊の義なるが故也、 ...
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人部三|親戚下乳母 併入|子
[p.0193] [p.0194] 東雅 五/人倫 子こ 女むすめ 旧説に、子といふは男之通称也と見えたり、さらばことのみいふは男子なる也、〈乳母に対し言ふには、男子女子総称してこといふ、男子女子お分ち称するには、男子おこといひ、女子おむすめといふ、又俗に女子おむすめ、男子おむすこなども雲ふ事あり、〉女子おむす ...
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地部四十六|井|名称
[p.1004] 東雅 二地輿 井い 万葉集抄に、井とはあつまるといふ詞也といふ、地お鑿て水お集さしむるの義なるべし、日本紀に、好井の字、読てしみづといふ、しみとはすみ也、しといひ、すといふは転音也、つとはこれも万葉集に、井おつといふ、つとは水也といひし是也、井水は清(すみ)ぬるお好(よし)とする事なれ ...
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地部二|皇都鄙併入|名称
[p.0126] 東雅 三地輿 都みやこ みやとは宮也、こは古語にこといひ、かといひしは所也、天皇宮居し給ふ所おいふ事、大宮処などいふが如し、京の字読事も亦同じ、城の字読てみやこといふは、皇城京城などいふの義也、〈◯下略〉 ...
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飲食部十|酒上|名称
[p.0676] 東雅 十二飲食 酒さけ 素戔烏神大蛇お斬り給ひしに、八醞酒お造らしめられ、又天孫の御子生み給ひし時に神吾田鹿葦津姫天甜酒(たむさけ)造られしなどいふ事、旧事紀古事記日本紀等に見えたれば、其因り来る所既に久しき事にて、其始おも知るべからず、万葉集抄に、酒おさけともいひ、さかともいふは、 ...
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地部一|地総載|名称
[p.0003] [p.0004] 東雅 二地輿 地つち 義不詳、按ずるに我国太古の語には、天に対しては必ず国といひけり、〈天つ神国つ神天御柱、国御柱などいふ類、悉く皆然らざるはなし、〉されば旧事古事等の記に見えし、地の字お読むにもくにといひ、又はところなど読む、旧事紀の始に、天地未剖などしるされし事あれど、 ...
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地部二|皇都鄙併入|鄙
[p.0199] [p.0200] 東雅 三地輿 鄙(○)ひな 義不詳、上古には至尊お称するに日お以てし、其立ち給ふ所お称するに天(あめ)おもてす、荒陬おさして、あまさかるひななどいひしは、天お離るヽ事の遠く、日の御蔭なきの義なるべし、さらばひなとは日無(ひな)也、後に漢字お得て、夷の字読てひなといふ、旧事紀日本紀 ...
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植物部十二|草一|穂
[p.0799] 東雅 十三/穀蔬 稲いね〈◯中略〉 倭名抄に、〈◯中略〉穂はほ、禾穀末也と註せしは、天神此国お呼び給ひて、千秋五百秋長瑞穂国とものたまひし事もあれば、太古の俗に穂お呼びてほと雲ひしは、これお最とし秀となしぬる、美称とこそ見えたれ、最の字読てほといひ、秀の字読てほつと雲ひしが如き即此義也 ...
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植物部十二|草一|籾
[p.0803] 東雅 十三/穀蔬 穀もみ 倭名抄に穀はもみ、日本紀私記に読てたなつものといふと註せり、其義は並に不詳、〈もみとはもはもえ也、もえとは萌也、みは実也、其萌芽お発すべき実おいふ也、(中略)穀の字の如きは、五穀といひ、六穀といひ、八穀九穀なども雲ひて、百穀といふに至りぬれば、凡穀種みな呼て ...
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人部二|親戚上|父/母
[p.0135] [p.0136] 東雅 五/人倫 父ちヽ 母はヽ 上世には、父おおやといひ、母おおもといふ、〈旧事紀、日本紀等に、母の字読ておもといひけり、百済の方言にも、母もおもと雲ひけり、今も朝鮮の俗、母おおもと雲ふは、古の遺言也、我国の語、彼国に伝へしか、又彼国の語の、我国に伝りしか、凡て詳ならず、〉古 ...
