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- 人部七|身体四|かもじ
- [p.0522] 歴世女装考 四 かもじの事 かもじの本名はかつらといふ、前に引だる源氏末摘花の巻に、九尺のかつら、又枕の草子に、七尺のかつらの赤く〈毛のかれてあかきなり〉なりたるといひしも、みなかもじなり、かづらおかもじといふは、湯巻おゆもじ、内方おうもじなどヽ片名おとりてよぶ事、東山殿比の女言な
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- 人部七|身体四|鬘
- [p.0520] [p.0521] 古事記伝 六 黒御鬘、すべて加豆良(かづら)に三の品あり、葛〈蔓も同じ〉と鬘と髪となり、まづ葛は葛(くず)かづら五味忍冬(さねかつらすひかづら)など、凡て蔓草のことなり、鬘は頭の飾に懸る物なり、〈古書に蘰とも縵とも䰓とも書り、蘰は字書に見えず、縵は見えたれども鬘意なし、䰓は鬘の
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- 器用部九|容飾具四|鬘/名称
- [p.0459] 歷世女装考 四 かもじの事 かもじの本名はかづらといふ、〈○中略〉かづらおかもじといふは、湯巻おゆもじ、内方おうもじなどと片名おとりてよぶ事、東山殿比の女言なり、文字には髲と書く、〈○中略〉かづらは西土にてもいと古し、
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- 人部七|身体四|男子結髪風
- [p.0522] [p.0523] 歴世女装考 二 神代の髪の風 そも〳〵神代の髪の風は、男は髻おば一つに結て、につに左右へ綰(わかね)、櫛もて貫きとめ、糸につなぎたる玉おまとひて飾とする事、櫛の条にいへる如く、伊邪那岐尊左右の御鬢(みびんづら)に湯津々間櫛お刺せ玉ひ、御髻に黒御鬘お掛け玉ひしにて、御髪の形状お推
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- 器用部九|容飾具四|鬘/名称
- [p.0457] 釈名 四/首飾 髲、被也、髪少者、得以被助其髪也、 〓、剃也、剃刑人之髪為之也、
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- 器用部九|容飾具四|鬘/名称
- [p.0457] 倭名類聚抄 十四/容飾具 髲 釈名雲、髲〈音被、和名加都良、〉髪少者、所以被助其髪也、俗用鬘字非也、鬘者、花鬘之鬘、見伽藍具、
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- 人部七|身体四|鬘
- [p.0520] 古事記 上 於是伊邪那岐命見畏而逃還之時、其妹伊邪那美命言令見辱吾、即遣予母都志許売〈此六字以音〉令追、爾伊邪那岐命取黒御鬘投棄乃生蒲子、
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- 器用部九|容飾具四|鬘/名称
- [p.0458] 古事記 上 於是伊邪那岐命見畏而逃還之時、其妹伊邪那美命言令見辱吾、即遣予母都志許売〈此六字以音〉令追、爾伊邪那岐命取黒御鬘(くろみかづら)投棄、乃生蒲子、
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- 植物部二十一|草十|紫葛
- [p.0353] 古事記 上 於是伊邪那岐命見畏而、逃還之時、其妹伊邪那美命言、令見辱吾、即遣予母都志許売〈此六字以音〉令追、爾伊邪那岐命取黒御鬘投棄、乃生蒲子(えびかづら)、〈◯蒲子、日本書紀作蒲陶、〉
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- 器用部九|容飾具四|鬘/名称
- [p.0459] 和漢三才図会 十二/支体 髪 髪少者所以被助其髪者、曰䯸(かづら)、〈和名加都良〉
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- 器用部九|容飾具四|鬘/名称
- [p.0458] 古事記伝 六 すべて加豆良(かづら)に三つの品あり、葛〈蔓も同じ〉と鬘と髲となり、〈○中略〉鬘は頭の飾に懸る物なり、〈○註略〉髪は和名抄に和名加都良(かづら)、釈名雲、髪少者、所以被助其髪也と有て、俗に加毛自(かもじ)と雲物なり、かくさま〴〵あれども、本は一つより転れる名にて、草の葛より出
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- 器用部十五|屏障具三|簾用法
- [p.0853] [p.0854] 亀山院御凶事記 嘉元三年九月廿六日庚午、今日改御所御装束、〈○中略〉南御聴聞所、〈昭訓門院御座間〉並素服所等、各一間、押に南堂中三方懸黒御簾、〈縁帽額鼠色、以白糸為懸緒、〉但素服所東北二面、懸覆伊与簾、〈以白革懸之、無仮粧革、〉同南面妻戸同懸簾、堂場以北東西、皆懸宣黒御簾
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0853_4801.html
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- 器用部三|飲食具三|硯蓋
- [p.0145] 嘉永年中行事 黒御所御祝 霊鑑寺、円照寺、中宮寺などの尼宮なり、長橋の奏者所より参らる、常御殿にてひし花びらきし大服茶硯蓋のさかなにて一献参る、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0145_904.html
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- 人部七|身体四|〓
- [p.0516] [p.0517] 歴世女装考 四 今の鬢(びん)の状は古風なる証 新撰字鏡〈此書は今より千年にちかき字書なり〉に、鬇鬤(さうたう)お不久太女利(ふくだめり)と訓たり、後のものには、壒囊抄に、〓氋(れいまう)おふくだむとよめり、うつぼ物語〈国のゆづりのまき〉みぐしおほとのごもりふくだめたれど、いとけち
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- 器用部八|容飾具三|釵子用法
- [p.0448] [p.0449] 歷世女装考 二 さいしといふ髪のかざり さて此さいしといふ首飾、文字には釵子とありて、むかしより和訓のなき物なり、此さいしは七八百年の中昔の比及よりや、女の髪のかざりとなしけん、新撰字鏡にも、和名抄にも釵子といふ物みへず、後の物には、さいしとのみ名はみへたれど、形状はしられ
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- 飲食部十六|漬物|多々良比売花搗