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植物部二十|草九|葛/名称
[p.0282] [p.0283] 東雅 十五/草卉 葛くずかつら 倭名抄に蘇敬本草註お引て、葛穀一名鹿豆、くずかつらのみ、葛脰はくづかつらのねといふと註したり、くずの義不詳、凡そ蔓生の物おかつらと雲ひ、つヾらといふ如きも又不詳、〈かつらとは、古語に詞の上の助にかといふ事あり、つらとはつるといふ詞の転也、つる ...
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地部一|地総載|国/名称
[p.0069] [p.0070] 東雅 三地輿 国くに 義不詳、古語にはくむとも、くもとも、またくともいひけり、皆其語の転ぜしにて、上世には天(あめ)に対しいふには、必ずくにおもて称せし事、たとへば漢に天地と雲ひしが如くにぞありける、〈前にしるせし地の条に詳なり〉 旧事古事等の記に、陰陽二神、国土お生成さむ事 ...
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地部四十七|河〈滝附〉|淵
[p.1142] 東雅 二地輿 淵、読てふちといふは、深水(ふつ)の義なるに似たり、ふとは深也、〈古語にふといひしには、深の義あり、されば深の字、読てふかとも、ふくとも、ふけともいふなり、そのか、く、けなどいふは、皆語助なり、其義まへにみゆ、〉つは即水也、ふつ又転じてふちといふは、土おいひてつヽともつ ...
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地部四十四|附森|名称
[p.0914] [p.0915] 東雅 二地輿 杜もり 日本紀に見えし長柄杜、私記に読てもりとす、〈天武紀〉世人此字お読てもりといふ事、これによれりと見えけり、されど此杜の字の如きは、社の字おもて誤写してもりと読しか、旧事記に見えし湯津楓木(ゆづかつらのき)、古事記には湯津香木(ゆづかつらのき)としるし、日本紀 ...
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植物部十三|草二|粟/名称
[p.0865] [p.0866] 東雅 十三/穀蔬 粟あは〈◯中略〉 旧事紀に、粟黍は保食神の胸より生しと見え、古事記には大宜津比売神の耳より生しと見えたり、あはといひ、きひと雲義は不詳、按ずるにあはとはあわ也、はとわとは通はしてかく事、万葉抄にも見えたり、あといふは小(あ)也、日本紀釈に、あお小と釈せし是也、 ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|〓飯
[p.0392] 東雅 十二飲食 飯いひ かしきかてとは今も穀蔬の類おもて雑炊げるものゝあるこれ也、古俗凡〈そ〉物の雑り加れる事おかてといふ也、されば雑の字亦読でかてとはいふ、されど粮の字読てかてといふ事もあれば、かしきかてといふ、別に其義もやあるらん、不詳、 ...
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歳時部一|歳時総載上|月
[p.0034] 東雅 一天文 しはすとは、これも漢に十二月お歳終と雲しごとく、歳の終お雲也、古語に、年おとしともいひ、とせともいひ、またちともいひし事、前に注せし事のごとく、そのちといひしは、としといふことば、一たび転じてしとなり、しといふことば、ふたヽび転じてちとなりし也、しはすといふがごとき、 ...
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植物部十四|草三|萓
[p.0914] 東雅 十五/草卉 菅すげ 茅ち 萱かや〈◯中略〉 ちといひかやといふ義不詳、萱の字の如きも、倭名抄に広益玉篇お引て、草名也と註したれど、正しくかやといふべき義とも見えず、此字また他書に見る所もなし、日本紀に草祖草野姫としるされしは、旧事紀古事記に、鹿屋野姫と見えし所にして、並に読てかや ...
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器用部四|飲食具四|樽/名称
[p.0188] 東雅 十一/器用 樽たる 倭名抄漆器之類に、弁色立成お引て、酒樽有脚酒器也、字与尊同、又作樽、今按無和名、俗称去声と注せり、尊はもと銅器也、倭名抄すでに漆器となし、後人読みてたるといひし事、並に其義不詳、〈後俗また垂の字畝用ひて、酒器となし、読むこと樽に同じ、垂はもとこれ垂楚之垂に同 ...