- [p.1047] 傍廂 後篇 たゞらめ源氏末摘花巻に、たゞらめの花のごとかいねりこのむ雲々、此たゞらめは、かいねりとひとしく赤き故に、姫君の鼻の赤きにたとへたるよしは聞えながら、いかなる花とも思ひ得ず、古人の注釈もなし、新撰字鏡に、莘〈たヽらめ〉とあるのみにて、何の花といふ事しれがたし、もしは辛第な
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/insyokubu/insi_1_1047_4483.html
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- 方技部十三|医術四|医書
- [p.1017] [p.1018] 万安方 六十二 右 万安方( ○○○) 六十二巻 花園帝正和中、梶原性全所撰、博採群籍、捜抉秘僻、妙論霊剤不徨枚挙、所援諸書今亡佚者数十家、洵本邦経方之最者也、性全不詳何許人、自言、和気末孫、而跋語中間、及建長円覚寺等事、則知其居鎌倉也、或以鹿苑相公押字為仕鹿苑相公、今推之年代、性
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- 人部七|身体四|かむざし
- [p.0503] [p.0504] 歴世女装考 二 髪筋おかんざしといひし事 和名抄〈冠帽の具の部〉に簪〈和名〉加無左之挿冠釘也とある、此簪は冠の紐お係て落ぬやうにしておく物なりといへり、然れば今のかんざしとは異り、さて又今より七八百年の中昔に至りて、かんざしといふ名目あり、〈○中略〉雅亮装束抄〈巻上〉五節所
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0503_3085.html
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- 人部七|身体四|尚毛髪長生
- [p.0577] [p.0578] 歴世女装考 三 むかしの女は髪の丈長かゆし証拠 古事記応神天皇の巻に、髪長姫の名あり、本居大人の古事記伝に、髪長比売の名の義は字の如くなるべしとありて、別に説なし、されば此髪長姫の髪いかばかり長かりけん、神代には人身の長高かりし事、一の巻にいへり、髪も長かりしとみえて、古事
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0577_3346.html
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- 人部七|身体四|髭鬚
- [p.0607] [p.0608] 牛山活套 中 鬚髪 鬚髪の病と雲は別に苦ことなし、隻鬚髪の白お世俗嫌故に、諸の医書に皆白お変じ黒とちすの方お載す、然れども老て鬚髪の自くなるは常也、何ほど烏髪の薬、及酒薬お服しても、多は黒に変ずること少なり、諸書に白髪お染の蘂方お載せ、或は薬四に販ぐ、其応験如神、されども染
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- 器用部十一|澡浴具二|今木
- [p.0628] 嬉遊笑覧 二上/服飾 ゆぐといふは、〈○中略〉或はいまきなどいふは非がことなり、いまきは湯巻にて、湯殿に用る具にはあれど、異もの也、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0628_3527.html
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- 器用部十一|澡浴具二|今木
- [p.0628] 禁秘御抄 上 一恒例毎日次第 凡禁中著湯巻(○○)、上臈一人、典侍一人也、是候御湯殿故也、近代上臈中准此役多著之、不可為例、但少々聴之、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0628_3530.html
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- 器用部十一|澡浴具二|湯具
- [p.0629] 嬉遊笑覧 二上/服飾 ゆぐといふは、男女ともに前陰お顕はして湯に入ることはもとなき事にて、必下帯おかきかへて湯に入るゆえ湯具といふ、女詞にはゆもじとも雲べし、或はいまきなどいふは非がことなり、いまきは湯巻にて、湯殿に用る具にはあれど異もの也、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0629_3537.html
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- 歳時部十二|年始祝四|鏡餅
- [p.0844] 世諺問答 正月 問て雲、同日〈◯元日〉歯固といひて、餅いかヾみにむかふ事は、いかなることぞや、答、〈◯中略〉もちいは近江国の火切のもちお用ひ侍るべき事なり、さて正月のかヾみにしてもちひむかふ時は、古今集に入たる、 あふみのやかヾみの山おたてたればかねてぞみゆる君が千年は、といふ歌お誦
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_0844_3764.html
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- 人部七|身体四|目刺
- [p.0563] [p.0564] 歴世女装考 三 目刺(めざし)といふ小児の髪 禿(かぶろ) 中昔の風俗に、女の児の三歳より髪お生しおくに、前髪おば眉のすこし上のほどに截そろへてかきたらしおくお、目ざし姿とて、三歳より十歳以上までの額つきなり吉来より髫(せう)の字おめざしと訓せたれど、髫は小見の垂髪の事なり、され
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0563_3300.html
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- 人部七|身体四|深剪/髪剪
- [p.0562] [p.0563] 歴世女装考 三 深剪(ふかそぎ) 髪剪(かみそぎ) 中昔の書どもに、深曾岐、髪曾岐といふ事あまたみえたり、そのよしお書面に校ぶれば、二歳までは髪お剃り、三歳の春より髪お生じ、其子の誕生日に髪置の祝ひおなす、此時裳著もあり、さてかきたらしおく髪やヽ生ひのびて、帯のあたりにとヾくほ
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- 飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|強飯
- [p.0360] [p.0361] 飯粥考 強飯按に、糄〓(ひめ)よりも強ければ強飯の名あり、〓飯(かたかしきのいひ)に水お沃て再三蒸(かしき)たる諸炊(もろかしき)の飯也、漢字は饙(ふん)に作るべし、詩大雅〈穎酌章〉に、穎(とほく)酌彼行潦、挹彼注茲、可以饙饎(もろかしきかたかしき)、注に饙蒸米一熟、而以水沃之、乃再蒸
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/insyokubu/insi_1_0360_1540.html
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- 地部十一|武蔵国上|宿駅
- [p.0808] 新編江戸志 五 板橋(○○) 中仙道の海道筋也、板橋の名は古来よりあり、鎌倉大草紙に、板橋城の事あり、豊島氏末流此処に住して、板橋と称するもあり、北条分限帳にも板橋志村とあり、上板橋、下板橋とわかれて、両道あり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_1/chib_1_0808_3527.html
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- 動物部十六|魚上|魚体/鱗
- [p.1242] 古事記伝 十七 和名抄に、伊呂久都と雲るは心得ず、又伊呂古おば俗雲とあれど、俗には非じ、さて又これお、今は宇呂古(うろこ)と雲、此宇(う)と伊とは何れか古へならむ、魚おも、中昔には伊袁(いお)と雲れども、今は多く宇袁(うお)と雲お古言にも宇袁と雲り、然れば鱗も、中昔にこそ伊呂古とのみ雲れ、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_1242_5220.html
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- 人部三|親戚下乳母 併入|息
- [p.0196] 古事記伝 二十二 男は牟須古(むすこ)、女は牟須売(むすめ)と訓べし、〈牟須古と雲称、古書には見えざれども、中昔の物語文どもには、貴きにも賤きにも、常に雲ふ称なり、牟須古能君だちなども雲り、牟須売は、書紀の訓などにも多く見えて、是又中昔も今も、常に雲称な、り、然れば此に対へて、男子お牟
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0196_1103.html
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- 人部二|親戚上|妹
- [p.0182] 古事記伝 十三 伊呂妹は、伊呂毛(いろも)と訓べし、同母妹お雲なり、まづ凡て古に兄弟お称呼に、男弟女弟(おとうといもうと)対へて、男兄(あに)お勢(せ)と雲、阿爾(あに)とも雲、〈此は常の如し〉又女兄(あね)に対へて、男弟(おとうと)おも勢(せ)と雲り、〈須佐之男命のみづから、天照大御神の伊呂勢と
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0182_1032.html
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- 地部二|皇都鄙併入|相地
- [p.0131] 秋篠月清集 四雑 中 昔より都しめたる此里はたヾ我国のもなかなりけり
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_1/chib_1_0131_634.html
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- 地部十八|下野国|宿駅
- [p.0039] [p.0040] 下野国誌 一郷名存廃 一本足利駅お余戸駅に作る、また和名抄にも余戸駅家と記したり、続日本紀に、光仁天皇宝亀二年冬十月己卯、太政官奏雲々、其東山駅路従上野国新田駅達下野国足利駅、此使道也雲々とみえたり、足利駅は今に存す、三鴨駅は都賀郡下津原と雲所なり、和名抄には三島駅家と誤
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_2/chib_2_0039_195.html
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- 人部二|親戚上|妹
- [p.0183] [p.0184] 古事記伝 十六 弟は淤登(おと)と訓べし、〈伊呂杼(いろど)と訓て宜きもあれど、所によることなり、〉和名抄に、爾雅雲、男子後生為弟、和名於止宇止、〈とあれども、淤登は男女にわたりて雲称なり、又もとはたゞ淤登と雲りしお、淤登宇登と雲は、夫お袁宇登、妹お伊毛宇登と雲類にて、宇登は
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0183_1038.html
- [similar]
- 器用部八|容飾具三|簪用法
- [p.0445] 守貞漫稿 十一/女扮 宝暦中 昔は簪、必らず一本お差す、大略宝暦以来、長簪お数本差す也、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0445_2559.html
- [similar]
- 方技部十七|疾病三|咳病
- [p.1359] 玉勝間 十二 風引たるお咳気といふ事 此わたりの人、ふるくは、風引たることお、 がいき( ○○○) といへりき、宣長がわかヽりしほどまでは、なべていへりし言なるお、今はさいふこと、おさ〳〵きかず、これもふるきこと也、中昔五六百年さきの記録などに、風病おおほく咳気と志るせり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/hogibu/hogi_1_1359_4504.html
- [similar]
- 姓名部四|苗字称号 〓|修姓
- [p.0350] 隣女晤言 一 苗字と字、一字づヽよぶ、 今俗に、菱善、近五などいふたぐひに、家名と俗名とお一字づヽよぶ事、中昔よりの事なり、康富記雲、今夜飯新許会、可出之三首、内々受指南雲々、此飯新は、足利の家臣飯尾新左衛門尉なり、いにしへの曾丹〈○丹後掾曾禰好忠〉もそのたぐひなるべし、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0350_2025.html
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- 帝王部二十二|皇太子上|名称
- [p.1309] 北史国語考 名太子為利歌弥多弗利、〈上の利は和の訛りなり〉按に、わかみとほりと訓べし、中昔の仮字書どもに、わかむどほりと見えたるは、此語お訛れるなり、〈◯中略〉此語の本意おいまだ詳に明したる説なし、故つら〳〵稽ふるに、疑ふらくは、稚子御統(わこみとほり)の義なるべし、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/teiobu/teio_1_1309_5085.html