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姓名部八|名上|名読方
[p.0600] 南留別志拾遺 朝おともと読む事は、朝廷もおほやけも同じ意なりとて、公の字の訓お用いたるなるべし、公は公共の意にて、ともとよめる也、 ...
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地部四十三|山上|麓
[p.0708] 東雅 二地輿 麓ふもと 古語にははやまといふ、日本紀の註に、麓読てはやまといふこれ也、はとは端也、旧説に、はやまとは、山の浅きといふなりといへり、〈これ山に入る事の深からぬ義なり、やまのはなといふには異なり、やまのはは、山の末などしるせり、梢お木末といふ事の如し、〉倭名抄には、麓読 ...
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地部四十六|泉|名称
[p.1021] 東雅 二地輿 泉いづみ 出水也、飛泉おたきといふはたきつ也、〈たきといふ、きの音に、つの音お納めて呼びしなり、〉旧事紀、日本紀に見えし湍津姫命、古事記に多岐都比売命としるせしが如き是也、たきつとは即立水也、万葉集抄に、水にたちみづ、ふしみづといふあり、伏水とは出て流るヽ事なき水おい ...
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地部四十三|山上|岳
[p.0693] [p.0694] 東雅 二地輿 岳たけといふ、たけは高(たけ)なり、倭名抄には、漢語抄お引て、岳の字みたけと読むと註せり、みといふは、みねのみの字に同じ、旧事紀、日本紀には、共に峯の字お用ひて、たけと読まれし也、 ...
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地部四十九|海〈海路〉併入|渚
[p.1263] 東雅 二地輿 岸きし〈〇中略〉 渚おなぎさともいふは、波の限れる所なれば、旧事紀には、波瀲の字用ひられしかども、古事記には波限の字お用ひたりけるなり、古記にきと雲ひしは、限りの義ありしかば、みなぎはとも、きしとも、なぎさとも雲ひしと見えたり、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|名称
[p.0543] 東雅 十二飲食 餅もちひ 倭名抄に釈名お引て、餅は令糯麺合并也、此にもちひといふ、今按ずるに、麺は麦粉也と注せり、古の俗凡物の黏するものおいひて、もちといひけり、黐おもちといひ、糯米おもちよ子といひ、餅おもちひといふが如き是也、されば糕餅の類お呼びて、すべてはこれおもちひといふ、も ...
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動物部十九|介上|亀/名称
[p.1578] 東雅 十九/鱗介 亀かめ 日本紀私記に、亀兆伝お引て、天香山の亀津比女命、天孫この国に天降ります時に、御前に立て降り来れり、今は天津詔戸太詔戸命といぶ、これ我国亀との事の始なりと見えたり、倭名抄にも、神亀の字読てかめといふ、さらばかめとは、かみといふ語の転じたるなり、〈(中略)亀おかめ ...
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飲食部六|粥〈餗[併入]〉|餗増水
[p.0472] 東雅 十二飲食 粥〈○中略〉凡物の粘ずるお、〈○中略〉下学集に、増水の字読でぞうすいといひ糝也と注せり、其用ひし所の字によりて見れば、粥にして水お増すの義也、されどその注せし所によるに、今も民間にして、菜蔬の類お塩水おもて煮熟したるに、米麦等の粉お和し、即今増水といふものゝ始此ものよ ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0074] 東雅 一天文 朝あさ〈◯中略〉 朝、あさといふは、あさは開也、〈日本紀釈に、開の字読て、あさといふなり、〉天開き明かなるおいふ也、 ...
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植物部十二|草一|粳
[p.0768] 東雅 十三/穀蔬 稲いね〈◯中略〉 粳は一名〓、うるしねといふと註せしは、うると雲ひしは潤也、潤の字読てうるひといふが如き即是也、〈倭名抄に〉其実の光潤あるお雲ひし也、 ...
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動物部一|獣一|獣総載/名称
[p.0005] 東雅 十八/畜獣 牛うし〈○中略〉 我国いにしへ、凡獣おばしヽ(○○)と雲ひけり、日本紀に、獣の字読てしヽといふ即是也、其肉の食ふべきおや雲ひぬらん、牛おうしといひ、鹿おしかと雲ひ、羚羊おかましヽといひ、羊おひつしといふが如き、皆これ其肉の食ふべくして、また角生ふる者共なり、必その故あり ...