- [similar]
- 地部四十六|温泉〈塩湯併入〉|伊予国/道後温泉
- [p.1091] 古事記伝 三十九 伊余湯、伊余は、上巻に出、湯は、和名抄に、伊予国温泉〈湯〉郡、神名帳に同郡湯神社あり、此地なり、美き温泉のあるより負る地名なり、〈此に湯と雲るは、其温泉のある処と雲には非ず、たヾ地名なり、〉書紀舒明巻に、十一年十二月、幸于伊余温湯宮、天武巻に、十三年冬十月、大地震
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_1091_4673.html
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- 地部十九|陸奥国上|名称
- [p.0073] [p.0074] 玉勝間 五 みちの国 むつ 陸奥は、歌にもよむごとく、美知乃久にて、和名抄には美知乃於久とありて、道之奥といふ意の名なれば、下に国とそへていふ時は、美知乃久乃久爾なり、然るお中昔の物語書などには、みちの国とのみいへるは、みちのくのくにといひては、乃久といふことの重なりて、わ
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_2/chib_2_0073_323.html
- [similar]
- 動物部三|獣三|豕
- [p.0226] [p.0227] 古事記伝 四十 猪甘(いかひ)、甘は養(かひ)なり、〈養に甘字お書ること、中巻玉垣宮段鳥甘部(とりかひべ)の下、伝廿五の卅九葉に雲、〉 古は上下おしなべて常に獣肉おも食たりし故に、其料に猪おも養置るなり、〈中昔よりこなたには獣肉お食こと無き故に、猪お養こともなくして、猪といへばた
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0226_769.html
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- 人部四|身体一|容猊相似
- [p.0297] 古事記伝 十三 容姿は加本(かほ)と訓べし、書紀に面貌、顔色、顔容、顔貌、姿色、相貌などは固にて、容姿形容形姿貌容容止などおも、皆然訓り、万葉にも、姿貌容などあり、加本とは、先は面の形様お雲名にて、総ての身体の形様までお兼たり、右の字どもにても心得べし、〈漢文に好色など雲色お、中昔よ
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0297_1589.html
- [similar]
- 器用部九|容飾具四|鬠沿革
- [p.0480] 歷世女装考 四 元結〈文七元結の名義はねもとゆひ〉 元結は髪ゆふに必用の物なれば、上古にもありつらんが、浅学には見あたらず、万葉集に、元結およみいれたる歌あまたあれど、糸なるも紙縷なるもあるべし、和名抄〈容飾具部〉に、鬠、和名毛度由比、以組束髪とあれば、糸なるが元結の本義なり、され
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0480_2742.html
- [similar]
- 器用部十九|坐臥具四|枕雑載
- [p.0179] [p.0180] 玉勝間 八 枕詞 天又月日などいはむとて、まづひさかたのといひ、山といはむとて、まづあしびきのといふたぐひの詞お、よに枕詞といふ、此名ふるくは聞も及ばず、中昔の末よりいふことなめり、是お枕としもいふは、かしらにおく故と、たれも思ふめれど、さにはあらず、枕はかしらにおく物には
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0179_1126.html
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- 姓名部二|姓氏中|四姓
- [p.0183] [p.0184] 玉勝間 二 姓氏の事 よに源平藤橘とならべて四姓といふ、源平藤原は、中昔より殊に広き姓なれば、さもいひつべきお、橘はしも、かの三うぢにくらぶれば、こよなくせばきお、此かぞへのうちに入ぬるは、いかなるよしにかあらん、おもふに嵯峨天皇の御代に、皇后の御ゆかりに、尊みそめたりしな
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0183_1126.html
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- 姓名部四|苗字称号 〓|名称
- [p.0304] 玉勝間 二 苗字 藤原源などは、世に同じ氏の人、数しらずおほかれば、その内お苗字して分ざれば、いとまぎらはしきまヽに、つねにその苗字おのみよびならひて、むねとなれる、これおのづから必しかるべきいきほひにして、今は此苗字ぞ姓の如くなれりければ、姓のしられざらん人などは、苗字お正しく守
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0304_1831.html
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- 帝王部二十二|皇太子上|名称
- [p.1306] [p.1307] 日本書紀 二十五孝徳 天豊財重日足姫天皇四年六月庚戌、〈◯中略〉思欲伝位於中大兄(おひね)〈◯天智〉而詔曰雲雲、 ◯按ずるに、大兄お以て直に皇太子の称とは定め難けれども、古へ太子となりて皇位お継承せらるヽ皇子には、多く此称ありしが如し、長等山風附録、大兄名称考の条にも、本語はお
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- 動物部十|鳥三|雀種類
- [p.0755] 玉勝間 三 にふなひ(○○○○)といふ雀 尾張国人のいはく、尾張美濃などに、秋のころ、田面へ廿三十ばかりづゝ、いくむれもむれ来つゝ、稲おはむ、にふなひといふ小鳥あり、すゞめの一くさにて、よのつねの雀よりは、すこしちひさくて、觜の下に、いさゝか白き毛あり、百姓はこれおいたくにくみて、又にふ
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- 器用部六|容飾具一|以形状為名
- [p.0358] 歷世女装考 一 柄鏡(○○) 柄のつきたる鏡お、唐土にては柄鏡といひて、いと古くよりありし物な軋〈○中略〉中昔〈七八百年前〉の比及にいたりては、仏法盛なりしゆえ、仏にも鏡お供養する事となりて、それには大かた柄鏡お新に鋳て奉納する事とみえたり、〈○中略〉案に、神仏へたてまつるに柄お作るは、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_1/kiyo_1_0358_2136.html
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- 歳時部十九|歳暮|煤払
- [p.1410] [p.1411] [p.1412] 古今要覧稿 時令 すヽはらひ〈煤払〉 すヽはらひの事は、中昔より慥に所見ありといへども、神代にすヽの事みえたり、いはゆる天の新巣の凝烟の八拳垂まで焼挙てと〈古事記〉みえ、ふせやたきすすしきほひてとも、葦火燎やのすヽたれどと〈万葉集〉みえたれば、古代よりすヽお払ひし
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_1410_5992.html
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- 姓名部七|家紋|以植物為紋
- [p.0538] 安斎随筆 後編十 一かたばみの文 同草子〈○枕草子〉に、もんは、あふひかたばみ雲々、かたばみは昔より用る文なり、飾抄にも、車の文にも、面掛(おもがい)〈馬具〉にも、かたばみの文付ること見えたり、〈又枕草子に、草はと雲段に、かたばみ、あやのもんにても、ことものよりは、おかしとあり、〉
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- 器用部六|容飾具一|以用法為名
- [p.0360] 歷世女装考 一 懐中鏡(○○○) 今ある古鏡の小なるは、むかしの懐中鏡なるべし、しかおもふよしは、むかしのよしある女は、今のごとく、ものまうでのさきにても、かほつくる事、古書に散見されば、懐にかゞみもちつらん、和泉式部集〈下の巻〉人のおきたりけるかゞみのはこおかへしやるとて、かげだにもと
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- 器用部二十二|行旅具上|笠製作
- [p.0372] [p.0373] 守貞漫稿 二十九/笠 今世の笠当及び紐種々あり、其大略お記す、 輪紐菰製、笠当木綿白、或は藍、又はさらさ染もあり、〈○図略〉 笠当紐ともに白晒の木綿、陣笠には専ら用此形也、〈○図略〉 二図の如き笠当お枕と雲、旅客菅笠に用ふる物専ら此形也、〈○中略〉紐お前後二輪お付て、前輪お腮下に
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0372_1929.html
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- 人部十六|仁〈度量併入〉|解説
- [p.1153] 太平記 二十六 正行参吉野事 安部野の合戦は霜月〈○正平三年〉廿六日の事なれば、渡辺の、橋よりせき落されて、流るヽ兵五百余人無甲斐命お、楠○正行に被助て、河よじ被引上たれ共、秋霜肉お破り、暁の氷膚に結て、可生共不見けるお、楠有情者也ければ、小袖お脱替させて、身お暖め、薬お与へて疵お令
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- 人部二十七|報恩〈報怨併入〉
- ,報恩例,太平記,二十六"> |報恩例 [p.0488] [p.0489] 太平記 二十六 正行参吉野事 安部野の合戦は、霜月廿六日の事なれば、渡辺の橋よりせき落されて、流るヽ兵五百余人、無甲斐命お楠に被助て、河より被引上たれ共、秋霜肉お破り、暁の氷膚に結て、可生共不見けるお、楠有情者也ければ、小袖お脱替させて身お暖
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- 植物部二十八|藻|白藻
- [p.0925] 庖厨備用倭名本草 四/水菜 竜鬚菜(りうしゆさい/しらも) 俗名抄に竜鬚菜なし、多識篇かたのり、考本草東南海辺の石上に生ず、叢生して枝葉なし、なりあひ柳根のひげの如し、長きは一尺余、色白し、醋にひたし、肉に和して蒸し食して皆よし、一名は石髪、元升〈◯向井〉曰、此註おみれば、西国俗に雲しら
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_2/syok_2_0925_4218.htm...
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- 植物部二十八|藻|青苔
- [p.0900] [p.0901] 庖厨備用倭名本草 四/水菜 乾苔(かんたい/あおのり) 倭名抄に乾苔なし、多識篇にあおのり、考本草此れ海苔也、彼の人とりかはかして脯となす、海水はしはヽゆし、故に陟釐と同じからず、張華博物志雲、石髪海中に生ずるは、長さ尺余、大小韭葉の如し、肉お以てあつめ、むして食して極てよし、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_2/syok_2_0900_4073.htm...
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- 植物部十二|草一|秈
- [p.0773] 庖厨備用倭名本草 二/穀 秈米 倭名抄に秈米なし、多識篇に和名なし、増補日用食性に、やきごめといへるは誤れり、考本草、其種は占城国より来る、又名占米(せんへい)、粳に似て粒小し雲雲、今各処みなあり、高仰処に倶に種べし、其熟することはやし、六七月に収むべし、品類も多し、赤白二色あり、粳米
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_1/syok_1_0773_2912.htm...
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- 動物部九|鳥二|鸕鷀
- [p.0653] [p.0654] 東雅 十七/禽鳥 鸕鷀う〈○中略〉 倭名抄には弁色立成お引て、大曰鸕鷀、日本紀私記に雲ふしまつどり、小曰鵜鶘、俗にいふうと註したり、此註せし所の如きは、其大なるおしまつどりと雲ひ、小なるお俗にうといふなり、されど上世より雲ひつぎし所は、うとこそいふなれ、しまつどりといふ事は、
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- 植物部二十二|草十一|蘿摩
- [p.0453] [p.0454] 庖厨備用倭名本草 五/野菜 蘿藦(らま) 倭名抄に蘿藦なし、多識篇にかばねくさ、今案しかいも、考本草蘿藦は藤生也、是お摘ば白汁あり、人家に多く種ふ、葉あつくして大なり、生にて啖ふべし、蒸ても煮ても食すべし、諺雲去家千里勿食蘿藦枸〓、いふこヽろは精気お補益して、陰道お強く盛にな
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_2/syok_2_0453_2037.htm...