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器用部二十六|舟下〈筏併入〉|筏
[p.0748] 東雅 九/器用 桴筏いかだ〈○中略〉 いかだの義不詳〈古語に、大きなるおいひて、いかといひけり、天智天皇紀にみえし紀大人臣、紀氏系図には、大人字読ていかうとといふがごときこれなり、即今も俗に大きなるおいかしなどいふ也、艇薄而長おひらたといふがごとくに、これもまた竹木お編む事、大なるに ...
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植物部七|木六|練
[p.0449] [p.0450] 東雅 十六樹竹 練あふち 万葉集に相市(あふち)之花としるしてあふちと読みけり、倭名抄に玉篇お引て其子可以浣〓衣者也、和名本草に、あふちといふと注したり、あふちの義不詳、練は即苦練、其子は金鈴子といふ、俗にせんだん(○○○○)といふ是也、近俗樗の字読てあふちといふは、此物おいひしな ...
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器用部五|飲食具五|鍋/名称
[p.0309] 東雅 十一/器用 鍋かななべ 倭名抄に唐式お引て、鉄鍋はかなヽべといふと注し、又弁色立成お引て、堝はなべといふ、今按ずるに、金謂之鍋、瓦謂之堝、字或相通と注したり、なべとは古語に中(なか)お呼びてなといふ、日本紀釈に、中の字読みてなといふ是也、へとは間(ひ)也、隔(へ)也、其中に盛る所の物 ...
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飲食部十六|漬物|齏
[p.1045] [p.1046] 東雅 十二飲食 齏あへもの 倭名抄に、四声字苑お引て、齏はあふといふ、一つにあへものといふ、搗薑蒜以酢和之と注せり、あふと雲ひあへといふは、旧説に和の字読てあゆといふと見えし即是也辛辣之菜お搗たるにて、酒酢に和したるおいふ、〈薑蒜お搗て醋に和して喰ふは、辛辣の味に取る也、蒜 ...
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天部三|雪|名称
[p.0199] 東雅 一天文 雪ゆき 義不詳、旧説に上古の語に、ゆきといひしは、潔斎の義なるなり、雪またゆきといふ事も、昊潔の義なりといふ、〈古語にいといひ、ゆといふことは、相転じていひけり、斎の字読て、いともゆともいひしが如き即是なり、古語にゆきといひしは、即今きよしといふ詞なり、ゆの音お開きて ...
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歳時部二|歳時総載下|四時|春
[p.0104] [p.0105] 東雅 一天文 春とは、草木の芽はる時なればはるといふ、古語にははらくといひしは、もえ出るおいひし也、秋とは、草木の色かはりぬる時なればあきといふ也、古語にあきといひしは、黄なる色おいひし也といふ説あれど、草木のもえ出るお芽もはるなどいひしは、春といふことば、黄ばむ色おあき ...
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地部三十六|琉球|風俗
[p.1386] [p.1387] 中山伝信録 六 風俗 正月十六日、男婦倶拝墓、又有板舞戯、〈◯中略〉 三月三日上巳、家作艾糕相餉遺、官民皆海浜禊飲、又拝節相往来、〈◯中略〉 五月五日、競渡竜舟三、〈泊一、那覇一、久米一、〉一日至五日、角黍蒲酒同中国、亦拝節、〈◯中略〉 七月十五日、盆祭祀先預於十三日夜、家々列火 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|苗字読方
[p.0309] 名字抄 東海林〈訓しやうじ〉 亀田侯〈○岩城〉老臣に、東海林左右兵衛あり、又庄内領大庄家に、東海林隼人あり、〈○中略〉又富士八湖のうちに、東海林の湖あり、 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|苗字読方
[p.0309] 奥羽永慶軍記 三 南部先祖の事並晴継病死の事 此光行〈○南部〉に、男子数多あり、〈○中略〉六男破切居(はきい)六郎実長なり、 ...