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- 器用部九|容飾具四|鬘/名称
- [p.0457] 毛詩註疏 三/皆老 鬒髪如雲、不屑髢也、〈○中略〉揃雲、髢、髪也、〈(中略)正義曰、髢一名髲、故雲髢髲也、説文雲、益髪也、言人髪少、聚他人髪益之、〉
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- 器用部二十五|舟上|以地名為名
- [p.0658] 万葉集略解 十二 能は熊の画の失たるなるべしと契冲いへり、神代紀熊野諸手船、または巻六真熊野の船とよみたれば、くまのぶねなるべし、紀伊の熊野也、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0658_3320.html
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- 地部四十一|津|磯歯津
- [p.0517] 万葉集略解 三上 巻六難波宮幸の時、千沼回より雨ぞ降くる四八津のあまとよめり、此ちぬは和泉にして、しはつは摂津也、〈◯中略〉此しはつの坂路お越て見やらるヽ海に、笠縫の島といふ有しなるべし、
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- 歳時部十五|彼岸|名称
- [p.1072] [p.1073] 海録 二 日本後紀巻六、延暦二十五年二月官符、応五畿七道諸国転読金剛般若経雲々、宜使国分僧春秋二中、月別七日存心奉読之雲々、〈是為崇道天皇也〉信景雲、春秋二仲、一七日仏事、蓋和俗彼岸会権輿歟、読金剛般若波羅密多、按波羅密訳到彼岸則彼岸会名依般若経而起乎、然延暦二十五年春分
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- 人部八|生命|名称
- [p.0625] [p.0626] 冠辞考 五/多 たまきはる 〈うち いく代いのち○中略〉 万葉巻五に、霊剋(たまきはる)、内限者(うちのかぎりは)、平気久(たひらけく)、巻六に、霊剋(たまきはる)、寿者不知(いのちはしらず)、巻十一に、玉切(たまきはる)、命者棄(いのちはすてつ)雲々、〈此外さま〴〵借字して書る多かれど、意
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0625_3517.html
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- 人部十一|言語|無言
- [p.0848] 源氏物語 六/末摘花 年比思ひわたるさまなど、いとよくの給ひつゞくれど、ましてちかき御いらへはたえてなし、わりなのわざやと、うちなげき給ふ、 いくそたびきみがしゞまにまけぬらんものないひそといはぬたのみに、の給ひもすてゝよかし、たまだすきくるしとの給ふ、女君〈○末摘花〉の御めのとこじ
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0848_5050.html
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- 人部九|性情上|笑
- [p.0732] 源氏物語 六/末摘花 たゞむゝとうちわらひ(○○○○○○○○)て、いとくちおもげなるも、いとおしければ、出給ひぬ、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0732_4308.html
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- 歳時部一|歳時総載上|時|朝
- [p.0078] 源氏物語 六末摘花 まだほのぐらけれど、ゆきの光に、いとヾきよらにわかうみえ給ふお、老人どもえみさかえてみ奉る、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_0078_626.html
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- 人部七|身体四|片輪
- [p.0610] 源氏物語 六/末摘花 まろ〈○源氏〉がかくかたわ(○○○)に成なんとき、いかならんとの給へば、うたてこそあらめとて、さもやしみつかむとあやうく思ひ給へり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0610_3445.html
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- 人部二十四|誓約|鳴鐘
- [p.0324] 花鳥余情 四/末摘花 童部の諺に、無言お行ぜんと約束して、無言々々とそしまに、かねつくといひて、何にても、うちならしてのち、物いはぬ事おする也、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_2/jinb_2_0324_710.html
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- 歳時部十四|踏歌節会|踏歌節会例
- [p.1036] 源氏物語 六末摘花 ついたちのほどすぎて、ことしおとこたうかあるべければ、例のところ〴〵あそびのヽしり給に、〈◯下略〉
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/saijibu/saij_1_1036_4452.html
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- 帝王部二十四|皇親上|称号
- [p.1414] 源氏物語 六末摘花 左衛門のめのとヽて、大弐のあまのさしつぎにおぼいたるがむすめ、大輔の命婦とて、うちにさぶらふ、わかむどほり(○○○○○○)の兵部の大輔なるがむすめなりけり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/teiobu/teio_1_1414_5413.html
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- 動物部四|獣四|黒貂