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姓名都九|名中|避名諱
[p.0760] 康富記 応永八年五月十二日庚子、今日右大弁高橋秀職出家、〈○中略〉子息大学助範職、本名光職、二条殿、〈○満基〉御名字読故改之、 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|苗字読方
[p.0309] 奥羽永慶軍記 三 山北前田氏断絶の事 赤尾津が一子二郎、羽川が一子金剛丸お大将として、加勢の人々には打越(うてし)孫二郎、〈○中略〉潟保(かたのほ)治部大夫、川口、轟木万鍬地等かり催し、 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|苗字読方
[p.0309] [p.0310] 奥羽永慶軍記 十二 小野寺秋田卜合戦の事 嫡子藤太郎、〈○小野寺義道子〉いまだ若年たるお大将として、随逐の者には、一門西馬音内(にしもうない)茂道、〈○中略〉軍奉行には、八柏大和守、其他御返事(おつへち)、合川、深堀、〈○中略〉都合二千余人、八口内口に差向らる、 ...
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器用部五|飲食具五|炮碌
[p.0321] [p.0322] 東雅 十一/器用 鏊いりなべ〈○中略〉 今俗に瓦器のほうろくといふもの、鏊之属なるものあり、古よりありしものにや、詳なる事お知らず、物お焙する事お、ほいろお取るなどいふは、火色(ほいろ)也、其火お得て色の変ずるおいふ也、ほうろくとはほいろの器なるおいふ、くとは器お呼びてけといひ ...
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歳時部一|歳時総載上|月
[p.0029] [p.0030] 東雅 一天文 長月陽月のごときは、漢にもふるくいひ伝へし所也、其中陽月お読てかみなづきといひしは、かみのつきといひしことば也、たとへば万葉集の歌に、神辺山(かみのべやま)としるせしお読て、かみなびやまといふがごとし、古語にはのといふは転じてなとなりし事はいくらもあり、水上の ...
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地部四十七|河〈滝附〉|淀
[p.1143] 東雅 二地輿 倭名抄に、文選江賦お引て、澱は読てよどみといふ、俗に淀の字お用ひてよどといふ、澱と淀とは古字通ず、如淵而浅処也と注したり、淀の字もと西域伝に、其水渟居といふ渟の字と音同じといふ事あり、〈転注古音〉さらば水止曰渟といふものなり、今も俗によどむなどいふは、凡事の渟滞せるお ...
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地部四十八|附沼|名称
[p.1244] [p.1245] 東雅 二地輿 沼ぬま 義不詳、古語には、ぬとのみ雲ひしなり、万葉集抄に、ぬまとは水の流れぬおいふといひけり、されど古事記に、彦五瀬命の登美毘古の痛矢串お負ひ給ひ、其御手の血お洗ひ給ひし故に、其海お血沼海といふ也と見えしは、今の和泉国の南海也、さらば古にぬといひしものは、後に ...
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地部四十九|海〈海路〉併入|波
[p.1261] 東雅 二地輿 波なみ 揚水也、亦鳴水也、古語になと雲ひしに、挙揚の義あり、されば旧事紀、日本紀に、挙の字、読てなといひけり、鳴るといひ、鳴くといふも、声お挙るの義也、鳴水とは、その音あるに因れるなり、たとへば阿波国風土記に、奈汰雲者、其浦波の音無止時、依而奈汰雲といふ義の如し、〈地 ...
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地部四十四|林〈杣併入森附〉|杣
[p.0912] 東雅 二地輿 林〈◯中略〉 叢木の山にあるおそまといふ、義亦不詳、旧事紀、古語拾遺等に、手置帆負(たおきほおひ)神、彦狭知(ひこさしり)神おして、大峡少峡(おほがひおがひ)之材お伐て瑞殿(みつのみあらか)お造られしと見えしは、其事後に杣木お伐りて、宮材引などいふに同じければ、後にそまと雲ひし ...
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地部四十八|池〈汀〉 〈溝併入〉|名称
[p.1218] 東雅 二地輿 池いけ 義不詳、倭名抄に、玉篇お引て、畜水也と註せり、また籞いけすといふ事は、倭名抄に唐韻お引て、池水中編竹籬養魚也と註せり、我俗、竹お編むものお簀といふあり、池にある竹籬なれば、いけすとはいふなり、 ...