- [p.0255] 源氏物語 六/末摘花 きたまへるものどもおさへいひたつるも、ものいひさがなきやうなれど、昔物語にも、人の御さうそくおこそ先はいひためれ、〈○中略〉うはぎには、ふるきのかはぎぬ、いと清らにかうばしきおきたまへり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/dobutubu/dobu_1_0255_913.html
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- 人部十|性情下〈夢 〉〓|恥
- [p.0765] [p.0766] 源氏物語 六/末摘花 ふり捨させ給へるつらさに、御おくりつかふまつりつるは、 もろともに大うち山はいでつれどいるかたみせぬいざよひの月、とうらむるもねたけれど、〈○下略〉
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0765_4595.html
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- 人部十一|言語|無言
- [p.0848] 花鳥余情 四/末摘花 いくそたび〈○中略〉 是は童部の諺に、無言お行せんと約束して、無言々々としじまにかねつくといひて、なににてもうちならして後、物いはぬ事おする也、〈○下略〉
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0848_5051.html
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- 飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|強飯
- [p.0363] 源氏物語 六末摘花 朱雀院の行幸、けふなんがく人まひ人さだめらるべきよしうけたまはりしお、おとゞにもつたへ申さんとてなんまかで侍る、やがてかへり参りぬべう侍るといそがしげなれば、さらばもろともにとて、御かゆこはいひ(○○○○)めして、まらうどにもまいり給て、〈○下略〉
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/insyokubu/insi_1_0363_1550.html
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- 飲食部六|粥〈餗[併入]〉|名称
- [p.0451] 源氏物語 六末摘花 やがてかへり参りぬべう侍ると、いそがしげなれば、さらばもろともにとて、御かゆこはいひめして、まらうどにもまいり給て、引つゞけたれど、ひとつに奉りて、猶いとねぶたげなりととがめて出て、かくい給ことおほかりとぞうらみ聞え給ふ、
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- 器用部七|容飾具二|櫛用法
- [p.0403] 源氏物語 六/末摘花 すみのまばかりにぞ、いとさむげなる女房、しろき衣のいひしらずすゝけたるに、きたなげなるしびら、ひきゆひつけたる腰つき、かたくなしげなり、さすがにくしおしたれて(○○○○○○○)、さしたる(○○○○)ひたいつき、ないけうばう、ないしどころの程に、かゝるものどものあるはやとおかし
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- 植物部二十六|草十五|紅藍花
- [p.0756] [p.0757] 剪花翁伝 三/五月開花 紅花 末摘花 〓草花 花の色濃黄にして光あり、開花五月、方日向、地二分湿り、土えらばず、肥淡大便、度々灌がざれば、金錆とて葉に星の如くなる黄みし点入也、風すかしお専らにすべし、下種秋彼岸にまくべし、
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- 遊戯部六|聞香|香種類
- [p.0309] 源氏物語 六/末摘花 君は人の御ほどおおぼせば、ざれくつがへる、いまやうのよしばみよりは、こよなうおくゆかしうおぼしわたるに、とかうそゞのかされて、いざりより給へるけはひ、忍びやかに、えびのかいとなつかしうかほり出て、おほどか成お、さればよとおぼさる、
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- 人部九|性情上|笑
- [p.0727] [p.0728] 古事記伝 十/一 恵美佐加延伎氐は、〈○註略〉咲栄来而(え〻さかえきて)なり、源氏物語末摘花巻に、老人どもえみさかえて見奉る、〈○中略〉竹取物語には、わらひさかえてともあり、人の喜び咲(えむ)は、顔の栄ゆるなれば雲り、さて祝詞どもに、朝日之豊栄登(あさひのとよさかのぼり)とも雲て、
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- 器用部九|容飾具四|紅粉雑載
- [p.0512] 源氏物語 六/末摘花 絵などかきて色どり給、〈○中略〉我〈○源氏〉もかきそへたまふ、かみいとながき女おかきたまひて、はなにべに(○○)おつけてみ給ふに、かたにかきてもみまじきさましたる、わが御かげのきやうだいにうつれるが、いときよらなるおみ給て、手づから此あかばなおかきつけ、にほはしてみ
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- 器用部十八|坐臥具三|脇息用法
- [p.0160] 源氏物語 六/末摘花 御なおしなど奉るおみいだして、すこしさしいでゝ、かたはらふしたまへる、かしらつき、こぼれいでたる程、いとめでたし、おひなおりおみいでたらんときとおぼされて、かうしひきあけ給へり、いとおかしかりしものごりに、あげもはてたまはで、けふそくおおしよせて、うちかけて、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/kiyobu_2/kiyo_2_0160_1009.html
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- 植物部六|木五|梅/名称
- [p.0315] 源氏物語湖月抄 六末摘花 〈花〉政事要略衛門府風俗歌雲、多々良女の花(○○○○○○)の如、加以禰利好牟夜、滅紫色好牟夜、たヾらめの花は、たヾむめの花といへることおあやまれるなるべし、宗祇雲、うたひものには、たヾらめの花といふお、たヾ梅の花とかへて源はのたまへり、かひねりとは色紅也、末つむの
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/syokubutubu_1/syok_1_0315_1211.htm...