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地部四十四|林〈杣併入森附〉|名称
[p.0897] 東雅 二地輿 林はやし 義詳ならず、出雲国風土記に、意宇郡拝志郷の事お記して、昔国造られし大神大穴持命、越の八口お平げむがために、此地樹林茂盛の所に至りまして、吾御心之波夜志との給ひし故に林といふ、神亀三年の詔に依りて、拝志としるすと見えたり、これ上古の時の事おしるせしには、はやし ...
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地部四十七|河〈滝附〉|堤
[p.1145] 東雅 二地輿 塘つヽみ 倭名抄に纂要お引て築土遏水曰塘、又謂之堤と見え、亦礼記お引て畜水曰坡、堤亦作堤、共に読てつヽみといふと見えたり、つヽみとは猶言累土、土お積みし謂にして、即築土畜水之義也、〈今俗に堤おどてといふは、土堤の字也といふなり、〉堰埭いせきといふは、倭名抄に唐韻お引て ...
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地部四十三|山上|巓
[p.0697] 東雅 二地輿 巓いたヽきといふは、人の頂にかたどり雲ひし也、 ...
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地部四十三|山上|峠
[p.0703] [p.0704] 東雅 二地輿 韻書お按ずるに、嶺高山之可踰而過者嶺也、如首之有領頂也、といふ事あり、〈品字揃〉此説によらば、我国の俗に、高き山の踰て、上下しつべきお、たうげといひて、峠の字創造りて、其字とするは即嶺也、たうけとは、たは高也、〈万葉集抄にみゆ〉うけは穿也、高山お穿ち過ぬる道 ...
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地部四十五|牧〈駒牽併入〉|名称
[p.0957] 東雅 二地輿 牧まき まきとはまは馬也、きは置也、馬お放置の義也、倭名抄には牧の字むまきと読り、 ...
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地部四十三|山上|峡
[p.0710] 東雅 二地輿 峡、やまのかひといふは、山の間也、かひといひ、あひといふは転語なり、〈万葉集の歌には、かひとよみしお、抄に羽のゆきあひなりといふが如し、〉 ...
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地部四十三|山上|峯
[p.0695] 東雅 二地輿 古語に子といひしには、止るの義ありしかば、峯お子といひしは、其止る如く、動かざるの義なるべし、又高きお神にし、尊むでみ子といふ事、たとへば後世の俗、みつの御山、伊豆の御山などいふ如く、道おも始は、ちといひしお、後にみちなどいふ事にもなりけり、 ...
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地部五十|地震|名称
[p.1356] 東雅 二地輿 地〈◯中略〉 又地震おないふるといふは、ないとは鳴(ない)也、ふるとは動(ふる)なり、鳴動の義なり、今俗にないゆるなどもいふなり、ゆるも又動也、ゆるぐといひ、ゆるがすなどいふも亦同じ、上古の語にゆらがしてなど見えし、即此也、 ...
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地部四十九|海〈海路〉併入|灘
[p.1267] 東雅 二地輿 波なみ〈◯中略〉 鳴水とは、その音あるに因れるなり、たとへば阿波国風土記に、奈汰(なた)雲者、其浦波の音無止時、依而奈汰雲といふ義の如し、〈地名に、鳴海、鳴渡などいふが如き、古語になみといひ、なだといふ事の如し、なみと雲ひしは、鳴海といふ語の如く、なだと雲ひしは、鳴渡とい ...
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歳時部十二|年始祝四|雑煮
[p.0840] 華実年浪草 一上正月 雑煮祝、かんお祝、〈(中略)雑談抄に雲、雑煮は餅に大根、芋、蹲鴟、昆布、打あはび、いりこ、菘等お加へて羹とし喰ふ、多種お交へ煮る故に雑煮と称する歟、是お略して羹お祝ふと雲、(中略)年斎拾唾に曰、元朝餉餅の事、汀州嘉靖丁亥志に曰、汀国の人は餅お舂て賓客お饗す、貧 ...
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