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- 方技部十六|疾病二|面皰
- [p.1255] [p.1256] 思誠堂筆記 仁 にきび あなかたはとみゆるものは、御はなヽりけり、さきのかた少したりて、色づきたる、〈末摘花本文〉今按、和名雲、皶鼻、野王案皶、〈音砂、和名邇岐美波奈、〉鼻上皰也、俗に石榴鼻といふこれなり、にきみは、同和名雲、唐韻雲、痤、〈昨禾反、和名邇岐美、〉小〓也、つね
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- 器用部六|容飾具一|鏡台
- [p.0373] [p.0374] 源氏物語 六/末摘花 けうそくおおしよせて、うちかけて、御びんぐきのしどけなきおつくろひ給、わりなうふるめきたるきやうだい、からくしげ、かかげのはこなどとりいでたり、さすがにおとこの御具さへ、ほの〳〵あるお、ざれておかしとみたまふ、〈○中略〉絵などかきて、色どり給、よろづに
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- 人部五|身体二|仰鼻/垂鼻
- [p.0377] 落窪物語 六/末摘花 まづいだけのたかう、おせながに見えたまふに、さればよと、むねつぶれぬ、うちつぎて、いなかたはとみゆるものは、御はな成けり、ふとめぞとまる、ふげんぼさちののりものとおぼゆ、あさましうたかうのびらかに、さきのかたすこしたりて、色づきたる事、ことのほかにうたてあり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0377_2155.html
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- 人部二十四|誓約|鳴鐘
- [p.0324] 源氏物語 六/末摘花 年比思ひわたるさまなど、いとよくの給ひつゞくれど、ましてちかき御いらへはたえてなし、わりなのわざやとうちなげき給ふ、 いくそたびきみがしじまにまけぬらんものないひそといはぬたのみに、の給ひもすてゝよかし、たまだすきくるしとの給ふ、女君の御めのと、こじゞうとて、い
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- 姓名部八|名上|名称
- [p.0597] 類聚名物考 姓氏八 片名 かたな 二字ある名の一字お片名といふ、今俗に左衛門といふお、左衛とも、或は衛門とも書おも、また片名といふ也、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/seimeibu/seim_1_0597_3052.html
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- 姓名部八|名上|名称
- [p.0598] 源平盛衰記 三十六 鷲尾一〈の〉谷案内者事 御曹司〈○源義経〉は、〈○中略〉去ば女おば鷲尾三郎と雲べし、名乗は我片名(○○)に、父が片名(○○)お取て経春と附べし、片岡と同名なれ共、多き人なれば、事かけじ、
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- 姓名部八|名上|兄弟名用同字
- [p.0677] 玄同放言 三上/人事 姓名称謂 取父祖片以名子孫事、こは延喜天暦の年間より、その萌見えたり、しかれども藤氏に、時平、兼平、忠平、仲平のごとき、兄弟その名に、ひとしく平字お命け給へるのみ、父祖の片名お取り給ひしにはあらず、平家には貞盛繁盛あり、これも兄弟なり、円融花山のおん時に、源氏に
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- 姓名部八|名上|名称
- [p.0597] 源平盛衰記 三十三 太神宮勅使附緒方三郎責平家事 日数積つて月満ぬ、花御本男子お生、随為成長容顔もゆヽしく心様も猛かりけり、母方の祖父が片名(○○)お取て是お大太童と呼、
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- 姓名都九|名中|異名
- [p.0712] 源平盛衰記 三十三 太神宮勅使附緒方三郎責平家事 日数積つて月満ぬ、花御本男子お生、随為成長、容顔もゆヽしく、心様も猛かりけり、母方の祖父が片名お取て、是お大太童(わらは)と呼、はたして野山お走行ければ、足にはあかヾり常に分(われ)ければ、異名には皸童とも雲けり、此童は烏帽子著て、皸(あ
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- 人部十二|諺〈謎〓〉|謎例
- [p.0941] [p.0942] 翁草 五 勅製謎の御歌 秋風のはらへば露の跡もなし荻の上葉もみだれてぞ散る 是お月と解く、心は上の句露の跡なければ、つ文字也、下の句荻の上ばお散らせば、き文字のこる故に、月と成、其頃謎お好ませられ、勅製あまた有しとて、人のいへるは、四国の刀、麻糸ととく、〈心は〉阿波、讃岐、
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- 帝王部四|帝号|主上
- [p.0175] 平治物語 一 主上六波羅行幸事 主上(○○)〈◯二条〉は、北陣に御車おたて、女房の飾お召て、御鬘お奉る、
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- 帝王部二|神器上〈昼御座御剣 大刀契附〉|神器免賊手
- [p.0088] 平治物語 一 主上六波羅行幸事 去程に、主上〈◯二条〉は北陣に御車おたて、女房の飾お召して御鬘お奉る、同御寳物共お渡し奉らんとて、内侍所(○○○)の御唐櫃も大床迄出したりけるお、鎌田が郎等怪しめ奉りて留進らせけるお、伏見源中納言師仲卿に申合せて、坊門局の宿所へぞ遷し奉りける、
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- 人部七|身体四|鬟
- [p.0511] 倭訓栞 前編三十/美 みづら 日本紀に、髻又鬟およめり、御鬘の義也、女のもとヾりの事おかづらといひ、男のもとヾりの事おみづらといひ、字も鬘と髻とにて分てり(○○○○○○○○○○○)、源氏に、みづらゆひといへるは鬢づら也、万葉集に、角髪おみづらとよめり、左右に分れたるが、角のごときおいふ、即角子也
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- 帝王部十二|行幸下〈朝覲行幸附〉|事変行幸
- [p.0660] [p.0661] 平治物語 一 主上六波羅行幸事主上〈◯二条〉は北陣に御車おたて、女房の飾お召て、御鬘お奉る、同御宝物共お渡し奉らんとて、内侍所の御唐櫃も大床迄出たりけるお、鎌田が郎等、怪しめ奉りて留進らせけるお、伏見源中納言師仲卿に申合て、坊門局の宿所へぞ遷し奉りける、中宮も主上と一車にぞ
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- 人部七|身体四|散切
- [p.0533] 書言字考節用集 中編九/佐 ざんぎり 今東都の花子(こつじき)は皆此風俗也残截の義成べし、列子に、南国之人祝髪而裸、注に、孔安国注尚書雲、祝者断截其髪也とみゆ、されば祝髪は髪おきる事也、今剃髪の事とするは非也といへり、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/jinbu_1/jinb_1_0533_3219.html
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- 地部五十|地震|大震
- [p.1377] 玉海 安元三年〈〇治承元年〉十月廿七日癸巳、丑刻許大地震、保延以後、無如此之地震雲々、東大寺大鐘被振落了、又同大仏螺髪少々落了雲々、 治承三年十一月七月辛酉、亥刻大地震、無比類、 元暦二年八月十二日壬戌、雨不、申刻大地震、雖不及初度大動、又騒人意、少々有顚倒事等、
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http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_3/chib_3_1377_5867.html
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